JPH0616766A - 液状重合体組成物 - Google Patents
液状重合体組成物Info
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- JPH0616766A JPH0616766A JP4177020A JP17702092A JPH0616766A JP H0616766 A JPH0616766 A JP H0616766A JP 4177020 A JP4177020 A JP 4177020A JP 17702092 A JP17702092 A JP 17702092A JP H0616766 A JPH0616766 A JP H0616766A
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- Japan
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- liquid
- weight
- parts
- active hydrogen
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- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 より高度の成形性を有することもに、耐トラ
ッキング性にも優れた液状重合体組成物を提供すること
を目的とする。 【構成】 分子末端に水酸基を有する液状ポリイソプレ
ンの水素化物95〜30重量部と、分子末端を水酸基及
び/又はアミノ基で変性した液状ポリシロキサン化合物
5〜70重量部との活性水素含有化合物100重量部に
対して水和アルミナを30〜150重量部と、前記活性
水素含有化合物の全活性水素基の当量(B)に対してポ
リイソシアネート化合物をイソシアネ−ト基の当量
(A)との当量比でA:B=0.7〜1.3の範囲内で
配合してなることを特徴とする。
ッキング性にも優れた液状重合体組成物を提供すること
を目的とする。 【構成】 分子末端に水酸基を有する液状ポリイソプレ
ンの水素化物95〜30重量部と、分子末端を水酸基及
び/又はアミノ基で変性した液状ポリシロキサン化合物
5〜70重量部との活性水素含有化合物100重量部に
対して水和アルミナを30〜150重量部と、前記活性
水素含有化合物の全活性水素基の当量(B)に対してポ
リイソシアネート化合物をイソシアネ−ト基の当量
(A)との当量比でA:B=0.7〜1.3の範囲内で
配合してなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液状重合体組成物に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】通常、ポリウレタンやエポキシ樹脂等の
液状重合体組成物の成形は、活性基を有する1種もしく
は2種以上の低分子液状原料混合物を、所定の金型に流
し込み、温度と時間をかけて硬化反応を促進させること
により行われる。液状重合体組成物は、液状で極めて低
粘度であるため、ゴム、プラスチック等の高分子材料の
成形に比べて低圧で成形することが可能であるという利
点を有し、そのため液状重合体組成物を原料として用い
ることは、複雑な形状品、インサート成形品、更には大
型の成形品を成形するには、極めて有効な方法である。
従って、自動車用部品、電気絶縁用部品等の用途に、工
業的に幅広く適用されている。
液状重合体組成物の成形は、活性基を有する1種もしく
は2種以上の低分子液状原料混合物を、所定の金型に流
し込み、温度と時間をかけて硬化反応を促進させること
により行われる。液状重合体組成物は、液状で極めて低
粘度であるため、ゴム、プラスチック等の高分子材料の
成形に比べて低圧で成形することが可能であるという利
点を有し、そのため液状重合体組成物を原料として用い
ることは、複雑な形状品、インサート成形品、更には大
型の成形品を成形するには、極めて有効な方法である。
従って、自動車用部品、電気絶縁用部品等の用途に、工
業的に幅広く適用されている。
【0003】このような液状重合体組成物の成形体は、
特に、電気絶縁用用途において、電子部品の封止材料や
ケーブルの絶縁被覆材料として重宝に用いられ、近年で
は、これら成形体に高い電気絶縁性、耐熱性等の機能性
を付与する技術開発が活発である。その一つとして、優
れた耐トラッキング性を有する液状重合体組成物及びそ
の成形技術を開発する努力がなされている。
特に、電気絶縁用用途において、電子部品の封止材料や
ケーブルの絶縁被覆材料として重宝に用いられ、近年で
は、これら成形体に高い電気絶縁性、耐熱性等の機能性
を付与する技術開発が活発である。その一つとして、優
れた耐トラッキング性を有する液状重合体組成物及びそ
の成形技術を開発する努力がなされている。
【0004】トラッキングとは、ケーブル及びその付属
部品の絶縁体層表面が高電圧下での使用中に塩類、粉
塵、及びイオン性物質を含んだ水分で汚染されることに
より漏れ電流が生じ、この電流によって生じる熱によ
り、ケーブル及びその付属部品の絶縁体層を構成する有
機材料が炭化する現象を言う。通常、この炭化は、ケー
ブル等にトラック状に発生して、ついには絶縁破壊を起
こし、ケーブルとしての使用を不可能とする。従って、
耐トラッキング性は、ケーブルを塩害並びに汚染の激し
い場所で使用する場合に非常に重要な特性である。
部品の絶縁体層表面が高電圧下での使用中に塩類、粉
塵、及びイオン性物質を含んだ水分で汚染されることに
より漏れ電流が生じ、この電流によって生じる熱によ
り、ケーブル及びその付属部品の絶縁体層を構成する有
機材料が炭化する現象を言う。通常、この炭化は、ケー
ブル等にトラック状に発生して、ついには絶縁破壊を起
こし、ケーブルとしての使用を不可能とする。従って、
耐トラッキング性は、ケーブルを塩害並びに汚染の激し
い場所で使用する場合に非常に重要な特性である。
【0005】従来、通常のゴム、プラスチックの高分子
材料に耐トラッキング性を付与する方法として、水和ア
ルミナ、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム等の無
機物を充填させることが知られており、液状重合体組成
物の場合も同様の方法で耐トラッキング性を付与する試
みが検討されている。
材料に耐トラッキング性を付与する方法として、水和ア
ルミナ、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム等の無
機物を充填させることが知られており、液状重合体組成
物の場合も同様の方法で耐トラッキング性を付与する試
みが検討されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような事情に鑑
み、発明者等は、先に特願平2−215471号におい
て、この種の液状重合体組成物として成形性と物性の両
面で比較的バランスのとれた組成物を見出だした。しか
し、この組成物も、充分に満足すべき耐トラッキング性
を有するものではなかった。
み、発明者等は、先に特願平2−215471号におい
て、この種の液状重合体組成物として成形性と物性の両
面で比較的バランスのとれた組成物を見出だした。しか
し、この組成物も、充分に満足すべき耐トラッキング性
を有するものではなかった。
【0007】本発明はより高度の成形性を有することも
に、耐トラッキング性にも優れた液状重合体組成物を提
供することを目的とする。
に、耐トラッキング性にも優れた液状重合体組成物を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明者等は、特定の活性
液状樹脂を用い、これに特定の無機物を所定量混合した
液状重合体組成物により、上記目的が達成されることを
見いだし、本発明をなすに至った。
液状樹脂を用い、これに特定の無機物を所定量混合した
液状重合体組成物により、上記目的が達成されることを
見いだし、本発明をなすに至った。
【0009】即ち、本発明は、分子末端に水酸基を有す
る液状ポリイソプレンの水素化物95〜30重量部と、
分子末端を水酸基及び/又はアミノ基で変性した液状ポ
リシロキサン化合物5〜70重量部との活性水素含有化
合物100重量部に対して水和アルミナを30〜150
重量部と、前記活性水素含有化合物の全活性水素基の当
量(B)に対してポリイソシアネート化合物をイソシア
ネ−ト基の当量(A)との当量比でA:B=0.7〜
1.3の範囲内で配合してなることを特徴とする液状樹
脂重合体組成物を提供する。
る液状ポリイソプレンの水素化物95〜30重量部と、
分子末端を水酸基及び/又はアミノ基で変性した液状ポ
リシロキサン化合物5〜70重量部との活性水素含有化
合物100重量部に対して水和アルミナを30〜150
重量部と、前記活性水素含有化合物の全活性水素基の当
量(B)に対してポリイソシアネート化合物をイソシア
ネ−ト基の当量(A)との当量比でA:B=0.7〜
1.3の範囲内で配合してなることを特徴とする液状樹
脂重合体組成物を提供する。
【0010】ここで、分子末端に水酸基を有する液状ポ
リイソプレンの水素化物とは、分子内又は分子末端に水
酸基を有し、数平均分子量が500〜10000の液状
イソプレンを過酸化物の存在下で加熱反応させ、次い
で、水素化触媒の存在下で水素化することにより得られ
るもので、市販品としては、例えばエポール(出光石油
化学製、商品名)が挙げられる。
リイソプレンの水素化物とは、分子内又は分子末端に水
酸基を有し、数平均分子量が500〜10000の液状
イソプレンを過酸化物の存在下で加熱反応させ、次い
で、水素化触媒の存在下で水素化することにより得られ
るもので、市販品としては、例えばエポール(出光石油
化学製、商品名)が挙げられる。
【0011】また、液状ポリシロキサン化合物とは、分
子末端を水酸基及び/又はアミノ基で反応性に富むよう
に変性されたもので、市販品としては、例えばPS19
7,B1715(チッソ(株)、商品名)が挙げられ
る。
子末端を水酸基及び/又はアミノ基で反応性に富むよう
に変性されたもので、市販品としては、例えばPS19
7,B1715(チッソ(株)、商品名)が挙げられ
る。
【0012】これら分子末端に水酸基を有する液状ポリ
イソプレンの水素化物と、分子末端を水酸基及び/又は
アミノ基で変性した液状ポリシロキサン化合物とは、い
ずれも1分子中に反応性に富んだ水酸基又はアミノ基を
有しているので、一般に活性水素含有化合物と呼ばれ
る。
イソプレンの水素化物と、分子末端を水酸基及び/又は
アミノ基で変性した液状ポリシロキサン化合物とは、い
ずれも1分子中に反応性に富んだ水酸基又はアミノ基を
有しているので、一般に活性水素含有化合物と呼ばれ
る。
【0013】液状ポリシロキサン化合物の配合量が5重
量部未満であると、活性水素含有化合物として、分子末
端に水酸基を有する液状ポリイソプレンの水素化物のみ
を用いた硬化物と比べ、耐トラッキング性の向上がさほ
ど認められず、一方、70重量部を越えて配合しても、
得られる硬化物の耐トラッキング性能は頭打ちとなっ
て、高価な液状ポリシロキサン化合物を浪費するに過ぎ
ない。
量部未満であると、活性水素含有化合物として、分子末
端に水酸基を有する液状ポリイソプレンの水素化物のみ
を用いた硬化物と比べ、耐トラッキング性の向上がさほ
ど認められず、一方、70重量部を越えて配合しても、
得られる硬化物の耐トラッキング性能は頭打ちとなっ
て、高価な液状ポリシロキサン化合物を浪費するに過ぎ
ない。
【0014】ポリイソシアネート化合物は、1分子中に
2個もしくはそれ以上のイソシアネート基を有するもの
である。このようなものとしては、例えば、トリレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジ
フェニールメタンジイソシアネート(以下、MDIと省
略する)、キシレンジイソシアネート等が挙げられる。
この中で作業性(毒性)、コストの点でMDIが特に好
ましい。
2個もしくはそれ以上のイソシアネート基を有するもの
である。このようなものとしては、例えば、トリレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジ
フェニールメタンジイソシアネート(以下、MDIと省
略する)、キシレンジイソシアネート等が挙げられる。
この中で作業性(毒性)、コストの点でMDIが特に好
ましい。
【0015】ポリイソシアネート化合物の配合量は、全
イソシアネ−ト基の当量(A)と全活性水素含有化合物
中の全活性水素基(B)の当量比で0.7〜1.3の範
囲内の量が、優れた物性の組成物が得られ、好ましい。
イソシアネ−ト基の当量(A)と全活性水素含有化合物
中の全活性水素基(B)の当量比で0.7〜1.3の範
囲内の量が、優れた物性の組成物が得られ、好ましい。
【0016】水和アルミナは、Al(OH)3 を99.
5重量パーセント以上含有するものであって、例えば、
ハイジライト(昭和電工社製、商品名)等として市販さ
れているものが挙げられる。
5重量パーセント以上含有するものであって、例えば、
ハイジライト(昭和電工社製、商品名)等として市販さ
れているものが挙げられる。
【0017】水和アルミナを液状樹脂(活性水素含有化
合物とポリイソシアネート化合物の混合物)に充填する
場合、液状樹脂に充填剤を混合する一般的な方法が用い
られる。この混合には、3本ロール、ボールミル等を用
いることが好ましい。
合物とポリイソシアネート化合物の混合物)に充填する
場合、液状樹脂に充填剤を混合する一般的な方法が用い
られる。この混合には、3本ロール、ボールミル等を用
いることが好ましい。
【0018】また、水和アルミナの充填は、液状樹脂中
の活性水素含有化合物に対して行なう必要がある。これ
は、水和アルミナをイソシアネート化合物に含有させる
と、水和アルミナの充填工程中にイソシアネート化合物
が大気中の水分と反応したり、水和アルミナ充填後にイ
ソシアネート化合物が水和アルミナの結晶水あるいは付
着水分と反応したりして、イソシアネート化合物の反応
活性を低下させるからである。
の活性水素含有化合物に対して行なう必要がある。これ
は、水和アルミナをイソシアネート化合物に含有させる
と、水和アルミナの充填工程中にイソシアネート化合物
が大気中の水分と反応したり、水和アルミナ充填後にイ
ソシアネート化合物が水和アルミナの結晶水あるいは付
着水分と反応したりして、イソシアネート化合物の反応
活性を低下させるからである。
【0019】水和アルミナの充填量は、全活性水素含有
化合物100重量部に対して30〜150重量部に設定
されるが、これにより流動性(成形性)の点にも優れた
組成物が得られる。
化合物100重量部に対して30〜150重量部に設定
されるが、これにより流動性(成形性)の点にも優れた
組成物が得られる。
【0020】本発明の液状重合体組成物に対しては、そ
の他、本発明の効果を損なわない範囲内で種々の添加剤
を加えても差し支えない。
の他、本発明の効果を損なわない範囲内で種々の添加剤
を加えても差し支えない。
【0021】この様な添加剤として、例えば、分子末端
に水酸基を有する液状のポリブタジエン等のポリオー
ル、1,4−ブタンジオール、2−エチル−1,3−ヘ
キサンジオール、グリセリン等の低分子グリコール、
N,N´−ビスヒドロキシイソプロピル−2−メチルピ
ペラジン、N,N´−ビス−2−ヒドロキシプロピルア
ニリン等の低分子ジアミン等が挙げられる。
に水酸基を有する液状のポリブタジエン等のポリオー
ル、1,4−ブタンジオール、2−エチル−1,3−ヘ
キサンジオール、グリセリン等の低分子グリコール、
N,N´−ビスヒドロキシイソプロピル−2−メチルピ
ペラジン、N,N´−ビス−2−ヒドロキシプロピルア
ニリン等の低分子ジアミン等が挙げられる。
【0022】また、ミルドファイバー、ガラスファイバ
ー等の強化剤、老化防止剤、オイル、内部離型剤、加工
助剤、触媒等を併用してもよい。
ー等の強化剤、老化防止剤、オイル、内部離型剤、加工
助剤、触媒等を併用してもよい。
【0023】本発明の液状重合体組成物を用い、通常の
方法によって硬化物を得ることができる。即ち、液状ポ
リイソプレンの水素化物と液状ポリシロキサンとからな
る活性水素含有化合物に水和アルミナを充填したもの
と、ポリイソシアネート化合物とをそれぞれ別々に計量
する。
方法によって硬化物を得ることができる。即ち、液状ポ
リイソプレンの水素化物と液状ポリシロキサンとからな
る活性水素含有化合物に水和アルミナを充填したもの
と、ポリイソシアネート化合物とをそれぞれ別々に計量
する。
【0024】次いで、これらを容器内で混合した後、真
空脱泡して所定の金型内に注入する。これを大気圧下も
しくは加圧下で硬化させて硬化物を得る。あるいは、こ
れらの工程を連続的に行う成形機(注型機)を用いて硬
化物を得る。
空脱泡して所定の金型内に注入する。これを大気圧下も
しくは加圧下で硬化させて硬化物を得る。あるいは、こ
れらの工程を連続的に行う成形機(注型機)を用いて硬
化物を得る。
【0025】下記化1に示す反応式に従って、液状ポリ
イソプレンの水素化物と液状ポリシロキサンとからなる
活性水素含有化合物に水和アルミナを充填した混合物1
2とMDI14により、本発明の液状重合体組成物10
が得られる。なお、式中16は水和アルミナを表す。
イソプレンの水素化物と液状ポリシロキサンとからなる
活性水素含有化合物に水和アルミナを充填した混合物1
2とMDI14により、本発明の液状重合体組成物10
が得られる。なお、式中16は水和アルミナを表す。
【0026】
【化1】
【0027】
【作用】本発明の液状重合体組成物は、分子末端に水酸
基を有する液状ポリイソプレンの水素化物と、分子末端
を水酸基、及び/又はアミノ基で変性した液状ポリシロ
キサン化合物とからなる活性水素含有化合物に水和アル
ミナを充填せしめた混合物と、ポリイソシアネート化合
物とからなるものである。このような液状重合体組成物
において、液状ポリシロキサン化合物の配合量を所定量
とすることによって、水和アルミナ充填に伴う液状重合
体組成物の粘度上昇を極力防止することが出来、かつ得
られる硬化物に高度の耐トラッキング性を発揮せしめる
ことが可能である。
基を有する液状ポリイソプレンの水素化物と、分子末端
を水酸基、及び/又はアミノ基で変性した液状ポリシロ
キサン化合物とからなる活性水素含有化合物に水和アル
ミナを充填せしめた混合物と、ポリイソシアネート化合
物とからなるものである。このような液状重合体組成物
において、液状ポリシロキサン化合物の配合量を所定量
とすることによって、水和アルミナ充填に伴う液状重合
体組成物の粘度上昇を極力防止することが出来、かつ得
られる硬化物に高度の耐トラッキング性を発揮せしめる
ことが可能である。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。
する。
【0029】実施例1 平均分子量が2500、水酸基当量が1090である分
子末端に水酸基を有する液状ポリイソプレンの水素化物
(商品名エポール:出光石油化学(株)製)90重量部
と、分子末端に水酸基(および/またはアミノ基)を有
する液状ポリシロキサン化合物として平均分子量が24
00、水酸基当量が1200であるアルコール変性ポリ
ジメチルシロキサン(商品名PS´197:チッソ
(株)製)10重量部とからなる活性水素含有化合物
に、平均粒径が3μmである水和アルミナ50重量部を
練り込んで、水和アルミナ充填活性水素含有化合物(以
下、主剤と呼ぶ)を得た。この得られた主剤を90℃に
保温し、その粘度を調べた。その結果を下記表1に示
す。なお、粘度はB型粘度計により測定した。
子末端に水酸基を有する液状ポリイソプレンの水素化物
(商品名エポール:出光石油化学(株)製)90重量部
と、分子末端に水酸基(および/またはアミノ基)を有
する液状ポリシロキサン化合物として平均分子量が24
00、水酸基当量が1200であるアルコール変性ポリ
ジメチルシロキサン(商品名PS´197:チッソ
(株)製)10重量部とからなる活性水素含有化合物
に、平均粒径が3μmである水和アルミナ50重量部を
練り込んで、水和アルミナ充填活性水素含有化合物(以
下、主剤と呼ぶ)を得た。この得られた主剤を90℃に
保温し、その粘度を調べた。その結果を下記表1に示
す。なお、粘度はB型粘度計により測定した。
【0030】次いで、主剤200重量部と、ポリイソシ
アネート化合物として液状変性したMDI(NCO含量
=29.0重量%)13.7重量部とを混合して、液状
重合体組成物を得た。この液状重合体組成物を、直径1
0mm、長さ150mmの円柱状の金型(1)と長さ1
00mm×巾100mm×厚さ2mmの金型(2)に流
し込んだ。その後、この液状重合体組成物を金型内で1
20℃で1時間硬化させて、硬化物を得た。
アネート化合物として液状変性したMDI(NCO含量
=29.0重量%)13.7重量部とを混合して、液状
重合体組成物を得た。この液状重合体組成物を、直径1
0mm、長さ150mmの円柱状の金型(1)と長さ1
00mm×巾100mm×厚さ2mmの金型(2)に流
し込んだ。その後、この液状重合体組成物を金型内で1
20℃で1時間硬化させて、硬化物を得た。
【0031】金型(1)により得られた硬化物に10m
mの間隔で銅線を巻き付けて電極として、JIS C3
005に準拠した方法により、耐トラッキング性を調べ
た。その結果を下記表1に併記する。この方法は、電極
を設けた硬化物(試料)を垂直に取り付け、電極間に4
KVの電圧を常時印加しつつ、0.2%塩化ナトリウム
と0.1%界面活性剤を含む汚損液を噴霧するものであ
る。ただし、噴霧のサイクルは、10秒噴霧、20秒休
止とする。
mの間隔で銅線を巻き付けて電極として、JIS C3
005に準拠した方法により、耐トラッキング性を調べ
た。その結果を下記表1に併記する。この方法は、電極
を設けた硬化物(試料)を垂直に取り付け、電極間に4
KVの電圧を常時印加しつつ、0.2%塩化ナトリウム
と0.1%界面活性剤を含む汚損液を噴霧するものであ
る。ただし、噴霧のサイクルは、10秒噴霧、20秒休
止とする。
【0032】耐トラッキング性は、この方法で噴霧を5
000サイクル行い、試料の侵食損傷状態を調べること
により判定するが、5000サイクル前に0.5Aの電
流が試料表面の電極間を流れた場合には短絡と認定し、
電流回路を遮断する。5000サイクルまで短絡が起こ
らなかった場合は、○と表示し侵食深さを示した。50
00サイクル前に短絡が起こった場合は、その短絡が発
生したサイクル数を表示した。また、金型(2)により
得た硬化物を500mm/mim.の引張速度で機械的
特性を評価した。また、1kgあたりの材料コストを試
算し、その値を100とした。
000サイクル行い、試料の侵食損傷状態を調べること
により判定するが、5000サイクル前に0.5Aの電
流が試料表面の電極間を流れた場合には短絡と認定し、
電流回路を遮断する。5000サイクルまで短絡が起こ
らなかった場合は、○と表示し侵食深さを示した。50
00サイクル前に短絡が起こった場合は、その短絡が発
生したサイクル数を表示した。また、金型(2)により
得た硬化物を500mm/mim.の引張速度で機械的
特性を評価した。また、1kgあたりの材料コストを試
算し、その値を100とした。
【0033】実施例2〜6,比較例1〜5 水和アルミナの配合量を下記表1及び2に示すように設
定し、主剤に使用する液状ポリイソプレンの水素化物、
及び分子末端に水酸基および/またはアミノ基を有する
液状ポリシロキサン化合物の種類および配合量、並びに
液状変性MDIの配合量を、下記表1及び2に示すよう
に設定すること以外は、実施例1と同様にして液状重合
体組成物の硬化物を得た。
定し、主剤に使用する液状ポリイソプレンの水素化物、
及び分子末端に水酸基および/またはアミノ基を有する
液状ポリシロキサン化合物の種類および配合量、並びに
液状変性MDIの配合量を、下記表1及び2に示すよう
に設定すること以外は、実施例1と同様にして液状重合
体組成物の硬化物を得た。
【0034】液状重合体組成物の粘度および得られた硬
化物の耐トラッキング性、機械的特性、さらには材料コ
ストを、実施例1と同様にして調べた。その結果を下記
表1及び2に併記する。
化物の耐トラッキング性、機械的特性、さらには材料コ
ストを、実施例1と同様にして調べた。その結果を下記
表1及び2に併記する。
【0035】
【表1】
【表2】 上記表1から明らかなように、本発明の液状重合体組成
物は、高度な流動性(成形性)と耐トラッキング性、機
械的特性、さらにはコストとをバランスよく備えるもの
であった。しかしながら、分子末端を水酸基及び/又は
アミノ基で変性したポリシロキサン化合物の配合量が本
発明の範囲外のものは、上記表2から明らかなように、
得られた組成物の流動性、硬化物の耐トラッキング性、
機械的特性、及びコストのいずれかが充分でなかった。
物は、高度な流動性(成形性)と耐トラッキング性、機
械的特性、さらにはコストとをバランスよく備えるもの
であった。しかしながら、分子末端を水酸基及び/又は
アミノ基で変性したポリシロキサン化合物の配合量が本
発明の範囲外のものは、上記表2から明らかなように、
得られた組成物の流動性、硬化物の耐トラッキング性、
機械的特性、及びコストのいずれかが充分でなかった。
【0036】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の液状重合体
組成物は、高度な流動性(成形性)を有するとともに、
その硬化物は優れた耐トラッキング性及び機械的特性を
有し、さらにはコストも低く、このように諸特性をバラ
ンスよく備えている。
組成物は、高度な流動性(成形性)を有するとともに、
その硬化物は優れた耐トラッキング性及び機械的特性を
有し、さらにはコストも低く、このように諸特性をバラ
ンスよく備えている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01B 3/00 A 9059−5G
Claims (1)
- 【請求項1】 分子末端に水酸基を有する液状ポリイソ
プレンの水素化物95〜30重量部と、分子末端を水酸
基及び/又はアミノ基で変性した液状ポリシロキサン化
合物5〜70重量部との活性水素含有化合物100重量
部に対して水和アルミナを30〜150重量部と、前記
活性水素含有化合物の全活性水素基の当量(B)に対し
てポリイソシアネート化合物をイソシアネ−ト基の当量
(A)との当量比でA:B=0.7〜1.3の範囲内で
配合してなることを特徴とする液状樹脂重合体組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4177020A JPH0616766A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 液状重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4177020A JPH0616766A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 液状重合体組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616766A true JPH0616766A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16023755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4177020A Pending JPH0616766A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 液状重合体組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616766A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08157556A (ja) * | 1994-12-01 | 1996-06-18 | Bridgestone Corp | ポリウレタン部材 |
| DE10319301A1 (de) * | 2003-04-29 | 2004-09-16 | Wacker-Chemie Gmbh | Kohlenwasserstoff-Polysiloxan-Copolymere sowie deren Verwendung in vernetzbaren Massen |
| JP2014012832A (ja) * | 2012-06-09 | 2014-01-23 | Boeing Co | 可撓性の低温充填複合材料組成物、塗料、及び方法 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4177020A patent/JPH0616766A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08157556A (ja) * | 1994-12-01 | 1996-06-18 | Bridgestone Corp | ポリウレタン部材 |
| DE10319301A1 (de) * | 2003-04-29 | 2004-09-16 | Wacker-Chemie Gmbh | Kohlenwasserstoff-Polysiloxan-Copolymere sowie deren Verwendung in vernetzbaren Massen |
| JP2014012832A (ja) * | 2012-06-09 | 2014-01-23 | Boeing Co | 可撓性の低温充填複合材料組成物、塗料、及び方法 |
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