JPS6260376B2 - - Google Patents
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- JPS6260376B2 JPS6260376B2 JP56034269A JP3426981A JPS6260376B2 JP S6260376 B2 JPS6260376 B2 JP S6260376B2 JP 56034269 A JP56034269 A JP 56034269A JP 3426981 A JP3426981 A JP 3426981A JP S6260376 B2 JPS6260376 B2 JP S6260376B2
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- reaction
- catalyst
- acetaldehyde
- acetic acid
- acetic anhydride
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は無水酢酸と水素とを反応させることに
よりアセトアルデヒドを製造する方法に関する。
よりアセトアルデヒドを製造する方法に関する。
アセトアルデヒドの主たる製造方法は、工業的
にはエチレンを原料とするものであるが、原料事
情の変化により最近エチレンを用いない方法にも
関心が向けられている。その一つに無水酢酸を原
料とし、これを水素化する方法がある。従来提案
されているのは、たとえば(i)酸化白金触媒または
硫酸バリウムに担持された金属パラジウム触媒を
用いて常温、常圧下に液相で無水酢酸と水素とを
反応させる方法(Chem.Ber.、95、1844
(1962))、(ii)コバルトカルボニル触媒を用いて無
水酢酸および合成ガスからアセトアルデヒドを生
成させる方法(特公昭48−19285号)、(iii)塩化ロジ
ウム触媒を用いこれにトリフエニルホスフインを
共存させて100〜200℃の温度で液相加圧下に無水
酢酸を水素化することによりアセトアルデヒドを
生成させる方法(米国特許第3579566号)などで
ある。しかしながら、無水酢酸を原料とするこれ
らの方法は、アセトアルデヒドの収率ならびに選
択率が極めて低いので工業的に有利な方法とは言
い難い。本発明者らはかかる観点から無水酢酸と
水素とを反応させることによりアセトアルデヒド
を合成する改善された方法について検討した結
果、反応を担体に担持された金属パラジウム触
媒、金属白金触媒または金属ロジウム触媒(以
下、これらを担持パラジウム触媒、担持白金触媒
または担持ロジウム触媒と記す)の存在下気相で
行なうことによりアセトアルデヒドの収率ならび
に選択率が著しく向上することを見出した(特開
昭56−161336号および特開昭56−164126号)。そ
の後さらに検討を続けたところ、このたび反応供
給ガス中に無水酢酸に対して3モル%以上の酢酸
を同伴(含有)させることにより、アセトアルデ
ヒドの収率および選択率の低下を伴うことなく、
触媒の活性寿命を長期に亘つて安定に維持しうる
ことを見出し、本発明に至つた。本発明の方法に
おいてはアセトアルデヒドのほかに酢酸が生成
し、その生成量は用いる反応温度、圧力等の反応
条件によつて若干変化するが、通常アセトアルデ
ヒドに対し等モル近辺の量である。
にはエチレンを原料とするものであるが、原料事
情の変化により最近エチレンを用いない方法にも
関心が向けられている。その一つに無水酢酸を原
料とし、これを水素化する方法がある。従来提案
されているのは、たとえば(i)酸化白金触媒または
硫酸バリウムに担持された金属パラジウム触媒を
用いて常温、常圧下に液相で無水酢酸と水素とを
反応させる方法(Chem.Ber.、95、1844
(1962))、(ii)コバルトカルボニル触媒を用いて無
水酢酸および合成ガスからアセトアルデヒドを生
成させる方法(特公昭48−19285号)、(iii)塩化ロジ
ウム触媒を用いこれにトリフエニルホスフインを
共存させて100〜200℃の温度で液相加圧下に無水
酢酸を水素化することによりアセトアルデヒドを
生成させる方法(米国特許第3579566号)などで
ある。しかしながら、無水酢酸を原料とするこれ
らの方法は、アセトアルデヒドの収率ならびに選
択率が極めて低いので工業的に有利な方法とは言
い難い。本発明者らはかかる観点から無水酢酸と
水素とを反応させることによりアセトアルデヒド
を合成する改善された方法について検討した結
果、反応を担体に担持された金属パラジウム触
媒、金属白金触媒または金属ロジウム触媒(以
下、これらを担持パラジウム触媒、担持白金触媒
または担持ロジウム触媒と記す)の存在下気相で
行なうことによりアセトアルデヒドの収率ならび
に選択率が著しく向上することを見出した(特開
昭56−161336号および特開昭56−164126号)。そ
の後さらに検討を続けたところ、このたび反応供
給ガス中に無水酢酸に対して3モル%以上の酢酸
を同伴(含有)させることにより、アセトアルデ
ヒドの収率および選択率の低下を伴うことなく、
触媒の活性寿命を長期に亘つて安定に維持しうる
ことを見出し、本発明に至つた。本発明の方法に
おいてはアセトアルデヒドのほかに酢酸が生成
し、その生成量は用いる反応温度、圧力等の反応
条件によつて若干変化するが、通常アセトアルデ
ヒドに対し等モル近辺の量である。
本発明方法において、反応供給ガスに同伴(含
有)させる酢酸の量は前述のように無水酢酸に対
して3モル%以上であり、好ましくは10%以上
100%以下である。反応供給ガス中に同伴させる
酢酸の量が無水酢酸に対して3モル%未満では酢
酸を同伴させたことによる効果が実質的に発現し
ない。酢酸の含有量について厳密な意味での上限
は存在しないが、酢酸の含有量を不必要に多くす
ると反応速度が低下するので、通常、無水酢酸に
対して2倍モルまでにとどめるのがよい。酢酸を
反応供給ガスに同伴させる方法としては、酢酸と
無水酢酸を別々に蒸発器で気化させたのち混合す
る方法、あるいは酢酸を混合した無水酢酸を蒸発
器で気化させる方法などがある。
有)させる酢酸の量は前述のように無水酢酸に対
して3モル%以上であり、好ましくは10%以上
100%以下である。反応供給ガス中に同伴させる
酢酸の量が無水酢酸に対して3モル%未満では酢
酸を同伴させたことによる効果が実質的に発現し
ない。酢酸の含有量について厳密な意味での上限
は存在しないが、酢酸の含有量を不必要に多くす
ると反応速度が低下するので、通常、無水酢酸に
対して2倍モルまでにとどめるのがよい。酢酸を
反応供給ガスに同伴させる方法としては、酢酸と
無水酢酸を別々に蒸発器で気化させたのち混合す
る方法、あるいは酢酸を混合した無水酢酸を蒸発
器で気化させる方法などがある。
本発明の方法においては、前述のように、担持
パラジウム、担持白金触媒または担持ロジウム触
媒を使用する。該担持触媒に使用可能な担体とし
てはたとえばアルミナ、シリカ、シリカアルミ
ナ、チタニア、ジルコニア、活性炭などをあげる
ことができる。担体に対する金属パラジウム、金
属白金または金属ロジウムの濃度は臨界的ではな
いが、一般に0.1〜5重量%、好ましくは0.5〜2
重量%である。触媒の調製は公知の方法により行
なうことができる。たとえば、「反応別実用触
媒」(化学工業社刊、昭和45年12月25日発行)第
134−137頁に記載されている方法に従つてパラジ
ウム塩、白金塩またはロジウム塩の水溶液を担体
に含浸させたのち乾燥し、次いで担体上の金属塩
を還元することにより目的とする触媒を得ること
ができる。
パラジウム、担持白金触媒または担持ロジウム触
媒を使用する。該担持触媒に使用可能な担体とし
てはたとえばアルミナ、シリカ、シリカアルミ
ナ、チタニア、ジルコニア、活性炭などをあげる
ことができる。担体に対する金属パラジウム、金
属白金または金属ロジウムの濃度は臨界的ではな
いが、一般に0.1〜5重量%、好ましくは0.5〜2
重量%である。触媒の調製は公知の方法により行
なうことができる。たとえば、「反応別実用触
媒」(化学工業社刊、昭和45年12月25日発行)第
134−137頁に記載されている方法に従つてパラジ
ウム塩、白金塩またはロジウム塩の水溶液を担体
に含浸させたのち乾燥し、次いで担体上の金属塩
を還元することにより目的とする触媒を得ること
ができる。
本発明に従う反応は前記触媒に無水酢酸、水
素、酢酸および所望により窒素ガス、メタンガ
ス、エタンガスなどの反応に不活性な希釈ガスを
含む混合ガスを接触させることにより行なわれ
る。混合ガスに含まれる無水酢酸の割合は任意で
よいが、一般的にはモル濃度で約50%以下、好ま
しくは5〜40%である。無水酢酸/水素のモル比
を約1/20〜約5/1とするのが一般に好まし
い。
素、酢酸および所望により窒素ガス、メタンガ
ス、エタンガスなどの反応に不活性な希釈ガスを
含む混合ガスを接触させることにより行なわれ
る。混合ガスに含まれる無水酢酸の割合は任意で
よいが、一般的にはモル濃度で約50%以下、好ま
しくは5〜40%である。無水酢酸/水素のモル比
を約1/20〜約5/1とするのが一般に好まし
い。
本発明に従う反応を実施するにあたり、反応温
度は約50〜300℃、とくに100〜200℃が好まし
い。反応温度が約300℃を越えるとメタン、一酸
化炭素、アセトン等の副生が顕著になる傾向がみ
られる。反応圧力は一般的には常圧から約20気圧
までの範囲内であるのが望ましい。反応圧力がこ
の範囲から外れていても反応を行うことはできる
が、それにより特別の利益がもたらされることは
ない。
度は約50〜300℃、とくに100〜200℃が好まし
い。反応温度が約300℃を越えるとメタン、一酸
化炭素、アセトン等の副生が顕著になる傾向がみ
られる。反応圧力は一般的には常圧から約20気圧
までの範囲内であるのが望ましい。反応圧力がこ
の範囲から外れていても反応を行うことはできる
が、それにより特別の利益がもたらされることは
ない。
本発明の方法を実施するにあたり固定触媒床お
よび流動触媒床のいずれの反応形式を採用するこ
ともできるが、固定触媒床で反応を行なうと触媒
が反応中に摩耗して損失することがないので有利
である。この固定触媒床による反応は通常、粒径
が約3〜6mmの球状または円柱状成形担体に担持
された触媒を用い、前記混合ガスを空間速度(S.
V.)約100〜10000(全ガス/触媒・hr)、好
ましくは300〜5000(全ガス/触媒・hr)で
触媒上に通過させることにより実施することがで
きる。
よび流動触媒床のいずれの反応形式を採用するこ
ともできるが、固定触媒床で反応を行なうと触媒
が反応中に摩耗して損失することがないので有利
である。この固定触媒床による反応は通常、粒径
が約3〜6mmの球状または円柱状成形担体に担持
された触媒を用い、前記混合ガスを空間速度(S.
V.)約100〜10000(全ガス/触媒・hr)、好
ましくは300〜5000(全ガス/触媒・hr)で
触媒上に通過させることにより実施することがで
きる。
以下、実施例によつて本発明を詳細に説明す
る。実施例中の部は重量部である。なお酢酸を除
く各生成物の選択率は次式にしたがつて算出し
た。
る。実施例中の部は重量部である。なお酢酸を除
く各生成物の選択率は次式にしたがつて算出し
た。
特定生成物の選択率(%)
=単位時間当りに生成した特定生成物のモル数/A+
B×2+C+D+E×2+F ×100 ただし、 A:単位時間当りに生成したアセトアルデヒドの
モル数 B:単位時間当りに生成したエチリデンジアセテ
ートのモル数 C:単位時間当りに生成した酢酸エチルのモル数 D: 〃 エタノールのモル数 E: 〃 アセトンのモル数 F: 〃 メタンのモル数 実施例 1 粒径4〜6mmのアルミナ(水沢化学製、商品名
「ネオビードC」)を1200℃で3時間焼成し、表面
積9m2/gおよび細孔容積0.21c.c./gのアルミナ
を得た。得られたアルミナ50部を、50部の水に塩
化パラジウムナトリウム0.80部を溶解した溶液に
加え、蒸気浴上で蒸発乾固した。次いでアルミナ
上のパラジウム塩をヒドラジンヒドレートで還元
し、充分水洗したのち乾燥した。このようにして
得られた触媒10g(約8c.c.)を内径10mmの硬質ガ
ラス製反応管に充填し、この反応管に無水酢酸、
酢酸および水素からなる混合ガス(無水酢酸:酢
酸:水素=30:8:62(モル比))を毎時12の
速度で導入することにより反応温度180℃常圧で
反応させた。反応開始より2時間後の反応生成物
を分析した結果、アセトアルデヒドが148g/触
媒・hrの生成速度で生成し、アセトアルデヒド
に対し約1.15倍モルの酢酸が生成していた。また
アセトアルデヒドの選択率は90%であり、その他
の生成物としてエチリデンジアセテート2.6%、
酢酸エチル3.2%、メタンおよび一酸化炭素4.0
%、アセトンとエタノールが微量生成していた。
反応条件を一定にして30日反応させた後生成物を
分析した結果、アセトアルデヒドの生成速度は
135g/触媒・hrであり、また各生成物の選択
率は反応開始より2時間後の場合とほぼ同様であ
つた。
B×2+C+D+E×2+F ×100 ただし、 A:単位時間当りに生成したアセトアルデヒドの
モル数 B:単位時間当りに生成したエチリデンジアセテ
ートのモル数 C:単位時間当りに生成した酢酸エチルのモル数 D: 〃 エタノールのモル数 E: 〃 アセトンのモル数 F: 〃 メタンのモル数 実施例 1 粒径4〜6mmのアルミナ(水沢化学製、商品名
「ネオビードC」)を1200℃で3時間焼成し、表面
積9m2/gおよび細孔容積0.21c.c./gのアルミナ
を得た。得られたアルミナ50部を、50部の水に塩
化パラジウムナトリウム0.80部を溶解した溶液に
加え、蒸気浴上で蒸発乾固した。次いでアルミナ
上のパラジウム塩をヒドラジンヒドレートで還元
し、充分水洗したのち乾燥した。このようにして
得られた触媒10g(約8c.c.)を内径10mmの硬質ガ
ラス製反応管に充填し、この反応管に無水酢酸、
酢酸および水素からなる混合ガス(無水酢酸:酢
酸:水素=30:8:62(モル比))を毎時12の
速度で導入することにより反応温度180℃常圧で
反応させた。反応開始より2時間後の反応生成物
を分析した結果、アセトアルデヒドが148g/触
媒・hrの生成速度で生成し、アセトアルデヒド
に対し約1.15倍モルの酢酸が生成していた。また
アセトアルデヒドの選択率は90%であり、その他
の生成物としてエチリデンジアセテート2.6%、
酢酸エチル3.2%、メタンおよび一酸化炭素4.0
%、アセトンとエタノールが微量生成していた。
反応条件を一定にして30日反応させた後生成物を
分析した結果、アセトアルデヒドの生成速度は
135g/触媒・hrであり、また各生成物の選択
率は反応開始より2時間後の場合とほぼ同様であ
つた。
比較例 1
実施例1で用いた触媒と同様の触媒および装置
を用い、反応管に導入する混合ガスのガス組成を
無水酢酸:水素=30:70(モル比)とする以外は
実施例1と同じ反応条件で反応させた。その結果
反応開始より2時間後のアセトアルデヒドの生成
速度は142g/触媒・hrであつたが、30日後の
それは52g/触媒・hrに低下した。アセトアル
デヒドおよびその他の生成物の選択率は反応開始
より2時間および30日後ともに実施例1の場合と
ほぼ同様の値であつた。
を用い、反応管に導入する混合ガスのガス組成を
無水酢酸:水素=30:70(モル比)とする以外は
実施例1と同じ反応条件で反応させた。その結果
反応開始より2時間後のアセトアルデヒドの生成
速度は142g/触媒・hrであつたが、30日後の
それは52g/触媒・hrに低下した。アセトアル
デヒドおよびその他の生成物の選択率は反応開始
より2時間および30日後ともに実施例1の場合と
ほぼ同様の値であつた。
実施例 2
実施例1で用いた触媒と同様の触媒および装置
を用い、反応管に導入する混合ガスのガス組成を
無水酢酸:酢酸:水素=30:25:45(モル比)と
する以外は実施例1と同じ反応条件で反応させ
た。その結果反応開始より2時間後のアセトアル
デヒドの生成速度は91g/触媒・hrであり、そ
の選択率は92%であつた。酢酸はアセトアルデヒ
ドに対して約1.1倍モル生成していた。アセトア
ルデヒドと酢酸を除く他の生成物の選択率はエチ
リデンジアセテート1.8%、酢酸エチル2.8%、メ
タンおよび一酸化炭素3.0%であり、このほかに
アセトンとエタノールが微量生成していた。反応
開始より40日後のアセトアルデヒドの生成速度お
よび選択率は反応開始より2時間後のそれとほぼ
同じであつた。
を用い、反応管に導入する混合ガスのガス組成を
無水酢酸:酢酸:水素=30:25:45(モル比)と
する以外は実施例1と同じ反応条件で反応させ
た。その結果反応開始より2時間後のアセトアル
デヒドの生成速度は91g/触媒・hrであり、そ
の選択率は92%であつた。酢酸はアセトアルデヒ
ドに対して約1.1倍モル生成していた。アセトア
ルデヒドと酢酸を除く他の生成物の選択率はエチ
リデンジアセテート1.8%、酢酸エチル2.8%、メ
タンおよび一酸化炭素3.0%であり、このほかに
アセトンとエタノールが微量生成していた。反応
開始より40日後のアセトアルデヒドの生成速度お
よび選択率は反応開始より2時間後のそれとほぼ
同じであつた。
実施例 3
実施例1で用いたアルミナと同様のアルミナを
1000℃で3時間焼成し、表面積90m2/gおよび細
孔容積0.38c.c./gのアルミナを得た。得られたア
ルミナ35部を、50部の水に塩化パラジウムナトリ
ウム0.97部を溶解した溶液に加え、実施例1と同
様にして触媒を調製した。このようにして得られ
た触媒10g(約10c.c.)を実施例1において用いた
反応管と同じ反応管に無水酢酸、酢酸および水素
からなる混合ガス(無水酢酸:酢酸:水素=20:
6:77(モル比))を毎時15の速度で導入する
ことにより反応温度165℃常圧で反応させた。反
応開始より2時間後の反応生成物を分析した結
果、アセトアルデヒドが70g/触媒・hrの生成
速度で生成し、アセトアルデヒドに対し約1.1倍
モルの酢酸が生成していた。またアセトアルデヒ
ドの選択率は90%であり、その他の生成物として
エチリデンジアセテート2.0%、酢酸エチル2.5
%、メタンおよび一酸化炭素3.5%、アセトンと
エタノールが微量生成していた。反応条件を一定
にして30日反応させた微生成物を分析した結果、
アセトアルデヒドの生成速度は68g/触媒・hr
であり、また各生成物の選択率は反応開始より2
時間後の場合とほぼ同様であつた。
1000℃で3時間焼成し、表面積90m2/gおよび細
孔容積0.38c.c./gのアルミナを得た。得られたア
ルミナ35部を、50部の水に塩化パラジウムナトリ
ウム0.97部を溶解した溶液に加え、実施例1と同
様にして触媒を調製した。このようにして得られ
た触媒10g(約10c.c.)を実施例1において用いた
反応管と同じ反応管に無水酢酸、酢酸および水素
からなる混合ガス(無水酢酸:酢酸:水素=20:
6:77(モル比))を毎時15の速度で導入する
ことにより反応温度165℃常圧で反応させた。反
応開始より2時間後の反応生成物を分析した結
果、アセトアルデヒドが70g/触媒・hrの生成
速度で生成し、アセトアルデヒドに対し約1.1倍
モルの酢酸が生成していた。またアセトアルデヒ
ドの選択率は90%であり、その他の生成物として
エチリデンジアセテート2.0%、酢酸エチル2.5
%、メタンおよび一酸化炭素3.5%、アセトンと
エタノールが微量生成していた。反応条件を一定
にして30日反応させた微生成物を分析した結果、
アセトアルデヒドの生成速度は68g/触媒・hr
であり、また各生成物の選択率は反応開始より2
時間後の場合とほぼ同様であつた。
比較例 2
実施例3で用いた触媒と同様の触媒および装置
を用い、反応管に導入する混合ガスのガス組成を
無水酢酸:水素=20:80(モル比)とする以外は
実施例3と同じ反応条件で反応させた。その結果
反応開始より2時間後のアセトアルデヒドの生成
速度は69g/触媒・hrであつたが、30日後のそ
れは28g/触媒・hrに低下した。アセトアルデ
ヒドおよびその他の生成物の選択率は反応開始よ
り2時間後および30日後ともに実施例3の場合と
ほぼ同様の値であつた。
を用い、反応管に導入する混合ガスのガス組成を
無水酢酸:水素=20:80(モル比)とする以外は
実施例3と同じ反応条件で反応させた。その結果
反応開始より2時間後のアセトアルデヒドの生成
速度は69g/触媒・hrであつたが、30日後のそ
れは28g/触媒・hrに低下した。アセトアルデ
ヒドおよびその他の生成物の選択率は反応開始よ
り2時間後および30日後ともに実施例3の場合と
ほぼ同様の値であつた。
実施例 4
直径3mm、高さ3〜5mmの円柱状のシリカ(日
揮化学製、商品名「N608」)に対してパラジウム
の担持量が0.7重量%となるように塩化パラジウ
ムナトリウムの水溶液を該シリカに含浸させ、
100℃で乾燥させたのち、実施例1と同様にして
触媒を調製した。このようにして得られた触媒10
c.c.を実施例1において用いた反応管と同じ反応管
に充填し、この反応管に無水酢酸、酢酸および水
素からなる混合ガス(無水酢酸:酢酸:水素=
35:5:60(モル比))を毎時15の速度で導入
することにより反応温度170℃常圧で反応させ
た。反応開始より2時間後の反応生成物を分析し
た結果、アセトアルデヒドが62g/触媒・hrの
生成速度で生成し、アセトアルデヒドに対し約
1.05倍モルの酢酸が生成していた。またアセトア
ルデヒドの選択率は92%であり、その他の生成物
としてエチリデンジアセテート1.2%、酢酸エチ
ル1.8%、メタンおよび一酸化炭素4.0%、アセト
ンとエタノールが微量生成していた。反応条件を
一定にして20日反応させた後生成物を分析した結
果、アセトアルデヒドの生成速度は59g/触媒
・hrであり、また各生成物の選択率は反応開始
より2時間後の場合とほぼ同様であつた。
揮化学製、商品名「N608」)に対してパラジウム
の担持量が0.7重量%となるように塩化パラジウ
ムナトリウムの水溶液を該シリカに含浸させ、
100℃で乾燥させたのち、実施例1と同様にして
触媒を調製した。このようにして得られた触媒10
c.c.を実施例1において用いた反応管と同じ反応管
に充填し、この反応管に無水酢酸、酢酸および水
素からなる混合ガス(無水酢酸:酢酸:水素=
35:5:60(モル比))を毎時15の速度で導入
することにより反応温度170℃常圧で反応させ
た。反応開始より2時間後の反応生成物を分析し
た結果、アセトアルデヒドが62g/触媒・hrの
生成速度で生成し、アセトアルデヒドに対し約
1.05倍モルの酢酸が生成していた。またアセトア
ルデヒドの選択率は92%であり、その他の生成物
としてエチリデンジアセテート1.2%、酢酸エチ
ル1.8%、メタンおよび一酸化炭素4.0%、アセト
ンとエタノールが微量生成していた。反応条件を
一定にして20日反応させた後生成物を分析した結
果、アセトアルデヒドの生成速度は59g/触媒
・hrであり、また各生成物の選択率は反応開始
より2時間後の場合とほぼ同様であつた。
比較例 3
実施例4で用いた触媒と同様の触媒および装置
を用い、反応管に導入する混合ガスのガス組成を
無水酢酸:水素=35:65(モル比)とする以外は
実施例4と同じ反応条件で反応させた。その結果
反応開始より2時間後のアセトアルデヒドの生成
速度は60g/触媒・hrであつたが、20日後のそ
れは22g/触媒・hrに低下した。アセトアルデ
ヒドおよびその他の生成物の選択率は反応開始よ
り2時間後および20日後ともに実施例4の場合と
ほぼ同様の値であつた。
を用い、反応管に導入する混合ガスのガス組成を
無水酢酸:水素=35:65(モル比)とする以外は
実施例4と同じ反応条件で反応させた。その結果
反応開始より2時間後のアセトアルデヒドの生成
速度は60g/触媒・hrであつたが、20日後のそ
れは22g/触媒・hrに低下した。アセトアルデ
ヒドおよびその他の生成物の選択率は反応開始よ
り2時間後および20日後ともに実施例4の場合と
ほぼ同様の値であつた。
実施例 5
表面積34m2/gおよび粒径3〜4mmの球形チタ
ニア(堺化学製、商品名「CS−200−24」)に対
して白金の担持量が1.0重量%となるように塩化
白金酸の水溶液を該チタニアに含浸させ、100℃
で乾燥させたのち、実施例1と同様にして触媒を
調製した。このようにして得られた触媒10c.c.を実
施例1で用いたのと同じ反応管に充填し、この反
応管に無水酢酸、酢酸、水素および窒素からなる
混合ガス(無水酢酸:酢酸:水素:窒素=20:
3:50:28(モル比))を毎時12の速度で導入
することにより反応温度185℃常圧で反応させ
た。反応開始より2時間後の反応生成物を分析し
た結果、アセトアルデヒドが22g/触媒・hrの
生成速度で生成し、その選択率は87%であること
がわかつた。酢酸はアセトアルデヒドに対し約
1.15倍モル生成していた。アセトアルデヒドと酢
酸を除く他の生成物の選択率はエチリデンジアセ
テート3.8%、酢酸エチル2.5%、一酸化炭素およ
びメタン6.0%であり、このほかにアセトンとエ
タノールが微量生成していた。反応条件を一定に
して15日反応させた後生成物を分析した結果、ア
セトアルデヒドの生成速度は20g/触媒・hrで
あり、また各生成物の選択率は反応開始より2時
間後の場合とほぼ同様であつた。
ニア(堺化学製、商品名「CS−200−24」)に対
して白金の担持量が1.0重量%となるように塩化
白金酸の水溶液を該チタニアに含浸させ、100℃
で乾燥させたのち、実施例1と同様にして触媒を
調製した。このようにして得られた触媒10c.c.を実
施例1で用いたのと同じ反応管に充填し、この反
応管に無水酢酸、酢酸、水素および窒素からなる
混合ガス(無水酢酸:酢酸:水素:窒素=20:
3:50:28(モル比))を毎時12の速度で導入
することにより反応温度185℃常圧で反応させ
た。反応開始より2時間後の反応生成物を分析し
た結果、アセトアルデヒドが22g/触媒・hrの
生成速度で生成し、その選択率は87%であること
がわかつた。酢酸はアセトアルデヒドに対し約
1.15倍モル生成していた。アセトアルデヒドと酢
酸を除く他の生成物の選択率はエチリデンジアセ
テート3.8%、酢酸エチル2.5%、一酸化炭素およ
びメタン6.0%であり、このほかにアセトンとエ
タノールが微量生成していた。反応条件を一定に
して15日反応させた後生成物を分析した結果、ア
セトアルデヒドの生成速度は20g/触媒・hrで
あり、また各生成物の選択率は反応開始より2時
間後の場合とほぼ同様であつた。
比較例 4
実施例5で用いた触媒と同様の触媒および装置
を用い、反応管に導入する混合ガスのガス組成を
無水酢酸:水素:窒素=20:50:30(モル比)と
する以外は実施例5と同じ反応条件で反応させ
た。その結果反応開始より2時間後のアセトアル
デヒドの生成速度は20g/触媒・hrであつた
が、15日後のそれは12g/触媒・hrに低下し
た。アセトアルデヒドおよびその他の生成物の選
択率は反応開始より2時間後および15日後ともに
実施例5の場合とほぼ同様の値であつた。
を用い、反応管に導入する混合ガスのガス組成を
無水酢酸:水素:窒素=20:50:30(モル比)と
する以外は実施例5と同じ反応条件で反応させ
た。その結果反応開始より2時間後のアセトアル
デヒドの生成速度は20g/触媒・hrであつた
が、15日後のそれは12g/触媒・hrに低下し
た。アセトアルデヒドおよびその他の生成物の選
択率は反応開始より2時間後および15日後ともに
実施例5の場合とほぼ同様の値であつた。
実施例 6
直径3mm、高さ3.5mmのペレツト状アルミナに
対してロジウムが0.5重量%担持された触媒(日
本エンゲルハルド製、製品名「0.5%Rhアルミナ
ペレツト」)10gを実施例1で用いたのと同じ反
応管に充填し、実施例3と同一の反応条件で反応
させた。反応開始より2時間後の反応生成物を分
析した結果、アセトアルデヒドが12g/触媒・
hrの生成速度で生成し、その選択率は76%であつ
た。酢酸はアセトアルデヒドに対して約1.3倍モ
ル生成していた。アセトンの選択率は18%であ
り、このほかに少量の酢酸エチル、エチリデンジ
アセテート、一酸化炭素、メタンおよびエタノー
ルなどが生成していた。反応開始より10日後のア
セトアルデヒドの生成速度および選択率は反応開
始より2時間後のそれとほぼ同じであつた。
対してロジウムが0.5重量%担持された触媒(日
本エンゲルハルド製、製品名「0.5%Rhアルミナ
ペレツト」)10gを実施例1で用いたのと同じ反
応管に充填し、実施例3と同一の反応条件で反応
させた。反応開始より2時間後の反応生成物を分
析した結果、アセトアルデヒドが12g/触媒・
hrの生成速度で生成し、その選択率は76%であつ
た。酢酸はアセトアルデヒドに対して約1.3倍モ
ル生成していた。アセトンの選択率は18%であ
り、このほかに少量の酢酸エチル、エチリデンジ
アセテート、一酸化炭素、メタンおよびエタノー
ルなどが生成していた。反応開始より10日後のア
セトアルデヒドの生成速度および選択率は反応開
始より2時間後のそれとほぼ同じであつた。
比較例 5
実施例6で用いた触媒と同様の触媒および装置
を用い、比較例2と同様の反応条件で反応させ
た。その結果反応開始より2時間後のアセトアル
デヒドの生成速度は12g/触媒・hrであつた
が、10日後のそれは5g/触媒・hrに低下し
た。アセトアルデヒドおよびその他の生成物の選
択率は反応開始より2時間および10日後ともに実
施例6の場合とほぼ同様の値であつた。
を用い、比較例2と同様の反応条件で反応させ
た。その結果反応開始より2時間後のアセトアル
デヒドの生成速度は12g/触媒・hrであつた
が、10日後のそれは5g/触媒・hrに低下し
た。アセトアルデヒドおよびその他の生成物の選
択率は反応開始より2時間および10日後ともに実
施例6の場合とほぼ同様の値であつた。
Claims (1)
- 1 無水酢酸と水素とを担体に担持された金属パ
ラジウム、金属白金または金属ロジウム触媒の存
在下気相で反応させてアセトアルデヒドを製造す
るに際し、反応供給ガス中に無水酢酸に対して3
モル%以上の酢酸を同伴させることを特徴とする
アセトアルデヒドの製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56034269A JPS57146731A (en) | 1981-03-09 | 1981-03-09 | Preparation of acetaldehyde |
| CA000376493A CA1226585A (en) | 1980-05-19 | 1981-04-29 | Process for producing acetaldehyde |
| US06/261,805 US4351964A (en) | 1980-05-19 | 1981-05-08 | Process for producing acetaldehyde |
| DE8181103751T DE3160416D1 (en) | 1980-05-19 | 1981-05-15 | Process for producing acetaldehyde |
| EP81103751A EP0040414B1 (en) | 1980-05-19 | 1981-05-15 | Process for producing acetaldehyde |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56034269A JPS57146731A (en) | 1981-03-09 | 1981-03-09 | Preparation of acetaldehyde |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57146731A JPS57146731A (en) | 1982-09-10 |
| JPS6260376B2 true JPS6260376B2 (ja) | 1987-12-16 |
Family
ID=12409436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56034269A Granted JPS57146731A (en) | 1980-05-19 | 1981-03-09 | Preparation of acetaldehyde |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57146731A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63152340A (ja) * | 1986-08-14 | 1988-06-24 | Idemitsu Kosan Co Ltd | カルボン酸エステルの製造方法 |
| JP4553077B2 (ja) * | 1999-02-10 | 2010-09-29 | 三菱瓦斯化学株式会社 | カルボン酸無水物およびアルデヒド類の製造方法 |
-
1981
- 1981-03-09 JP JP56034269A patent/JPS57146731A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57146731A (en) | 1982-09-10 |
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