JPH06166841A - インクジェット記録用インクおよびその製造法 - Google Patents
インクジェット記録用インクおよびその製造法Info
- Publication number
- JPH06166841A JPH06166841A JP6015193A JP6015193A JPH06166841A JP H06166841 A JPH06166841 A JP H06166841A JP 6015193 A JP6015193 A JP 6015193A JP 6015193 A JP6015193 A JP 6015193A JP H06166841 A JPH06166841 A JP H06166841A
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- JP
- Japan
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- weight
- ink
- imidazolidinone
- dimethyl
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクジェット記録用インクに要求される特
性、とりわけ印字品質、印字乾燥性、印字耐水性、保存
安定性、ヘッドなどの部材を侵さないとの特性をバラン
スよく満足するインクジェット記録用インクを提供する
こと。 【構成】 染料と、グリセリン1〜10重量%と、炭素
数4以下の一価アルコール1〜5重量%と、1,3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノン0.5〜10重量%と、
水75〜95重量%とを含有してなる、インクジェット
記録用インク。
性、とりわけ印字品質、印字乾燥性、印字耐水性、保存
安定性、ヘッドなどの部材を侵さないとの特性をバラン
スよく満足するインクジェット記録用インクを提供する
こと。 【構成】 染料と、グリセリン1〜10重量%と、炭素
数4以下の一価アルコール1〜5重量%と、1,3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノン0.5〜10重量%と、
水75〜95重量%とを含有してなる、インクジェット
記録用インク。
Description
【0001】[発明の背景]
【産業上の利用分野】本発明は、液体インクにより文字
・画像の記録を行うインクジェット記録装置に用いるイ
ンクジェット記録用インクおよびその製造法に関する。
・画像の記録を行うインクジェット記録装置に用いるイ
ンクジェット記録用インクおよびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録方式に用いら
れるインクとしては、臭気・安全性等の面から水性イン
クが主流をしめており、各種の水溶性染料を水または水
溶性有機溶剤の混合溶剤に溶解させ、必要により各種添
加剤が添加されたインクが現在使用されている。
れるインクとしては、臭気・安全性等の面から水性イン
クが主流をしめており、各種の水溶性染料を水または水
溶性有機溶剤の混合溶剤に溶解させ、必要により各種添
加剤が添加されたインクが現在使用されている。
【0003】インクジェット記録用インクに求められる
特性としては次のようなものが挙げられる。 (1)普通紙に対する高品位な印字品質・印字画像 (2)印字物をすぐ擦っても汚れない印字乾燥性 (3)充填性が良好で目詰り・飛行曲がり・ドット抜け
のない安定した吐出 (4)印字物の耐水性 (5)長期的なインクの保存安定性 (6)インクに接する部材を侵さない接液性による長期
信頼性 しかしながら、上記特性は互いに相反する関係にあるこ
とが多いため、同時に前記特性をバランスよく満足させ
ることは相当困難である。例えば、印字乾燥性を向上さ
せるために記録材へのインクの浸透を促進する浸透剤を
添加すると、インクはにじみやすいものとなる。また、
目詰まりを防止するために湿潤剤を添加しすぎると、印
字乾燥性に劣るものとなってしまう。
特性としては次のようなものが挙げられる。 (1)普通紙に対する高品位な印字品質・印字画像 (2)印字物をすぐ擦っても汚れない印字乾燥性 (3)充填性が良好で目詰り・飛行曲がり・ドット抜け
のない安定した吐出 (4)印字物の耐水性 (5)長期的なインクの保存安定性 (6)インクに接する部材を侵さない接液性による長期
信頼性 しかしながら、上記特性は互いに相反する関係にあるこ
とが多いため、同時に前記特性をバランスよく満足させ
ることは相当困難である。例えば、印字乾燥性を向上さ
せるために記録材へのインクの浸透を促進する浸透剤を
添加すると、インクはにじみやすいものとなる。また、
目詰まりを防止するために湿潤剤を添加しすぎると、印
字乾燥性に劣るものとなってしまう。
【0004】そのため従来技術において前記諸特性の全
てを満足する様な提案はまだ見受けられない。例えば、
特開昭55−71768号公報(特公昭57−3175
9号公報)に開示されている1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノンを含有する記録媒体液は、目詰まり防止
性については優れているが、上記要求特性を全て十分満
足するものではない。
てを満足する様な提案はまだ見受けられない。例えば、
特開昭55−71768号公報(特公昭57−3175
9号公報)に開示されている1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノンを含有する記録媒体液は、目詰まり防止
性については優れているが、上記要求特性を全て十分満
足するものではない。
【0005】特に本発明者らが知る限りでは、特開昭5
5−71768号公報(特公昭57−31759号公
報)に開示されている記録媒体液は、前記(1)、
(2)、(3)および(6)について十分ではなく、と
りわけ(2)については印字物が完全に乾燥しても手や
指で触ったり擦ったりすると紙や手が汚れること(以下
「耐指触性」という)が、実用上の問題点として指摘さ
れていた。また、(3)については記録ヘッド内あるい
はインク流路内に発生した気泡について排出操作を行っ
ても排出できずドット抜け・印字乱れが発生する場合が
あった。また、(6)については記録ヘッド・インク流
路を構成する材料に対する1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノンのアタック性が強いため(ここでいうアタ
ック性とは接液時に構成材料の溶解あるいは膨潤が生じ
たり、クラック(割れ)が生じたり、表面状態が荒れた
りすることをいい、これらの現象を引き起こす1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノンの性質を以下「アタッ
ク性」と総称することがある)、特にプラスチック(感
光性樹脂も含む)製のヘッドにおいて長期に及ぶ信頼性
を確保できなかった。
5−71768号公報(特公昭57−31759号公
報)に開示されている記録媒体液は、前記(1)、
(2)、(3)および(6)について十分ではなく、と
りわけ(2)については印字物が完全に乾燥しても手や
指で触ったり擦ったりすると紙や手が汚れること(以下
「耐指触性」という)が、実用上の問題点として指摘さ
れていた。また、(3)については記録ヘッド内あるい
はインク流路内に発生した気泡について排出操作を行っ
ても排出できずドット抜け・印字乱れが発生する場合が
あった。また、(6)については記録ヘッド・インク流
路を構成する材料に対する1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノンのアタック性が強いため(ここでいうアタ
ック性とは接液時に構成材料の溶解あるいは膨潤が生じ
たり、クラック(割れ)が生じたり、表面状態が荒れた
りすることをいい、これらの現象を引き起こす1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノンの性質を以下「アタッ
ク性」と総称することがある)、特にプラスチック(感
光性樹脂も含む)製のヘッドにおいて長期に及ぶ信頼性
を確保できなかった。
【0006】同様に、特開昭55−144071号公報
(特公昭61−52869号公報)、特開昭56−16
3168号公報(特公昭57−33315号公報)には
前述の特開昭55−71768号公報(特公昭57−3
1759号公報)に類似した内容のものが開示されてい
るが、特開昭55−71768号公報(特公昭57−3
1759号公報)同様に上記要求特性を全て十分満足す
ることはできなかった。
(特公昭61−52869号公報)、特開昭56−16
3168号公報(特公昭57−33315号公報)には
前述の特開昭55−71768号公報(特公昭57−3
1759号公報)に類似した内容のものが開示されてい
るが、特開昭55−71768号公報(特公昭57−3
1759号公報)同様に上記要求特性を全て十分満足す
ることはできなかった。
【0007】[発明の概要]
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、イン
クジェット記録用インクに要求される特性、とりわけ前
記(1)〜(6)の特性をバランスよく満足するインク
ジェット記録用インクを提供することを目的としてい
る。更に本発明は、前記(1)の高印字品質と(2)の
耐指触性とを高い次元で実現したインクジェット記録用
インクを提供することを目的としている。
クジェット記録用インクに要求される特性、とりわけ前
記(1)〜(6)の特性をバランスよく満足するインク
ジェット記録用インクを提供することを目的としてい
る。更に本発明は、前記(1)の高印字品質と(2)の
耐指触性とを高い次元で実現したインクジェット記録用
インクを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるインクジェ
ット記録用インクは、C.I.ダイレクトブラック16
8または154を0.01重量%以上と、グリセリン1
〜10重量%と、炭素数4以下の一価アルコール1〜1
0重量%と、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
0.5〜10重量%と、水75〜95重量%とを含有し
てなるもの、である。
ット記録用インクは、C.I.ダイレクトブラック16
8または154を0.01重量%以上と、グリセリン1
〜10重量%と、炭素数4以下の一価アルコール1〜1
0重量%と、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
0.5〜10重量%と、水75〜95重量%とを含有し
てなるもの、である。
【0010】本発明によれば、上記したインクジェット
記録用インクに求められる特性をバランスよく満足する
インクが得られる。このような特定組成のインクによっ
て前記特性をバランスよく満足するインクが得られたこ
とは、思いがけないことであった。
記録用インクに求められる特性をバランスよく満足する
インクが得られる。このような特定組成のインクによっ
て前記特性をバランスよく満足するインクが得られたこ
とは、思いがけないことであった。
【0011】[発明の具体的説明]本発明によるインク
は、C.I.ダイレクトブラック168または154を
含んでなる。このC.I.ダイレクトブラック168ま
たは154は界面活性な性質を有する。この性質は、例
えば、ガラス、ニッケル、ステンレスなどの金属、プラ
スチック、感光性樹脂などからなるヘッド構成部材およ
び流路構成部材に対するインクの濡れ性を飛躍的に向上
させる。このことは、(i) ヘッドや流路の親水処理を必
要とせず、(ii)インクの充填が容易となり、また、(ii
i) 流路内に発生した気泡を容易に排出できることを意
味する。その結果、本発明によるインクによれば目詰ま
りのない安定いた印字が得られる。
は、C.I.ダイレクトブラック168または154を
含んでなる。このC.I.ダイレクトブラック168ま
たは154は界面活性な性質を有する。この性質は、例
えば、ガラス、ニッケル、ステンレスなどの金属、プラ
スチック、感光性樹脂などからなるヘッド構成部材およ
び流路構成部材に対するインクの濡れ性を飛躍的に向上
させる。このことは、(i) ヘッドや流路の親水処理を必
要とせず、(ii)インクの充填が容易となり、また、(ii
i) 流路内に発生した気泡を容易に排出できることを意
味する。その結果、本発明によるインクによれば目詰ま
りのない安定いた印字が得られる。
【0012】このI.C.ダイレクトブラック168ま
たは154の添加量は0.01重量%であるのが好まし
い。0.01重量%未満では前記した界面活性な性質が
十分得られないからである。より好ましい添加量は0.
1〜10重量%であり、さらに好ましい添加量は0.2
〜5重量%である。
たは154の添加量は0.01重量%であるのが好まし
い。0.01重量%未満では前記した界面活性な性質が
十分得られないからである。より好ましい添加量は0.
1〜10重量%であり、さらに好ましい添加量は0.2
〜5重量%である。
【0013】本発明によるインクにあっては、前記した
C.I.ダイレクトブラック168または154が染料
としても機能しているが、更に染料を添加してもよい。
更なる染料としては、従来のインクジェット記録用イン
クに使用されている水溶性染料を用いることができる。
その染料の具体例としては、C.I.ダイレクトイエロ
ー1、8、11,12、24、26、27、28、3
3、39、44、50、58、85、86、87、8
8、89、98、157、C.I.ダイレクトレッド
1、2、4、9、11,13、17、20、23、2
4、28、31、33、37、39、44、46、6
2、63、75、79、80、81、83、84、8
9、95、99、113、197、201、218、2
20、224、225、226、227、228、22
9、230、231、C.I.ダイレクトブルー1、
2、6、15、22、25、41、71、76、78、
86、87、90、98、163、165、199、2
02、C.I.ダイレクトブラック2、7、19、2
2、24、32、38、51、56、63、71、7
4、75、77、108、171、C.I.アシッドイ
エロー1、3、7、11、17、19、23、25、2
9、38、44、79、127、144、245、C.
I.アシッドレッド1、6、8、9、13、14、1
8、26、27、35、37、42、52、82、8
5、87、89、92、97、106、111、11
4、115、118、134,158、186、24
9、254、289、C.I.アシッドブルー1、7、
9、22、23、25、29、40、41、43、4
5、78、80、82、92、93、127、249、
C.I.アシッドブラック1、2、7、24、26、2
9、31、44、48、50、52、94、C.I.ベ
イシックイエロー1、2、11、34、C.I.ベイシ
ックレッド1、2、9、12、14、17、18、3
7、C.I.ベイシックブルー1、3、5、7、9、2
2、24、25、26、28、29、C.I.ベイシッ
クブラック2、8、C.I.フードブラック1、2、
C.I.フードブルー2、C.I.フードバイオレット
2、フードレッド14、C.I.フードイエロー4、
C.I.リアクティブイエロー37、C.I.リアクテ
ィブレッド23、180、C.I.リアクティブブラッ
ク31等が挙げられる。
C.I.ダイレクトブラック168または154が染料
としても機能しているが、更に染料を添加してもよい。
更なる染料としては、従来のインクジェット記録用イン
クに使用されている水溶性染料を用いることができる。
その染料の具体例としては、C.I.ダイレクトイエロ
ー1、8、11,12、24、26、27、28、3
3、39、44、50、58、85、86、87、8
8、89、98、157、C.I.ダイレクトレッド
1、2、4、9、11,13、17、20、23、2
4、28、31、33、37、39、44、46、6
2、63、75、79、80、81、83、84、8
9、95、99、113、197、201、218、2
20、224、225、226、227、228、22
9、230、231、C.I.ダイレクトブルー1、
2、6、15、22、25、41、71、76、78、
86、87、90、98、163、165、199、2
02、C.I.ダイレクトブラック2、7、19、2
2、24、32、38、51、56、63、71、7
4、75、77、108、171、C.I.アシッドイ
エロー1、3、7、11、17、19、23、25、2
9、38、44、79、127、144、245、C.
I.アシッドレッド1、6、8、9、13、14、1
8、26、27、35、37、42、52、82、8
5、87、89、92、97、106、111、11
4、115、118、134,158、186、24
9、254、289、C.I.アシッドブルー1、7、
9、22、23、25、29、40、41、43、4
5、78、80、82、92、93、127、249、
C.I.アシッドブラック1、2、7、24、26、2
9、31、44、48、50、52、94、C.I.ベ
イシックイエロー1、2、11、34、C.I.ベイシ
ックレッド1、2、9、12、14、17、18、3
7、C.I.ベイシックブルー1、3、5、7、9、2
2、24、25、26、28、29、C.I.ベイシッ
クブラック2、8、C.I.フードブラック1、2、
C.I.フードブルー2、C.I.フードバイオレット
2、フードレッド14、C.I.フードイエロー4、
C.I.リアクティブイエロー37、C.I.リアクテ
ィブレッド23、180、C.I.リアクティブブラッ
ク31等が挙げられる。
【0014】染料の添加量は印字記録ができる限り特に
限定されないが、一般に0.01〜10重量%の範囲に
あるのが好ましく、より好ましくは0.5〜5.0重量
%の範囲である。
限定されないが、一般に0.01〜10重量%の範囲に
あるのが好ましく、より好ましくは0.5〜5.0重量
%の範囲である。
【0015】グリセリンは基本的に目詰まり防止剤とし
て機能し、その添加量は1〜10重量%が好ましく、よ
り好ましくは2.0〜5.0の範囲である。グリセリン
の添加量が1重量%未満であると、目詰まりが発生した
り、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンのアタッ
ク性を低下させることができず好ましくない。また10
重量%を越えると印字の乾燥性が悪化してしまうので好
ましくない。
て機能し、その添加量は1〜10重量%が好ましく、よ
り好ましくは2.0〜5.0の範囲である。グリセリン
の添加量が1重量%未満であると、目詰まりが発生した
り、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンのアタッ
ク性を低下させることができず好ましくない。また10
重量%を越えると印字の乾燥性が悪化してしまうので好
ましくない。
【0016】炭素数4以下の一価アルコールの添加量は
1〜10重量%が好ましく、より好ましくは2〜7重量
%の範囲である。炭素数4以下の一価アルコールの好ま
しい例としては、メタノール、エタノール、n-プロパノ
ール、iso-プロパノール、ブタノールなどが挙げられ
る。とりわけ、エタノールが安全性、臭気、記録材に対
する浸透性の観点から特に好ましい。このアルコールは
記録材に浸透しながら一方で揮発する。よってにじみを
押さえ、印字品質と印字の乾燥性とをともに満足させる
ことができる。アルコールの添加量が1重量%未満であ
ると、インクに十分な浸透性、蒸発力を与えることがで
きず、印字の乾燥性が悪化してしまうおそれがある。ま
た、5重量%を越えると、良好な印字品質を確保するこ
とが難しくなり、またインクの引火点を低下させるので
安全性の観点からも好ましくない。
1〜10重量%が好ましく、より好ましくは2〜7重量
%の範囲である。炭素数4以下の一価アルコールの好ま
しい例としては、メタノール、エタノール、n-プロパノ
ール、iso-プロパノール、ブタノールなどが挙げられ
る。とりわけ、エタノールが安全性、臭気、記録材に対
する浸透性の観点から特に好ましい。このアルコールは
記録材に浸透しながら一方で揮発する。よってにじみを
押さえ、印字品質と印字の乾燥性とをともに満足させる
ことができる。アルコールの添加量が1重量%未満であ
ると、インクに十分な浸透性、蒸発力を与えることがで
きず、印字の乾燥性が悪化してしまうおそれがある。ま
た、5重量%を越えると、良好な印字品質を確保するこ
とが難しくなり、またインクの引火点を低下させるので
安全性の観点からも好ましくない。
【0017】また、1,3−ジメチル−2−イミダゾリ
ジノンの添加量は0.5〜10重量%が好ましく、より
好ましくは1〜5重量%の範囲である。この1,3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノンは染料溶解性が高く、染
料濃度を大きくして記録濃度を高くできる効果がある。
また、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンは低粘
度であるため急激な粘度上昇を抑制することができ、印
字品質と連続及び間欠印字安定性を高めることができ
る。さらに、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
は印字の耐水性を向上させる効果も有している。
ジノンの添加量は0.5〜10重量%が好ましく、より
好ましくは1〜5重量%の範囲である。この1,3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノンは染料溶解性が高く、染
料濃度を大きくして記録濃度を高くできる効果がある。
また、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンは低粘
度であるため急激な粘度上昇を抑制することができ、印
字品質と連続及び間欠印字安定性を高めることができ
る。さらに、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
は印字の耐水性を向上させる効果も有している。
【0018】この1,3−ジメチル−2−イミダゾリジ
ノンの優れた染料溶解性はその高い溶解力によるもので
あるが、その溶解力は逆にアタック性となって従来不利
に作用することがあったが、前記した特定量のグリセリ
ンと共存させることによってそのアタック性を実用上問
題のない程度まで低下させることができ、ヘッド構成部
材及び流路構成部材の長期的な信頼性を確保することが
できる。特に、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ンとグリセリンとを2:1〜1:5の比で存在させるの
が、アタック性を抑制する上で好ましい。
ノンの優れた染料溶解性はその高い溶解力によるもので
あるが、その溶解力は逆にアタック性となって従来不利
に作用することがあったが、前記した特定量のグリセリ
ンと共存させることによってそのアタック性を実用上問
題のない程度まで低下させることができ、ヘッド構成部
材及び流路構成部材の長期的な信頼性を確保することが
できる。特に、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ンとグリセリンとを2:1〜1:5の比で存在させるの
が、アタック性を抑制する上で好ましい。
【0019】さらに、この1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノンを用いたインクは一般にpH安定性に欠
け、異物が発生すると言う問題点を有していたが、前記
した特定量の炭素数4以下の一価アルコールと共存させ
ることによって、そのような問題点も克服することがで
きる。また、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
は記録材への浸透力が高いことから、アルコールの添加
量が比較的少なくてすみ、その結果、引火点の高い、安
全なインクを構成することができる点でも有利である。
さらにまた、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
と炭素数4以下のアルコールとの組み合わせは、インク
の粘度を増加させる。その結果、本発明によるインクに
あっては増粘剤の添加を特に必要としない点でも有利で
ある。
ダゾリジノンを用いたインクは一般にpH安定性に欠
け、異物が発生すると言う問題点を有していたが、前記
した特定量の炭素数4以下の一価アルコールと共存させ
ることによって、そのような問題点も克服することがで
きる。また、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
は記録材への浸透力が高いことから、アルコールの添加
量が比較的少なくてすみ、その結果、引火点の高い、安
全なインクを構成することができる点でも有利である。
さらにまた、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
と炭素数4以下のアルコールとの組み合わせは、インク
の粘度を増加させる。その結果、本発明によるインクに
あっては増粘剤の添加を特に必要としない点でも有利で
ある。
【0020】本発明によるインクの基本的な溶媒は水で
あり、その添加量は75〜95重量%、好ましくは80
〜90重量%である。75重量%未満であると好ましい
印字品質を確保することが難しく、また95重量%を越
えると目詰まりが発生しやすくなったり、印字乾燥性が
悪化したりするので好ましくない。カルシウムイオン、
マグネシウムイオンが5ppm以下のイオン交換水を用
いるのがより好ましい。
あり、その添加量は75〜95重量%、好ましくは80
〜90重量%である。75重量%未満であると好ましい
印字品質を確保することが難しく、また95重量%を越
えると目詰まりが発生しやすくなったり、印字乾燥性が
悪化したりするので好ましくない。カルシウムイオン、
マグネシウムイオンが5ppm以下のイオン交換水を用
いるのがより好ましい。
【0021】本発明によるインクは、その性質を更に改
善するための第三成分を含有していてもよい。添加可能
な第三成分の具体例としては、界面活性剤、粘度調整
剤、表面張力調整剤、比抵抗調整剤、pH調整剤(例え
ば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなど)、防カビ剤、キレート剤などが挙げられる。
善するための第三成分を含有していてもよい。添加可能
な第三成分の具体例としては、界面活性剤、粘度調整
剤、表面張力調整剤、比抵抗調整剤、pH調整剤(例え
ば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなど)、防カビ剤、キレート剤などが挙げられる。
【0022】本発明によるインクの諸物性はインクジェ
ット記録に適するよう適宜設定されてよいが、例えばイ
ンク粘度は0〜50℃の作動時温度において30mPa
・s以下であるのが好ましく、高速応答性(例えば、A
4サイズ2ページ/分)実現のためには、1.2〜20
mPa・s程度であるのが好ましい。またインクの表面
張力は0〜50℃の作動時温度において35〜60dy
ne/cm程度にあるのが好ましく、pHは7〜10程
度にあるのが好ましい。
ット記録に適するよう適宜設定されてよいが、例えばイ
ンク粘度は0〜50℃の作動時温度において30mPa
・s以下であるのが好ましく、高速応答性(例えば、A
4サイズ2ページ/分)実現のためには、1.2〜20
mPa・s程度であるのが好ましい。またインクの表面
張力は0〜50℃の作動時温度において35〜60dy
ne/cm程度にあるのが好ましく、pHは7〜10程
度にあるのが好ましい。
【0023】本発明によるインクは記録材に印字された
後、適当な熱定着手段(例えば、熱風、加熱ロール、赤
外線など)によって乾燥、定着されてもよい。
後、適当な熱定着手段(例えば、熱風、加熱ロール、赤
外線など)によって乾燥、定着されてもよい。
【0024】本発明によるインクジェット記録用インク
は、上記した構成成分を混合し、室温〜加熱下で十分攪
拌した後、場合によって瀘過によって固形成分を除くこ
とによって製造することができる。特に本発明によるイ
ンクにあっては、比較的揮発性の高い炭素数4以下の一
価アルコールを成分としていることから、比較的低温
で、好ましくは40℃以下の温度で、アルコールを添加
し攪拌するのが好ましい。製造中のアルコールの蒸発量
が大きくなるとインク物性を管理するのがむずかしくな
り、歩留りが低下してしまうので好ましくない。
は、上記した構成成分を混合し、室温〜加熱下で十分攪
拌した後、場合によって瀘過によって固形成分を除くこ
とによって製造することができる。特に本発明によるイ
ンクにあっては、比較的揮発性の高い炭素数4以下の一
価アルコールを成分としていることから、比較的低温
で、好ましくは40℃以下の温度で、アルコールを添加
し攪拌するのが好ましい。製造中のアルコールの蒸発量
が大きくなるとインク物性を管理するのがむずかしくな
り、歩留りが低下してしまうので好ましくない。
【0025】
【実施例】以下の実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0026】実施例1 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.8重量% グリセリン 5.0重量% 1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 84.0重量%。
【0027】エタノール以外の前記成分を合計120リ
ットル、180リットル加熱攪拌機に仕込み、80℃で
1時間加熱攪拌した。その後、約1時間冷却水を循環さ
せて冷却し、インクの温度を40℃としてからエタノー
ルを添加し、その後約30分間攪拌した。混合物を0.
4μmのメンブランフィルターを用いて減圧濾過し、記
録液を得た。
ットル、180リットル加熱攪拌機に仕込み、80℃で
1時間加熱攪拌した。その後、約1時間冷却水を循環さ
せて冷却し、インクの温度を40℃としてからエタノー
ルを添加し、その後約30分間攪拌した。混合物を0.
4μmのメンブランフィルターを用いて減圧濾過し、記
録液を得た。
【0028】以下実施例1と同様の方法で、以下の組成
の実施例2〜8、および、比較例1〜8を調製した。
の実施例2〜8、および、比較例1〜8を調製した。
【0029】実施例2 C.I.ダイレクトブラック168 0.01重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.99重量% グリセリン 5.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 84.0重量%。
【0030】実施例3 C.I.ダイレクトブラック168 3.0重量% グリセリン 5.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 84.0重量%。
【0031】実施例4 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.80重量% グリセリン 10.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 79.0重量%。
【0032】実施例5 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.80重量% グリセリン 1.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 82.0重量%。
【0033】実施例6 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.80重量% グリセリン 5.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 0.5重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 88.5重量%。
【0034】実施例7 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.80重量% グリセリン 5.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 10.0重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 79.0重量%。
【0035】実施例8 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.80重量% グリセリン 5.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% エタノール 1.0重量% イオン交換水 86.0重量%。
【0036】実施例9 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.80重量% グリセリン 5.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% エタノール 5.0重量% イオン交換水 82.0重量%。
【0037】実施例10 C.I.ダイレクトブラック154 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.8重量% グリセリン 5.0重量% 1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 84.0重量%。
【0038】実施例11 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.8重量% グリセリン 4.0重量% 1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン 2.0重量% エタノール 4.0重量% イオン交換水 87.0重量%。
【0039】比較例1 C.I.ダイレクトブラック19 3.0重量% グリセリン 5.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 84.0重量%。
【0040】比較例2 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.80重量% グリセリン 15.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 74.0重量%。
【0041】比較例3 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.80重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 89.0重量%。
【0042】比較例4 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.80重量% グリセリン 5.0重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 89.0重量%。
【0043】比較例5 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.80重量% グリセリン 5.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 15.0重量% エタノール 3.0重量% イオン交換水 74.0重量%。
【0044】比較例6 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.80重量% グリセリン 5.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% イオン交換水 87.0重量%。
【0045】比較例7 C.I.ダイレクトブラック168 0.2重量% C.I.ダイレクトブラック19 2.80重量% グリセリン 5.0重量% 1,3ジメチル−2−イミダゾリジノン 5.0重量% エタノール 6.0重量% イオン交換水 81.0重量%。
【0046】比較例8 特開昭55−71768号公報(特公昭57−3175
9号公報)に開示されている実施例1のインク。
9号公報)に開示されている実施例1のインク。
【0047】 1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン 60.0重量% スミライトブラックGコンク 4.0重量% イオン交換水 36.0重量%。
【0048】比較例9 エタノールを40℃を越える温度で添加した以外は、実
施例1と同様にして記録液を得た。
施例1と同様にして記録液を得た。
【0049】実施例1〜9、比較例1〜9の記録インク
を用い、インクジェットプリンタHG−5130(セイ
コーエプソン製)を用い、(1)印字品質、(2)印字
乾燥性、(3)印字安定性、(4)耐水性、(5)イン
ク保存安定性、(6)接液による長期信頼性について試
験を行った。それらの判定基準は以下に示される通りで
あり、その判定結果は表1に示される通りである。
を用い、インクジェットプリンタHG−5130(セイ
コーエプソン製)を用い、(1)印字品質、(2)印字
乾燥性、(3)印字安定性、(4)耐水性、(5)イン
ク保存安定性、(6)接液による長期信頼性について試
験を行った。それらの判定基準は以下に示される通りで
あり、その判定結果は表1に示される通りである。
【0050】なお、印字品質についてはヨーロッパ、ア
メリカ、日本の各々10種類計30種類の紙について調
査した。 (1)印字品質評価 顕微鏡による100倍、400倍での観察と目視による
観察を行った。その結果、繊維に沿ったにじみもなくエ
ッジがシャープである紙が ◎:80%以上、 ○:60〜79%、 △:40〜59%、 ×:39%以下とした。 (2)印字乾燥性評価 (2−1)印字10秒後、紙のエッジで印字部を擦っ
た。その結果、10秒後でスマッジング無しの紙が ◎:80%以上、 ○:60〜79%、 △:40〜59%、 ×:39%以下とした。 (2−2)印字物の乾燥後、印字部を指で10秒間押さ
え、その後指を擦った。その結果、指または紙が汚れな
い確率が ◎:80%以上、 ○:60〜79%、 △:40〜58%、 ×:39%以下とした。 (3)印字安定性評価 (3−1)連続印字を行った。安定に印字可能だった時
間が、 ◎:24時間以上、 ○:10時間以上24時間未満、 ×:10時間未満とした。 (3−2)30秒間隔で間欠印字を行う。安定した間欠
印字が、 ◎:10時間以上可能、 ○:1時間以上10時間未満可能、 ×:1時間未満とした。 (3−3)70℃恒温槽に1カ月放置し、完全に印字が
回復するまでのクリーニング回数を測定した。その結
果、 ◎:クリーニング回数3回未満で完全に復帰、 ○:クリーニング回数3回以上5回未満で完全に復帰、 △:クリーニング回数5回以上10回未満で完全に復
帰、 ×:クリーニング回数10回以上で完全に復帰あるいは
復帰しない、とした。 (4)耐水性評価 印字物を水に10秒間浸漬した。その結果、汚れない紙
が、 ◎:80%以上、 ○:60〜79%、 △:40〜58%、 ×:39%以下とした。 (5)インク保存安定性 アルミパックに100ccのインクを入れ、密封し、7
0℃の恒温槽で1カ月保存した後、インク物性(pH、
粘度、表面張力、導電率)と異物発生有無を測定した。
その結果、 ○:インク物性の変化も無く、異物の発生も無い、 △:インク物性変化もしくは異物の発生有り、 ×:インク物性変化、異物どちらも発生有り、とした。 (6)接液による長期信頼性 ヘッド構成部材・流路構成部材をインクに接液させ70
℃の恒温槽で1カ月保管した後、ヘッド構成部材・流路
構成部材のアタック性、インク物性変化、異物発生有無
を確認した。 ○:アタック性、インク物性、異物発生共に変化無し、 △:アタック性、インク物性、異物発生のいずれか変化
有り、 ×:アタック性、インク物性、異物発生共に変化有り、
とした。
メリカ、日本の各々10種類計30種類の紙について調
査した。 (1)印字品質評価 顕微鏡による100倍、400倍での観察と目視による
観察を行った。その結果、繊維に沿ったにじみもなくエ
ッジがシャープである紙が ◎:80%以上、 ○:60〜79%、 △:40〜59%、 ×:39%以下とした。 (2)印字乾燥性評価 (2−1)印字10秒後、紙のエッジで印字部を擦っ
た。その結果、10秒後でスマッジング無しの紙が ◎:80%以上、 ○:60〜79%、 △:40〜59%、 ×:39%以下とした。 (2−2)印字物の乾燥後、印字部を指で10秒間押さ
え、その後指を擦った。その結果、指または紙が汚れな
い確率が ◎:80%以上、 ○:60〜79%、 △:40〜58%、 ×:39%以下とした。 (3)印字安定性評価 (3−1)連続印字を行った。安定に印字可能だった時
間が、 ◎:24時間以上、 ○:10時間以上24時間未満、 ×:10時間未満とした。 (3−2)30秒間隔で間欠印字を行う。安定した間欠
印字が、 ◎:10時間以上可能、 ○:1時間以上10時間未満可能、 ×:1時間未満とした。 (3−3)70℃恒温槽に1カ月放置し、完全に印字が
回復するまでのクリーニング回数を測定した。その結
果、 ◎:クリーニング回数3回未満で完全に復帰、 ○:クリーニング回数3回以上5回未満で完全に復帰、 △:クリーニング回数5回以上10回未満で完全に復
帰、 ×:クリーニング回数10回以上で完全に復帰あるいは
復帰しない、とした。 (4)耐水性評価 印字物を水に10秒間浸漬した。その結果、汚れない紙
が、 ◎:80%以上、 ○:60〜79%、 △:40〜58%、 ×:39%以下とした。 (5)インク保存安定性 アルミパックに100ccのインクを入れ、密封し、7
0℃の恒温槽で1カ月保存した後、インク物性(pH、
粘度、表面張力、導電率)と異物発生有無を測定した。
その結果、 ○:インク物性の変化も無く、異物の発生も無い、 △:インク物性変化もしくは異物の発生有り、 ×:インク物性変化、異物どちらも発生有り、とした。 (6)接液による長期信頼性 ヘッド構成部材・流路構成部材をインクに接液させ70
℃の恒温槽で1カ月保管した後、ヘッド構成部材・流路
構成部材のアタック性、インク物性変化、異物発生有無
を確認した。 ○:アタック性、インク物性、異物発生共に変化無し、 △:アタック性、インク物性、異物発生のいずれか変化
有り、 ×:アタック性、インク物性、異物発生共に変化有り、
とした。
【0051】
【表1】 また実施例1と比較例9のインク物性(粘度、表面張
力)とエタノール量を測定した結果を表2に示す。
力)とエタノール量を測定した結果を表2に示す。
【0052】なお、粘度はB型粘度計(東京計器製)、
表面張力は表面張力計CBVP−A3(協和界面科学
製)、エタノール量はガスクロマトグラフ(島津製作所
製)による定量分析を用いた。
表面張力は表面張力計CBVP−A3(協和界面科学
製)、エタノール量はガスクロマトグラフ(島津製作所
製)による定量分析を用いた。
【0053】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芹 澤 直 己 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】C.I.ダイレクトブラック168または
154を0.01重量%以上と、グリセリン1〜10重
量%と、炭素数4以下の一価アルコール1〜10重量%
と、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン0.5〜
10重量%と、水75〜95重量%とを含有してなる、
インクジェット記録用インク。 - 【請求項2】C.I.ダイレクトブラック168または
154以外の染料を更に含有してなる、請求項1記載の
インク。 - 【請求項3】炭素数4以下の一価アルコールがエタノー
ルである、請求項1記載のインク。 - 【請求項4】1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
とグリセリンとの比が2:1〜1:5である、請求項1
記載のインク。 - 【請求項5】染料と、グリセリンと、1,3−ジメチル
−2−イミダゾリジノンと、水とからなる混合物に、炭
素数4以下の一価アルコールを40℃以下の温度下で添
加することからなる、請求項1記載のインクの製造法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6015193A JPH06166841A (ja) | 1992-10-02 | 1993-03-19 | インクジェット記録用インクおよびその製造法 |
| DE69301019T DE69301019T2 (de) | 1992-10-02 | 1993-10-01 | Tintenzusammensetzung für Tintenstrahl-Druckverfahren und Verfahren zur Herstellung derselben |
| EP93307826A EP0591004B1 (en) | 1992-10-02 | 1993-10-01 | Ink composition for ink jet recording and process for producing the same |
| US08/131,096 US5421871A (en) | 1992-10-02 | 1993-10-01 | Ink composition for ink jet recording and process for producing the same |
| HK5397A HK5397A (en) | 1992-10-02 | 1997-01-09 | Ink composition for ink jet recording and process for producing the same |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26484192 | 1992-10-02 | ||
| JP4-264841 | 1992-10-02 | ||
| JP6015193A JPH06166841A (ja) | 1992-10-02 | 1993-03-19 | インクジェット記録用インクおよびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06166841A true JPH06166841A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=26401218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6015193A Pending JPH06166841A (ja) | 1992-10-02 | 1993-03-19 | インクジェット記録用インクおよびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06166841A (ja) |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP6015193A patent/JPH06166841A/ja active Pending
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