JPH06157105A - 押出成形用セメント組成物 - Google Patents
押出成形用セメント組成物Info
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- JPH06157105A JPH06157105A JP5658692A JP5658692A JPH06157105A JP H06157105 A JPH06157105 A JP H06157105A JP 5658692 A JP5658692 A JP 5658692A JP 5658692 A JP5658692 A JP 5658692A JP H06157105 A JPH06157105 A JP H06157105A
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Abstract
2:3の割合の割合で含む基本組成物に、その100重
量部当り押出助剤0.5〜3.0重量部とともに、補強
用繊維2〜10重量部及び雲母3〜29重量部でかつ両
者の合計が13〜30重量部の範囲になるように加え、
前記基本組成物に基づく含水量を18〜30重量%にし
た押出成形用セメント組成物である。 【効果】 機械的強度が高く、平面平滑性の良好な成形
体を与える、セメント組成物である。
Description
つ硬化後に表面平滑性及び機械的強度の優れた繊維強化
セメント成形品を与える押出成形用セメント組成物に関
するものである。
セメントと細骨材から成る基本組成に、石綿繊維、パル
プ繊維、ガラス繊維、合成繊維、炭素繊維、金属繊維な
どの補強用繊維を配合することが行われている。
がかかり、押出時に脱水を生じるため、成形が困難にな
るので、通常メチルセルロースのような保水剤を添加し
ている(特公昭43−7134号公報)。
性や成形品の外観の点で、最も好ましいのは、石綿繊維
であるが、最近石綿が人体に有害であることが分り、こ
れを他の繊維に変える方向にある。しかしながら、石綿
繊維以外の繊維は、その配合量が多くなると、保水剤を
加えても押出成形が困難であり、硬化後に得られる成形
品は表面が粗化し、外観がそこなわれるのを免れない。
例えば、経済的に最も有利とされるパルプ繊維の場合、
その配合量が2重量%以上になると、保水剤を併用して
も成形品の表面の粗化を防止することはできない。
さらに向上させ、押出速度を高めたり、あるいは石綿を
用いないで補強効果を得るために雲母を添加することも
知られている(特開昭55−3351号公報、特開昭5
7−61649号公報、特開昭61−149311号公
報)。
合においても補強用繊維の量が多くなると、押出成形が
困難になり、また成形品の表面の粗化を抑制することは
できない。
の補強用繊維を含有する押出成形用セメント組成物につ
いて、その成形を容易にし、かつ曲げ強度の大きい表面
平滑性の優れた硬化成形品を与えるように改良すること
を目的としてなされたものである。
維を含有する押出成形用セメント組成物の物性を向上さ
せるために、種々研究を重ねた結果、補強用繊維と雲母
との合計量を特定すると同時に、全体の含水量を所定の
範囲に調整することにより、押出成形性を向上させ、か
つ非常に優れた表面平滑性及び機械的強度をもつ硬化成
形品を与えるセメント組成物が得られることを見出し、
この知見に基づいて本発明をなすに至った。
を重量比2:1ないし2:3の割合で含む基本組成10
0重量部に対し、押出助剤0.5〜3.0重量部ととも
に、補強用繊維と雲母とを、前者が2〜10重量部、後
者が3〜29重量部、両者の合計が13〜30重量部の
範囲になる量で配合し、かつ全重量に基づく含水量を1
8〜30重量%の範囲に調整して成る押出成形用セメン
ト組成物を提供するものである。
セメントとしては、通常使用されているポルトランドセ
メント、マグネシアセメント、アルミナセメント、混合
セメント、天然セメントの中から任意に選んで用いるこ
とができる。
なけい砂その他の天然骨材や廃棄物からの合成骨材など
が用いられる。この基本組成は、セメントと細骨材とを
重量比2:1ないし2:3、好ましくは1:0.7ない
し1:1の割合で配合して調製される。
を容易にするために押出助剤を添加することが必要であ
る。この押出助剤としては、例えば、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースな
どのセルロース誘導体が用いられる。その他ポリビニル
アルコールなども用いることができる。これらの成形助
剤は、セメントと細骨材の合計100重量部当り0.5
〜3.0重量部の割合で配合される。これよりも少ない
と十分な成形性が得られないし、またこれよりも量を増
やしても、それ以上の成形性の向上は望めないばかり
か、機械的強度の低下を招く。
ガラス繊維、合成繊維、炭素繊維、金属繊維など、これ
までモルタル補強用として慣用されているものの中から
任意に選ぶことができるが、容易に入手でき、コストも
安いという点でパルプ繊維やビニロン、ポリプロピレ
ン、アクリルなどの合成繊維が好ましい。これらの繊維
は、長さ3mm〜20数mmの範囲のものが通常用いら
れる。
0重量部当り2〜10重量部の割合で用いることが必要
である。これよりも少ないと補強効果が不十分になる
し、またこれよりも多いと押出成形性がそこなわれる上
に、雲母粉末を加えても硬化成形品の表面平滑性の改良
がなされなくなる。
各成分に加えて雲母粉末を含むことが必要である。この
雲母粉末としてはふるい分け、または粉砕して得られる
平均粒径10〜500μmの範囲のものが用いられる。
これよりも粒径の大きいものを用いると、押出成形性が
低下し、また、これよりも粒径の小さいものを用いると
機械的強度の大きい硬化成形品を与えることはできな
い。
100重量部に対して3〜29重量部の割合でかつ繊維
と雲母の合計量が13〜30重量部、好ましくは16〜
22重量部の範囲になる量で用いることが必要である。
繊維と雲母の合計量がこれよりも少ないと、セメント組
成物の押出成形性の向上やそれから得られる硬化成形品
の強度、表面平滑性の改善効果が不十分になるし、ま
た、これよりも多いと押出成形性が困難となる。
のであるが、それに加えて、従来押出成形用セメント系
に慣用されている添加物、例えばパーライト、シラスバ
ルーン、シリカフラワー、バーミキュライトなどを所望
に応じ、所要の物性及び押出成形性をそこなわない量で
配合することもできる。
わちセメントと細骨材との合計量に基づく水分添加量を
18〜30重量%の範囲にすることが必要である。この
量が18重量%未満では、押出成形の際にダイス内で材
料が閉塞し、円滑な押出がなされないし、また、この量
が30重量%を超えると軟らかすぎて保形性を失う。
セメント、細骨材、押出助剤、補強用繊維及び雲母粉末
を所定の割合で、例えばフェンシェルミキサーやオムニ
ミキサを用いて混合し、ニーダーなどにより混練する。
次に、この組成物を用いて成形体を製造するには、スク
リュー押出機を用いて所要の形状に押出成形し、次いで
通常のセメント成形体と同様にして、水中養生、気中養
生又は高温高圧養生して硬化させたのち乾燥する。この
際の成形圧力は2〜30Kgf/cm2程度で成形でき
る。このようにして、曲げ強度100〜380Kgf/
cm2程度で表面平滑性の良好な成形体が得られる。
明する。なお、各例中の物性値は以下の方法により測定
したものである。
より成形した成形体を湿潤状態で1日静置後20℃の水
中で27日間養生して硬化させ、この硬化体について、
(株)島津製作所製オートグラフIS−10Tを使用
し、スパン150mm、載荷速度毎分1mmの中央集中
載荷により測定した。
工(株)製DE−50型押出成形機を用いて、断面12
×60mmの板状体に押出成形する際の押出圧力(Kg
f/cm2)、押出速度(cm/分)により比較した。
工(株)製DE−50型押出成形機を用いて押出成形し
て、断面12×60mmの平板を製造し、得られた成形
体を硬化乾燥し、その表を目視により評価した。
重量部、けい砂〔(株)熊本珪砂鉱業製K‐7〕50重
量部を混合して、セメント基本組成とし、これに押出助
剤〔信越化学工業(株)製、商品名メトロース90SH
‐15000〕1重量部とパルプ繊維〔北辰(株)製、
KP‐3、長さ3mm〕2重量部、4重量部又は6重量
部をそれぞれ加え、オムニミキサー〔千代田技研工業
(株)製OM‐30型〕を用いて20秒間混合したの
ち、水25重量部を加えてさらに30秒間混合した。
(株)製DM‐100型〕を用いて混練したのち、押出
成形機〔本田鉄工(株)製DE‐50型〕を用いて断面
12×60mmの板状成形体に押出成形した。
日間水中養生したのち、105℃で24時間乾燥した。
この際の各成形体についての押出成形圧力、表面平滑性
及び曲げ強度を表1に示す。
量が基本組成に対し2重量%よりも多くなると、表面性
が著しく劣化するとともに押出し成形性や補強効果も低
下する。
末〔(株)クラレ製200‐Cタイプ,粒径90μm〕
を基本組成100重量部当り、15重量部、20重量
部、30重量部又は40重量部の割合で加え、比較例1
と同様にして板状成形体を製造した。その際の押出成形
圧力、成形体の表面平滑性及び曲げ強度を表2に示す。
すると成形体の平面平滑性及び曲げ強度が著しく改善さ
れるが、パルプ繊維と雲母粉末との合計量が30重量%
よりも多くなると平面平滑性が劣化するとともに成形性
も低下する。
(株)製P‐ZL,長さ3mm〕を用いること以外は、
参考例1と全く同様にして板状成形体を製造した。この
際の押出成形圧力及び成形体の表面平滑性と曲げ強度を
表3に示す。
が2重量部以上になると成形体の表面成形性が急激に劣
化する。
量部又は4重量部の試料に対し、雲母粉末〔(株)クラ
レ製200‐Cタイプ、粒度90μm〕を、それぞれ1
5重量部、10重量部又は5重量部を加え、参考例2と
同様にして、板状成形体を製造した。この際の押出成形
圧力及び成形体の表面平滑性、曲げ強度を表4に示す。
の合計量が16重量部のものは、押出成形圧力、成形体
の表面平滑性及び曲げ強度が優れている。
W,長さ3mm〕を2重量部ないし8重量部用いること
以外、参考例1と全く同様にして板状成形体を製造し
た。この際の押出成形圧力と得られた成形体の表面平滑
性及び曲げ強度を表5に示す。
上では、いずれも成形体の表面平滑性は悪い。
部を添加した試料に、それぞれ実施例1で用いたものと
同じ雲母粉末を15重量部、10重量部又は5重量部を
加え、参考例3と同様にして板状成形体を製造した。こ
の際の押出成形圧力と成形体の表面平滑性及び曲げ強度
を表6に示す。
ビニロン繊維と雲母粉末との合計量が13〜30重量部
の範囲になるものは、表面平滑性、曲げ強度が優れてい
る。
と同様にして、板状成形体を製造した。この際の押出成
形圧力と成形体の表面平滑性及び曲げ強度を表7に示
す。
計量が13〜30重量部の範囲にあるものは、表面平滑
性がよく、高い曲げ強度を示す。
末に配向性を利用して繊維を随伴させ、表面平滑性の良
好な効果成形体を与えることができるので、機械的強
度、外観の良好な材料が得られるという利点がある。し
かも、雲母粉末は高耐熱性、電気絶縁性、耐薬品性、寸
法安定性などの好ましい物性を与えることができるの
で、種々の特徴をもった建材を得ることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 セメントと細骨材とを重量比2:1ない
し2:3の割合で含む基本組成100重量部に対し、押
出助剤0.5〜3.0重量部とともに、補強用繊維と雲
母とを、前者が2〜10重量部、後者が3〜29重量
部、両者の合計が13〜30重量部の範囲になる量で配
合し、かつ基本組成に基づく含水量を18〜30重量%
の範囲に調整して成る押出成形用セメント組成物。 - 【請求項2】 セメントがポルトランドセメント、マグ
ネシアセメント、アルミナセメント、混合セメント及び
天然セメントの中から選ばれたものである請求項1記載
の押出成形用セメント組成物。 - 【請求項3】 細骨材がけい砂又はパーライトである請
求項1又は2記載の押出成形用セメント組成物。 - 【請求項4】 補強用繊維が、パルプ繊維、ガラス繊
維、合成繊維、炭素繊維及び金属繊維の中から選ばれた
少なくとも1種である請求項1、2又は3記載の押出成
形用セメント組成物。 - 【請求項5】 雲母が平均粒径10〜500mμの範囲
のものである請求項1、2、3又は4記載の押出成形用
セメント組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056586A JPH0757703B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 押出成形用セメント組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056586A JPH0757703B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 押出成形用セメント組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06157105A true JPH06157105A (ja) | 1994-06-03 |
| JPH0757703B2 JPH0757703B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=13031287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4056586A Expired - Lifetime JPH0757703B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 押出成形用セメント組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0757703B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS553351A (en) * | 1978-06-21 | 1980-01-11 | Fukubi Kagaku Kogyo Kk | Extrusionnmoldable antiiimpact cement composition |
| JPH0345545A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-02-27 | Nippon Steel Corp | 押出成形無石綿セメント板 |
| JPH03177349A (ja) * | 1989-12-05 | 1991-08-01 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 無機質成形体の製造方法 |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4056586A patent/JPH0757703B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS553351A (en) * | 1978-06-21 | 1980-01-11 | Fukubi Kagaku Kogyo Kk | Extrusionnmoldable antiiimpact cement composition |
| JPH0345545A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-02-27 | Nippon Steel Corp | 押出成形無石綿セメント板 |
| JPH03177349A (ja) * | 1989-12-05 | 1991-08-01 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 無機質成形体の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0757703B2 (ja) | 1995-06-21 |
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