JPH06166847A - ハードコート - Google Patents
ハードコートInfo
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- JPH06166847A JPH06166847A JP4320153A JP32015392A JPH06166847A JP H06166847 A JPH06166847 A JP H06166847A JP 4320153 A JP4320153 A JP 4320153A JP 32015392 A JP32015392 A JP 32015392A JP H06166847 A JPH06166847 A JP H06166847A
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- primer
- coating
- hydroxy
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 下記コーティング用組成物からなるプライマ
ーを基材上に塗布し、その上に下記コーティング用組成
物からなるオーバーコートを塗布してなるハードコー
ト。 プライマー:アルコキシシラン(1),ヒドロキシ(メ
タ)アクリレート共重合体(2)及び有機溶剤(3)か
らなり、かつ(1)/(2)が1/0以上1/3未満
(重量比)である混合物に硬化触媒(4)を添加して加
水分解させて得られるコーティング組成物。 オーバーコート:アルコキシシラン(1),ヒドロキシ
(メタ)アクリレート共重合体(2)及び有機溶剤
(3)からなり、かつ(1)/(2)が1/3以上1/
20以下(重量比)である混合物に硬化触媒(4)を添
加して加水分解させて得られるコーティング用組成物。 【効果】 耐擦傷性、透明性、耐熱性、耐侯性及び密着
性に優れたハードコートが得られる。
ーを基材上に塗布し、その上に下記コーティング用組成
物からなるオーバーコートを塗布してなるハードコー
ト。 プライマー:アルコキシシラン(1),ヒドロキシ(メ
タ)アクリレート共重合体(2)及び有機溶剤(3)か
らなり、かつ(1)/(2)が1/0以上1/3未満
(重量比)である混合物に硬化触媒(4)を添加して加
水分解させて得られるコーティング組成物。 オーバーコート:アルコキシシラン(1),ヒドロキシ
(メタ)アクリレート共重合体(2)及び有機溶剤
(3)からなり、かつ(1)/(2)が1/3以上1/
20以下(重量比)である混合物に硬化触媒(4)を添
加して加水分解させて得られるコーティング用組成物。 【効果】 耐擦傷性、透明性、耐熱性、耐侯性及び密着
性に優れたハードコートが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハードコートに関し、さ
らに詳細には、プラスチック、木材、セメント、鉄、ス
テンレス、アルミニウム及びその他の金属、およびその
他の製品の表面に形成される、耐擦傷性、透明性、耐熱
性、耐侯性、密着性に優れたハードコートに関するもの
である。
らに詳細には、プラスチック、木材、セメント、鉄、ス
テンレス、アルミニウム及びその他の金属、およびその
他の製品の表面に形成される、耐擦傷性、透明性、耐熱
性、耐侯性、密着性に優れたハードコートに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】これまで、耐擦傷性の改良を目的とした
コーティング用組成物として、特開昭53−2565
号、特開昭56−22365号、特開昭61−1668
24号などによりアルコキシランの加水分解物を用いた
方法がある。また、オルガノアルコキシシランとコロイ
ド状シリカもしくはコロイド状アルミナを主成分とする
コーティング用組成物として、特公昭52−39691
号、特公昭53−5042号、特開昭54−87736
号、特開昭55−94971号、特開昭56−9923
6、特開昭59−68377号などによる方法等が挙げ
られる。
コーティング用組成物として、特開昭53−2565
号、特開昭56−22365号、特開昭61−1668
24号などによりアルコキシランの加水分解物を用いた
方法がある。また、オルガノアルコキシシランとコロイ
ド状シリカもしくはコロイド状アルミナを主成分とする
コーティング用組成物として、特公昭52−39691
号、特公昭53−5042号、特開昭54−87736
号、特開昭55−94971号、特開昭56−9923
6、特開昭59−68377号などによる方法等が挙げ
られる。
【0003】さらには、アルコキシシリル基を含有し
た、アクリル系共重合体を硬化することによるコーティ
ング用組成物として、特開平3−47871、特開平3
−54278等が挙げられる。しかしながら、これらの
コーティング用組成物を用いた場合は、得られるハード
コート層の耐擦傷性、基材との密着性、溶液の保存安定
性が劣る等の欠点があった。
た、アクリル系共重合体を硬化することによるコーティ
ング用組成物として、特開平3−47871、特開平3
−54278等が挙げられる。しかしながら、これらの
コーティング用組成物を用いた場合は、得られるハード
コート層の耐擦傷性、基材との密着性、溶液の保存安定
性が劣る等の欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような事情に鑑
み、本発明では耐擦傷性、透明性、耐熱性、耐侯性、密
着性に優れたハードコートを提供することを目的とす
る。
み、本発明では耐擦傷性、透明性、耐熱性、耐侯性、密
着性に優れたハードコートを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するのための手段】本発明は上記課題を解
決するために鋭意検討の結果、特定のヒドロキシ(メ
タ)アクリレート共重合体とアルコキシシランとを特定
比率で混合し、加水分解反応させたものを用いることに
より、上記目的が達成できることを見出し、本発明に到
達した。
決するために鋭意検討の結果、特定のヒドロキシ(メ
タ)アクリレート共重合体とアルコキシシランとを特定
比率で混合し、加水分解反応させたものを用いることに
より、上記目的が達成できることを見出し、本発明に到
達した。
【0006】すなわち、本発明の要旨は、下記コーティ
ング用組成物からなるプライマーを基材上に塗布し、そ
の上に下記コーティング用組成物からなるオーバーコー
トを塗布してなるハードコートに存する。 プライマー:アルコキシシラン(1),ヒドロキシ(メ
タ)アクリルレート共重合体(2)及び有機溶剤(3)
からなり、かつ(1)/(2)が1/0以上1/3未満
(重量比)である混合物に硬化触媒(4)を添加して加
水分解させて得られるコーティング用組成物。
ング用組成物からなるプライマーを基材上に塗布し、そ
の上に下記コーティング用組成物からなるオーバーコー
トを塗布してなるハードコートに存する。 プライマー:アルコキシシラン(1),ヒドロキシ(メ
タ)アクリルレート共重合体(2)及び有機溶剤(3)
からなり、かつ(1)/(2)が1/0以上1/3未満
(重量比)である混合物に硬化触媒(4)を添加して加
水分解させて得られるコーティング用組成物。
【0007】オーバーコート:アルコキシシラン
(1),ヒドロキシ(メタ)アクリレート共重合体
(2)及び有機溶剤(3)からなり、かつ(1)/
(2)が1/3以上1/20以下(重量比)である混合
物に硬化触媒(4)を添加して加水分解させて得られる
コーティング用組成物。 以下、本発明を詳細に説明する。
(1),ヒドロキシ(メタ)アクリレート共重合体
(2)及び有機溶剤(3)からなり、かつ(1)/
(2)が1/3以上1/20以下(重量比)である混合
物に硬化触媒(4)を添加して加水分解させて得られる
コーティング用組成物。 以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】本発明で用いられるアルコキシシラン
(1)としては、特に限定はないが、テトラメトキシシ
ラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラ
ン、テトラプトキシシラン、テトラフェノキシシラン等
及びこれらの50〜60%の加水分解生成物が挙げられ
る。好ましくは、下記一般式(I)で表わされるシリケ
ートオリゴマーが用いられる。
(1)としては、特に限定はないが、テトラメトキシシ
ラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラ
ン、テトラプトキシシラン、テトラフェノキシシラン等
及びこれらの50〜60%の加水分解生成物が挙げられ
る。好ましくは、下記一般式(I)で表わされるシリケ
ートオリゴマーが用いられる。
【0009】
【化2】
【0010】(nは1から20の整数を表わす。Rは炭
素数1〜6の真鎮若しくは分岐のアルキル基、又はアリ
ール基を表わす。Rのうち好ましいのは、CH3 ,C2
H5,C3 H7 ,C4 H9 , C6 H5 である。)本発明
で用いられるヒドロキシ(メタ)アクリレート共重合体
(2)とは、ヒドロキシ(メタ)アクリレート成分を含
むアクリル系共重合体であれば特に限定されないが、シ
リケートオリゴマーと相溶する条件として、該共重合体
中に水酸基を持っていることが重要である。好ましくは
ヒドロキシアクリレート成分及びヒドロキシメタアクリ
レート成分のうちから選ばれる少なくとも一種と、メタ
クリル酸エステル成分及びアクリル酸エステル成分のう
ちから選ばれる少なくとも一種との共重合体である。
素数1〜6の真鎮若しくは分岐のアルキル基、又はアリ
ール基を表わす。Rのうち好ましいのは、CH3 ,C2
H5,C3 H7 ,C4 H9 , C6 H5 である。)本発明
で用いられるヒドロキシ(メタ)アクリレート共重合体
(2)とは、ヒドロキシ(メタ)アクリレート成分を含
むアクリル系共重合体であれば特に限定されないが、シ
リケートオリゴマーと相溶する条件として、該共重合体
中に水酸基を持っていることが重要である。好ましくは
ヒドロキシアクリレート成分及びヒドロキシメタアクリ
レート成分のうちから選ばれる少なくとも一種と、メタ
クリル酸エステル成分及びアクリル酸エステル成分のう
ちから選ばれる少なくとも一種との共重合体である。
【0011】ヒドロキシアクリレート成分を与えるヒド
ロキシアクリレートとしては、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、4
−ヒドロキシブチルアクリレート等を挙げることができ
る。ヒドロキシメタクリレート成分を与えるヒドロキシ
メタクリレートとしては2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、4−
ヒドロキシブチルメタクリレート等を挙げることができ
る。
ロキシアクリレートとしては、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、4
−ヒドロキシブチルアクリレート等を挙げることができ
る。ヒドロキシメタクリレート成分を与えるヒドロキシ
メタクリレートとしては2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、4−
ヒドロキシブチルメタクリレート等を挙げることができ
る。
【0012】また、メタクリル酸エステル成分を与える
メタクリル酸エステルとしては、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル
酸ラウリル等を挙げることができる。アクリル酸エステ
ル成分を与えるアクリル酸エステルとしては、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸ラウリル等を挙げることができる。
メタクリル酸エステルとしては、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル
酸ラウリル等を挙げることができる。アクリル酸エステ
ル成分を与えるアクリル酸エステルとしては、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸ラウリル等を挙げることができる。
【0013】ヒドロキシアクリレート成分及び/又はヒ
ドロキシメタクリレート成分は、共重合体中1〜20重
量%、メタクリル酸エステル成分及び/又はアクリル酸
エステル成分が80〜99重量%であることが好まし
い。ヒドロキシアクリレート成分又はヒドロキシメタク
リレート成分が1重量%未満では透明性が劣り、20重
量%を超えると硬さが低下して耐擦傷性が劣ることとな
るので好ましくない。
ドロキシメタクリレート成分は、共重合体中1〜20重
量%、メタクリル酸エステル成分及び/又はアクリル酸
エステル成分が80〜99重量%であることが好まし
い。ヒドロキシアクリレート成分又はヒドロキシメタク
リレート成分が1重量%未満では透明性が劣り、20重
量%を超えると硬さが低下して耐擦傷性が劣ることとな
るので好ましくない。
【0014】メタクリル酸エステル成分とアクリル酸エ
ステル成分とは、各々単独で用いてもよいが、併用する
のが好ましい。併用する場合は、メタクリル酸エステル
成分とアクリル酸エステル成分の比は、メタクリル酸エ
ステル成分:アクリル酸エステル成分=2:1〜1:
5、好ましくは1:1〜1:3、特に好ましくは約1:
2(重量比)である。また本発明のコーティング組成物
を加水分解させコーティングさせた後、塗膜を形成させ
た時に硬化収縮し内部応力が生じ、塗膜のひびわれ等の
問題を生じることを防ぐために該共重合体のガラス転移
温度を低く設定する必要がある。
ステル成分とは、各々単独で用いてもよいが、併用する
のが好ましい。併用する場合は、メタクリル酸エステル
成分とアクリル酸エステル成分の比は、メタクリル酸エ
ステル成分:アクリル酸エステル成分=2:1〜1:
5、好ましくは1:1〜1:3、特に好ましくは約1:
2(重量比)である。また本発明のコーティング組成物
を加水分解させコーティングさせた後、塗膜を形成させ
た時に硬化収縮し内部応力が生じ、塗膜のひびわれ等の
問題を生じることを防ぐために該共重合体のガラス転移
温度を低く設定する必要がある。
【0015】この目的に適う望ましいガラス転移温度は
−20℃〜40℃であり、その範囲におさまるようにア
クリル組成を選択する必要がある。かかる共重合体はラ
ジカル重合により、容易に合成が可能である。使用でき
る有機溶剤(3)としては、コーティングする基材の材
質により異なるが例えばアルコール類、あるいはグリコ
ール誘導体、炭化水素類、エステル類、ケトン類、エー
テル類を1種、または2種以上混合して使用できる。
−20℃〜40℃であり、その範囲におさまるようにア
クリル組成を選択する必要がある。かかる共重合体はラ
ジカル重合により、容易に合成が可能である。使用でき
る有機溶剤(3)としては、コーティングする基材の材
質により異なるが例えばアルコール類、あるいはグリコ
ール誘導体、炭化水素類、エステル類、ケトン類、エー
テル類を1種、または2種以上混合して使用できる。
【0016】アルコール類としては具体的にはメタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、n−ブタノ
ール、イソブタノール、オクタノール等が挙げられ、グ
リコール誘導体としてはエチレングリコール、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノn−プロピ
ルエーテル、エチレングリコールモノn−ブチルエーテ
ル等が挙げられる。
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、n−ブタノ
ール、イソブタノール、オクタノール等が挙げられ、グ
リコール誘導体としてはエチレングリコール、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノn−プロピ
ルエーテル、エチレングリコールモノn−ブチルエーテ
ル等が挙げられる。
【0017】炭化水素類としてはベンゼン、ケロシン、
トルエン、キシレン等が使用でき、エステル類として、
酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセト酢酸メチ
ル、アセト酢酸エチル等が使用できる。アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセチルア
セトン等のケトン類、エチルエーテル、ブチルエーテ
ル、zメチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ジオキサ
ン、フラン、テトラヒドロフラン等のエーテル類が使用
できる。
トルエン、キシレン等が使用でき、エステル類として、
酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセト酢酸メチ
ル、アセト酢酸エチル等が使用できる。アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセチルア
セトン等のケトン類、エチルエーテル、ブチルエーテ
ル、zメチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ジオキサ
ン、フラン、テトラヒドロフラン等のエーテル類が使用
できる。
【0018】有機溶剤の使用量としては、有機溶剤可溶
性樹脂に対して重量で1〜10倍程度が操作性の点で好
ましい。尚、硬化触媒(4)としては、例えば、塩酸、
酢酸、硝酸、ギ酸、硫酸、リン酸などの無機酸、パラト
ルエンスルホン酸、安息香酸、フタル酸などの有機酸、
ジブチルスズジラウリレート、ジブチルスズジオクチエ
ート、ジブチルスズジアセテート等の有機スズ化合物、
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ触媒が
有効であるが、特に無機酸、有機スズ化合物および有機
酸が有効である。
性樹脂に対して重量で1〜10倍程度が操作性の点で好
ましい。尚、硬化触媒(4)としては、例えば、塩酸、
酢酸、硝酸、ギ酸、硫酸、リン酸などの無機酸、パラト
ルエンスルホン酸、安息香酸、フタル酸などの有機酸、
ジブチルスズジラウリレート、ジブチルスズジオクチエ
ート、ジブチルスズジアセテート等の有機スズ化合物、
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ触媒が
有効であるが、特に無機酸、有機スズ化合物および有機
酸が有効である。
【0019】本発明のハードコートは、上述したアルコ
キシシラン、ヒドロキシ(メタ)アクリレート共重合体
及び有機溶剤からなる混合物を硬化触媒の存在下加水分
解させて得られるコーティング用組成物からなるプライ
マーを基材上に塗布し、その上に同様のコーティング用
組成物からなるオーバーコートを塗布したものである。
キシシラン、ヒドロキシ(メタ)アクリレート共重合体
及び有機溶剤からなる混合物を硬化触媒の存在下加水分
解させて得られるコーティング用組成物からなるプライ
マーを基材上に塗布し、その上に同様のコーティング用
組成物からなるオーバーコートを塗布したものである。
【0020】本発明のプライマーとしては、アルコキシ
シラン(1)とヒドロキシ(メタ)アクリレート共重合
体(2)との重量比(1)/(2)が1/0以上1/3
未満、好ましくは1/0以上1/2以下の範囲のもので
ある。プライマーがない場合はオーバーコートとの密着
性がやや低下するという問題が生じる。また、(1)/
(2)が1/3以上であると基材がプラスチックやステ
ンレスの場合、基材との接着性が低下するという問題が
生じる。
シラン(1)とヒドロキシ(メタ)アクリレート共重合
体(2)との重量比(1)/(2)が1/0以上1/3
未満、好ましくは1/0以上1/2以下の範囲のもので
ある。プライマーがない場合はオーバーコートとの密着
性がやや低下するという問題が生じる。また、(1)/
(2)が1/3以上であると基材がプラスチックやステ
ンレスの場合、基材との接着性が低下するという問題が
生じる。
【0021】オーバーコートの場合はアルコキシシラン
(1)とヒドロキシ(メタ)アクリレート共重合体
(2)との重量比(1)/(2)は1/3以上1/20
以下、好ましくは1/3以上1/10以下の範囲であ
る。(1)/(2)が1/3よりも小さいと、テーバー
磨耗試験による耐擦傷性が十分ではなく、1/20より
も大きいと加熱硬化させた後に硬化収縮のため、プラマ
ーとの密着性が低下するという問題が生じ好ましくな
い。
(1)とヒドロキシ(メタ)アクリレート共重合体
(2)との重量比(1)/(2)は1/3以上1/20
以下、好ましくは1/3以上1/10以下の範囲であ
る。(1)/(2)が1/3よりも小さいと、テーバー
磨耗試験による耐擦傷性が十分ではなく、1/20より
も大きいと加熱硬化させた後に硬化収縮のため、プラマ
ーとの密着性が低下するという問題が生じ好ましくな
い。
【0022】本発明に用いるコーティング用組成物の製
造方法をより具体的に説明すれば、まず、プライマーの
製造としては有機溶剤にヒドロキシ(メタ)アクリレー
ト共重合体およびアルコキシシラン、好ましくは、上記
一般式(I)で表わされるシリケートオリゴマーを添加
し、塩酸、ジブチルスズジラウリレート、パラトルエン
スルホン酸等の酸を加えて加水分解反応を行う方法が挙
げられる。
造方法をより具体的に説明すれば、まず、プライマーの
製造としては有機溶剤にヒドロキシ(メタ)アクリレー
ト共重合体およびアルコキシシラン、好ましくは、上記
一般式(I)で表わされるシリケートオリゴマーを添加
し、塩酸、ジブチルスズジラウリレート、パラトルエン
スルホン酸等の酸を加えて加水分解反応を行う方法が挙
げられる。
【0023】オーバーコートの製造方法は、プライマー
の製造方法と同様に有機溶剤にヒドロキシ(メタ)アク
リレート共重合体、およびアルコキシシランを添加し、
塩酸、ジブチルスズジラウリレート、パラトルエンスル
ホン酸等の酸を加えて加水分解反応を行う方法が挙げら
れる。本発明のハードコートは、まずプライマーを塗布
して18〜30℃で30分乾燥後、オーバーコートを塗
布し、18〜30℃で30分乾燥させた後、120℃、
1時間で硬化させることにより得られる。
の製造方法と同様に有機溶剤にヒドロキシ(メタ)アク
リレート共重合体、およびアルコキシシランを添加し、
塩酸、ジブチルスズジラウリレート、パラトルエンスル
ホン酸等の酸を加えて加水分解反応を行う方法が挙げら
れる。本発明のハードコートは、まずプライマーを塗布
して18〜30℃で30分乾燥後、オーバーコートを塗
布し、18〜30℃で30分乾燥させた後、120℃、
1時間で硬化させることにより得られる。
【0024】また、本発明によって得られるハードコー
トを適用できる基材としてはプラスチック、木材、セメ
ント、鉄、ステンレス、アルミニウム及びその他の金
属、等が挙げられる。本発明によって得られるハードコ
ートは、対象物表面に刷毛、スピンコートスプレー、デ
ィッピング、ロール、グラビア印刷法などの塗装手段を
用いることができる。この時、形成する被膜の膜厚は通
常0.1〜50μm程度が好ましくは0.1〜20μm
程度である。0.1μm未満では十分な耐擦傷性が得ら
れず、また50μmより厚いと膜にクラックが入りやす
くなる。
トを適用できる基材としてはプラスチック、木材、セメ
ント、鉄、ステンレス、アルミニウム及びその他の金
属、等が挙げられる。本発明によって得られるハードコ
ートは、対象物表面に刷毛、スピンコートスプレー、デ
ィッピング、ロール、グラビア印刷法などの塗装手段を
用いることができる。この時、形成する被膜の膜厚は通
常0.1〜50μm程度が好ましくは0.1〜20μm
程度である。0.1μm未満では十分な耐擦傷性が得ら
れず、また50μmより厚いと膜にクラックが入りやす
くなる。
【0025】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明の具体的に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り、これらの実
施例により限定されるものではない。以下の実施例にお
いて「部」はいずれも「重量部」である。
するが、本発明はその要旨を越えない限り、これらの実
施例により限定されるものではない。以下の実施例にお
いて「部」はいずれも「重量部」である。
【0026】<アクリル系樹脂(I)の合成>窒素導入
管、還流冷却器及び攪拌装置を備えた3000mlのセ
パラブルフラスコを用い、テトラヒドロフラン1425
g中にメタクリル酸メチル164g,アクリル酸エチル
300g,2−ヒドロキシエチルアクリレート27gを
加えた後、攪拌を行った。溶液を65℃に昇温した後、
2,2′−アゾビスイソブチルニトリル7.5gをテト
ラヒドロフラン75g中に溶解させたものを滴下し、6
5℃で7時間攪拌を行った。テトラヒドロフランを留去
した後、乾燥を行いアクリル系樹脂(I)を得た。
管、還流冷却器及び攪拌装置を備えた3000mlのセ
パラブルフラスコを用い、テトラヒドロフラン1425
g中にメタクリル酸メチル164g,アクリル酸エチル
300g,2−ヒドロキシエチルアクリレート27gを
加えた後、攪拌を行った。溶液を65℃に昇温した後、
2,2′−アゾビスイソブチルニトリル7.5gをテト
ラヒドロフラン75g中に溶解させたものを滴下し、6
5℃で7時間攪拌を行った。テトラヒドロフランを留去
した後、乾燥を行いアクリル系樹脂(I)を得た。
【0027】<アクリル系樹脂(II) の合成>窒素導入
管、還流冷却器及び攪拌装置を備えた3000mlのセ
パラブルフラスコを用い、テトラヒドロフラン1425
g中にメタクリル酸メチル491gを加えた後、攪拌を
行った。溶液を65℃に昇温した後、2,2′−アゾビ
スイソブチルニトリル7.5gをテトラヒドロフラン7
5g中に溶解させたものを滴下し、65℃で7時間攪拌
を行った。テトラヒドロフランを留去した後、乾燥を行
いアクリル系樹脂(II) を得た。
管、還流冷却器及び攪拌装置を備えた3000mlのセ
パラブルフラスコを用い、テトラヒドロフラン1425
g中にメタクリル酸メチル491gを加えた後、攪拌を
行った。溶液を65℃に昇温した後、2,2′−アゾビ
スイソブチルニトリル7.5gをテトラヒドロフラン7
5g中に溶解させたものを滴下し、65℃で7時間攪拌
を行った。テトラヒドロフランを留去した後、乾燥を行
いアクリル系樹脂(II) を得た。
【0028】<アクリル系樹脂(III)の合成>窒素導入
管、還流冷却器及び攪拌装置を備えた3000mlのセ
パラブルフラスコを用い、テトラヒドロフラン1425
g中にメタクリル酸メチル343g、アクリル酸エチル
148gを加えた後、攪拌を行った。溶液を65℃に昇
温した後、2,2′−アゾビスイソブチルニトリル7.
5gをテトラヒドロフラン75g中に溶解させたものを
滴下し、65℃で7時間攪拌を行った。テトラヒドロフ
ランを留去した後、乾燥を行いアクリル系樹脂(III)を
得た。
管、還流冷却器及び攪拌装置を備えた3000mlのセ
パラブルフラスコを用い、テトラヒドロフラン1425
g中にメタクリル酸メチル343g、アクリル酸エチル
148gを加えた後、攪拌を行った。溶液を65℃に昇
温した後、2,2′−アゾビスイソブチルニトリル7.
5gをテトラヒドロフラン75g中に溶解させたものを
滴下し、65℃で7時間攪拌を行った。テトラヒドロフ
ランを留去した後、乾燥を行いアクリル系樹脂(III)を
得た。
【0029】<プライマー用コーティング液(I)の調
整>窒素導入管、還流冷却器及び攪拌装置を備えた10
0mlの4つ口フラスコを用い、エタノール15g中に
アクリル系樹脂(I)を5g加え65℃で溶解させた。
これにMS−51(三菱化成(株)製、商品名MKCシ
リケートMS51:テトラメトキシシランを50%加水
分解した製品)5gを添加した。この溶液に1NのHC
lを0.95g加え65℃で30分間攪拌し、プライマ
ー用コーティング液(I)の調整を行った。
整>窒素導入管、還流冷却器及び攪拌装置を備えた10
0mlの4つ口フラスコを用い、エタノール15g中に
アクリル系樹脂(I)を5g加え65℃で溶解させた。
これにMS−51(三菱化成(株)製、商品名MKCシ
リケートMS51:テトラメトキシシランを50%加水
分解した製品)5gを添加した。この溶液に1NのHC
lを0.95g加え65℃で30分間攪拌し、プライマ
ー用コーティング液(I)の調整を行った。
【0030】<プライマー用コーティング液(II) の調
整>窒素導入管、還流冷却器及び攪拌装置を備えた10
0mlの4つ口フラスコを用い、エタノール15g中に
アクリル系アルコール可溶性樹脂(I)を5g加え65
℃で溶解させた。これにMS−51を20g添加した。
この溶液に1NHClを3.8g加え65℃で30分間
攪拌し、プライマー用コーティング液(II)の調整を行
った。
整>窒素導入管、還流冷却器及び攪拌装置を備えた10
0mlの4つ口フラスコを用い、エタノール15g中に
アクリル系アルコール可溶性樹脂(I)を5g加え65
℃で溶解させた。これにMS−51を20g添加した。
この溶液に1NHClを3.8g加え65℃で30分間
攪拌し、プライマー用コーティング液(II)の調整を行
った。
【0031】<実施例1> (プライマーのコーティング)プライマー用コーティン
グ液(I)をポリカーボネート液(三菱化成(株)製1
00mm×100mm×2mm)に#8バーコーターを
用いて塗布し、20℃、30分で乾燥した。 (オーバーコートのコーティング)窒素導入管、還流冷
却器及び攪拌装置を備えた100mlの4つ口フラスコ
を用い、エタノール30g中にアクリル系樹脂(I)を
5g加え65℃で溶解させた。これにMS−51を25
g添加した。この溶液に水を2.47g加えた後、1N
のHClを2.38g加え65℃で1時間攪拌した。こ
の溶液を前記のプライマーがコーティングされたポリカ
ーボーネート板に#10バーコーターを用いて塗布し、
20℃、30分で乾燥後120℃、1時間で硬化させ
た。
グ液(I)をポリカーボネート液(三菱化成(株)製1
00mm×100mm×2mm)に#8バーコーターを
用いて塗布し、20℃、30分で乾燥した。 (オーバーコートのコーティング)窒素導入管、還流冷
却器及び攪拌装置を備えた100mlの4つ口フラスコ
を用い、エタノール30g中にアクリル系樹脂(I)を
5g加え65℃で溶解させた。これにMS−51を25
g添加した。この溶液に水を2.47g加えた後、1N
のHClを2.38g加え65℃で1時間攪拌した。こ
の溶液を前記のプライマーがコーティングされたポリカ
ーボーネート板に#10バーコーターを用いて塗布し、
20℃、30分で乾燥後120℃、1時間で硬化させ
た。
【0032】全光線透過率、ヘーズはJIS K−71
05に準拠して測定したところ、それぞれ、92%,
0.5%と良好な透明性を示した。(基材ポリカーボネ
ート板厚み2mm)また、傷つき度合いをテストするた
めに、テーバー式磨耗試験(磨耗輪CS−10F,50
0g荷重、100回転)を行ったところヘーズの変化は
5%で耐擦傷性に優れていた。
05に準拠して測定したところ、それぞれ、92%,
0.5%と良好な透明性を示した。(基材ポリカーボネ
ート板厚み2mm)また、傷つき度合いをテストするた
めに、テーバー式磨耗試験(磨耗輪CS−10F,50
0g荷重、100回転)を行ったところヘーズの変化は
5%で耐擦傷性に優れていた。
【0033】塗膜面のほぼ中央に直交する縦横11本ず
つの平行線を1mmの間隔で基板面に達するまで引いて
1cm2 の中に100個のます目ができるように碁盤目
をつけた。セロハン粘着テープ(商品名セロテープ ニ
チバン株式会社製品)を碁盤目上に強くはりつけ、90
度方向に急速にはがし、塗膜剥離の有無を調べた。塗膜
の剥離が起こらなかった個数を調べると100/100
で密着性も良好であった。
つの平行線を1mmの間隔で基板面に達するまで引いて
1cm2 の中に100個のます目ができるように碁盤目
をつけた。セロハン粘着テープ(商品名セロテープ ニ
チバン株式会社製品)を碁盤目上に強くはりつけ、90
度方向に急速にはがし、塗膜剥離の有無を調べた。塗膜
の剥離が起こらなかった個数を調べると100/100
で密着性も良好であった。
【0034】<実施例2> (プライマーのコーティング)実施例1と同様にポリカ
ーボネート板(100mm×100mm×2mm)にコ
ーティングを行なった。 (オーバーコートのコーティング)窒素導入管、還流冷
却器及び攪拌装置を備えた100mlの4つ口フラスコ
を用い、エタノール40g中にアクリル系樹脂(I)を
5g加え65℃で溶解させた。これにMS−51を35
g添加した。この溶液に水を3.20g加えた後、1N
HClを3.33g加え65℃で30分間攪拌した。こ
の溶液を前記のプライマーがコーティングされたポリカ
ーボネート板に#10バーコーターを用いて塗布し、2
0℃、30分で乾燥後120℃、1時間で硬化させた。
ーボネート板(100mm×100mm×2mm)にコ
ーティングを行なった。 (オーバーコートのコーティング)窒素導入管、還流冷
却器及び攪拌装置を備えた100mlの4つ口フラスコ
を用い、エタノール40g中にアクリル系樹脂(I)を
5g加え65℃で溶解させた。これにMS−51を35
g添加した。この溶液に水を3.20g加えた後、1N
HClを3.33g加え65℃で30分間攪拌した。こ
の溶液を前記のプライマーがコーティングされたポリカ
ーボネート板に#10バーコーターを用いて塗布し、2
0℃、30分で乾燥後120℃、1時間で硬化させた。
【0035】実施例1と同様に全光線透過率、ヘーズを
測定したところ、91%,0.5%と良好な透明性を示
した。(基材ポリカーボネート板厚み2mm)この塗膜
を実施例1と同様な方法で傷つき度合いをテスト評価を
行ったところ、ヘーズの変化は3%で耐擦傷性に優れて
いた。実施例1と同様に塗膜剥離試験を行なったとこ
ろ、100/100で密着性も良好であった。
測定したところ、91%,0.5%と良好な透明性を示
した。(基材ポリカーボネート板厚み2mm)この塗膜
を実施例1と同様な方法で傷つき度合いをテスト評価を
行ったところ、ヘーズの変化は3%で耐擦傷性に優れて
いた。実施例1と同様に塗膜剥離試験を行なったとこ
ろ、100/100で密着性も良好であった。
【0036】<実施例3> (プライマーのコーティング)実施例1と同様にポリカ
ーボネート板(100mm×100mm×2mm)にコ
ーティングを行なった。 (オーバーコートのコーティング)窒素導入管、還流冷
却器及び攪拌装置を備えた100mlの4つ口フラスコ
を用い、エタノール50g中にアクリル系(I)を5g
加え65℃で溶解させた。これにMS−51を45g添
加した。この溶液に水を4.12g加えた後、1NHC
lを4.28g加え65℃で30分間攪拌した。この溶
液を前記のプライマーがコーティングされたポリカーボ
ネート板に#10バーコーターを用いて塗布し、20
℃、30分で乾燥後120℃、1時間で硬化させた。
ーボネート板(100mm×100mm×2mm)にコ
ーティングを行なった。 (オーバーコートのコーティング)窒素導入管、還流冷
却器及び攪拌装置を備えた100mlの4つ口フラスコ
を用い、エタノール50g中にアクリル系(I)を5g
加え65℃で溶解させた。これにMS−51を45g添
加した。この溶液に水を4.12g加えた後、1NHC
lを4.28g加え65℃で30分間攪拌した。この溶
液を前記のプライマーがコーティングされたポリカーボ
ネート板に#10バーコーターを用いて塗布し、20
℃、30分で乾燥後120℃、1時間で硬化させた。
【0037】実施例1と同様に全光線透過率、ヘーズを
測定したところ、91%,0.5%と良好な透明性を示
した。(基材ポリカーボネート板厚み2mm)この塗膜
を実施例1と同様な方法で傷つき度合いをテスト評価を
行なったところ、ヘーズの変化は2%で耐擦傷性に優れ
ていた。実施例1と同様に塗膜剥離試験を行なったとこ
ろ、100/100で密着性も良好であった。
測定したところ、91%,0.5%と良好な透明性を示
した。(基材ポリカーボネート板厚み2mm)この塗膜
を実施例1と同様な方法で傷つき度合いをテスト評価を
行なったところ、ヘーズの変化は2%で耐擦傷性に優れ
ていた。実施例1と同様に塗膜剥離試験を行なったとこ
ろ、100/100で密着性も良好であった。
【0038】<実施例4> (プライマーのコーティング)プライマー用コーティン
グ液(I)をポリメチルメタクリレート板(100mm
×100mm×2mm)に#8バーコーターを用いて塗
布し、20℃、30分で乾燥する。 (オーバーコートのコーティング)上記のプライマーが
コーティングされたポリメチルメタクリレート板を用い
た以外は実施例1と同様な操作を行なって、オーバーコ
ートのコーティング、及び硬化を行った。
グ液(I)をポリメチルメタクリレート板(100mm
×100mm×2mm)に#8バーコーターを用いて塗
布し、20℃、30分で乾燥する。 (オーバーコートのコーティング)上記のプライマーが
コーティングされたポリメチルメタクリレート板を用い
た以外は実施例1と同様な操作を行なって、オーバーコ
ートのコーティング、及び硬化を行った。
【0039】実施例1と同様に全光線透過率、ヘーズを
測定したところ、94%,0.4%と良好な透明性を示
した。(基材ポリメチルメタクリレート板厚み2mm)
この塗膜を実施例1と同様な方法で傷つき度合いをテス
ト評価を行ったところ、ヘーズの変化は5%で耐擦傷性
に優れていた。実施例1と同様に塗膜剥離試験を行なっ
たところ、100/100で密着性も良好であった。
測定したところ、94%,0.4%と良好な透明性を示
した。(基材ポリメチルメタクリレート板厚み2mm)
この塗膜を実施例1と同様な方法で傷つき度合いをテス
ト評価を行ったところ、ヘーズの変化は5%で耐擦傷性
に優れていた。実施例1と同様に塗膜剥離試験を行なっ
たところ、100/100で密着性も良好であった。
【0040】<実施例5> (プライマーのコーティング)プライマー用コーテイィ
ング液(I)をポリ塩化ビニル板(タキロン(株)製、
100mm×100mm×2mm)に#8バーコーター
を用いて塗布し、20℃、30分で乾燥する。 (オーバーコートのコーティング)上記のプライマーが
コーティングされたポリ塩化ビニル板を用いた以外は実
施例2と同様な操作を行なって、オーバーコートのコー
ティング、及び硬化を行なった。
ング液(I)をポリ塩化ビニル板(タキロン(株)製、
100mm×100mm×2mm)に#8バーコーター
を用いて塗布し、20℃、30分で乾燥する。 (オーバーコートのコーティング)上記のプライマーが
コーティングされたポリ塩化ビニル板を用いた以外は実
施例2と同様な操作を行なって、オーバーコートのコー
ティング、及び硬化を行なった。
【0041】実施例1と同様に全光線透過率、ヘーズを
測定したところ、87%,0.7%と良好な透明性を示
した。(基材ポリ塩化ビニル板厚み2mm)この塗膜を
実施例1と同様な方法で傷つき度合いをテスト評価を行
なったところ、ヘーズの変化は3%で耐擦傷性に優れて
いた。実施例1と同様に塗膜剥離試験を行なったとこ
ろ、100/100で密着性も良好であった。
測定したところ、87%,0.7%と良好な透明性を示
した。(基材ポリ塩化ビニル板厚み2mm)この塗膜を
実施例1と同様な方法で傷つき度合いをテスト評価を行
なったところ、ヘーズの変化は3%で耐擦傷性に優れて
いた。実施例1と同様に塗膜剥離試験を行なったとこ
ろ、100/100で密着性も良好であった。
【0042】<比較例1>実施例2で用いたオーバーコ
ートのコーティング液をプライマーなしで直接ポリカー
ボネート板にコーティングした。実施例2と同様に全光
線透過率、ヘーズを測定したところ、91%,0.5%
と良好な透明性を示した。(基材ポリカーボネート板厚
み2mm)しかし、この塗膜を実施例1と同様な方法で
傷つき度合いをテスト評価を行なったところ、ヘーズの
変化は15%で,部分的に剥離が生じた。実施例1と同
様に塗膜剥離試験を行なったところ、0/100で密着
性は不良であった。
ートのコーティング液をプライマーなしで直接ポリカー
ボネート板にコーティングした。実施例2と同様に全光
線透過率、ヘーズを測定したところ、91%,0.5%
と良好な透明性を示した。(基材ポリカーボネート板厚
み2mm)しかし、この塗膜を実施例1と同様な方法で
傷つき度合いをテスト評価を行なったところ、ヘーズの
変化は15%で,部分的に剥離が生じた。実施例1と同
様に塗膜剥離試験を行なったところ、0/100で密着
性は不良であった。
【0043】<比較例2> (プライマーのコーティング)実施例1と同様にポリカ
ーボネート板(100mm×100mm×2mm)にコ
ーティングを行なった。 (オーバーコートのコーティング)窒素導入管、還流冷
却器及び攪拌装置を備えた100mlの4つ口フラスコ
を用い、エチルセロソルブ40g中にアクリル樹脂(I
I) を5g加え65℃で溶解させた。これにMS−51
を35g添加した。この溶液に水を3.20g加えた
後、1NのHClを3.33g加え65℃で30分間攪
拌した。この溶液を前記のプライマーがコーティングさ
れたポリカーボネート板に実施例1と同様に#10バー
コーターを用いてコーティングを行なったが、コーティ
ング時に塗膜が白濁し良好な塗膜が得られなかった。 <比較例3>
ーボネート板(100mm×100mm×2mm)にコ
ーティングを行なった。 (オーバーコートのコーティング)窒素導入管、還流冷
却器及び攪拌装置を備えた100mlの4つ口フラスコ
を用い、エチルセロソルブ40g中にアクリル樹脂(I
I) を5g加え65℃で溶解させた。これにMS−51
を35g添加した。この溶液に水を3.20g加えた
後、1NのHClを3.33g加え65℃で30分間攪
拌した。この溶液を前記のプライマーがコーティングさ
れたポリカーボネート板に実施例1と同様に#10バー
コーターを用いてコーティングを行なったが、コーティ
ング時に塗膜が白濁し良好な塗膜が得られなかった。 <比較例3>
【0044】(プライマーのコーティング)実施例1と
同様にポリカーボネート板(100mm×100mm×
2mm)にコーティングを行なった。 (オーバーコートのコーティング)窒素導入管、還流冷
却器及び攪拌装置を備えた100mlの4口フラスコを
用い、エチルセロソルブ40g中にアクリル樹脂(III)
を5g加え65℃で溶解させた。これにMS−51を3
5g添加した。この溶液に水を3.20g加えた後、1
NのHClを3.33g加え65℃で30分間攪拌し
た。この溶液を前記のプライマーがコーティングされた
ポリカーボネート板に実施例1と同様に#10バーコー
ターを用いてコーティングを行なったが、コーティング
時に塗膜が白濁し良好な塗膜が得られなかった。
同様にポリカーボネート板(100mm×100mm×
2mm)にコーティングを行なった。 (オーバーコートのコーティング)窒素導入管、還流冷
却器及び攪拌装置を備えた100mlの4口フラスコを
用い、エチルセロソルブ40g中にアクリル樹脂(III)
を5g加え65℃で溶解させた。これにMS−51を3
5g添加した。この溶液に水を3.20g加えた後、1
NのHClを3.33g加え65℃で30分間攪拌し
た。この溶液を前記のプライマーがコーティングされた
ポリカーボネート板に実施例1と同様に#10バーコー
ターを用いてコーティングを行なったが、コーティング
時に塗膜が白濁し良好な塗膜が得られなかった。
【0045】<比較例4> (プライマーのコーティング)プライマー用コーティン
グ液(II) をポリカーボネート板(三菱化成(株)製1
00mm×100mm×2mm)に#8バーコーターを
用いて塗布し、20℃、30分で乾燥した。 (オーバーコートのコーティング)上記のプライマーが
コーティングされたポリカーボネート板を用いた以外は
実施例1と同様な操作を行なって、オーバーコートのコ
ーティング、及び硬化を行なった。
グ液(II) をポリカーボネート板(三菱化成(株)製1
00mm×100mm×2mm)に#8バーコーターを
用いて塗布し、20℃、30分で乾燥した。 (オーバーコートのコーティング)上記のプライマーが
コーティングされたポリカーボネート板を用いた以外は
実施例1と同様な操作を行なって、オーバーコートのコ
ーティング、及び硬化を行なった。
【0046】実施例1と同様に全光線透過率、ヘーズを
測定したところ、91%,0.5%と良好な透明性を示
した。(基材ポリカーボネート板厚み2mm)しかし、
この塗膜を実施例1と同様な方法で傷つき度合いをテス
ト評価を行ったところヘーズの変化は18%で,部分的
に剥離が生じた。実施例1と同様に塗膜剥離試験を行な
ったところ、0/100で密着性は不良であった。
測定したところ、91%,0.5%と良好な透明性を示
した。(基材ポリカーボネート板厚み2mm)しかし、
この塗膜を実施例1と同様な方法で傷つき度合いをテス
ト評価を行ったところヘーズの変化は18%で,部分的
に剥離が生じた。実施例1と同様に塗膜剥離試験を行な
ったところ、0/100で密着性は不良であった。
【0047】
【発明の効果】本発明のハードコートは、耐擦傷性、透
明性、耐熱性、耐侯性、及び密着性に優れており、鉄、
ステンレス等の金属やプラスチック、木材等の表面に良
好な塗膜を形成しうる。
明性、耐熱性、耐侯性、及び密着性に優れており、鉄、
ステンレス等の金属やプラスチック、木材等の表面に良
好な塗膜を形成しうる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 133/06 PGC 7921−4J 183/06 PMU 8319−4J
Claims (3)
- 【請求項1】 下記コーティング用組成物からなるプラ
イマーを基材上に塗布し、その上に下記コーティング用
組成物からなるオーバーコートを塗布してなるハードコ
ート。 プライマー:アルコキシシラン(1),ヒドロキシ(メ
タ)アクリレート共重合体(2)及び有機溶剤(3)か
らなり、かつ(1)/(2)が1/0以上1/3未満
(重量比)である混合物に硬化触媒(4)を添加して加
水分解させて得られるコーティング用組成物。 オーバーコート:アルコキシシラン(1),ヒドロキシ
(メタ)アクリレート共重合体(2)及び有機溶剤
(3)からなり、かつ(1)/(2)が1/3以上1/
20以下(重量比)である混合物に硬化触媒(4)を添
加して加水分解させて得られるコーティング用組成物。 - 【請求項2】 アルコキシシラン(1)が、下記一般式
(I)で表わされるシリケートオリゴマーであることを
特徴とする、請求項1記載のハードコート。 【化1】 (nは1から20の整数を表わす。Rは炭素数1〜6の
真鎮若しくは分岐のアルキル基、又はアリール基を表わ
す。) - 【請求項3】 ヒドロキシ(メタ)アクリレート共重合
体(2)が、 (a)メタクリル酸エステル成分及びアクリル酸エステ
ル成分から選ばれる少なくとも一種80〜99重量%
と、 (b)ヒドロキシアクリレート成分及びヒドロキシメタ
クリレート成分から選ばれる少なくとも一種1〜20重
量%とからなることを特徴とする、請求項1又は2記載
のハードコート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4320153A JPH06166847A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | ハードコート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4320153A JPH06166847A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | ハードコート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06166847A true JPH06166847A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18118301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4320153A Pending JPH06166847A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | ハードコート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06166847A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998038259A1 (en) * | 1997-02-28 | 1998-09-03 | Nippon Seiki Co., Ltd. | Hard-coating agent |
| WO2013054877A1 (ja) | 2011-10-14 | 2013-04-18 | 三井化学株式会社 | 組成物及びそれからなる膜 |
| WO2014168122A1 (ja) | 2013-04-12 | 2014-10-16 | 三井化学株式会社 | 共重合体及びそれからなる親水性材料 |
| WO2014168123A1 (ja) | 2013-04-12 | 2014-10-16 | 三井化学株式会社 | 共重合体または組成物からなる膜 |
| KR20170023140A (ko) | 2014-07-31 | 2017-03-02 | 미쯔이가가꾸가부시끼가이샤 | 술폰산계 공중합체와 아미노 수지로 이루어지는 친수성 재료 |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP4320153A patent/JPH06166847A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998038259A1 (en) * | 1997-02-28 | 1998-09-03 | Nippon Seiki Co., Ltd. | Hard-coating agent |
| WO2013054877A1 (ja) | 2011-10-14 | 2013-04-18 | 三井化学株式会社 | 組成物及びそれからなる膜 |
| KR20140091549A (ko) | 2011-10-14 | 2014-07-21 | 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 | 조성물 및 그것으로 이루어지는 막 |
| US9273222B2 (en) | 2011-10-14 | 2016-03-01 | Mitsui Chemicals, Inc. | Composition and film comprising same |
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