JPH0616479Y2 - X線発生装置 - Google Patents
X線発生装置Info
- Publication number
- JPH0616479Y2 JPH0616479Y2 JP1987196778U JP19677887U JPH0616479Y2 JP H0616479 Y2 JPH0616479 Y2 JP H0616479Y2 JP 1987196778 U JP1987196778 U JP 1987196778U JP 19677887 U JP19677887 U JP 19677887U JP H0616479 Y2 JPH0616479 Y2 JP H0616479Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- current limiting
- cable
- current
- ray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- X-Ray Techniques (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、高電圧電源から高圧ケーブルでX線管に高電
圧を供給されるX線発生装置に関する。
圧を供給されるX線発生装置に関する。
(従来の技術) X線断層撮影装置(以下X線CTという)はX線を被検
体に曝射して断層撮影を行い診断する装置である。この
装置に用いるX線発生装置は防電撃タイプが主流であっ
て、高電圧発生器から高圧ケーブルでX線管に高圧が供
給されている。高圧ケーブルは通常JIS−C−340
7に準拠したものが用いられていて、X線CTでは数十
メートルの長さのものが使用されている。
体に曝射して断層撮影を行い診断する装置である。この
装置に用いるX線発生装置は防電撃タイプが主流であっ
て、高電圧発生器から高圧ケーブルでX線管に高圧が供
給されている。高圧ケーブルは通常JIS−C−340
7に準拠したものが用いられていて、X線CTでは数十
メートルの長さのものが使用されている。
(考案が解決しようとする問題点) このような装置ではX線管の中でスピッツと称せられる
真空放電が何等かの原因によって発生すると、ケーブル
に充電されている電荷が高圧ケーブルの特性インピーダ
ンスとケーブルの長さとスピッツの特性等で決まる電流
となって流れる。高圧ケーブルの特性インピーダンスは
通常30〜60Ω程度である。例えば60KVに充電さ
れた特性インピーダンスが40オームであるケーブル
が、X線管で発生したスピッツによって短絡されると、
60KV/40Ω=1500Aの電流が瞬時に流れ、X
線管の電極に障害が起ったり、又、ノイズ発生の原因と
なっている。
真空放電が何等かの原因によって発生すると、ケーブル
に充電されている電荷が高圧ケーブルの特性インピーダ
ンスとケーブルの長さとスピッツの特性等で決まる電流
となって流れる。高圧ケーブルの特性インピーダンスは
通常30〜60Ω程度である。例えば60KVに充電さ
れた特性インピーダンスが40オームであるケーブル
が、X線管で発生したスピッツによって短絡されると、
60KV/40Ω=1500Aの電流が瞬時に流れ、X
線管の電極に障害が起ったり、又、ノイズ発生の原因と
なっている。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、X線管にスピッツが発生しても、X線管を含む回
路に流れる電流を制限して、X線管に対する2次的な害
を防ぐことのできる設備を持ったX線発生装置を実現す
ることにある。
的は、X線管にスピッツが発生しても、X線管を含む回
路に流れる電流を制限して、X線管に対する2次的な害
を防ぐことのできる設備を持ったX線発生装置を実現す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決する本考案は、高電圧を受けてX線
を発生するX線管と、このX線管に供給するための高電
圧を発生する高電圧電源と、前記X線管と前記高電圧電
源との陽極間及び陰極間を接続する高圧ケーブルと、前
記X線管の近傍に配置され、前記高電圧ケーブルに充電
された電荷が、前記X線管の短絡により流れる際の電流
を制限する電流制限手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
を発生するX線管と、このX線管に供給するための高電
圧を発生する高電圧電源と、前記X線管と前記高電圧電
源との陽極間及び陰極間を接続する高圧ケーブルと、前
記X線管の近傍に配置され、前記高電圧ケーブルに充電
された電荷が、前記X線管の短絡により流れる際の電流
を制限する電流制限手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
(作用) X線管に短絡状態が発生して、高圧ケーブルに充電され
た電荷による大電流が流れようとすると、X線管の近傍
に配置された電流制限手段が電流を制限する。
た電荷による大電流が流れようとすると、X線管の近傍
に配置された電流制限手段が電流を制限する。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例の概略構成図である。図にお
いて、1はX線管2に長い高圧ケーブルであるアノード
側ケーブル3と、カソード側ケーブル4を介して電流を
供給する高圧発生器である。5はアノード側ケーブル3
及びカゾード側ケーブル4に流れる短絡大電流を制限す
るための100Ω〜3KΩの抵抗値を有する電流制限抵
抗器でシールドケース6に収納され、絶縁物7で囲まれ
ており、高電圧が外部に漏れる危険性を防止している。
電流制限抵抗器5は短い高圧ケーブル8を介してX線管
2のアノードに接続されている。カソード側ケーブル4
はX線管2のカソードに接続されている。
いて、1はX線管2に長い高圧ケーブルであるアノード
側ケーブル3と、カソード側ケーブル4を介して電流を
供給する高圧発生器である。5はアノード側ケーブル3
及びカゾード側ケーブル4に流れる短絡大電流を制限す
るための100Ω〜3KΩの抵抗値を有する電流制限抵
抗器でシールドケース6に収納され、絶縁物7で囲まれ
ており、高電圧が外部に漏れる危険性を防止している。
電流制限抵抗器5は短い高圧ケーブル8を介してX線管
2のアノードに接続されている。カソード側ケーブル4
はX線管2のカソードに接続されている。
次に、上記のように構成された実施例の動作を第2図の
等価回路を参照して説明する。第2図は実施例の回路の
等価回路である。図において、第1図と同じ部分には同
一の符号を付してある。高圧発生器1のアノード側電源
及びカソード側電源の電圧は何れも60KVでその出力
インピーダンスはZpである。電流制限抵抗器5の抵抗
値をRとする。X線管2においてアーク放電等によるス
ピッツが発生すると、X線管2が短絡状態になるため、
アノード側ケーブル3及びカソード側ケーブル4内に充
電されていた電荷がZpに無関係に一挙にX線管2を経
由して放電される。スピッツのインピーダンスはアノー
ド側ケーブル3及びカソード側ケーブル4のインピーダ
ンスに比べて十分に小さいとみなされ、スピッツによっ
て流れる電流I(spit)は、 I(spit)=120KV/(2Zo+R)……(1) ここで、短い高圧ケーブル8のインピーダンスは無視し
得るものとする。
等価回路を参照して説明する。第2図は実施例の回路の
等価回路である。図において、第1図と同じ部分には同
一の符号を付してある。高圧発生器1のアノード側電源
及びカソード側電源の電圧は何れも60KVでその出力
インピーダンスはZpである。電流制限抵抗器5の抵抗
値をRとする。X線管2においてアーク放電等によるス
ピッツが発生すると、X線管2が短絡状態になるため、
アノード側ケーブル3及びカソード側ケーブル4内に充
電されていた電荷がZpに無関係に一挙にX線管2を経
由して放電される。スピッツのインピーダンスはアノー
ド側ケーブル3及びカソード側ケーブル4のインピーダ
ンスに比べて十分に小さいとみなされ、スピッツによっ
て流れる電流I(spit)は、 I(spit)=120KV/(2Zo+R)……(1) ここで、短い高圧ケーブル8のインピーダンスは無視し
得るものとする。
(1)式から明らかなように電流制限抵抗器5の抵抗値R
をアノード側ケーブル3とカソード側ケーブル4の特性
インピーダンスZoに比して大きく選ぶと共に、インピ
ーダンスを無視し得る短い高圧ケーブル8を介して電流
制限抵抗器5をX線管2の近傍に接続することで、アノ
ード側及びカソード側ケーブルに充電された電荷が流れ
ることによる電流I(spit)を制限できる。尚、短い高
圧ケーブル8及び電流制限抵抗器5は、X線管2のアノ
ード側,カソード側いずれにあっても同様の電流制限の
効果を奏する。
をアノード側ケーブル3とカソード側ケーブル4の特性
インピーダンスZoに比して大きく選ぶと共に、インピ
ーダンスを無視し得る短い高圧ケーブル8を介して電流
制限抵抗器5をX線管2の近傍に接続することで、アノ
ード側及びカソード側ケーブルに充電された電荷が流れ
ることによる電流I(spit)を制限できる。尚、短い高
圧ケーブル8及び電流制限抵抗器5は、X線管2のアノ
ード側,カソード側いずれにあっても同様の電流制限の
効果を奏する。
例えばR=1KΩとすると、(1)式からZo=40Ωと
して、I(spit)=120KV/80+1000≒11
1Aとなり、電流制限抵抗器5を設けない場合に比して
約1/14となる。
して、I(spit)=120KV/80+1000≒11
1Aとなり、電流制限抵抗器5を設けない場合に比して
約1/14となる。
以上説明したように、本実施例によれば、インピーダン
スを無視し得る短い高圧ケーブルを介して電流制限抵抗
器をX線管の近傍に接続し、この電流制限抵抗器の値を
適当に選ぶことによりX線管内に発生するスピッツのた
めに短絡状態になってもX線管その他に障害を与えるよ
うな大電流が流れることはなくなる。従って、ノイズの
発生も少なくなり、又、スピッツによって失われる電気
エネルギーが少なくなる。
スを無視し得る短い高圧ケーブルを介して電流制限抵抗
器をX線管の近傍に接続し、この電流制限抵抗器の値を
適当に選ぶことによりX線管内に発生するスピッツのた
めに短絡状態になってもX線管その他に障害を与えるよ
うな大電流が流れることはなくなる。従って、ノイズの
発生も少なくなり、又、スピッツによって失われる電気
エネルギーが少なくなる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものではない。電
流制限抵抗器の代わりに第3図に示すようにインダクタ
ンスを使用してもよい。図において、11はイダクタン
スがLの電流制限用インダクタンスで抵抗値がR1の抵
抗12が直列に接続されている。又、ダイオード13と
抵抗値R2の抵抗14の直列回路が前記のインダクタン
ス11と抵抗12の直列回路に並列に接続されている。
ダイオード13と抵抗14はスピッツによる電流の急激
な変化による過大な逆起電力に対するパスであり、抵抗
12はイダクタンス11による振動電流に対する保護抵
抗である。この回路においてスピッツによって大電流が
流れようとしてもインダクタンス11によって電流の変
化は抑えられて大電流は阻止される。
流制限抵抗器の代わりに第3図に示すようにインダクタ
ンスを使用してもよい。図において、11はイダクタン
スがLの電流制限用インダクタンスで抵抗値がR1の抵
抗12が直列に接続されている。又、ダイオード13と
抵抗値R2の抵抗14の直列回路が前記のインダクタン
ス11と抵抗12の直列回路に並列に接続されている。
ダイオード13と抵抗14はスピッツによる電流の急激
な変化による過大な逆起電力に対するパスであり、抵抗
12はイダクタンス11による振動電流に対する保護抵
抗である。この回路においてスピッツによって大電流が
流れようとしてもインダクタンス11によって電流の変
化は抑えられて大電流は阻止される。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案のように電流制限抵
抗器を短い高圧ケーブルを介してX線管のアノードに接
続し、この電流制限抵抗器の値を適当に選ぶことで、X
線管にスピッツが発生しても、X線管を含む回路に対し
てアノード側ケーブル及びカソード側ケーブルに充電さ
れた電荷によって流れる電流を制限してX線管に対する
2次的な害を防ぎ、ノイズの発生を防止することができ
る。
抗器を短い高圧ケーブルを介してX線管のアノードに接
続し、この電流制限抵抗器の値を適当に選ぶことで、X
線管にスピッツが発生しても、X線管を含む回路に対し
てアノード側ケーブル及びカソード側ケーブルに充電さ
れた電荷によって流れる電流を制限してX線管に対する
2次的な害を防ぎ、ノイズの発生を防止することができ
る。
第1図は本考案の一実施例の概略構成図、第2図は第1
図の実施例の等価回路、第3図は本考案の他の実施例の
図である。 1……高圧発生器、2……X線管 3……アノード側ケーブル 4……カソード側ケーブル 5……電流制限抵抗器、8……短い高圧ケーブル 11……インダクタンス、12,14……抵抗 13……ダイオード
図の実施例の等価回路、第3図は本考案の他の実施例の
図である。 1……高圧発生器、2……X線管 3……アノード側ケーブル 4……カソード側ケーブル 5……電流制限抵抗器、8……短い高圧ケーブル 11……インダクタンス、12,14……抵抗 13……ダイオード
Claims (4)
- 【請求項1】高電圧を受けてX線を発生するX線管と、 このX線管に供給するための高電圧を発生する高電圧電
源と、 前記X線管と前記高電圧電源との陽極間及び陰極間を接
続する高圧ケーブルと、 前記X線管の近傍に配置され、前記X線管の短絡によ
り、前記高圧ケーブルに充電された電荷が流れる際の電
流を制限する電流制限手段と、 を備えたことを特徴とするX線発生装置。 - 【請求項2】前記電流制限手段が抵抗器であることを特
徴とする請求項1記載のX線発生装置。 - 【請求項3】前記電流制限手段が、 インダクタンス及び抵抗の直列接続,ダイオード及び抵
抗の直列接続を備え、これら直列接続同士が並列接続さ
れたものであることを特徴とする請求項1記載のX線発
生装置。 - 【請求項4】前記電流制限手段がシールド手段によりシ
ールドされたものであることを特徴とする請求項1記載
のX線発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987196778U JPH0616479Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | X線発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987196778U JPH0616479Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | X線発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01100400U JPH01100400U (ja) | 1989-07-05 |
| JPH0616479Y2 true JPH0616479Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31487373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987196778U Expired - Lifetime JPH0616479Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | X線発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616479Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5008912A (en) * | 1989-10-05 | 1991-04-16 | General Electric Company | X-ray tube high voltage cable transient suppression |
| US5132999A (en) * | 1991-01-30 | 1992-07-21 | General Electric Company | Inductive x-ray tube high voltage transient suppression |
| US7668295B2 (en) * | 2007-05-14 | 2010-02-23 | General Electric Co. | System and method for high voltage transient suppression and spit protection in an x-ray tube |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6025341U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-21 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 電子ユニットのラツシュ電流防止回路 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP1987196778U patent/JPH0616479Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01100400U (ja) | 1989-07-05 |
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