JPH06156571A - 磁気記録媒体用収納ケース - Google Patents
磁気記録媒体用収納ケースInfo
- Publication number
- JPH06156571A JPH06156571A JP4314545A JP31454592A JPH06156571A JP H06156571 A JPH06156571 A JP H06156571A JP 4314545 A JP4314545 A JP 4314545A JP 31454592 A JP31454592 A JP 31454592A JP H06156571 A JPH06156571 A JP H06156571A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic recording
- storage case
- polytetrafluoroethylene
- recording medium
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐熱性を有し、耐磨耗性により発塵を抑えた
磁気記録媒体用収納ケースを提供すること。 【構成】 磁気記録媒体用収納ケースは、ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)とポリスチレン(PS)と
からなる合成樹脂材料により形成され、上記ポリテトラ
フルオロエチレンの平均分子量が10〜100万で、混
合比率が1〜30重量%であることを特徴とする。
磁気記録媒体用収納ケースを提供すること。 【構成】 磁気記録媒体用収納ケースは、ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)とポリスチレン(PS)と
からなる合成樹脂材料により形成され、上記ポリテトラ
フルオロエチレンの平均分子量が10〜100万で、混
合比率が1〜30重量%であることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体用収納ケ
ースに関するものであり、特に、磁気テープカセット、
磁気ディスク、コンパクトディスク等の塵埃を嫌う磁気
記録媒体用収納ケースに関する。
ースに関するものであり、特に、磁気テープカセット、
磁気ディスク、コンパクトディスク等の塵埃を嫌う磁気
記録媒体用収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、磁気テープカセット、磁気ディスク、コンパクトデ
ィスク等の磁気記録媒体用収納ケースには汎用プラスチ
ックであるポリスチレン等が用いられている。しかし、
ポリスチレン収納ケースでは、繰り返し使用による磨耗
のため塵埃が生じ、それが磁気媒体に付着してドロップ
アウト等を起こすおそれがあった。例えば、図1に示す
如くDAT用テープカセット収納ケース1は収納ケーシ
ング2と蓋体3とからなり、蓋体3は枢軸4を介してケ
ーシング2に回動可能に取付けられている。そして、蓋
体3の係合用凸部5とケーシング2の係止用孔部6とに
より、蓋体3が閉じるようになっているが、頻繁な開閉
により凸部5と孔部6とで塵埃が発生する。このような
部分での発塵は、収納した高密度磁気媒体に悪影響を与
えた。例えば、高密度磁気媒体面に塵埃が付着し、ドロ
ップアウト等の原因を引き起こしていた。特にオーディ
オテープ等では磁気記録媒体が剥き出しとなっているた
めその影響が大きかった。またシャッターやリッド等が
一応設けられている磁気記録媒体でも帯電等により塵埃
を引き付け、デッキ走行時にデッキがイドロールを介し
て媒体に付着するおそれがあった。またこのような収納
ケース等を車中高温下(90℃〜)に放置すると変形す
るという問題もあった。
ら、磁気テープカセット、磁気ディスク、コンパクトデ
ィスク等の磁気記録媒体用収納ケースには汎用プラスチ
ックであるポリスチレン等が用いられている。しかし、
ポリスチレン収納ケースでは、繰り返し使用による磨耗
のため塵埃が生じ、それが磁気媒体に付着してドロップ
アウト等を起こすおそれがあった。例えば、図1に示す
如くDAT用テープカセット収納ケース1は収納ケーシ
ング2と蓋体3とからなり、蓋体3は枢軸4を介してケ
ーシング2に回動可能に取付けられている。そして、蓋
体3の係合用凸部5とケーシング2の係止用孔部6とに
より、蓋体3が閉じるようになっているが、頻繁な開閉
により凸部5と孔部6とで塵埃が発生する。このような
部分での発塵は、収納した高密度磁気媒体に悪影響を与
えた。例えば、高密度磁気媒体面に塵埃が付着し、ドロ
ップアウト等の原因を引き起こしていた。特にオーディ
オテープ等では磁気記録媒体が剥き出しとなっているた
めその影響が大きかった。またシャッターやリッド等が
一応設けられている磁気記録媒体でも帯電等により塵埃
を引き付け、デッキ走行時にデッキがイドロールを介し
て媒体に付着するおそれがあった。またこのような収納
ケース等を車中高温下(90℃〜)に放置すると変形す
るという問題もあった。
【0003】ポリスチレン以外のものとして、発塵の問
題の少ないポリプロピレンもわずかながら用いられる
が、成形コストが高く、プラスチックケースとしての強
度に欠けていた。更に、塩化ビニルはソフトケースとし
てVTRに使用されているが、その強度に欠け、持ち運
びに適さず、CD等には不向きであった。従って、本発
明の目的は、耐熱性を有し、耐磨耗性により発塵を抑え
た磁気記録媒体用収納ケースを提供することにある。
題の少ないポリプロピレンもわずかながら用いられる
が、成形コストが高く、プラスチックケースとしての強
度に欠けていた。更に、塩化ビニルはソフトケースとし
てVTRに使用されているが、その強度に欠け、持ち運
びに適さず、CD等には不向きであった。従って、本発
明の目的は、耐熱性を有し、耐磨耗性により発塵を抑え
た磁気記録媒体用収納ケースを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケース素材と
して、ポリテトラフルオロエチレンのペレット又は粉末
をポリスチレンのペレットと溶融混合し、ケース用金型
に流し込んで冷却すると、極めて耐熱性に優れ、また耐
磨耗性に優れた磁気記録媒体用収納ケースが得られるこ
とを知見したものである。本発明の磁気記録媒体用収納
ケースは、上記知見に基づくもので、ポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)とポリスチレン(PS)とから
なる合成樹脂材料により形成され、上記ポリテトラフル
オロエチレンの平均分子量が10〜100万で、混合比
率が1〜30重量%であることを特徴とする。
して、ポリテトラフルオロエチレンのペレット又は粉末
をポリスチレンのペレットと溶融混合し、ケース用金型
に流し込んで冷却すると、極めて耐熱性に優れ、また耐
磨耗性に優れた磁気記録媒体用収納ケースが得られるこ
とを知見したものである。本発明の磁気記録媒体用収納
ケースは、上記知見に基づくもので、ポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)とポリスチレン(PS)とから
なる合成樹脂材料により形成され、上記ポリテトラフル
オロエチレンの平均分子量が10〜100万で、混合比
率が1〜30重量%であることを特徴とする。
【0005】本発明に係る磁気記録媒体用収納ケースの
素材はポリスチレンを主体として、ポリテトラフルオロ
エチレンを含有している。ポリテトラフルオロエチレン
は、その融点が250〜350℃の範囲にあり、その平
均分子量が10〜100万である。ポリテトラフルオロ
エチレンの平均分子量が上記範囲を下回ると、成形され
る磁気記録媒体用収納ケースの剛性が低下し、十分な耐
磨耗性が得られない。平均分子量が上記範囲を上回ると
ケースの成形が困難となる。また、ポリテトラフルオロ
エチレンの融点が上記範囲を下回ると、十分な耐熱性が
得られない。
素材はポリスチレンを主体として、ポリテトラフルオロ
エチレンを含有している。ポリテトラフルオロエチレン
は、その融点が250〜350℃の範囲にあり、その平
均分子量が10〜100万である。ポリテトラフルオロ
エチレンの平均分子量が上記範囲を下回ると、成形され
る磁気記録媒体用収納ケースの剛性が低下し、十分な耐
磨耗性が得られない。平均分子量が上記範囲を上回ると
ケースの成形が困難となる。また、ポリテトラフルオロ
エチレンの融点が上記範囲を下回ると、十分な耐熱性が
得られない。
【0006】上記ポリスチレンに対するポリテトラフル
オロエチレンの混合比率は1〜30重量%であり、混合
比率が上記範囲を下回ると、発塵抑制の効果が十分に見
られず、また混合比率が上記範囲を上回ると、ケースの
成形性が困難となる。また、磁気記録媒体用収納ケース
の素材には、ポリスチレン及びポリテトラフルオロエチ
レンの他に、本発明の目的を損なわない範囲において他
の熱可塑性樹脂を適宜加えることができる。
オロエチレンの混合比率は1〜30重量%であり、混合
比率が上記範囲を下回ると、発塵抑制の効果が十分に見
られず、また混合比率が上記範囲を上回ると、ケースの
成形性が困難となる。また、磁気記録媒体用収納ケース
の素材には、ポリスチレン及びポリテトラフルオロエチ
レンの他に、本発明の目的を損なわない範囲において他
の熱可塑性樹脂を適宜加えることができる。
【0007】上記ケース素材を用いて、本発明に係る磁
気記録媒体用収納ケースを成形するにあたっては、先
ず、原料であるポリテトラフルオロエチレンのペレット
或いは粉末と、ポリスチレンのペレットとを混合し、こ
れを温度200〜300℃で溶融混練し、所望のケース
用金型に流し込む。その後、室温まで冷却し磁気記録媒
体用収納ケースを得る。以上の如く成形された磁気記録
媒体用収納ケースは、耐磨耗性がありケースの蓋の繰り
返し開閉による発塵が減少し、磁気記録媒体のドロップ
アウトの増加を抑制する。更に、ケース素材の軟化点も
上昇し、温度90℃に達する車中においてもケース変形
が防止できる。
気記録媒体用収納ケースを成形するにあたっては、先
ず、原料であるポリテトラフルオロエチレンのペレット
或いは粉末と、ポリスチレンのペレットとを混合し、こ
れを温度200〜300℃で溶融混練し、所望のケース
用金型に流し込む。その後、室温まで冷却し磁気記録媒
体用収納ケースを得る。以上の如く成形された磁気記録
媒体用収納ケースは、耐磨耗性がありケースの蓋の繰り
返し開閉による発塵が減少し、磁気記録媒体のドロップ
アウトの増加を抑制する。更に、ケース素材の軟化点も
上昇し、温度90℃に達する車中においてもケース変形
が防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る磁気記録媒体用収納ケー
スの実施例を比較例と比較しながら説明する。尚、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。 (実施例1)ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
の粉末とポリスチレン(PS)のペレットを重量比1:
99の割合で混合して、更に2軸押出混合機で温度20
0〜300℃で溶融混練し、DAT用カセットケースの
金型に流し込み、冷却してDAT用カセットケースを得
た。上記ケースのドロップアウトの増加率の測定評価及
び軟化点の測定を行った。その結果を表1に示した。
スの実施例を比較例と比較しながら説明する。尚、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。 (実施例1)ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
の粉末とポリスチレン(PS)のペレットを重量比1:
99の割合で混合して、更に2軸押出混合機で温度20
0〜300℃で溶融混練し、DAT用カセットケースの
金型に流し込み、冷却してDAT用カセットケースを得
た。上記ケースのドロップアウトの増加率の測定評価及
び軟化点の測定を行った。その結果を表1に示した。
【0009】(実施例2)ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)の粉末とポリスチレン(PS)のペレット
を重量比15:85の割合で混合する以外は、実施例1
と同様にDAT用カセットケースを成形し、実施例1と
同様な測定評価を行った。その結果を表1に示した。
(PTFE)の粉末とポリスチレン(PS)のペレット
を重量比15:85の割合で混合する以外は、実施例1
と同様にDAT用カセットケースを成形し、実施例1と
同様な測定評価を行った。その結果を表1に示した。
【0010】(実施例3)ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)の粉末とポリスチレン(PS)のペレット
を重量比30:70の割合で混合する以外は、実施例1
と同様にDAT用カセットケースを成形し、実施例1と
同様な測定評価を行った。その結果を表1に示した。
(PTFE)の粉末とポリスチレン(PS)のペレット
を重量比30:70の割合で混合する以外は、実施例1
と同様にDAT用カセットケースを成形し、実施例1と
同様な測定評価を行った。その結果を表1に示した。
【0011】(比較例1)ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)の粉末とポリスチレン(PS)のペレット
を重量比0.5:99.5の割合で混合する以外は、実
施例1と同様にDAT用カセットケースを成形し、実施
例1と同様な測定評価を行った。その結果を表1に示し
た。
(PTFE)の粉末とポリスチレン(PS)のペレット
を重量比0.5:99.5の割合で混合する以外は、実
施例1と同様にDAT用カセットケースを成形し、実施
例1と同様な測定評価を行った。その結果を表1に示し
た。
【0012】(比較例2)ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)の粉末とポリスチレン(PS)のペレット
を重量比35:65の割合で混合する以外は、実施例1
と同様にDAT用カセットケースの成形を行ったが、そ
の成形の際に変形、湾曲等が発生し、規格通りの成形が
不可能であった。
(PTFE)の粉末とポリスチレン(PS)のペレット
を重量比35:65の割合で混合する以外は、実施例1
と同様にDAT用カセットケースの成形を行ったが、そ
の成形の際に変形、湾曲等が発生し、規格通りの成形が
不可能であった。
【0013】(比較例3)ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)の粉末とポリスチレン(PS)のペレット
を重量比0:100とした以外は、実施例1と同様にD
AT用カセットケースを成形し、実施例1と同様な測定
評価を行った。その結果を表1に示した。尚、ドロップ
アウトの増加率の測定方法は、DAT用カセットケース
にDATカセットを収納し、そのまま1000回の蓋の
開閉操作を実施した後、DATのドロップアウト値
(A)と、その開閉操作前のDATのドロップアウト値
(B)との比率〔(A)/(B)〕×100を増加率と
した。また、ドロップアウトにおいては、2.4Vの5
0%再生出力が4μsec以上信号欠落した時をドロッ
プアウト1個とした。
(PTFE)の粉末とポリスチレン(PS)のペレット
を重量比0:100とした以外は、実施例1と同様にD
AT用カセットケースを成形し、実施例1と同様な測定
評価を行った。その結果を表1に示した。尚、ドロップ
アウトの増加率の測定方法は、DAT用カセットケース
にDATカセットを収納し、そのまま1000回の蓋の
開閉操作を実施した後、DATのドロップアウト値
(A)と、その開閉操作前のDATのドロップアウト値
(B)との比率〔(A)/(B)〕×100を増加率と
した。また、ドロップアウトにおいては、2.4Vの5
0%再生出力が4μsec以上信号欠落した時をドロッ
プアウト1個とした。
【0014】
【表1】 上記表1より、実施例のカセットケースの繰り返し使用
による発塵が減少し、磁気媒体のドロップアウトの増加
が抑えられることが判る。また、軟化点の上昇により、
温度80℃迄のカセットケース変形が防止できる。
による発塵が減少し、磁気媒体のドロップアウトの増加
が抑えられることが判る。また、軟化点の上昇により、
温度80℃迄のカセットケース変形が防止できる。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る磁気記録媒体用収納ケース
は、耐熱性を有し、耐磨耗性により発塵を抑えることが
できる。
は、耐熱性を有し、耐磨耗性により発塵を抑えることが
できる。
【図1】図1は一般的なDAT用テープカセット収納ケ
ースの側面図である。
ースの側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C08L 25/00 27:18)
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)とポリスチレン(PS)とからなる合成樹脂材料に
より形成され、上記ポリテトラフルオロエチレンの平均
分子量が10〜100万で、混合比率が1〜30重量%
であることを特徴とする磁気記録媒体用収納ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4314545A JPH06156571A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 磁気記録媒体用収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4314545A JPH06156571A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 磁気記録媒体用収納ケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06156571A true JPH06156571A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18054584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4314545A Pending JPH06156571A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 磁気記録媒体用収納ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06156571A (ja) |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP4314545A patent/JPH06156571A/ja active Pending
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