JPH06166701A - ビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)類、そのような化合物を含むゴム、及びビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)類の製造方法 - Google Patents

ビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)類、そのような化合物を含むゴム、及びビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)類の製造方法

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JPH06166701A
JPH06166701A JP5209269A JP20926993A JPH06166701A JP H06166701 A JPH06166701 A JP H06166701A JP 5209269 A JP5209269 A JP 5209269A JP 20926993 A JP20926993 A JP 20926993A JP H06166701 A JPH06166701 A JP H06166701A
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thiadiazole
rubber
bis
polythio
range
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JP5209269A
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Joseph A Kuczkowski
ジョセフ・アンドリュー・クツコウスキ
Michael Brendan Rodgers
マイケル・ブレンダン・ロジャーズ
Kevin L Rollick
ケビン・ルイス・ロリック
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Goodyear Tire and Rubber Co
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Goodyear Tire and Rubber Co
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D513/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
    • C07D513/12Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains three hetero rings
    • C07D513/18Bridged systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/45Heterocyclic compounds having sulfur in the ring
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビス-(2,5-ポリチオ-1,3,4-チアジア
ゾール)類並びに天然ゴム,ジエンモノマー及びそれら
の混合物の加硫におけるビス-(2,5-ポリチオ-1,3,
4-チアジアゾール)類の使用。 【構成】 本発明は、ビス-(2,5-ポリチオ-1,3,4
-チアジアゾール)類、その製造方法及びそれらのゴム
コンパウンド中の使用法に関する。これらのコンパウン
ドの使用はゴム類の優秀な加硫を提供し、そして良好な
物理的性質を有する改善された最終ゴム加硫物を生じ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビス−(2,5−ポリチ
オ−1,3,4−チアジアゾール)類並びに天然ゴム,
ジエンモノマー及びそれらの混合物の加硫におけるビス
−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)
類の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴム製品の製造において、粗製ゴム又は
生ゴムは硫黄及び促進剤のような種々の成分と配合され
る。促進剤又は促進剤系の第一の機能は、加硫工程の速
度を増加することであるが、一方加硫の開始前に高温に
おいて促進剤をゴムに混合するのに十分な時間を与える
ことでもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】多くの促進剤の組合せ
がゴム工業において使用されてきた。不幸なことに、モ
ルフォリン含有混合物、ジメチルアミン含有混合物及び
ジチオカルバメート化合物のような公知の促進剤の多く
は使用に際して揮発性のニトロソアミン類を生じる。揮
発性のニトロソアミン類を生じる化合物の使用は、多く
の国で厳重に制限され、適切な置換を見いだす必要が差
し迫っている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はビス−(2,5
−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)類及びゴム
素材におけるそれらの使用に関する。
【0005】次式:
【化4】 (式中、x及びyの合計は1〜16であり、x及びyは
0及び1〜8の整数から独立して選択される。)から成
るビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾ
ール)類が開示される。
【0006】(1)天然ゴム、ジエンモノマーから誘導
される合成ゴム及びそれらの混合物と、(2)次式:
【化5】 (式中、x及びyの合計は1〜16であり、x及びyは
0及び1〜8の整数から独立して選択される。)から成
るビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾ
ール)とを混合することを含んで成る、ゴム素材の硬化
速度を促進するための方法をも開示する。
【0007】(1)天然ゴム、ジエンモノマーから誘導
される合成ゴム及びそれらの混合物、より成る群から選
択されるゴム、及び(2)次式:
【化6】 (式中、x及びyの合計は1〜16であり、x及びyは
0及び1〜8の整数から独立して選択される。)から成
るビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾ
ール)を含んで成るゴム素材をも開示する。
【0008】本発明は、2,5−ジメルカプト−1,
3,4−チアジアゾール及び元素硫黄を過酸化水素を含
む水中で20℃〜100℃の範囲内の温度において2,
5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾールの過酸
化水素に対するモル比が1:1、かつ2,5−ジメルカ
プト−1,3,4−チアジアゾールの元素硫黄に対する
モル比が16:1〜1:1の範囲で反応させることを含
んで成る上記のビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4
−チアジアゾール)類の製造方法にも関する。
【0009】上記反応の反応生成物はビス−(2,5−
ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)類の混合物か
ら成り、それらの全ては分子量において可変である。例
えば、上記構造式を参照して、式中x及びyの合計が少
なくとも1及び16まででありさえすればx及びyは0
〜8の範囲で変化し得る物質の混合物でありうる。おそ
らく、x及びyは約2〜4の範囲の整数である。反応生
成物の分子量は反応体の比率、反応温度及び反応時間に
依存して変化するだろう。本発明の組成物の分子量は約
328〜約808の範囲内でありうる。おそらく、反応
生成物の分子量は約424〜552の範囲内である。
【0010】ビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−
チアジアゾール)類の製造方法によれば、2,5−ジメ
ルカプト−1,3,4−チアジアゾールの硫黄に対する
モル比は約16:1〜1:1の範囲で変化しうる。おそ
らく、モル比は約4:1〜2:1の範囲である。
【0011】2,5−ジメルカプト−1,3,4−チア
ジアゾールの過酸化水素に対するモル比は1:1〜1.
5:1の範囲内であるべきである。好ましくはモル比は
1:1〜1.25:1である。
【0012】本発明にしたがって、水中の2,5−ジメ
ルカプト−1,3,4−チアジアゾール及び元素硫黄は
過酸化水素と反応する。元素硫黄の用語は本明細書中に
おいて硫黄のS8又は斜方形を記述するのに使用され
る。
【0013】反応は広い温度に渡って実施される。一般
に、反応は約20℃〜約100℃の温度で実施され得
る。好ましくは、縮合反応は約50℃〜約95℃の範囲
内の温度で実施される。
【0014】2,5−ジメルカプト−1,3,4−チア
ジアゾール、元素硫黄及び過酸化水素の間の反応は、大
気圧が好ましいが、種々の圧力の下で行われ得る。反応
は不活性の雰囲気又は空気の下で行われうる。好ましく
は雰囲気は空気である。
【0015】加熱及び分離によりビス−(2,5−ポリ
チオ−1,3,4−チアジアゾール)類を生じるところ
の望ましい生成物を製造するため十分な時間、反応が行
われる。一般に、反応時間は約1時間〜約8時間の間で
変化しうる。
【0016】反応が完了すると所望のビス−(2,5−
ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)類が分離され
る。分離の方法は慣用されており、当業者に公知であ
り、そして反応混合物をそれに続く使用又は単純な真空
ろ過のために冷却することを許すことから成りうる。
【0017】ビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−
チアジアゾール)類は多くのゴム素材と共に使用でき
る。ゴム素材中のこれらの材料の実用性は、使用される
量に依存して変化しうるが、促進剤としての使用は特に
注意されてきた。より多い量において、ビス−(2,5
−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)類は硫黄付
与体として機能しうる。ゴムの例は、置換及び未置換、
飽和及び未飽和、並びに天然及び合成ポリマーを含む。
天然ポリマーは天然ゴムを、その種々の形態例えばペー
ルクレープ、スモークシート、バラタ及びグッタペルカ
として含む。合成ポリマーはジエンモノマーから誘導さ
れそしてモノマー類が不均一な分布又はブロック型で結
合されるときは単一のポリマー(ホモポリマー)又は2
以上の共重合できるモノマー(コポリマー)から製造さ
れたものを含む。モノマー類は置換又は非置換であり
得、そして1以上の二重結合、共役又は非共役ジエン並
びに環状及び非環状モノオレフィン、特にビニル及びビ
ニリデンモノマー類を含むモノオレフィンをもつ。共役
ジエンの例は1,3-ブタジエン、イソプレン、クロロプ
レン、2-エチル-1,3-ブタジエン、2,3-ジメチル-
1,3-ブタジエン及びピペリレンである。非共役ジエン
の例は1,4-ペンタジエン、1,4-ヘキサジエン、1,
5-ヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、1,5-シク
ロオクタジエン、及びエチルジエンノルボルネンであ
る。非環状モノオレフィンの例はエチレン、プロピレ
ン、1-ブテン、イソブチレン、1-ペンテン及び1-ヘ
キセンである。環状モノオレフィン類の例はシクロペン
テン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテ
ン及び4-メチル-シクロオクテンである。ビニルモノマ
ーの例は、スチレン、アクリロニトリル、アクリル酸、
エチルアクリレート、塩化ビニル、ブチルアクリレー
ト、メチルビニルエーテル、酢酸ビニル及びビニルピリ
ジンである。ビニリデンモノマーの例はアルファ-メチ
ルスチレン、メタクリル酸、メチルメタクリレート、イ
タコン酸、エチルメタクリレート、グリシジル(glycid
yl)メタクリレート及びビニリデンクロライドである。
本発明の実施において使用される合成ポリマーの代表的
な例は、イソプレン及びブタジエンのような共役1,3
ジエンのポリクリリプレンホモポリマー特にその繰り返
し単位の全てががシス1,4-構造で結合しているポリイ
ソプレン類及びポリブタジエン類;並びにイソプレン及
びブタジエンのような共役1,3−ジエンと、50重量
%までのスチレン又はアクリロニトリルのようなエチレ
ン性不飽和モノマーを含む少なくとも一つの共重合しう
るモノマーとのコポリマー;並びに大きな割合のモノオ
レフィンと小さな割合のブタジエン又はイソプレンのよ
うなジオレフィンとの共重合生成物であるブチルゴムで
ある。ビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジ
アゾール)類と共に使用できるゴム素材は、好ましくは
シス−1,4−ポリイソプレン(天然又は合成)、ポリ
ブタジエン、ポリクロロプレン、並びにイソプレン及び
ブタジエンのコポリマー、アクリロニトリル及びブタジ
エンのコポリマー、アクリロニトリル及びイソプレンの
コポリマー、スチレン,ブタジエン及びイソプレンのコ
ポリマー、スチレン及びブタジエンのコポリマー、並び
にそれらのブレンドを含む。本発明の一つの利点はビス
−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)
類がゴム素材の硬化剤として機能することであり、そし
てニトロソアミンを形成しないと信じられていることで
ある。ビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジ
アゾール)類はまた活性化された非ブルーム性形態で硫
黄供与体として機能する。したがって、ビス−(2,5
−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)類はそれら
自身の権利においてゴム硬化又は硬化系の補助剤として
使用されうる。ゴム素材中で使用されるビス−(2,5
−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)類の量は変
化しうるが、一般に約0.10phr(ゴム100重量
部当たりの重量部)〜約10phrの範囲である。好ま
しくは、使用される量は1.25phr〜1.0phr
の範囲である。
【0018】当業者に知られているように、ゴム素材を
硬化するためには硫黄加硫剤が必要である。一態様に従
い、ビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジア
ゾール)が全体として又は一部として慣用の硫黄加硫剤
と共に機能できる。使用されうる適切な慣用の硫黄加硫
剤の例は、元素硫黄(遊離硫黄)又は硫黄付与加硫剤、
例えばアミンジスルフィド、重合性ポリスルフィド又は
硫黄オレフィン付加物を含む。好ましくは、慣用の硫黄
加硫剤は元素硫黄である。硫黄加硫剤の量はゴム素材の
成分及び使用される特別の型の硫黄加硫剤に依存して変
化する。一般的に言って硫黄加硫剤の量は約0.25〜
約10phrの量の範囲内である。好ましくは、硫黄加
硫剤は約1.0〜約6.0phrの範囲の量存在する。
【0019】慣用のゴム添加剤もゴム素材中に組み入れ
られる。ゴム素材中に慣用される添加剤は、充填剤、可
塑剤、加工油、遅延剤、オゾン亀裂防止剤、抗酸化剤等
を含む。使用できる充填剤の全量は約30〜約80ph
rの範囲であり得、約45〜約70phrであるのが好
ましい。充填剤はシリカ類、クレー類、炭酸カルシウ
ム、ケイ酸カルシウム、二酸化チタン及びカーボンブラ
ックを含む。HAFブラック(N−330)及びGPF
−ブラック(N−660)がワイア被覆又はカーカス層
被覆向きのゴム素材中で一般に使用される。好ましく
は、少なくとも充填剤の一部はカーボンブラックであ
る。可塑剤は慣用的に約2〜約50phrの範囲で使用
され、約5〜約30phrの範囲が好ましい。使用され
る可塑剤の量は望まれる軟化効果に依存する。適切な可
塑剤の例は、芳香性抽出油、アスファルテンを含む石油
系軟化剤、飽和,不飽和炭化水素及び窒素塩基類(nitr
ogen bases)、コールタール製品、クマロン−インデン
樹脂並びにジブチルフタレート及びトリクレシルホスフ
ァートのようなエステル類を含む。促進剤−活性剤とし
て機能する配合に使用される材料は、例えばステアリン
酸、オレイン酸、ムラスチックアシッド(murastic aci
d)等の脂肪酸のような酸性の材料と結合して使用され
る酸化亜鉛、酸化マグネシウム及びリサージのような金
属酸化物を含む。金属酸化物の量は約1〜約10phr
の範囲であり得、約2〜約8phrの範囲が好ましい。
使用される脂肪酸の量は約0.25〜約5.0phrの範
囲であり得、約0.5〜約2phrの範囲が好ましい。
【0020】スコーチ防止剤として知られる種類の配合
物質は慣用的に使用される。無水フタル酸、サリチル
酸、酢酸ナトリウム及びN−シクロヘキシルチオフタル
イミドが公知の遅延剤である。遅延剤は一般に約1.0
〜0.5phrの範囲の量で使用される。
【0021】ゴム素材中に使用される予備形成されたフ
ェノール−ホルムアルデヒド型樹脂は、一般に約1.0
〜約5.0の範囲の量で存在し、約1.5〜約3.5ph
rの範囲が好ましい。
【0022】慣用的に抗酸化剤、そして時々はオゾン亀
裂防止剤、本明細書中において今後抗分解剤と称する
が、がゴム素材に添加される。代表的な抗分解剤は、モ
ノフェノール類、ビスフェノール類、チオビスフェノー
ル類、ポリフェノール類ヒドロキノン誘導体、ホスフィ
ット類、チオエステル類、ナフチルアミン類、ジフェニ
ルーp−フェニレンジアミン類、ジフェニルアミン類及
び他のジアリールアミン誘導体、パラフェニレンジアミ
ン、キノリン類、並びにそれらの混合物を含む。そのよ
うな抗分解剤の特別の例はバンダービルトラバーハンド
ブック(Vanderbilt Rubber Handbook)(1990
年)、282〜286頁に開示されている。抗分解剤は
一般に約0.25〜約5.0phrの量で使用され、約
1.0〜約3.0phrの範囲が好ましい。
【0023】本発明は次の実施例を参照してより良く理
解され得、実施例中特に示さなければ部又は百分率は重
量による。
【0024】
【実施例】
【0025】
【実施例1】 ビス−(2,5−テトラチオ−1,3,4−チアジアゾ
ール)の製造 100ミリリットルの反応フラスコ内で、30グラム
(0.20モル)の2,5-ジメルカプト-1,3,4-チア
ジアゾール及び12.8グラム(0.05モル)の元素硫
黄を250mlの水中に準備した。スラリーを高速で撹
拌し淡黄色の懸濁液を生じさせた。スラリーに29.4
グラム(0.259モル)の30%過酸化水素を5分間
にわたって加えた。過酸化物の添加の間、温度が38℃
に増加し反応スラリーはより粘稠にそして明るいオレン
ジ色になった。温度が70℃になるまでスラリーを加熱
すると共に撹拌した。70℃において加熱を1時間続け
た。この加熱期間の間、固体は白色に変わった。加熱を
100℃に増加し、5時間継続して撹拌した。固体を吸
引ろ過によって集め真空オーブン内で乾燥した。40.
2グラムの生成物(収率94.8%)を回収した。生成
物は145°〜155℃において収縮を示し、続いて1
56°〜170℃で非晶形状態、そして171°〜17
5℃においてガスを発生して分解した。
【0026】
【実施例2】 ビス−(2,5−ヘキサチオ−1,3,4−チアジアゾ
ール)の製造 機械式混合器を備えた12リットルの丸底広口フラスコ
内において900グラム(6.0モル)の2,5-ジメル
カプト-1,3,4-チアジアゾール及び768グラム(3
モル)の元素硫黄を4リットルの水中に準備した。スラ
リーを高速で撹拌し、淡黄色の懸濁液を生じさせた。ス
ラリーに850グラム(7.5モル)の30%過酸化水
素を30分間にわたって60℃の反応を維持しながら加
えた。反応スラリーはより粘稠にそして暗黄色になっ
た。温度が95℃になるまでスラリーを加熱すると共に
撹拌した。95℃において加熱を2時間続けた。混合物
を一晩放冷し、固体を吸引ろ過によって集めた。固体を
水洗し次に乾燥した。1620.3グラムの生成物(収
率97.8%)を回収した。生成物は145°〜150
℃において収縮を示し、続いて150°〜155℃で非
晶形状態、そして156°〜172℃においてガスを発
生して分解した。
【0027】
【実施例3】 ビス−(2,5−デカチオ−1,3,4−チアジアゾー
ル)の製造 機械混合器を備えた12リットルの丸底広口フラスコ内
において900グラム(6.0モル)の2,5-ジメルカ
プト-1,3,4-チアジアゾール及び1536グラム(6
モル)の元素硫黄を4リットルの水中に準備した。スラ
リーを高速で撹拌し、淡黄色の懸濁液を生じさせた。ス
ラリーに850グラム(7.5モル)の30%過酸化水
素を30分間にわたって60℃の反応を維持しながら加
えた。反応スラリーはより粘稠にそして暗黄色になっ
た。温度が95℃になるまでスラリーを加熱すると共に
撹拌した。95℃において加熱を2時間続けた。混合物
を一晩放冷し、固体を吸引ろ過によって集めた。固体を
水洗し次に乾燥した。2392.5グラムの生成物(収
率98.7%)を回収した。生成物は145°〜155
℃において収縮を示し、続いて156°〜160℃で非
晶形状態、そして161°〜175℃においてガスを発
生して分解した。
【0028】
【実施例5】 物理的試験 下記の表Iに本実施例において使用した基本的なゴム素
材を示す。ゴムコンパウンドを2段バンバリーミキサー
内で製造した。特記しない限り全ての部及び百分率は重
量による。各試験の硬化のデータ及び他のデータを表I
I及び表IIIに列挙した。
【0029】
【表1】 硬化性は、150℃の温度及び1.7ヘルツの振動にお
いて操作されるモンサント振動ディスクレオメーターを
使用して決定した。振動ディスクレオメーターの詳細は
バンタービルトラバーハンドブック、ロバート オー オ
ーム(Robert O. Ohm)編(コネチカット州ノーウォー
ク[Norwlk,Conn.]、R.T.バンタービルト社、199
0年)の554〜557頁に見い出すことができる。こ
の硬化メーターの使用法と曲線から読まれる標準化され
た値はASTM D−2084中に規定されている。振
動ディスクレオメーター上で得られた典型的な硬化曲線
はバンタービルトラバーハンドブックの1990年版の
555頁に示されている。
【0030】このような振動ディスクレオメーターにお
いて、配合されたゴム試料は一定の振幅で振動せん断作
用を受ける。試験される素材に埋め込まれた振動ディス
クのトルクであって、加硫温度においてローターを振動
するのに必要なトルクが測定される。この硬化試験を使
用して得られた値は、ゴム又は配合処方中の変化を非常
に容易に検出するので非常に意義がある。早い硬化速度
を有することは普通有利であることは明白である。
【0031】次の諸表は、製造されたゴム素材用に得ら
れた硬化曲線から決定された硬化姓を報告する。これら
の性質は最小トルク、最大トルク、トルク増加25%ま
での分数(t25)、トルク増加90%までの分数(t
90)及び最大トルクと最小トルクとの差(デルタトル
ク)を含む。
【0032】剥離接着試験は、製造された種々のゴム処
方の間の界面の接着を決定するために行われた。界面接
着はインストロン(Instron)機械を使用して両端を1
80°の角度で互いに引っ張られている引き裂かれてい
ない試験片に対して直角方向に一のコンパウンドを他か
ら引き離すことによって測定された。接触面積は、硬化
中のコンパウンドの間のマイラー(Mylar)のシー
トの配置から決定された。マイラーにおける開口部によ
って2つの材料が試験中互いに接触した。
【0033】加熱によるプレートアウトの量は、AST
M等級D623(方法A)に記述されているグッドリッ
チ 屈曲試験機(Goodrich Flexometer)により測定さ
れた。この試験はバンタービルトラバーハンドブック1
3版(1990年)の530〜531頁に記述されてい
る。
【0034】ムーニー粘度はバンタービルトラバーハン
ドブック13版(1990年)の565〜566頁に記
述されている装置及び方法にしたがって測定された。
【0035】耐摩耗性はドイツDIN53516(DI
N摩耗)にしたがって測定された。ショア硬度はAST
M−1415にしたがって決定された。
【0036】表IIは、それぞれの試料について使用さ
れたビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジア
ゾール)の量を示す。ビス−(2,5−ポリチオ−1,
3,4−チアジアゾール)は生産段階においてゴム素材
に添加された。
【0037】
【表2】
【表3】 上記から分かるように、ビス−(2,5−ポリチオ−
1,3,4−チアジアゾール)のゴム素材への添加は、
モンサントレオメーターのトルク増加における増加によ
って測定されるように、コンパウンドの硬化状態におけ
る増加を生じるだろう。このことはコンパウンド内の処
方の架橋密度における増加を示す。300%伸び率での
コンパウンドの引張強さ及びモジュラスは、コンパウン
ドのレジリエンス又は反撥性における増加に沿って増加
する。さらに、コンパウンド内の加熱によるプレートア
ウトの量は、耐摩耗性における方向改善に沿って減少す
る。これらの性質は、特にトレッド摩耗及び回転抵抗に
関してタイヤの性能における改善を共同して与えるだろ
う。硬化状態及び架橋密度における増加、コンパウンド
の300%モジュラスにおける増加、コンパウンドの反
撥における増加として測定されたコンパウンドのヒステ
リシス性における改善、及びコンパウンドの圧縮永久歪
における減少など、同様の傾向はビス−(2,5−ヘキ
サチオ−1,3,4−チアジアゾール)及びビス−
(2,5−デカチオ−1,3,4−チアジアゾール)を
用いた場合明白である。全ての場合にこれらの材料の使
用は耐摩耗性における改善につながる。要約すると、タ
イヤのような製品に使用するためのゴム素材における用
途のために配合されたとき、特許請求される物質は製品
の性能における改善の方向に寄与するだろう。タイヤに
とって、このことは改善されたトレッド摩耗、減少され
た回転抵抗性能、及びタイヤ使用温度の低下を示してい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ブレンダン・ロジャーズ アメリカ合衆国オハイオ州44333,アクロ ン,モアウッド・ロード 3261 (72)発明者 ケビン・ルイス・ロリック アメリカ合衆国オハイオ州44262,マンロ ー・フォールズ,ルーデン・アベニュー 102

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式: 【化1】 の構造式を有することを特徴とするビス−(2,5−ポ
    リチオ−1,3,4−チアジアゾール)類[式中、xと
    yとの合計は1〜16でありそしてy及びxは0及び1
    〜8の整数より成る群から独立に選択される。]。
  2. 【請求項2】 (a)天然ゴム、ジエンモノマーから誘
    導される合成ゴム、及びそれらの混合物より成る群から
    選択されるゴム;並びに(b)次式: 【化2】 [式中、xとyとの合計は1〜16でありそしてx及び
    yは0及び1〜8の整数より成る群から独立に選択され
    る。]のビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チア
    ジアゾール)約0.10〜約10phrを含んで成るゴ
    ム素材。
  3. 【請求項3】 ゴム素材の硬化速度を促進するための方
    法であって、 (a)天然ゴム、ジエンモノマーから誘導される合成ゴ
    ム及びそれらの混合物より成る群から選択されるゴム;
    並びに (b)次式: 【化3】 [式中、xとyとの合計は1〜16でありそしてx及び
    yは0及び2〜8の整数より成る群から独立に選択され
    る。]から成るビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4
    −チアジアゾール)を混合することを特徴とする前記方
    法。
  4. 【請求項4】 ビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4
    −チアジアゾール)の製造方法であって、2,5−ジメ
    ルカプト−1,3,4−チアジアゾールと元素硫黄とを
    過酸化水素と共に水中において20℃〜100℃の範囲
    の温度で反応させることを特徴とし、2,5−ジメルカ
    プト−1,3,4−チアジアゾールの過酸化水素に対す
    るモル比が1:1〜1:1.5であり、かつ2,5−ジ
    メルカプト−1,3,4−チアジアゾールの元素硫黄に
    対するモル比が16:1〜1:1の範囲である前記方
    法。
JP5209269A 1992-08-26 1993-08-24 ビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)類、そのような化合物を含むゴム、及びビス−(2,5−ポリチオ−1,3,4−チアジアゾール)類の製造方法 Pending JPH06166701A (ja)

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