JPH0616038A - 自動車用ファスナー及びその製造方法 - Google Patents
自動車用ファスナー及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0616038A JPH0616038A JP4196028A JP19602892A JPH0616038A JP H0616038 A JPH0616038 A JP H0616038A JP 4196028 A JP4196028 A JP 4196028A JP 19602892 A JP19602892 A JP 19602892A JP H0616038 A JPH0616038 A JP H0616038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastener
- main body
- extrusion
- molding
- die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファスナー6の一部に膨出厚肉部分を連続的
に成形し、その膨出厚肉部分に樋溝10を設けつつ、フ
ァスナー6の全長を一連一体に押出成形し、ファスナー
の生産性を向上させる。 【構成】 複数のダイ111,112の各仕切片111
a,112aにより画成される押出成形口の開口面積を
拡張・縮小するものであって、押出成形口の拡張によっ
てファスナー6のアッパーファスナー6Uに膨出厚肉部
分を成形するとともに、その押出成形口の拡張領域内に
他のダイ113を挿入して遮蔽を行うことによって、上
記膨出厚肉部分に対して樋溝10を凹設するようにした
ものであって、好適な堰止め機能を有する樋溝を備えた
ファスナー6を、切除等の工程を付加することなく、押
出のみによって一連に成形することとしたもの。
に成形し、その膨出厚肉部分に樋溝10を設けつつ、フ
ァスナー6の全長を一連一体に押出成形し、ファスナー
の生産性を向上させる。 【構成】 複数のダイ111,112の各仕切片111
a,112aにより画成される押出成形口の開口面積を
拡張・縮小するものであって、押出成形口の拡張によっ
てファスナー6のアッパーファスナー6Uに膨出厚肉部
分を成形するとともに、その押出成形口の拡張領域内に
他のダイ113を挿入して遮蔽を行うことによって、上
記膨出厚肉部分に対して樋溝10を凹設するようにした
ものであって、好適な堰止め機能を有する樋溝を備えた
ファスナー6を、切除等の工程を付加することなく、押
出のみによって一連に成形することとしたもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のウインドガラ
スの周縁部に沿って装着されるウインドモールディング
を挾持するための自動車用ファスナー及びその製造方法
に関する。
スの周縁部に沿って装着されるウインドモールディング
を挾持するための自動車用ファスナー及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体パネルの窓開口部に取り付
けられたウインドガラスの周縁部には、ウインドモール
ディングが装着されている。具体的には、ウインドガラ
スの周縁と車体パネルの窓開口部の開口縁との間に、連
続長尺状の隙間が形成されており、この隙間内に、長尺
状の押出部材からなるウインドモールディングが嵌挿さ
れることによってシール及び装飾が行われている。この
ようなウインドモールディングには、車体パネル側に固
定されたファスナーを介して装着されるものがある。フ
ァスナーには、車体パネル側に固定される本体部が設け
られているとともに、この本体部に、ウインドモールデ
ィングの一部を挾持する係止部が設けられている。
けられたウインドガラスの周縁部には、ウインドモール
ディングが装着されている。具体的には、ウインドガラ
スの周縁と車体パネルの窓開口部の開口縁との間に、連
続長尺状の隙間が形成されており、この隙間内に、長尺
状の押出部材からなるウインドモールディングが嵌挿さ
れることによってシール及び装飾が行われている。この
ようなウインドモールディングには、車体パネル側に固
定されたファスナーを介して装着されるものがある。フ
ァスナーには、車体パネル側に固定される本体部が設け
られているとともに、この本体部に、ウインドモールデ
ィングの一部を挾持する係止部が設けられている。
【0003】このような自動車用ファスナーにおいて、
例えば実開昭63−182915号公報に記載されてい
るように、ルーフパネル上に滴下しウインドガラス表面
上に流出しようとする雨水を堰き止めるべく、アッパー
相当部分に排水用の樋溝を凹溝状に形成するようにした
ものが従来から提案されている。
例えば実開昭63−182915号公報に記載されてい
るように、ルーフパネル上に滴下しウインドガラス表面
上に流出しようとする雨水を堰き止めるべく、アッパー
相当部分に排水用の樋溝を凹溝状に形成するようにした
ものが従来から提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの排水用の
樋溝を備えた従来のファスナーでは、樋溝を形成する部
位が、本体とは別個の部材により構成されており、ファ
スナーの全長を形成するためには所定の接続工程を要し
ている。ファスナーの全長を複数部品の組合せから構成
して接続を行うと、接続部位において意匠性が低下され
てしまうという問題が生じる上に、製造工程数が増大し
て生産性の低下を招来するという問題を招来する。なお
上述した実開昭63−182915号公報等には、接続
部位の処理をいかに行うかについての記載はない。
樋溝を備えた従来のファスナーでは、樋溝を形成する部
位が、本体とは別個の部材により構成されており、ファ
スナーの全長を形成するためには所定の接続工程を要し
ている。ファスナーの全長を複数部品の組合せから構成
して接続を行うと、接続部位において意匠性が低下され
てしまうという問題が生じる上に、製造工程数が増大し
て生産性の低下を招来するという問題を招来する。なお
上述した実開昭63−182915号公報等には、接続
部位の処理をいかに行うかについての記載はない。
【0005】本発明は、良好な堰き止め機能を有する排
水用の樋溝を一部に備えたファスナーを、全長にわたっ
て一連一体に容易に連続成形することができるようにし
た自動車用ファスナー及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
水用の樋溝を一部に備えたファスナーを、全長にわたっ
て一連一体に容易に連続成形することができるようにし
た自動車用ファスナー及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明にかかる自動車用ファスナーは、車体パネルの窓
枠開口部に固着されたウインドガラスの周縁部に沿って
装着されるウインドモールディングを挾持するものであ
って、上記ウインドガラスの周縁部と前記車体パネルの
窓枠開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に介挿
されて車体パネル側に固定される本体部と、この本体部
に、上記ウインドモールディングの一部を係止するよう
に設けられた係止部とを備えた自動車用ファスナーにお
いて、前記係止部が、全長にわたって一定の横断面形状
を有するとともに、本体部が、長手方向の一部分に異な
る横断面形状を有する一連一体の押出部材からなるもの
であって、上記本体部における異形の横断面部分は、前
記車体パネルの窓枠開口部の外周側に向かって膨出する
厚肉部分を備え、かつこの本体部の膨出厚肉部分には、
雨水を堰き止める樋溝が凹設されている構成になされて
いる。
本発明にかかる自動車用ファスナーは、車体パネルの窓
枠開口部に固着されたウインドガラスの周縁部に沿って
装着されるウインドモールディングを挾持するものであ
って、上記ウインドガラスの周縁部と前記車体パネルの
窓枠開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に介挿
されて車体パネル側に固定される本体部と、この本体部
に、上記ウインドモールディングの一部を係止するよう
に設けられた係止部とを備えた自動車用ファスナーにお
いて、前記係止部が、全長にわたって一定の横断面形状
を有するとともに、本体部が、長手方向の一部分に異な
る横断面形状を有する一連一体の押出部材からなるもの
であって、上記本体部における異形の横断面部分は、前
記車体パネルの窓枠開口部の外周側に向かって膨出する
厚肉部分を備え、かつこの本体部の膨出厚肉部分には、
雨水を堰き止める樋溝が凹設されている構成になされて
いる。
【0007】また本発明にかかるファスナーの製造方法
は、ウインドモールディング挾持用の係止部を、車体パ
ネル固定用の本体部に設けたファスナーを、押出成形装
置のダイの仕切辺により画成される押出成形口を通して
押出成形するようにしたファスナーの製造方法におい
て、上記ファスナーの本体部及び係止部の横断面形状に
相当する押出成形口を、複数のダイの各仕切辺によって
画成しつつ、ファスナーの全長を一連一体に押出成形す
るものであって、上記複数のダイの各仕切辺のうちの係
止部に相当する部位により画成される押出成形口を、一
定の外郭形状に維持しつつ押出を行うことによって、上
記係止部をファスナー全長にわたって一定の横断面形状
にて押出成形するとともに、前記複数のダイの各仕切辺
のうち本体部の一側壁に相当する部位を、他側壁に相当
する部位に対し離間・近接させることによって、本体部
に相当する押出成形口を拡張・縮小しつつ押出成形を行
い、上記本体部の長手方向における一部分に、異なる横
断面形状の膨出厚肉部分を成形し、かつその本体部の膨
出厚肉部分を成形するように画成された押出成形口内
に、他のダイの仕切辺を進入させることによって一部を
遮蔽しつつ押出を行うことによって、上記本体部の膨出
厚肉部分に、雨水を堰き止める樋溝を凹設するようにし
た構成になされている。
は、ウインドモールディング挾持用の係止部を、車体パ
ネル固定用の本体部に設けたファスナーを、押出成形装
置のダイの仕切辺により画成される押出成形口を通して
押出成形するようにしたファスナーの製造方法におい
て、上記ファスナーの本体部及び係止部の横断面形状に
相当する押出成形口を、複数のダイの各仕切辺によって
画成しつつ、ファスナーの全長を一連一体に押出成形す
るものであって、上記複数のダイの各仕切辺のうちの係
止部に相当する部位により画成される押出成形口を、一
定の外郭形状に維持しつつ押出を行うことによって、上
記係止部をファスナー全長にわたって一定の横断面形状
にて押出成形するとともに、前記複数のダイの各仕切辺
のうち本体部の一側壁に相当する部位を、他側壁に相当
する部位に対し離間・近接させることによって、本体部
に相当する押出成形口を拡張・縮小しつつ押出成形を行
い、上記本体部の長手方向における一部分に、異なる横
断面形状の膨出厚肉部分を成形し、かつその本体部の膨
出厚肉部分を成形するように画成された押出成形口内
に、他のダイの仕切辺を進入させることによって一部を
遮蔽しつつ押出を行うことによって、上記本体部の膨出
厚肉部分に、雨水を堰き止める樋溝を凹設するようにし
た構成になされている。
【0008】
【作用】このような構成を有する各手段においては、複
数のダイの各仕切片により画成される押出成形口の開口
面積が拡張・縮小され、押出成形口の拡張時に、ファス
ナーの一部に膨出厚肉部分が成形されるとともに、上記
ダイの各仕切片により画成される押出成形口の拡張領域
内に、他のダイが挿入されて遮蔽が行われることによっ
て、上記膨出厚肉部分に対して樋溝が凹設されるように
なっている。したがって好適な堰止め機能を有する樋溝
を備えたファスナーが、切除等の工程を付加することな
く、押出のみによって一連に成形される。
数のダイの各仕切片により画成される押出成形口の開口
面積が拡張・縮小され、押出成形口の拡張時に、ファス
ナーの一部に膨出厚肉部分が成形されるとともに、上記
ダイの各仕切片により画成される押出成形口の拡張領域
内に、他のダイが挿入されて遮蔽が行われることによっ
て、上記膨出厚肉部分に対して樋溝が凹設されるように
なっている。したがって好適な堰止め機能を有する樋溝
を備えたファスナーが、切除等の工程を付加することな
く、押出のみによって一連に成形される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1ないし図5に示されているように、自
動車のリア側ウインドガラス1の周縁部には、長尺状の
押出部材からなるウインドモールディング2が、ファス
ナー6を介して装着されている。ウインドモールディン
グ2及びファスナー6は、前記ウインドガラス1の上縁
部とルーフパネル3との間の隙間に装着されたアッパー
モールディング2U及びアッパーファスナー6Uと、ウ
インドガラス1の両側縁部とリアピラーパネル4との間
の隙間に装着されたサイドモールディング2S及びサイ
ドファスナー6Sと、ウインドガラス1の下縁部とトラ
ンクリッドパネル5のガラス下縁部との間の隙間に装着
されたロアーモールディング2L及びロアーファスナー
6Lと、これら各モールディング及びファスナー間にお
ける角部に湾曲して配置されたコーナーモールディング
2C及びコーナーファスナー6Cとを有している。この
ようなウインドモールディング2及びファスナー6は、
ゴム、合成樹脂等の弾性材料を後述する成形装置によっ
て長尺帯状に一連に押出成形してなるものであり、上記
各モールディング2U,2C,2S,2C,2L及びフ
ァスナー6U,6C,6S,6C,6Lは、一体連続的
に押出成形されている。
に説明する。図1ないし図5に示されているように、自
動車のリア側ウインドガラス1の周縁部には、長尺状の
押出部材からなるウインドモールディング2が、ファス
ナー6を介して装着されている。ウインドモールディン
グ2及びファスナー6は、前記ウインドガラス1の上縁
部とルーフパネル3との間の隙間に装着されたアッパー
モールディング2U及びアッパーファスナー6Uと、ウ
インドガラス1の両側縁部とリアピラーパネル4との間
の隙間に装着されたサイドモールディング2S及びサイ
ドファスナー6Sと、ウインドガラス1の下縁部とトラ
ンクリッドパネル5のガラス下縁部との間の隙間に装着
されたロアーモールディング2L及びロアーファスナー
6Lと、これら各モールディング及びファスナー間にお
ける角部に湾曲して配置されたコーナーモールディング
2C及びコーナーファスナー6Cとを有している。この
ようなウインドモールディング2及びファスナー6は、
ゴム、合成樹脂等の弾性材料を後述する成形装置によっ
て長尺帯状に一連に押出成形してなるものであり、上記
各モールディング2U,2C,2S,2C,2L及びフ
ァスナー6U,6C,6S,6C,6Lは、一体連続的
に押出成形されている。
【0010】一方、ルーフパネル3及びリアピラーパネ
ル4に設けられたガラス取付用開口部の内周縁部は、ウ
インドガラス1を受け入れるように室内側に向かって階
段状に折り曲げられており、傾斜壁3a,4aを介して
フランジ部3b,4bが設けられている。上記傾斜壁3
a,4aの立上り高さは全周にわたって略均一になされ
ているが、図4に示されたサイド部でほぼ垂直状に立設
されている傾斜壁4aは、図3に示されたコーナー部に
おいて外周方向にやや開かれているとともに、図2に示
されたアッパー部においてさらに外周方向に開かれてい
る。
ル4に設けられたガラス取付用開口部の内周縁部は、ウ
インドガラス1を受け入れるように室内側に向かって階
段状に折り曲げられており、傾斜壁3a,4aを介して
フランジ部3b,4bが設けられている。上記傾斜壁3
a,4aの立上り高さは全周にわたって略均一になされ
ているが、図4に示されたサイド部でほぼ垂直状に立設
されている傾斜壁4aは、図3に示されたコーナー部に
おいて外周方向にやや開かれているとともに、図2に示
されたアッパー部においてさらに外周方向に開かれてい
る。
【0011】上記車体パネル3,4のフランジ部3b,
4b上には、ダムラバー7が固着されているとともに、
このダムラバー7の外周側に、接着剤8が押出によって
充填されており、上記ダムラバー6上に載置されたウイ
ンドガラス1は、接着剤8によって全周略均一の高さに
固着されている。そしてこのウインドガラス1の外周端
縁部と、前記車体パネル3,4の傾斜壁3a,4aとの
間に形成された隙間内に、上述したウインドモールディ
ング2及びファスナー6が装着されている。
4b上には、ダムラバー7が固着されているとともに、
このダムラバー7の外周側に、接着剤8が押出によって
充填されており、上記ダムラバー6上に載置されたウイ
ンドガラス1は、接着剤8によって全周略均一の高さに
固着されている。そしてこのウインドガラス1の外周端
縁部と、前記車体パネル3,4の傾斜壁3a,4aとの
間に形成された隙間内に、上述したウインドモールディ
ング2及びファスナー6が装着されている。
【0012】ファスナー6は、上記車体パネル3,4の
フランジ部3b,4b上に載置され固定された本体部6
1と、この本体部61の側壁に設けられてウインドモー
ルディング2の一部を挾持する係止部62とを備えてい
る。上記本体部61は、車体パネル3,4のフランジ部
3b,4b上から傾斜壁3a,4aに沿って車外側(図
示上方側)に延出されており、当該本体部61の外周側
壁面が、両面テープ9によって傾斜壁3a,4a側に固
着されている。この本体部61の略中央部分には、金属
薄箔芯金63が埋設されているとともに、本体部61の
車外側端(図示上端)部分には、車体パネル3,4の車
外側面上に弾接するリップ状の装飾部64が設けられて
いる。
フランジ部3b,4b上に載置され固定された本体部6
1と、この本体部61の側壁に設けられてウインドモー
ルディング2の一部を挾持する係止部62とを備えてい
る。上記本体部61は、車体パネル3,4のフランジ部
3b,4b上から傾斜壁3a,4aに沿って車外側(図
示上方側)に延出されており、当該本体部61の外周側
壁面が、両面テープ9によって傾斜壁3a,4a側に固
着されている。この本体部61の略中央部分には、金属
薄箔芯金63が埋設されているとともに、本体部61の
車外側端(図示上端)部分には、車体パネル3,4の車
外側面上に弾接するリップ状の装飾部64が設けられて
いる。
【0013】また上記本体部61は、基本的には全周同
一の横断面形状になされているものであるが、コーナー
部からアッパー部にかけては、異なる横断面形状に成形
されている。すなわちコーナーファスナー6Cからアッ
パーファスナー6Uにかけての本体部61は、前述した
車体パネル3,4の傾斜壁3a,4aが外周側に開かれ
ていくのに伴って、当該本体部61の外周側壁面が、外
周側に倒れ込むように膨出されており、その外周側への
膨出によって厚肉化が行われている。この本体部61に
おける外周側への膨出厚肉部分は、略扇型の横断面形状
を有しており、アッパーファスナー6Uの全長にわたっ
て均一な横断面形状に成形されている。
一の横断面形状になされているものであるが、コーナー
部からアッパー部にかけては、異なる横断面形状に成形
されている。すなわちコーナーファスナー6Cからアッ
パーファスナー6Uにかけての本体部61は、前述した
車体パネル3,4の傾斜壁3a,4aが外周側に開かれ
ていくのに伴って、当該本体部61の外周側壁面が、外
周側に倒れ込むように膨出されており、その外周側への
膨出によって厚肉化が行われている。この本体部61に
おける外周側への膨出厚肉部分は、略扇型の横断面形状
を有しており、アッパーファスナー6Uの全長にわたっ
て均一な横断面形状に成形されている。
【0014】さらにこのアッパーファスナー6Uの本体
部61に設けられた膨出厚肉部分には、ルーフパネル3
から流下する雨水を堰き止めるための樋溝10が、車外
側から掘り込むようにして凹設されている。この樋溝1
0は、上記膨出厚肉部分の横断面形状と相似の扇型形状
を有しており、膨出厚肉部分の肉厚に比例した大きさに
設定されている。すなわちこの樋溝10は、アッパーフ
ァスナー6Uの全長にわたって均一な横断面形状にて設
けられているとともに、コーナーファスナー6Cにおい
て次第に縮小され、途中部分で消失されている。
部61に設けられた膨出厚肉部分には、ルーフパネル3
から流下する雨水を堰き止めるための樋溝10が、車外
側から掘り込むようにして凹設されている。この樋溝1
0は、上記膨出厚肉部分の横断面形状と相似の扇型形状
を有しており、膨出厚肉部分の肉厚に比例した大きさに
設定されている。すなわちこの樋溝10は、アッパーフ
ァスナー6Uの全長にわたって均一な横断面形状にて設
けられているとともに、コーナーファスナー6Cにおい
て次第に縮小され、途中部分で消失されている。
【0015】一方、ファスナー6の係止部62は、全長
にわたって略一定の横断面形状を有しており、上記本体
部61の内周側壁面からやや離して平行に立設された突
片62aを備えている。この突片62aと本体部61の
内周側壁面との間には、横断面略U字状の係止溝が車外
側に開放するように画成されており、この係止溝内に、
前記ウインドモールディング2の脚部21が車外側から
挿入され嵌合されている。このとき上記突片62aの上
端部分には、2段の矢先状部が設けられているととも
に、ウインドモールディング2の脚部21の下端部にも
同様の矢先状部が設けられており、これら両矢先状部が
嵌合されることによって、ウインドモールディング2の
脚部21が、ファスナー6の係止部62に挾持されるよ
うに構成されている。
にわたって略一定の横断面形状を有しており、上記本体
部61の内周側壁面からやや離して平行に立設された突
片62aを備えている。この突片62aと本体部61の
内周側壁面との間には、横断面略U字状の係止溝が車外
側に開放するように画成されており、この係止溝内に、
前記ウインドモールディング2の脚部21が車外側から
挿入され嵌合されている。このとき上記突片62aの上
端部分には、2段の矢先状部が設けられているととも
に、ウインドモールディング2の脚部21の下端部にも
同様の矢先状部が設けられており、これら両矢先状部が
嵌合されることによって、ウインドモールディング2の
脚部21が、ファスナー6の係止部62に挾持されるよ
うに構成されている。
【0016】ウインドモールディング2は、全長にわた
って略均一の横断面形状に成形されており、上記脚部2
1の車外側端部に、ウインドガラス1側に向かって延出
するリップ状部材からなる装飾部22が設けられてい
る。この装飾部22の内周側端縁部分は、ウインドガラ
ス1の車外側表面に弾接されている。
って略均一の横断面形状に成形されており、上記脚部2
1の車外側端部に、ウインドガラス1側に向かって延出
するリップ状部材からなる装飾部22が設けられてい
る。この装飾部22の内周側端縁部分は、ウインドガラ
ス1の車外側表面に弾接されている。
【0017】このようなウインドガラス1の車体側取付
構造においてルーフパネル3上に滴下した雨水は、ウイ
ンドガラス1の表面に流出しようとするとき、ファスナ
ー6の樋溝10によって堰き止められ、この樋溝10内
を通って所定の部位に排出されていく。
構造においてルーフパネル3上に滴下した雨水は、ウイ
ンドガラス1の表面に流出しようとするとき、ファスナ
ー6の樋溝10によって堰き止められ、この樋溝10内
を通って所定の部位に排出されていく。
【0018】次に、上述したファスナー6を成形する装
置を説明する。図示を省略したコイラーから巻き出され
た金属薄箔芯金63は、フォーミングロール及び検出ロ
ールを通して押出用金型装置に供給され、樹脂と一体に
て上述した横断面形状に押出成形される。押し出された
モールディング素材は、冷却槽を通して引取機によって
切断装置に送り込まれ、そこで所定長さに切断が行われ
る。
置を説明する。図示を省略したコイラーから巻き出され
た金属薄箔芯金63は、フォーミングロール及び検出ロ
ールを通して押出用金型装置に供給され、樹脂と一体に
て上述した横断面形状に押出成形される。押し出された
モールディング素材は、冷却槽を通して引取機によって
切断装置に送り込まれ、そこで所定長さに切断が行われ
る。
【0019】上記押出用金型装置に設けられた成形金型
は、図6、図7及び図8に示されているように、合成樹
脂押出用の押出成形口を画成するための3つのダイを備
えている。これらのダイは、ファスナー押出方向(紙面
垂直方向)に並設された第1のダイ111と、第2のダ
イ112と、第3のダイ113とを有している。そのう
ち第1のダイ111は固定状態に設置されており、ファ
スナー6の外郭形状全体に対応する仕切辺111aを備
えている。そしてこの仕切辺111aにより画成される
押出形成口の本体部61に相当する部位は、特に図8に
示されているように、上述した膨出厚肉部分に対応する
最大開口形状に形成されている。
は、図6、図7及び図8に示されているように、合成樹
脂押出用の押出成形口を画成するための3つのダイを備
えている。これらのダイは、ファスナー押出方向(紙面
垂直方向)に並設された第1のダイ111と、第2のダ
イ112と、第3のダイ113とを有している。そのう
ち第1のダイ111は固定状態に設置されており、ファ
スナー6の外郭形状全体に対応する仕切辺111aを備
えている。そしてこの仕切辺111aにより画成される
押出形成口の本体部61に相当する部位は、特に図8に
示されているように、上述した膨出厚肉部分に対応する
最大開口形状に形成されている。
【0020】前記第2のダイ112及び第3のダイ11
3は、板状部材からそれぞれ形成されており、上記第1
のダイ111の仕切辺111aにより画成される押出形
成口の一部を遮蔽可能とするように、第1のダイ111
の前面上に移動可能に支持されている。まず第2のダイ
112は、扇型形状に形成されており、その扇形の半径
に相当する一辺部が、ファスナー6の本体部61の外周
側壁に相当する形状の仕切辺112aに形成されてい
る。この第2のダイ112の中心部分は、支点ピン11
2bによって回転自在に支持されているとともに、円弧
状の外周縁がガイド112cによって回転移動自在に支
持されている。そして上記支点ピン112bを中心にし
て第2のダイ112を回転させることによって、ファス
ナー6の本体部61の外周側壁に相当する仕切辺112
aと、本体部61の内周側壁に相当する前記第1のダイ
111の仕切辺111aとの間が、相互に離間・近接さ
れ、それにより本体部61に対応する押出成形口の開口
面積が変化されるように構成されている。
3は、板状部材からそれぞれ形成されており、上記第1
のダイ111の仕切辺111aにより画成される押出形
成口の一部を遮蔽可能とするように、第1のダイ111
の前面上に移動可能に支持されている。まず第2のダイ
112は、扇型形状に形成されており、その扇形の半径
に相当する一辺部が、ファスナー6の本体部61の外周
側壁に相当する形状の仕切辺112aに形成されてい
る。この第2のダイ112の中心部分は、支点ピン11
2bによって回転自在に支持されているとともに、円弧
状の外周縁がガイド112cによって回転移動自在に支
持されている。そして上記支点ピン112bを中心にし
て第2のダイ112を回転させることによって、ファス
ナー6の本体部61の外周側壁に相当する仕切辺112
aと、本体部61の内周側壁に相当する前記第1のダイ
111の仕切辺111aとの間が、相互に離間・近接さ
れ、それにより本体部61に対応する押出成形口の開口
面積が変化されるように構成されている。
【0021】また上記第3のダイ113は、一対のガイ
ド113a,113aによって図示上下方向に平行移動
可能に支持された細長状に成形されており、当該第3の
ダイ113の図示下端部分に、前述したファスナー6の
樋溝10に対応する略三角形状の突状仕切片113bが
形成されている。この第3のダイ113の突状仕切片1
13bは、前記第1のダイ111の仕切辺111aと、
第2のダイ112の仕切辺112aとにより画成される
本体部61に対応する押出形成口内に進入可能に設けら
れている。またこの第3のダイ113の図示上側後端部
には、連接棒113cが連設されており、この連接棒1
13cが、回転運動を直線運動に変換する図示を省略し
た変換器を介して駆動モータに連結されている。そして
この駆動モータからの駆動力によって第3のダイ113
は、図6に示されたサイドファスナー形成位置と、図7
に示されたコーナーファスナー形成位置と、アッパーフ
ァスナー形成位置との間において、前記第2のダイ11
2の回転往復移動に連動して往復平行移動されるように
構成されている。
ド113a,113aによって図示上下方向に平行移動
可能に支持された細長状に成形されており、当該第3の
ダイ113の図示下端部分に、前述したファスナー6の
樋溝10に対応する略三角形状の突状仕切片113bが
形成されている。この第3のダイ113の突状仕切片1
13bは、前記第1のダイ111の仕切辺111aと、
第2のダイ112の仕切辺112aとにより画成される
本体部61に対応する押出形成口内に進入可能に設けら
れている。またこの第3のダイ113の図示上側後端部
には、連接棒113cが連設されており、この連接棒1
13cが、回転運動を直線運動に変換する図示を省略し
た変換器を介して駆動モータに連結されている。そして
この駆動モータからの駆動力によって第3のダイ113
は、図6に示されたサイドファスナー形成位置と、図7
に示されたコーナーファスナー形成位置と、アッパーフ
ァスナー形成位置との間において、前記第2のダイ11
2の回転往復移動に連動して往復平行移動されるように
構成されている。
【0022】このようなファスナー成形装置によるファ
スナー6の成形方法の一実施例を説明する。ファスナー
6を成形するにあたっては、ロアーファスナー6Lの中
央部分から押出が開始され、ついでコーナーファスナー
6C、一方のサイドファスナー6S、上側のコーナーフ
ァスナー6C、アッパーファスナー6U、他方側のコー
ナーファスナー6C、サイドファスナー6S、下側のコ
ーナーファスナー6C、そしてロアーファスナー6Lの
順に、各ファスナー部が一連に押出成形され、最初と最
後のロアーファスナー6Lどうしは、略中央部分で熱溶
着等によって接着される。
スナー6の成形方法の一実施例を説明する。ファスナー
6を成形するにあたっては、ロアーファスナー6Lの中
央部分から押出が開始され、ついでコーナーファスナー
6C、一方のサイドファスナー6S、上側のコーナーフ
ァスナー6C、アッパーファスナー6U、他方側のコー
ナーファスナー6C、サイドファスナー6S、下側のコ
ーナーファスナー6C、そしてロアーファスナー6Lの
順に、各ファスナー部が一連に押出成形され、最初と最
後のロアーファスナー6Lどうしは、略中央部分で熱溶
着等によって接着される。
【0023】サイドファスナー6Sを押出成形する際に
は、第1のダイ111に対して、第2のダイ112及び
第3のダイ113が、図6のように位置される。すなわ
ち第1のダイ111の仕切辺111aと、第2のダイ1
12の仕切辺112aとにより画成される本体部61に
対応する押出形成口が、幅狭の薄肉開口形状にセットさ
れ、その薄肉状の押出形成口内に、帯状の金属薄箔芯金
63が供給される。そして図4及び図5に示された横断
面形状のサイドファスナー6Sが押出成形されていく。
このとき本体部61は、薄肉状態にて得られるととも
に、樋溝10は成形されない。
は、第1のダイ111に対して、第2のダイ112及び
第3のダイ113が、図6のように位置される。すなわ
ち第1のダイ111の仕切辺111aと、第2のダイ1
12の仕切辺112aとにより画成される本体部61に
対応する押出形成口が、幅狭の薄肉開口形状にセットさ
れ、その薄肉状の押出形成口内に、帯状の金属薄箔芯金
63が供給される。そして図4及び図5に示された横断
面形状のサイドファスナー6Sが押出成形されていく。
このとき本体部61は、薄肉状態にて得られるととも
に、樋溝10は成形されない。
【0024】一定の横断面形状でサイドファスナー6S
の所定長が押し出された後、コーナーファスナー6Cの
成形に移行するが、このとき第2のダイ112は、図7
に示されているように矢印方向に下降回動され始める。
これにより第1のダイ111の仕切辺111aと、第2
のダイ112の仕切辺112aとにより画成される本体
部61に対応する押出形成口は、徐々に開放されてい
き、それに伴って本体部61の肉厚が徐々に増大されて
いく。したがって図3及び図5に示されているように、
本体部61の膨出厚肉部分が形成されていく。このとき
本体部61の肉厚が増大されていくのに比例して、第3
のダイ113の突状仕切片113bは、図示矢印で示さ
れているように、図示下方向に前進されていく。
の所定長が押し出された後、コーナーファスナー6Cの
成形に移行するが、このとき第2のダイ112は、図7
に示されているように矢印方向に下降回動され始める。
これにより第1のダイ111の仕切辺111aと、第2
のダイ112の仕切辺112aとにより画成される本体
部61に対応する押出形成口は、徐々に開放されてい
き、それに伴って本体部61の肉厚が徐々に増大されて
いく。したがって図3及び図5に示されているように、
本体部61の膨出厚肉部分が形成されていく。このとき
本体部61の肉厚が増大されていくのに比例して、第3
のダイ113の突状仕切片113bは、図示矢印で示さ
れているように、図示下方向に前進されていく。
【0025】そして第3のダイ113の突状仕切片11
3bが、第1のダイ111の仕切辺111aと第2のダ
イ112の仕切辺112aとにより画成される本体部6
1に対応する押出形成口内に進入して遮蔽を開始する
と、そのときから本体部61の膨出厚肉部分に樋溝10
が成形され始める。そしてコーナーファスナー6Cの押
出成形が終了されたときには、図8のように第2のダイ
112の開度が最大になされ、ここから最大肉厚を有す
るアッパーファスナー6Uの成形が開始される。またこ
のとき第3のダイ113の突状仕切片113bは、上記
押出形成口に対して最大の進入状態となっており、これ
によって最大横断面積を有する樋溝10が、図2及び図
5に示されているようにアッパーファスナー6Uの本体
部61に対し成形される。以後、アッパーファスナー6
Uは、一定の横断面形状にて所定長にわたって押出成形
される。
3bが、第1のダイ111の仕切辺111aと第2のダ
イ112の仕切辺112aとにより画成される本体部6
1に対応する押出形成口内に進入して遮蔽を開始する
と、そのときから本体部61の膨出厚肉部分に樋溝10
が成形され始める。そしてコーナーファスナー6Cの押
出成形が終了されたときには、図8のように第2のダイ
112の開度が最大になされ、ここから最大肉厚を有す
るアッパーファスナー6Uの成形が開始される。またこ
のとき第3のダイ113の突状仕切片113bは、上記
押出形成口に対して最大の進入状態となっており、これ
によって最大横断面積を有する樋溝10が、図2及び図
5に示されているようにアッパーファスナー6Uの本体
部61に対し成形される。以後、アッパーファスナー6
Uは、一定の横断面形状にて所定長にわたって押出成形
される。
【0026】アッパーファスナー6Uが一定長押出成形
されると、上述した手順とは逆にして、コーナーファス
ナー6C及びサイドファスナー6Sの成形が行われ、そ
の後にロアーファスナー6Lが一定の横断面形状にて押
出成形され、これにより一連のファスナー6が得られ
る。なお第3のダイ113の突状仕切片113bを鋭利
な形状とすれば、肉厚の比較的小さいコーナー部に対し
ても樋溝を穿設することが可能となる。
されると、上述した手順とは逆にして、コーナーファス
ナー6C及びサイドファスナー6Sの成形が行われ、そ
の後にロアーファスナー6Lが一定の横断面形状にて押
出成形され、これにより一連のファスナー6が得られ
る。なお第3のダイ113の突状仕切片113bを鋭利
な形状とすれば、肉厚の比較的小さいコーナー部に対し
ても樋溝を穿設することが可能となる。
【0027】このように本実施例においては、ダイ11
1,112の各仕切片により画成される押出成形口の開
口面積が拡張されることによって、ファスナー6のアッ
パーファスナー6Uに膨出厚肉部分が成形されるととも
に、ダイ111,112の各仕切片により画成される押
出成形口の拡張領域内に、第3のダイ113が挿入され
て遮蔽が行われることによって、上記膨出厚肉部分に対
して樋溝10が凹設される。その結果、好適な堰止め機
能を有する樋溝10を備えたファスナー6が、切除等の
工程を付加することなく、押出のみによって一連に成形
される。
1,112の各仕切片により画成される押出成形口の開
口面積が拡張されることによって、ファスナー6のアッ
パーファスナー6Uに膨出厚肉部分が成形されるととも
に、ダイ111,112の各仕切片により画成される押
出成形口の拡張領域内に、第3のダイ113が挿入され
て遮蔽が行われることによって、上記膨出厚肉部分に対
して樋溝10が凹設される。その結果、好適な堰止め機
能を有する樋溝10を備えたファスナー6が、切除等の
工程を付加することなく、押出のみによって一連に成形
される。
【0028】図9ないし図11に示された第2実施例に
かかるファスナー60は、前記第1実施例にかかるファ
スナー6とほぼ同様な構成を有している。本実施例にお
けるファスナー60の本体部601には、前記第1実施
例と同様な樋溝70が、横断面形状を変化させつつ凹設
されているとともに、ファスナー60の全長にわたって
一定の横断面形状に成形された係止部602には、本体
部601の内周側壁面上に形成された3段の矢先状部分
が設けられている。そしてこのファスナー60の係止部
602に、ウインドモールディング80の脚部端外周側
に設けられた弾性状リップ801の矢先状部が嵌合され
ることによって、ウインドモールディング80の脚部が
係止されるように構成されている。またウインドモール
ディング80の脚部端内周側には、ウインドガラス1の
周縁部に嵌合する支持片802が設けられている。この
ような第2実施例においても、前述した実施例と同様の
作用・効果を得ることができる。
かかるファスナー60は、前記第1実施例にかかるファ
スナー6とほぼ同様な構成を有している。本実施例にお
けるファスナー60の本体部601には、前記第1実施
例と同様な樋溝70が、横断面形状を変化させつつ凹設
されているとともに、ファスナー60の全長にわたって
一定の横断面形状に成形された係止部602には、本体
部601の内周側壁面上に形成された3段の矢先状部分
が設けられている。そしてこのファスナー60の係止部
602に、ウインドモールディング80の脚部端外周側
に設けられた弾性状リップ801の矢先状部が嵌合され
ることによって、ウインドモールディング80の脚部が
係止されるように構成されている。またウインドモール
ディング80の脚部端内周側には、ウインドガラス1の
周縁部に嵌合する支持片802が設けられている。この
ような第2実施例においても、前述した実施例と同様の
作用・効果を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、複数のダイ
の各仕切片により画成される押出成形口の開口面積を拡
張・縮小し、押出成形口の拡張によってファスナーの一
部に膨出厚肉部分を成形するとともに、その押出成形口
の拡張領域内に他のダイを挿入して遮蔽を行うことによ
って、上記膨出厚肉部分に対して樋溝を凹設するように
したものであるから、好適な堰止め機能を有する樋溝を
備えたファスナーを、切除等の工程を付加することな
く、押出のみによって一連に成形することができ、生産
性を向上させることができる。
の各仕切片により画成される押出成形口の開口面積を拡
張・縮小し、押出成形口の拡張によってファスナーの一
部に膨出厚肉部分を成形するとともに、その押出成形口
の拡張領域内に他のダイを挿入して遮蔽を行うことによ
って、上記膨出厚肉部分に対して樋溝を凹設するように
したものであるから、好適な堰止め機能を有する樋溝を
備えたファスナーを、切除等の工程を付加することな
く、押出のみによって一連に成形することができ、生産
性を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例におけるファスナーによりウ
インドモールディングを車体パネルに装着した状態を表
した自動車のリア側外観斜視説明図である。
インドモールディングを車体パネルに装着した状態を表
した自動車のリア側外観斜視説明図である。
【図2】図2中のII−II線に沿う横断面図である。
【図3】図2中の III−III 線に沿う横断面図である。
【図4】図2中のIV−IV線に沿う横断面図である。
【図5】図2ないし図4に表わされたファスナーを押出
成形した直後の状態を示した外観斜視説明図である。
成形した直後の状態を示した外観斜視説明図である。
【図6】図1ないし図5に表わされたファスナーの押出
成形金型の一例を表わした正面説明図である。
成形金型の一例を表わした正面説明図である。
【図7】図6に表わされた押出成形金型の移動状態を表
わした正面図である。
わした正面図である。
【図8】図6に表わされた押出成形金型のさらなる移動
状態を表わした正面図である。
状態を表わした正面図である。
【図9】本発明の第2実施例におけるファスナーを表し
た図2相当の横断面図である。
た図2相当の横断面図である。
【図10】図9に表されたファスナーの図3相当の横断
面図である。
面図である。
【図11】図9に表されたファスナーの図4相当の横断
面図である。
面図である。
1 リアウインドガラス 2 リアウインドモールディング 3,4,5 車体パネル 6,60 ファスナー 6U,60U アッパーファスナー 6S,60S サイドファスナー 6C,60C コーナーファスナー 61,601 本体部 62,602 係止部 10,70 樋溝 111 第1のダイ 112 第2ダイ 113 第3ダイ 111a,112a 押出仕切辺
Claims (2)
- 【請求項1】 車体パネルの窓枠開口部に固着されたウ
インドガラスの周縁部に沿って装着されるウインドモー
ルディングを挾持するものであって、 上記ウインドガラスの周縁部と前記車体パネルの窓枠開
口部の内周縁部との間に形成された隙間内に介挿されて
車体パネル側に固定される本体部と、この本体部に、上
記ウインドモールディングの一部を係止するように設け
られた係止部とを備えた自動車用ファスナーにおいて、 前記係止部が、全長にわたって一定の横断面形状を有す
るとともに、本体部が、長手方向の一部分に異なる横断
面形状を有する一連一体の押出部材からなるものであっ
て、 上記本体部における異形の横断面部分は、前記車体パネ
ルの窓枠開口部の外周側に向かって膨出する厚肉部分を
備え、 かつこの本体部の膨出厚肉部分には、車体パネル側から
流下する雨水を堰き止める樋溝が凹設されていることを
特徴とする自動車用ファスナー。 - 【請求項2】 ウインドモールディング挾持用の係止部
を、車体パネル固定用の本体部に設けたファスナーを、
押出成形装置のダイの仕切辺により画成される押出成形
口を通して押出成形するようにしたファスナーの製造方
法において、 上記ファスナーの本体部及び係止部の横断面形状に相当
する押出成形口を、複数のダイの各仕切辺によって画成
しつつ、ファスナーの全長を一連一体に押出成形するも
のであって、 上記複数のダイの各仕切辺のうちの係止部に相当する部
位により画成される押出成形口を、一定の外郭形状に維
持しつつ押出を行うことによって、上記係止部をファス
ナー全長にわたって一定の横断面形状にて押出成形する
とともに、 前記複数のダイの各仕切辺のうち本体部の一側壁に相当
する部位を、他側壁に相当する部位に対し離間・近接さ
せることによって、本体部に相当する押出成形口を拡張
・縮小しつつ押出成形を行い、上記本体部の長手方向に
おける一部分に、異なる横断面形状の膨出厚肉部分を成
形し、 かつその本体部の膨出厚肉部分を成形するように画成さ
れた押出成形口内に、他のダイの仕切辺を進入させるこ
とによって一部を遮蔽しつつ押出を行うことによって、
上記本体部の膨出厚肉部分に、雨水を堰き止める樋溝を
凹設するようにしたことを特徴とするファスナーの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4196028A JP3061327B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 自動車用ファスナー及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4196028A JP3061327B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 自動車用ファスナー及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616038A true JPH0616038A (ja) | 1994-01-25 |
| JP3061327B2 JP3061327B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=16351016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4196028A Expired - Fee Related JP3061327B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 自動車用ファスナー及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3061327B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2720677A1 (fr) * | 1994-06-07 | 1995-12-08 | Peugeot | Procédé et dispositif pour la réalisation par extrusion d'un joint à lèvre variable, notamment pour véhicule automobile, et joint ainsi obtenu. |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4196028A patent/JP3061327B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2720677A1 (fr) * | 1994-06-07 | 1995-12-08 | Peugeot | Procédé et dispositif pour la réalisation par extrusion d'un joint à lèvre variable, notamment pour véhicule automobile, et joint ainsi obtenu. |
| EP0686475A1 (fr) * | 1994-06-07 | 1995-12-13 | Automobiles Peugeot | Procédé et dispositif pour la réalisation par extrusion d'un joint à lèvre variable, notamment pour véhicule automobile, et joint ainsi obtenu |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3061327B2 (ja) | 2000-07-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0476891A1 (en) | Method of producing automobile windshield molding | |
| EP0541824B1 (en) | Window molding for vehicle and method for producing the same | |
| US6196615B1 (en) | Automobile windshield molding and the method of producing the same | |
| US5618079A (en) | Windshield molding for vehicles and the production method thereof | |
| JPH0616038A (ja) | 自動車用ファスナー及びその製造方法 | |
| EP0558764B1 (en) | Window molding for automobiles and method of producing the same | |
| JPH05162539A (ja) | 自動車用ウインドモールディング及びその製造方法 | |
| JP3285334B2 (ja) | 車両用ウインドモールディング及びその製造方法 | |
| JP2727446B2 (ja) | 車両用ウインドモールディング | |
| JP3050440B2 (ja) | 自動車用ウインドモールディングの製造装置及び製造方法 | |
| JP3061317B2 (ja) | 自動車用ウインドモールディング | |
| JP3065187B2 (ja) | 自動車用ウインドモールディング及びその製造方法 | |
| JP2963304B2 (ja) | 車両用ウインドモールディング及びその製造方法 | |
| JP3178647B2 (ja) | 自動車用ウインドモールディングの押出成形装置 | |
| JPH05330337A (ja) | 自動車用ウインドモールディング及びその製造方法 | |
| JP3373451B2 (ja) | 車両用ウインドモールディングの製造方法 | |
| JP3248710B2 (ja) | 自動車用ウインドモールディングの製造方法及び製造装置 | |
| JP3162932B2 (ja) | 自動車用ウインドモールディング及びその製造方法 | |
| JP2823982B2 (ja) | 自動車用ドアモールディング及びその製造方法 | |
| JPH04353016A (ja) | 車両用ウインドモールディングの製造方法 | |
| JPH09174658A (ja) | 長尺状部材の押出成形方法及び装置 | |
| JPH058280A (ja) | 車両用モールデイング並びにその製造方法及び装置 | |
| JPH0524433A (ja) | 自動車用ウインドウモールデイング及びその製造方法 | |
| JPH04356217A (ja) | 車両用ウインドモールディング | |
| JPH10119111A (ja) | 長尺状部材の押出成形方法及び装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000412 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |