JPH026352Y2 - - Google Patents
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- JPH026352Y2 JPH026352Y2 JP14450282U JP14450282U JPH026352Y2 JP H026352 Y2 JPH026352 Y2 JP H026352Y2 JP 14450282 U JP14450282 U JP 14450282U JP 14450282 U JP14450282 U JP 14450282U JP H026352 Y2 JPH026352 Y2 JP H026352Y2
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- JP
- Japan
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- detector
- moisture
- sample gas
- flow path
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、プロパン、メチルクロライド等のガ
ス中の微量水分濃度を測定するために用いる微量
水分濃度測定装置の改良に関する。
ス中の微量水分濃度を測定するために用いる微量
水分濃度測定装置の改良に関する。
従来、ガス中の微量水分濃度を測定するための
測定装置としては、モレキユラシーブに対して水
分が吸着するときの吸着熱を測定する方式の水分
濃度測定装置が知られている。
測定装置としては、モレキユラシーブに対して水
分が吸着するときの吸着熱を測定する方式の水分
濃度測定装置が知られている。
この装置は、第1図に示したように、サンプル
流路を2系統1,2に分け、これら流路1,2に
それぞれサンプル導入管3及びベント管4を連結
し、また一方の流路1にサンプル中の水分を除去
するためのドライヤ5、フローコントロールバル
ブ6a、フローメータ7a、及び検出器8aをサ
ンプル導入管3側からベント管4側に向けて順次
介装すると共に、他方の流路2にフローコントロ
ールバルブ6b、フローメータ7b、及び検出器
8bをサンプル導入管3側からベント管4側に向
けて順次介装し、かつ一方の流路1のドライヤ5
とフローコントロールバルブ6aとの間、他方の
流路2のフローコントロールバルブ6bの前にそ
れぞれ三方向切換バルブ9a,9bを介装し、一
方の切換バルブ9aと他方の流路2、他方の切換
バルブ9bと一方の流路1とをそれぞれ分岐管1
0a,10bにてフローコントロールバルブ6
b,6aの前で連結してなるものである。ここ
で、切換バルブ9a,9bとしては、例えば三方
電磁弁が用いられる。この場合、三方電磁弁は非
通電時には図示のCとNOが連通し、実線矢印方
向に流通路が形成されるのに対し、通電時には図
示のCとNCが連通し、鎖線矢印方向に流通路が
形成されるようになつている。そして、前記検出
器8a,8bは、いずれも内部にモレキユラシー
ブが充填されていると共に、これにサーミスタ1
1a,11bが挿入され、このモレキユラシーブ
にガス中の水分が吸着されることにより発生する
熱がこのサーミスタ11a,11bにより検知さ
れるようになつている。なお、これらのサーミス
タ11a,11bは熱伝導度検出器と同じ構成で
ブリツジ回路となつている。
流路を2系統1,2に分け、これら流路1,2に
それぞれサンプル導入管3及びベント管4を連結
し、また一方の流路1にサンプル中の水分を除去
するためのドライヤ5、フローコントロールバル
ブ6a、フローメータ7a、及び検出器8aをサ
ンプル導入管3側からベント管4側に向けて順次
介装すると共に、他方の流路2にフローコントロ
ールバルブ6b、フローメータ7b、及び検出器
8bをサンプル導入管3側からベント管4側に向
けて順次介装し、かつ一方の流路1のドライヤ5
とフローコントロールバルブ6aとの間、他方の
流路2のフローコントロールバルブ6bの前にそ
れぞれ三方向切換バルブ9a,9bを介装し、一
方の切換バルブ9aと他方の流路2、他方の切換
バルブ9bと一方の流路1とをそれぞれ分岐管1
0a,10bにてフローコントロールバルブ6
b,6aの前で連結してなるものである。ここ
で、切換バルブ9a,9bとしては、例えば三方
電磁弁が用いられる。この場合、三方電磁弁は非
通電時には図示のCとNOが連通し、実線矢印方
向に流通路が形成されるのに対し、通電時には図
示のCとNCが連通し、鎖線矢印方向に流通路が
形成されるようになつている。そして、前記検出
器8a,8bは、いずれも内部にモレキユラシー
ブが充填されていると共に、これにサーミスタ1
1a,11bが挿入され、このモレキユラシーブ
にガス中の水分が吸着されることにより発生する
熱がこのサーミスタ11a,11bにより検知さ
れるようになつている。なお、これらのサーミス
タ11a,11bは熱伝導度検出器と同じ構成で
ブリツジ回路となつている。
この第1図に示す従来の微量水分測定装置で
は、切換バルブ9a,9bは同時に所定時間毎に
繰り返し動作するように構成されている。このた
め、検出器8a,8bには流路2に導入された水
分を含んだ試料ガスと、流路1に導入された同じ
水分を含んだ試料ガスからドライヤ5で水分が除
去された乾燥ガス(乾燥試料ガス)が所定時間毎
に交互に繰り返し導入されるようになる。即ち、
切換バルブ(三方電磁弁)9a,9bが非動作時
には、上述したようにCとNCとが連通し、実線
矢印方向に流通路が形成されるので、検出器8a
には流路1に導入された試料ガスからドライヤ5
で水分が除去された乾燥ガス(乾燥試料ガス)が
流通するのに対し、検出器8bには流路2に導入
された試料ガスがそのまま流通する。従つて、検
出器8bでは、この試料ガス中の水分がモレキユ
ラシーブに吸着されることにより吸着熱が発生
し、その温度変化がサーミスタ11bで検出され
る。次に、切換バルブ(三方電磁弁)9a,9b
が動作すると、CとNCとが連通し、鎖線矢印方
向に流通路が形成されるので、流路2に導入され
た試料ガスは分岐管10bを通つて検出器8aに
流通し、また流路1に導入された試料ガスからド
ライヤ5で水分が除去された乾燥ガスは分岐管1
0aを通つて検出器8bに流通する。従つて、切
換バルブ9a,9bが動作すると、検出器8aに
は試料ガスが導入され、検出器8bには乾燥ガス
が導入されるようになるため、検出器8aでは試
料ガス中の水分モレキユラシーブへの吸着による
吸着熱が発生し、その温度変化がサーミスタ11
aで検出される一方、検出器8bでは乾燥ガスの
流通によりモレキユラシーブからそこに吸着され
ていた水分が脱着され、熱が奪われる共に、モレ
キユラシーブの再生が行なわれるものである。
は、切換バルブ9a,9bは同時に所定時間毎に
繰り返し動作するように構成されている。このた
め、検出器8a,8bには流路2に導入された水
分を含んだ試料ガスと、流路1に導入された同じ
水分を含んだ試料ガスからドライヤ5で水分が除
去された乾燥ガス(乾燥試料ガス)が所定時間毎
に交互に繰り返し導入されるようになる。即ち、
切換バルブ(三方電磁弁)9a,9bが非動作時
には、上述したようにCとNCとが連通し、実線
矢印方向に流通路が形成されるので、検出器8a
には流路1に導入された試料ガスからドライヤ5
で水分が除去された乾燥ガス(乾燥試料ガス)が
流通するのに対し、検出器8bには流路2に導入
された試料ガスがそのまま流通する。従つて、検
出器8bでは、この試料ガス中の水分がモレキユ
ラシーブに吸着されることにより吸着熱が発生
し、その温度変化がサーミスタ11bで検出され
る。次に、切換バルブ(三方電磁弁)9a,9b
が動作すると、CとNCとが連通し、鎖線矢印方
向に流通路が形成されるので、流路2に導入され
た試料ガスは分岐管10bを通つて検出器8aに
流通し、また流路1に導入された試料ガスからド
ライヤ5で水分が除去された乾燥ガスは分岐管1
0aを通つて検出器8bに流通する。従つて、切
換バルブ9a,9bが動作すると、検出器8aに
は試料ガスが導入され、検出器8bには乾燥ガス
が導入されるようになるため、検出器8aでは試
料ガス中の水分モレキユラシーブへの吸着による
吸着熱が発生し、その温度変化がサーミスタ11
aで検出される一方、検出器8bでは乾燥ガスの
流通によりモレキユラシーブからそこに吸着され
ていた水分が脱着され、熱が奪われる共に、モレ
キユラシーブの再生が行なわれるものである。
従つて、切換バルブ9a,9bは上述した動作
を同時に所定時間毎に繰り返し行なうので、サー
ミスタ11a,11bからなるブリツジ回路の出
力信号は、第2図に示したような正弦波状の波形
となり、ここで試料ガス中の水分量は波形の振幅
Hに相当したものとなる。
を同時に所定時間毎に繰り返し行なうので、サー
ミスタ11a,11bからなるブリツジ回路の出
力信号は、第2図に示したような正弦波状の波形
となり、ここで試料ガス中の水分量は波形の振幅
Hに相当したものとなる。
しかしながら、第1図に示したような従来のこ
の種の微量水分測定装置にあつては、上述したよ
うに検出器8a,8bのいずれかに常に水分を含
んだサンプルガスが流れるようになつているた
め、分析の開始に当り両検出器8a,8bのいず
れに対しても必らず乾燥ガスを流して検出器8
a,8bを安定化する必要があり、このための付
加機構が必須となるため、装置が複雑化し、装置
のコストもアツプする欠点がある。更に、水分濃
度は一ピークの上限から下限までの距離に相当
し、また第2図に示したように測定の基準となる
各ピークの中間点乃至は零点が一定でなく変動す
る上、しばしばピークの頂点がチヤートからはず
れることもあり、このため信号が読みにくく、水
分濃度を簡単かつ的確に知る上で問題があり、信
号処理も困難である等の欠点を有していた。
の種の微量水分測定装置にあつては、上述したよ
うに検出器8a,8bのいずれかに常に水分を含
んだサンプルガスが流れるようになつているた
め、分析の開始に当り両検出器8a,8bのいず
れに対しても必らず乾燥ガスを流して検出器8
a,8bを安定化する必要があり、このための付
加機構が必須となるため、装置が複雑化し、装置
のコストもアツプする欠点がある。更に、水分濃
度は一ピークの上限から下限までの距離に相当
し、また第2図に示したように測定の基準となる
各ピークの中間点乃至は零点が一定でなく変動す
る上、しばしばピークの頂点がチヤートからはず
れることもあり、このため信号が読みにくく、水
分濃度を簡単かつ的確に知る上で問題があり、信
号処理も困難である等の欠点を有していた。
本考案は上記事情を改善するためになされたも
ので、一方の検出器には常時乾燥サンプルガスを
流すと共に、他方の検出器には乾燥サンプルガス
と測定すべき水分含有サンプルガスとを所定時間
毎に切換えて流すことができ、このため分析開始
時において両検出器にそれぞれ乾燥サンプルガス
を流すことにより、検出器の安定化操作が特別の
付加機構なしで簡単に行なわれると共に、両検出
器に乾燥サンプルガスを流通させたときの状態を
基準とし、次に他方の検出器に水分含有サンプル
ガスを流した状態を対比させることにより、交互
に基準状態と測定状態を出現させ、これを繰り返
しながら測定できるので、常に測定系の基準状態
との対比が行なわれ、これよりブリツジ回路の出
力信号も検出器の両方に乾燥サンプルガスを流通
させたときの平衡した状態と他方の検出器に水分
含有サンプルガスを流したときのピーク波形の繰
り返しとなり、従つて平衡状態を基準としてピー
ク高さを測定することによつて水分量に対応した
信号量を的確に把握することができるため、信号
処理が簡単で、水分濃度を容易かつ的確に検知す
ることができ、従つて水分濃度測定の方法が簡略
化された微量水分濃度測定装置を提供することを
目的とする。
ので、一方の検出器には常時乾燥サンプルガスを
流すと共に、他方の検出器には乾燥サンプルガス
と測定すべき水分含有サンプルガスとを所定時間
毎に切換えて流すことができ、このため分析開始
時において両検出器にそれぞれ乾燥サンプルガス
を流すことにより、検出器の安定化操作が特別の
付加機構なしで簡単に行なわれると共に、両検出
器に乾燥サンプルガスを流通させたときの状態を
基準とし、次に他方の検出器に水分含有サンプル
ガスを流した状態を対比させることにより、交互
に基準状態と測定状態を出現させ、これを繰り返
しながら測定できるので、常に測定系の基準状態
との対比が行なわれ、これよりブリツジ回路の出
力信号も検出器の両方に乾燥サンプルガスを流通
させたときの平衡した状態と他方の検出器に水分
含有サンプルガスを流したときのピーク波形の繰
り返しとなり、従つて平衡状態を基準としてピー
ク高さを測定することによつて水分量に対応した
信号量を的確に把握することができるため、信号
処理が簡単で、水分濃度を容易かつ的確に検知す
ることができ、従つて水分濃度測定の方法が簡略
化された微量水分濃度測定装置を提供することを
目的とする。
以下、本考案の一実施例につき第3図を参照し
て説明する。なお、この第3図に示す実施例にお
いて、第1図の微量水分測定装置と同一構成部分
については同一の参照符号を付し、その説明を省
略する。
て説明する。なお、この第3図に示す実施例にお
いて、第1図の微量水分測定装置と同一構成部分
については同一の参照符号を付し、その説明を省
略する。
この第3図に示す実施例の微量水分測定装置
は、第1図の従来装置とほぼ同様の構成である
が、第1図の装置が流路1,2にそれぞれれ三方
切換バルブ9a,9bを介装し、検出器8a,8
bのいずれかに乾燥サンプルを流すと共に、他方
に水分含有サンプルガスを流すよう構成してあ
り、両検出器8a,8bには所定時間毎に水分含
有サンプルガスが必らず流れるようになつている
のに対し、第3図の実施例は、ドライヤ5の介装
されない他方の流路2にのみ三方切換バルブ9b
を介装し、この切換バルブ9bと一方の流路1と
を分岐管10にて連結したもので、これにより一
方の検出器8aには常に乾燥サンプルガスのみが
流れると共に、他方の検出器8bには切換バルブ
9bの切換えにより所定時間毎に乾燥サンプルガ
スと水分含有サンプルガスとが交互に流れるよう
になつており、常に乾燥サンプルガスが流れる一
方の検出器8aを参照検出器、乾燥サンプルガス
と水分含有サンプルガスが交互に流れる他方の検
出器8bを測定検出器としたものである。ここ
で、前記切換バルブ9bは例えば三方電磁弁で構
成することができ、第3図に示したように電磁弁
の非動作時にはNOとCとが連通し、実線矢印方
向に流通路が形成されるので、流路2に導入され
た水分含有サンプルガスはそのま他方の検出器8
bと流通し、電磁弁の動作時にはNOとCとが連
通し、鎖線矢印方向に流通路が形成されるので、
流路2に導入された水分含有サンプルガスの流通
は遮断され、他方の検出器8bには流路1に導入
された水分含有サンプルガスからドライヤ5で水
分が除去された乾燥サンプルガスが流通するもの
である。
は、第1図の従来装置とほぼ同様の構成である
が、第1図の装置が流路1,2にそれぞれれ三方
切換バルブ9a,9bを介装し、検出器8a,8
bのいずれかに乾燥サンプルを流すと共に、他方
に水分含有サンプルガスを流すよう構成してあ
り、両検出器8a,8bには所定時間毎に水分含
有サンプルガスが必らず流れるようになつている
のに対し、第3図の実施例は、ドライヤ5の介装
されない他方の流路2にのみ三方切換バルブ9b
を介装し、この切換バルブ9bと一方の流路1と
を分岐管10にて連結したもので、これにより一
方の検出器8aには常に乾燥サンプルガスのみが
流れると共に、他方の検出器8bには切換バルブ
9bの切換えにより所定時間毎に乾燥サンプルガ
スと水分含有サンプルガスとが交互に流れるよう
になつており、常に乾燥サンプルガスが流れる一
方の検出器8aを参照検出器、乾燥サンプルガス
と水分含有サンプルガスが交互に流れる他方の検
出器8bを測定検出器としたものである。ここ
で、前記切換バルブ9bは例えば三方電磁弁で構
成することができ、第3図に示したように電磁弁
の非動作時にはNOとCとが連通し、実線矢印方
向に流通路が形成されるので、流路2に導入され
た水分含有サンプルガスはそのま他方の検出器8
bと流通し、電磁弁の動作時にはNOとCとが連
通し、鎖線矢印方向に流通路が形成されるので、
流路2に導入された水分含有サンプルガスの流通
は遮断され、他方の検出器8bには流路1に導入
された水分含有サンプルガスからドライヤ5で水
分が除去された乾燥サンプルガスが流通するもの
である。
なお、この第3図の装置も、各検出器8a,8
b内のモレキユラシーブ内にサーミスタ11a,
11bが挿入され、これらのサーミスタ11a,
11bがブリツジ回路に組まれていると共に、こ
れにプログラマ部12が接続し、このプログラマ
部12にてブリツジ回路から送られてくる検出信
号を処理し、水分量として演算してその結果をレ
コーダ13に出力するようになつている。ここ
で、他方の検出器8bには、水分含有サンプルガ
スと水分を除去した乾燥サンプルガスが切換バル
ブ9bの動作により交互に流通され、一方の検出
器8aには常時乾燥サンプルガスが流通されるの
で、検出信号は明確なベースラインを得ることが
でき、水分による信号はベースラインより始まる
ピーク波形であり、プログラマ部12はそのベー
スラインからのピーク面積を処理するものであ
る。
b内のモレキユラシーブ内にサーミスタ11a,
11bが挿入され、これらのサーミスタ11a,
11bがブリツジ回路に組まれていると共に、こ
れにプログラマ部12が接続し、このプログラマ
部12にてブリツジ回路から送られてくる検出信
号を処理し、水分量として演算してその結果をレ
コーダ13に出力するようになつている。ここ
で、他方の検出器8bには、水分含有サンプルガ
スと水分を除去した乾燥サンプルガスが切換バル
ブ9bの動作により交互に流通され、一方の検出
器8aには常時乾燥サンプルガスが流通されるの
で、検出信号は明確なベースラインを得ることが
でき、水分による信号はベースラインより始まる
ピーク波形であり、プログラマ部12はそのベー
スラインからのピーク面積を処理するものであ
る。
この第3図に示す微量水分濃度測定装置によれ
ば、分析の開始に当り、切換バルブ9bの切換操
作により他方の検出器9bに乾燥サンプルガスを
流すようにすれば両検出器9a,9bにそれぞれ
同時に乾燥サンプルガスが流れるので、両検出器
9a,9bが簡単にしかも確実に安定化され、従
つて両検出器9a,9b内のモレキユラシーブを
乾燥、安定化させるための特別の付加機構を必要
としないものである。
ば、分析の開始に当り、切換バルブ9bの切換操
作により他方の検出器9bに乾燥サンプルガスを
流すようにすれば両検出器9a,9bにそれぞれ
同時に乾燥サンプルガスが流れるので、両検出器
9a,9bが簡単にしかも確実に安定化され、従
つて両検出器9a,9b内のモレキユラシーブを
乾燥、安定化させるための特別の付加機構を必要
としないものである。
また、第3図の装置においても、上述したよう
に各検出器8a,8b内のモレキユラシーブにサ
ーミスタ11a,11bが挿入され、これらのサ
ーミスタ11a,11bがブリツジ回路に組まれ
ているものであるが、この装置においては一方の
対照検出器8aには常に水分が除かれた乾燥サン
プルガスが流通し、他方の測定検出器8bには水
分を含有した生の被測定サンプルガスと乾燥サン
プルガスとが交互に流れるようになつているた
め、他方の測定検出器8bに水分含有サンプルガ
スが流れると、この検出器8b内のモレキユラシ
ーブが水分を吸着することによつてその温度が上
昇すると共に、切換バルブ9bの切換えにより検
出器8b内を乾燥サンプルガスが流れると温度が
低下し、元の状態に戻る。このため、ブリツジ回
路の出力はピーク波形を形成し、このピークの大
きさhが水分含有サンプルガス中の水分量に対応
するものであるが、ここで検出器8a,8bから
の信号出力は第4図に示したような明確なクロマ
トグラム状のピークを示し、各ピークのベースラ
インからの信号を容易に読むことができ、またそ
の信号を容易に処理することができるものであ
る。
に各検出器8a,8b内のモレキユラシーブにサ
ーミスタ11a,11bが挿入され、これらのサ
ーミスタ11a,11bがブリツジ回路に組まれ
ているものであるが、この装置においては一方の
対照検出器8aには常に水分が除かれた乾燥サン
プルガスが流通し、他方の測定検出器8bには水
分を含有した生の被測定サンプルガスと乾燥サン
プルガスとが交互に流れるようになつているた
め、他方の測定検出器8bに水分含有サンプルガ
スが流れると、この検出器8b内のモレキユラシ
ーブが水分を吸着することによつてその温度が上
昇すると共に、切換バルブ9bの切換えにより検
出器8b内を乾燥サンプルガスが流れると温度が
低下し、元の状態に戻る。このため、ブリツジ回
路の出力はピーク波形を形成し、このピークの大
きさhが水分含有サンプルガス中の水分量に対応
するものであるが、ここで検出器8a,8bから
の信号出力は第4図に示したような明確なクロマ
トグラム状のピークを示し、各ピークのベースラ
インからの信号を容易に読むことができ、またそ
の信号を容易に処理することができるものであ
る。
即ち、第3図の装置によれば両検出器8a,8
bにそれぞれ乾燥サンプルガスを流通させたとき
の状態を基準とし、次に他方の検出器8bにサン
プルガスを流した状態を対比させることができる
もので、基準状態とサンプルガス流通状態(測定
状態)とを交互に繰り返し出現させつつ測定する
ことができ、従つてサンプルガス流通状態(測定
状態)は常に基準状態と対比されるものである。
このため、サーミスタ11a,11bからなるブ
リツジ回路の出力信号は、両検出器8a,8bの
両者に乾燥サンプルガスを流したときの平衡状態
と、他方の検出器8bに水分含有サンプルガスを
流したときのピーク波形の繰返しとなり、第4図
に示したような一定のベースラインを有するピー
ク波形が得られるものである。従つて、平衡状態
(ベースライン)を基線としてピーク高さを測定
することにより、容易かつ的確に水分量に対応し
た信号量を把握でき、サンプルガス中の水分量を
測定し得るものである。即ち、第1図の従来装置
は、両検出器のいずれか一方に乾燥ガス(参照
側)、他方に水分を含む試料ガス(測定側)を交
互に流し、両検出器の出力差から水分量を求める
ものであるが、この従来例においては参照例の検
出器から水分が十分に脱着されない状態で測定が
行なわれるため、第2図のようにベースラインが
変動し、ベースラインからのピーク高さだけで信
号処理を行なうことができない。つまり、従来例
でベースラインが変動するのは、試料ガスを流し
たときに検出器(それに通じる流路も含めて)に
水分が吸着し、次に乾燥ガスに切り替えたときに
この水分が十分脱着されないためであり、この場
合水分の吸着量が多いほど脱着に時間がかかるの
で、水分を十分脱着するためには乾燥ガスを検出
器に長時間流せばよいが、従来例では仮に一方の
検出器に長時間乾燥ガスを流すとすると、同時に
他方の検出器には水分を含んだ試料ガスを長時間
流すことになり、この他方の検出器に多量の水分
が吸着して次回の乾燥ガス流通時に水分が十分脱
着されなくなり、結果的に両方の検出器を十分に
乾燥することができない。
bにそれぞれ乾燥サンプルガスを流通させたとき
の状態を基準とし、次に他方の検出器8bにサン
プルガスを流した状態を対比させることができる
もので、基準状態とサンプルガス流通状態(測定
状態)とを交互に繰り返し出現させつつ測定する
ことができ、従つてサンプルガス流通状態(測定
状態)は常に基準状態と対比されるものである。
このため、サーミスタ11a,11bからなるブ
リツジ回路の出力信号は、両検出器8a,8bの
両者に乾燥サンプルガスを流したときの平衡状態
と、他方の検出器8bに水分含有サンプルガスを
流したときのピーク波形の繰返しとなり、第4図
に示したような一定のベースラインを有するピー
ク波形が得られるものである。従つて、平衡状態
(ベースライン)を基線としてピーク高さを測定
することにより、容易かつ的確に水分量に対応し
た信号量を把握でき、サンプルガス中の水分量を
測定し得るものである。即ち、第1図の従来装置
は、両検出器のいずれか一方に乾燥ガス(参照
側)、他方に水分を含む試料ガス(測定側)を交
互に流し、両検出器の出力差から水分量を求める
ものであるが、この従来例においては参照例の検
出器から水分が十分に脱着されない状態で測定が
行なわれるため、第2図のようにベースラインが
変動し、ベースラインからのピーク高さだけで信
号処理を行なうことができない。つまり、従来例
でベースラインが変動するのは、試料ガスを流し
たときに検出器(それに通じる流路も含めて)に
水分が吸着し、次に乾燥ガスに切り替えたときに
この水分が十分脱着されないためであり、この場
合水分の吸着量が多いほど脱着に時間がかかるの
で、水分を十分脱着するためには乾燥ガスを検出
器に長時間流せばよいが、従来例では仮に一方の
検出器に長時間乾燥ガスを流すとすると、同時に
他方の検出器には水分を含んだ試料ガスを長時間
流すことになり、この他方の検出器に多量の水分
が吸着して次回の乾燥ガス流通時に水分が十分脱
着されなくなり、結果的に両方の検出器を十分に
乾燥することができない。
これに対し、本装置においては一方の検出器8
a(参照側)に常に乾燥ガスを流すと共に、他方
の検出器8b(測定側)のみに乾燥ガスと水分含
有試料ガスとを流し、両検出器8a,8bの出力
差を求めているので、他方の検出器8bが十分に
乾燥するまでこの検出器8bに乾燥ガスを流すこ
とができ、このためベースラインが安定し、ベー
スラインからのピーク高さだけで信号処理を行な
うことができるものである。
a(参照側)に常に乾燥ガスを流すと共に、他方
の検出器8b(測定側)のみに乾燥ガスと水分含
有試料ガスとを流し、両検出器8a,8bの出力
差を求めているので、他方の検出器8bが十分に
乾燥するまでこの検出器8bに乾燥ガスを流すこ
とができ、このためベースラインが安定し、ベー
スラインからのピーク高さだけで信号処理を行な
うことができるものである。
なお、上述した第3図の装置は、ガス中の微量
水分、特に約50ppmまでの水分を含有するガスに
対し、好適に使用し得るものである。また、検出
器8a,8b内に充填するモレキユラシーブとし
ては、モレキユラシーブ3A,5Aが好適であ
る。更に、ドライヤ5はサンプルガス中の水分を
除去し得るものであればいずれのものでもよく、
例えば凍結乾燥機などが利用され得るが、モレキ
ユラシーブにより水分を吸着させる方式のものが
最適である。この場合、モレキユラシーブを充填
したドライヤを2基設け、その一方を水分吸着に
用いているときに他方を再生するように構成する
ことができる。
水分、特に約50ppmまでの水分を含有するガスに
対し、好適に使用し得るものである。また、検出
器8a,8b内に充填するモレキユラシーブとし
ては、モレキユラシーブ3A,5Aが好適であ
る。更に、ドライヤ5はサンプルガス中の水分を
除去し得るものであればいずれのものでもよく、
例えば凍結乾燥機などが利用され得るが、モレキ
ユラシーブにより水分を吸着させる方式のものが
最適である。この場合、モレキユラシーブを充填
したドライヤを2基設け、その一方を水分吸着に
用いているときに他方を再生するように構成する
ことができる。
なおまた、サンプルガス中の水分測定に際し、
水分を含有する被測定サンプルガスの他方の検出
器8bへの導入は、連続してあまり長時間続ける
とピーク高の再現性が低下する場合があるので、
導入時間は20〜40秒程度とすることが好ましく、
また流量が少ないと不安定になるため、サンプル
導入流量は2.5〜3.5/分程度とすることが好ま
しい。また、上記構成の装置において、流路1,
2はドライヤ5から検出器8a,8bの全体に亘
り恒温槽を用いるなどして一定温度に維持してお
くことが好ましい。
水分を含有する被測定サンプルガスの他方の検出
器8bへの導入は、連続してあまり長時間続ける
とピーク高の再現性が低下する場合があるので、
導入時間は20〜40秒程度とすることが好ましく、
また流量が少ないと不安定になるため、サンプル
導入流量は2.5〜3.5/分程度とすることが好ま
しい。また、上記構成の装置において、流路1,
2はドライヤ5から検出器8a,8bの全体に亘
り恒温槽を用いるなどして一定温度に維持してお
くことが好ましい。
以上詳述したように、本考案はサンプル導入管
と接続された一方の流路にドライヤ及び内部にモ
レキユラシーブが充填された一方の検出器を介装
すると共に、前記サンプル導入管と接続された他
方の流路に三方切換バルブ及び内部にモレキユラ
シーブが充填された他方の検出器を介装し、かつ
前記切換バルブと一方の流路とを分岐管を介して
一方の検出器の前で連結して、一方の検出器には
サンプル導入管から一方の流路に導入されかつド
ライヤにて水分が除去された乾燥サンプルガスを
流すと共に、他方の検出器には前記切換バルブの
切換えで所定時間毎に前記乾燥サンプルガスとサ
ンプル導入管から他方の流路に導入された水分を
含むサンプルガスとを交互に流し、この水分含有
サンプルガス中の水分が他方の検出器のモレキユ
ラシーブに吸着されることによつて生じる吸着熱
を測定することにより前記水分含有サンプルガス
中の水分に測定するよう構成したことにより、分
析開始時における検出器の安定化操作が特別の付
加機構なしで簡単に行ない得、装置が簡略化され
ると共に、検出器からの信号出力も明確なクロマ
トグラム状のピークを示し、信号の読み取り、信
号処理が簡単である等の利点を有する。
と接続された一方の流路にドライヤ及び内部にモ
レキユラシーブが充填された一方の検出器を介装
すると共に、前記サンプル導入管と接続された他
方の流路に三方切換バルブ及び内部にモレキユラ
シーブが充填された他方の検出器を介装し、かつ
前記切換バルブと一方の流路とを分岐管を介して
一方の検出器の前で連結して、一方の検出器には
サンプル導入管から一方の流路に導入されかつド
ライヤにて水分が除去された乾燥サンプルガスを
流すと共に、他方の検出器には前記切換バルブの
切換えで所定時間毎に前記乾燥サンプルガスとサ
ンプル導入管から他方の流路に導入された水分を
含むサンプルガスとを交互に流し、この水分含有
サンプルガス中の水分が他方の検出器のモレキユ
ラシーブに吸着されることによつて生じる吸着熱
を測定することにより前記水分含有サンプルガス
中の水分に測定するよう構成したことにより、分
析開始時における検出器の安定化操作が特別の付
加機構なしで簡単に行ない得、装置が簡略化され
ると共に、検出器からの信号出力も明確なクロマ
トグラム状のピークを示し、信号の読み取り、信
号処理が簡単である等の利点を有する。
第1図は従来の微量水分濃度測定装置のフロー
チヤート、第2図は同装置によつて得られる信号
波形、第3図は本発明の一実施例を示すフローチ
ヤート、第4図は同装置によつて得られる信号波
形である。 1,2……流路、3……サンプル導入管、4…
…ベント管、5……ドライヤ、8a,8b……検
出器、9b……三方切換バルブ、10b……分岐
管、11a,11b……サーミスタ。
チヤート、第2図は同装置によつて得られる信号
波形、第3図は本発明の一実施例を示すフローチ
ヤート、第4図は同装置によつて得られる信号波
形である。 1,2……流路、3……サンプル導入管、4…
…ベント管、5……ドライヤ、8a,8b……検
出器、9b……三方切換バルブ、10b……分岐
管、11a,11b……サーミスタ。
Claims (1)
- サンプル導入管3と接続された一方の流路1に
ドライヤ5及び内部にモレキユラシーブが充填さ
れてこのモレキユラシーブの温度変化を検出する
一方の検出器8aを介装すると共に、前記サンプ
ル導入管3と接続された他方の流路2に三方切換
バルブ9b及び内部にモレキユラシーブが充填さ
れてこのモレキユラシーブの温度変化を検出する
他方の検出器8bを介装し、かつ前記切換バルブ
9bと一方の流路1とを分岐管10を介して一方
の検出器8aの前で連結して、一方の検出器8a
にはサンプル導入管3から一方の流路1に導入さ
れかつドライヤ5にて水分が除去された乾燥サン
プルガスを流すと共に、他方の検出器8bには前
記切換バルブ9bの切換えで所定時間毎に前記乾
燥サンプルガスとサンプル導入管3から他方の流
路2に導入された水分を含むサンプルガスとを交
互に流し、前記一方の検出器8aの出力信号と他
方の検出器8bの出力信号との差から前記水分含
有サンプル中の水分を測定するよう構成したこと
を特徴とする微量水分濃度測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14450282U JPS5949951U (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | ガス中の微量水分濃度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14450282U JPS5949951U (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | ガス中の微量水分濃度測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5949951U JPS5949951U (ja) | 1984-04-03 |
| JPH026352Y2 true JPH026352Y2 (ja) | 1990-02-15 |
Family
ID=30322220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14450282U Granted JPS5949951U (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | ガス中の微量水分濃度測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5949951U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4674217B2 (ja) * | 2007-01-29 | 2011-04-20 | オリオン機械株式会社 | 吸着材の吸着容量測定装置 |
| JP4674216B2 (ja) * | 2007-01-29 | 2011-04-20 | オリオン機械株式会社 | 吸着材の吸着容量測定装置 |
-
1982
- 1982-09-24 JP JP14450282U patent/JPS5949951U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5949951U (ja) | 1984-04-03 |
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