JPH0615662Y2 - オルゴール玩具 - Google Patents
オルゴール玩具Info
- Publication number
- JPH0615662Y2 JPH0615662Y2 JP9582688U JP9582688U JPH0615662Y2 JP H0615662 Y2 JPH0615662 Y2 JP H0615662Y2 JP 9582688 U JP9582688 U JP 9582688U JP 9582688 U JP9582688 U JP 9582688U JP H0615662 Y2 JPH0615662 Y2 JP H0615662Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rhythm
- valve
- vibration
- movable member
- music box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、オルゴール玩具、具体的にはオルゴールの
鳴奏に合せて、曲を鳴奏する振動弁以外の発音部材を発
音させるオルゴール玩具に関する。
鳴奏に合せて、曲を鳴奏する振動弁以外の発音部材を発
音させるオルゴール玩具に関する。
(従来の技術) 駆動源で回転させられるドラムに形成されたピンで振動
弁を弾いて曲を鳴奏すると共にこの曲に合せて振動弁以
外の発音体を発音させるオルゴールとしては、実開昭62
-179795号や同62-184595号で知られたもの、また、実願
昭62-21398号で提案されたものがある。実開昭62-18459
5号で提案された技術は、ドラムと一体に回転するカム
で発音体を発音させるものであって、カム付きの特殊ド
ラムを必要とすると共にカムによる発音と曲の鳴奏との
タイミング合せが必須の作業となる問題がある。実開昭
62-179795号と実願昭62-21398号で提案されている技術
は、上記タイミング合せを不要としたものであって、特
定の振動弁を用いて曲の鳴奏に合せて発音体を発音させ
るものである。
弁を弾いて曲を鳴奏すると共にこの曲に合せて振動弁以
外の発音体を発音させるオルゴールとしては、実開昭62
-179795号や同62-184595号で知られたもの、また、実願
昭62-21398号で提案されたものがある。実開昭62-18459
5号で提案された技術は、ドラムと一体に回転するカム
で発音体を発音させるものであって、カム付きの特殊ド
ラムを必要とすると共にカムによる発音と曲の鳴奏との
タイミング合せが必須の作業となる問題がある。実開昭
62-179795号と実願昭62-21398号で提案されている技術
は、上記タイミング合せを不要としたものであって、特
定の振動弁を用いて曲の鳴奏に合せて発音体を発音させ
るものである。
(考案が解決しようとする課題) 実開昭62-179795号記載のオルゴールは、特定の振動弁
で叩かれる発音体を備えた特殊形状のフレームやケース
を必要とする、というコスト上の問題がある。実願昭62
-21398号で提案されているオルゴールは、特定の振動弁
をリズム取出し部材に当接させることにより、複数の音
色の発音が実現できるという特徴を有するも、リズム取
出し部材と特定の振動弁との位置ずれが発生すると、こ
の部材が鳴奏用振動弁に当接してオルゴール本来の曲の
鳴奏を狂わせてしまう、という問題を残している。この
問題は、玩具ケースなどのようなオルゴール・ムーブメ
ント以外の部材にリズム取出し部材を取付ける場合に特
に顕著である。
で叩かれる発音体を備えた特殊形状のフレームやケース
を必要とする、というコスト上の問題がある。実願昭62
-21398号で提案されているオルゴールは、特定の振動弁
をリズム取出し部材に当接させることにより、複数の音
色の発音が実現できるという特徴を有するも、リズム取
出し部材と特定の振動弁との位置ずれが発生すると、こ
の部材が鳴奏用振動弁に当接してオルゴール本来の曲の
鳴奏を狂わせてしまう、という問題を残している。この
問題は、玩具ケースなどのようなオルゴール・ムーブメ
ント以外の部材にリズム取出し部材を取付ける場合に特
に顕著である。
(課題を解決するための手段) 本考案は、特殊なフレームやケースを必要とすることな
く、しかも特定の振動弁とリズム取出し部材との位置ず
れが発生しないオルゴール玩具の提供を目的とし、ドラ
ムに形成されたピンに対応する振動弁をピンで弾いて曲
を鳴奏するオルゴール・ムーブメントと、上記ドラム表
面の端部寄りに設けたリズム取出し用ピンと、上記リズ
ム取出し用ピンに係合して揺動するリズム取出し用振動
弁と、このリズム取出し用振動弁の上面に対して当接す
る向きの移動習性を与えられていて上記振動弁の上面に
当接する当接部,該振動弁の側端縁に当接することによ
り、上記当接部が上記リズム取出し用振動弁以外の振動
弁に当接することを規制する規制部とを有するリズム取
出し用部材と、このリズム取出し用部材の揺動により発
音する発音部材とを備えたことを特徴とする。
く、しかも特定の振動弁とリズム取出し部材との位置ず
れが発生しないオルゴール玩具の提供を目的とし、ドラ
ムに形成されたピンに対応する振動弁をピンで弾いて曲
を鳴奏するオルゴール・ムーブメントと、上記ドラム表
面の端部寄りに設けたリズム取出し用ピンと、上記リズ
ム取出し用ピンに係合して揺動するリズム取出し用振動
弁と、このリズム取出し用振動弁の上面に対して当接す
る向きの移動習性を与えられていて上記振動弁の上面に
当接する当接部,該振動弁の側端縁に当接することによ
り、上記当接部が上記リズム取出し用振動弁以外の振動
弁に当接することを規制する規制部とを有するリズム取
出し用部材と、このリズム取出し用部材の揺動により発
音する発音部材とを備えたことを特徴とする。
(作用) ドラムが回転すると、曲用振動弁がピンで弾かれて曲を
鳴奏する。ドラムが回転するとき、リズム取出し用ピン
がリズム取出し用振動弁に係合してこれを揺動させる
と、該振動弁にその当接部を当接させているリズム取出
し用部材が揺動させられ、発音部を発音させる。揺動す
るリズム取出し用部材は、その規制部を振動板の側端縁
に当てることにより、該部材の当接部が、リズム取出し
用振動弁以外の振動弁に当接することを規制している。
鳴奏する。ドラムが回転するとき、リズム取出し用ピン
がリズム取出し用振動弁に係合してこれを揺動させる
と、該振動弁にその当接部を当接させているリズム取出
し用部材が揺動させられ、発音部を発音させる。揺動す
るリズム取出し用部材は、その規制部を振動板の側端縁
に当てることにより、該部材の当接部が、リズム取出し
用振動弁以外の振動弁に当接することを規制している。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に説明す
る。
る。
はじめに、第1図乃至第3図において、オルゴール玩具
の概要を説明する。オルゴール玩具は、互いに固定され
たリヤ・ケース100,フロント・ケース200及びフロント
・パネル300とからなるケース体と、このケース体内に
収納された周知のオルゴール・ムーブメント1を含む各
種の機構と、フロント・ケース200の前面で矢印a方向
に揺動する第1可動部材2と、フロント・ケース200
の側面から矢印b方向に出入りする第2可動部材3と、
後述するベローズ笛を吹奏するためのプッシュ・ノブ4
と、オルゴール・ムーブメントの全舞を巻き上げるリン
グ5a付きの巻上げ紐5と、ケース体を吊り下げるとき
の紐6とからなっている。
の概要を説明する。オルゴール玩具は、互いに固定され
たリヤ・ケース100,フロント・ケース200及びフロント
・パネル300とからなるケース体と、このケース体内に
収納された周知のオルゴール・ムーブメント1を含む各
種の機構と、フロント・ケース200の前面で矢印a方向
に揺動する第1可動部材2と、フロント・ケース200
の側面から矢印b方向に出入りする第2可動部材3と、
後述するベローズ笛を吹奏するためのプッシュ・ノブ4
と、オルゴール・ムーブメントの全舞を巻き上げるリン
グ5a付きの巻上げ紐5と、ケース体を吊り下げるとき
の紐6とからなっている。
リング5aを掴んで巻上げ紐5を引き下ろし、図示され
ない全舞を巻き上げると、オルゴール・ムーブメント1
のドラムが回転し振動板を弾いて曲を鳴奏する。曲の鳴
奏に合わせて、振動弁の発生する音とは別のリズム音が
発音され、これと同時に、第1可動部材2が矢印a方向
に揺動する。曲の鳴奏に合わせて或いはこれと独立し
て、指でプッシュ・ノブ4を第2図において下向きに押
すと、ベローズ笛7が吹奏され発音する。
ない全舞を巻き上げると、オルゴール・ムーブメント1
のドラムが回転し振動板を弾いて曲を鳴奏する。曲の鳴
奏に合わせて、振動弁の発生する音とは別のリズム音が
発音され、これと同時に、第1可動部材2が矢印a方向
に揺動する。曲の鳴奏に合わせて或いはこれと独立し
て、指でプッシュ・ノブ4を第2図において下向きに押
すと、ベローズ笛7が吹奏され発音する。
リヤ・ケース100とフロント・ケース200は、リヤ・ケー
ス背面から挿通された固定ねじ8,8(第4図及び第5
図参照)をフロント・ケースにねじ込んで固定され、フ
ロント・パネル300は、両ケースと共にねじ9とねじ10
で共締めされる。ねじ8,9,10を外すと、オリゴール玩具
は、第4図に示すように、オルゴール・ムーブメント1
とこれに関連する要素をリヤ・ケース100に装着支持さ
れたリヤ・アッセンブリと、第5図に示すように、可動
部とこれを作動されるレバー類をフロント・ケース200
とフロント・パネル300に装着支持されたフロント・ア
ッセンブリとに分離することができる。そして、リヤ・
アッセンブリは、リヤ・ケース100をどの向きに傾けて
も該ケースに装着された部品が簡単には外れないように
アッセンブリされている。
ス背面から挿通された固定ねじ8,8(第4図及び第5
図参照)をフロント・ケースにねじ込んで固定され、フ
ロント・パネル300は、両ケースと共にねじ9とねじ10
で共締めされる。ねじ8,9,10を外すと、オリゴール玩具
は、第4図に示すように、オルゴール・ムーブメント1
とこれに関連する要素をリヤ・ケース100に装着支持さ
れたリヤ・アッセンブリと、第5図に示すように、可動
部とこれを作動されるレバー類をフロント・ケース200
とフロント・パネル300に装着支持されたフロント・ア
ッセンブリとに分離することができる。そして、リヤ・
アッセンブリは、リヤ・ケース100をどの向きに傾けて
も該ケースに装着された部品が簡単には外れないように
アッセンブリされている。
第4図において、リヤ・アッセンブリを説明する。オル
ゴール・ムーブメント1は、そのフレーム1aを複数の
タッピングねじ1b(第2図参照)によってリヤ・ケー
ス100に固定されている。オルゴール・ムーブメント1
は、図示しない全舞を収納した全舞収納箱1cと、歯車
1dを介して全舞で駆動されるドラム11と、ドラムと一
体の歯車1eを含む増速輪列で駆動される周知のガバナ
機構(図示せず)と、ドラム11の表面に形成されたピン
に各振動弁の先端部を対応させ、その基端部をフレーム
1aに固定された振動板12とからなっている。ドラム11
は、全舞収納箱1cの一側壁と、フレーム1aに固定さ
れた軸受1fで回転自在に支持されている。全舞収納箱
1cに収納されている全舞は、その一端を巻上げ軸1g
に係止されている。巻上げ軸1gには、第3図にも示す
ように、巻上げプーリ1hが固着連結されていて、この
プーリには巻上げ紐5が巻き掛けられてその一端が固定
されている。巻上げ紐5を示矢方向に引くと、プーリが
回転させられて巻上げ軸1gを回転させ、図示されない
全舞を巻き上げるようになっている。巻き上げられた全
舞が解放されるとき、引き延ばされた紐がプーリに巻き
取られる。
ゴール・ムーブメント1は、そのフレーム1aを複数の
タッピングねじ1b(第2図参照)によってリヤ・ケー
ス100に固定されている。オルゴール・ムーブメント1
は、図示しない全舞を収納した全舞収納箱1cと、歯車
1dを介して全舞で駆動されるドラム11と、ドラムと一
体の歯車1eを含む増速輪列で駆動される周知のガバナ
機構(図示せず)と、ドラム11の表面に形成されたピン
に各振動弁の先端部を対応させ、その基端部をフレーム
1aに固定された振動板12とからなっている。ドラム11
は、全舞収納箱1cの一側壁と、フレーム1aに固定さ
れた軸受1fで回転自在に支持されている。全舞収納箱
1cに収納されている全舞は、その一端を巻上げ軸1g
に係止されている。巻上げ軸1gには、第3図にも示す
ように、巻上げプーリ1hが固着連結されていて、この
プーリには巻上げ紐5が巻き掛けられてその一端が固定
されている。巻上げ紐5を示矢方向に引くと、プーリが
回転させられて巻上げ軸1gを回転させ、図示されない
全舞を巻き上げるようになっている。巻き上げられた全
舞が解放されるとき、引き延ばされた紐がプーリに巻き
取られる。
ドラム11と一体に設けられた出力軸12には、第6図にも
示すように、カム13が圧入固定されている。このカム13
は、第14図に示すように、大径部と小径部を交互に形成
されたカム形状を有していて、後述する第1可動部2を
駆動するものである。カム13は、リヤ・ケース100に形
成された軸受凹部100aで出力軸12の撓みを防止して支持
されている。リヤ・ケースに100に形成された3本のピ
ン14(第19図参照)は、第17図にも示すように、その縦
断面形状がテーパ状になっていて、ピン間に押し込まれ
たベローズ笛7の基部7aを挟持するようになってお
り、リヤ・ケース100を倒しても該笛を支持するように
なっている。ベローズ笛7には、笛本体7bが設けられ
ていて、ベローズ部分が押し縮められたとき、「プー」
若しくは「ピー」という吹奏音を発音する。オルゴール
・ムーブメント1は、第2図にも示すように、フレーム
1aに圧入して嵌合させた樹脂製のカバー15で被覆され
ている。
示すように、カム13が圧入固定されている。このカム13
は、第14図に示すように、大径部と小径部を交互に形成
されたカム形状を有していて、後述する第1可動部2を
駆動するものである。カム13は、リヤ・ケース100に形
成された軸受凹部100aで出力軸12の撓みを防止して支持
されている。リヤ・ケースに100に形成された3本のピ
ン14(第19図参照)は、第17図にも示すように、その縦
断面形状がテーパ状になっていて、ピン間に押し込まれ
たベローズ笛7の基部7aを挟持するようになってお
り、リヤ・ケース100を倒しても該笛を支持するように
なっている。ベローズ笛7には、笛本体7bが設けられ
ていて、ベローズ部分が押し縮められたとき、「プー」
若しくは「ピー」という吹奏音を発音する。オルゴール
・ムーブメント1は、第2図にも示すように、フレーム
1aに圧入して嵌合させた樹脂製のカバー15で被覆され
ている。
リヤ・ケース100に形成された支持部16(第2図,第7
図及び第19図参照)には、リズム取出し用部材17の基端
部17aが座付きタッピングねじ18によって固定されてい
る。リズム取出し用部材17は、これを第4図で見た場
合、への字状の平面形状に形成されていて、その先端部
に、発音部材としての鈴19を支持している。鈴支持アー
ム17bの側縁は撓わまないように折り曲げられている。
リズム取出し用部材17は、リン青銅などの板ばね材から
なっていて、屈曲部分には、第6図に良く示すように、
振動板12に向かう下垂部17cが形成されている。この下
垂部17cには、第7図にも示すように、振動板12の最側
端の振動弁12aの側端縁12aaに当る規制部17dと、振動弁
12aとその隣りの振動弁12bのそれぞれの上面12ab,12ba
に当接する当接部17e(第8図参照)と、振動弁12bの隣
りの振動弁12cの振動を妨げないための逃げ部17fが形成
されている。リズム取出し用振動弁12a,12bを除く他の
振動弁は、オルゴールの曲を鳴奏するための振動弁であ
って、ドラム11に形成された曲鳴奏用のピン11aによっ
て弾かれる。振動弁12a,12bは、ドラム11表面の側端寄
りに形成されたリズム取出し用ピン11b,11cに対応して
いて、該ピンによって弾かれるようになっている。リズ
ム取出し用ピン11b,11cは、曲のメロディに合せて適宜
のリズムで振動弁12a,12bを弾くものであって、それぞ
れの配設位置の選択については作用の説明の際に詳しく
説明する。リズム取出し用部材17は、これをフレームに
固定するとき、カバー15に形成された位置決め孔15a
(第7図参照)にその下垂部17cを挿通すると、当接部1
7eが振動弁12a,12bの上面12ab,12baに当接し、規制部17
dが振動弁12aの側端縁12aaに当るように沿って位置させ
られる。規制部17dが振動弁12aの側端縁12aaに沿うこと
によって、当接部17eは、曲鳴奏用の振動弁12cとの干渉
を確実に回避させられる。カバー17を設けない場合、座
付きタッピングねじ18の締め付けに先立って、規制部17
dを側端部12aaに沿わせれば、当接部17eと振動弁12cと
の干渉を避けた固定ができる。なお、図示の実施例にお
いては、下垂部17cの強度確保のために、当該部分の幅
を大きくしているので、曲用振動弁との干渉を避ける逃
げ部17fを形成しているが、リズム取出し用部材17の強
度・形状・剛性等の選択によっては、逃げ部を形成しな
い形状であっても良い。リズム取出し用部材17として
は、ばね性を有する合成樹脂で形成されても良い。
図及び第19図参照)には、リズム取出し用部材17の基端
部17aが座付きタッピングねじ18によって固定されてい
る。リズム取出し用部材17は、これを第4図で見た場
合、への字状の平面形状に形成されていて、その先端部
に、発音部材としての鈴19を支持している。鈴支持アー
ム17bの側縁は撓わまないように折り曲げられている。
リズム取出し用部材17は、リン青銅などの板ばね材から
なっていて、屈曲部分には、第6図に良く示すように、
振動板12に向かう下垂部17cが形成されている。この下
垂部17cには、第7図にも示すように、振動板12の最側
端の振動弁12aの側端縁12aaに当る規制部17dと、振動弁
12aとその隣りの振動弁12bのそれぞれの上面12ab,12ba
に当接する当接部17e(第8図参照)と、振動弁12bの隣
りの振動弁12cの振動を妨げないための逃げ部17fが形成
されている。リズム取出し用振動弁12a,12bを除く他の
振動弁は、オルゴールの曲を鳴奏するための振動弁であ
って、ドラム11に形成された曲鳴奏用のピン11aによっ
て弾かれる。振動弁12a,12bは、ドラム11表面の側端寄
りに形成されたリズム取出し用ピン11b,11cに対応して
いて、該ピンによって弾かれるようになっている。リズ
ム取出し用ピン11b,11cは、曲のメロディに合せて適宜
のリズムで振動弁12a,12bを弾くものであって、それぞ
れの配設位置の選択については作用の説明の際に詳しく
説明する。リズム取出し用部材17は、これをフレームに
固定するとき、カバー15に形成された位置決め孔15a
(第7図参照)にその下垂部17cを挿通すると、当接部1
7eが振動弁12a,12bの上面12ab,12baに当接し、規制部17
dが振動弁12aの側端縁12aaに当るように沿って位置させ
られる。規制部17dが振動弁12aの側端縁12aaに沿うこと
によって、当接部17eは、曲鳴奏用の振動弁12cとの干渉
を確実に回避させられる。カバー17を設けない場合、座
付きタッピングねじ18の締め付けに先立って、規制部17
dを側端部12aaに沿わせれば、当接部17eと振動弁12cと
の干渉を避けた固定ができる。なお、図示の実施例にお
いては、下垂部17cの強度確保のために、当該部分の幅
を大きくしているので、曲用振動弁との干渉を避ける逃
げ部17fを形成しているが、リズム取出し用部材17の強
度・形状・剛性等の選択によっては、逃げ部を形成しな
い形状であっても良い。リズム取出し用部材17として
は、ばね性を有する合成樹脂で形成されても良い。
次に、第5図を中心としてフロント・アッセンブリの構
造を説明する。はじめに、第1可動部材2の構成を説明
すると、第1可動部材2は、図示の例の場合、手をつな
いだ動物を擬した部材2a,2b(以下、クマ2a,ウサギ2b
と称す)とからなっている。クマ2aはその下端部に形
成された回動軸20をフロント・ケース200の回転中心孔2
00a(第16図参照)に、ウサギ2bはその下端部に形成
された回動軸21をフロント・ケース200の回転中心孔200
b(第10図参照)にそれぞれ回動自在に係合されてい
る。クマとウサギは、その下端部をフロント・ケース20
0の前面とフロント・パネル300との間に配設されてい
る。クマ2aとウサギ2bとは、第10図及び第13図にも
示すように、リンク22で互いに連結されている。リンク
22の略中央部には、フロント・ケース200に形成された
円弧状長孔200cに遊嵌された突部22aが形成されてい
て、この突部には、座付きタッピングねじ23が螺合され
ている。リンク22の両端は、クマとウサギにそれぞれ枢
着されているのであるが、これらとリンクの結合が外れ
ても、該リンクは小片となって脱落することがなく安全
である。
造を説明する。はじめに、第1可動部材2の構成を説明
すると、第1可動部材2は、図示の例の場合、手をつな
いだ動物を擬した部材2a,2b(以下、クマ2a,ウサギ2b
と称す)とからなっている。クマ2aはその下端部に形
成された回動軸20をフロント・ケース200の回転中心孔2
00a(第16図参照)に、ウサギ2bはその下端部に形成
された回動軸21をフロント・ケース200の回転中心孔200
b(第10図参照)にそれぞれ回動自在に係合されてい
る。クマとウサギは、その下端部をフロント・ケース20
0の前面とフロント・パネル300との間に配設されてい
る。クマ2aとウサギ2bとは、第10図及び第13図にも
示すように、リンク22で互いに連結されている。リンク
22の略中央部には、フロント・ケース200に形成された
円弧状長孔200cに遊嵌された突部22aが形成されてい
て、この突部には、座付きタッピングねじ23が螺合され
ている。リンク22の両端は、クマとウサギにそれぞれ枢
着されているのであるが、これらとリンクの結合が外れ
ても、該リンクは小片となって脱落することがなく安全
である。
クマ2aの回動軸20は、第10図及び第16図に示すよう
に、回転中心孔200aを貫通した突出部分に第1可動部材
作動レバー24を回転自在に係合させられている。軸20の
先端部は、リヤ・ケース100に形成された支持孔100b
(第4図及び第19図参照)に係合させられている。作動
レバー24が係合している回動軸20には、第15図及び第16
図に示すように、略120度の切欠20aが軸方向に形成され
ていて、作動レバー24は、この切欠部分に内向きの突起
24aを位置させて係合されている。従って、作動レバー2
4は、回動軸20に対して、切欠の範囲内で相対的に回転
自在である。切欠20aの一側面20bと突起24aの一側面24b
との間には、ピアノ線をU字状に折り曲げたUスプリン
グ25が挿通されていて、該スプリングが挿入されている
部分の切欠空間を拡開する向きに両者を付勢している。
Uスプリング25の両端は、支持部100bに嵌入するのであ
るが、長い方の端部25aの先端は折り返されていて、組
立て時における支持部100bへの嵌入を容易ならしめてい
る。作動レバー24には、これのばね掛け部24cとフロン
ト・ケース200に形成されたばね掛け部200d(第2図及
び第20図参照)との間に掛けられたリターン・スプリン
グ26の弾力によって、第5図及び第10図において、反時
計方向への揺動習性が与えられている。ばね掛け部200d
の先端は、第2図に示すように、リヤ・ケース100の受
け孔100cに嵌合される。なお、第1図に示す可動部材は
後述する作用時における揺動位置(第11図参照)を示し
ている。リターン・スプリング26によるこの習性は、ウ
サギ2bの一部が、フロント・ケース200に形成された
ストッパ200e(第10図参照)に衝合することにより規制
される。作動レバー24には、カム13に係合するカム当り
部24dが形成されている。このカム当り部は、第10図,
第11図及び第14図に示すように、回動するカム13に係合
する部分であって、カムの大径部に係合したとき、リタ
ーン・スプリング26の弾力に抗して押動され、Uスプリ
ング25を介して回動軸20すなわち第1可動部材2を回動
させる。Uスプリングに代えてゴム状の弾性体を用いる
ことも可能である。
に、回転中心孔200aを貫通した突出部分に第1可動部材
作動レバー24を回転自在に係合させられている。軸20の
先端部は、リヤ・ケース100に形成された支持孔100b
(第4図及び第19図参照)に係合させられている。作動
レバー24が係合している回動軸20には、第15図及び第16
図に示すように、略120度の切欠20aが軸方向に形成され
ていて、作動レバー24は、この切欠部分に内向きの突起
24aを位置させて係合されている。従って、作動レバー2
4は、回動軸20に対して、切欠の範囲内で相対的に回転
自在である。切欠20aの一側面20bと突起24aの一側面24b
との間には、ピアノ線をU字状に折り曲げたUスプリン
グ25が挿通されていて、該スプリングが挿入されている
部分の切欠空間を拡開する向きに両者を付勢している。
Uスプリング25の両端は、支持部100bに嵌入するのであ
るが、長い方の端部25aの先端は折り返されていて、組
立て時における支持部100bへの嵌入を容易ならしめてい
る。作動レバー24には、これのばね掛け部24cとフロン
ト・ケース200に形成されたばね掛け部200d(第2図及
び第20図参照)との間に掛けられたリターン・スプリン
グ26の弾力によって、第5図及び第10図において、反時
計方向への揺動習性が与えられている。ばね掛け部200d
の先端は、第2図に示すように、リヤ・ケース100の受
け孔100cに嵌合される。なお、第1図に示す可動部材は
後述する作用時における揺動位置(第11図参照)を示し
ている。リターン・スプリング26によるこの習性は、ウ
サギ2bの一部が、フロント・ケース200に形成された
ストッパ200e(第10図参照)に衝合することにより規制
される。作動レバー24には、カム13に係合するカム当り
部24dが形成されている。このカム当り部は、第10図,
第11図及び第14図に示すように、回動するカム13に係合
する部分であって、カムの大径部に係合したとき、リタ
ーン・スプリング26の弾力に抗して押動され、Uスプリ
ング25を介して回動軸20すなわち第1可動部材2を回動
させる。Uスプリングに代えてゴム状の弾性体を用いる
ことも可能である。
第3図及び第20図に示すように、フロント・ケース200
には、その段部に窓孔200fが形成されていて、この窓孔
からは第2可動部材3が出入りする。第12図及び第20図
に示すように、フロント・ケース200には、平行な一対
の案内突条200g,200gが形成されている。第2可動部材
3には、案内長孔3aが形成されていて、この長孔に
は、フロントケースに形成された突部200h(第20図参
照)が遊嵌させられている。そして、第2可動部材3
は、上記案内突条と突部に摺動自在に案内されて窓孔20
0fから出没自在である。突部200hには、座付きタッピン
グねじ27が螺合されていて、第2可動部材3の抜け止め
をしている。第2可動部材3には、ばね掛け部3bが形
成され、このばね掛け部とタッピングねじ27との間に
は、該部材3をケース内部に引き込む向きに付勢するリ
ターン・スプリング28が掛け渡されている。コイルばね
からなるリターン・スプリング28に代えて他の形式のば
ねを用いても良い。なお、第1図及び第12図は第2可動
部材3が突出させられた状態を示している。
には、その段部に窓孔200fが形成されていて、この窓孔
からは第2可動部材3が出入りする。第12図及び第20図
に示すように、フロント・ケース200には、平行な一対
の案内突条200g,200gが形成されている。第2可動部材
3には、案内長孔3aが形成されていて、この長孔に
は、フロントケースに形成された突部200h(第20図参
照)が遊嵌させられている。そして、第2可動部材3
は、上記案内突条と突部に摺動自在に案内されて窓孔20
0fから出没自在である。突部200hには、座付きタッピン
グねじ27が螺合されていて、第2可動部材3の抜け止め
をしている。第2可動部材3には、ばね掛け部3bが形
成され、このばね掛け部とタッピングねじ27との間に
は、該部材3をケース内部に引き込む向きに付勢するリ
ターン・スプリング28が掛け渡されている。コイルばね
からなるリターン・スプリング28に代えて他の形式のば
ねを用いても良い。なお、第1図及び第12図は第2可動
部材3が突出させられた状態を示している。
フロント・ケース200に形成された軸部200iには、第2
可動部材作動レバー29が回動自在に支承されている。作
動レバー29は、第18図に示すように、ボス部から延びた
一対のアーム部29a,29bとこれを連結する部分円筒部29c
と、ボス部に巻かれていてその両端部をアーム部と円筒
部との連結部に係合させたねじりばね29dとからなって
いる。ねじりばねの一端29eは、第2可動部材3のばね
掛け部3bに係合可能な長さに形成されている。作動レ
バー29の軸方向における移動は、フロント・ケースとリ
ヤ・ケースが係合させられたとき、軸部200iがリヤ・ケ
ースの受け部100d(第2図及び第19図参照)に係合する
ことにより規制される。
可動部材作動レバー29が回動自在に支承されている。作
動レバー29は、第18図に示すように、ボス部から延びた
一対のアーム部29a,29bとこれを連結する部分円筒部29c
と、ボス部に巻かれていてその両端部をアーム部と円筒
部との連結部に係合させたねじりばね29dとからなって
いる。ねじりばねの一端29eは、第2可動部材3のばね
掛け部3bに係合可能な長さに形成されている。作動レ
バー29の軸方向における移動は、フロント・ケースとリ
ヤ・ケースが係合させられたとき、軸部200iがリヤ・ケ
ースの受け部100d(第2図及び第19図参照)に係合する
ことにより規制される。
第2図,第5図及び第20図において、フロント・ケース
200には、プッシュ・ノブ案内部200jが形成されてい
る。この案内部200jは、円筒状であって、ノブ回転止め
200kが形成されている。有底の円筒状のプッシュ・ノブ
4は、端面カム部4aを円弧状の窓孔200mから突出させ
ると共にスリット4b(第2図参照)を回転止め200kに
係合させている。プッシュ・ノブ4の内部底面と案内部
の開口縁部200nとの間には、第2図に示すように、リタ
ーン・スプリング30が弾装されている。リターン・スプ
リングは、プッシュ・ノブ4をケースから押し出す向き
に付勢しているが、この移動は、該ノブのフランジ4c
がフロント・パネル300の窓孔300aに係合することで規
制されている。第2図に示すように、各ケースを組合せ
たとき、プッシュ・ノブ4の底面突部には、案内部の孔
200pを貫通したベローズ笛7の端部が衝合させられる。
プッシュ・ノブ4は、ベローズの弾力によっても突出す
る習性を与えられているのであるが、リターン・スプリ
ング30によってその復帰力を増大させられている。プッ
シュ・ノブ4は、回転止め200kによって案内されて直線
状に移動する。プッシュ・ノブ4のカム部4aは、作動
レバー29の一方のアーム部29aの側縁に係合可能に位置
させられている。第5図に示すように、プッシュ・ノブ
4が押し込まれていないときには、カム部4aは、作動
レバー29を押動しないが、第12図に示すように、該ノブ
が押し込まれたときには、該レバーを押動して第2可動
部材3をケース外に突出させる。
200には、プッシュ・ノブ案内部200jが形成されてい
る。この案内部200jは、円筒状であって、ノブ回転止め
200kが形成されている。有底の円筒状のプッシュ・ノブ
4は、端面カム部4aを円弧状の窓孔200mから突出させ
ると共にスリット4b(第2図参照)を回転止め200kに
係合させている。プッシュ・ノブ4の内部底面と案内部
の開口縁部200nとの間には、第2図に示すように、リタ
ーン・スプリング30が弾装されている。リターン・スプ
リングは、プッシュ・ノブ4をケースから押し出す向き
に付勢しているが、この移動は、該ノブのフランジ4c
がフロント・パネル300の窓孔300aに係合することで規
制されている。第2図に示すように、各ケースを組合せ
たとき、プッシュ・ノブ4の底面突部には、案内部の孔
200pを貫通したベローズ笛7の端部が衝合させられる。
プッシュ・ノブ4は、ベローズの弾力によっても突出す
る習性を与えられているのであるが、リターン・スプリ
ング30によってその復帰力を増大させられている。プッ
シュ・ノブ4は、回転止め200kによって案内されて直線
状に移動する。プッシュ・ノブ4のカム部4aは、作動
レバー29の一方のアーム部29aの側縁に係合可能に位置
させられている。第5図に示すように、プッシュ・ノブ
4が押し込まれていないときには、カム部4aは、作動
レバー29を押動しないが、第12図に示すように、該ノブ
が押し込まれたときには、該レバーを押動して第2可動
部材3をケース外に突出させる。
第5図及び第20図において、符号200sは、振動弁と鈴19
の発音をケース前面に向けて出すための孔を示してい
る。
の発音をケース前面に向けて出すための孔を示してい
る。
以上のように構成された実施例の作用を説明する。全舞
が解放された状態において、第1可動部材のクマ2aと
ウサギ2bは、リターン・スプリング26の弾力によっ
て、第5図及び第10図に示すホームポジションに置かれ
ている。また、プッシュ・ノブ4が押し込まれていない
状態において、第2可動部材3は、リターン・スプリン
グ28の弾力によって、第5図に示すホームポジションす
なわちその頭部の大部分をフロント・ケース200内に引
っ込めている。
が解放された状態において、第1可動部材のクマ2aと
ウサギ2bは、リターン・スプリング26の弾力によっ
て、第5図及び第10図に示すホームポジションに置かれ
ている。また、プッシュ・ノブ4が押し込まれていない
状態において、第2可動部材3は、リターン・スプリン
グ28の弾力によって、第5図に示すホームポジションす
なわちその頭部の大部分をフロント・ケース200内に引
っ込めている。
第1図及び第3図において、リング5aを示矢方向に引
くと、巻上げ紐5が引かれて巻上げプーリ1hガ回転
し、図示されない全舞を巻上げ蓄勢する。紐5への拘束
力を断つと、全舞が解放されてドラム11が回転する。ド
ラムの回転は、歯車1eを含む増速輪列とガバナ機構に
よって一定の速度に調速される。ドラム11が回転する
と、曲に対応しているピン11aが、振動弁12c(第6図参
照)を含み曲に対応している振動弁を弾いて曲を鳴奏す
る。
くと、巻上げ紐5が引かれて巻上げプーリ1hガ回転
し、図示されない全舞を巻上げ蓄勢する。紐5への拘束
力を断つと、全舞が解放されてドラム11が回転する。ド
ラムの回転は、歯車1eを含む増速輪列とガバナ機構に
よって一定の速度に調速される。ドラム11が回転する
と、曲に対応しているピン11aが、振動弁12c(第6図参
照)を含み曲に対応している振動弁を弾いて曲を鳴奏す
る。
ドラム11が回転して曲を鳴奏するとき、リズム取出し用
ピン11b,11cがリズム取出し用振動弁12a,12bを弾いて、
鈴19と振動弁12a,12bによるリズム音を発生する。この
作用を第6図乃至第9図に基づいて説明する。第7図は
リズム取出し用振動弁12a,12bが振動させられていない
状態を示している。第8図に示すように、リズム取出し
用ピン11cがリズム取出し用振動弁12bに係合してこれを
揺動させると、該振動弁の上面12baにその当接部17eを
係合させているリズム取出し用部材17が弾性変形させら
れて挙上させられる。リズム取出し用ピン11cと振動弁1
2bとの係合が外れると、該振動弁が下降振動する。する
と、リズム取出し用部材17は、第9図に示すように、そ
のばね性によって急激に下降して、その当接部17eを振
動弁12aの上面12abに衝突させて振動する。リズム取出
し用部材17が振動すると、その先端部に支持された鈴19
(第4図参照)が鳴動する。
ピン11b,11cがリズム取出し用振動弁12a,12bを弾いて、
鈴19と振動弁12a,12bによるリズム音を発生する。この
作用を第6図乃至第9図に基づいて説明する。第7図は
リズム取出し用振動弁12a,12bが振動させられていない
状態を示している。第8図に示すように、リズム取出し
用ピン11cがリズム取出し用振動弁12bに係合してこれを
揺動させると、該振動弁の上面12baにその当接部17eを
係合させているリズム取出し用部材17が弾性変形させら
れて挙上させられる。リズム取出し用ピン11cと振動弁1
2bとの係合が外れると、該振動弁が下降振動する。する
と、リズム取出し用部材17は、第9図に示すように、そ
のばね性によって急激に下降して、その当接部17eを振
動弁12aの上面12abに衝突させて振動する。リズム取出
し用部材17が振動すると、その先端部に支持された鈴19
(第4図参照)が鳴動する。
リズム取出し用部材17の当接部17eが振動弁12aの上面12
abに衝突したとき、第9図に示すように、振動弁12aが
リズム取出し用ピン11bに係合していると、該振動弁が
振動できないので、鈴19の鳴動音が大きい。また、ピン
11bに係合している振動弁12aに当接部17eが衝突する
と、恰も小さい太鼓を叩いたような打音が発生する。第
9図に示す振動弁12aは、ピン11bによって揺動させられ
て、リズム取出し用部材17を第8図に示す振動弁12bの
ように揺動挙上する。こののち、ピン11bと振動弁12aと
の係合が外れると、リズム取出し用部材17が降下して振
動して鈴19を鳴動させると共に振動弁12bを叩いて打音
を発生する。そして、発音部材としての上記鈴19や振動
弁12a,12bは、振動弁12c等の曲用振動弁によるオルゴー
ル鳴奏のメロディに合わせてリズム音として発音させら
れる。曲が鳴奏されるとき、振動弁12cは、逃げ部17fの
存在により、リズム取出し用部材17の下垂部に干渉しな
い。また、第8図に示すように、振動弁12bが挙上させ
られたとき、規制部17dは、側端の振動弁12aの側端縁12
aaには係合可能に位置しているが、上面12abには乗り上
げないようになっている。換言すると、規制部17dは、
振動弁12aの側端縁13aaに当ってリズム取出し用部材の
移動を規制することにより、当接部17eが振動弁12cの振
動領域へ妄動することを防止している。
abに衝突したとき、第9図に示すように、振動弁12aが
リズム取出し用ピン11bに係合していると、該振動弁が
振動できないので、鈴19の鳴動音が大きい。また、ピン
11bに係合している振動弁12aに当接部17eが衝突する
と、恰も小さい太鼓を叩いたような打音が発生する。第
9図に示す振動弁12aは、ピン11bによって揺動させられ
て、リズム取出し用部材17を第8図に示す振動弁12bの
ように揺動挙上する。こののち、ピン11bと振動弁12aと
の係合が外れると、リズム取出し用部材17が降下して振
動して鈴19を鳴動させると共に振動弁12bを叩いて打音
を発生する。そして、発音部材としての上記鈴19や振動
弁12a,12bは、振動弁12c等の曲用振動弁によるオルゴー
ル鳴奏のメロディに合わせてリズム音として発音させら
れる。曲が鳴奏されるとき、振動弁12cは、逃げ部17fの
存在により、リズム取出し用部材17の下垂部に干渉しな
い。また、第8図に示すように、振動弁12bが挙上させ
られたとき、規制部17dは、側端の振動弁12aの側端縁12
aaには係合可能に位置しているが、上面12abには乗り上
げないようになっている。換言すると、規制部17dは、
振動弁12aの側端縁13aaに当ってリズム取出し用部材の
移動を規制することにより、当接部17eが振動弁12cの振
動領域へ妄動することを防止している。
さて、ドラムが回転して曲を鳴奏しているとき、カム13
が回転して、作動レバー24を揺動させて第1可動部材2
を第1図に矢印aで示すように揺動させる。この作用を
第10図と第11図に基づいて説明する。第10図に示すよう
に、カム13の小径部がレバー24に対応しているとき、第
1可動部材2のクマ2aとウサギ2bは、リターン・ス
プリング26の弾力によってストッパ200eに衝合する位置
まで揺動させられている。第11図に示すように、カム13
の大径部が作動レバー24に係合してこれをリターン・ス
プリング26の弾力に抗して押動すると、クマ2aの回動
軸20がUスプリング25(第15図参照)を介して時計方向
に回動させられる。クマ2aの揺動は、リンク22を介し
てウサギ2bに伝達されてこれを同方向に揺動させる。
このときの第1可動部材2の揺動は、クマ2aの下端側
部が突部22aに係合することにより規制される。該部材
の移動が規制されたのちもカム13がレバー24を押動する
と、Uスプリング25が撓わむことによりその差を吸収す
る。第1可動部材2が手指で押えられてその揺動が阻止
されたような状態において、ドラムが回転していると、
カム13はレバー24を押動するが、このときにも、Uスプ
リング25が撓わむことにより、レバー24の揺動を可動部
材に伝達しない。すなわち、可動部材の動きが封じられ
ていても、ドラム駆動系には過負荷がかからない構造に
なっている。カムの大径部とレバー24との係合が外れる
と、第1可動部材2は、リターン・スプリング26の弾力
により、第11図に示す矢印方向に揺動復帰させられる。
以下、カム13の小径部,大径部と作動レバー24の係合態
様の変化に連れて、第1可動部材2は、第10図に示す位
置と第11図に示す位置との間で揺動する。
が回転して、作動レバー24を揺動させて第1可動部材2
を第1図に矢印aで示すように揺動させる。この作用を
第10図と第11図に基づいて説明する。第10図に示すよう
に、カム13の小径部がレバー24に対応しているとき、第
1可動部材2のクマ2aとウサギ2bは、リターン・ス
プリング26の弾力によってストッパ200eに衝合する位置
まで揺動させられている。第11図に示すように、カム13
の大径部が作動レバー24に係合してこれをリターン・ス
プリング26の弾力に抗して押動すると、クマ2aの回動
軸20がUスプリング25(第15図参照)を介して時計方向
に回動させられる。クマ2aの揺動は、リンク22を介し
てウサギ2bに伝達されてこれを同方向に揺動させる。
このときの第1可動部材2の揺動は、クマ2aの下端側
部が突部22aに係合することにより規制される。該部材
の移動が規制されたのちもカム13がレバー24を押動する
と、Uスプリング25が撓わむことによりその差を吸収す
る。第1可動部材2が手指で押えられてその揺動が阻止
されたような状態において、ドラムが回転していると、
カム13はレバー24を押動するが、このときにも、Uスプ
リング25が撓わむことにより、レバー24の揺動を可動部
材に伝達しない。すなわち、可動部材の動きが封じられ
ていても、ドラム駆動系には過負荷がかからない構造に
なっている。カムの大径部とレバー24との係合が外れる
と、第1可動部材2は、リターン・スプリング26の弾力
により、第11図に示す矢印方向に揺動復帰させられる。
以下、カム13の小径部,大径部と作動レバー24の係合態
様の変化に連れて、第1可動部材2は、第10図に示す位
置と第11図に示す位置との間で揺動する。
次に、第2図,第5図及び第12図に基づいて、第2可動
部材3の作用を説明する。まず、第2図において、プッ
シュ・ノブ4をリターン・スプリング30とベローズ笛7
の弾力に抗して押し込むと、これのカム部4aがフロン
ト・ケース200の窓孔200mから突出して、作動レバー29
のアーム部29aの側縁に衝合して、該レバー29を第5図
に示すホームポジションから第12図に示す回動位置へ押
動する。回動させられたレバー29は、そのねじりばねの
一端29eで第2可動部材3をリターン・スプリング28の
弾力に抗して移動させる。すると、この第2可動部材3
は、第1図に示すように、その頭部をフロント・ケース
の窓孔200f(第3図参照)から突出させる。第2可動部
材3の移動は、そのばね掛け部3bが窓孔の縁部200fa
に衝合することにより阻止される。プッシュ・ノブ4に
対する押圧力を解くと、該ノブは、ベローズ及びリター
ン・スプリング30の弾力により復帰させられる。プッシ
ュ・ノブが復帰するとき、第2可動部材3は、リターン
・スプリング28の弾力により回動するレバー29に追従し
てフロント・ケース内に引っ込む。
部材3の作用を説明する。まず、第2図において、プッ
シュ・ノブ4をリターン・スプリング30とベローズ笛7
の弾力に抗して押し込むと、これのカム部4aがフロン
ト・ケース200の窓孔200mから突出して、作動レバー29
のアーム部29aの側縁に衝合して、該レバー29を第5図
に示すホームポジションから第12図に示す回動位置へ押
動する。回動させられたレバー29は、そのねじりばねの
一端29eで第2可動部材3をリターン・スプリング28の
弾力に抗して移動させる。すると、この第2可動部材3
は、第1図に示すように、その頭部をフロント・ケース
の窓孔200f(第3図参照)から突出させる。第2可動部
材3の移動は、そのばね掛け部3bが窓孔の縁部200fa
に衝合することにより阻止される。プッシュ・ノブ4に
対する押圧力を解くと、該ノブは、ベローズ及びリター
ン・スプリング30の弾力により復帰させられる。プッシ
ュ・ノブが復帰するとき、第2可動部材3は、リターン
・スプリング28の弾力により回動するレバー29に追従し
てフロント・ケース内に引っ込む。
プッシュ・ノブ4が押し込まれたとき、ベローズ笛7の
ベローズ部が押し縮められるので、笛本体7bが発音す
る。すなわち、プッシュ・ノブ4を押込む動作に連れ
て、第2可動部材3が進退移動させられると共にベロー
ズ笛7の発音が発せられることになる。プッシュ・ノブ
4を押し込んだとき、第2可動部材3の突出が妨げられ
ていると、回動するレバー29のねじりばね29eが撓わむ
ことにより、カム部4aによる押動作用を吸収するよう
になっている。
ベローズ部が押し縮められるので、笛本体7bが発音す
る。すなわち、プッシュ・ノブ4を押込む動作に連れ
て、第2可動部材3が進退移動させられると共にベロー
ズ笛7の発音が発せられることになる。プッシュ・ノブ
4を押し込んだとき、第2可動部材3の突出が妨げられ
ていると、回動するレバー29のねじりばね29eが撓わむ
ことにより、カム部4aによる押動作用を吸収するよう
になっている。
以上説明した実施例においては、オルゴール・ムーブメ
ント1の鳴奏に連れて作動するのが一対の可動部材であ
るが、その数は増すことができる。また、プッシュ・ノ
ブ4の押動に連れて作動する可動部材も一つに限らず複
数個の設定が可能である。更に、発音部材としては、鈴
に限らず、チクタク音やペコペコ音などのような他の音
色を出す部材を用いることができる。
ント1の鳴奏に連れて作動するのが一対の可動部材であ
るが、その数は増すことができる。また、プッシュ・ノ
ブ4の押動に連れて作動する可動部材も一つに限らず複
数個の設定が可能である。更に、発音部材としては、鈴
に限らず、チクタク音やペコペコ音などのような他の音
色を出す部材を用いることができる。
実施例によれば、オルゴールの曲に対応させた鈴と特定
の振動弁による擬音が音楽的効果として簡単に得られ
る。また、ケース前面において複数の可動部材が同期し
て揺動するため、仲間で愉快に動いている面白みを出し
ている。斜め方向に移動する第2可動部材の駆動に円筒
カムとレバー,スプリングを用いているため、がたつき
なく移動し、且つそのレスポンスも良い。しかも、この
可動部材の作動に合せて発音体(笛)も作動するので、
単に「見る」,「聴く」の他に触れて遊べるという楽し
みを与えることができる。
の振動弁による擬音が音楽的効果として簡単に得られ
る。また、ケース前面において複数の可動部材が同期し
て揺動するため、仲間で愉快に動いている面白みを出し
ている。斜め方向に移動する第2可動部材の駆動に円筒
カムとレバー,スプリングを用いているため、がたつき
なく移動し、且つそのレスポンスも良い。しかも、この
可動部材の作動に合せて発音体(笛)も作動するので、
単に「見る」,「聴く」の他に触れて遊べるという楽し
みを与えることができる。
(考案の効果) 本考案によれば、リズム取出し用部材に規制部を設けた
ので、リズム取出し用振動弁の上面に当接する当接部が
曲用の振動弁の振動領域に移動してしまうことがなくな
り、オルゴール本来の鳴奏を妨げない。また、規制部を
リズム取出し用振動弁の側端縁に沿わせることにより、
リズム取出し用部材の位置決めが簡単に行える。
ので、リズム取出し用振動弁の上面に当接する当接部が
曲用の振動弁の振動領域に移動してしまうことがなくな
り、オルゴール本来の鳴奏を妨げない。また、規制部を
リズム取出し用振動弁の側端縁に沿わせることにより、
リズム取出し用部材の位置決めが簡単に行える。
第1図は本考案の一実施例を示すオルゴール玩具の正面
図、第2図は同上の部分破截底面図、第3図は同上の部
分破截右側面図、第4図はオルゴール・ムーブメントと
これに関連する要素を装着されたリヤ・アッセンブリを
示す正面図、第5図は可動部を装着されたフロント・ア
ッセンブリを示す背面図、第6図はリズム取り出し部材
と振動板との相対位置を示す斜視図、第7図乃至第9図
はリズム取り出し用部材の作用を示す側面図、第10図及
び第11図は第1可動部材の作用を示す背面図、第12図は
第2可動部材の作用を示す背面図、第13図は第1可動部
材の連結態様を示す要部断面図、第14図はカムと第1可
動部材作動レバーの相対位置を示す側面図、第15図は第
1可動部材作動レバーと第1可動部材との連結態様を示
す正面図、第16図は第1可動部材作動レバーと第1可動
部材との連結態様を示す分解斜視図、第17図はベローズ
笛の支持構造の一例を示す部分断面底面図、第18図は第
2可動部材作動レバーの一例を示す斜視図、第19図はリ
ヤ・ケースを示す正面図、第20図はフロント・ケースを
示す背面図、第21図はフロント・パネルを示す背面図で
ある。 1……オルゴール・ムーブメント、11……ドラム、11b,
11c……リズム取出し用ピン、12……振動板、12a,12b…
…リズム取出し用振動弁、12aa……側端縁、17……リズ
ム取出し用部材、17d……規制部、17e……当接部、19…
…発音部材。
図、第2図は同上の部分破截底面図、第3図は同上の部
分破截右側面図、第4図はオルゴール・ムーブメントと
これに関連する要素を装着されたリヤ・アッセンブリを
示す正面図、第5図は可動部を装着されたフロント・ア
ッセンブリを示す背面図、第6図はリズム取り出し部材
と振動板との相対位置を示す斜視図、第7図乃至第9図
はリズム取り出し用部材の作用を示す側面図、第10図及
び第11図は第1可動部材の作用を示す背面図、第12図は
第2可動部材の作用を示す背面図、第13図は第1可動部
材の連結態様を示す要部断面図、第14図はカムと第1可
動部材作動レバーの相対位置を示す側面図、第15図は第
1可動部材作動レバーと第1可動部材との連結態様を示
す正面図、第16図は第1可動部材作動レバーと第1可動
部材との連結態様を示す分解斜視図、第17図はベローズ
笛の支持構造の一例を示す部分断面底面図、第18図は第
2可動部材作動レバーの一例を示す斜視図、第19図はリ
ヤ・ケースを示す正面図、第20図はフロント・ケースを
示す背面図、第21図はフロント・パネルを示す背面図で
ある。 1……オルゴール・ムーブメント、11……ドラム、11b,
11c……リズム取出し用ピン、12……振動板、12a,12b…
…リズム取出し用振動弁、12aa……側端縁、17……リズ
ム取出し用部材、17d……規制部、17e……当接部、19…
…発音部材。
Claims (1)
- 【請求項1】ドラムに形成されたピンが、振動板に形成
された振動弁を弾いて曲を鳴奏するオルゴール・ムーブ
メントと、 上記ドラムに設けたリズム取出し用ピンと、 上記リズム取出し用ピンに係合して揺動させられるリズ
ム取出し用振動弁と、 このリズム取出し用振動弁の上面に対して当接する向き
の移動習性を与えられていて、上記振動弁の上面に当接
する当接部,振動板の側端縁に当てることにより、上記
当接部が上記リズム取出し用振動弁以外の振動弁に当接
することを規制する規制部とを有するリズム取出し用部
材と、 このリズム取出し用部材の揺動により発音する発音部材 とを備えたことを特徴とするオルゴール玩具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9582688U JPH0615662Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | オルゴール玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9582688U JPH0615662Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | オルゴール玩具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0217192U JPH0217192U (ja) | 1990-02-05 |
| JPH0615662Y2 true JPH0615662Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31320552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9582688U Expired - Lifetime JPH0615662Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | オルゴール玩具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615662Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP9582688U patent/JPH0615662Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0217192U (ja) | 1990-02-05 |
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