JPH06169682A - パンの焼成方法 - Google Patents
パンの焼成方法Info
- Publication number
- JPH06169682A JPH06169682A JP43A JP32393992A JPH06169682A JP H06169682 A JPH06169682 A JP H06169682A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 32393992 A JP32393992 A JP 32393992A JP H06169682 A JPH06169682 A JP H06169682A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bread
- baking
- dough
- steam
- proofing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はパンの焼成方法に関し、新しい改良
剤や新しい製造方法も必要なく、全く従来通りの成型冷
凍パン生地を用いることができ、しかも解凍、ホイロを
執ることなく、かつ余分な製造設備を必要としない効率
的なパン生地の焼成方法の提供を目的とするものであ
る。 【構成】 パン生地を用いてパンを焼成するパンの焼成
方法において、通常の製パン用オーブンを用い、焼成前
半に断続的に蒸気を注入することでパン生地のホイロ又
は解凍、ホイロを執ることなく焼成する。
剤や新しい製造方法も必要なく、全く従来通りの成型冷
凍パン生地を用いることができ、しかも解凍、ホイロを
執ることなく、かつ余分な製造設備を必要としない効率
的なパン生地の焼成方法の提供を目的とするものであ
る。 【構成】 パン生地を用いてパンを焼成するパンの焼成
方法において、通常の製パン用オーブンを用い、焼成前
半に断続的に蒸気を注入することでパン生地のホイロ又
は解凍、ホイロを執ることなく焼成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパンの焼成方法に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通常のパン生地を焼成する場合に
おいては、ストレート法や中種法その他一般的な製法に
則り焼成されている。
おいては、ストレート法や中種法その他一般的な製法に
則り焼成されている。
【0003】すなわち、一次発酵後に分割成型し、つい
でホイロを執り、一定のボリュームまで発酵したパン生
地を180〜230℃程度の温度で焼成するのである。
でホイロを執り、一定のボリュームまで発酵したパン生
地を180〜230℃程度の温度で焼成するのである。
【0004】一方、冷凍パン生地(成型冷凍パン生地)
を焼成する場合においても、その焼成前に解凍及びホイ
ロの工程を執り、パンイーストの活性化並びに一定の生
地ボリュームまで発酵させることが必要とされている。
を焼成する場合においても、その焼成前に解凍及びホイ
ロの工程を執り、パンイーストの活性化並びに一定の生
地ボリュームまで発酵させることが必要とされている。
【0005】ここで、その条件としては、解凍を2℃〜
30℃で30分〜17時間、ホイロを34℃〜36℃で
30分〜60分程度執ることが普通で、焼成は180℃
〜230℃程度で行われる。
30℃で30分〜17時間、ホイロを34℃〜36℃で
30分〜60分程度執ることが普通で、焼成は180℃
〜230℃程度で行われる。
【0006】解凍、ホイロを必要としない冷凍パン生地
やパン生地の発明としては特開昭61−149035号
特許公開公報や特開昭61−205437号特許公開公
報等に記載された発明が挙げられるが、一般にはホイロ
後に冷凍パン生地とする方法や、特開平3−26693
1号特許公開公報に記載される方法等が知られている。
やパン生地の発明としては特開昭61−149035号
特許公開公報や特開昭61−205437号特許公開公
報等に記載された発明が挙げられるが、一般にはホイロ
後に冷凍パン生地とする方法や、特開平3−26693
1号特許公開公報に記載される方法等が知られている。
【0007】また、パンイーストを用いない方法として
は特公平4−39301号特許公告公報に記載された方
法が知られている。
は特公平4−39301号特許公告公報に記載された方
法が知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常のパン
生地においては、ホイロは必須で、この工程を行わない
と焼成時十分なボリュームが得られない。
生地においては、ホイロは必須で、この工程を行わない
と焼成時十分なボリュームが得られない。
【0009】また、成型冷凍パン生地においては解凍、
ホイロが必須で、これら工程の必要のため、店舗におい
て必要時に即対応できないとの原因となっている。さら
に、ホイロの見極めには熟練したパン技術者が必要とな
り、パン業界の人員不足を考えると、その要員確保も重
要な課題である。
ホイロが必須で、これら工程の必要のため、店舗におい
て必要時に即対応できないとの原因となっている。さら
に、ホイロの見極めには熟練したパン技術者が必要とな
り、パン業界の人員不足を考えると、その要員確保も重
要な課題である。
【0010】そして、店舗付きの工場は充分な広さがな
くドウコンディショナー等の設備が労働環境を圧迫する
こともあり、このように課題はきわめて大きいと言わざ
るを得ない。
くドウコンディショナー等の設備が労働環境を圧迫する
こともあり、このように課題はきわめて大きいと言わざ
るを得ない。
【0011】解凍、ホイロを必要としない冷凍パン生地
及びパン生地は既に多数知られているが、前述した例も
含め、すべて生地製造に関して工夫がされたものであ
り、わずかに某2社の共同開発になる冷凍パン生地が生
地製造に工夫したうえで専用オーブンと特殊プログラム
を用いて焼成している例がみられるだけである。
及びパン生地は既に多数知られているが、前述した例も
含め、すべて生地製造に関して工夫がされたものであ
り、わずかに某2社の共同開発になる冷凍パン生地が生
地製造に工夫したうえで専用オーブンと特殊プログラム
を用いて焼成している例がみられるだけである。
【0012】また、製品について言えば、ホイロ後冷凍
パン生地では、現在のところ冷凍耐性が成型冷凍パン生
地に比べて著しく劣り、食感も一般のパンと比べ劣る。
パン生地では、現在のところ冷凍耐性が成型冷凍パン生
地に比べて著しく劣り、食感も一般のパンと比べ劣る。
【0013】さらに、その製造においては一次、二次発
酵が必要となり、成型冷凍パン生地の製造と比べ手間が
かかり工場に於いての省力化が計れないばかりか、むし
ろ不経済なものになる。
酵が必要となり、成型冷凍パン生地の製造と比べ手間が
かかり工場に於いての省力化が計れないばかりか、むし
ろ不経済なものになる。
【0014】そして、製品1個あたりの体積が成型冷凍
パン生地と比べ大きく、かつもろいため物流コストや物
流中の冷凍温度管理に厳しい条件が要求されるなど課題
も多い。
パン生地と比べ大きく、かつもろいため物流コストや物
流中の冷凍温度管理に厳しい条件が要求されるなど課題
も多い。
【0015】一方、前述した某2社の共同開発になる冷
凍パン生地では特殊な改良剤や、専用オーブンが必須で
あり、これにより新たな製造方法の導入や多大な設備投
資が要求されることになる。
凍パン生地では特殊な改良剤や、専用オーブンが必須で
あり、これにより新たな製造方法の導入や多大な設備投
資が要求されることになる。
【0016】この様に、解凍、ホイロを必要としない従
来の方法は製品的、経済的に各種の課題が多く実用に供
し難いものである。
来の方法は製品的、経済的に各種の課題が多く実用に供
し難いものである。
【0017】かくして、本発明は前記従来の各種課題に
鑑み創案されたものであって、本発明は、新しい改良剤
や新しい製造方法も必要なく、全く従来通りの成型冷凍
パン生地を用いることができ、しかも解凍、ホイロを執
ることなく、かつ余分な製造設備を必要としない効率的
なパン生地の焼成方法の提供を目的とするものである。
鑑み創案されたものであって、本発明は、新しい改良剤
や新しい製造方法も必要なく、全く従来通りの成型冷凍
パン生地を用いることができ、しかも解凍、ホイロを執
ることなく、かつ余分な製造設備を必要としない効率的
なパン生地の焼成方法の提供を目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によるパンの焼成
方法は、パン生地を用いてパンを焼成するパンの焼成方
法において、通常の製パン用オーブンを用い、焼成前半
に断続的に蒸気を注入することでパン生地のホイロ又は
解凍、ホイロを執ることなく焼成する様に構成されてい
る。
方法は、パン生地を用いてパンを焼成するパンの焼成方
法において、通常の製パン用オーブンを用い、焼成前半
に断続的に蒸気を注入することでパン生地のホイロ又は
解凍、ホイロを執ることなく焼成する様に構成されてい
る。
【0019】また、通常の固定式オーブンを用い、焼成
条件として、上火160〜220℃、下火150〜22
0℃という一般的な温度でパンの焼成を行ない、前記焼
成前半において断続的に蒸気を注入して前記オーブン内
に蒸気を充満させ、その後、蒸気注入を停止させて、パ
ンの生地温度を上昇させ、所定の温度に達したところで
焼成する焼成過程を経てパンを焼成するように構成され
ている。
条件として、上火160〜220℃、下火150〜22
0℃という一般的な温度でパンの焼成を行ない、前記焼
成前半において断続的に蒸気を注入して前記オーブン内
に蒸気を充満させ、その後、蒸気注入を停止させて、パ
ンの生地温度を上昇させ、所定の温度に達したところで
焼成する焼成過程を経てパンを焼成するように構成され
ている。
【0020】
【実施例】以下、本発明によるパンの焼成方法について
説明する。まず、通常の固定式オーブンを用いるものと
する。
説明する。まず、通常の固定式オーブンを用いるものと
する。
【0021】そして、焼成条件としては、上火160〜
220℃、下火150〜220℃という一般的な温度で
パンの焼成を行うものとする。ここで、焼成前半におい
て断続的に蒸気を注入する。
220℃、下火150〜220℃という一般的な温度で
パンの焼成を行うものとする。ここで、焼成前半におい
て断続的に蒸気を注入する。
【0022】このように、焼成前半において断続的に蒸
気を注入することで前記オーブン内に蒸気を充満させ
る。
気を注入することで前記オーブン内に蒸気を充満させ
る。
【0023】そして、オーブン内に蒸気を充満させるこ
とで、パン生地表面の乾燥、焼成が防止できる。
とで、パン生地表面の乾燥、焼成が防止できる。
【0024】また、オーブン内での発酵が急速に促進さ
れ、ホイロでの発酵に替わる役割を果たすことができ
る。
れ、ホイロでの発酵に替わる役割を果たすことができ
る。
【0025】その後、蒸気注入をやめることで少しづつ
パンの生地温度は上昇し、所定の温度に達したところで
常法通りの焼成過程を経てパンは焼成されるのである。
パンの生地温度は上昇し、所定の温度に達したところで
常法通りの焼成過程を経てパンは焼成されるのである。
【0026】ところで、蒸気にはウェット、ソフト、ド
ライ、ハードの4種類があるが、本発明で注入される蒸
気はおよそ−40℃〜40℃の間の温度でオーブンに投
入される生地の表面に水が凝縮するのであればどの様な
種類の蒸気でもよいが、いわゆるウェットの低圧飽和水
蒸気が好ましく、その注入はオーブンに搭載されるスチ
ームジェネレーターを用いても良いし、オーブンとは独
立した蒸気発生装置を用いても良い。
ライ、ハードの4種類があるが、本発明で注入される蒸
気はおよそ−40℃〜40℃の間の温度でオーブンに投
入される生地の表面に水が凝縮するのであればどの様な
種類の蒸気でもよいが、いわゆるウェットの低圧飽和水
蒸気が好ましく、その注入はオーブンに搭載されるスチ
ームジェネレーターを用いても良いし、オーブンとは独
立した蒸気発生装置を用いても良い。
【0027】また、パンの生地に蒸気を当てる場合、一
度に大量の蒸気を当て続けることは、生地をゆるめすぎ
たり、あるいは生地の解凍を早め、かえって生地を傷め
ることになり、焼き上がったパンのボリューム不足を引
き起すので、何度かにわけて注入するのが好ましい。
度に大量の蒸気を当て続けることは、生地をゆるめすぎ
たり、あるいは生地の解凍を早め、かえって生地を傷め
ることになり、焼き上がったパンのボリューム不足を引
き起すので、何度かにわけて注入するのが好ましい。
【0028】さらに、焼成温度の機敏な上昇が必要な点
から本発明で使用されるオーブンは、通常の製パン用の
コンベクションオーブン、固定ガマ、ラックオーブン、
トンネルオーブン等で問題ないのであるが、火床が動か
ず温度調整がしやすく、床面積もそれほど大きくない固
定ガマが最も好ましい。
から本発明で使用されるオーブンは、通常の製パン用の
コンベクションオーブン、固定ガマ、ラックオーブン、
トンネルオーブン等で問題ないのであるが、火床が動か
ず温度調整がしやすく、床面積もそれほど大きくない固
定ガマが最も好ましい。
【0029】蒸気注入の方向はオーブン中での蒸気の均
一な広がりが得られれば、上方、下方、側方どの方向で
もよいが、生地への凝縮性を考えると上方からの注入が
より望ましい。
一な広がりが得られれば、上方、下方、側方どの方向で
もよいが、生地への凝縮性を考えると上方からの注入が
より望ましい。
【0030】注入する蒸気量は、先に述べた通り、あま
り過剰に注入し続けることは好ましくなく、適当量を何
回注入するかが大切である。
り過剰に注入し続けることは好ましくなく、適当量を何
回注入するかが大切である。
【0031】1回の適当量は注入のたびに生地表面に凝
縮し、逃げた蒸気分を補充し、オーブン内温度を低く保
てれば良いので、経験的には、用いるオーブンが普通フ
ランスパン等蒸気注入を必要とするパンを焼成する時に
使う量で全く問題がないと言える。
縮し、逃げた蒸気分を補充し、オーブン内温度を低く保
てれば良いので、経験的には、用いるオーブンが普通フ
ランスパン等蒸気注入を必要とするパンを焼成する時に
使う量で全く問題がないと言える。
【0032】しかし、明確な蒸気量はオーブンの種類や
大きさ、蒸気気密度や、同種のオーブンでも使用する水
道水圧等で変化するので規定できない。
大きさ、蒸気気密度や、同種のオーブンでも使用する水
道水圧等で変化するので規定できない。
【0033】一例として、固定ガマを使用し、本発明の
焼成方法で1個50gの成型冷凍生地60個(生地総量
3kg)を焼成した時の蒸気注入量は生地1kg当たり
50Lであった。
焼成方法で1個50gの成型冷凍生地60個(生地総量
3kg)を焼成した時の蒸気注入量は生地1kg当たり
50Lであった。
【0034】また一般的トンネルオーブンの場合は生地
450gに対し800Lの蒸気注入が必要とされてい
る。この様にオーブンによって全く蒸気注入量が異なる
のでその時々に応じて注入量を設定することが望まし
い。
450gに対し800Lの蒸気注入が必要とされてい
る。この様にオーブンによって全く蒸気注入量が異なる
のでその時々に応じて注入量を設定することが望まし
い。
【0035】蒸気の注入は数回に分けて行うことが望ま
しいが1回の注入時間はオーブン温度のコントロールの
意味もあり、あまり長時間になるのは好ましくなくおよ
そ0〜10秒程度で1〜3秒が最も望ましい。
しいが1回の注入時間はオーブン温度のコントロールの
意味もあり、あまり長時間になるのは好ましくなくおよ
そ0〜10秒程度で1〜3秒が最も望ましい。
【0036】注入の間隔は使用するオーブンの蒸気気密
度にも左右されるが、1〜5分以内が好ましく1分間隔
が最もバランスが良い。
度にも左右されるが、1〜5分以内が好ましく1分間隔
が最もバランスが良い。
【0037】また注入の回数は生地重量やパンの種類に
応じてそれぞれ異なるが、1回の注入時間を2秒とし1
分置きに注入した場合、生地重量100gまでで4回〜
7回、100g〜250gで5回〜10回、それ以上で
は5回〜20回以上が必要である。この時のオーブン入
れ個数は変動があっても生地重量とパンの種類が同じで
あれば生地重量に応じた回数で問題ない。
応じてそれぞれ異なるが、1回の注入時間を2秒とし1
分置きに注入した場合、生地重量100gまでで4回〜
7回、100g〜250gで5回〜10回、それ以上で
は5回〜20回以上が必要である。この時のオーブン入
れ個数は変動があっても生地重量とパンの種類が同じで
あれば生地重量に応じた回数で問題ない。
【0038】さらに蒸気注入のタイミングも生地重量、
パンの種類により異なるが、おおよそ生地のオーブン投
入から20分程度まで入れることが可能であり、7分〜
10分目までが最も好ましい。
パンの種類により異なるが、おおよそ生地のオーブン投
入から20分程度まで入れることが可能であり、7分〜
10分目までが最も好ましい。
【0039】焼成温度は上火190℃〜230℃、下火
170℃〜210℃が最も好ましく、天板、直焼きとも
に対応できるが、場合によっては二枚天板等で下火を調
節することでボリュームを向上することができる。この
時の焼成時間は100gまでの生地で15分〜30分程
度で、十分実用的な時間と言える。
170℃〜210℃が最も好ましく、天板、直焼きとも
に対応できるが、場合によっては二枚天板等で下火を調
節することでボリュームを向上することができる。この
時の焼成時間は100gまでの生地で15分〜30分程
度で、十分実用的な時間と言える。
【0040】次に、本発明を具体的実施例に基づいて説
明する。ここで、図1にはストレート方法及び、中種法
で生地を作り、ホイロを執らずに本発明の焼成方法で焼
成した試験例1乃至試験例4の条件、及び常法通りホイ
ロを執って焼成した比較例1乃至比較例4の条件が示さ
れている。
明する。ここで、図1にはストレート方法及び、中種法
で生地を作り、ホイロを執らずに本発明の焼成方法で焼
成した試験例1乃至試験例4の条件、及び常法通りホイ
ロを執って焼成した比較例1乃至比較例4の条件が示さ
れている。
【0041】すなわち、成型冷凍パン生地を無解凍、無
ホイロで本発明の焼成方法を用いて図1に示す条件で焼
成し(試験例1乃至試験例4)、かつ同じ成型冷凍パン
生地を常法通り解凍、ホイロを執り、図1に示す条件で
焼成したものである(比較例1乃至比較例4)。
ホイロで本発明の焼成方法を用いて図1に示す条件で焼
成し(試験例1乃至試験例4)、かつ同じ成型冷凍パン
生地を常法通り解凍、ホイロを執り、図1に示す条件で
焼成したものである(比較例1乃至比較例4)。
【0042】そして、この結果を図3に示す製品の評価
基準説明図に基づいて評価すると、図4に示す通り、本
発明の焼成方法で焼成されたパンは常法で焼成されたも
のと比較し、全く遜色のないとの結果を生ずるに至った
のである。
基準説明図に基づいて評価すると、図4に示す通り、本
発明の焼成方法で焼成されたパンは常法で焼成されたも
のと比較し、全く遜色のないとの結果を生ずるに至った
のである。
【0043】また、図2には成型冷凍パン生地を無解
凍、無ホイロで本発明の焼成方法を用いて焼成した試験
例5乃至試験例10の条件、及び同じ成型冷凍パン生地
を常法通り解凍、ホイロを執って焼成した比較例5乃至
比較例10の条件が示されている。
凍、無ホイロで本発明の焼成方法を用いて焼成した試験
例5乃至試験例10の条件、及び同じ成型冷凍パン生地
を常法通り解凍、ホイロを執って焼成した比較例5乃至
比較例10の条件が示されている。
【0044】すなわち、成型冷凍パン生地を無解凍、無
ホイロで本発明の焼成方法を用いて図2に示す条件で焼
成し(試験例5乃至試験例10)、かつ同じ成型冷凍パ
ン生地を常法通り解凍、ホイロを執り、図2に示す条件
で焼成したものである(比較例5乃至比較例10)。
ホイロで本発明の焼成方法を用いて図2に示す条件で焼
成し(試験例5乃至試験例10)、かつ同じ成型冷凍パ
ン生地を常法通り解凍、ホイロを執り、図2に示す条件
で焼成したものである(比較例5乃至比較例10)。
【0045】そして、この結果を図3に示す製品の評価
基準説明図に基づいて評価すると、図5に示す通り、本
発明の焼成方法で焼成されたパンは常法で焼成されたも
のと比較し、全く遜色のないとの結果を生ずるに至った
のである。
基準説明図に基づいて評価すると、図5に示す通り、本
発明の焼成方法で焼成されたパンは常法で焼成されたも
のと比較し、全く遜色のないとの結果を生ずるに至った
のである。
【0046】この様に、本実施例によれば、通常のパン
生地や成型冷凍パン生地のみならずホイロ後冷凍パン生
地等いかなるパン生地でも焼成可能であり、焼成された
パンは通常のパン生地や成型冷凍パン生地を常法で焼き
上げたものと何ら品質は変わらないものである。
生地や成型冷凍パン生地のみならずホイロ後冷凍パン生
地等いかなるパン生地でも焼成可能であり、焼成された
パンは通常のパン生地や成型冷凍パン生地を常法で焼き
上げたものと何ら品質は変わらないものである。
【0047】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によるパン
の焼成方法によれば、従来のいかなるパン生地において
もホイロ又は解凍、ホイロを全く執ることなく焼成が可
能となる。そして、焼成されたパンは通常のパン生地や
成型冷凍パン生地を常法で焼き上げたものと何ら品質は
変わらないものである。
の焼成方法によれば、従来のいかなるパン生地において
もホイロ又は解凍、ホイロを全く執ることなく焼成が可
能となる。そして、焼成されたパンは通常のパン生地や
成型冷凍パン生地を常法で焼き上げたものと何ら品質は
変わらないものである。
【0048】また、店舗においてパンを焼成する場合、
ホイロ又は解凍、ホイロが不必要なので、ドウコンディ
ショナーや2次発酵室の必要がなくなり設備は軽備なも
ので足りることとなる。
ホイロ又は解凍、ホイロが不必要なので、ドウコンディ
ショナーや2次発酵室の必要がなくなり設備は軽備なも
ので足りることとなる。
【0049】さらに、焼成するだけなので、熟練したパ
ン技術者は必要なく、現在のパン業界の人員不足にも対
応できる等優れた効果を奏する。
ン技術者は必要なく、現在のパン業界の人員不足にも対
応できる等優れた効果を奏する。
【0050】また、商品製造に関しても、焼成までの時
間が著しく短縮されるので、必要なときに焼成したい数
だけ対応が可能となりフレッシュな商品を提供できるの
で生地のロスも最小限にすることができる。
間が著しく短縮されるので、必要なときに焼成したい数
だけ対応が可能となりフレッシュな商品を提供できるの
で生地のロスも最小限にすることができる。
【図1】ストレート方法及び中種法で生地を作り、ホイ
ロを執らずに本発明の焼成方法で焼成した試験例1乃至
試験例4の条件、及び常法通りホイロを執って焼成した
比較例1乃至比較例4の条件を説明する説明図である。
ロを執らずに本発明の焼成方法で焼成した試験例1乃至
試験例4の条件、及び常法通りホイロを執って焼成した
比較例1乃至比較例4の条件を説明する説明図である。
【図2】成型冷凍パン生地を無解凍、無ホイロで本発明
の焼成方法を用いて焼成した試験例5乃至試験例10の
条件、及び同じ成型冷凍パン生地を常法通り解凍、ホイ
ロを執って焼成した比較例5乃至比較例10の条件を説
明する説明図である。
の焼成方法を用いて焼成した試験例5乃至試験例10の
条件、及び同じ成型冷凍パン生地を常法通り解凍、ホイ
ロを執って焼成した比較例5乃至比較例10の条件を説
明する説明図である。
【図3】製品の評価の基準を示す評価基準説明図であ
る。
る。
【図4】図3に基づき製品を評価した評価状態を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図5】図3に基づき製品を評価した評価状態を説明す
る説明図である。
る説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 パン生地を用いてパンを焼成するパンの
焼成方法において、通常の製パン用オーブンを用い、焼
成前半に断続的に蒸気を注入することでパン生地のホイ
ロ又は解凍、ホイロを執ることなく焼成することを特徴
とするパンの焼成方法。 - 【請求項2】 通常の固定式オーブンを用い、 上火160〜220℃、下火150〜220℃の温度範
囲でパンの焼成を行ない、 前記焼成前半において断続的に蒸気を注入して前記オー
ブン内に蒸気を充満させ、 その後、蒸気注入を停止させて、パンの生地温度を上昇
させ、 所定の温度に達したところで焼成する焼成過程を経てパ
ンを焼成することを特徴とするパンの焼成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP43A JPH06169682A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | パンの焼成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP43A JPH06169682A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | パンの焼成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06169682A true JPH06169682A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18160321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP43A Pending JPH06169682A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | パンの焼成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06169682A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS491766A (ja) * | 1972-04-24 | 1974-01-09 | ||
| JPS60153974U (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-14 | 三洋電機株式会社 | パン生地の解凍及び焼成装置 |
| JPH03266931A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-27 | Yamazaki Baking Co Ltd | パンの製造方法 |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP43A patent/JPH06169682A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS491766A (ja) * | 1972-04-24 | 1974-01-09 | ||
| JPS60153974U (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-14 | 三洋電機株式会社 | パン生地の解凍及び焼成装置 |
| JPH03266931A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-27 | Yamazaki Baking Co Ltd | パンの製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4318931A (en) | Method of baking firm bread | |
| CN104798851B (zh) | 面包制作方法 | |
| CA1075447A (en) | Method of curing concrete articles by water vaporization | |
| EP2651228A1 (en) | Arrangement and method for rehydrating edible products | |
| Wiggins | Proving, baking and cooling | |
| US4292262A (en) | Ceramic material processing | |
| JPH06169682A (ja) | パンの焼成方法 | |
| Martin et al. | Baking high‐ratio white layer cakes with microwave energy | |
| US4746526A (en) | Method for preparing prebaked, oven ready, chemically leavened frozen biscuits | |
| US4271203A (en) | Microwave proofing and baking bread utilizing metal pans | |
| WO1995030333A1 (en) | Manufacture of baked farinaceous foodstuffs | |
| US3018742A (en) | Apparatus for proofing and baking bread | |
| US6391350B1 (en) | Method for the pre-baking treatment of chunk of frozen bread dough | |
| US2785642A (en) | Method for proofing and baking bread | |
| US2087912A (en) | Method of producing crustless fancy bread | |
| JPH05236862A (ja) | パン類の冷却方法および冷却装置 | |
| CN101569324A (zh) | 馒头片生产中馒头醒烤流水线生产工艺 | |
| JP2007028906A (ja) | パン類の製造方法 | |
| JP3400742B2 (ja) | パン類の製造方法 | |
| GB2205066A (en) | Pizza crust formation | |
| RU8557U1 (ru) | Хлебопекарная печь | |
| CN220898516U (zh) | 一种排风除湿烤馕机器 | |
| KR102821117B1 (ko) | 카스테라 제조 방법 | |
| RU2007122401A (ru) | Способ тепловой обработки массы теста, содержащего закваску, и печь, приспособленная для его осуществления | |
| CN221576650U (zh) | 一种可提高酵母面包烘烤质量的烤盘 |