JPH0616687B2 - 低カロリー飲食物 - Google Patents

低カロリー飲食物

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JPH0616687B2
JPH0616687B2 JP2163386A JP16338690A JPH0616687B2 JP H0616687 B2 JPH0616687 B2 JP H0616687B2 JP 2163386 A JP2163386 A JP 2163386A JP 16338690 A JP16338690 A JP 16338690A JP H0616687 B2 JPH0616687 B2 JP H0616687B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は低カロリー飲食物に関するもので、詳しくは、
甘味剤としてマルチトールを用いた低カロリー飲食物に
関するものである。
[従来技術とその問題点] マルチトールはマルチトースを還元して得られる糖アル
コールであり、その甘味は砂糖に近い甘味であるが、消
化管内で消火吸収されにくく、口内細菌によって醗酵さ
れにくいという性質がある。従って、マルチトールは低
カロリー食品、ダイエット食品、低齲蝕性食品、機能性
食品などの人工甘味料として広く用いられており、特に
糖尿病患者、肥満者、成人病や虫歯の人々に適した低カ
ロリーの甘味剤である。
ところが、マルチトールを甘味剤として用いた食品を飲
食した場合、マルチトール自身に便の軟化作用があるた
め、一過性の下痢症状をもたらしたり、また、場合によ
っては、腹部膨満感や嘔気などの不快症状をもたらすこ
とがある。
そのため、マルチトールは砂糖に近い甘味を示す優れた
低カロリー甘味剤であるにも拘らず、飲食量の多い食品
の甘味剤としては使用することが難しく、その使用範囲
が制限されていた。
[発明の課題と解決手段] 本発明者は上記実情に鑑み、マルチトールを甘味剤とし
て用いた食品を継続的に飲食しても下痢などの腹部不調
症状を抑制する方法について鋭意検討を重ねた結果、特
定のビタミンを併用することによって、マルチトールに
よる腹部不調を防止できることを見い出し、本発明を完
成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、マルチトールを甘味剤とし
て使用する飲食物において、チアミン誘導体を共存させ
たことを特徴とする低カロリー飲食物に存する。
以下、本発明の構成につき詳細に説明する。
本発明で甘味剤として使用するマルチトールはマルチト
ースを還元して製造された糖アルコールであり、通常、
市販のものを使用することができる。飲食物中へのマル
チトールの配合量は食品の種類や形態により異なるが、
大人、1日当りの飲食量が、通常、3〜40g、好まし
くは5〜30gの範囲となるように調節するのが望まし
い。1日当りの飲食量が40gより多い場合には、やは
り腹部不調を十分に抑制することができず、一方、3g
より少ない場合には、所望の甘味を得ることが難しい。
本発明では上述のマルチトールとともにチアミン誘導体
を共存させることを必須の要件とするものである。この
チアミン誘導体としては、例えば、塩酸チアミン、硝酸
チアミン、硝酸ビスチアミン、チアミンジスルフィド、
チアミンジセチル硫酸エステル塩、塩酸ジセチアミン、
塩酸フルスルチアミン、オクトチアミン、シコチアミ
ン、ビスイブチアミン、ビスベンチアミン、フルスルチ
アミン、プロスルチアミン、ベンフォチアミンが挙げら
れる。その使用料は大人、1日当り、通常、0.1mg〜
200mg、好ましくは1mg〜100mgである。この使用
量が0.1mgより少ないと上記副作用の抑制効果はあま
り期待できず、逆に200mgより多くても上記副作用の
抑制効果はあまり変わらないので経済的でない。また、
チアミン誘導体のマルチトールに対する配合量として
は、通常、マルチトール1g当り、0.01〜30mg、
好ましくは0.03〜20mgが望ましい。要するに、本
発明の場合、マルチトールの使用量に応じた量のチアミ
ン誘導体を共存させることにより優れた効果が発揮され
るのである。本発明で対象となる飲食物としては、例え
ば、低カロリー食品、ダイエット食品、低齲蝕性食品、
機能性食品または医薬品等が挙げられ、また、その形態
も固型状、粉末状、顆粒状、ペースト状、クリーム状、
液状などの種々の形態のものが挙げられる。その具体例
としては、例えば、ジュース、コーヒー、乳酸菌飲料な
どの飲料水、ビスケット、クッキー、チョコレート、キ
ャラメル、キャンディ、ドーナッツなどの菓子類、ジャ
ム、マーマレード、パン、麺、ハム、ソーセージ、カマ
ボコ、チクワなどの加工食品、粉末ジュース、粉末スー
プ、粉末コーヒー、粉末しるこなどの即席食品、ビタミ
ン剤(例えば、医薬品製造指針1989年版、p284
〜299、日本公定書協会編、薬業時報社発行)などの
医薬品等が挙げられる。そして、それぞれの飲食物は通
常用いられる成分を必要量含有した上で、本発明の配合
剤であるマルチトールとチアミン誘導体とを含有する。
また、更に必要に応じて、例えば、クエン酸、リンゴ
酸、酒石酸、フマール酸などの有機酸及び/又はその
塩、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エ
チル、パラオキシ安息香酸プロピル、ソルビン酸、安息
香酸ナトリウムなどの防腐剤、香料などを適宜配合して
も差し支えない。更にビタミンB、ビタミンBまた
はその誘導体を配合すると、より優れた効果が得られ
る。
本発明の好適な飲食物の一つとしてドリンク剤が挙げら
れるが、この場合のマルチトールの配合量は、通常、ド
リンク剤1本当り、3〜40gであり、また、チアミン
誘導体の配合量は、通常、同じく、1〜100mgであ
る。なお、マルチトール及びチアミン誘導体はいずれも
水溶性であり、両者とも完全に溶解した均一なドリンク
剤となり得る。
[実施例] 次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本
発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例の記述に
限定されるものではない。
実施例1及び比較例1 (実施例1) (比較例1) 塩酸チアミン 10mg − マルチトール 8g 8g ビタミンB 2mg 2mg クエン酸 90mg 90mg 香料 微量 微量 精製水で50mlにする。
上記各組成のドリンク剤を調製し、パネラー各10名に
対し、1日2回、10日間に亘り続けて飲ませ試験を行
なったところ、下痢や腹部膨満感、嘔気、腹痛などの不
快症状を示した人が実施例1のものでは2名であり、比
較例1のものでは8名であった。
実施例2及び比較例2 (実施例2) (比較例2) 塩酸チアミン 5mg − マルチトール 7g 7g 上記各粉末を、コーヒーに入れて1日2杯、10日に亘
りパネラー各10名に対し続けて飲ませ試験を行なった
ところ、下痢や腹部膨満感、嘔気、腹痛などの不快症状
を示す人が実施例2のものでは1名であったのに対し
て、比較例2のものでは7名であった。
実施例3 (ジュースの場合) マルチトール 5g 硝酸チアミン 5mg 果汁 5g クエン酸 0.5g 香料 微量 色素 微量 精製水で200gとする。
上記組成で調製したジュースを用いてパネラー試験を実
施したが、特に腹部不調を起した人はいなかった。
実施例4 (スープの場合) マルチトール 10g 硝酸ビスチアミン 10mg コーンスターチ 10g 粉乳 10g 野菜粉末 7g 牛肉エキス 5g 食塩 3g 調味料 1g バター 4g 香辛料 微 量 この粉末スープを温湯150mlに溶解する。
上記組成で調製したスープを用いてパネラー試験を実施
したが、特に腹部不調を起した人はいなかった。
実施例5 (ビスケットの場合) マルチトール 40g 硝酸ジセチアミン 20mg 小麦粉 100g 澱粉 5g 練乳 5g バター 10g ショートニングオイル 15g 鶏卵 10g 食塩 0.5g 膨剤 0.5g これを常法により、水を加えミキサーで混練し、成型し
た後、オーブンで焼成する。
上記組成で調製したビスケットを用いてパネラー試験を
実施したが、特に腹部不調を起した人はいなかった。
実施例6 (アイスクリーの場合) マルチトール 7g フルスルチアミン 2mg クリームム(40%) 20g 練乳 20g 脱脂粉乳 2g 卵黄粉 2g モノグリセライド 0.5g 安定剤 0.2g 全乳で100gにする。
常法により、暖めた牛乳に各原料を溶解させた後、フリ
ーザーで氷結する。
上記組成で調製したアイスクリームを用いてパネラー試
験を実施したが、特に腹部不調を起した人は殆どいなか
った。
実施例7 (チョコレートの場合) マルチトール 35g チアミンジスルフィド 15mg カカオペースト 50g カカオバター 15g シスチン 0.5g 常法により、混練した後、成型する。
上記組成で調製したチョコレートを用いてパネラー試験
を実施したが、特に腹部不調を起した人はいなかった。
実施例8 (ドリンク剤の場合) マルチトール 10g 硝酸チアミン 10mg リボフラビン 4mg 塩酸ピリドキシン 10mg シアノコバラミン 10μg ニコチン酸アミド 20mg クエン酸 90mg 香料 微量 精製水で50mlにする。
上記組成で調製したドリンク剤によりパネラー試験を実
施したが、特に腹部不調を起した人は殆どいなかった。
[発明の効果] 本発明によれば、マルチトールを甘味剤として用いる飲
食物において少量のチアミン誘導体を共存させることに
より、マルチトールの作用による下痢などの腹部不調を
抑制することができる。そのため、マルチトールを飲食
量の多い食品等に使用し、長期間、継続的に飲食しても
腹部不調を防止することができる。従って、マルチトー
ルの甘味剤としての使用範囲を拡大することができる。
また、本発明ではチアミン誘導体を併用することによ
り、マルチトールの保存安定性を向上させることができ
ると言う効果も有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチトールを甘味剤として使用する飲食
    物において、チアミン誘導体を共存させたことを特徴と
    する低カロリー飲食物。
JP2163386A 1990-06-21 1990-06-21 低カロリー飲食物 Expired - Fee Related JPH0616687B2 (ja)

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JPH0453468A JPH0453468A (ja) 1992-02-21
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