JPH0616975Y2 - 慣性飛込式始動電動機 - Google Patents

慣性飛込式始動電動機

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JPH0616975Y2
JPH0616975Y2 JP15696485U JP15696485U JPH0616975Y2 JP H0616975 Y2 JPH0616975 Y2 JP H0616975Y2 JP 15696485 U JP15696485 U JP 15696485U JP 15696485 U JP15696485 U JP 15696485U JP H0616975 Y2 JPH0616975 Y2 JP H0616975Y2
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JP
Japan
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weight
weight holder
drive shaft
radial direction
shaft
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JP15696485U
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JPS6264877U (ja
Inventor
雅浩 加藤
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日本電装株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は慣性飛込式始動電動機において、ピニオンの早
期戻り防止機構に関する。
〔従来の技術〕
従来のものは、第5図に示すように、シャフト1のヘリ
カルスプライン部1aの端面の段差1bに当接するよう
に、スペースリング20をシャフト1の外周に圧入して
いる。このスペースリング20は第6図(a),(b)に示す
ように、シャフト1に圧入される筒部20aと、この筒
部20aの端面より屈曲する円盤部20bと、この円盤
部20bの外周に突出する3つの突出部20cとから構
成される。
また、21はウェイトであり、第7図(a),(b)に示す如
く、円弧形状であり、一端面には、スペースリング20
の突出部20cが嵌合する凹部21aが、他端面には、
ガータスプリング7が収納される段部21bが形成され
ている。
8はウェイトホルダであり、スペースリング20の筒部
20aの端面に当接する円盤部8aと、この円盤部8a
の外周より屈曲する円筒部8bとから構成され、円筒部
8bでウェイト21の径方向外周側への移動を規制す
る。
そして、スタータを始動させようとすると、図示されて
いないモータ部からアーマチャシャフト16、ドライブ
ギヤ12を介して、シャフト1へ回転が減速して伝えら
れ、係合しているヘリカルスプライン部1aによりクラ
ッチアウタ2に伝わり、ヘリカルスプライン部1aのね
じれ推力により移動筒部材が前進し、ピニオン4がリン
グギヤ11に噛み合う。このとき、ガータスプリング7
に押さえられていたウェイト21は、遠心力によりガー
タスプリング7の拘束力に打ち勝つ。そして、ウェイト
21は、ウェイトホルダ8の円筒部8bの内周に当接す
る。それと同時に、クラッチアウタ2と一体になったカ
バー5の端部が、ウェイト21の端面に当接して、ピニ
オン4がリングギヤ11から早期に戻ってしまうのを防
止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕 ところが、上述した従来のものでは、第6図(b)に示す
ように、1つのスペースリング20で、円盤部20bの
端面と筒部20aの端面との間の寸法A、筒部20aの
軸長寸法B、筒部20aの内径寸法Cを決定する必要が
ある。
つまり、ドライブギヤ12をウェイトホルダ8を介し
て、スペースリング20を段差1b側に押圧して、シャ
フト1に圧入している。この時、寸法Aが、ドライブギ
ヤ12の右側端面から、先端までの寸法Dを維持する必
要性がある。この寸法Dは、シャフト1をハウジング1
5に組付ける時に、重要であり、寸法Dが大きすぎると
ハウジング15に組付かなくなるという問題が生じる。
すなわち、寸法Dの管理を行なうには、シャフト1の段
差1bからドライブギヤ12までの寸法が重要であり、
つまり寸法Aのばらつきが問題となってくる。
次に、寸法Bは、ウェイト21の径方向側への正常な摺
動を保つために、ウェイト21の軸方向長に対して、若
干大きく寸法をとる必要があり、また、筒部20aに対
して円盤部20bが直角になっている必要性がある。
最後に、寸法Cは、スペースリング20をシャフト1の
外周に圧入する必要があり、その時の締付を正確に出す
必要性がある。そのため、スペースリング20の筒部2
0aの内周を研削等で仕上げ加工して、寸法公差を出す
必要がある。
つまり、プレス絞り等で、スペースリング20を形成す
る時に、ふくれ、ひけ等が生じて、上述した寸法A,B
を同時に満足するように、スペースリング20を形成す
ることは非常に難しく、逆に研削等で、寸法A,Bを出
そうとすると、研削工数等がかかり、コストアップにな
ってしまうという問題点がある。
また、スペースリング20の筒部20aの内周の寸法公
差を出すための、研削工程が必要であり、工数が増加し
てしまうという問題点も生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案は上述した従来の問題点を鑑みて、 アーマチャシャフトを有するスタータモータと、 外周にヘリカルスプライン部と段差が形成された駆動シ
ャフトと、 この駆動シャフトのヘリカルスプライン部にスプライン
結合した移動筒部材と、 前記駆動シャフトの段差に当接するワッシャと、 このワッシャの端面に当接し、前記駆動シャフトの外周
に設けられた筒状のカラーと、 このカラーの端面に当接し、径方向にのびる円盤部と、
この円盤部の端部より前記ワッシャ側の軸方向に屈曲し
た係止部とを有するウェイトホルダと、 前記ワッシャ、前記カラー、前記ウェイトホルダを前記
駆動シャフトの段差に押圧するように前記駆動シャフト
に固定されると共に、前記ウェイトホルダと係合して、
前記スタータモータのアーマチャシャフトの回転を前記
シャフト及び前記ウェイトホルダに伝えるドライブギヤ
と、 前記ウェイトホルダに、前記ウェイトホルダに対して回
転方向に移動不能で、径方向に移動可能に、保持され
て、前記カラーの外周に配置され、前記駆動シャフトの
回転と共に、回転し、この回転の遠心力により径方向外
周側へ移動するとともに、この移動を前記ウェイトホル
ダの係止部で規制されるウェイトと、 このウェイトの静止時における径方向の拡がりを防止
し、前記ドライブシャフトが所定回転数においては、前
記ウェイトの遠心力により径方向に拡がるように設定し
たスプリングと、 前記ウェイトが前記ウェイトホルダの係止部で移動規制
された時に、前記移動筒部材の軸方向の移動を規制する
ストッパと、 を備えた慣性飛込式始動電動機 とすることである。
〔実施例〕
以下本考案を図に示す実施例について説明する。第1図
に示す第1実施例において、シャフト1は外周にヘリカ
ルスプライン部1aを有すると共に、軸受13,14を
介して、ハウジング15に回転自在に保持されている。
そして、クラッチアウタ2はシャフト1のヘリカルスプ
ライン部1aにヘリカルスプライン係合している。ま
た、ピニオン4は、クラッチアウタ2の内周に配置され
たローラ3を介して、連結されていると共に、シャフト
1の外周に回転自在に設けられている。そして、クラッ
チアウタ2、ローラ3、ピニオン4とで移動筒部材を形
成する。11は、内燃機関のリングギヤであり、ピニオ
ン4と噛み合う。
9は円盤状の平ワッシャであり、幅aを有し、シャフト
1のヘリカルスプライン部1aの端面である段差1bに
当接して、シャフト1の外周に遊嵌合している。
10はシャフト1の外周に遊嵌合する筒状のカラーであ
り、軸方向に幅bを有し、一端面が平ワッシャ9に当接
している。
8はウェイトホルダであり、第3図(a),(b)に示す如
く、カラー10の他端面に当接し、シャフト1に対して
径方向外周側に伸びる円盤部8aと、この円盤部8aの
外周端部より平ワッシャ9側に屈曲した円筒部8bとか
ら構成されている。また、円盤部8aの中心にはシャフ
ト1が貫通する穴8cと、この穴8cより径方向外周側
に形成された3つのスリット8dが形成されており、外
周には打ち出し等により形成した突起8eも一体に形成
されている。
6はウェイトであり、第4図(a),(b)に示す如く、円弧
状であり、3つのウェイト6でリング状をなすようにし
てある。そして、ウェイト6のウェイトホルダ8側に
は、段部6aが形成され、また、この段部6aからウェ
イトホルダ8のスリット8dに係合する突部6bが形成
されている。そして、ウェイト6はカラー10の外周で
かつ、平ワッシャ9とウェイトホルダ8の円盤部8aと
の間に配置され、ウェイト6の突部6bをウェイトホル
ダ8のスリット8dに係合して、ウェイト6を径方向の
みに移動可能としている。
7はウェイト6の段部6aに収納されたガータスプリン
グであり、このガータスプリング7のスプリング力によ
り、ウェイト6をカラー10の外周に押圧している。
12はドライブギヤであり、シャフト1の外周に圧入す
る時に、ウェイトホルダ8、カラー10を介して、平ワ
ッシャ9を段差1bに押圧している。そして、ドライブ
ギヤ12の端面には、ウェイトホルダ8の突起8eに嵌
合する凹部12aが形成され、突起8eを凹部12aに
嵌合させて、ウェイトホルダ8をシャフト1に対して、
回動不可能にしている。
また、16はスタータモータのアーマチャシャフトであ
る。さらに、ドライブギヤ12とハウジング15との間
には、スラスト用ワッシャ17が挿入されている。
そして、ストッパ部をなすカバー5は、クラッチアウタ
2にクラッチカバー2aを巻き締めして、固定されてお
り、非作動時には、ウェイトホルダ8の円筒部8bとウ
ェイト6との間に配置されている。
18はピニオン4のストッパーであり、ストッパー18
とピニオン4との間には、リターンスプリング19が挿
入されている。
次に、上記構成においてその作動を説明する。スタータ
を始動させようとすると、図示されていないモータ部か
らアーマチャシャフト16、ドライブギヤ12を介し
て、シャフト1へ回転が減速して伝えられ、係合してい
るヘリカルスプライン部1aによりクラッチアウタ2に
伝わり、ヘリカルスプライン部1aのねじれ推力により
移動筒部材が前進し、ピニオン4がリングギヤ11に噛
み合う。
この時、ウェイトホルダ8がドライブギヤ12に、突起
8eと凹部12aで嵌合され、ドライブギヤ12の回転
をウェイトホルダ8に伝え、また、ウェイト6の突部6
bをウェイトホルダ8のスリット8dに係合すること
で、ウェイトホルダ8の回転がウェイト6に伝えられ
る。つまり、シャフト1の回転が、ウェイト6に伝えら
れることとなり、第2図に示すように、ガータスプリン
グ7に押さえられていたウェイト6は、遠心力によりガ
ータスプリング7の拘束力に打ち勝つ。そして、ウェイ
ト6は、ウェイトホルダ8の円筒部8bの内周に当接す
る。それと同時に、クラッチアウタ2と一体になったカ
バー5の端部が、ウェイト6の端面に当接して、ピニオ
ン4がリングギヤ11から早期に戻ってしまうのを防止
している。
また、図示されていないスタータ部のスイッチを切れ
ば、シャフト1の回転力が落ち、シャフト1と同一回転
運動をしていたウェイト6の回転力も落ち、ガータスプ
リング7の拘束力がウェイト6の遠心力より勝り、ウェ
イト6はウェイトホルダ8の係止部8cの内周から離脱
し、同時にリターンスプリング及びオーバーランによる
ヘリカルスプライン1aの戻し力によりクラッチ移動筒
部材はウェイト6を軸心方向に押し下げ、第1図で示す
静止状態に戻る。
以上述べたように、ウェイトホルダ8をドライブギヤ1
2に対して、回転不能とし、ウェイト6をウェイトホル
ダ8に対して、径方向のみに移動可能とすることで、カ
ラー10をシャフト1に圧入することがないため、カラ
ー10の内周側の研削が不要となり、かつカラー10と
平ワッシャ9を分離することで、カラー10の軸方向長
bは丸材を所定長で切断するようにすれば、容易に正確
な長さを得ることが可能である。また、平ワッシャ9の
幅aも正確に出すことができる。すなわち、カラー1
0、平ワッシャ9を別々に管理することで、正確な軸方
向長の精度を出すことが可能である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案においては、ウェイトの径方
向側への摺動のため軸方向長を必要とするカラーと、ウ
ェイトの軸方向の移動を規制するワッシャとを別々に設
けたから、カラーの軸方向長の設定、ワッシャの幅の設
定が正確にできると共に、カラーの内周側を研削する必
要性がなく、工数低減を計ることができるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案慣性飛込式始動電動機の一実施例におけ
る停止状態を示す半断面図、第2図は第1図における慣
性飛込式始動電動機の作動状態を示す半断面図、第3図
(a),(b)はそれぞれウェイトホルダを示す正面図,断面
図、第4図(a),(b)はそれぞれウェイトを示す正面図,
断面図、第5図は従来の慣性飛込式始動電動機を示す半
断面図、第6図(a),(b)はそれぞれ第5図におけるスペ
ースリングの正面図,断面図、第7図(a),(b)はそれぞ
れ第5図におけるウェイトの正面図,断面図である。 1…駆動シャフト,1a…ヘリカルスプライン部,1b
…段差,2,3,4…移動筒部材を構成するクラッチア
ウタ,ローラ,ピニオン,5…ストッパをなすカバー,
6…ウェイト,7…ガータスプリング,8…ウェイトホ
ルダ,8a…円盤部,8b…係止部をなす円筒部,8d
…スリット,8e…突起,9…平ワッシャ,10…カラ
ー,11…リングギヤ,12…ドライブギヤ,12a…
凹部,16…アーマチャシャフト。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アーマチャシャフトを有するスタータモー
    タと、 外周にヘリカルスプライン部と段差が形成された駆動シ
    ャフトと、 この駆動シャフトのヘリカルスプライン部にスプライン
    結合した移動筒部材と、 前記駆動シャフトの段差に当接するワッシャと、 このワッシャの端面に当接し、前記駆動シャフトの外周
    に設けられた筒状のカラーと、 このカラーの端面に当接し、径方向にのびる円盤部と、
    この円盤部の端部より前記ワッシャ側の軸方向に屈曲し
    た係止部とを有するウェイトホルダと、 前記ワッシャ、前記カラー、前記ウェイトホルダを前記
    駆動シャフトの段差に押圧するように前記駆動シャフト
    に固定されると共に、前記ウェイトホルダと係合して、
    前記スタータモータのアーマチャシャフトの回転を前記
    シャフト及び前記ウェイトホルダに伝えるドライブギヤ
    と、 前記ウェイトホルダに、前記ウェイトホルダに対して回
    転方向に移動不能で、径方向に移動可能に、保持され
    て、前記カラーの外周に配置され、前記駆動シャフトの
    回転と共に、回転し、この回転の遠心力により径方向外
    周側へ移動するとともに、この移動を前記ウェイトホル
    ダの係止部で規制されるウェイトと、 このウェイトの静止時における径方向の拡がりを防止
    し、前記ドライブシャフトが所定回転数においては、前
    記ウェイトの遠心力により径方向に拡がるように設定し
    たスプリングと、 前記ウェイトが前記ウェイトホルダの係止部で移動規制
    された時に、前記移動筒部材の軸方向の移動を規制する
    ストッパと、 を備えた慣性飛込式始動電動機。
  2. 【請求項2】前記ウェイトホルダは前記ドライブギヤ
    に、凹凸部で嵌合されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の慣性飛込式始動電動機。
  3. 【請求項3】前記ウェイトには突部が形成され、前記ウ
    ェイトホルダの円盤部には、径方向にのびると共に、前
    記突部が係合する穴が形成され、前記ウェイトが前記ウ
    ェイトホルダに対して、回転方向に回動不能で、径方向
    に移動可能とした実用新案登録請求の範囲第2項記載の
    慣性飛込式始動電動機。
JP15696485U 1985-10-14 1985-10-14 慣性飛込式始動電動機 Expired - Lifetime JPH0616975Y2 (ja)

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JP15696485U JPH0616975Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14 慣性飛込式始動電動機

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JP15696485U JPH0616975Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14 慣性飛込式始動電動機

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Publication Number Publication Date
JPS6264877U JPS6264877U (ja) 1987-04-22
JPH0616975Y2 true JPH0616975Y2 (ja) 1994-05-02

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ID=31079073

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JP15696485U Expired - Lifetime JPH0616975Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14 慣性飛込式始動電動機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012053552A1 (ja) * 2010-10-20 2012-04-26 株式会社豊田中央研究所 歯車嵌脱装置及びエンジン始動装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
日本電装公開技報、整理番号39−041(昭60−1−15)

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WO2012053552A1 (ja) * 2010-10-20 2012-04-26 株式会社豊田中央研究所 歯車嵌脱装置及びエンジン始動装置

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JPS6264877U (ja) 1987-04-22

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