JPH06167436A - 水晶発振式水分計及び水分の測定方法 - Google Patents

水晶発振式水分計及び水分の測定方法

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JPH06167436A
JPH06167436A JP32080892A JP32080892A JPH06167436A JP H06167436 A JPH06167436 A JP H06167436A JP 32080892 A JP32080892 A JP 32080892A JP 32080892 A JP32080892 A JP 32080892A JP H06167436 A JPH06167436 A JP H06167436A
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JP
Japan
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flow rate
sample gas
gas
dry gas
moisture
Prior art date
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Pending
Application number
JP32080892A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Aoshima
昌司 青島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Oxygen Co Ltd
Taiyo Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1サイクルの所要時間を長くすることなくセ
ンサーのクリーニングを十分に行え、感度向上と安定性
の向上を図れる水晶発振式水分計及びこれを用いた水分
の測定方法を提供する。 【構成】 水晶発振式の湿度センサーのクリーニング
を、初期には多量の乾燥ガスで十分に行い、試料ガスに
切換えられる後期には、流量変化がセンサーに悪影響を
与えないように、乾燥ガスの流量を試料ガスの流量と略
同一流量にして測定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水晶発振式の湿度セン
サーを設けた測定セルに、試料ガスと乾燥ガスとを交互
に流通させて試料ガス中の微量水分、特にppbオーダ
ーの微量の水分を測定する水晶発振式水分計及びこれを
用いた水分の測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水晶発振式水分計は、図5に示すよう
に、水分吸着剤等で処理して含有する水分を測定限界値
以下の一定値まで常時除去した乾燥ガス(ドライガス)
と試料ガス(サンプルガス)とを、一定の流量で交互に
測定セルに導入し、試料ガス導入時の発振周波数と乾燥
ガス導入時の発振周波数の差から試料ガス中の水分を測
定するものである。
【0003】上記測定セル内には、水分を選択的に吸着
する物質をコーティングした水晶振動子がセンサーとし
て収納されており、このセンサー表面に吸着した試料ガ
ス中の水分は、次に導入される乾燥ガスによりクリーニ
ングされる。この試料ガス導入時の吸着水分量と乾燥ガ
ス導入時の脱着水分量により水晶振動子上の水分量が変
化し、これに応じて発振周波数が変化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記試料ガス
中の水分濃度が高まるに連れて吸着する水分量が増加
し、乾燥ガスでのクリーニングが十分に行えなくなり、
センサー上に水分が蓄積されてくる。この結果、吸着水
分量と発振周波数との関係が変化し、水分計としての再
現性に悪影響を及ぼすことになる。
【0005】これを回避するためには、多量の乾燥ガス
を用いてセンサーを十分にクリーニングする必要がある
が、十分なクリーニング効果を得るために、乾燥ガスの
導入時間を長くすると、1サイクルの所要時間が長くな
り、水分の変化に対する応答が遅れるという不都合があ
った。。
【0006】そこで本発明は、1サイクルの所要時間を
長くすることなくセンサーのクリーニングを十分に行
え、感度向上と安定性の向上とを図れる水晶発振式水分
計及びこれを用いた水分の測定方法を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、乾燥ガスの流量制御部を設けるととも
に、乾燥ガスの流量を、導入初期には試料ガスの流量よ
りも多い流量に、試料ガスとの切換前には試料ガスの流
量と略同一流量になるように制御する制御手段を備え、
センサーのクリーニングを初期には多量の乾燥ガスで十
分にクリーニングを行い、試料ガスに切換えられる後期
には流量変化がセンサーに悪影響を与えないように乾燥
ガスの流量を試料ガスの流量と略同一流量にして測定を
行うことを特徴とするものである。
【0008】
【作 用】上記構成によれば、多量の乾燥ガスを用いて
クリーニングを行うので、十分にセンサーをクリーニン
グすることができ、クリーニング初期に流量を多くして
いるので、1サイクルの所要時間を延長することなく測
定を行うことができる。また、切換前には試料ガスの流
量と略同一流量にするので、切換時に流量変化を生じる
ことがなく、安定した状態で測定できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す一実施例に基づ
いてさらに詳細に説明する。図1は、本発明の水晶発振
式水分計の構成を示す系統図であって、水分を選択的に
吸着する物質をコーティングした水晶振動子がセンサー
として収納された測定セル1には、試料ガスと乾燥ガス
とを交互に導入するための三方弁2s,2dが接続され
ており、試料ガス導入側の三方弁2sには、試料ガスの
流量を所定の流量に調節する流量制御部3を介して試料
ガス導入管4が、乾燥ガス導入側の三方弁2dには、水
分を除去する乾燥器5及び乾燥ガスの流量を調節する流
量制御部6を介して乾燥ガス導入管7が、それぞれ接続
されている。さらに、測定セル1には発振回路8と発振
周波数測定部9が、両三方弁2s,2dには三方弁駆動
回路10s,10dが、それぞれ接続されている。
【0010】制御手段11は、上記試料ガス流量制御部
3,乾燥ガス流量制御部6,発振周波数測定部9,三方
弁駆動回路10s,10dを制御するとともに、測定結
果を出力するもので、演算回路や記憶部,タイマー回
路,各種入出力部等を備えている。また、上記試料ガス
流量制御部3及び乾燥ガス流量制御部6には、電子式マ
スフローコントローラーを使用して制御手段11からの
電気信号により流量を変化させることができるようにし
ている。
【0011】乾燥ガスは、乾燥ガス導入管7から乾燥器
5及び乾燥ガス流量制御部6を経て水分が除去され、所
定の流量に調節された後、三方弁2dを介して測定セル
1に導入され、試料ガス導入側の三方弁2sから排気管
12dを経て排出される。一方の試料ガスは、試料ガス
導入管4から試料ガス流量制御部3に導入され、所定の
流量に調節された後、三方弁2sから測定セル1に導入
され、乾燥ガス導入側の三方弁2dから排気管12sを
経て排出される。
【0012】なお、上記系統は、図示しない恒温槽内に
収められて50〜60℃の範囲で温度が一定に保たれて
いる。
【0013】本実施例装置による試料ガス中の水分の測
定は、乾燥ガスと試料ガスとを交互に切換えて測定セル
1に導入して行うにあたり、図2に示すように、乾燥ガ
スの導入量を変化させる。すなわち、まず、乾燥ガス導
入側の三方弁2dが測定セル1側に、試料ガス導入側の
三方弁2sが排気側に切換えられ、乾燥ガスが、試料ガ
スの設定流量よりも多い流量で測定セル1に導入され
る。所定の時間が経過すると、制御手段11からの信号
により乾燥ガス流量制御部6が作動して乾燥ガスの流量
を試料ガスの設定流量と略同一にする。
【0014】さらに、所定の時間が経過すると、制御手
段11からの信号により三方弁駆動回路10s,10d
が、乾燥ガス導入側の三方弁2dを排気側に、試料ガス
導入側の三方弁2sを測定セル1側にそれぞれ切換え、
試料ガスを三方弁2sから測定セル1に導入し、三方弁
2dから排出するようにする。
【0015】そして、前記乾燥ガス導入時の水晶振動子
の発振周波数と、試料ガス導入時の発振周波数とを測定
し、両者の差から試料ガス中の水分量を算出する。な
お、水晶振動子の発振周波数の差に基づいた水分濃度の
算出は、従来と同様に行えるので、その詳細な説明は省
略する。
【0016】1回目の測定が終了したら、両三方弁2
s,2dが切換えられ、乾燥ガスが測定セル1に導入さ
れると同時に、乾燥ガス流量制御部6が作動して乾燥ガ
スの流量を増加させる。以下、図2に示すように乾燥ガ
スの流量を調節しながら、乾燥ガスと試料ガスとが交互
に測定セル1に導入されて水分の測定が行われる。
【0017】ここで、上記装置を用いて水分の測定を行
った結果を説明する。なお、両三方弁2s,2dには、
メタルダイアフラムブロック弁を使用し、試料ガス流量
制御部3及び乾燥ガス流量制御部6には、高性能電子式
マスフローコントローラーを使用した。また、配管を含
めた構成部品は、全て内面電界研磨処理を行い、吸着水
分の影響を低減した。さらに、装置全体を恒温槽に収納
して60℃の一定温度に保持した。
【0018】試料ガスとしては、水分濃度が約50pp
bから220ppbの範囲のものを5種類用意し、流量
は、毎分200mlに設定し、90秒間流通させた。そ
して、乾燥ガスは、毎分600mlで90秒間、毎分2
00mlで120秒間流通させた。その結果、図3に示
すように、直線性、再現性ともに良好な結果が得られ
た。
【0019】従来の方法、すなわち、乾燥ガスを試料ガ
スと同一流量で導入して、上記測定条件と同等のクリー
ニング効果を得るためには、流量200ml/分で39
0秒間、乾燥ガスを流通させる必要がある。したがっ
て、従来法では、1サイクルに480秒かかっていたの
が、本実施例では300秒に短縮されたことになる。さ
らに、試料ガス中の微量水分、特に0〜200ppb程
度の微量水分を、迅速かつ正確に測定することが可能に
なる。
【0020】なお、乾燥ガスの流量は、少なくとも試料
ガスとの切換前には、試料ガスの流量と略同一にしてお
く必要があるが、これ以外の時期の流量は任意であり、
例えば図4に示すように漸減させたり、中間時期だけ多
量に流通させるようにしてもよい。また、上記乾燥ガス
の流量における切換前の試料ガスと略同一流量の範囲
は、試料ガス又は乾燥ガスの流量のみによる水晶振動子
に与える効果が同一効果(発振周波数が略同一)である
範囲である。
【0021】また、装置構成は、上記実施例に限定され
るものではなく、従来から用いられている各種構成の装
置にも、本発明を適用することが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、水晶発
振式の湿度センサーのクリーニングを行う際に、試料ガ
スとの切換前を除いて、多量の乾燥ガスを供給するよう
にしたので、短時間で十分なクリーニング効果が得ら
れ、正確で再現性のよい測定結果が得られるとともに、
切換時には試料ガスと略同一流量になっているので、切
換時の流量変化がほとんどなく、水晶振動子の発振周波
数の流量変化による影響を取除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の水晶発振式水分計の一実施例を示す
系統図である。
【図2】 試料ガスと乾燥ガスの流量変化の一例を示す
図である。
【図3】 実験結果を示すもので、試料ガス水分濃度と
差周波数の関係を表す図である。
【図4】 試料ガスと乾燥ガスの流量変化の他の例を示
す図である。
【図5】 従来の試料ガスと乾燥ガスの流量変化を示す
図である。
【符号の説明】
1…測定セル、2s,2d…三方弁、3…試料ガス流量
制御部、4…試料ガス導入管、5…乾燥器、6…乾燥ガ
ス流量制御部、7…乾燥ガス導入管、8…発振回路、9
…発振周波数測定部、10s,10d…三方弁駆動回
路、11…制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水晶発振式の湿度センサーを設けた測定
    セルに、試料ガスと乾燥ガスとを交互に流通させて試料
    ガス中の水分を測定する水晶発振式水分計において、前
    記乾燥ガスの流量制御部を設けるとともに、前記乾燥ガ
    スの流量を、導入初期には前記試料ガスの流量よりも多
    い流量に、試料ガスとの切換前には試料ガスの流量と略
    同一流量になるように前記乾燥ガスの流量制御部を制御
    する制御手段を備えたことを特徴とする水晶発振式水分
    計。
  2. 【請求項2】 水晶発振式の湿度センサーを設けた測定
    セルに、試料ガスと乾燥ガスとを交互に流通させて試料
    ガス中の水分を測定する水晶発振式水分計を用いて水分
    を測定する方法において、前記乾燥ガスの流量を、導入
    初期には前記試料ガスの流量よりも多い流量に、試料ガ
    スとの切換前には試料ガスの流量と略同一流量になるよ
    うに制御することを特徴とする水晶発振式水分計を用い
    た水分の測定方法。
JP32080892A 1992-11-30 1992-11-30 水晶発振式水分計及び水分の測定方法 Pending JPH06167436A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006030167A (ja) * 2004-06-15 2006-02-02 Seiko Instruments Inc マイクロチップシステム
KR101275882B1 (ko) * 2011-09-16 2013-06-18 한국표준과학연구원 굴뚝배출가스 수분측정 시스템

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