JPH06157635A - オレフィン類重合用のバナジウムベースの触媒成分と触媒及びそれを用いる重合法 - Google Patents

オレフィン類重合用のバナジウムベースの触媒成分と触媒及びそれを用いる重合法

Info

Publication number
JPH06157635A
JPH06157635A JP5203466A JP20346693A JPH06157635A JP H06157635 A JPH06157635 A JP H06157635A JP 5203466 A JP5203466 A JP 5203466A JP 20346693 A JP20346693 A JP 20346693A JP H06157635 A JPH06157635 A JP H06157635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
alpha
olefins
component
chr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5203466A
Other languages
English (en)
Inventor
Umberto Zucchini
ズッキーニ ウンベルト
Darocco Tiziano
ダッローコ ツィツィアノ
Angelini Antonella
アンジェリーニ アントネラ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Spherilene SRL
Original Assignee
Spherilene SRL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Spherilene SRL filed Critical Spherilene SRL
Publication of JPH06157635A publication Critical patent/JPH06157635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルファ−オレフィン類重合用の触媒成分、
それを用いた触媒、及びそれらによる重合法を提供す
る。 【構成】 触媒成分が、組成: VCly・z(b) (式中(b)はアルキルハライド、アリールハライド及
びアシルハライドから選択された有機化合物を示し、y
は2以上で4以下の数、zは0以上で2以下か等しい
数)の生成物からなるアルファ−オレフィン類CH2
CHR(Rは水素原子又は1〜8の炭素原子を有するア
ルキル基)からなり、触媒が前記触媒成分とアルキルア
ルミニウム化合物との反応生成分物からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アルファ−オレフィ
ン類CH2=CHR(Rは水素原子又は1〜8の炭素原
子を有するアルキル基)の重合用バナジウム化合物ベー
スの触媒成分、それから得られた触媒と、オレフィン類
の(共)重合法への使用に関する。
【0002】
【従来の技術】バナジウム化合物からの触媒をオレフィ
ン系ポリマー類の製造法に使用することは、例えばポリ
エチレンの場合にかなり広い分子量分布のものが得られ
たり、共重合法から由来の製品でコモノマーの分布が良
いなどの利点がある。使用可能なバナジウム化合物の中
で、最も普通のものはVCl3である。
【0003】VCl3はVCl4の熱分解で得ることが知
られている。事実、4塩化バナジウムは、あまり安定で
はなく、次式による分解する傾向がある。 VCl4 → VCl3 + 1/2Cl2 このため、VCl4を特にオレフィン類の重合用触媒の
製造に使用する必要があるとき、例えばクロル化炭化水
素で安定化される(米国特許第3,494,728号)。VCl4
に安定化効果を有する他の化合物としては、モノ又はジ
官能性のアシルハライド、特にベンゾイルクロリドとフ
タロイルクロリドがある(ヨーロッパ特許第291,361
号)。
【0004】しかし、VCl4からVCl3への変換を実
質的に完全なものとするには、反応を高温で非常に長時
間行う必要があり、すなわち分解は、160〜170℃
で約50時間行われる(インオルガニック シンセイシ
ス INORGANIC SYNTHESIS,4巻、128頁(マグローヒル出
版、1953年))。過激な条件が要求される結果、VCl
4の還元は一般に化学的に行われる。
【0005】ヨーロッパ特許出願A-155,770号には、M
g−C結合を含有し本質的にHgCl2からなる支持体
でのVCl4の沈殿で得たバナジウム触媒を開示してい
る。支持体は、エーテルの存在下ジアルキルマグネシウ
ムのハロゲン化で作られ、ハロゲン化は、いくらかの残
存Mg−C結合を残すように行われる。20〜50℃の
温度で加熱し、Mg−C結合の還元効果により、VCl
4は部分的に還元され、支持体上に沈殿する。この条件
下では、使用されるVCl4のフラクションのみが還元
されMgCl2に固定されて残る。
【0006】VCl4の化学的還元によるバナジウム化
合物の触媒製造の他の方法はI.W.パーソンズ(ポリ
マーPolymer,1989,30巻,1336頁)に記載されている。
還元は、VCl4とMgR2又はBrMgRとの反応で行
われ、MgCl2上に支持されたVCl3が本質的に得ら
れる。しかし、エチレン重合へ使用したときの収率は非
常に低い。
【0007】
【課題を解決するための手段】ここにVCl4を適当な
有機化合物の存在下で分解することにより、アルファ−
オレフィン類重合に非常に活性な触媒成分を得ることが
できることを見出した。VCl4の還元に特に効果的な
有機化合物は、ハロゲン化有機化合物で、特にVCl4
の安定化剤として公知の有機酸のハライドである。
【0008】この発明の触媒成分は(a)VCl4と、
(b)芳香族又は脂肪族の何れかのアルキルハライド、
アリールハライド、アシルハライドから選択された有機
化合物との反応生成物である。
【0009】得られる成分は、アルミニウムの有機金属
誘導体(助触媒,cocatalyst)との反応により、アルフ
ァ−オレフィン類CH2=CHR(Rは水素又は1〜8
の炭素原子のアルキル基)の重合と共重合で高活性を示
す触媒を与える。このような触媒は、エチレン及びエチ
レンとアルファ−オレフィン類CH2=CHR’(R’
は1〜8の炭素原子のアルキル基)、特にプロピレン、
ブテン−1、ペンテン−1、4−メチルペンテン−1、
ヘキセン−1やオクテン−1との混合物の重合に特に適
する。
【0010】この発明の触媒は、エチレンとアルファ−
オレフィン類CH2=CHR’との飽和弾性コポリマー
類、エチレンと前記オレフィン及び少量のジエンとの不
飽和弾性コポリマー類の製造に有利に使用できる。好ま
しい有機化合物(b)としては、芳香族のモノ又はポリ
カルボン酸から誘導されるアシルハライド、例えば、ベ
ンゾイルクロリド(BC)、及びp−クロロベンゾイル
クロリド(p−クロロBC)、p−メトキシベンゾイル
クロリド(p−メトキシBC)のような置換ベンゾイル
クロリドやフタロイルクロリドである。特に、BCとp
−メトキシBCが好ましい。
【0011】脂肪族モノ又はポリカルボン酸から誘導さ
れるアシルハライド、例えばトリメチルアセチルクロリ
ド(ピバロイルクロリド)も有利に使用できる。他の使
用できる化合物の例としては、n−ブチルパークロロク
ロトネート(nBPCC)、クロロホルム、エチルトリ
クロロアセテート(ETA)やα,α,α−トリクロロ
トルエンのようなアルキルハライドとアリールハライド
が挙げられる。
【0012】化合物(a)と化合物(b)との反応は、
化合物(b)中で直接、または、例えばヘプタン、デカ
ン又はトルエンのような好ましくは50℃以上の沸点の
脂肪族又は芳香族炭化水素溶媒中で行うことができる。
反応は、10℃以上、好ましくは50℃以上、特に70
〜130℃の間で行うのが有利である。反応時間は触媒
成分を得るため一般に1時間以上、好ましくは3〜10
時間である。
【0013】化合物(a)と化合物(b)とは、ヘキサ
ン、ヘプタン又はトルエンのような炭化水素溶媒の存在
下で、100以下、好ましくは0.1〜30の範囲内、
特に0.3〜10の範囲内の化合物(b)/Vのモル比
に対応する量で反応させられる。反応混合物中のVCl
4の濃度は一般に0.01〜3モル/リットルである。
【0014】反応によって得られる生成物は、一般に次
式で定義できる組成を有する VCly・z(b) (b)は化合物(b)を示し、yは2以上で4以下の数
で、好ましくは2.5〜3.5の範囲内であり、zは0
より大で2により低いか等しい数で、好ましくは0.0
02〜1の範囲内からなる。
【0015】このようにして得られた触媒成分は、アル
ミニウムの有機金属誘導体(助触媒cocatalyst)との反
応でアルファ−オレフィン類CH2=CHRの重合及び
共重合で高活性な触媒となる。
【0016】助触媒として使用できるアルミニウムの有
機金属誘導体としては、例えば、トリアルキルアルミニ
ウム、アルミニウムアルキルモノヒドリド、アルミニウ
ムジアルキルモノアルコキシド、アルミニウムジアルキ
ルモノクロリド、アルミニウムアルキルセスキハライド
がある。代表例としては、トリエチルアルミニウム(A
lEt3又はTEAL)、トリイソブチルアルミニウム
(TIBAL)、トリ−n−ブチルアルミニウム、トリ
−n−ヘキシルアルミニウム(TNHA)、トリ−n−
オクチルアルミニウム、Al(OEt)Et2、AlE
2Cl(DEAC)、Al2Et3Cl3がある。好まし
いAl−アルキル化合物としては、トリアルキルアルミ
ニウム類、特にTIBAL、TNHAとTEALであ
る。
【0017】アルミニウムの有機金属誘導体とバナジウ
ム化合物とのモル比は一般に5〜500の間、好ましく
は10〜100の間である。この発明の触媒成分から得
られた触媒の活性は公知の促進剤(promoter)を用いて
さらに増大さすことができる。促進剤としては、飽和又
は不飽和のハロゲン化炭化水素、飽和又は不飽和カルボ
ン酸のエステルのようなハロゲン化有機化合物から選択
され、代表的な促進剤としてはCHCl3、CH2
2、CCl4、CFCl3、CF2ClCCl3、エチル
クロロアセテート、n−ブチルパークロロクロトネート
が挙げられる。クロロホルムが好ましい促進剤である。
【0018】促進剤は、促進剤/バナジウムのモル比か
1〜150の間、好ましくは5〜60の間になるような
量で用いられる。(共)重合は、液相中(溶媒又は液体
モノマー中)、又は気相で行うことができる。使用でき
る溶媒の例はヘキサン、ヘプタン、デカンのような脂肪
族炭化水素である。反応は、一般に0〜200℃の間、
好ましくは50〜95℃の間の温度で常圧又は加圧下で
行うことができる。
【0019】(共)重合体の平均分子量は重合中に適当
な量の水素を用いて調整できる。この発明の触媒成分か
ら得られる触媒は、水素濃度にむしろ敏感で、一般に水
素の圧力分布の小さな変化で平均分子量に大きな変化を
与える。得られた(共)重合体は、むしろ広い分子量分
布を示し、一般に比F/Eは、0.1に等しいか以上の
Eの値に対し90以上であることを特徴とする。メルト
インデックスF(ASTM D-1238-コンディションF)とメ
ルトインデックスE(ASTM D-1238-コンディションE)
の間の比F/Eは、分子量分布の巾の測定であり、値E
は平均分子量を指す。
【0020】特別な観点によれば、この発明はアルファ
−オレフィン類の重合に高活性な触媒を得ることを可能
とする支持触媒成分の製造に関する。この製造は、化合
物(a)と(b)と反応で行われる反応を支持体の存在
下で行われる。支持体は、規則的な形態のものでも又は
なくてもよい。規則的な形態を有する支持体は、例え
ば、米国特許第4,469,648号、ヨーロッパ特許出願A1-0,
449,673号、同A1-0,488,856号に記載されている。
【0021】好ましい支持体は、球状のMgCl2で、
すなわち、長軸と短軸の比が1.5以下好ましくは1.
3以下又は等しい事で特徴付けられる粒子の形である。
この発明の支持した球状成分から得られた触媒は、重合
の調整に効果的であり、その懸濁中(溶媒又はモノマー
を液相に使用)又は気相中での最近の重合法に特に適す
る。その上、得られる(共)重合体は、成形工程に付す
前にペレット化の必要がない。
【0022】球状支持体は、米国特許第3,953,414号に
記載の方法によって球状に得られるような、水和マグネ
シウムジクロリド特にMgCl26H2Oから作ることが
できる。他の方法として米国特許第4,469,648号、同第
4,399,054に記載の方法によりMgCl2−電子供与化合
物付加物から球状に、又公知技術に従ってMgCl2
液の噴霧乾燥によって球状に作ることができる。
【0023】MgCl2と活性水素を含有する電子供与
化合物(例えばアルコール類、フェノール類又は水)と
の付加物から、例えばヨーロッパ特許出願A-0,395,082
号に記載の方法により球状支持体を作るのが特に好まし
い。電子供与化合物としては、アルコール類、特にエチ
ルアルコールが好ましい。
【0024】MgCl2とアルコールとの球状付加物
は、化合物(a)と(b)との反応前に、残留アルコー
ル含量が40重量%以下好ましくは10重量%以下にな
るまで部分的に脱アルコールさせるのが好ましい。脱ア
ルコールは、例えば窒素気流中で加熱した流動床中での
物理的に、又は、AlEt3のような適当なアルミニウ
ム有機金属化合物との反応による化学的に行うことがで
きる。
【0025】この発明の触媒成分は、このように部分的
に脱アルコールした支持体を脂肪族炭化水素(ヘキサ
ン、ヘプタンなど)に分散し、VCl4溶液、次いで有
機化合物(b)と処理することによって得られる。VC
4との処理は、50℃以下、好ましくは15〜30℃
の温度で一般に30分以上の期間行われる。
【0026】化合物(a)と化合物(b)との反応は、
10℃以上好ましくは50〜130℃の間の温度で行わ
れ、反応時間は一般に1時間以上、好ましくは3〜10
時間である。(b)/Vのモル比は前に定義した通りで
ある。得られる触媒成分中のバナジウムの含量(パーセ
ント)は、0.5〜15重量%の間で変化でき、このま
しくは2〜7重量%の間である。
【0027】アルミニウムアルキル化合物、好ましく
は、TIBAL又はTNHAのようなトリアルキルアル
ミニウムが助触媒として、一般に重合に用いられること
を記載したが、Al/Vの比は5〜500の間で変化で
き好ましくは100〜400の間である。上記のよう
に、公知の促進剤(プロモーター)の使用は重合におけ
る触媒活性の向上をさせる。促進剤の量は、一般に促進
剤/V比が1.5〜150の間、好ましくは30〜12
0の間である。
【0028】
【実施例】次に発明を例証するため実施例で説明する
が、これによって限定されるものではない。実施例にお
いて、使用物質の全ての合成操作及び取扱い(移送、濾
過、乾燥)は無水窒素ガス中で行われる。分散材として
用いた溶媒(ヘキサン、ヘプタン、トルエン)は、水素
化リチウムアルミニウム上で又は無水MgCl2上で蒸
留し、活性モレキュラーシーブ(4Å)で保持したもの
である。
【0029】例示の触媒成分の組成は、次の公知法で測
定された。 V,Mg,Al : 水性硫酸に溶解後、原子吸光 Cl : 水性硫酸に溶解後、硝酸銀に
よる電位差滴定 化合物(b)、溶媒 : メタノール、アンモニア処理
後、クロマト分析 重合生成物については、メルトインデックスE、F、P
の測定を、ASTM−D−1238、コンディションE
(2.16kg)、F(21.6kg)、P(5kg)
により、190℃で行った。固有粘度は、135℃でテ
トラヒドロナフタレン(THN)中で測定した。
【0030】実施例1 機械撹拌器、還流冷却器、温度計を具備した500ml
の4頚フラスコを無水窒素で脱ガスし、常に無水窒素下
に保持させ、室温で37mlの蒸留ヘプタンを入れ、撹
拌下に15ml(0.137モル)の4塩化バナジウム
(97%、VCl4)を加えた。
【0031】次いで、蒸留塩化ベンゾイル(80ml、
0.689モル)を20分かけて加え、1時間かけて9
0℃に昇温し、同温度で5時間保持した。得られた暗黒
な懸濁液を40℃になるまで放置し、濾過した。固形残
渣を無水ヘキサンで6回洗浄し減圧(20mmHg)下
30℃で乾燥した。16gの褐色粉末が得られ、30.
8重量%のバナジウム、66.6重量%の塩素、0.8
重量%の塩化ベンゾイルと1.7重量%の溶剤(表1参
照)を含有した。
【0032】実施例2〜13 実施例1に記載の方法に従って行い、試薬のタイプと
量、得られる触媒の組成は表1に示す。 実施例C1(比較) 機械撹拌器、還流冷却器、温度計を具備した250ml
の4頚フラスコを、無水窒素で脱ガスし、無水窒素下に
常に保持し、室温で75.8mlの蒸留ヘプタンを加
え、撹拌下に15ml(0.137モル)の4塩化バナ
ジウム(97%、VCl4)を添加した。
【0033】その後、1時間かけて90℃に昇温し、5
時間同温度に保持した。得られた暗黒懸濁液を40℃に
なるまで放置し、濾過した。固形残渣を無水ヘプタンで
6回洗浄し、減圧(20mmHg)下30℃で乾燥し
た。6.8gの暗紫色粉末が得られ、28.1重量%の
バナジウム、65.7重量%の塩素と1重量%の溶媒を
含有した(表1参照)。
【0034】
【表1】
【0035】実施例14〜45エチレンのヘキサン懸濁液中での重合 装置として、マグネチックスターラー(700rp
m)、マノメター、温度指示計、触媒供給槽、エチレン
と水素供給ライン、強制循環温度調節ジャケットを具備
する2.5リットルのステンレス加圧釜を使用した。
【0036】加圧釜を75〜80℃の窒素気流で1時間
脱ガスし、その後エチレンを約30分流し、水素で3〜
4回洗浄した。触媒系は、小さな100mlのフラスコ
(滴下ロート付)中で、50mlの無水ヘキサンと適当
量の触媒成分、及び任意に表2と3に示す場合の促進剤
としてのクロロホルムを混合して、別に作った。さらに
滴下ロート中の50mlの無水ヘキサンをフラスコ洗浄
用に用いた。加圧釜を40℃に冷却後、水素ガス下、選
択したタイプと量のアルキルアルミニウムを加えた無水
ヘキサン(900ml)を供給した。温度を重合条件に
した。水素を所望圧(Ph)まで加え、エチレンを重合
圧の80%まで加えた。触媒系を触媒供給槽に供給し、
エチレン圧下に加圧釜に導入し、選択エチレン圧(P
e)した。
【0037】テストは、水と蒸気での温度調節によっ
て、温度(T)を一定に保持して行った。すなわち、エ
チレン圧は、常に撹拌下、連続供給で一定に保った。所
定時間(この例では120分)後、エチレン流を中断
し、反応釜を冷却し、残圧を脱気した。加圧釜を開放
し、排出させた重合体を濾過し、窒素気流下60℃でオ
ーブン中で乾燥した。表2、3、4に、触媒システムの
特性、重合条件と生成物の収量と特性を示す
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】実施例46支持体の製造 米国特許第4,399,054号記載の方法で作り、MgCl2
1モル当り約3モルのアルコールを含有するマグネシウ
ムクロリドアルコール付加物を、エタノール含量が約3
7重量%になるまで熱処理した。この支持体300g
を、無水ヘキサン3リットルの懸濁液として5リットル
の反応器に供給した。
【0042】室温で撹拌下に120gのトリエチルアル
ミニウムのヘキサン溶液を加えた。混合物を69℃に加
熱し、60分間撹拌し、次いで撹拌を中止し、混合物を
静置し、液相を分離した。トリエチルアルミニウムとの
処理を同条件下でさらに2回行った。次いで支持体をヘ
キサンで洗浄し、50℃で乾燥した。残留アルコール量
は7.6%であった。
【0043】触媒の成分の製造 機械撹拌器、還流濃縮器、温度計、サーモスタットを具
備した500mlのジャケット付反応器を、無水窒素で
脱ガスし、無水窒素気流下に保持し、これに室温で50
mlの蒸留ヘプタンと10.7gの上記支持体を導入し
た。30分後に、1.4ml(12.8ミリモル)のV
Cl4(9.7%)と12mlの蒸留ヘプタンからなる
溶液を加えた。この系を室温で30分間撹拌し、懸濁液
を静置し、濾過した。固形残渣を蒸留ヘプタン(30m
l)に懸濁し、蒸留塩化ベンゾイル(3.72ml、3
2ミリモル)と蒸留ヘプタン(15ml)の溶液を20
分かけて滴下した。温度を1時間かけて90℃に上げ、
5時間保持した。得られた暗黒懸濁液を40℃まで静置
し濾過した。固形残渣を無水ヘキサンで2回洗浄し、減
圧下(20mmHg)、30℃で乾燥した。14.43
gの褐色粉末が得られ、4.75(重量)%のバナジウ
ム、52.2%の塩素、12.75%のマグネシウム、
2.35%のアルミニウム、0.4%のエチルアルコー
ル、9.36%の塩化ベンゾイル、7%の溶媒を含有し
た(表5)。
【0044】実施例47 実施例46の方法に従い、塩化ベンゾイルをp−メトキ
リベンゾイルクロリドに代え、1に等しいバナジウムに
対するモル比に相当する量を用いて触媒成分を作った
(表5)。
【0045】実施例48 実施例46で得た、約37%のアルコールを含有するM
gCl2−エチルアルコール付加物を原料として支持体
を作った。触媒成分の製造前に、この付加物を残留エチ
ルアルコール含量が6%になるまで、50〜150℃の
温度で、窒素気流中流動床中で熱処理して脱アルコール
化した。触媒成分の製法は実施例46と同様で、試薬の
タイプと量、得られる成分の組成は表5に示す。
【0046】
【表5】
【0047】実施例59〜63 実施例14〜45に記載と同様な方法(重合時間:2時
間)で、エチレンを支持した触媒成分から得た触媒の存
在下で重合させた。重合条件、生成物の収量と特性は表
6に示す。
【0048】
【表6】
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、広い分子量分布のオ
レフィン重合物の生産のための高活性な触媒成分及び触
媒を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントネラ アンジェリーニ イタリア国,44100 フェラーラ ヴィア バル テレッバ 16

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組成: VCly・z(b) (式中(b)はアルキルハライド、アリールハライド及
    びアシルハライドから選択された有機化合物を示し、y
    は2以上で4以下の数、zは0以上で2以下か等しい
    数)の生成物からなるアルファ−オレフィン類CH2
    CHR(Rは水素原子又は1〜8の炭素原子を有するア
    ルキル基)の重合又は共重合用の触媒の成分。
  2. 【請求項2】 4塩化バナジウム(a)とアルキルハラ
    イド、アリールハライド、アシルハライドから選択され
    た有機化合物(b)との反応を10℃以上で行って得ら
    れる反応生成物からなるアルファ−オレフィン類CH2
    =CHR(Rは水素原子又は1〜8の炭素原子を有する
    アルキル基)の重合又は共重合用の触媒の成分。
  3. 【請求項3】 zが0.002〜1の範囲内の数で、y
    が2.5〜3.5の範囲内の数である請求項1に記載の
    成分。
  4. 【請求項4】 有機化合物(b)が芳香族モノ又はポリ
    カルボン酸から誘導されるアシルハライドである請求項
    1又は2による成分。
  5. 【請求項5】 有機化合物(b)が脂肪族モノ又はポリ
    カルボン酸から誘導されるアシルハライドである請求項
    1又は2による成分。
  6. 【請求項6】 有機化合物(b)がベンゾイルクロリ
    ド、p−クロロベンゾイルクロリド、p−メトキシベン
    ゾイルクロリド、フタロイルクロリド、ピバロイルクロ
    リド、n−ブチルパークロロクロトネート又はクロロホ
    ルムである請求項1又は2による成分。
  7. 【請求項7】 反応が、70〜130℃の温度で3〜1
    0時間行われる請求項2による成分。
  8. 【請求項8】 反応に、(b)と(a)のモル比が0.
    01〜100の範囲内で用いられる請求項2による成
    分。
  9. 【請求項9】 (b)と(a)のモル比が0.1〜30
    の範囲内である請求項8による成分。
  10. 【請求項10】 (b)と(a)のモル比が0.3〜1
    0の範囲内である請求項8による成分。
  11. 【請求項11】 球状のマグネシウムハライドに支持さ
    れてなる請求項1又は2による成分。
  12. 【請求項12】 マグネシウムハライドが、そのアルコ
    ールとの付加物から10重量%以下までのアルコール含
    量に脱アルコール化したものから得られる請求項11に
    よる成分。
  13. 【請求項13】 請求項1又は2による触媒の成分とア
    ルキルアルミニウム化合物との反応生成物からなるアル
    ファ−オレフィン類CH2=CHR(Rは水素原子又は
    1〜8の炭素原子を有するアルキル基)の重合又は共重
    合用の触媒。
  14. 【請求項14】 アルキルアルミニウム化合物がトリア
    ルキルアルミニウムである請求項13による触媒。
  15. 【請求項15】 アルキルアルミニウム化合物が、トリ
    イソブチルアルミニウム又はトリn−ヘキシルアルミニ
    ウムである請求項13による触媒。
  16. 【請求項16】 請求項11又は12による触媒の成分
    とアルキルアルミニウム化合物との反応生成物からなる
    アルファ−オレフィン類CH2=CHR(Rは水素原子
    又は1〜8の炭素原子を有するアルキル基)の重合又は
    共重合用触媒。
  17. 【請求項17】 請求項13による触媒の存在下でアル
    ファ−オレフィン類CH2=CHR(Rは水素原子又は
    1〜8の炭素原子を有するアルキル基)を重合又は共重
    合する方法。
  18. 【請求項18】 請求項16による触媒の存在下でアル
    ファ−オレフィン類CH2=CHR(Rは水素原子又は
    1〜8の炭素原子を有するアルキル基)を重合又は共重
    合する方法。
  19. 【請求項19】 請求項13による触媒の存在下、任意
    に少量のジエンを加えて、エチレン又はエチレンとアル
    ファ−オレフィン類CH2=CHR’(R’は1〜8の
    炭素原子を有するアルキル基)との混合物を重合する方
    法。
  20. 【請求項20】 請求項16による触媒の存在下、任意
    に少量のジエンを加えて、エチレン又はエチレンとアル
    ファ−オレフィン類CH2=CHR’(R’は1〜8の
    炭素原子を有するアルキル基)との混合物を重合する方
    法。
  21. 【請求項21】 アルファ−オレフィンがプロピレン、
    ブテン−1、ペンテン1、4−メチルペンテン−1、ヘ
    キセン−1又はオクテン−1である請求項19又は20
    による方法。
  22. 【請求項22】 ハロゲン化炭化水素の存在下で行われ
    る請求項17又は18による方法。
  23. 【請求項23】 ハロゲン化炭化水素がクロロホルムで
    ある請求項22による方法。
JP5203466A 1992-08-18 1993-08-17 オレフィン類重合用のバナジウムベースの触媒成分と触媒及びそれを用いる重合法 Pending JPH06157635A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITMI921996A IT1256403B (it) 1992-08-18 1992-08-18 Componenti e catalizzatori a base di vanadio per la polimerizzazione di olefine,e processi di polimerizzazione impieganti gli stessi
IT92A001996 1992-08-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06157635A true JPH06157635A (ja) 1994-06-07

Family

ID=11363877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5203466A Pending JPH06157635A (ja) 1992-08-18 1993-08-17 オレフィン類重合用のバナジウムベースの触媒成分と触媒及びそれを用いる重合法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5922632A (ja)
EP (1) EP0584606B1 (ja)
JP (1) JPH06157635A (ja)
CN (1) CN1044252C (ja)
AT (1) ATE146797T1 (ja)
CA (1) CA2104351A1 (ja)
DE (1) DE69306880T2 (ja)
DK (1) DK0584606T3 (ja)
ES (1) ES2096156T3 (ja)
IT (1) IT1256403B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6174974B1 (en) * 1996-07-05 2001-01-16 Bayer Aktiengesellschaft Method for producing thermoplastic elastomers
GB0320473D0 (en) * 2003-09-01 2003-10-01 Solvay Process for the polymerization of olefins
CA2572170A1 (en) * 2004-06-28 2006-01-05 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing aromatic compound polymer
EP2030991A1 (en) * 2007-08-31 2009-03-04 Borealis Technology Oy Solid vanadium-containing Ziegler-Natta catalyst system
CN102558398B (zh) * 2010-12-30 2013-11-06 中国石油化工股份有限公司 一种氯化镁球形载体的制备方法
CN106977633B (zh) * 2016-01-18 2019-08-20 北京引发科技有限公司 一种用于烯烃聚合的钒基催化剂体系
CN114249855B (zh) * 2020-09-24 2023-08-22 中国石油天然气股份有限公司 一种催化剂、其制备方法、催化剂组合物以及它们的用途

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3494728A (en) * 1966-09-26 1970-02-10 Stauffer Chemical Co Production of vanadium chlorides
FR2185442B1 (ja) * 1972-05-25 1976-03-12 Naphtachimie Sa
US3953414A (en) * 1972-09-13 1976-04-27 Montecatini Edison S.P.A., Catalysts for the polymerization of olefins to spherically shaped polymers
IT1096661B (it) * 1978-06-13 1985-08-26 Montedison Spa Procedimento per la preparazione di prodotti in forma sferoidale solidi a temperatura ambiente
IT1098272B (it) * 1978-08-22 1985-09-07 Montedison Spa Componenti,di catalizzatori e catalizzatori per la polimerizzazione delle alfa-olefine
FR2560200B1 (fr) * 1984-02-23 1986-06-27 Bp Chimie Sa Procede de preparation de catalyseurs supportes a base de composes de vanadium pour la polymerisation et la copolymerisation de l'ethylene
US4579835A (en) * 1984-12-12 1986-04-01 Exxon Research & Engineering Co. Polymerization catalyst, production and use
US4634751A (en) * 1984-12-12 1987-01-06 Exxon Research & Engineering Co. Polymerization catalyst, production and use
US4808387A (en) * 1987-05-15 1989-02-28 Exxon Chemical Patents Inc. Stabilization of vanadium tetrachloride
US4871523A (en) * 1987-05-15 1989-10-03 Exxon Chemical Patents Inc. Vanadium tetrachloride stabilization
IT1230134B (it) * 1989-04-28 1991-10-14 Himont Inc Componenti e catalizzatori per la polimerizzazione di olefine.
GB2235926B (en) * 1989-07-26 1993-04-14 James C W Chien Vanadium catalyst systems for olefin polymerization
FR2656614B1 (fr) * 1990-01-03 1993-05-07 Bp Chemicals Snc Procede de preparation d'un catalyseur de type ziegler-natta a base de vanadium, supporte sur un chlorure de magnesium.
FR2658498B1 (fr) * 1990-02-19 1992-05-15 Atochem Particules de chlorure de magnesium a structure tronc conique, composante catalytique supportee sur ces particules, polyolefines obtenues a partir de cette composante catalytique, procedes de fabrication de ces produits.
FR2669915B1 (fr) * 1990-11-29 1993-01-29 Atochem Particules de chlorure de magnesium a structure polyedre, composante catalytique supportee sur ces particules, procedes de fabrication de ces produits et des polyolefines obtenues a partir de cette composante catalytique.
IT1254474B (it) * 1992-02-28 1995-09-25 Montecatini Tecnologie Srl Processo per la preparazione di copolimeri elastomerici dell'etilene

Also Published As

Publication number Publication date
CA2104351A1 (en) 1994-02-19
ATE146797T1 (de) 1997-01-15
DE69306880D1 (de) 1997-02-06
EP0584606A3 (en) 1994-07-06
IT1256403B (it) 1995-12-05
EP0584606A2 (en) 1994-03-02
CN1044252C (zh) 1999-07-21
EP0584606B1 (en) 1996-12-27
US5922632A (en) 1999-07-13
ES2096156T3 (es) 1997-03-01
DE69306880T2 (de) 1997-05-07
DK0584606T3 (da) 1997-01-20
ITMI921996A1 (it) 1994-02-18
ITMI921996A0 (it) 1992-08-18
CN1085914A (zh) 1994-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0452916B1 (en) Process for producing polyolefins
JP2557054B2 (ja) アルフア−オレフイン重合用触媒組成物
EP0250229B1 (en) Alpha-olefin polymerization catalyst system including an advantageous modifier component
US5077358A (en) Process for the start up of polymerization or copolymerization in the gas phase of alpha-olefins in the presence of a ziegler-natta catalyst system
JPS6118921B2 (ja)
EP0222504B1 (en) Solution process for the preparation of polymers of alpha-olefins
JP5594969B2 (ja) オレフィンの重合用の触媒成分
US6248685B1 (en) Catalyst
JPH06157635A (ja) オレフィン類重合用のバナジウムベースの触媒成分と触媒及びそれを用いる重合法
EP0598094A1 (en) Process for the preparation of a catalyst
RO117261B1 (ro) Procedeu de preparare a unui sistem catalitic pentru obţinerea de copolimeri etilen-propilenici
AU648534B2 (en) Carrier for olefin polymerization catalyst and process for producing olefins
EP2607384A1 (en) Catalyst system for the polymerization of olefins
JPH0641237A (ja) 弾性エチレンコポリマーの製造方法
EP1856162A1 (en) Catalyst components comprising titanium, magnesium, halogen and 1,2-dimethoxyethane for the polymerization of olefins
US4331790A (en) Supported catalyst for the polymerization of olefins
RU2682163C1 (ru) Способ приготовления ванадиймагниевого катализатора полимеризации этилена и сополимеризации этилена с альфа-олефинами
JPH0680714A (ja) オレフィン類重合用の球状の成分と触媒
WO2001044312A1 (en) Preparation method of supported catalyst for polymerization of ethylene and co-polymerization of ethylene/alpha-olefin
EP0731114A1 (en) Process for obtaining ethylene-propylene elastomer copolymers with a high purity and controlled molecular weight distribution
JP2008534723A (ja) オレフィン重合用触媒成分
JPH07103175B2 (ja) エチレン―α―オレフィンランダム共重合体の製造方法
JP2008534722A (ja) オレフィン類の重合用触媒成分
JPH0339082B2 (ja)
JPH0455205B2 (ja)