JPH06157438A - アミノフェニルアセテートの製造方法 - Google Patents

アミノフェニルアセテートの製造方法

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JPH06157438A
JPH06157438A JP5193641A JP19364193A JPH06157438A JP H06157438 A JPH06157438 A JP H06157438A JP 5193641 A JP5193641 A JP 5193641A JP 19364193 A JP19364193 A JP 19364193A JP H06157438 A JPH06157438 A JP H06157438A
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JP
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carbon atoms
nitrophenyl acetate
alkyl
aliphatic
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JP5193641A
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English (en)
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Matthias Beller
マティアス・ベラー
Heinz Strutz
ハインツ・シュトゥルツ
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C213/00Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C213/02Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton by reactions involving the formation of amino groups from compounds containing hydroxy groups or etherified or esterified hydroxy groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C219/00Compounds containing amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C219/34Compounds containing amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton having amino groups and esterified hydroxy groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the same carbon skeleton

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術の困難を避け、更に工業的規模で使
用でき、容易に実施できそして工業的に直ちに利用可能
な助剤を使用する方法を提供する。 【構成】 アミノフェニルアセテートまたはアミノフェ
ニルジアセテートの製造方法において、ニトロフェニル
アセテートまたはニトロフェニルジアセテートを水素化
触媒の存在下に水素と0ないし60℃で少なくとも4M
PaのH2 圧で溶剤または溶剤混合物の存在下に反応さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来技術と比較して改
良された、対応するニトロフェニルアセテートを水素化
触媒の存在下に水素と反応させることによってアミノフ
ェニルアセテートを製造する方法に関する。
【0002】
【従来技術】これらの官能性基により、一般にアミノフ
ェニルアセテート一般および特に4−アミノフェニルア
セテートは、異なる化学的化合物の多層化用の好適な出
発原料である。これらは、例えばK.Kikukawa
等,J.Org.Chem.1981年,46,488
5に見出すことができる現場で製造されるジアゾニウム
塩のHeck反応用の多様な先駆体としての役割を果た
す。更にまた、アミノフェニルアセテートは、多数のフ
ァインケミカル、穀物保護剤および医薬品の製造の先駆
体として使用することができる。
【0003】今まで文献に記載されているアミノフェニ
ルアセテート誘導体の製造方法は、少なくともある程度
複雑であり、従って非常に困難と伴ってしか工業的に行
うことができないかおよび/または低収率でしか所望の
貴重な生成物を製造製造しない。従って、Hazlet
およびDornfeld,J.Am.Chem.So
c.1944年,66,1781によると、4−アミノ
フェニルアセテートは、4−ニトロフェニルアセテート
の鉄および鉱酸での還元によって製造することができ
る。しかしながら、その収率は、ほんの9〜13%であ
る。
【0004】異なる経路がL.Galatis,Che
m.Ber.1926,59,848により記載されて
いる。p−アミノフェノールをベンゾアルデヒドと反応
させて対応するベンジリデンとし、次いでこれをO−ア
セチル化し、冷鉱酸中で加水分解する。最終段階を除外
した収率は、35%以下であるが、いずれの段階につい
ても収率が報告されていない。
【0005】より最近の合成法は、塩化コバルト(I
I)の存在下に無水酢酸と選択的に反応して対応するO
−アセチル化合物とする4−アミノフェノールから出発
する(S.Ahmad,J.Iqual,J.Che
m.Soc.Chem.Comm.1987,11
4)。その収率は、83%である。しかしながら、この
方法は欠点を有している。一方において、水の激しい除
去をともなう操作を必要とし、また他方において反応を
不活性ガス雰囲気下で行わなければならない。
【0006】4−ニトロフェノールで出発する更に別の
合成法がSatoh等,Chem.Pharm.Bul
l.1981,29,1443に記載されている。この
合成法において、4−ニトロフェニルアセテートを過剰
の塩化錫(II)および水素化硼素ナトリウムと溶剤と
しての脂肪族アルコールの存在下に反応させる。この方
法は実験室法としては好適であるが、多量の塩化錫(I
I)が必要とされそして高価な水素化硼素ナトリウムを
使用するので工業的方法には好適でない。
【0007】R.Feldstein等,J.Org.
Chem.1961,26,1656から明らかな通
り、4−ニトロフェニルアセテートと水素との触媒とし
ての酸化白金の存在下での反応は、p−アミノフェニル
アセテートを製造しないが、おそらくアセチル残基の移
動により77%以上の収率で対応するp−アセトアミノ
フェノールが生成する。
【0008】J.E.Wynn等,J.Oharm.S
ci.1982,7,772により記載されているエタ
ノール中でのp−ニトロフェニルアシルエステルと水素
との触媒としてのPt2 Oの存在下での反応をこれと関
連するものとして見出さなければならない。p−ニトロ
フェニルアセテートおよび触媒としてのPt2 O並びに
無水エタノールを使用する場合、この反応は、ほんの4
3%のp−アミノフェニルアセテートの収率を導く。置
換されたニトロフェニルアセテートの水素化は記載され
ていない。
【0009】アミノフェニルアセテートおよびその誘導
体を合成する一般的困難は、おそらくアミノ基の存在に
よるものであろうフェニルエステル基の不安定性による
ことで説明できる。明らかに、溶液中ではアミノフェニ
ルアセテートは熱力学的により安定なアセトアミドフェ
ノールにアセチル基の移動により徐々に転化される。E
P−O,435,263A1号明細書は、痕跡量の酸ま
たは塩基がこの段階を触媒することを示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の観察に示される
通り、上記の困難を避け、更に工業的規模で使用でき、
容易に実施できそして工業的に直ちに利用可能な助剤を
使用する方法に対する要求がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的は、アミノフェ
ニルアセテートまたはアミノフェニルジアセテートの製
造方法によって達成される。この方法は、ニトロフェニ
ルアセテートまたはニトロフェニルジアセテートを水素
化触媒の存在下に水素と0ないし60℃で少なくとも4
MPaのH2 圧で溶剤または溶剤混合物の存在下に反応
させることからなる。
【0012】接触水素化によるR.Feldstein
等,J.Org.Chem.1961,26,1656
およびJ.E.Wynn等,J.Oharm.Sci.
1982,7,772の観点からは本発明による方法が
対応するニトロフェニルアセテートの水素化によりアミ
ノフェニルアセテートを高収率で製造することは驚くべ
きことである。
【0013】好適なニトロフェニルアセテートは、芳香
族環上で置換されていないニトロフェニルアセテートま
たはニトロフェニルジアセテートだけでなく芳香族環上
で置換されたニトロフェニルアセテートまたはニトロフ
ェニルジアセテートである。
【0014】通常使用されるニトロフェニルアセテート
は、置換されていないまたは芳香族環において1個ない
し12個、特に1個ないし4個の炭素原子を有するアル
キル基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルキル残基
中に1個ないし4個の炭素原子を有するアルキルエーテ
ル基、アリールエーテル基、ニトリル基、RS−、R 3
Si−またはR−CO−基(但し、Rは1個ないし4個
の炭素原子を有するアルキル基またはアリールエーテル
基である)、スルホ基、ホスフォノ基、スルホニル基、
カルボキシおよび/またはカルボキシレート塩基により
一または多置換されたニトロフェニルアセテートであ
る。
【0015】好都合には、使用されるニトロフェニルア
セテートは、置換されていないまたは芳香族環において
1個ないし12個、特に1個ないし4個の炭素原子を有
するアルキル基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アル
キル残基中に1個ないし4個の炭素原子を有するアルキ
ルエーテル基、アリールエーテル基、ニトリル基、R−
CO−基(但し、Rは1個ないし4個の炭素原子を有す
るアルキル基である)またはカルボキシル基により、特
に1個ないし12個、好ましくは1個ないし4個の炭素
原子を有するアルキル基、ハロゲン原子、アルキル残基
中に1個ないし4個の炭素原子を有するアルキルエーテ
ル基、アリールエーテル基、ニトリル基、R−CO−
(但し、Rは1個ないし4個の炭素原子を有するアルキ
ル基である)により、好ましくは1個ないし12個、特
に1個ないし4個の炭素原子を有するアルキル基または
アルキル残基中に1個ないし4個の炭素原子を有するア
ルキルエーテル基により一または多置換されたニトロフ
ェニルアセテートである。
【0016】使用するのに好適な原料は、各々置換され
ていないかまたは芳香族環上で一または多置換されたo
−ニトロフェニルアセテート、m−ニトロフェニルアセ
テートおよび/またはp−ニトロフェニルアセテート、
特にo−ニトロフェニルアセテートおよび/またはp−
ニトロフェニルアセテート、好ましくはp−ニトロフェ
ニルアセテートである。
【0017】特に好適なニトロフェニルアセテートは、
o−ニトロフェニルアセテート、m−ニトロフェニルア
セテート、p−ニトロフェニルアセテートおよび/また
は2−メチル−4−ニトロフェニルアセテート、特にp
−ニトロフェニルアセテートおよび/または2−メチル
−4−ニトロフェニルアセテートである。
【0018】通例の水素化触媒を本発明による反応に使
用することができる。一般に、水素化触媒は、銅、マン
ガン、コバルト、ニッケル、ロジウム、白金および/ま
たはパラジウム、特にコバルト、ニッケル、白金および
/またはパラジウム、好ましくはニッケルおよび/また
はパラジウム、および場合により好適な活性化剤および
促進剤を含有する。
【0019】所望により好適な活性化剤および促進剤を
含有するコバルト−、ニッケル−、白金−および/また
はパラジウム−含有水素化触媒の好適性が良好である。
特に好適なのは、所望により好適な活性化剤および促進
剤を含有するニッケル−および/またはパラジウム−含
有触媒である。
【0020】本発明による方法は、担体のない触媒によ
りあるいは担持触媒を使用して行うことができる。担体
のない触媒を使用する場合、ラネーコバルトまたはラネ
ーニッケル、特にラネーニッケルが勧められる。担持触
媒は、Al2 3 、粘土、軽石、SiO2、シリカゲ
ル、シリカ、珪藻土および/または活性炭、特にAl2
3 、粘土、珪藻土および/または活性炭、好ましくは
Al2 3 、珪藻土および/または活性炭を含有する。
【0021】本発明による方法は、担持触媒を使用して
行うのが特に容易である。貴金属を含有する担持触媒お
よびコバルトおよびニッケルを含有する担持触媒が特に
好適である。活性炭に担持された白金および/または活
性炭に担持されたパラジウム、特に活性炭に担持された
パラジウムが好適な貴金属を含有する担持触媒であると
判断される。しかしながら、Al2 3 に担持された白
金および/またはAl 2 3 に担持されたパラジウム、
特にAl2 3 に担持されたパラジウムも使用すること
ができる。担持材料として例えば、粘土、SiO2 、シ
リカゲル、シリカおよび/または珪藻土、特にシリカゲ
ル、シリカおよび/または珪藻土、好ましくは珪藻土を
含有するコバルト−および/またはニッケル−特にニッ
ケル−含有担持触媒も特に好適である。
【0022】本発明による方法は、回分式にまたは連続
して行うことができる。回分式操作を利用する場合、細
片形態に触媒を懸濁させ、そして懸濁された触媒により
反応を行うことが推奨される。連続操作を利用する場
合、例えばバルク状の固体床として配置された触媒を使
用することが推奨される。固体床として配置された触媒
は、通常真っ直ぐな管中の存在する。水素化すべき材料
の添加方法に依存して、二種類の方法、すなわち、滴下
−相法と液体−相法が識別される。滴下−相法におい
て、水素化すべき材料を頂部から底部に共流にまたは底
部から頂部に向流で通過させる。液体−相法において
は、水素化すべき材料底部から頂部に触媒−含有固体床
を向流で通過させる。
【0023】本発明による方法は、0ないし60℃の温
度で行われる。使用する反応温度も一定の範囲ニトロフ
ェニルアセテートまたはニトロフェニルジアセテートの
反応性に依存する。比較的に反応性の高いニトロフェニ
ルアセテートまたはニトロフェニルジアセテートは、比
較的に低い温度での反応を認めるが、比較的に不活性な
ニトロフェニルアセテートまたはニトロフェニルジアセ
テートは、相応して高い温度を必要とする。
【0024】使用される材料の反応性以外に、水素化触
媒の活性も一定の程度反応温度を影響する。活性水素化
触媒は、反応を比較的に低い温度で行うのを認めるが、
活性含有低い水素化触媒は、高温で反応を行うことを必
要とさせる。
【0025】多くの場合、反応を10ないし50、特に
15ないし45、好ましくは20ないし40℃で行うの
が好ましいと判明した。本発明による方法の上首尾な器
具は、特定のH2 圧を保持する必要がある。H2 圧は、
少なくとも4MPaであるべきである。
【0026】H2 圧の選択は、ある程度選択された反応
温度、使用される材料の反応性および水素化触媒の活性
に依存する。従って、比較的に高い反応温度および/ま
たは比較的に反応性の高いニトロフェニルアセテートま
たはニトロフェニルジアセテートおよび/または比較的
に高い活性の水素化触媒は、比較的に低い圧力で反応を
行うことを認める。これに対して、比較的に低い温度お
よび/または比較的に不活性なニトロフェニルアセテー
トまたはニトロフェニルジアセテートおよび/または比
較的に低い活性を有する水素化触媒を使用する場合、反
応を高圧下で行うことが推奨される。
【0027】ニトロフェニルアセテートまたはニトロフ
ェニルジアセテートを溶剤または溶剤混合物に溶解し、
そしてこの溶液を水素との接触反応に使用する。使用さ
れる溶剤は、直鎖および/または分枝鎖状の一価および
/または多価脂肪族アルコール、特に分枝鎖状一価脂肪
族アルコール、脂肪族ケトン、非環式および/または環
式脂肪族エーテル、脂肪族アルキルカルボキシレート、
アルキルベンゼンおよび/または脂肪族N,N−ジアル
キルカルボキシアミドである。
【0028】溶剤として、3個ないし8個の炭素原子を
有する脂肪族アルコール、特にイソプロピルアルコール
および/またはsec−ブタノールおよび/またはte
rt−ブタノール、3個ないし8個の炭素原子を有する
脂肪族ケトン、特にアセトンおよび/またはメチルエチ
ルケトン、アルキル基当り2個ないし4個の炭素原子を
有する非環式脂肪族エーテル、特にジエチルエーテルお
よび/またはジ−n−ブチルエーテル、環中に4個ない
し5個の炭素原子を有する環式脂肪族エーテル、特にテ
トラヒドロフランおよび/またはジオキサン、1個ない
し4個の炭素原子を有する脂肪族アルキルカルボキシレ
ート、特にメチルホルメートまたはエチルホルメートお
よび/またはメチルアセテートおよび/またはエチルア
セテート、アルキルベンゼン、例えばトルエン、キシレ
ンおよび/またはイソプロピルベンゼン、特にトルエン
および/または1個ないし4個の炭素原子を有する脂肪
族N,N−ジアルキルカルボキシアミド、特にジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミドおよび/またはN
−メチルピロリドンを使用するのが好適であると判明し
た。メタノールおよび/またはエタノールは、これらが
単一の溶剤としてすなわち、その他の溶剤の添加なしに
使用される場合には好適な溶剤ではない。メタノールお
よび/またはエタノールは恐らくアセチル残基の移動を
行うアセトアミドフェノールの形成を支援する。
【0029】使用される溶剤混合物は、プロトン性極性
溶剤および非プロトン性極性溶剤からなる溶剤混合物で
ある。通常使用される溶剤混合物は、プロトン性極性溶
剤、特に1個ないし4個の炭素原子を有する直鎖または
分枝鎖状の脂肪族アルコールおよび非プロトン性極性溶
剤、特にテトラヒドロフランおよび/またはジオキサン
から構成される。イソプロパノールおよびテトラヒドロ
フランからなる溶剤混合物の使用は欲に良好な結果をも
たらす。
【0030】通常使用される溶剤混合物は、5ないし9
5、特に10ないし90、好ましくは20ないし80重
量部のプロトン性極性溶剤および95ないし5、特に9
0ないし10、好ましくは80ないし20重量部の非プ
ロトン性極性溶剤から構成される。
【0031】多くの場合、30ないし70重量部のプロ
トン性極性溶剤および70ないし30重量部の非プロト
ン性極性溶剤からなる溶剤混合物が好適であると判明し
た。
【0032】
【実施例】以下の実施例は、本発明を制限することなし
に本発明を説明するものである。実験セクション 実施例1 オートクレーブ(容量250ml)中で、8.0gのp
−ニトロフェニルアセテート(4−ニトロフェニルアセ
テート)を60mlのイソプロパノールおよび30ml
のジオキサンの混合物中に溶解し、そして1.6gの中
程度の活性のラネーニッケルを添加する。次いで、水素
を10MPaの圧力まで射出し、そしてp−ニトロフェ
ニルアセテートの溶液を室温で4時間攪拌しながら反応
させる。H2 圧をH2 の添加により一定に保持する。次
いで、水素化触媒を濾別し、そして得られた有機溶液を
減圧下に室温で濃縮して6.9gの純粋なp−アミノフ
ェニルアセテート(4−アミノフェニルアセテート)を
砂色の結晶の形態で得る(98%の収率に相当する)。
全てのp−ニトロフェニルアセテートが転化する。トル
エン/石油エーテル中での再結晶により>99%の純度
で6.07gのp−アミノフェニルアセテートが得られ
る(91%の収率に相当する)。 転化率(p−ニトロフェニルアセテート):100% p−アミノフェニルアセテート選択率:98% 再結晶後の収率:91%。
【0033】比較例1 1MPaのH2 圧で反応を行って実施例1を繰り返す。 反応時間:24時間 転化率(p−ニトロフェニルアセテート):58% p−アミノフェニルアセテート選択率:84% 比較例1a 90mlのエタノール(ジオキサンおよびイソプロパノ
ールの代わりに)を溶剤とする以外は実施例1を繰り返
す。 転化率(p−ニトロフェニルアセテート):100% p−アミノフェニルアセテート選択率:25%(25%
のp−アセトアミドフェノール)。
【0034】実施例2 90mlのイソプロパノール(ジオキサンおよびイソプ
ロパノールの代わりに)を溶剤とする以外は実施例1を
繰り返す。 転化率(p−ニトロフェニルアセテート):100% p−アミノフェニルアセテート選択率:85%(13%
のp−アセトアミドフェノール)。
【0035】比較例2 90mlのイソプロパノール(ジオキサンおよびイソプ
ロパノールの代わりに)を溶剤とし、1MPaのH2
で反応を行う以外は実施例1を繰り返す。 転化率(p−ニトロフェニルアセテート):45% p−アミノフェニルアセテート選択率:67%(4%副
生成物)。
【0036】実施例3 1.91gの担持パラジウム触媒(活性炭に担持された
5%のPd)(ラネーニッケルの代わりに)を使用する
以外は実施例1を繰り返す。 転化率(p−ニトロフェニルアセテート):100% p−アミノフェニルアセテート選択率:96%。
【0037】比較例3 100mlのイソプロパノール(ジオキサンおよびイソ
プロパノールの代わりに)を溶剤とし、1MPaのH2
圧で反応を行う以外は実施例3を繰り返す。 反応時間:1時間 転化率:0%。
【0038】実施例4 90mlのトルエン(ジオキサンおよびイソプロパノー
ルの代わりに)を溶剤として使用する以外は実施例1を
繰り返す。 転化率(p−ニトロフェニルアセテート):95% p−アミノフェニルアセテート選択率:83%(3%副
生成物)。
【0039】実施例5 60mlのメタノールおよび30mlのテトラヒドロフ
ラン(ジオキサンおよびイソプロパノールの代わりに)
を溶剤として使用する以外は実施例1を繰り返す。 転化率(p−ニトロフェニルアセテート):100% p−アミノフェニルアセテート選択率:96%(4%の
p−アセトアミドフェノール)。
【0040】実施例6 50mlのジオキサンおよび40mlのイソプロパノー
ル(ジオキサンおよびイソプロパノールの代わりに)を
溶剤として使用する以外は実施例1を繰り返す。 転化率(p−ニトロフェニルアセテート):100% p−アミノフェニルアセテート選択率:96%(4%の
未知副生成物)。
【0041】実施例7 52ないし55%のNiおよび担体として25ないし3
0重量%の珪藻土を含有する1.0gの担持ニッケル触
媒(ヘキスト社からの市販品+商品名Ni55/5T
S)(ラネーニッケルの代わりに)を使用する以外は実
施例1を繰り返す。 水素吸着:1時間;反応時間:全4時間。 転化率(p−ニトロフェニルアセテート):100% p−アミノフェニルアセテート選択率:86% 実施例8 出発材料として2−メチル−4−ニトロフェニルアセテ
ート(p−ニトロフェニルアセテートの代わりに)を使
用する以外は実施例1を繰り返す。 転化率(2−メチル−4−ニトロフェニルアセテー
ト):100% 2−メチル−4−ニトロフェニルアセテート選択率:9
7%。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 25/02 C07C 213/02 // C07B 61/00 300

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニトロフェニルアセテートまたはニトロ
    フェニルジアセテートを水素化触媒の存在下に水素と0
    ないし60℃で少なくとも4MPaのH2 圧で溶剤また
    は溶剤混合物の存在下に反応させることからなる、アミ
    ノフェニルアセテートまたはアミノフェニルジアセテー
    トの製造方法。
  2. 【請求項2】 使用されるニトロフェニルアセテート
    が、置換されていないまたは芳香族環において1個ない
    し12個、特に1個ないし4個の炭素原子を有するアル
    キル基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルキル残基
    中に1個ないし4個の炭素原子を有するアルキルエーテ
    ル基、アリールエーテル基、ニトリル基、RS−、R3
    Si−またはR−CO−基(但し、Rは1個ないし4個
    の炭素原子を有するアルキル基またはアリールエーテル
    基である)、スルホ基、ホスフォノ基、スルホニル基、
    カルボキシおよび/またはカルボキシレート塩基により
    一または多置換されたニトロフェニルアセテートである
    請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 使用されるニトロフェニルアセテート
    が、置換されていないまたは芳香族環において1個ない
    し12個、特に1個ないし4個の炭素原子を有するアル
    キル基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルキル残基
    中に1個ないし4個の炭素原子を有するアルキルエーテ
    ル基、アリールエーテル基、ニトリル基、R−CO−基
    (但し、Rは1個ないし4個の炭素原子を有するアルキ
    ル基である)またはカルボキシル基により、特に1個な
    いし12個、好ましくは1個ないし4個の炭素原子を有
    するアルキル基、ハロゲン原子、アルキル残基中に1個
    ないし4個の炭素原子を有するアルキルエーテル基、ア
    リールエーテル基、ニトリル基、R−CO−(但し、R
    は1個ないし4個の炭素原子を有するアルキル基であ
    る)により、好ましくは1個ないし12個、特に1個な
    いし4個の炭素原子を有するアルキル基またはアルキル
    残基中に1個ないし4個の炭素原子を有するアルキルエ
    ーテル基により一または多置換されたニトロフェニルア
    セテートである請求項1または2の方法。
  4. 【請求項4】 各々置換されていないかまたは芳香族環
    上で一または多置換されたo−ニトロフェニルアセテー
    ト、m−ニトロフェニルアセテートおよび/またはp−
    ニトロフェニルアセテート、特にo−ニトロフェニルア
    セテートおよび/またはp−ニトロフェニルアセテー
    ト、好ましくはp−ニトロフェニルアセテートを使用す
    る請求項1ないし3の1つまたはそれ以上の方法。
  5. 【請求項5】 使用されるニトロフェニルアセテートが
    o−ニトロフェニルアセテート、m−ニトロフェニルア
    セテート、p−ニトロフェニルアセテートおよび/また
    は2−メチル−4−ニトロフェニルアセテート、特にp
    −ニトロフェニルアセテートおよび/または2−メチル
    −4−ニトロフェニルアセテートである請求項1ないし
    4の1つまたはそれ以上の方法。
  6. 【請求項6】 水素化触媒が銅、マンガン、コバルト、
    ニッケル、ロジウム、白金および/またはパラジウム、
    特にコバルト、ニッケル、白金および/またはパラジウ
    ム、好ましくはニッケルおよび/またはパラジウム、お
    よび場合により好適な活性化剤および促進剤を含有する
    請求項1ないし5の1つまたはそれ以上の方法。
  7. 【請求項7】 使用される水素化触媒が担体のない触媒
    または担持触媒である請求項1ないし6の1つまたはそ
    れ以上の方法。
  8. 【請求項8】 使用される担体のない触媒がラネーコバ
    ルトまたはラネーニッケル、特にラネーニッケルである
    請求項1ないし7の1つまたはそれ以上の方法。
  9. 【請求項9】 担持触媒がAl2 3 、粘土、軽石、S
    iO2 、シリカゲル、シリカ、珪藻土および/または活
    性炭、特にAl2 3 、粘土、珪藻土および/または活
    性炭、好ましくはAl2 3 、珪藻土および/または活
    性炭である請求項1ないし7の1つまたはそれ以上の方
    法。
  10. 【請求項10】 反応を10ないし50、特に15ない
    し45、好ましくは20ないし40℃で行う請求項1な
    いし9の1つまたはそれ以上の方法。
  11. 【請求項11】 反応を4ないし100、特に5ないし
    50、好ましくは5ないし30MPaのH2 圧で行う請
    求項1ないし10の1つまたはそれ以上の方法。
  12. 【請求項12】 使用される溶剤が直鎖および/または
    分枝鎖状の一価および/または多価脂肪族アルコール、
    特に分枝鎖状一価脂肪族アルコール、脂肪族ケトン、非
    環式および/または環式脂肪族エーテル、脂肪族アルキ
    ルカルボキシレート、アルキルベンゼンおよび/または
    脂肪族N,N−ジアルキルカルボキシアミドである請求
    項1ないし11の1つまたはそれ以上の方法。
  13. 【請求項13】 使用される溶剤が、3個ないし8個の
    炭素原子を有する脂肪族アルコール、特にイソプロピル
    アルコールおよび/またはsec−ブタノールおよび/
    またはtert−ブタノール、3個ないし8個の炭素原
    子を有する脂肪族ケトン、特にアセトンおよび/または
    メチルエチルケトン、アルキル基当り2個ないし4個の
    炭素原子を有する非環式脂肪族エーテル、特にジエチル
    エーテルおよび/またはジ−n−ブチルエーテル、環中
    に4個ないし5個の炭素原子を有する環式脂肪族エーテ
    ル、特にテトラヒドロフランおよび/またはジオキサ
    ン、1個ないし4個の炭素原子を有する脂肪族アルキル
    カルボキシレート、特にメチルホルメートまたはエチル
    ホルメートおよび/またはメチルアセテートおよび/ま
    たはエチルアセテート、アルキルベンゼン、例えばトル
    エン、キシレンおよび/またはイソプロピルベンゼン、
    特にトルエンおよび/または1個ないし4個の炭素原子
    を有する脂肪族N,N−ジアルキルカルボキシアミド、
    特にジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドおよ
    び/またはN−メチルピロリドンである請求項1ないし
    12の1つまたはそれ以上の方法。
  14. 【請求項14】 使用される溶剤混合物がプロトン性極
    性溶剤、特に1個ないし4個の炭素原子を有する直鎖ま
    たは分枝鎖状の脂肪族アルコールおよび非プロトン性極
    性溶剤、特にテトラヒドロフランおよび/またはジオキ
    サンから構成される請求項1ないし13の1つまたはそ
    れ以上の方法。
  15. 【請求項15】 使用される溶剤混合物が5ないし9
    5、特に10ないし90、好ましくは20ないし80重
    量部のプロトン性極性溶剤および95ないし5、特に9
    0ないし10、好ましくは80ないし20重量部の非プ
    ロトン性極性溶剤から構成される請求項1ないし14の
    1つまたはそれ以上の方法。
JP5193641A 1992-08-08 1993-08-04 アミノフェニルアセテートの製造方法 Withdrawn JPH06157438A (ja)

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