JPH0616864Y2 - 車体の後部構造 - Google Patents
車体の後部構造Info
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- JPH0616864Y2 JPH0616864Y2 JP1988029241U JP2924188U JPH0616864Y2 JP H0616864 Y2 JPH0616864 Y2 JP H0616864Y2 JP 1988029241 U JP1988029241 U JP 1988029241U JP 2924188 U JP2924188 U JP 2924188U JP H0616864 Y2 JPH0616864 Y2 JP H0616864Y2
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 16
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 8
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
この考案は、車体の後部構造に関し、詳しくは、バック
ドアを有する自動車の車体の後部構造に関する。
ドアを有する自動車の車体の後部構造に関する。
最近の小型乗用車には、荷室と一体になった広い車室空
間を確保するためにトランクルームを設けず、またバッ
クドアを設けてここから車室後部への荷物の積み降ろし
を行いうるようにした、いわゆる2ボックス・タイプの
自動車が多く見受けられる。このような自動車の車体後
部は、一般的に第4図および第5図に示すような構造を
とり、以下、これを図面を参照しながら説明する。 リヤフロアパネル1の後縁にはリヤクロスメンバ2が接
合されており、バックロアアウタパネル3が上記リヤク
ロスメンバ2に立て壁状に接合されている。上記バック
ロアアウタパネル3の内面には、バックロアインナパネ
ル4が接合固定されており、これは、バックロアアウタ
パネル3に対してその上縁フランジ部3a,4aどうし
を接合され、バックロアアウタパネル3の上下方向中間
部に下縁部を接合されている。そして、バックロアアウ
タパネル3とバックロアインナパネル4とによって、バ
ックドア開口下辺における箱断面状の敷居部5が形成さ
れている。この敷居部5には、バックドア(図示略)の
ロック装置と協働してロック機構を構成するバックドア
ストライカ6が取付けられ、これは、バックロアインナ
パネル4に車幅方向中央部おいて設けた凹陥部4eに固
設されている。また、この部においては、上記バックド
アストライカ6を覆い隠し、かつロック機構取付け部の
強度を上げる必要上、パッチパネル7が設けられる。 このパッチパネル7は、バックロアインナパネル4に適
部をスポット溶接することにより取付けられるととも
に、取付け強度を高めるために、その上縁フランジ部7
aがバックロアアウタパネル3とバックロアインナパネ
ル4の上縁フランジ部どうしの接合部にともに接合され
ている。 また、バックドア開口13の開口縁部全周には、バック
ドア開口13をシールするウエザストリップ8が取付け
られ、これは、バックドア開口下辺すなわち上記敷居部
5においては、図示するように、その差し込み溝8aを
敷居部5の上縁フランジ部の重合部に差し込むことによ
り装着される。
間を確保するためにトランクルームを設けず、またバッ
クドアを設けてここから車室後部への荷物の積み降ろし
を行いうるようにした、いわゆる2ボックス・タイプの
自動車が多く見受けられる。このような自動車の車体後
部は、一般的に第4図および第5図に示すような構造を
とり、以下、これを図面を参照しながら説明する。 リヤフロアパネル1の後縁にはリヤクロスメンバ2が接
合されており、バックロアアウタパネル3が上記リヤク
ロスメンバ2に立て壁状に接合されている。上記バック
ロアアウタパネル3の内面には、バックロアインナパネ
ル4が接合固定されており、これは、バックロアアウタ
パネル3に対してその上縁フランジ部3a,4aどうし
を接合され、バックロアアウタパネル3の上下方向中間
部に下縁部を接合されている。そして、バックロアアウ
タパネル3とバックロアインナパネル4とによって、バ
ックドア開口下辺における箱断面状の敷居部5が形成さ
れている。この敷居部5には、バックドア(図示略)の
ロック装置と協働してロック機構を構成するバックドア
ストライカ6が取付けられ、これは、バックロアインナ
パネル4に車幅方向中央部おいて設けた凹陥部4eに固
設されている。また、この部においては、上記バックド
アストライカ6を覆い隠し、かつロック機構取付け部の
強度を上げる必要上、パッチパネル7が設けられる。 このパッチパネル7は、バックロアインナパネル4に適
部をスポット溶接することにより取付けられるととも
に、取付け強度を高めるために、その上縁フランジ部7
aがバックロアアウタパネル3とバックロアインナパネ
ル4の上縁フランジ部どうしの接合部にともに接合され
ている。 また、バックドア開口13の開口縁部全周には、バック
ドア開口13をシールするウエザストリップ8が取付け
られ、これは、バックドア開口下辺すなわち上記敷居部
5においては、図示するように、その差し込み溝8aを
敷居部5の上縁フランジ部の重合部に差し込むことによ
り装着される。
ところで、上述したような従来の車体の後部構造の場
合、上記敷居部5においてウエザストリップ8の差し込
み部となる上縁フランジ部の重合部は、パッチパネル7
の上縁フランジ部3が接合される部位においてはバック
ロアアウタパネル3とバックロアインナパネル4とパッ
チパネル7との3枚打ちとなり、その他の部位において
はバックロアアウタパネル3とバックロアインナパネル
4との2枚打ちとなる。すなわち、パッチパネル7が設
けられた箇所におけるウエザストリップ差し込み部の厚
みが、他の部位におけるウエザストリップ差し込み部の
厚みより大きくなる。ところが、ゴム等を引き抜き成形
することによって形成されるウエザストリップは、その
断面形状がドア開口の全周にわたって一様となり、上記
差し込み溝8aはどの部においても同し大きさにしか形
成しえない。このため、敷居部5に、どの部位において
もシール性が一定し、かつ取付け性が安定するようにウ
エザストリップ8を取付けることができない問題があっ
た。 すなわち、2枚打ち部に合わせて上記差し込み溝8aの
大きさをきめれば、2枚打ち部に適切な挿入荷重をもっ
てウエザストリップ8を挿着でき、また、確実なシール
性を得ることができる反面、上記差し込み溝8aの大き
さが3枚打ち部に対しては小さ過ぎ、ウエザストリップ
8の3枚打ち部への差し込みに無理が生じてしまう。ま
た、3枚打ち部に合わせて差し込み溝8aの大きさをき
めれば、ウエザストリップ8の2枚打ち部に対する密着
力が弱くなって、2枚打ち部におけるシール性が悪化
し、また、ウエザストリップ8が外れやすくなってしま
うのである。 さらに、ウエザストリップ8における3枚打ち部に差し
込まれた部位に膨らみができ、このために、バックドア
開口部の見栄えが悪化させられているといった不具合も
ある。 また、バックロアインナパネル4の表面には、車室内の
見栄えを向上させるため、通常、第5図に示すようにト
リム9が取付けられるが、パッチパネル7がバックロア
インナパネル4の表面上に装着される上記従来の車体後
部構造においては、トリム9の取付け作業時等に上記ト
リム9がパッチパネル7の板木端との接触により損傷を
受ける問題もある。 本考案は、以上のような事情のもとで考え出されたもの
であって、バックドア開口部にウエザストリップをどの
部位においてもシール性および取付け安定性が一定する
ように取付けることができるとともに、バックロアイン
ナパネルに取付けるトリムの損傷を防止でき、また、バ
ックドア開口部の見栄えも向上させうるように構成され
たバックドアを有する自動車の車体の後部構造を提供す
ることをその目的とする。
合、上記敷居部5においてウエザストリップ8の差し込
み部となる上縁フランジ部の重合部は、パッチパネル7
の上縁フランジ部3が接合される部位においてはバック
ロアアウタパネル3とバックロアインナパネル4とパッ
チパネル7との3枚打ちとなり、その他の部位において
はバックロアアウタパネル3とバックロアインナパネル
4との2枚打ちとなる。すなわち、パッチパネル7が設
けられた箇所におけるウエザストリップ差し込み部の厚
みが、他の部位におけるウエザストリップ差し込み部の
厚みより大きくなる。ところが、ゴム等を引き抜き成形
することによって形成されるウエザストリップは、その
断面形状がドア開口の全周にわたって一様となり、上記
差し込み溝8aはどの部においても同し大きさにしか形
成しえない。このため、敷居部5に、どの部位において
もシール性が一定し、かつ取付け性が安定するようにウ
エザストリップ8を取付けることができない問題があっ
た。 すなわち、2枚打ち部に合わせて上記差し込み溝8aの
大きさをきめれば、2枚打ち部に適切な挿入荷重をもっ
てウエザストリップ8を挿着でき、また、確実なシール
性を得ることができる反面、上記差し込み溝8aの大き
さが3枚打ち部に対しては小さ過ぎ、ウエザストリップ
8の3枚打ち部への差し込みに無理が生じてしまう。ま
た、3枚打ち部に合わせて差し込み溝8aの大きさをき
めれば、ウエザストリップ8の2枚打ち部に対する密着
力が弱くなって、2枚打ち部におけるシール性が悪化
し、また、ウエザストリップ8が外れやすくなってしま
うのである。 さらに、ウエザストリップ8における3枚打ち部に差し
込まれた部位に膨らみができ、このために、バックドア
開口部の見栄えが悪化させられているといった不具合も
ある。 また、バックロアインナパネル4の表面には、車室内の
見栄えを向上させるため、通常、第5図に示すようにト
リム9が取付けられるが、パッチパネル7がバックロア
インナパネル4の表面上に装着される上記従来の車体後
部構造においては、トリム9の取付け作業時等に上記ト
リム9がパッチパネル7の板木端との接触により損傷を
受ける問題もある。 本考案は、以上のような事情のもとで考え出されたもの
であって、バックドア開口部にウエザストリップをどの
部位においてもシール性および取付け安定性が一定する
ように取付けることができるとともに、バックロアイン
ナパネルに取付けるトリムの損傷を防止でき、また、バ
ックドア開口部の見栄えも向上させうるように構成され
たバックドアを有する自動車の車体の後部構造を提供す
ることをその目的とする。
上記問題を解決するため、本考案では、次の技術的手段
を講じている。 すなわち、リヤフロアパネルの後縁部にて立て壁状に設
けられたバックロアアウタパネルと、これに対して上縁
部どうしを接合して固定されるバックロアインナパネル
とによってバックドア開口下辺における箱断面状の敷居
部を形成してなる車体の後部構造において、 上記バックロアインナパネルの上縁部に車幅方向所定長
さの切欠き部を設けるとともに、 上記バックロアアウタパネルとバックロアインナパネル
との間の箱断面空間内に上記切欠き部に臨むバックドア
ストライカが取付けられたパッチパネルを設ける一方、
このパッチパネルの上縁部に上記切り欠き部に対応する
ように延出部を設け、この延出部を上記バックロアアウ
タパネルの上縁部に接合固定するととに、上記パッチパ
ネルの上記上縁部以外の適当部位を上記バックロアイン
ナパネルに接合固定したことに特徴づけられる。
を講じている。 すなわち、リヤフロアパネルの後縁部にて立て壁状に設
けられたバックロアアウタパネルと、これに対して上縁
部どうしを接合して固定されるバックロアインナパネル
とによってバックドア開口下辺における箱断面状の敷居
部を形成してなる車体の後部構造において、 上記バックロアインナパネルの上縁部に車幅方向所定長
さの切欠き部を設けるとともに、 上記バックロアアウタパネルとバックロアインナパネル
との間の箱断面空間内に上記切欠き部に臨むバックドア
ストライカが取付けられたパッチパネルを設ける一方、
このパッチパネルの上縁部に上記切り欠き部に対応する
ように延出部を設け、この延出部を上記バックロアアウ
タパネルの上縁部に接合固定するととに、上記パッチパ
ネルの上記上縁部以外の適当部位を上記バックロアイン
ナパネルに接合固定したことに特徴づけられる。
本考案の場合、パッチパネル上縁部の敷居部への接合
は、その上縁部にバックロアインナパネルの上縁部に設
けた切欠き部に対応するように延出部を設けるととも
に、この延出部をバックロアアウタパネルの上縁部に接
合固定することにより行われる。したがって、パッチパ
ネルの上縁部がバックロアアウタパネルないし敷居部の
上縁部に接合される箇所には、これらとともにバックロ
アインナパネルが接合されることはなく、パッチパネル
とバックロアアウタパネルとの2枚打ちとなる。すなわ
ち、本考案では、バックドア開口下辺においてウエザス
トリップの差し込み部となる敷居部の上縁部には、従来
のようにバックロアアウタパネルとバックロアインナパ
ネルとバッチパネルとの3枚打ちとなるような部位が形
成されることがなく、ウエザストリップ差し込み部を、
パネル2枚打ちの差し込み部で統一して、その厚みをど
の部においても一定させることができる。したがって、
ウエザストリップの取付け安定性およびウエザストリッ
プによるシール性をバックドア開口部のどの部において
も一定させることができ、また、ウエザストリップに膨
らみが生じるようなこともなくなるから、バックドア開
口部の見栄えを向上させることができる。 また、本考案では、パッチパネルはバックロアアウタパ
ネルとバックロアインナパネルとによって形成される箱
断面空間内に配置される。したがって、バックロアイン
ナパネルの表面に取付けられるトリムがパッチパネルの
板木端に接触して損傷させられるといった問題は全く起
こらない。 さらに本考案における上記のパッチパネルは、その延出
部を上述のようにバックロアアウタパネルの上縁部に接
合固定される一方、延出部以外の適当部位をバックロア
インナパネルの内面に接合固定している。したがって、
バックドアストライカを介して上記パッチパネルに入力
される比較的大きな外力が箱断面構造を構成するバック
ロアアウタパネルとバックロアインナパネルの二つのパ
ネルに分散支持される。そのため、車体構造部材として
の本願考案の車体後部構造の強度が相対的に著しく向上
させられる。
は、その上縁部にバックロアインナパネルの上縁部に設
けた切欠き部に対応するように延出部を設けるととも
に、この延出部をバックロアアウタパネルの上縁部に接
合固定することにより行われる。したがって、パッチパ
ネルの上縁部がバックロアアウタパネルないし敷居部の
上縁部に接合される箇所には、これらとともにバックロ
アインナパネルが接合されることはなく、パッチパネル
とバックロアアウタパネルとの2枚打ちとなる。すなわ
ち、本考案では、バックドア開口下辺においてウエザス
トリップの差し込み部となる敷居部の上縁部には、従来
のようにバックロアアウタパネルとバックロアインナパ
ネルとバッチパネルとの3枚打ちとなるような部位が形
成されることがなく、ウエザストリップ差し込み部を、
パネル2枚打ちの差し込み部で統一して、その厚みをど
の部においても一定させることができる。したがって、
ウエザストリップの取付け安定性およびウエザストリッ
プによるシール性をバックドア開口部のどの部において
も一定させることができ、また、ウエザストリップに膨
らみが生じるようなこともなくなるから、バックドア開
口部の見栄えを向上させることができる。 また、本考案では、パッチパネルはバックロアアウタパ
ネルとバックロアインナパネルとによって形成される箱
断面空間内に配置される。したがって、バックロアイン
ナパネルの表面に取付けられるトリムがパッチパネルの
板木端に接触して損傷させられるといった問題は全く起
こらない。 さらに本考案における上記のパッチパネルは、その延出
部を上述のようにバックロアアウタパネルの上縁部に接
合固定される一方、延出部以外の適当部位をバックロア
インナパネルの内面に接合固定している。したがって、
バックドアストライカを介して上記パッチパネルに入力
される比較的大きな外力が箱断面構造を構成するバック
ロアアウタパネルとバックロアインナパネルの二つのパ
ネルに分散支持される。そのため、車体構造部材として
の本願考案の車体後部構造の強度が相対的に著しく向上
させられる。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら具体的に説
明する。 本考案は、第4図に示すようなバックドアを有する自動
車の車体の後部構造に関し、特にバックドアのロック装
置と協働してロック機構を構成するバックドアストライ
カ6の取付け部における車体構造に特徴をもつものであ
る。本例の場合、上記特徴部分を除いては、従来の車体
後部構造とほぼ同様の構成をとっているので、ここでは
上記特徴部分以外の説明は省略する。なお、従来例と同
等の部材には、同一の符号を付してある。 第1図に示すように、バックロアアウタパネル3とバッ
クロアインナパネル4とによって、バックドア開口下辺
における箱形閉断面の敷居部5が形成されている。ま
た、本例の場合、バックロアインナパネル4の上縁部に
は、車幅方向中央部において、平面視略矩形状の切欠き
部10が設けられている。そして、バックロアアウタパ
ネル3とバックロアインナパネル4とによって形成され
る箱断面空間11内に、バックドアストライカ取付け部
の強度を上げるためのパッチパネル7が配置固定されて
いる。 上記パッチパネル7は、第1図ないし第3図に示すよう
に、バックロアインナパネル4の上方横板部4bおよび
これの前端から下方に延びる立て板部4cに横板部7b
および立て板部7cをそれぞれスポット溶接され、立て
板部7cの下縁部をバックロアインナパネル4の下縁部
とともにバックロアアウタパネル3にスポット溶接され
ることにより、敷居部5に取付けられている。さらに、
パッチパネル7は、上記切欠き部10に対応するように
してその上縁部に設けられた延出部12をバックロアア
ウタパネル3の上縁フランジ部3aに接合固定されてお
り、これにより、パッチパネル7の敷居部5への取付け
強度をより高めうるようになされている。また、パッチ
パネル7の横板部7bないし立て板部7cには、上記切
欠き部10の下方において凹陥部7dが設けられてお
り、この部にバックドアストライカ6が取付けられてい
る。 そうして、図示するように、バックドア開口をシールす
るウエザストリップ8は、従来と同様に各パネル3,
4,7の各上縁フランジ部どうしの接合部に差し込まれ
ることにより敷居部5に取付けられる。 以上のように構成される本例の車体の後部構造では、パ
ッチパネル7の延出部12がバックロアアウタパネル3
の上縁フランジ部3aに接合される箇所においては、こ
れらとともにバックロアインナパネル4の上縁フランジ
部4aが接合されることはない。すなわち、敷居部5に
おけるウエザストリップ8の差し込み部は、従来のよう
にパッチパネルを設けた箇所において3枚打ちとなるこ
とがなく、パッチパネル7が設けられた箇所のウエザス
トリップ差し込み部も、バックロアアウタパネル3とバ
ックロアインナパネル4との2枚打ちの差し込み部と同
様に2枚打ちとして、これら差し込み部の厚みをそろえ
ることができる。したがって、バックドア開口部にどの
部においてもシール性および取付け安定性が一定するよ
うにウエザストリップ8を取付けることができる。ま
た、パッチパネル7は、上記箱断面空間内に内装されて
いるから、バックロアインナパネル4の表面に取付けら
れるトリムがパッチパネル7の板木端との接触により損
傷を受けるといったこともなくなる。さらに、上記パッ
チパネル7は、その延出部12が実質的にバックロアア
ウタパネル3に接合固定される一方、延出部12以外の
部分、すなわち上記横板部7bおよび立て板部7cがバ
ックロアインナパネル4に接合されているので、このパ
ッチパネル7に対してバックドアストライカ6から入力
されるバックドアからの比較的大きな外力が、バックロ
アアウタパネル3とバックロアインナパネル4に分散さ
れて支持される。したがって、上記バックドアからの外
力が車体後部構造を構成する箱断面構造の局部に集中す
ることを都合よく回避することができ、これにより、本
願考案の車体の後部構造の強度が実質的に著しく向上さ
せられることになる。 ところで、本考案の範囲は上述した実施例に限定される
ことはなく、たとえば、パッチパネルに設ける延出部や
バックロアインナパネルに設ける切欠き部の形状等は上
記実施例以外にも種々設計変更可能である。
明する。 本考案は、第4図に示すようなバックドアを有する自動
車の車体の後部構造に関し、特にバックドアのロック装
置と協働してロック機構を構成するバックドアストライ
カ6の取付け部における車体構造に特徴をもつものであ
る。本例の場合、上記特徴部分を除いては、従来の車体
後部構造とほぼ同様の構成をとっているので、ここでは
上記特徴部分以外の説明は省略する。なお、従来例と同
等の部材には、同一の符号を付してある。 第1図に示すように、バックロアアウタパネル3とバッ
クロアインナパネル4とによって、バックドア開口下辺
における箱形閉断面の敷居部5が形成されている。ま
た、本例の場合、バックロアインナパネル4の上縁部に
は、車幅方向中央部において、平面視略矩形状の切欠き
部10が設けられている。そして、バックロアアウタパ
ネル3とバックロアインナパネル4とによって形成され
る箱断面空間11内に、バックドアストライカ取付け部
の強度を上げるためのパッチパネル7が配置固定されて
いる。 上記パッチパネル7は、第1図ないし第3図に示すよう
に、バックロアインナパネル4の上方横板部4bおよび
これの前端から下方に延びる立て板部4cに横板部7b
および立て板部7cをそれぞれスポット溶接され、立て
板部7cの下縁部をバックロアインナパネル4の下縁部
とともにバックロアアウタパネル3にスポット溶接され
ることにより、敷居部5に取付けられている。さらに、
パッチパネル7は、上記切欠き部10に対応するように
してその上縁部に設けられた延出部12をバックロアア
ウタパネル3の上縁フランジ部3aに接合固定されてお
り、これにより、パッチパネル7の敷居部5への取付け
強度をより高めうるようになされている。また、パッチ
パネル7の横板部7bないし立て板部7cには、上記切
欠き部10の下方において凹陥部7dが設けられてお
り、この部にバックドアストライカ6が取付けられてい
る。 そうして、図示するように、バックドア開口をシールす
るウエザストリップ8は、従来と同様に各パネル3,
4,7の各上縁フランジ部どうしの接合部に差し込まれ
ることにより敷居部5に取付けられる。 以上のように構成される本例の車体の後部構造では、パ
ッチパネル7の延出部12がバックロアアウタパネル3
の上縁フランジ部3aに接合される箇所においては、こ
れらとともにバックロアインナパネル4の上縁フランジ
部4aが接合されることはない。すなわち、敷居部5に
おけるウエザストリップ8の差し込み部は、従来のよう
にパッチパネルを設けた箇所において3枚打ちとなるこ
とがなく、パッチパネル7が設けられた箇所のウエザス
トリップ差し込み部も、バックロアアウタパネル3とバ
ックロアインナパネル4との2枚打ちの差し込み部と同
様に2枚打ちとして、これら差し込み部の厚みをそろえ
ることができる。したがって、バックドア開口部にどの
部においてもシール性および取付け安定性が一定するよ
うにウエザストリップ8を取付けることができる。ま
た、パッチパネル7は、上記箱断面空間内に内装されて
いるから、バックロアインナパネル4の表面に取付けら
れるトリムがパッチパネル7の板木端との接触により損
傷を受けるといったこともなくなる。さらに、上記パッ
チパネル7は、その延出部12が実質的にバックロアア
ウタパネル3に接合固定される一方、延出部12以外の
部分、すなわち上記横板部7bおよび立て板部7cがバ
ックロアインナパネル4に接合されているので、このパ
ッチパネル7に対してバックドアストライカ6から入力
されるバックドアからの比較的大きな外力が、バックロ
アアウタパネル3とバックロアインナパネル4に分散さ
れて支持される。したがって、上記バックドアからの外
力が車体後部構造を構成する箱断面構造の局部に集中す
ることを都合よく回避することができ、これにより、本
願考案の車体の後部構造の強度が実質的に著しく向上さ
せられることになる。 ところで、本考案の範囲は上述した実施例に限定される
ことはなく、たとえば、パッチパネルに設ける延出部や
バックロアインナパネルに設ける切欠き部の形状等は上
記実施例以外にも種々設計変更可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例の要部を示す斜視図、第2図は
第1図のII−II線断面図、第3図は第1図のIII−III線
断面図、第4図はバックドアを有する自動車の従来の車
体後部構造を示した斜視図、第5図は第4図のV−V線
断面図である。 1……リヤフロアパネル、3……バックロアアウタパネ
ル、4……バックロアインナパネル、5……敷居部、6
……バックドアストライカ、7……パッチパネル、10
……切欠き部、11……箱断面空間、12……延出部。
第1図のII−II線断面図、第3図は第1図のIII−III線
断面図、第4図はバックドアを有する自動車の従来の車
体後部構造を示した斜視図、第5図は第4図のV−V線
断面図である。 1……リヤフロアパネル、3……バックロアアウタパネ
ル、4……バックロアインナパネル、5……敷居部、6
……バックドアストライカ、7……パッチパネル、10
……切欠き部、11……箱断面空間、12……延出部。
Claims (1)
- 【請求項1】リヤフロアパネルの後縁部に立て壁状に設
けられたバックロアアウタパネルと、これに対して上縁
部どうしを接合して固定されるバックロアインナパネル
とによってバックドア開口下辺における箱断面状の敷居
部を形成してなる車体の後部構造において、 上記バックロアインナパネルの上縁部に車幅方向所定長
さの切欠き部を設けるとともに、 上記バックロアアウタパネルとバックロアインナパネル
との間の箱断面空間内に上記切欠き部に臨むバックドア
ストライカが取付けられたパッチパネルを設ける一方、
このパッチパネルの上縁部に上記切欠き部に対応するよ
うに延出部を設け、この延出部を上記バックロアアウタ
パネルの上縁部に接合固定するととに、上記パッチパネ
ルの上記上縁部以外の適当部位を上記バックロアインナ
パネルに接合固定したことを特徴とする、車体の後部構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988029241U JPH0616864Y2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 車体の後部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988029241U JPH0616864Y2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 車体の後部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01132478U JPH01132478U (ja) | 1989-09-08 |
| JPH0616864Y2 true JPH0616864Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31253283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988029241U Expired - Lifetime JPH0616864Y2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 車体の後部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616864Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS637066U (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-18 |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP1988029241U patent/JPH0616864Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01132478U (ja) | 1989-09-08 |
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