JPH06167971A - 演奏装置 - Google Patents
演奏装置Info
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- JPH06167971A JPH06167971A JP5096690A JP9669093A JPH06167971A JP H06167971 A JPH06167971 A JP H06167971A JP 5096690 A JP5096690 A JP 5096690A JP 9669093 A JP9669093 A JP 9669093A JP H06167971 A JPH06167971 A JP H06167971A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- velocity
- key
- conversion
- conversion table
- switch
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて簡単に演奏者に最適なベロシティ変換
特性を選択することのできる演奏装置を実現することを
目的とする。 【構成】 演奏者が所定数の音符を演奏すると(12
9)、マシンは該演奏時におけるベロシティのアベレー
ジを算出し(130)、この算出結果に基づいて、当該
演奏者の演奏特性に最適なベロシティ変換特性を自動的
にセレクトする(131)。
特性を選択することのできる演奏装置を実現することを
目的とする。 【構成】 演奏者が所定数の音符を演奏すると(12
9)、マシンは該演奏時におけるベロシティのアベレー
ジを算出し(130)、この算出結果に基づいて、当該
演奏者の演奏特性に最適なベロシティ変換特性を自動的
にセレクトする(131)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押鍵時のベロシティー
を楽音を制御するデータとしての楽音制御用ベロシティ
ーに変換する電子楽器の変換特性決定装置に関する。
を楽音を制御するデータとしての楽音制御用ベロシティ
ーに変換する電子楽器の変換特性決定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器にあっては自然楽器と異
なり、演奏者の演奏能力を補填して該演奏能力以上に適
切な演奏を可能にする為の機構が設けられている。その
一例として、ガイド演奏モードと称される機能モードを
有するものが実用化されおり、該ガイド演奏モードにあ
っては、楽曲のコードパートやメロディーパートの演奏
鍵が各鍵に対応して設けられたLEDの点灯により表示
される。よって、該LEDの点灯に従って押鍵操作を行
うことにより、前記コードパートやメロディパートを容
易に演奏することができ、これにより当該演奏者の演奏
能力を補填して該演奏能力以上に正確な演奏が可能とな
るものである。
なり、演奏者の演奏能力を補填して該演奏能力以上に適
切な演奏を可能にする為の機構が設けられている。その
一例として、ガイド演奏モードと称される機能モードを
有するものが実用化されおり、該ガイド演奏モードにあ
っては、楽曲のコードパートやメロディーパートの演奏
鍵が各鍵に対応して設けられたLEDの点灯により表示
される。よって、該LEDの点灯に従って押鍵操作を行
うことにより、前記コードパートやメロディパートを容
易に演奏することができ、これにより当該演奏者の演奏
能力を補填して該演奏能力以上に正確な演奏が可能とな
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように電子楽器に
おいては、演奏者の演奏能力を補填して、当該演奏者の
演奏能力以上の演奏を可能にするところに自然楽器には
得られない特有の利点がある。しかし、前記ガイド演奏
モードにおいて演奏者の能力を補填し得るのは、音高及
び発音タイミングに関してのみであって、演奏された楽
曲の強弱についてまでも補填されるものではなく、楽曲
の強弱は押鍵時のベロシティーにより一義的に定まって
しまう。
おいては、演奏者の演奏能力を補填して、当該演奏者の
演奏能力以上の演奏を可能にするところに自然楽器には
得られない特有の利点がある。しかし、前記ガイド演奏
モードにおいて演奏者の能力を補填し得るのは、音高及
び発音タイミングに関してのみであって、演奏された楽
曲の強弱についてまでも補填されるものではなく、楽曲
の強弱は押鍵時のベロシティーにより一義的に定まって
しまう。
【0004】すなわち、従来の電子ピアノにあっては押
鍵時のベロシティーの値を単一の変換特性に従って変換
し、この変換した値により、音量の制御を行うことか
ら、押鍵時のベロシティーの値と発生楽音の強弱とは一
義的に決定されてしまう。よって、子供等の指の力が弱
い者が演奏を行った場合には、自然楽器を演奏した場合
と同様に、演奏された楽曲全体が弱いものとなってしま
い、演奏される楽曲を適切な強さに補填して表現させる
ことはできない。また、指の力が強く、あるいは押鍵を
全体的に強い力で行う者が演奏を行った場合も同様であ
って、自然楽器を演奏した場合と同様に、演奏された楽
曲全体が強いものとなってしまい、演奏される楽曲を適
切な弱さに補填して表現させることはできない。
鍵時のベロシティーの値を単一の変換特性に従って変換
し、この変換した値により、音量の制御を行うことか
ら、押鍵時のベロシティーの値と発生楽音の強弱とは一
義的に決定されてしまう。よって、子供等の指の力が弱
い者が演奏を行った場合には、自然楽器を演奏した場合
と同様に、演奏された楽曲全体が弱いものとなってしま
い、演奏される楽曲を適切な強さに補填して表現させる
ことはできない。また、指の力が強く、あるいは押鍵を
全体的に強い力で行う者が演奏を行った場合も同様であ
って、自然楽器を演奏した場合と同様に、演奏された楽
曲全体が強いものとなってしまい、演奏される楽曲を適
切な弱さに補填して表現させることはできない。
【0005】本発明の課題は、演奏者のベロシティーに
関する演奏能力を補填し、適切な強さをもって楽曲を演
奏することを可能にした電子楽器の変換特性決定装置を
提供することにある。
関する演奏能力を補填し、適切な強さをもって楽曲を演
奏することを可能にした電子楽器の変換特性決定装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にかかる電子楽器の変換特性決定装置あって
は、押鍵時のベロシティーを検出するベロシティー検出
手段と、該ベロシティー検出手段により検出される前記
押鍵時のベロシティーを、複数の変換特性のうち予め選
択されている変換特性に従って、楽音を制御するデータ
として使用される楽音制御用ベロシティーに変換する変
換手段と、該変換手段における前記複数の変換特性の中
から、前記押鍵ベロシティー検出手段により検出された
押鍵時のベロシティーに対応した変換特性をする選択手
段とを備えている。
に本発明にかかる電子楽器の変換特性決定装置あって
は、押鍵時のベロシティーを検出するベロシティー検出
手段と、該ベロシティー検出手段により検出される前記
押鍵時のベロシティーを、複数の変換特性のうち予め選
択されている変換特性に従って、楽音を制御するデータ
として使用される楽音制御用ベロシティーに変換する変
換手段と、該変換手段における前記複数の変換特性の中
から、前記押鍵ベロシティー検出手段により検出された
押鍵時のベロシティーに対応した変換特性をする選択手
段とを備えている。
【0007】また、前記選択手段は、前記ベロシティー
検出手段により検出された押鍵時のベロシティーの平均
値を演算する演算手段を有し、該演算手段の演算結果に
基づき、前記複数の変換特性の中から1つの変換特性を
選択することが好ましい。
検出手段により検出された押鍵時のベロシティーの平均
値を演算する演算手段を有し、該演算手段の演算結果に
基づき、前記複数の変換特性の中から1つの変換特性を
選択することが好ましい。
【0008】また、前記選択手段は、前記演算手段によ
り演算された押鍵時のベロシティー平均値と演奏すべき
楽曲の強弱とに基づいて前記複数の変換特性の中から1
つの変換特性を選択するように構成されている。
り演算された押鍵時のベロシティー平均値と演奏すべき
楽曲の強弱とに基づいて前記複数の変換特性の中から1
つの変換特性を選択するように構成されている。
【0009】
【作用】前記構成において、押鍵を行うと押鍵時のベロ
シティーはベロシティー検出手段により検出され、前記
変換手段は、該押鍵時のベロシティーを複数の変換特性
のうち予め選択されている変換特性に従って楽音制御用
ベロシティーに変換し、該楽音制御用ベロシティーに基
づいて楽音が制御される。ここで、前記変換手段におけ
る変換特性は、前記押鍵ベロシティー検出手段により検
出された押鍵ベロシティーに対応するものが、前記選択
手段により予め選択されている。
シティーはベロシティー検出手段により検出され、前記
変換手段は、該押鍵時のベロシティーを複数の変換特性
のうち予め選択されている変換特性に従って楽音制御用
ベロシティーに変換し、該楽音制御用ベロシティーに基
づいて楽音が制御される。ここで、前記変換手段におけ
る変換特性は、前記押鍵ベロシティー検出手段により検
出された押鍵ベロシティーに対応するものが、前記選択
手段により予め選択されている。
【0010】また、前記選択手段は、演算手段により押
鍵時のベロシティーの平均値を演算することにより、該
平均値から当該演奏者のベロシティーの個人差をより適
確に捕えることができ、該ベロシティーの個人差に応じ
た変換特性を選択し、押鍵時のベロシティーから演奏制
御用ベロシティーへの変換がなされる。
鍵時のベロシティーの平均値を演算することにより、該
平均値から当該演奏者のベロシティーの個人差をより適
確に捕えることができ、該ベロシティーの個人差に応じ
た変換特性を選択し、押鍵時のベロシティーから演奏制
御用ベロシティーへの変換がなされる。
【0011】また、前記押鍵時のベロシティーの平均値
と演奏すべき楽曲の強弱とによりいずれかの変換特性を
選択することにより、最終的に選択された変換特性は単
に演奏者のベロシティーに対して最適となるに止まら
ず、演奏される楽曲の強弱に合った変換特性を有するも
のとなる。
と演奏すべき楽曲の強弱とによりいずれかの変換特性を
選択することにより、最終的に選択された変換特性は単
に演奏者のベロシティーに対して最適となるに止まら
ず、演奏される楽曲の強弱に合った変換特性を有するも
のとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に従っ
て説明する。すなわち第1図は、本発明の一実施例にか
かる電子ピアノの全体的な回路構成を示すものであり、
CPU10はROM11に予め記憶されたプログラム等
や、RAM12に一時記憶されたデータ等に基づき、こ
の電子ピアノにおいて必要となる表示、発音等に必要な
処理等を実行する。
て説明する。すなわち第1図は、本発明の一実施例にか
かる電子ピアノの全体的な回路構成を示すものであり、
CPU10はROM11に予め記憶されたプログラム等
や、RAM12に一時記憶されたデータ等に基づき、こ
の電子ピアノにおいて必要となる表示、発音等に必要な
処理等を実行する。
【0013】前記ROM11の一部には、第2図に模式
的に示したベロシティー変換テーブル群13と第5図に
示したベロシティー変換テーブル選択用テーブル14と
が設けらている。前記ベロシティー変換テーブル群13
は、第1ベロシティー変換テーブル13−1〜第7ベロ
シティー変換テーブル13−7までの複数のテーブルで
構成されており、各ベロシティー変換テーブル13−1
〜13−7において、y軸には第3図に示したように、
この楽器使用者の実際の押鍵時のベロシティー(以下、
押鍵ベロシティーと称す。)の値が設定され、x軸には
楽音を制御するデータとして使用される楽音制御用ベロ
シティーの値が設定されている。
的に示したベロシティー変換テーブル群13と第5図に
示したベロシティー変換テーブル選択用テーブル14と
が設けらている。前記ベロシティー変換テーブル群13
は、第1ベロシティー変換テーブル13−1〜第7ベロ
シティー変換テーブル13−7までの複数のテーブルで
構成されており、各ベロシティー変換テーブル13−1
〜13−7において、y軸には第3図に示したように、
この楽器使用者の実際の押鍵時のベロシティー(以下、
押鍵ベロシティーと称す。)の値が設定され、x軸には
楽音を制御するデータとして使用される楽音制御用ベロ
シティーの値が設定されている。
【0014】前記y軸に設定された押鍵ベロシティーと
x軸に設定された楽音制御用ベロシティーとは、各々0
〜127までの値に対応しており、座標面上には前記押
鍵ベロシティーと楽音制御用ベロシティーとの対応関
係、つまり変換特性を決定する変換カーブ1〜7が各ベ
ロシティー変換テーブル13−1〜13−7に対応して
設定されている。前記ベロシティー変換テーブル群13
において、第4ベロシティー変換テーブル13−4に設
定されている変換カーブ4は、押鍵ベロシティーと楽音
制御用ベロシティーとが同一の関係となる変換特性であ
る。そして、この第4ベロシティー変換テーブル13−
4を中心に、第3ベロシティー変換テーブル13−3か
ら第1ベロシティー変換テーブル13−1までが、順次
押鍵ベロシティーに対して楽音制御用ベロシティーが小
となる指の強い人用であって、第5ベロシティー変換テ
ーブル13−5から第7ベロシティー変換テーブル13
−7までが、順次押鍵ベロシティーに対して楽音制御用
ベロシティーが大となる指の弱い人用である。
x軸に設定された楽音制御用ベロシティーとは、各々0
〜127までの値に対応しており、座標面上には前記押
鍵ベロシティーと楽音制御用ベロシティーとの対応関
係、つまり変換特性を決定する変換カーブ1〜7が各ベ
ロシティー変換テーブル13−1〜13−7に対応して
設定されている。前記ベロシティー変換テーブル群13
において、第4ベロシティー変換テーブル13−4に設
定されている変換カーブ4は、押鍵ベロシティーと楽音
制御用ベロシティーとが同一の関係となる変換特性であ
る。そして、この第4ベロシティー変換テーブル13−
4を中心に、第3ベロシティー変換テーブル13−3か
ら第1ベロシティー変換テーブル13−1までが、順次
押鍵ベロシティーに対して楽音制御用ベロシティーが小
となる指の強い人用であって、第5ベロシティー変換テ
ーブル13−5から第7ベロシティー変換テーブル13
−7までが、順次押鍵ベロシティーに対して楽音制御用
ベロシティーが大となる指の弱い人用である。
【0015】他方、ベロシティー変換テーブル選択用テ
ーブル14には、第5図に模式的に示したように、p
(ピアノ)、mf(メゾフォルテ)、f(フォルテ)の
楽曲強弱区分が設定されているとともに、各楽曲強弱区
分p,mf,f毎に、前記y軸に設定された押鍵ベロシ
ティー設定値である127を7区分に振り分けた押鍵ベ
ロシティーの平均値範囲「1〜30」〜「111〜12
7」が設定されている。さらに、7区分の押鍵ベロシテ
ィー平均値範囲に対応して、対応する変換カーブ1〜7
を有するベロシティー変換テーブル13−1〜13−7
が設定されている。
ーブル14には、第5図に模式的に示したように、p
(ピアノ)、mf(メゾフォルテ)、f(フォルテ)の
楽曲強弱区分が設定されているとともに、各楽曲強弱区
分p,mf,f毎に、前記y軸に設定された押鍵ベロシ
ティー設定値である127を7区分に振り分けた押鍵ベ
ロシティーの平均値範囲「1〜30」〜「111〜12
7」が設定されている。さらに、7区分の押鍵ベロシテ
ィー平均値範囲に対応して、対応する変換カーブ1〜7
を有するベロシティー変換テーブル13−1〜13−7
が設定されている。
【0016】ここで、前記楽曲強弱区分mfにおいて
は、押鍵ベロシティーの平均値範囲が、順次変換カーブ
1〜7の各ベロシティー変換テーブル13−1〜13−
7に対応するように設定されているのに対し、楽曲強弱
区分pにおいては変換カーブ7を有する第7ベロシティ
ー変換テーブル13−7を除外して、第6ベロシティー
変換テーブル13−6以上の変換テーブルが前記押鍵ベ
ロシティーの平均値に対応するように振り分け設定され
ている。また、楽曲強弱区分fにおいては、第1及び第
2ベロシティー変換テーブル13−1,13−2を除外
して、第3ベロシティー変換テーブル13−3以下の変
換テーブルが振り分け設定されている。
は、押鍵ベロシティーの平均値範囲が、順次変換カーブ
1〜7の各ベロシティー変換テーブル13−1〜13−
7に対応するように設定されているのに対し、楽曲強弱
区分pにおいては変換カーブ7を有する第7ベロシティ
ー変換テーブル13−7を除外して、第6ベロシティー
変換テーブル13−6以上の変換テーブルが前記押鍵ベ
ロシティーの平均値に対応するように振り分け設定され
ている。また、楽曲強弱区分fにおいては、第1及び第
2ベロシティー変換テーブル13−1,13−2を除外
して、第3ベロシティー変換テーブル13−3以下の変
換テーブルが振り分け設定されている。
【0017】他方、スイッチ部15には、図示しない鍵
盤に設けられた複数の鍵とともに、第5図に一部を示し
た楽器本体16に配設されたパワースイッチ17、ベロ
シティー変換テーブル選択スイッチ(以下、VCTSス
イッチと称す。)18、アップスイッチ19、ダウンス
イッチ20、及び前記楽曲強弱区分p,mf,fを指定
する為のpスイッチ21、mfスイッチ22、fスイッ
チ23が設けられている。そして、前記鍵を含むこれら
各スイッチの操作状態は、この電子ピアノにおいて必要
な特に図示していない他のスイッチの操作状態とともに
CPU10に与えられる。また、前記パワースイッチ1
7の上部にはLED1が配設されているとともに、VC
TSスイッチ18の上部にはLED2が配設され、これ
らLED1,2はCPU10により点灯制御される。
盤に設けられた複数の鍵とともに、第5図に一部を示し
た楽器本体16に配設されたパワースイッチ17、ベロ
シティー変換テーブル選択スイッチ(以下、VCTSス
イッチと称す。)18、アップスイッチ19、ダウンス
イッチ20、及び前記楽曲強弱区分p,mf,fを指定
する為のpスイッチ21、mfスイッチ22、fスイッ
チ23が設けられている。そして、前記鍵を含むこれら
各スイッチの操作状態は、この電子ピアノにおいて必要
な特に図示していない他のスイッチの操作状態とともに
CPU10に与えられる。また、前記パワースイッチ1
7の上部にはLED1が配設されているとともに、VC
TSスイッチ18の上部にはLED2が配設され、これ
らLED1,2はCPU10により点灯制御される。
【0018】表示部24は、第6図に示した初期画面を
表示し得るLCDであって、CPU10により表示制御
され、また、楽音信号発生部25は、前記CPU10が
行う発音に必要な処理に基づいて楽音波形信号を形成
し、該楽音波形信号は特に図示していない、増幅器、ス
ピーカ等よりなるサウンドシステム26を介して外部に
放音される。
表示し得るLCDであって、CPU10により表示制御
され、また、楽音信号発生部25は、前記CPU10が
行う発音に必要な処理に基づいて楽音波形信号を形成
し、該楽音波形信号は特に図示していない、増幅器、ス
ピーカ等よりなるサウンドシステム26を介して外部に
放音される。
【0019】次に、以上の構成にかかる本実施例の動作
について第8図に示したフローチャートに従って説明す
る。なお、フローチャートにおいては第7図に示したよ
うに、 R1:フラグFを記憶するレジスタ、 R2:p,mf,f各スイッチ21,22,23の操作
により指定されるp,mf,fのいずれかの楽曲強弱区
分PLAYを記憶するレジスタ、 R3:設定押鍵回数NOTEを記憶するレジスタ、 R4:押鍵ベロシティーの積算値VELOを記憶するレ
ジスタ、 R5:押鍵回数ONを記憶するレジスタ、が用いられ、
これらレジスタR1〜R5としては、ワーキングRAM
の一部が使用される。
について第8図に示したフローチャートに従って説明す
る。なお、フローチャートにおいては第7図に示したよ
うに、 R1:フラグFを記憶するレジスタ、 R2:p,mf,f各スイッチ21,22,23の操作
により指定されるp,mf,fのいずれかの楽曲強弱区
分PLAYを記憶するレジスタ、 R3:設定押鍵回数NOTEを記憶するレジスタ、 R4:押鍵ベロシティーの積算値VELOを記憶するレ
ジスタ、 R5:押鍵回数ONを記憶するレジスタ、が用いられ、
これらレジスタR1〜R5としては、ワーキングRAM
の一部が使用される。
【0020】すなわち、第8図に示したフローチャート
は、前記パワースイッチ16をオンにすることにより開
始され、まず、LED1が点灯される(ステップ10
1)。次に、イニシャライズ処理(ステップ102)に
より、下記のように各レジスタR1〜R5等の値がリセ
ット、あるいは初期値設定され、また、このイニシャラ
イズ処理において、前記ベロシティー変換テーブル13
−1〜13−7の中で、第4ベロシティー変換テーブル
13−4が選択される。
は、前記パワースイッチ16をオンにすることにより開
始され、まず、LED1が点灯される(ステップ10
1)。次に、イニシャライズ処理(ステップ102)に
より、下記のように各レジスタR1〜R5等の値がリセ
ット、あるいは初期値設定され、また、このイニシャラ
イズ処理において、前記ベロシティー変換テーブル13
−1〜13−7の中で、第4ベロシティー変換テーブル
13−4が選択される。
【0021】レジスタR1:フラグF←0 レジスタR2:PLAY←mf レジスタR3:NOTE←64(初期値) レジスタR4:VELO←0 レジスタR5:ON←0 引き続き、前記VCTSスイッチ18がオン操作された
か否かが判別され(ステップ103)、該VCTSスイ
ッチ18がオン操作されて、ステップ103の判別がY
ESとなると、LED2が点灯されるとともに(ステッ
プ104)フラグFがセットされる(ステップ10
5)。さらに、表示部24には第6図に示した初期画面
が表示され(ステップ106)、この初期画面におい
て、「PLAY=mf」は前記楽曲強弱区分mfが選択
されていることを意味し、「NOTE=64」は前記設
定押鍵回数NOTEの初期値としてい“64”が設定さ
れていることを意味している。
か否かが判別され(ステップ103)、該VCTSスイ
ッチ18がオン操作されて、ステップ103の判別がY
ESとなると、LED2が点灯されるとともに(ステッ
プ104)フラグFがセットされる(ステップ10
5)。さらに、表示部24には第6図に示した初期画面
が表示され(ステップ106)、この初期画面におい
て、「PLAY=mf」は前記楽曲強弱区分mfが選択
されていることを意味し、「NOTE=64」は前記設
定押鍵回数NOTEの初期値としてい“64”が設定さ
れていることを意味している。
【0022】次に、前記pスイッチ21が操作されたか
否かが判別され(ステップ107)、この判別がYES
であればレジスタR2に楽曲強弱区分PLAYとして
“p”が格納される(ステップ108)。また、ステッ
プ107の判別がNOであれば、前記mfスイッチ22
が操作されたか否かが判別され(ステップ109)、こ
の判別がYESであれば、レジスタR2に楽曲区分PL
AYとして“mf”が格納される(ステップ110)。
さらに、ステップ109の判別がNOであれば、前記f
スイッチ23が操作されたか否かが判別され(ステップ
111)、この判別がYESであればレジスタR2に楽
曲強弱区分として“f”が格納される(ステップ11
2)。よって、p,mf,fスイッチ21,22,23
のいずれかが操作された場合には、ステップ107〜1
12の判別処理により、操作されたスイッチに対応する
楽曲強弱区分p,mf,fが設定されるとともに、前記
スイッチ21,22,23のいずれも操作されなかった
場合には、ステップ102のイニシャライズ処理により
設定された楽曲強弱区分mfが設定されることとなる。
否かが判別され(ステップ107)、この判別がYES
であればレジスタR2に楽曲強弱区分PLAYとして
“p”が格納される(ステップ108)。また、ステッ
プ107の判別がNOであれば、前記mfスイッチ22
が操作されたか否かが判別され(ステップ109)、こ
の判別がYESであれば、レジスタR2に楽曲区分PL
AYとして“mf”が格納される(ステップ110)。
さらに、ステップ109の判別がNOであれば、前記f
スイッチ23が操作されたか否かが判別され(ステップ
111)、この判別がYESであればレジスタR2に楽
曲強弱区分として“f”が格納される(ステップ11
2)。よって、p,mf,fスイッチ21,22,23
のいずれかが操作された場合には、ステップ107〜1
12の判別処理により、操作されたスイッチに対応する
楽曲強弱区分p,mf,fが設定されるとともに、前記
スイッチ21,22,23のいずれも操作されなかった
場合には、ステップ102のイニシャライズ処理により
設定された楽曲強弱区分mfが設定されることとなる。
【0023】また、ステップ111の判別がNOであれ
ば、前記アップスイッチ19がオン操作されたか否かが
判別され(ステップ113)、この判別がYESであっ
てアップスイッチ19が1回オン操作されれる毎に、設
定押鍵回数NOTEの値が1ずつカウントアップされる
(ステップ114)。また、ステップ113の判別がN
Oであって、アップスイッチ19がオフ状態であれば、
さらにダウンスイッチ20がオン操作されたか否かが判
別される(ステップ115)。この判別がYESであれ
ば、設定押鍵回数NOTEの値が1以下となったか否か
が判別され(ステップ116)、この判別がNOであっ
て設定押鍵回数NOTEの値が1以下となっていなけれ
ば、前記ダウンスイッチ20が1回オン操作される毎に
設定押鍵回数NOTEの値が1ずつカントダウンされる
(ステップ117)。
ば、前記アップスイッチ19がオン操作されたか否かが
判別され(ステップ113)、この判別がYESであっ
てアップスイッチ19が1回オン操作されれる毎に、設
定押鍵回数NOTEの値が1ずつカウントアップされる
(ステップ114)。また、ステップ113の判別がN
Oであって、アップスイッチ19がオフ状態であれば、
さらにダウンスイッチ20がオン操作されたか否かが判
別される(ステップ115)。この判別がYESであれ
ば、設定押鍵回数NOTEの値が1以下となったか否か
が判別され(ステップ116)、この判別がNOであっ
て設定押鍵回数NOTEの値が1以下となっていなけれ
ば、前記ダウンスイッチ20が1回オン操作される毎に
設定押鍵回数NOTEの値が1ずつカントダウンされる
(ステップ117)。
【0024】よって、ステップ113から117までの
判別処理により、設定押鍵回数NOTEの値は初期値
“64”から適宜変更されて1以上の値として設定さ
れ、この設定されたNOTEの値と楽曲強弱区分PLA
Yとは、ステップ118の表示切換にて、前記表示部2
4の「PLAY=」「NOTE=」として表示される。
また、ステップ107〜118のループにおいて、ステ
ップ115の判別がNOとなり、あるいはステップ11
6の判別がYESとなると、VCTSスイッチ18が再
度オン操作されたか否かが判別される(ステップ11
9)。この判別がYESとなり、VDSスイッチ18が
再度操作されると、ステップ107に戻ることなく、ス
テップ120に進んでLED2を消灯させ、楽曲強弱区
分PLAY及び設定押鍵回数NOTEの設定及びその表
示に関する処理を終了する。
判別処理により、設定押鍵回数NOTEの値は初期値
“64”から適宜変更されて1以上の値として設定さ
れ、この設定されたNOTEの値と楽曲強弱区分PLA
Yとは、ステップ118の表示切換にて、前記表示部2
4の「PLAY=」「NOTE=」として表示される。
また、ステップ107〜118のループにおいて、ステ
ップ115の判別がNOとなり、あるいはステップ11
6の判別がYESとなると、VCTSスイッチ18が再
度オン操作されたか否かが判別される(ステップ11
9)。この判別がYESとなり、VDSスイッチ18が
再度操作されると、ステップ107に戻ることなく、ス
テップ120に進んでLED2を消灯させ、楽曲強弱区
分PLAY及び設定押鍵回数NOTEの設定及びその表
示に関する処理を終了する。
【0025】したがって、以上に述べたステップ107
〜120までの判別処理によって理解し得るように、V
CTSスイッチ18をオン操作した後、p,mf,fス
イッチ21,22,23を操作しあるいは操作すること
なく、アップスイッチ19若しくはダウンスイッチ19
を任意の回数操作し、しかる後に再度VCTSスイッチ
18をオン操作すれば、楽曲強弱区分p,mf,fのい
ずれかが設定されるとともに、前記設定押鍵回数NOT
Eが64を中心に適宜変化して、1以上の任意の値をも
って設定されるのである。
〜120までの判別処理によって理解し得るように、V
CTSスイッチ18をオン操作した後、p,mf,fス
イッチ21,22,23を操作しあるいは操作すること
なく、アップスイッチ19若しくはダウンスイッチ19
を任意の回数操作し、しかる後に再度VCTSスイッチ
18をオン操作すれば、楽曲強弱区分p,mf,fのい
ずれかが設定されるとともに、前記設定押鍵回数NOT
Eが64を中心に適宜変化して、1以上の任意の値をも
って設定されるのである。
【0026】そして、ステップ120に続くステップ1
21の判別がNOであって、パワースイッチ17がオン
状態に維持されていれば、ステップ103に戻って前述
した判別処理が再度実行される。このとき、VCTSス
イッチ18が非操作状態であれば、ステップ103の判
別がNOとなって、該ステップ103からステップ12
4に進む。該ステップ124では、押鍵が有ったか否か
が判別され、この判別がNOであって押鍵がなければ、
このフローチャートに示される以外の必要な他の処理が
実行された後(ステップ133)、前述したステップ1
21の判別がなされる。
21の判別がNOであって、パワースイッチ17がオン
状態に維持されていれば、ステップ103に戻って前述
した判別処理が再度実行される。このとき、VCTSス
イッチ18が非操作状態であれば、ステップ103の判
別がNOとなって、該ステップ103からステップ12
4に進む。該ステップ124では、押鍵が有ったか否か
が判別され、この判別がNOであって押鍵がなければ、
このフローチャートに示される以外の必要な他の処理が
実行された後(ステップ133)、前述したステップ1
21の判別がなされる。
【0027】また、ステップ124の判別がYESであ
って、押鍵があった場合には、発音処理が実行され(ス
テップ125)、この発音処理は、現在選択されている
いずれかのベロシティー変換テーブル13−1〜13−
7に設定されている変換カーブ1〜7に基づいて変換さ
れたベロシティーの値に基づいて、音量が決定される。
すなわち、この発音処理に際して、仮に第3図に示した
変換カーブ2を有する第2ベロシティー変換テーブル1
3−2が選択された状態にあったとすると、先ず、楽器
使用者により押鍵された際の実際の押鍵時のベロシティ
ーである押鍵ベロシティーにより、前記第2ベロシティ
ー変換テーブル13−2のy軸に設定された押鍵ベロシ
ティーの値Vyが特定される。しかる後に、このy軸に
おいて特定された押鍵ベロシティーの値Vyに対応する
アドレスから、変換カーブ2によってx軸に設定された
楽音制御用ベロシティーVxに対応するデータを読み出
し、該読み出した楽音制御用ベロシティーVxに対応す
るデータによってステップ125の発音処理における音
量が決定される。よって、サウンドシステム26から
は、現在選択されている第2ベロシティー変換テーブル
13−2によって変換された楽音制御用ベロシティーの
値Vxに応じた音量の楽音が発生する。
って、押鍵があった場合には、発音処理が実行され(ス
テップ125)、この発音処理は、現在選択されている
いずれかのベロシティー変換テーブル13−1〜13−
7に設定されている変換カーブ1〜7に基づいて変換さ
れたベロシティーの値に基づいて、音量が決定される。
すなわち、この発音処理に際して、仮に第3図に示した
変換カーブ2を有する第2ベロシティー変換テーブル1
3−2が選択された状態にあったとすると、先ず、楽器
使用者により押鍵された際の実際の押鍵時のベロシティ
ーである押鍵ベロシティーにより、前記第2ベロシティ
ー変換テーブル13−2のy軸に設定された押鍵ベロシ
ティーの値Vyが特定される。しかる後に、このy軸に
おいて特定された押鍵ベロシティーの値Vyに対応する
アドレスから、変換カーブ2によってx軸に設定された
楽音制御用ベロシティーVxに対応するデータを読み出
し、該読み出した楽音制御用ベロシティーVxに対応す
るデータによってステップ125の発音処理における音
量が決定される。よって、サウンドシステム26から
は、現在選択されている第2ベロシティー変換テーブル
13−2によって変換された楽音制御用ベロシティーの
値Vxに応じた音量の楽音が発生する。
【0028】そして、ステップ125に続くステップ1
26においては、フラグFがセット状態にあるか否かが
判別され、前述したステップ104以降の判別処理がな
されると、フラグFはセット状態に維持されていること
から、ステップ126の判別はYESとなって、ステッ
プ127に進む。該ステップ127においては、レジス
タR2に記憶されている従前までのベロシティーの積算
値VELOに今回の押鍵のベロシティーの値が積算され
て格納される。次に、実際の押鍵回数ONを記憶するレ
ジスタR1の値がカウントアップされ(ステップ12
8)、さらに、レジスタR1に記憶されている実際の押
鍵回数ONが前記レジスタR5に記憶されている設定押
鍵回数NOTE以上となったか否かが判別される(ステ
ップ129)。この判別がNOであって、実際の押鍵回
数ONが設定押鍵回数NOTE未満であれば、前述した
ステップ133の処理、及びステップ121の判別がな
された後、ステップ103からの判別処理が繰り返され
る。
26においては、フラグFがセット状態にあるか否かが
判別され、前述したステップ104以降の判別処理がな
されると、フラグFはセット状態に維持されていること
から、ステップ126の判別はYESとなって、ステッ
プ127に進む。該ステップ127においては、レジス
タR2に記憶されている従前までのベロシティーの積算
値VELOに今回の押鍵のベロシティーの値が積算され
て格納される。次に、実際の押鍵回数ONを記憶するレ
ジスタR1の値がカウントアップされ(ステップ12
8)、さらに、レジスタR1に記憶されている実際の押
鍵回数ONが前記レジスタR5に記憶されている設定押
鍵回数NOTE以上となったか否かが判別される(ステ
ップ129)。この判別がNOであって、実際の押鍵回
数ONが設定押鍵回数NOTE未満であれば、前述した
ステップ133の処理、及びステップ121の判別がな
された後、ステップ103からの判別処理が繰り返され
る。
【0029】そして、実際の押鍵回数ONが設定押鍵回
数NOTE以上となることにより、ステップ129の判
別がYESとなると、前記レジスタR2に記憶されてい
るベロシティーの積算値VELOを設定押鍵回数NOT
Eで除す演算が実行され(ステップ130)、これによ
り当該楽器使用者の1回押鍵当たりのベロシティーの平
均値が演算結果として得られる。そこで、次のステップ
131では、前記演算結果と楽曲強弱区分PLAYとに
基づいてベロシティー変換テーブル13−1〜13−7
が選択される。
数NOTE以上となることにより、ステップ129の判
別がYESとなると、前記レジスタR2に記憶されてい
るベロシティーの積算値VELOを設定押鍵回数NOT
Eで除す演算が実行され(ステップ130)、これによ
り当該楽器使用者の1回押鍵当たりのベロシティーの平
均値が演算結果として得られる。そこで、次のステップ
131では、前記演算結果と楽曲強弱区分PLAYとに
基づいてベロシティー変換テーブル13−1〜13−7
が選択される。
【0030】このステップ131の処理について具体例
をもって詳述すると、前記ステップ130の演算結果が
“95”であったとするならば、第4図に示したベロシ
ティー変換テーブル選択用テーブル14において、前記
演算結果は押鍵ベロシティー平均値範囲の「91〜10
0」に属する値である。このとき、前記p,mf,f各
スイッチ21,22,23のいずれもオン操作されなか
ったとすると、前述したイニシャライズ処理により楽曲
強弱区分mfが設定されていることから、該楽曲強弱区
分mfにおける押鍵ベロシティー平均値範囲「91〜1
00」に対応する、第3ベロシティー変換テーブル13
−3が選択される。
をもって詳述すると、前記ステップ130の演算結果が
“95”であったとするならば、第4図に示したベロシ
ティー変換テーブル選択用テーブル14において、前記
演算結果は押鍵ベロシティー平均値範囲の「91〜10
0」に属する値である。このとき、前記p,mf,f各
スイッチ21,22,23のいずれもオン操作されなか
ったとすると、前述したイニシャライズ処理により楽曲
強弱区分mfが設定されていることから、該楽曲強弱区
分mfにおける押鍵ベロシティー平均値範囲「91〜1
00」に対応する、第3ベロシティー変換テーブル13
−3が選択される。
【0031】すなわち、楽曲強弱区分p,mf,fを自
ら選択することなく、設定押鍵数NOTEのみの設定を
行って、演奏を開始した場合には、第1〜第7ベロシテ
ィー変換テーブル13−1〜13−7の中から、押鍵ベ
ロシティーの平均値に応じて、最も適切な変換特性を有
する変換テーブル13−1〜13−7のいずれかが選択
される。よって、子供のように指の力が弱く押鍵ベロシ
ティーの平均値が例えば「1〜30」の範囲であれば、
第7ベロシティー変換テーブル13−7が選択されて、
変換カーブ7によって変換がなされることにより、低い
押鍵ベロシティーであっても高い楽音制御用ベロシティ
ーが出力される。また、逆に相対的に強い演奏を行って
しまう者のように、押鍵ベロシティーの平均値が例えば
「111〜127」の範囲であれば、第1ベロシティー
変換テーブル13−1が選択されて、変換カーブ1によ
って変換がなされることにより、高い押鍵ベロシティー
であっても低い楽音制御用ベロシティーが出力される。
ら選択することなく、設定押鍵数NOTEのみの設定を
行って、演奏を開始した場合には、第1〜第7ベロシテ
ィー変換テーブル13−1〜13−7の中から、押鍵ベ
ロシティーの平均値に応じて、最も適切な変換特性を有
する変換テーブル13−1〜13−7のいずれかが選択
される。よって、子供のように指の力が弱く押鍵ベロシ
ティーの平均値が例えば「1〜30」の範囲であれば、
第7ベロシティー変換テーブル13−7が選択されて、
変換カーブ7によって変換がなされることにより、低い
押鍵ベロシティーであっても高い楽音制御用ベロシティ
ーが出力される。また、逆に相対的に強い演奏を行って
しまう者のように、押鍵ベロシティーの平均値が例えば
「111〜127」の範囲であれば、第1ベロシティー
変換テーブル13−1が選択されて、変換カーブ1によ
って変換がなされることにより、高い押鍵ベロシティー
であっても低い楽音制御用ベロシティーが出力される。
【0032】よって、前記変換により押鍵ベロシティー
の個人差が是正されて、演奏者のベロシティーに関する
能力は補填され、このように選択されたベロシティー変
換テーブル13−1〜13−7によって、前記ステップ
125おいて発音処理がなされることにより、適切な強
弱をもって演奏を行うことが可能となる。
の個人差が是正されて、演奏者のベロシティーに関する
能力は補填され、このように選択されたベロシティー変
換テーブル13−1〜13−7によって、前記ステップ
125おいて発音処理がなされることにより、適切な強
弱をもって演奏を行うことが可能となる。
【0033】しかも、前記押鍵ベロシティーの平均値を
演算することから(ステップ130)、該平均値から当
該演奏者のベロシティーの個人差をより適確に捕えて、
該ベロシティーの個人差に応じた変換特性のベロシティ
ー変換テーブル13−〜13−7を選択することが可能
となり、これによりベロシティーの個人差を是正した、
より適切な強弱表現が可能となる。
演算することから(ステップ130)、該平均値から当
該演奏者のベロシティーの個人差をより適確に捕えて、
該ベロシティーの個人差に応じた変換特性のベロシティ
ー変換テーブル13−〜13−7を選択することが可能
となり、これによりベロシティーの個人差を是正した、
より適切な強弱表現が可能となる。
【0034】一方、前記pスイッチ21がオン操作され
て楽曲強弱区分pが設定された状態にあったとすると、
例え前記ステップ130の演算結果が前述と同様に押鍵
ベロシティー平均値範囲の「91〜100」に属する
“95”であったとしても、第4図に示したベロシティ
ー変換テーブル選択用テーブル14において、第2ベロ
シティー変換テーブル13−2が選択され、変換カーブ
2により押鍵ベロシティーから楽音制御用ベロシティー
への変換がなされる。
て楽曲強弱区分pが設定された状態にあったとすると、
例え前記ステップ130の演算結果が前述と同様に押鍵
ベロシティー平均値範囲の「91〜100」に属する
“95”であったとしても、第4図に示したベロシティ
ー変換テーブル選択用テーブル14において、第2ベロ
シティー変換テーブル13−2が選択され、変換カーブ
2により押鍵ベロシティーから楽音制御用ベロシティー
への変換がなされる。
【0035】これに対し、前記fスイッチ23がオン操
作されて楽曲強弱区分fが設定された状態にあったとす
ると、例え前記ステップ130の演算結果が押鍵ベロシ
ティー平均値範囲の「91〜100」に属する“95”
であったとしても、第4図に示したベロシティー変換テ
ーブル選択用テーブル14において、第5ベロシティー
変換テーブル13−5が選択され、変換カーブ5により
押鍵ベロシティーから楽音制御用ベロシティーへの変換
がなされる。
作されて楽曲強弱区分fが設定された状態にあったとす
ると、例え前記ステップ130の演算結果が押鍵ベロシ
ティー平均値範囲の「91〜100」に属する“95”
であったとしても、第4図に示したベロシティー変換テ
ーブル選択用テーブル14において、第5ベロシティー
変換テーブル13−5が選択され、変換カーブ5により
押鍵ベロシティーから楽音制御用ベロシティーへの変換
がなされる。
【0036】つまり、このように押鍵ベロシティーの平
均値が“95”であっても、楽曲強弱区分mfが設定さ
れている場合には、第3ベロシティー変換テーブル13
−3が選択されるのに対し、楽曲強弱区分pが設定され
ている場合には、第2ベロシティー変換テーブル13−
2が選択され、また、楽曲強弱区分fが設定されている
場合には、第5ベロシティー変換テーブル13−5が選
択される。そして、第2ベロシティー変換テーブル13
−2が選択された場合には、第3ベロシティー変換テー
ブル13−3が選択された場合より、入力される押鍵ベ
ロシティーに対して出力される楽音制御用ベロシティー
が小となる特性であり、また、第5ベロシティー変換テ
ーブル13−5が選択された場合には、第3ベロシティ
ー変換テーブル13−3が選択された場合より、入力さ
れる押鍵ベロシティーに対して出力される楽音制御用ベ
ロシティーが大となる特性である。
均値が“95”であっても、楽曲強弱区分mfが設定さ
れている場合には、第3ベロシティー変換テーブル13
−3が選択されるのに対し、楽曲強弱区分pが設定され
ている場合には、第2ベロシティー変換テーブル13−
2が選択され、また、楽曲強弱区分fが設定されている
場合には、第5ベロシティー変換テーブル13−5が選
択される。そして、第2ベロシティー変換テーブル13
−2が選択された場合には、第3ベロシティー変換テー
ブル13−3が選択された場合より、入力される押鍵ベ
ロシティーに対して出力される楽音制御用ベロシティー
が小となる特性であり、また、第5ベロシティー変換テ
ーブル13−5が選択された場合には、第3ベロシティ
ー変換テーブル13−3が選択された場合より、入力さ
れる押鍵ベロシティーに対して出力される楽音制御用ベ
ロシティーが大となる特性である。
【0037】したがって、押鍵ベロシティーの平均値が
“95”である演奏者が演奏を行った場合において、演
奏する楽曲に合わせて楽曲強弱区分pを予め選択してお
けば、演奏される楽曲全体が弱く表現することができ、
楽曲強弱区分fを設定しておけば、演奏される楽曲全体
を強く表現することができる。よって、演奏者が曲想を
考慮することなく常に一定のベロシティーで演奏を行っ
ても、楽曲の強弱区分p,mf,fに応じた楽音制御用
ベロシティーが得られ、該楽音制御用ベロシティーによ
り楽曲に合った強弱表現に行うことが可能となる。
“95”である演奏者が演奏を行った場合において、演
奏する楽曲に合わせて楽曲強弱区分pを予め選択してお
けば、演奏される楽曲全体が弱く表現することができ、
楽曲強弱区分fを設定しておけば、演奏される楽曲全体
を強く表現することができる。よって、演奏者が曲想を
考慮することなく常に一定のベロシティーで演奏を行っ
ても、楽曲の強弱区分p,mf,fに応じた楽音制御用
ベロシティーが得られ、該楽音制御用ベロシティーによ
り楽曲に合った強弱表現に行うことが可能となる。
【0038】そして、ステップ131に続くステップ1
32では、フラグFがリセットされ、次に前記パワース
イッチ16がオフ操作されたか否かが判別され(ステッ
プ121)、この判別がYESであってパワースイッチ
16がオフ操作されれば、イニシャライズ処理が行われ
た後(ステップ122)、パワースイッチ16の上部に
設けられいるLED1を消灯させて(ステップ12
3)、このフローを抜けるのである。
32では、フラグFがリセットされ、次に前記パワース
イッチ16がオフ操作されたか否かが判別され(ステッ
プ121)、この判別がYESであってパワースイッチ
16がオフ操作されれば、イニシャライズ処理が行われ
た後(ステップ122)、パワースイッチ16の上部に
設けられいるLED1を消灯させて(ステップ12
3)、このフローを抜けるのである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ベロシテ
ィーを変換する際の変換特性として、複数の変換特性の
中から、押鍵時のベロシティーの値に対応する最も適切
な変換特性を選択するようにしたことから、選択された
変換特性を用いて押鍵時のベロシティーを楽音制御用ベ
ロシティーに変換することにより、電子楽器においてベ
ロシティーに関する演奏者の能力を適切に補填して、楽
音を発生させることが可能となる。
ィーを変換する際の変換特性として、複数の変換特性の
中から、押鍵時のベロシティーの値に対応する最も適切
な変換特性を選択するようにしたことから、選択された
変換特性を用いて押鍵時のベロシティーを楽音制御用ベ
ロシティーに変換することにより、電子楽器においてベ
ロシティーに関する演奏者の能力を適切に補填して、楽
音を発生させることが可能となる。
【0040】また、押鍵時のベロシティーの平均値を演
算し、その演算結果に基づき変換特性を選択するように
しことから、前記平均値から当該演奏者のベロシティー
の個人差をより適確に捕えることができる。これによ
り、該ベロシティーの個人差に応じた変換特性を選択す
ることが可能となり、その結果、押鍵時のベロシティー
の個人差を是正して、より適切な強弱表現が可能とな
る。
算し、その演算結果に基づき変換特性を選択するように
しことから、前記平均値から当該演奏者のベロシティー
の個人差をより適確に捕えることができる。これによ
り、該ベロシティーの個人差に応じた変換特性を選択す
ることが可能となり、その結果、押鍵時のベロシティー
の個人差を是正して、より適切な強弱表現が可能とな
る。
【0041】また、前記選択を、前記押鍵時のベロシテ
ィーの平均値と演奏すべき楽曲の強弱とにより選択する
ようにしたことから、ベロシティーに関する演奏者の能
力を補填しつつ、楽曲に合った強弱表現にて演奏を行う
ことが可能となる。
ィーの平均値と演奏すべき楽曲の強弱とにより選択する
ようにしたことから、ベロシティーに関する演奏者の能
力を補填しつつ、楽曲に合った強弱表現にて演奏を行う
ことが可能となる。
【図1】本発明の全体的な回路構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】同実施例のベロシティー変換テーブル群の模式
図である。
図である。
【図3】同実施例のベロシティー変換テーブルの説明図
である。
である。
【図4】同実施例のベロシティー変換テーブル選択用テ
ーブルを示す模式図である。
ーブルを示す模式図である。
【図5】同実施例のスイッチ部の要部平面図である。
【図6】同実施例の表示部に表示された初期画面の平面
図である。
図である。
【図7】同実施例に用いられるレジスタの概念図であ
る。
る。
【図8】同実施例のフローチャートである。
10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 ベロシティー変換テーブル群 13−1〜13−7 ベロシティー変換テーブル 14 ベロシティー変換テーブル選択用テーブル 15 スイッチ部 18 VCTSスイッチ 19 アップスイッチ 20 ダウンスイッチ 21 pスイッチ 22 mfスイッチ 23 fスイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月6日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 演奏装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、演奏時のベロシティを
出力することのできる演奏装置に関する。
出力することのできる演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、演奏者が複数のベロシティ変
換特性の中から任意に1つを選択することのできる電子
楽器が考えられている(特開昭55−22750号)。
換特性の中から任意に1つを選択することのできる電子
楽器が考えられている(特開昭55−22750号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような電子楽器に
おいては、演奏者は、自分に適したベロシティ変換特性
を選択することにより、好ましい演奏を行うことができ
る。
おいては、演奏者は、自分に適したベロシティ変換特性
を選択することにより、好ましい演奏を行うことができ
る。
【0004】しかしながら、自分の演奏特性を自己評価
し、どのベロシティ変換特性が自分に適しているのかを
選定することは演奏者にとって極めて困難である。
し、どのベロシティ変換特性が自分に適しているのかを
選定することは演奏者にとって極めて困難である。
【0005】本発明の課題は、極めて簡単に演奏者に最
適なベロシティ変換特性を選定することのできる演奏装
置を実現することである。
適なベロシティ変換特性を選定することのできる演奏装
置を実現することである。
【0006】
【発明の要点】上記課題を解決するため、本発明は、演
奏者の演奏特性をマシンが評価し、この評価結果に基づ
いて、演奏者に最適なベロシティ変換特性を自動的に選
択するようにしたことを要点としている。
奏者の演奏特性をマシンが評価し、この評価結果に基づ
いて、演奏者に最適なベロシティ変換特性を自動的に選
択するようにしたことを要点としている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に従っ
て説明する。すなわち図1は、本発明の一実施例にかか
る電子ピアノの全体的な回路構成を示すものであり、C
PU10はROM11に予め記憶されたプログラム等
や、RAM12に一時記憶されたデータ等に基づき、こ
の電子ピアノにおいて必要となる表示、発音等に必要な
処理等を実行する。
て説明する。すなわち図1は、本発明の一実施例にかか
る電子ピアノの全体的な回路構成を示すものであり、C
PU10はROM11に予め記憶されたプログラム等
や、RAM12に一時記憶されたデータ等に基づき、こ
の電子ピアノにおいて必要となる表示、発音等に必要な
処理等を実行する。
【0008】前記ROM11の一部には、図2に模式的
に示したベロシティー変換テーブル群13と図5に示し
たベロシティー変換テーブル選択用テーブル14とが設
けらている。前記ベロシティー変換テーブル群13は、
第1ベロシティー変換テーブル13−1〜第7ベロシテ
ィー変換テーブル13−7までの複数のテーブルで構成
されており、各ベロシティー変換テーブル13−1〜1
3−7において、y軸には図3に示したように、この楽
器使用者の実際の押鍵時のベロシティー(以下、押鍵ベ
ロシティーと称す。)の値が設定され、x軸には楽音を
制御するデータとして使用される楽音制御用ベロシティ
ーの値が設定されている。
に示したベロシティー変換テーブル群13と図5に示し
たベロシティー変換テーブル選択用テーブル14とが設
けらている。前記ベロシティー変換テーブル群13は、
第1ベロシティー変換テーブル13−1〜第7ベロシテ
ィー変換テーブル13−7までの複数のテーブルで構成
されており、各ベロシティー変換テーブル13−1〜1
3−7において、y軸には図3に示したように、この楽
器使用者の実際の押鍵時のベロシティー(以下、押鍵ベ
ロシティーと称す。)の値が設定され、x軸には楽音を
制御するデータとして使用される楽音制御用ベロシティ
ーの値が設定されている。
【0009】前記y軸に設定された押鍵ベロシティーと
x軸に設定された楽音制御用ベロシティーとは、各々0
〜127までの値に対応しており、座標面上には前記押
鍵ベロシティーと楽音制御用ベロシティーとの対応関
係、つまり変換特性を決定する変換カーブ1〜7が各ベ
ロシティー変換テーブル13−1〜13−7に対応して
設定されている。前記ベロシティー変換テーブル群13
において、第4ベロシティー変換テーブル13−4に設
定されている変換カーブ4は、押鍵ベロシティーと楽音
制御用ベロシティーとが同一の関係となる変換特性であ
る。そして、この第4ベロシティー変換テーブル13−
4を中心に、第3ベロシティー変換テーブル13−3か
ら第1ベロシティー変換テーブル13−1までが、順次
押鍵ベロシティーに対して楽音制御用ベロシティーが小
となる指の強い人用であって、第5ベロシティー変換テ
ーブル13−5から第7ベロシティー変換テーブル13
−7までが、順次押鍵ベロシティーに対して楽音制御用
ベロシティーが大となる指の弱い人用である。
x軸に設定された楽音制御用ベロシティーとは、各々0
〜127までの値に対応しており、座標面上には前記押
鍵ベロシティーと楽音制御用ベロシティーとの対応関
係、つまり変換特性を決定する変換カーブ1〜7が各ベ
ロシティー変換テーブル13−1〜13−7に対応して
設定されている。前記ベロシティー変換テーブル群13
において、第4ベロシティー変換テーブル13−4に設
定されている変換カーブ4は、押鍵ベロシティーと楽音
制御用ベロシティーとが同一の関係となる変換特性であ
る。そして、この第4ベロシティー変換テーブル13−
4を中心に、第3ベロシティー変換テーブル13−3か
ら第1ベロシティー変換テーブル13−1までが、順次
押鍵ベロシティーに対して楽音制御用ベロシティーが小
となる指の強い人用であって、第5ベロシティー変換テ
ーブル13−5から第7ベロシティー変換テーブル13
−7までが、順次押鍵ベロシティーに対して楽音制御用
ベロシティーが大となる指の弱い人用である。
【0010】他方、ベロシティー変換テーブル選択用テ
ーブル14には、図5に模式的に示したように、p(ピ
アノ)、mf(メゾフォルテ)、f(フォルテ)の楽曲
強弱区分が設定されているとともに、各楽曲強弱区分
p,mf,f毎に、前記y軸に設定された押鍵ベロシテ
ィー設定値である127を7区分に振り分けた押鍵ベロ
シティーの平均値範囲「1〜30」〜「111〜12
7」が設定されている。さらに、7区分の押鍵ベロシテ
ィー平均値範囲に対応して、対応する変換カーブ1〜7
を有するベロシティー変換テーブル13−1〜13−7
が設定されている。
ーブル14には、図5に模式的に示したように、p(ピ
アノ)、mf(メゾフォルテ)、f(フォルテ)の楽曲
強弱区分が設定されているとともに、各楽曲強弱区分
p,mf,f毎に、前記y軸に設定された押鍵ベロシテ
ィー設定値である127を7区分に振り分けた押鍵ベロ
シティーの平均値範囲「1〜30」〜「111〜12
7」が設定されている。さらに、7区分の押鍵ベロシテ
ィー平均値範囲に対応して、対応する変換カーブ1〜7
を有するベロシティー変換テーブル13−1〜13−7
が設定されている。
【0011】ここで、前記楽曲強弱区分mfにおいて
は、押鍵ベロシティーの平均値範囲が、順次変換カーブ
1〜7の各ベロシティー変換テーブル13−1〜13−
7に対応するように設定されているのに対し、楽曲強弱
区分pにおいては変換カーブ7を有する第7ベロシティ
ー変換テーブル13−7を除外して、第6ベロシティー
変換テーブル13−6以上の変換テーブルが前記押鍵ベ
ロシティーの平均値に対応するように振り分け設定され
ている。また、楽曲強弱区分fにおいては、第1及び第
2ベロシティー変換テーブル13−1,13−2を除外
して、第3ベロシティー変換テーブル13−3以下の変
換テーブルが振り分け設定されている。
は、押鍵ベロシティーの平均値範囲が、順次変換カーブ
1〜7の各ベロシティー変換テーブル13−1〜13−
7に対応するように設定されているのに対し、楽曲強弱
区分pにおいては変換カーブ7を有する第7ベロシティ
ー変換テーブル13−7を除外して、第6ベロシティー
変換テーブル13−6以上の変換テーブルが前記押鍵ベ
ロシティーの平均値に対応するように振り分け設定され
ている。また、楽曲強弱区分fにおいては、第1及び第
2ベロシティー変換テーブル13−1,13−2を除外
して、第3ベロシティー変換テーブル13−3以下の変
換テーブルが振り分け設定されている。
【0012】他方、スイッチ部15には、図示しない鍵
盤に設けられた複数の鍵とともに、図5に一部を示した
楽器本体16に配設されたパワースイッチ17、ベロシ
ティー変換テーブル選択スイッチ(以下、VCTSスイ
ッチと称す。)18、アップスイッチ19、ダウンスイ
ッチ20、及び前記楽曲強弱区分p,mf,fを指定す
る為のpスイッチ21、mfスイッチ22、fスイッチ
23が設けられている。そして、前記鍵を含むこれら各
スイッチの操作状態は、この電子ピアノにおいて必要な
特に図示していない他のスイッチの操作状態とともにC
PU10に与えられる。また、前記パワースイッチ17
の上部にはLED1が配設されているとともに、VCT
Sスイッチ18の上部にはLED2が配設され、これら
LED1,2はCPU10により点灯制御される。
盤に設けられた複数の鍵とともに、図5に一部を示した
楽器本体16に配設されたパワースイッチ17、ベロシ
ティー変換テーブル選択スイッチ(以下、VCTSスイ
ッチと称す。)18、アップスイッチ19、ダウンスイ
ッチ20、及び前記楽曲強弱区分p,mf,fを指定す
る為のpスイッチ21、mfスイッチ22、fスイッチ
23が設けられている。そして、前記鍵を含むこれら各
スイッチの操作状態は、この電子ピアノにおいて必要な
特に図示していない他のスイッチの操作状態とともにC
PU10に与えられる。また、前記パワースイッチ17
の上部にはLED1が配設されているとともに、VCT
Sスイッチ18の上部にはLED2が配設され、これら
LED1,2はCPU10により点灯制御される。
【0013】表示部24は、図6に示した初期画面を表
示し得るLCDであって、CPU10により表示制御さ
れ、また、楽音信号発生部25は、前記CPU10が行
う発音に必要な処理に基づいて楽音波形信号を形成し、
該楽音波形信号は特に図示していない、増幅器、スピー
カ等よりなるサウンドシステム26を介して外部に放音
される。
示し得るLCDであって、CPU10により表示制御さ
れ、また、楽音信号発生部25は、前記CPU10が行
う発音に必要な処理に基づいて楽音波形信号を形成し、
該楽音波形信号は特に図示していない、増幅器、スピー
カ等よりなるサウンドシステム26を介して外部に放音
される。
【0014】次に、以上の構成にかかる本実施例の動作
について図8に示したフローチャートに従って説明す
る。なお、フローチャートにおいては図7に示したよう
に、 R1:フラグFを記憶するレジスタ、 R2:p,mf,f各スイッチ21,22,23の操作
により指定されるp,mf,fのいずれかの楽曲強弱区
分PLAYを記憶するレジスタ、 R3:設定押鍵回数NOTEを記憶するレジスタ、 R4:押鍵ベロシティーの積算値VELOを記憶するレ
ジスタ、 R5:押鍵回数ONを記憶するレジスタ、 が用いられ、これらレジスタR1〜R5としては、ワー
キングRAMの一部が使用される。
について図8に示したフローチャートに従って説明す
る。なお、フローチャートにおいては図7に示したよう
に、 R1:フラグFを記憶するレジスタ、 R2:p,mf,f各スイッチ21,22,23の操作
により指定されるp,mf,fのいずれかの楽曲強弱区
分PLAYを記憶するレジスタ、 R3:設定押鍵回数NOTEを記憶するレジスタ、 R4:押鍵ベロシティーの積算値VELOを記憶するレ
ジスタ、 R5:押鍵回数ONを記憶するレジスタ、 が用いられ、これらレジスタR1〜R5としては、ワー
キングRAMの一部が使用される。
【0015】すなわち、図8に示したフローチャート
は、前記パワースイッチ16をオンにすることにより開
始され、まず、LED1が点灯される(ステップ10
1)。次に、イニシャライズ処理(ステップ102)に
より、下記のように各レジスタR1〜R5等の値がリセ
ット、あるいは初期 値設定され、また、このイニシャ
ライズ処理において、前記ベロシティー変換テーブル1
3−1〜13−7の中で、第4ベロシティー変換テーブ
ル13−4が選択される。
は、前記パワースイッチ16をオンにすることにより開
始され、まず、LED1が点灯される(ステップ10
1)。次に、イニシャライズ処理(ステップ102)に
より、下記のように各レジスタR1〜R5等の値がリセ
ット、あるいは初期 値設定され、また、このイニシャ
ライズ処理において、前記ベロシティー変換テーブル1
3−1〜13−7の中で、第4ベロシティー変換テーブ
ル13−4が選択される。
【0016】レジスタR1:フラグF←0 レジスタR2:PLAY←mf レジスタR3:NOTE←64(初期値) レジスタR4:VELO←0 レジスタR5:ON←0 引き続き、前記VCTSスイッチ18がオン操作された
か否かが判別され(ステップ103)、該VCTSスイ
ッチ18がオン操作されて、ステップ103の判別がY
ESとなると、LED2が点灯されるとともに(ステッ
プ104)フラグFがセットされる(ステップ10
5)。さらに、表示部24には図6に示した初期画面が
表示され(ステップ106)、この初期画面において、
「PLAY=mf」は前記楽曲強弱区分mfが選択され
ていることを意味し、「NOTE=64」は前記設定押
鍵回数NOTEの初期値としてい“64”が設定されて
いることを意味している。
か否かが判別され(ステップ103)、該VCTSスイ
ッチ18がオン操作されて、ステップ103の判別がY
ESとなると、LED2が点灯されるとともに(ステッ
プ104)フラグFがセットされる(ステップ10
5)。さらに、表示部24には図6に示した初期画面が
表示され(ステップ106)、この初期画面において、
「PLAY=mf」は前記楽曲強弱区分mfが選択され
ていることを意味し、「NOTE=64」は前記設定押
鍵回数NOTEの初期値としてい“64”が設定されて
いることを意味している。
【0017】次に、前記pスイッチ21が操作されたか
否かが判別され(ステップ107)、この判別がYES
であればレジスタR2に楽曲強弱区分PLAYとして
“p”が格納される(ステップ108)。また、ステッ
プ107の判別がNOであれば、前記mfスイッチ22
が操作されたか否かが判別され(ステップ109)、こ
の判別がYESであれば、レジスタR2に楽曲区分PL
AYとして“mf”が格納される(ステップ110)。
さらに、ステップ109の判別がNOであれば、前記f
スイッチ23が操作されたか否かが判別され(ステップ
111)、この判別がYESであればレジスタR2に楽
曲強弱区分として“f”が格納される(ステップ11
2)。よって、p,mf,fスイッチ21,22,23
のいずれかが操作された場合には、ステップ107〜1
12の判別処理により、操作されたスイッチに対応する
楽曲強弱区分p,mf,fが設定されるとともに、前記
スイッチ21,22,23のいずれも操作されなかった
場合には、ステップ102のイニシャライズ処理により
設定された楽曲強弱区分mfが設定されることとなる。
否かが判別され(ステップ107)、この判別がYES
であればレジスタR2に楽曲強弱区分PLAYとして
“p”が格納される(ステップ108)。また、ステッ
プ107の判別がNOであれば、前記mfスイッチ22
が操作されたか否かが判別され(ステップ109)、こ
の判別がYESであれば、レジスタR2に楽曲区分PL
AYとして“mf”が格納される(ステップ110)。
さらに、ステップ109の判別がNOであれば、前記f
スイッチ23が操作されたか否かが判別され(ステップ
111)、この判別がYESであればレジスタR2に楽
曲強弱区分として“f”が格納される(ステップ11
2)。よって、p,mf,fスイッチ21,22,23
のいずれかが操作された場合には、ステップ107〜1
12の判別処理により、操作されたスイッチに対応する
楽曲強弱区分p,mf,fが設定されるとともに、前記
スイッチ21,22,23のいずれも操作されなかった
場合には、ステップ102のイニシャライズ処理により
設定された楽曲強弱区分mfが設定されることとなる。
【0018】また、ステップ111の判別がNOであれ
ば、前記アップスイッチ19がオン操作されたか否かが
判別され(ステップ113)、この判別がYESであっ
てアップスイッチ19が1回オン操作されれる毎に、設
定押鍵回数NOTEの値が1ずつカウントアップされる
(ステップ114)。また、ステップ113の判別がN
Oであって、アップスイッチ19がオフ状態であれば、
さらにダウンスイッチ20がオン操作されたか否かが判
別される(ステップ115)。この判別がYESであれ
ば、設定押鍵回数NOTEの値が1以下となったか否か
が判別され(ステップ116)、この判別がNOであっ
て設定押鍵回数NOTEの値が1以下となっていなけれ
ば、前記ダウンスイッチ20が1回オン操作される毎に
設定押鍵回数NOTEの値が1ずつカントダウンされる
(ステップ117)。
ば、前記アップスイッチ19がオン操作されたか否かが
判別され(ステップ113)、この判別がYESであっ
てアップスイッチ19が1回オン操作されれる毎に、設
定押鍵回数NOTEの値が1ずつカウントアップされる
(ステップ114)。また、ステップ113の判別がN
Oであって、アップスイッチ19がオフ状態であれば、
さらにダウンスイッチ20がオン操作されたか否かが判
別される(ステップ115)。この判別がYESであれ
ば、設定押鍵回数NOTEの値が1以下となったか否か
が判別され(ステップ116)、この判別がNOであっ
て設定押鍵回数NOTEの値が1以下となっていなけれ
ば、前記ダウンスイッチ20が1回オン操作される毎に
設定押鍵回数NOTEの値が1ずつカントダウンされる
(ステップ117)。
【0019】よって、ステップ113から117までの
判別処理により、設定押鍵回数NOTEの値は初期値
“64”から適宜変更されて1以上の値として設定さ
れ、この設定されたNOTEの値と楽曲強弱区分PLA
Yとは、ステップ118の表示切換にて、前記表示部2
4の「PLAY=」「NOTE=」として表示される。
また、ステップ107〜118のループにおいて、ステ
ップ115の判別がNOとなり、あるいはステップ11
6の判別がYESとなると、VCTSスイッチ18が再
度オン操作されたか否かが判別される(ステップ11
9)。この判別がYESとなり、VDSスイッチ18が
再度操作されると、ステップ107に戻ることなく、ス
テップ120に進んでLED2を消灯させ、楽曲強弱区
分PLAY及び設定押鍵回数NOTEの設定及びその表
示に関する処理を終了する。
判別処理により、設定押鍵回数NOTEの値は初期値
“64”から適宜変更されて1以上の値として設定さ
れ、この設定されたNOTEの値と楽曲強弱区分PLA
Yとは、ステップ118の表示切換にて、前記表示部2
4の「PLAY=」「NOTE=」として表示される。
また、ステップ107〜118のループにおいて、ステ
ップ115の判別がNOとなり、あるいはステップ11
6の判別がYESとなると、VCTSスイッチ18が再
度オン操作されたか否かが判別される(ステップ11
9)。この判別がYESとなり、VDSスイッチ18が
再度操作されると、ステップ107に戻ることなく、ス
テップ120に進んでLED2を消灯させ、楽曲強弱区
分PLAY及び設定押鍵回数NOTEの設定及びその表
示に関する処理を終了する。
【0020】したがって、以上に述べたステップ107
〜120までの判別処理によって理解し得るように、V
CTSスイッチ18をオン操作した後、p,mf,fス
イッチ21,22,23を操作しあるいは操作すること
なく、アップスイッチ19若しくはダウンスイッチ19
を任意の回数操作し、しかる後に再度VCTSスイッチ
18をオン操作すれば、楽曲強弱区分p,mf,fのい
ずれかが設定されるとともに、前記設定押鍵回数NOT
Eが64を中心に適宜変化して、1以上の任意の値をも
って設定されるのである。
〜120までの判別処理によって理解し得るように、V
CTSスイッチ18をオン操作した後、p,mf,fス
イッチ21,22,23を操作しあるいは操作すること
なく、アップスイッチ19若しくはダウンスイッチ19
を任意の回数操作し、しかる後に再度VCTSスイッチ
18をオン操作すれば、楽曲強弱区分p,mf,fのい
ずれかが設定されるとともに、前記設定押鍵回数NOT
Eが64を中心に適宜変化して、1以上の任意の値をも
って設定されるのである。
【0021】そして、ステップ120に続くステップ1
21の判別がNOであって、パワースイッチ17がオン
状態に維持されていれば、ステップ103に戻って前述
した判別処理が再度実行される。このとき、VCTSス
イッチ18が非操作状態であれば、ステップ103の判
別がNOとなって、該ステップ103からステップ12
4に進む。該ステップ124では、押鍵が有ったか否か
が判別され、この判別がNOであって押鍵がなければ、
このフローチャートに示される以外の必要な他の処理が
実行された後(ステップ133)、前述したステップ1
21の判別がなされる。
21の判別がNOであって、パワースイッチ17がオン
状態に維持されていれば、ステップ103に戻って前述
した判別処理が再度実行される。このとき、VCTSス
イッチ18が非操作状態であれば、ステップ103の判
別がNOとなって、該ステップ103からステップ12
4に進む。該ステップ124では、押鍵が有ったか否か
が判別され、この判別がNOであって押鍵がなければ、
このフローチャートに示される以外の必要な他の処理が
実行された後(ステップ133)、前述したステップ1
21の判別がなされる。
【0022】また、ステップ124の判別がYESであ
って、押鍵があった場合には、発音処理が実行され(ス
テップ125)、この発音処理は、現在選択されている
いずれかのベロシティー変換テーブル13−1〜13−
7に設定されている変換カーブ1〜7に基づいて変換さ
れたベロシティーの値に基づいて、音量が決定される。
すなわち、この発音処理に際して、仮に図3に示した変
換カーブ2を有する第2ベロシティー変換テーブル13
−2が選択された状態にあったとすると、先ず、楽器使
用者により押鍵された際の実際の押鍵時のベロシティー
である押鍵ベロシティーにより、前記第2ベロシティー
変換テーブル13−2のy軸に設定された押鍵ベロシテ
ィーの値Vyが特定される。しかる後に、このy軸にお
いて特定された押鍵ベロシティーの値Vyに対応するア
ドレスから、変換カーブ2によってx軸に設定された楽
音制御用ベロシティーVxに対応するデータを読み出
し、該読み出した楽音制御用ベロシティーVxに対応す
るデータによってステップ125の発音処理における音
量が決定される。よって、サウンドシステム26から
は、現在選択されている第2ベロシティー変換テーブル
13−2によって変換された楽音制御用ベロシティーの
値Vxに応じた音量の楽音が発生する。
って、押鍵があった場合には、発音処理が実行され(ス
テップ125)、この発音処理は、現在選択されている
いずれかのベロシティー変換テーブル13−1〜13−
7に設定されている変換カーブ1〜7に基づいて変換さ
れたベロシティーの値に基づいて、音量が決定される。
すなわち、この発音処理に際して、仮に図3に示した変
換カーブ2を有する第2ベロシティー変換テーブル13
−2が選択された状態にあったとすると、先ず、楽器使
用者により押鍵された際の実際の押鍵時のベロシティー
である押鍵ベロシティーにより、前記第2ベロシティー
変換テーブル13−2のy軸に設定された押鍵ベロシテ
ィーの値Vyが特定される。しかる後に、このy軸にお
いて特定された押鍵ベロシティーの値Vyに対応するア
ドレスから、変換カーブ2によってx軸に設定された楽
音制御用ベロシティーVxに対応するデータを読み出
し、該読み出した楽音制御用ベロシティーVxに対応す
るデータによってステップ125の発音処理における音
量が決定される。よって、サウンドシステム26から
は、現在選択されている第2ベロシティー変換テーブル
13−2によって変換された楽音制御用ベロシティーの
値Vxに応じた音量の楽音が発生する。
【0023】そして、ステップ125に続くステップ1
26においては、フラグFがセット状態にあるか否かが
判別され、前述したステップ104以降の判別処理がな
されると、フラグFはセット状態に維持されていること
から、ステップ126の判別はYESとなって、ステッ
プ127に進む。該ステップ127においては、レジス
タR2に記憶されている従前までのベロシティーの積算
値VELOに今回の押鍵のベロシティーの値が積算され
て格納される。次に、実際の押鍵回数ONを記憶するレ
ジスタR1の値がカウントアップされ(ステップ12
8)、さらに、レジスタR1に記憶されている実際の押
鍵回数ONが前記レジスタR5に記憶されている設定押
鍵回数NOTE以上となったか否かが判別される(ステ
ップ129)。この判別がNOであって、実際の押鍵回
数ONが設定押鍵回数NOTE未満であれば、前述した
ステップ133の処理、及びステップ121の判別がな
された後、ステップ103からの判別処理が繰り返され
る。
26においては、フラグFがセット状態にあるか否かが
判別され、前述したステップ104以降の判別処理がな
されると、フラグFはセット状態に維持されていること
から、ステップ126の判別はYESとなって、ステッ
プ127に進む。該ステップ127においては、レジス
タR2に記憶されている従前までのベロシティーの積算
値VELOに今回の押鍵のベロシティーの値が積算され
て格納される。次に、実際の押鍵回数ONを記憶するレ
ジスタR1の値がカウントアップされ(ステップ12
8)、さらに、レジスタR1に記憶されている実際の押
鍵回数ONが前記レジスタR5に記憶されている設定押
鍵回数NOTE以上となったか否かが判別される(ステ
ップ129)。この判別がNOであって、実際の押鍵回
数ONが設定押鍵回数NOTE未満であれば、前述した
ステップ133の処理、及びステップ121の判別がな
された後、ステップ103からの判別処理が繰り返され
る。
【0024】そして、実際の押鍵回数ONが設定押鍵回
数NOTE以上となることにより、ステップ129の判
別がYESとなると、前記レジスタR2に記憶されてい
るベロシティーの積算値VELOを設定押鍵回数NOT
Eで除す演算が実行され(ステップ130)、これによ
り当該楽器使用者の1回押鍵当たりのベロシティーの平
均値が演算結果として得られる。そこで、次のステップ
131では、前記演算結果と楽曲強弱区分PLAYとに
基づいてベロシティー変換テーブル13−1〜13−7
が選択される。
数NOTE以上となることにより、ステップ129の判
別がYESとなると、前記レジスタR2に記憶されてい
るベロシティーの積算値VELOを設定押鍵回数NOT
Eで除す演算が実行され(ステップ130)、これによ
り当該楽器使用者の1回押鍵当たりのベロシティーの平
均値が演算結果として得られる。そこで、次のステップ
131では、前記演算結果と楽曲強弱区分PLAYとに
基づいてベロシティー変換テーブル13−1〜13−7
が選択される。
【0025】このステップ131の処理について具体例
をもって詳述すると、前記ステップ130の演算結果が
“95”であったとするならば、図4に示したベロシテ
ィー変換テーブル選択用テーブル14において、前記演
算結果は押鍵ベロシティー平均値範囲の「91〜10
0」に属する値である。このとき、前記p,mf,f各
スイッチ21,22,23のいずれもオン操作されなか
ったとすると、前述したイニシャライズ処理により楽曲
強弱区分mfが設定されていることから、該楽曲強弱区
分mfにおける押鍵ベロシティー平均値範囲「91〜1
00」に対応する、第3ベロシティー変換テーブル13
−3が選択される。
をもって詳述すると、前記ステップ130の演算結果が
“95”であったとするならば、図4に示したベロシテ
ィー変換テーブル選択用テーブル14において、前記演
算結果は押鍵ベロシティー平均値範囲の「91〜10
0」に属する値である。このとき、前記p,mf,f各
スイッチ21,22,23のいずれもオン操作されなか
ったとすると、前述したイニシャライズ処理により楽曲
強弱区分mfが設定されていることから、該楽曲強弱区
分mfにおける押鍵ベロシティー平均値範囲「91〜1
00」に対応する、第3ベロシティー変換テーブル13
−3が選択される。
【0026】すなわち、楽曲強弱区分p,mf,fを自
ら選択することなく、設定押鍵数NOTEのみの設定を
行って、演奏を開始した場合には、第1〜第7ベロシテ
ィー変換テーブル13−1〜13−7の中から、押鍵ベ
ロシティーの平均値に応じて、最も適切な変換特性を有
する変換テーブル13−1〜13−7のいずれかが選択
される。よって、子供のように指の力が弱く押鍵ベロシ
ティーの平均値が例えば「1〜30」の範囲であれば、
第7ベロシティー変換テーブル13−7が選択されて、
変換カーブ7によって変換がなされることにより、低い
押鍵ベロシティーであっても高い楽音制御用ベロシティ
ーが出力される。また、逆に相対的に強い演奏を行って
しまう者のように、押鍵ベロシティーの平均値が例えば
「111〜127」の範囲であれば、第1ベロシティー
変換テーブル13−1が選択されて、変換カーブ1によ
って変換がなされることにより、高い押鍵ベロシティー
であっても低い楽音制御用ベロシティーが出力される。
ら選択することなく、設定押鍵数NOTEのみの設定を
行って、演奏を開始した場合には、第1〜第7ベロシテ
ィー変換テーブル13−1〜13−7の中から、押鍵ベ
ロシティーの平均値に応じて、最も適切な変換特性を有
する変換テーブル13−1〜13−7のいずれかが選択
される。よって、子供のように指の力が弱く押鍵ベロシ
ティーの平均値が例えば「1〜30」の範囲であれば、
第7ベロシティー変換テーブル13−7が選択されて、
変換カーブ7によって変換がなされることにより、低い
押鍵ベロシティーであっても高い楽音制御用ベロシティ
ーが出力される。また、逆に相対的に強い演奏を行って
しまう者のように、押鍵ベロシティーの平均値が例えば
「111〜127」の範囲であれば、第1ベロシティー
変換テーブル13−1が選択されて、変換カーブ1によ
って変換がなされることにより、高い押鍵ベロシティー
であっても低い楽音制御用ベロシティーが出力される。
【0027】よって、前記変換により押鍵ベロシティー
の個人差が是正されて、演奏者のベロシティーに関する
能力は補填され、このように選択されたベロシティー変
換テーブル13−1〜13−7によって、前記ステップ
125おいて発音処理がなされることにより、適切な強
弱をもって演奏を行うことが可能となる。
の個人差が是正されて、演奏者のベロシティーに関する
能力は補填され、このように選択されたベロシティー変
換テーブル13−1〜13−7によって、前記ステップ
125おいて発音処理がなされることにより、適切な強
弱をもって演奏を行うことが可能となる。
【0028】しかも、前記押鍵ベロシティーの平均値を
演算することから(ステップ130)、該平均値から当
該演奏者のベロシティーの個人差をより適確に捕えて、
該ベロシティーの個人差に応じた変換特性のベロシティ
ー変換テーブル13−〜13−7を選択することが可能
となり、これによりベロシティーの個人差を是正した、
より適切な強弱表現が可能となる。
演算することから(ステップ130)、該平均値から当
該演奏者のベロシティーの個人差をより適確に捕えて、
該ベロシティーの個人差に応じた変換特性のベロシティ
ー変換テーブル13−〜13−7を選択することが可能
となり、これによりベロシティーの個人差を是正した、
より適切な強弱表現が可能となる。
【0029】一方、前記pスイッチ21がオン操作され
て楽曲強弱区分pが設定された状態にあったとすると、
例え前記ステップ130の演算結果が前述と同様に押鍵
ベロシティー平均値範囲の「91〜100」に属する
“95”であったとしても、図4に示したベロシティー
変換テーブル選択用テーブル14において、第2ベロシ
ティー変換テーブル13−2が選択され、変換カーブ2
により押鍵ベロシティーから楽音制御用ベロシティーへ
の変換がなされる。
て楽曲強弱区分pが設定された状態にあったとすると、
例え前記ステップ130の演算結果が前述と同様に押鍵
ベロシティー平均値範囲の「91〜100」に属する
“95”であったとしても、図4に示したベロシティー
変換テーブル選択用テーブル14において、第2ベロシ
ティー変換テーブル13−2が選択され、変換カーブ2
により押鍵ベロシティーから楽音制御用ベロシティーへ
の変換がなされる。
【0030】これに対し、前記fスイッチ23がオン操
作されて楽曲強弱区分fが設定された状態にあったとす
ると、例え前記ステップ130の演算結果が押鍵ベロシ
ティー平均値範囲の「91〜100」に属する“95”
であったとしても、図4に示したベロシティー変換テー
ブル選択用テーブル14において、第5ベロシティー変
換テーブル13−5が選択され、変換カーブ5により押
鍵ベロシティーから楽音制御用ベロシティーへの変換が
なされる。
作されて楽曲強弱区分fが設定された状態にあったとす
ると、例え前記ステップ130の演算結果が押鍵ベロシ
ティー平均値範囲の「91〜100」に属する“95”
であったとしても、図4に示したベロシティー変換テー
ブル選択用テーブル14において、第5ベロシティー変
換テーブル13−5が選択され、変換カーブ5により押
鍵ベロシティーから楽音制御用ベロシティーへの変換が
なされる。
【0031】つまり、このように押鍵ベロシティーの平
均値が“95”であっても、楽曲強弱区分mfが設定さ
れている場合には、第3ベロシティー変換テーブル13
−3が選択されるのに対し、楽曲強弱区分pが設定され
ている場合には、第2ベロシティー変換テーブル13−
2が選択され、また、楽曲強弱区分fが設定されている
場合には、第5ベロシティー変換テーブル13−5が選
択される。そして、第2ベロシティー変換テーブル13
−2が選択された場合には、第3ベロシティー変換テー
ブル13−3が選択された場合より、入力される押鍵ベ
ロシティーに対して出力される楽音制御用ベロシティー
が小となる特性であり、また、第5ベロシティー変換テ
ーブル13−5が選択された場合には、第3ベロシティ
ー変換テーブル13−3が選択された場合より、入力さ
れる押鍵ベロシティーに対して出力される楽音制御用ベ
ロシティーが大となる特性である。
均値が“95”であっても、楽曲強弱区分mfが設定さ
れている場合には、第3ベロシティー変換テーブル13
−3が選択されるのに対し、楽曲強弱区分pが設定され
ている場合には、第2ベロシティー変換テーブル13−
2が選択され、また、楽曲強弱区分fが設定されている
場合には、第5ベロシティー変換テーブル13−5が選
択される。そして、第2ベロシティー変換テーブル13
−2が選択された場合には、第3ベロシティー変換テー
ブル13−3が選択された場合より、入力される押鍵ベ
ロシティーに対して出力される楽音制御用ベロシティー
が小となる特性であり、また、第5ベロシティー変換テ
ーブル13−5が選択された場合には、第3ベロシティ
ー変換テーブル13−3が選択された場合より、入力さ
れる押鍵ベロシティーに対して出力される楽音制御用ベ
ロシティーが大となる特性である。
【0032】したがって、押鍵ベロシティーの平均値が
“95”である演奏者が演奏を行った場合において、演
奏する楽曲に合わせて楽曲強弱区分pを予め選択してお
けば、演奏される楽曲全体が弱く表現することができ、
楽曲強弱区分fを設定しておけば、演奏される楽曲全体
を強く表現することができる。よって、演奏者が曲想を
考慮することなく常に一定のベロシティーで演奏を行っ
ても、楽曲の強弱区分p,mf,fに応じた楽音制御用
ベロシティーが得られ、該楽音制御用ベロシティーによ
り楽曲に合った強弱表現に行うことが可能となる。
“95”である演奏者が演奏を行った場合において、演
奏する楽曲に合わせて楽曲強弱区分pを予め選択してお
けば、演奏される楽曲全体が弱く表現することができ、
楽曲強弱区分fを設定しておけば、演奏される楽曲全体
を強く表現することができる。よって、演奏者が曲想を
考慮することなく常に一定のベロシティーで演奏を行っ
ても、楽曲の強弱区分p,mf,fに応じた楽音制御用
ベロシティーが得られ、該楽音制御用ベロシティーによ
り楽曲に合った強弱表現に行うことが可能となる。
【0033】そして、ステップ131に続くステップ1
32では、フラグFがリセットされ、次に前記パワース
イッチ16がオフ操作されたか否かが判別され(ステッ
プ121)、この判別がYESであってパワースイッチ
16がオフ操作されれば、イニシャライズ処理が行われ
た後(ステップ122)、パワースイッチ16の上部に
設けられいるLED1を消灯させて(ステップ12
3)、このフローを抜けるのである。
32では、フラグFがリセットされ、次に前記パワース
イッチ16がオフ操作されたか否かが判別され(ステッ
プ121)、この判別がYESであってパワースイッチ
16がオフ操作されれば、イニシャライズ処理が行われ
た後(ステップ122)、パワースイッチ16の上部に
設けられいるLED1を消灯させて(ステップ12
3)、このフローを抜けるのである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、演奏者の
演奏特性をマシンが評価し、この評価結果に基づいて、
演奏者に最適なベロシティ変換特性を自動的に選択する
ようにしたので、極めて簡単に演奏者に最適なベロシテ
ィ変換特性を選択することが可能となる。
演奏特性をマシンが評価し、この評価結果に基づいて、
演奏者に最適なベロシティ変換特性を自動的に選択する
ようにしたので、極めて簡単に演奏者に最適なベロシテ
ィ変換特性を選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体的な回路構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】同実施例のベロシティー変換テーブル群の模式
図である。
図である。
【図3】同実施例のベロシティー変換テーブルの説明図
である。
である。
【図4】同実施例のベロシティー変換テーブル選択用テ
ーブルを示す模式図である。
ーブルを示す模式図である。
【図5】同実施例のスイッチ部の要部平面図である。
【図6】同実施例の表示部に表示された初期画面の平面
図である。
図である。
【図7】同実施例に用いられるレジスタの概念図であ
る。
る。
【図8】同実施例のフローチャートである。
【符号の説明】 10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 ベロシティー変換テーブル群 13−1〜13−7 ベロシティー変換テーブル 14 ベロシティー変換テーブル選択用テーブル 15 スイッチ部 18 VCTSスイッチ 19 アップスイッチ 20 ダウンスイッチ 21 pスイッチ 22 mfスイッチ 23 fスイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 押鍵時のベロシティーを検出するベロシ
ティー検出手段と、 該ベロシティー検出手段により検出される前記押鍵時の
ベロシティーを、複数の変換特性のうち予め選択されて
いる変換特性に従って、楽音を制御するデータとして使
用される楽音制御用ベロシティーに変換する変換手段
と、 該変換手段における前記複数の変換特性の中から、前記
押鍵ベロシティー検出手段により検出された押鍵時のベ
ロシティーに対応した変換特性を選択する選択手段と、 を備えたことを特徴とする電子楽器の変換特性決定装
置。 - 【請求項2】 前記選択手段は、前記ベロシティー検出
手段により検出された押鍵時のベロシティーの平均値を
演算する演算手段を有し、該演算手段の演算結果に基づ
き、前記複数の変換特性の中から1つの変換特性を選択
することを特徴とする請求項1記載の電子楽器の変換特
性決定装置。 - 【請求項3】 前記選択手段は、前記演算手段により演
算された押鍵時のベロシティーの平均値と演奏すべき楽
曲の強弱とに基づいて前記複数の変換特性の中から1つ
の変換特性を選択することを特徴とする請求項2記載の
電子楽器の変換特性決定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5096690A JPH06167971A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 演奏装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5096690A JPH06167971A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 演奏装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06167971A true JPH06167971A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=14171788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5096690A Pending JPH06167971A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 演奏装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06167971A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6906695B1 (en) | 1999-11-26 | 2005-06-14 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Touch control apparatus and touch control method that can be applied to electronic instrument |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH025800B2 (ja) * | 1987-09-11 | 1990-02-05 | Daikin Ind Ltd | |
| JPH02137890A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-28 | Yamaha Corp | 電子楽器 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP5096690A patent/JPH06167971A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH025800B2 (ja) * | 1987-09-11 | 1990-02-05 | Daikin Ind Ltd | |
| JPH02137890A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-28 | Yamaha Corp | 電子楽器 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6906695B1 (en) | 1999-11-26 | 2005-06-14 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Touch control apparatus and touch control method that can be applied to electronic instrument |
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