JPH06166673A - カルバゾール系化合物 - Google Patents
カルバゾール系化合物Info
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- JPH06166673A JPH06166673A JP4321061A JP32106192A JPH06166673A JP H06166673 A JPH06166673 A JP H06166673A JP 4321061 A JP4321061 A JP 4321061A JP 32106192 A JP32106192 A JP 32106192A JP H06166673 A JPH06166673 A JP H06166673A
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- Japan
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- compound
- formula
- soluble
- dmso
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 抗酸化作用を有する新しい構造の化合物を提
供すること。 【構成】 式 (式中、Rはイソプロピル基、n−プロピル基またはs
ec−ブチル基を示す。)で表されるカルバゾール系化
合物。本発明化合物は抗酸化作用を有するので、脳疾
患、心疾患、肝疾患および動脈硬化疾患などに有用であ
る。
供すること。 【構成】 式 (式中、Rはイソプロピル基、n−プロピル基またはs
ec−ブチル基を示す。)で表されるカルバゾール系化
合物。本発明化合物は抗酸化作用を有するので、脳疾
患、心疾患、肝疾患および動脈硬化疾患などに有用であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微生物より産生される
新規な化合物、さらに詳しくは抗酸化作用を有する新規
カルバゾール系化合物に関する。
新規な化合物、さらに詳しくは抗酸化作用を有する新規
カルバゾール系化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の化合物と同一または類似の構造
をもち、同様の作用を有する化合物は知られていない。
をもち、同様の作用を有する化合物は知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、抗酸
化作用を有する新しい構造の化合物を提供することにあ
る。
化作用を有する新しい構造の化合物を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
の達成のために多数の菌株を土壌より分離し、その菌株
の培養物について種々検討した結果、ある種の菌株の生
産する化合物が強い抗酸化作用を有することを見いだ
し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、
式
の達成のために多数の菌株を土壌より分離し、その菌株
の培養物について種々検討した結果、ある種の菌株の生
産する化合物が強い抗酸化作用を有することを見いだ
し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、
式
【0005】
【0006】(式中、Rはイソプロピル基、n−プロピ
ル基またはsec−ブチル基を示す。)で表されるカル
バゾール系化合物(以下、これらをそれぞれCW−69
B,CW−69C,CW−69Dと称する。)である。
ル基またはsec−ブチル基を示す。)で表されるカル
バゾール系化合物(以下、これらをそれぞれCW−69
B,CW−69C,CW−69Dと称する。)である。
【0007】CW−69B,CW−69CおよびCW−
69Dを生産する菌株は、本発明者らが長野県塩尻市で
採取した土壌より新たに分離した菌株であり、微生物の
名称「Streptomyces violaceus
2448−SVT2」および微生物寄託番号「微工研
菌寄第13299号(FERM P−13299)」と
して工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されてい
る。
69Dを生産する菌株は、本発明者らが長野県塩尻市で
採取した土壌より新たに分離した菌株であり、微生物の
名称「Streptomyces violaceus
2448−SVT2」および微生物寄託番号「微工研
菌寄第13299号(FERM P−13299)」と
して工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されてい
る。
【0008】この菌株の菌学的性状を以下に示す。 (1)形態 本菌株の基生菌糸は分断しない。気菌糸は長い主軸を形
成し、それより不規則に分岐した先端に、10〜50個
またはそれ以上からなる3〜7回転のコンパクトな螺旋
状の胞子鎖を形成する。胞子は非運動性で、卵形あるい
は楕円形を呈し、幅0.6〜0.8μm、長さ0.9〜
1.2μmで、胞子表面はとげ状である。菌核、胞子の
う、その他の特殊形態は観察されない。細胞壁化学型は
I型である。
成し、それより不規則に分岐した先端に、10〜50個
またはそれ以上からなる3〜7回転のコンパクトな螺旋
状の胞子鎖を形成する。胞子は非運動性で、卵形あるい
は楕円形を呈し、幅0.6〜0.8μm、長さ0.9〜
1.2μmで、胞子表面はとげ状である。菌核、胞子の
う、その他の特殊形態は観察されない。細胞壁化学型は
I型である。
【0009】(2)培地上での生育状態 各種培地上で27℃、14日間培養したときの肉眼によ
る観察結果を表1に示す。集落表面の菌叢色は赤色系列
で裏面色は不鮮明色を呈し、pHでは変化しない。拡散
性色素は茶味白色が認められた。
る観察結果を表1に示す。集落表面の菌叢色は赤色系列
で裏面色は不鮮明色を呈し、pHでは変化しない。拡散
性色素は茶味白色が認められた。
【0010】
【表1】
【0011】(3)生理的性質 生育温度範囲 本菌株は20〜45℃の範囲で生育し、最適生育温度は
20〜37℃である。 生化学的性質 a)好気性、嫌気性の区別:好気性 b)ゼラチンの液化:− c)脱脂乳の凝固:− d)脱脂乳のペプトン化:− e)スターチの加水分解:+ f)メラニン様色素の生成:+ g)細胞壁の型:I型 炭素源の利用(プリドハム・ゴドリーブ寒天培地上) 利用する:グルコース、アラビノース、キシロース、フ
ラクトース、ラムノース、シュクロース、ラフィノー
ス、イノシトール、マンニット
20〜37℃である。 生化学的性質 a)好気性、嫌気性の区別:好気性 b)ゼラチンの液化:− c)脱脂乳の凝固:− d)脱脂乳のペプトン化:− e)スターチの加水分解:+ f)メラニン様色素の生成:+ g)細胞壁の型:I型 炭素源の利用(プリドハム・ゴドリーブ寒天培地上) 利用する:グルコース、アラビノース、キシロース、フ
ラクトース、ラムノース、シュクロース、ラフィノー
ス、イノシトール、マンニット
【0012】以上の性状を基に、「細菌名承認リスト1
980」およびそれ以後の有効名リストに記載されたス
トレプトマイセス(Streptomyces、以後、
S.と略す)属の種について検索し、近縁の2種を選出
した。(a)S.バイオラセウス(S.violace
us)と(b)S.パープラスセンス(S.purpu
rascens)の診断的性状を比較すると、本菌株と
S.バイオラセウスの性状は、裏面色、拡散性色素のp
H感受性、高温での生育のみ異なっているがよく一致し
た(表2)。
980」およびそれ以後の有効名リストに記載されたス
トレプトマイセス(Streptomyces、以後、
S.と略す)属の種について検索し、近縁の2種を選出
した。(a)S.バイオラセウス(S.violace
us)と(b)S.パープラスセンス(S.purpu
rascens)の診断的性状を比較すると、本菌株と
S.バイオラセウスの性状は、裏面色、拡散性色素のp
H感受性、高温での生育のみ異なっているがよく一致し
た(表2)。
【0013】
【表2】
【0014】従って、本菌株はS.バイオラセウスに含
まれる一菌株と同定され、ストレプトマイセス バイオ
ラセウス(Streptomyces violace
us)2448−SVT2株と称する。
まれる一菌株と同定され、ストレプトマイセス バイオ
ラセウス(Streptomyces violace
us)2448−SVT2株と称する。
【0015】CW−69B,CW−69CおよびCW−
69Dの生産は大略一般の発酵生産物を生産する場合に
準じ、各種の栄養物を含む培地で本菌株を好気的条件下
で培養することにより行う。培地は主として液体培地を
用い、炭素源としてはグルコース、廃糖密、スターチな
どを単独または混合して用いる。窒素源としては肉エキ
ス、オートミール、酵母エキス、大豆粉、ポリペプトン
などを単独または混合して用いる。その他、本菌株の生
育を助けCS−79の生産を促進する有機物および無機
塩を必要により添加することができる。消泡剤として
は、アデカノール、シリコンなどを用いることができ
る。培養方法は振盪培養、通気攪拌培養などの好気的培
養が適しており、pH4〜8、24〜30℃で2〜6日
間、望ましくはpH6〜7、24〜27℃で2〜3日間
培養する。
69Dの生産は大略一般の発酵生産物を生産する場合に
準じ、各種の栄養物を含む培地で本菌株を好気的条件下
で培養することにより行う。培地は主として液体培地を
用い、炭素源としてはグルコース、廃糖密、スターチな
どを単独または混合して用いる。窒素源としては肉エキ
ス、オートミール、酵母エキス、大豆粉、ポリペプトン
などを単独または混合して用いる。その他、本菌株の生
育を助けCS−79の生産を促進する有機物および無機
塩を必要により添加することができる。消泡剤として
は、アデカノール、シリコンなどを用いることができ
る。培養方法は振盪培養、通気攪拌培養などの好気的培
養が適しており、pH4〜8、24〜30℃で2〜6日
間、望ましくはpH6〜7、24〜27℃で2〜3日間
培養する。
【0016】この培養により生産されたCW−69B,
CW−69CおよびCW−69Dを単離するには、発酵
生産物を採取する一般的な方法に準じて行えばよい。す
なわち、培養終了後、遠心分離または濾過により菌体を
得、アセトンなどの有機溶媒で溶出した後減圧下溶媒を
溜去し、残査を酢酸エチルで抽出する。また、上清につ
いては、そのまま酢酸エチルで抽出し、菌体由来の酢酸
エチル抽出液と会わせ、これを濃縮してシロップ状とす
る。このシロップを再度ベンゼン、酢酸エチル、アセト
ン、メタノール、クロロホルムなどの有機溶媒に溶解
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー、ゲル濾過カ
ラムクロマトグラフィーおよび高速液体カラムクロマト
グラフィーに付すことにより本発明化合物を精製単離す
ることができる。
CW−69CおよびCW−69Dを単離するには、発酵
生産物を採取する一般的な方法に準じて行えばよい。す
なわち、培養終了後、遠心分離または濾過により菌体を
得、アセトンなどの有機溶媒で溶出した後減圧下溶媒を
溜去し、残査を酢酸エチルで抽出する。また、上清につ
いては、そのまま酢酸エチルで抽出し、菌体由来の酢酸
エチル抽出液と会わせ、これを濃縮してシロップ状とす
る。このシロップを再度ベンゼン、酢酸エチル、アセト
ン、メタノール、クロロホルムなどの有機溶媒に溶解
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー、ゲル濾過カ
ラムクロマトグラフィーおよび高速液体カラムクロマト
グラフィーに付すことにより本発明化合物を精製単離す
ることができる。
【0017】以上の精製法によって得られたCW−69
B,CW−69CおよびCW−69Dの理化学的性質を
以下に示す。
B,CW−69CおよびCW−69Dの理化学的性質を
以下に示す。
【0018】CW−69B; (a)元素分析値(C20H23NO2として計算): 実測値(%);C:77.59,H:7.49,N:
4.45 理論値(%);C:77.67,H:7.44,N:
4.53 (b)質量分析値:高分解能FAB−MS m/z;3
10.1812(M+H)+ 理論値;310.1807 (c)分子量:309 (d)融点:196〜197℃ (e)比旋光度:測定不能 (f)紫外線吸収スペクトル:MeOH中 λmax 228nm(ε=15600) 264nm(ε=13200) 395nm(ε= 3000) 0.01N NaOH−MeOH中 λmax 240nm(ε=15200) 284nm(ε=13500) 470nm(ε= 4000) (g)赤外線吸収スペクトル:KBr錠中で測定した結
果を図1に示す。 (h)1H−NMRスペクトル:d6−DMSO中、50
0MHzで測定した結果を図2に示す。 (i)13C−NMRスペクトル:d6−DMSO中、1
25MHzで測定した結果を図3に示す。 (j)溶剤に対する溶解性: DMSO、DMFに易溶 MeOH、EtOH、CHCl3、EtOAcに可溶 n−hexane、H2Oに難溶 (k)呈色反応:陽性:H2SO4、ヨード (l)塩基性、酸性、中性の区別:中性
4.45 理論値(%);C:77.67,H:7.44,N:
4.53 (b)質量分析値:高分解能FAB−MS m/z;3
10.1812(M+H)+ 理論値;310.1807 (c)分子量:309 (d)融点:196〜197℃ (e)比旋光度:測定不能 (f)紫外線吸収スペクトル:MeOH中 λmax 228nm(ε=15600) 264nm(ε=13200) 395nm(ε= 3000) 0.01N NaOH−MeOH中 λmax 240nm(ε=15200) 284nm(ε=13500) 470nm(ε= 4000) (g)赤外線吸収スペクトル:KBr錠中で測定した結
果を図1に示す。 (h)1H−NMRスペクトル:d6−DMSO中、50
0MHzで測定した結果を図2に示す。 (i)13C−NMRスペクトル:d6−DMSO中、1
25MHzで測定した結果を図3に示す。 (j)溶剤に対する溶解性: DMSO、DMFに易溶 MeOH、EtOH、CHCl3、EtOAcに可溶 n−hexane、H2Oに難溶 (k)呈色反応:陽性:H2SO4、ヨード (l)塩基性、酸性、中性の区別:中性
【0019】CW−69C; (a)元素分析値(C20H23NO2として計算): 実測値(%);C:77.42,H:7.33,N:
4.60 理論値(%);C:77.67,H:7.44,N:
4.53 (b)質量分析値:高分解能FAB−MS m/z;3
10.1814(M+H)+ 理論値;310.1807 (c)分子量:309 (d)融点:195〜196℃ (e)比旋光度:測定不能 (f)紫外線吸収スペクトル:MeOH中 λmax 228nm(ε=14100) 264nm(ε=11600) 395nm(ε= 2700) 0.01N NaOH−MeOH中 λmax 240nm(ε=12600) 284nm(ε=10300) 450nm(ε= 3600) (g)赤外線吸収スペクトル:KBr錠中で測定した結
果を図4に示す。 (h)1H−NMRスペクトル:d6−DMSO中、50
0MHzで測定した結果を図5に示す (i)13C−NMRスペクトル:d6−DMSO中、1
25MHzで測定した結果を図6に示す (j)溶剤に対する溶解性: DMSO、DMFに易溶 MeOH、EtOH、CHCl3、EtOAcに可溶 n−hexane、H2Oに難溶 (k)呈色反応:陽性:H2SO4、ヨード (l)塩基性、酸性、中性の区別:中性
4.60 理論値(%);C:77.67,H:7.44,N:
4.53 (b)質量分析値:高分解能FAB−MS m/z;3
10.1814(M+H)+ 理論値;310.1807 (c)分子量:309 (d)融点:195〜196℃ (e)比旋光度:測定不能 (f)紫外線吸収スペクトル:MeOH中 λmax 228nm(ε=14100) 264nm(ε=11600) 395nm(ε= 2700) 0.01N NaOH−MeOH中 λmax 240nm(ε=12600) 284nm(ε=10300) 450nm(ε= 3600) (g)赤外線吸収スペクトル:KBr錠中で測定した結
果を図4に示す。 (h)1H−NMRスペクトル:d6−DMSO中、50
0MHzで測定した結果を図5に示す (i)13C−NMRスペクトル:d6−DMSO中、1
25MHzで測定した結果を図6に示す (j)溶剤に対する溶解性: DMSO、DMFに易溶 MeOH、EtOH、CHCl3、EtOAcに可溶 n−hexane、H2Oに難溶 (k)呈色反応:陽性:H2SO4、ヨード (l)塩基性、酸性、中性の区別:中性
【0020】CW−69D; (a)元素分析値(C21H25NO2として計算): 実測値(%);C:77.93,H:7.99,N:
4.16 理論値(%);C:78.02,H:7.74,N:
4.33 (b)質量分析値:高分解能FAB−MS m/z;3
24.1961(M+H)+ 理論値;324.1963 (c)分子量:323 (d)融点:208〜210℃ (e)比旋光度:測定不能 (f)紫外線吸収スペクトル:MeOH中 λmax 228nm(ε=12700) 264nm(ε=10600) 395nm(ε= 2400) 0.01N NaOH−MeOH中 λmax 240nm(ε=12100) 284nm(ε=10700) 450nm(ε= 3200) (g)赤外線吸収スペクトル:KBr錠中で測定した結
果を図7に示す。 (h)1H−NMRスペクトル:d6−DMSO中、50
0MHzで測定した結果を図8に示す (i)13C−NMRスペクトル:d6−DMSO中、1
25MHzで測定した結果を図9に示す (j)溶剤に対する溶解性:DMSO、DMFに易溶 MeOH、EtOH、CHCl3、EtOAcに可溶 n−hexane、H2Oに難溶 (k)呈色反応:陽性:H2SO4、ヨード (l)塩基性、酸性、中性の区別:中性
4.16 理論値(%);C:78.02,H:7.74,N:
4.33 (b)質量分析値:高分解能FAB−MS m/z;3
24.1961(M+H)+ 理論値;324.1963 (c)分子量:323 (d)融点:208〜210℃ (e)比旋光度:測定不能 (f)紫外線吸収スペクトル:MeOH中 λmax 228nm(ε=12700) 264nm(ε=10600) 395nm(ε= 2400) 0.01N NaOH−MeOH中 λmax 240nm(ε=12100) 284nm(ε=10700) 450nm(ε= 3200) (g)赤外線吸収スペクトル:KBr錠中で測定した結
果を図7に示す。 (h)1H−NMRスペクトル:d6−DMSO中、50
0MHzで測定した結果を図8に示す (i)13C−NMRスペクトル:d6−DMSO中、1
25MHzで測定した結果を図9に示す (j)溶剤に対する溶解性:DMSO、DMFに易溶 MeOH、EtOH、CHCl3、EtOAcに可溶 n−hexane、H2Oに難溶 (k)呈色反応:陽性:H2SO4、ヨード (l)塩基性、酸性、中性の区別:中性
【0021】
【発明の効果】本発明の化合物は抗酸化作用を有するの
で、脳疾患、心疾患、肝疾患および動脈硬化疾患などに
有用である。
で、脳疾患、心疾患、肝疾患および動脈硬化疾患などに
有用である。
【0022】
【実施例】以下、実施例および試験例を挙げて本発明を
具体的に説明する。
具体的に説明する。
【0023】実施例 (1)100ml当り、グリセロール2.0g、廃糖密
1.0g、カゼイン0.5g,ポリペプトン0.1gお
よび炭酸カルシウム0.4gを含む液体培地を500m
lの三角フラスコに100ml入れ、滅菌したのちスト
レプトマイセスバイオラセウス(Streptomyc
es violaceus)2448−SVT2株を接
種し、30℃、72時間回転培養した。次に、種培地と
同じ組成の無菌培地30lを入れた60l容のジャーフ
ァーメンターに、前培養の終了した上記種培養液500
mlを接種し、27℃、72時間通気攪拌培養した。
1.0g、カゼイン0.5g,ポリペプトン0.1gお
よび炭酸カルシウム0.4gを含む液体培地を500m
lの三角フラスコに100ml入れ、滅菌したのちスト
レプトマイセスバイオラセウス(Streptomyc
es violaceus)2448−SVT2株を接
種し、30℃、72時間回転培養した。次に、種培地と
同じ組成の無菌培地30lを入れた60l容のジャーフ
ァーメンターに、前培養の終了した上記種培養液500
mlを接種し、27℃、72時間通気攪拌培養した。
【0024】培養終了後、培養液30lを上清と菌体に
分離した後、菌体に15lのアセトンを加え抽出した。
アセトン抽出液のアセトンを留去後、水を加え3lの酢
酸エチルで2回抽出した。また、上清は18lの酢酸エ
チルで抽出し,次いで先の菌体由来の酢酸エチル抽出液
と合わせた。無水硫酸ナトリウムで脱水後、濃縮し、3
5gのシロップ状物質を得た. (2)前項(1)で得られた物質をクロロホルム100
mlに溶解し、シリカゲルを充填したカラム(容量10
00ml,溶媒;クロロホルム)に吸着させた。クロロ
ホルム1.5lで洗浄後、クロロホルム−メタノール
(80:1)の混合溶媒で溶出を行い、溶出分を濃縮乾
固することにより2.5gの褐色物質を得た。得られた
褐色物質をメタノール5mlに溶解して高速液体クロマ
トグラフィーに付し,23分に溶出される画分を濃縮乾
固して1.2mgの濃緑色粉末のCW−69Bを、25
分に溶出される画分を濃縮乾固して1.6mgの濃緑色
のCW−69Cを、32分に溶出される画分を濃縮乾固
して1.8mgの濃緑色のCW−69Dをそれぞれ得
た。 カラム:YMC−Pack D−ODS−7 φ20m
m×25cm 溶出液:メタノール:水=83:17 流速:12ml/min 検出:UV263nm
分離した後、菌体に15lのアセトンを加え抽出した。
アセトン抽出液のアセトンを留去後、水を加え3lの酢
酸エチルで2回抽出した。また、上清は18lの酢酸エ
チルで抽出し,次いで先の菌体由来の酢酸エチル抽出液
と合わせた。無水硫酸ナトリウムで脱水後、濃縮し、3
5gのシロップ状物質を得た. (2)前項(1)で得られた物質をクロロホルム100
mlに溶解し、シリカゲルを充填したカラム(容量10
00ml,溶媒;クロロホルム)に吸着させた。クロロ
ホルム1.5lで洗浄後、クロロホルム−メタノール
(80:1)の混合溶媒で溶出を行い、溶出分を濃縮乾
固することにより2.5gの褐色物質を得た。得られた
褐色物質をメタノール5mlに溶解して高速液体クロマ
トグラフィーに付し,23分に溶出される画分を濃縮乾
固して1.2mgの濃緑色粉末のCW−69Bを、25
分に溶出される画分を濃縮乾固して1.6mgの濃緑色
のCW−69Cを、32分に溶出される画分を濃縮乾固
して1.8mgの濃緑色のCW−69Dをそれぞれ得
た。 カラム:YMC−Pack D−ODS−7 φ20m
m×25cm 溶出液:メタノール:水=83:17 流速:12ml/min 検出:UV263nm
【0025】試験例(抗酸化作用) (1)ミクロソームの調製法 10週令のウィスター系雄性ラットの肝臓をとり、ホモ
ジナイズ後、4℃、3000rpmで10分間遠心分離
しその上清をとった。この上清を4℃、10000rp
mで10分間遠心分離し、上清をとった。これをさらに
4℃、30000rpmで60分間遠心分離し、沈澱画
分をとり、緩衝液(pH7.4;0.025mol/l
トリス−塩酸、0.174mol/l塩化カリウムより
なる。)70mlを加え、ミクロソーム液とした。
ジナイズ後、4℃、3000rpmで10分間遠心分離
しその上清をとった。この上清を4℃、10000rp
mで10分間遠心分離し、上清をとった。これをさらに
4℃、30000rpmで60分間遠心分離し、沈澱画
分をとり、緩衝液(pH7.4;0.025mol/l
トリス−塩酸、0.174mol/l塩化カリウムより
なる。)70mlを加え、ミクロソーム液とした。
【0026】(2)抗酸化作用測定 ミクロソーム液0.5ml、上記の緩衝液0.75ml
およびサンプル(本発明化合物の1%メタノール溶液)
0.05mlを混和した後、L−アスコルビン酸(0.
0015mol/l)を0.5ml加え、30℃にて1
時間反応させた。20%トリクロロ酢酸0.5mlを添
加して反応を止め、3000rpmで10分間遠心分離
し、その上清をとった。これに0.67%チオバルビツ
ール酸0.5mlを加えた。100℃で20分間反応さ
せたのち、530nmでの吸光度を測定し、抗酸化作用
の指標とした。
およびサンプル(本発明化合物の1%メタノール溶液)
0.05mlを混和した後、L−アスコルビン酸(0.
0015mol/l)を0.5ml加え、30℃にて1
時間反応させた。20%トリクロロ酢酸0.5mlを添
加して反応を止め、3000rpmで10分間遠心分離
し、その上清をとった。これに0.67%チオバルビツ
ール酸0.5mlを加えた。100℃で20分間反応さ
せたのち、530nmでの吸光度を測定し、抗酸化作用
の指標とした。
【0027】その結果、CW−69B,CW−69Cお
よびCW−69DのIC50値は、それぞれ5.5、8.
6および9.4μMであった。
よびCW−69DのIC50値は、それぞれ5.5、8.
6および9.4μMであった。
【図1】KBr錠中で測定したCW−69Bの赤外線吸
収スペクトルを示す。
収スペクトルを示す。
【図2】d6−DMSO中、500MHzで測定したC
W−69Bの1H−NMRスペクトルを示す。
W−69Bの1H−NMRスペクトルを示す。
【図3】d6−DMSO中、125MHzで測定したC
W−69Bの13C−NMRスペクトルを示す。
W−69Bの13C−NMRスペクトルを示す。
【図4】KBr錠中で測定したCW−69Cの赤外線吸
収スペクトルを示す。
収スペクトルを示す。
【図5】d6−DMSO中、500MHzで測定したC
W−69Cの1H−NMRスペクトルを示す。
W−69Cの1H−NMRスペクトルを示す。
【図6】d6−DMSO中、125MHzで測定したC
W−69Cの13C−NMRスペクトルを示す。
W−69Cの13C−NMRスペクトルを示す。
【図7】KBr錠中で測定したCW−69Dの赤外線吸
収スペクトルを示す。
収スペクトルを示す。
【図8】d6−DMSO中、500MHzで測定したC
W−69Dの1H−NMRスペクトルを示す。
W−69Dの1H−NMRスペクトルを示す。
【図9】d6−DMSO中、125MHzで測定したC
W−69Dの13C−NMRスペクトルを示す。
W−69Dの13C−NMRスペクトルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12P 17/10 C12R 1:465) 7804−4B
Claims (1)
- 【請求項1】 式 (式中、Rはイソプロピル基、n−プロピル基またはs
ec−ブチル基を示す。)で表されるカルバゾール系化
合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4321061A JPH06166673A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | カルバゾール系化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4321061A JPH06166673A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | カルバゾール系化合物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06166673A true JPH06166673A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18128368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4321061A Pending JPH06166673A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | カルバゾール系化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06166673A (ja) |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP4321061A patent/JPH06166673A/ja active Pending
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