JPH09226607A - パワーステアリング装置用電動機およびこの電動機を用いたパワーステアリング装置 - Google Patents
パワーステアリング装置用電動機およびこの電動機を用いたパワーステアリング装置Info
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- JPH09226607A JPH09226607A JP8279561A JP27956196A JPH09226607A JP H09226607 A JPH09226607 A JP H09226607A JP 8279561 A JP8279561 A JP 8279561A JP 27956196 A JP27956196 A JP 27956196A JP H09226607 A JPH09226607 A JP H09226607A
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- armature
- output shaft
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/04—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
- B62D5/043—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by clutch means between driving element, e.g. motor, and driven element, e.g. steering column or steering gear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/04—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
- B62D5/0457—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
- B62D5/0475—Controlling other elements
- B62D5/0478—Clutches
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- Power Steering Mechanism (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストで、かつ電動機の電流の切替えを行
うことなく、出力軸の回転の切替えを行うことができる
電動機を提供することを目的とする。 【解決手段】 アーマチャ30が、矢印C方向(左回
り)に回転すると、この回転がアーマチャシャフト4
0、サンギア42を介して、遊星歯車90の第1のギア
部91に伝えられる。また、第2の当接部材210と回
転維持体200のフランジ部204との間には隙間が生
じているため、回転維持体200はハウジング80に対
して回転規制されておらず、かつインターナルギア11
0はハウジング80に対して回転が規制されているた
め、遊星歯車90はピン73の外周を自転すると共に、
アーマチャシャフト40の外周を図2に示す如く、右回
りに回転することで、アーマチャシャフト40の回転を
減速させて、出力軸70を矢印Dの如く、アーマチャシ
ャフト40の回転方向と同一方向(左回り)に回転させ
ることができる。この出力軸70の回転により、ステア
リングヘのアシストを行う。
うことなく、出力軸の回転の切替えを行うことができる
電動機を提供することを目的とする。 【解決手段】 アーマチャ30が、矢印C方向(左回
り)に回転すると、この回転がアーマチャシャフト4
0、サンギア42を介して、遊星歯車90の第1のギア
部91に伝えられる。また、第2の当接部材210と回
転維持体200のフランジ部204との間には隙間が生
じているため、回転維持体200はハウジング80に対
して回転規制されておらず、かつインターナルギア11
0はハウジング80に対して回転が規制されているた
め、遊星歯車90はピン73の外周を自転すると共に、
アーマチャシャフト40の外周を図2に示す如く、右回
りに回転することで、アーマチャシャフト40の回転を
減速させて、出力軸70を矢印Dの如く、アーマチャシ
ャフト40の回転方向と同一方向(左回り)に回転させ
ることができる。この出力軸70の回転により、ステア
リングヘのアシストを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方向の電動機の
回転を正逆回転させて出力軸を介してピニオンシャフト
に伝達させるためのるためのパワーステアリング装置用
電動機およびこの電動機を用いたパワーステアリング装
置に関する。
回転を正逆回転させて出力軸を介してピニオンシャフト
に伝達させるためのるためのパワーステアリング装置用
電動機およびこの電動機を用いたパワーステアリング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両のパワーステアリング装置と
して、油圧式に代えてモータを用いた電動式パワーステ
アリング装置が使用されており、その従来技術として
は、特開平6ー316270号公報に示す如く、車両の
ステアリングの左右の回転方向に応じて、モータのトル
クを同じ回転方向で伝達させる必要があるため、モータ
のアーマチャをステアリングの左右の回転に応じて正逆
回転させているものが開示されている。
して、油圧式に代えてモータを用いた電動式パワーステ
アリング装置が使用されており、その従来技術として
は、特開平6ー316270号公報に示す如く、車両の
ステアリングの左右の回転方向に応じて、モータのトル
クを同じ回転方向で伝達させる必要があるため、モータ
のアーマチャをステアリングの左右の回転に応じて正逆
回転させているものが開示されている。
【0003】また、特開平7ー61362号公報では、
スタブシャフトとピニオンシャフトとのいずれか一方の
シャフトに対してストレートスプライン結合させ、他方
のシャフトに対してヘリカルスプライン結合させた可動
体を設け、スタブシャフトの回転により移動する可動体
により、第1もしくは第2クラッチ機構を作動させ、電
動モータの回転を駆動かさ歯車と一対の従動かさ歯車に
より、電動モータの一方向の回転を正逆回転させピニオ
ンシャフトに伝えている。
スタブシャフトとピニオンシャフトとのいずれか一方の
シャフトに対してストレートスプライン結合させ、他方
のシャフトに対してヘリカルスプライン結合させた可動
体を設け、スタブシャフトの回転により移動する可動体
により、第1もしくは第2クラッチ機構を作動させ、電
動モータの回転を駆動かさ歯車と一対の従動かさ歯車に
より、電動モータの一方向の回転を正逆回転させピニオ
ンシャフトに伝えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た前者のものでは、モータをステアリングの左右の回転
に応じて正逆回転させるための電流切替えが必要であ
り、この電流切替え時の過大電流により、電機子反作用
の対策ならびに火花ノイズの発生の対策を行わなければ
ならず、さらには電流切替えのための複数のダイオード
素子、トランジスタ等が必要となり、高価なものになっ
てしまうという問題があった。
た前者のものでは、モータをステアリングの左右の回転
に応じて正逆回転させるための電流切替えが必要であ
り、この電流切替え時の過大電流により、電機子反作用
の対策ならびに火花ノイズの発生の対策を行わなければ
ならず、さらには電流切替えのための複数のダイオード
素子、トランジスタ等が必要となり、高価なものになっ
てしまうという問題があった。
【0005】また、後者のものでは、電動モータの回転
自身を正逆回転させる必要はないものの、スタブシャフ
トとピニオンシャフトとの間に設けられたトーションバ
ーのねじりにより、ヘリカルスプライン結合を介して可
動体の移動を行いつつ、かつ電動モータの回転を伝達す
るためのトルクがヘリカルスプライン結合により直接ト
ーションバーに加わるために、その寿命の低下や精度の
低下の問題が発生する。
自身を正逆回転させる必要はないものの、スタブシャフ
トとピニオンシャフトとの間に設けられたトーションバ
ーのねじりにより、ヘリカルスプライン結合を介して可
動体の移動を行いつつ、かつ電動モータの回転を伝達す
るためのトルクがヘリカルスプライン結合により直接ト
ーションバーに加わるために、その寿命の低下や精度の
低下の問題が発生する。
【0006】よって、本発明では、電動機の電流の切替
えを行うことなく、出力軸の回転の切替えを行うことが
でき、耐久性のあるパワーステアリング装置を達成する
ための電動機ならびにパワーステアリング装置自身を提
供することにある。
えを行うことなく、出力軸の回転の切替えを行うことが
でき、耐久性のあるパワーステアリング装置を達成する
ための電動機ならびにパワーステアリング装置自身を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、請求項1の手段を採用することが
できる。請求項1ならびに請求項8によれば、アーマチ
ャシャフトと出力軸との間に設けられ、アーマチャシャ
フトの回転を減速させ、かつ出力軸を正逆回転させる切
替え手段を有することで、出力軸の回転の切替えのため
にアーマチャコイルへの電流の切替えを行うことがな
く、従来必要であった電機子反作用の対策ならびに火花
ノイズの発生の対策を講じる必要はないとともに、直接
トーションバーへのトルクがかかるのを抑えてパワース
テアリング装置の耐久性を向上させることができるとい
う優れた効果を有している。
に、本発明によれば、請求項1の手段を採用することが
できる。請求項1ならびに請求項8によれば、アーマチ
ャシャフトと出力軸との間に設けられ、アーマチャシャ
フトの回転を減速させ、かつ出力軸を正逆回転させる切
替え手段を有することで、出力軸の回転の切替えのため
にアーマチャコイルへの電流の切替えを行うことがな
く、従来必要であった電機子反作用の対策ならびに火花
ノイズの発生の対策を講じる必要はないとともに、直接
トーションバーへのトルクがかかるのを抑えてパワース
テアリング装置の耐久性を向上させることができるとい
う優れた効果を有している。
【0008】請求項2によれば、切替え手段による出力
軸の正逆回転の切替えは、出力軸に作用する回転方向の
トルクもしくは回転角に基づいて行うことで、回転方向
の切替えのための信号の入力の簡素化を計ることができ
る。請求項3および4によれば、アーマチャシャフト上
に設けられた第1のサンギアと、この第1のサンギアに
噛み合い、この第1のサンギアの周囲を公転する複数の
第1の遊星ギアと、これら第1の遊星ギアに内歯噛み合
いするインターナルギアと、第1の遊星ギアと同軸で一
体に回転する第2の遊星ギアと、第2の遊星ギアに外歯
噛み合いする第2のサンギアと、第1、第2の遊星ギア
を回転自在に軸支する遊星軸とを有する減速機構を備
え、かつ出力軸は、遊星軸の公転軸を中心とする位置に
配設されると共に、切替え手段において、アーマチャシ
ャフトと同一方向の回転を出力軸に伝達する場合には、
インターナルギアへの回転規制を行うと共に、第2のサ
ンギアを回転可能とし、アーマチャシャフトと反対方向
の回転を出力軸に伝達する場合には、第2のサンギアヘ
の回転規制を行うと共に、インターナルギアを回転可能
とすることで、出力軸の回転方向を容易に切替えること
ができる。
軸の正逆回転の切替えは、出力軸に作用する回転方向の
トルクもしくは回転角に基づいて行うことで、回転方向
の切替えのための信号の入力の簡素化を計ることができ
る。請求項3および4によれば、アーマチャシャフト上
に設けられた第1のサンギアと、この第1のサンギアに
噛み合い、この第1のサンギアの周囲を公転する複数の
第1の遊星ギアと、これら第1の遊星ギアに内歯噛み合
いするインターナルギアと、第1の遊星ギアと同軸で一
体に回転する第2の遊星ギアと、第2の遊星ギアに外歯
噛み合いする第2のサンギアと、第1、第2の遊星ギア
を回転自在に軸支する遊星軸とを有する減速機構を備
え、かつ出力軸は、遊星軸の公転軸を中心とする位置に
配設されると共に、切替え手段において、アーマチャシ
ャフトと同一方向の回転を出力軸に伝達する場合には、
インターナルギアへの回転規制を行うと共に、第2のサ
ンギアを回転可能とし、アーマチャシャフトと反対方向
の回転を出力軸に伝達する場合には、第2のサンギアヘ
の回転規制を行うと共に、インターナルギアを回転可能
とすることで、出力軸の回転方向を容易に切替えること
ができる。
【0009】請求項5によれば、アーマチャシャフトと
同一方向の回転を出力軸に伝達する減速比と、アーマチ
ャシャフトと反対方向の回転を出力軸に伝達する減速比
を所定の範囲内で相違させることで、出力軸から受ける
トルクを状況に応じて設定することができ、例えば、ス
テアリングへのトルク伝達に対しては、ステアリングの
右回転もしくは左回転において、道路状況、左折、右折
等の運転状況で、ステアリングの回転方向に対するアシ
スト力を変えてドライバーへの負担を軽くすることも可
能となる。
同一方向の回転を出力軸に伝達する減速比と、アーマチ
ャシャフトと反対方向の回転を出力軸に伝達する減速比
を所定の範囲内で相違させることで、出力軸から受ける
トルクを状況に応じて設定することができ、例えば、ス
テアリングへのトルク伝達に対しては、ステアリングの
右回転もしくは左回転において、道路状況、左折、右折
等の運転状況で、ステアリングの回転方向に対するアシ
スト力を変えてドライバーへの負担を軽くすることも可
能となる。
【0010】請求項6によれば、アーマチャシャフトと
同一方向の回転を出力軸に伝達する減速比と、アーマチ
ャシャフトと反対方向の回転を出力軸に伝達する減速比
を実質的に同一とすることで、出力軸から受けるトルク
を実質的に一定とでき、例えば、ステアリングへのトル
ク伝達に対しては、ステアリングの右回転もしくは左回
転においても差異のないものとすることができる。
同一方向の回転を出力軸に伝達する減速比と、アーマチ
ャシャフトと反対方向の回転を出力軸に伝達する減速比
を実質的に同一とすることで、出力軸から受けるトルク
を実質的に一定とでき、例えば、ステアリングへのトル
ク伝達に対しては、ステアリングの右回転もしくは左回
転においても差異のないものとすることができる。
【0011】請求項7によれば、ステアリングが所定の
位置において、アーマチャシャフトと出力軸との間の回
転伝達を遮断することで、アーマチャの慣性によって発
生する出力軸の戻りの遅れをなくして、ステアリングの
戻しを迅速に行うことができる。請求項9および10に
よれば、インターナルギアの回転もしくは外歯歯車の回
転のいずれか一方の回転を規制する規制部材を有するこ
とで、アーマチャシャフトから出力軸に伝達する回転方
向を簡単に変更することができる。
位置において、アーマチャシャフトと出力軸との間の回
転伝達を遮断することで、アーマチャの慣性によって発
生する出力軸の戻りの遅れをなくして、ステアリングの
戻しを迅速に行うことができる。請求項9および10に
よれば、インターナルギアの回転もしくは外歯歯車の回
転のいずれか一方の回転を規制する規制部材を有するこ
とで、アーマチャシャフトから出力軸に伝達する回転方
向を簡単に変更することができる。
【0012】請求項11および12によれば、規制部材
は、スタブシャフトとピニオンシャフトとの相対回転に
応じて、インターナルギアの回転もしくは外歯歯車の回
転のいずれか一方の回転を規制するように移動すること
で、スタブシャフトの回転に応じて確実に回転を規制す
ることができる。請求項13によれば、スタブシャフト
とピニオンシャフトとの間の相対回転差が所定値内にお
いて、アーマチャシャフトと出力軸との間の回転伝達を
遮断することで、アーマチャの慣性によって発生する出
力軸の戻りの遅れをなくして、ステアリングの戻しを迅
速に行うことができる。
は、スタブシャフトとピニオンシャフトとの相対回転に
応じて、インターナルギアの回転もしくは外歯歯車の回
転のいずれか一方の回転を規制するように移動すること
で、スタブシャフトの回転に応じて確実に回転を規制す
ることができる。請求項13によれば、スタブシャフト
とピニオンシャフトとの間の相対回転差が所定値内にお
いて、アーマチャシャフトと出力軸との間の回転伝達を
遮断することで、アーマチャの慣性によって発生する出
力軸の戻りの遅れをなくして、ステアリングの戻しを迅
速に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図6に基づいて詳述する。図1は、電動パワース
テアリング装置に適用される電動機の断面図である。電
動機は、筒状のヨーク10と、このヨーク10の内周面
に固定された固定子をなす複数の磁石20と、これら磁
石20の内周側に設けられると共に、アーマチャコイル
が巻装され、一端側にコンミテータ31を有するアーマ
チャ30と、このアーマチャ30を軸支するためのアー
マチャシャフト40と、アーマチャ30のコンミテータ
31に電流を供給するためのブラシ装置50とを有して
いる。このブラシ装置50は、コンミテータ31に摺接
するブラシ51と、このブラシ51を保持するブラシ保
持部52と、ブラシ51をコンミテータ31側に押圧す
るブラシスプリング53と、ブラシ51に電流を供給す
るための供給線54とから構成される。
ないし図6に基づいて詳述する。図1は、電動パワース
テアリング装置に適用される電動機の断面図である。電
動機は、筒状のヨーク10と、このヨーク10の内周面
に固定された固定子をなす複数の磁石20と、これら磁
石20の内周側に設けられると共に、アーマチャコイル
が巻装され、一端側にコンミテータ31を有するアーマ
チャ30と、このアーマチャ30を軸支するためのアー
マチャシャフト40と、アーマチャ30のコンミテータ
31に電流を供給するためのブラシ装置50とを有して
いる。このブラシ装置50は、コンミテータ31に摺接
するブラシ51と、このブラシ51を保持するブラシ保
持部52と、ブラシ51をコンミテータ31側に押圧す
るブラシスプリング53と、ブラシ51に電流を供給す
るための供給線54とから構成される。
【0014】アーマチャシャフト40の一端は、ヨーク
10の側面に設けられた軸受け保持部11に収納された
軸受け60によって、回転自在に支持されていると共
に、アーマチャシャフト40の他端には、小径部41が
形成されている。出力軸70は、この出力軸70の回転
トルクがステアリングの回転力をアシストするように、
図示しないステアリングシャフトと連結されている(例
えば、特開平3ー7661号公報)。そして、この出力
軸70は、アーマチャシャフト40と同軸状に配置さ
れ、この出力軸70の一端に形成された凹部71内に、
軸受け61を介して、アーマチャシャフト40の小径部
41が収納され、アーマチャシャフト40の他端を回転
自在に支持している。また、出力軸70の一端には、外
周径方向側に延びる円盤部72が形成されている。
10の側面に設けられた軸受け保持部11に収納された
軸受け60によって、回転自在に支持されていると共
に、アーマチャシャフト40の他端には、小径部41が
形成されている。出力軸70は、この出力軸70の回転
トルクがステアリングの回転力をアシストするように、
図示しないステアリングシャフトと連結されている(例
えば、特開平3ー7661号公報)。そして、この出力
軸70は、アーマチャシャフト40と同軸状に配置さ
れ、この出力軸70の一端に形成された凹部71内に、
軸受け61を介して、アーマチャシャフト40の小径部
41が収納され、アーマチャシャフト40の他端を回転
自在に支持している。また、出力軸70の一端には、外
周径方向側に延びる円盤部72が形成されている。
【0015】ハウジング80は、ヨーク10の開口端1
2を覆うと共に、上記出力軸70を軸受け62により回
転自在に支持するものである。遊星歯車90は、出力軸
70の円盤部72に周方向に等間隔に固定された複数の
ピン73(遊星軸)の外周に回転自在に保持されてお
り、大径部に形成された第1のギア部91(第1の遊星
ギア)と、小径部に形成された第2のギア部92(第2
の遊星ギア)が形成されている。そして、遊星歯車90
の第1のギア部91は、アーマチャシャフト40の外周
に形成されたサンギア42(第1のサンギア)に係合し
ている。
2を覆うと共に、上記出力軸70を軸受け62により回
転自在に支持するものである。遊星歯車90は、出力軸
70の円盤部72に周方向に等間隔に固定された複数の
ピン73(遊星軸)の外周に回転自在に保持されてお
り、大径部に形成された第1のギア部91(第1の遊星
ギア)と、小径部に形成された第2のギア部92(第2
の遊星ギア)が形成されている。そして、遊星歯車90
の第1のギア部91は、アーマチャシャフト40の外周
に形成されたサンギア42(第1のサンギア)に係合し
ている。
【0016】100はインターナルギア構成体であり、
この構成体100は、内周面に上記遊星歯車90の第1
のギア部91に係合する環状体のインターナルギア11
0と、このインターナルギア110の外周に当接する円
筒状の第1の当接部材120と、この当接部材120を
インターナルギア110の外周に押圧するための第1の
スプリング130と、第1のブラケット140とから構
成される。
この構成体100は、内周面に上記遊星歯車90の第1
のギア部91に係合する環状体のインターナルギア11
0と、このインターナルギア110の外周に当接する円
筒状の第1の当接部材120と、この当接部材120を
インターナルギア110の外周に押圧するための第1の
スプリング130と、第1のブラケット140とから構
成される。
【0017】そして、この第1のブラケット140は、
第1のスプリング130を収納するための収納部141
を有する筒部142と、この筒部142の一端から出力
軸70に延びる円盤部143から構成され、この円盤部
143の内周面と出力軸70との間には、円盤部143
の内周面と出力軸70との連結、離脱を行うための第1
の連結、離脱手段144が設けられている。また、第1
の支持部材150は、ハウジング80の内周に固定さ
れ、先端には、上記当接部材120の一端側と当接する
折り曲げ部151が形成されている。
第1のスプリング130を収納するための収納部141
を有する筒部142と、この筒部142の一端から出力
軸70に延びる円盤部143から構成され、この円盤部
143の内周面と出力軸70との間には、円盤部143
の内周面と出力軸70との連結、離脱を行うための第1
の連結、離脱手段144が設けられている。また、第1
の支持部材150は、ハウジング80の内周に固定さ
れ、先端には、上記当接部材120の一端側と当接する
折り曲げ部151が形成されている。
【0018】回転維持体200は、遊星歯車90の第2
のギア部92に係合するギア201(第2のサンギア)
が外周に形成されたアーマチャシャフト40に沿って延
びる円筒部202と、この円筒部202の一端から径方
向外周側に延びる円盤部203と、この円盤部203の
外周からアーマチャ30側に延びるフランジ部204と
から構成されている。
のギア部92に係合するギア201(第2のサンギア)
が外周に形成されたアーマチャシャフト40に沿って延
びる円筒部202と、この円筒部202の一端から径方
向外周側に延びる円盤部203と、この円盤部203の
外周からアーマチャ30側に延びるフランジ部204と
から構成されている。
【0019】さらに、回転維持体200のフランジ部2
04の外周に当接する円筒状の第2の当接部材210
と、この第2の当接部材210を回転維持体200のフ
ランジ部204の外周に押圧するための第2のスプリン
グ220と、第2のブラケット230とが設けられてい
る。また、出力軸70の円盤部72に周方向に等間隔に
固定された複数のピン73の一端には、円環部74が設
けられている。
04の外周に当接する円筒状の第2の当接部材210
と、この第2の当接部材210を回転維持体200のフ
ランジ部204の外周に押圧するための第2のスプリン
グ220と、第2のブラケット230とが設けられてい
る。また、出力軸70の円盤部72に周方向に等間隔に
固定された複数のピン73の一端には、円環部74が設
けられている。
【0020】そして、この第2のブラケット230は、
第2のスプリング220を収納するための収納部231
を有する筒部232と、この筒部232の一端から円環
部74に延びる円盤部233から構成され、この円盤部
233の内周面と円環部74との間には、円盤部233
の内周面とピン73との連結、離脱を行うための第2の
連結、離脱手段234が設けられている。また、支持部
材240は、ハウジング80とヨーク10との間に固定
され、先端には、第2の当接部材210の一端側と当接
する折り曲げ部241が形成されている。
第2のスプリング220を収納するための収納部231
を有する筒部232と、この筒部232の一端から円環
部74に延びる円盤部233から構成され、この円盤部
233の内周面と円環部74との間には、円盤部233
の内周面とピン73との連結、離脱を行うための第2の
連結、離脱手段234が設けられている。また、支持部
材240は、ハウジング80とヨーク10との間に固定
され、先端には、第2の当接部材210の一端側と当接
する折り曲げ部241が形成されている。
【0021】次に、この電動機の作動において、アーマ
チャシャフト40の回転方向と、出力軸70の回転方向
とを同一とする場合につき、図1ないし図3に基づいて
説明する。まず、ステアリングにより出力軸70が、図
1の矢印D方向に回されると、第1の連結、離脱手段1
44により、第1のブラケット140の円盤部143の
内周面と出力軸70とが離脱されることで、出力軸70
の回転が第1のブラケット140に伝達されなくなる。
チャシャフト40の回転方向と、出力軸70の回転方向
とを同一とする場合につき、図1ないし図3に基づいて
説明する。まず、ステアリングにより出力軸70が、図
1の矢印D方向に回されると、第1の連結、離脱手段1
44により、第1のブラケット140の円盤部143の
内周面と出力軸70とが離脱されることで、出力軸70
の回転が第1のブラケット140に伝達されなくなる。
【0022】それにより、図2に示す如く、第1のスプ
リング130によって第1の当接部材120をインター
ナルギア110の外周に押圧しつつ、第1の当接部材1
20の一端側が、第1の支持部材150の折り曲げ部1
51に当接される(図1参照)。これによって、インタ
ーナルギア110は、ハウジング80に対して回転が規
制されることになる。
リング130によって第1の当接部材120をインター
ナルギア110の外周に押圧しつつ、第1の当接部材1
20の一端側が、第1の支持部材150の折り曲げ部1
51に当接される(図1参照)。これによって、インタ
ーナルギア110は、ハウジング80に対して回転が規
制されることになる。
【0023】さらに、第2の連結、離脱手段234によ
り、第2のブラケット230の円盤部233の内周面と
円環部74との間が、連結されることで、第2のブラケ
ット230が円環部74の外周に支持されることにな
る。それにより、図3に示すように、第2のスプリング
220に抗して遠心力の作用で、第2の当接部材210
が第2のブラケット230の筒部232の収納部231
内に収納されることで、第2の当接部材210と回転維
持体200のフランジ部204との間には隙間が生じる
ことになる。その時には、第2の連結、離脱手段234
により、第2のブラケット230の円盤部233の内周
面とピン73との間が、連結されることで、第2のブラ
ケット230がピン73の外周に支持されることにな
る。
り、第2のブラケット230の円盤部233の内周面と
円環部74との間が、連結されることで、第2のブラケ
ット230が円環部74の外周に支持されることにな
る。それにより、図3に示すように、第2のスプリング
220に抗して遠心力の作用で、第2の当接部材210
が第2のブラケット230の筒部232の収納部231
内に収納されることで、第2の当接部材210と回転維
持体200のフランジ部204との間には隙間が生じる
ことになる。その時には、第2の連結、離脱手段234
により、第2のブラケット230の円盤部233の内周
面とピン73との間が、連結されることで、第2のブラ
ケット230がピン73の外周に支持されることにな
る。
【0024】この状態において、アーマチャ30が、図
1に示すように、矢印C方向(左回り)に回転すると、
この回転がアーマチャシャフト40、サンギア42を介
して、遊星歯車90の第1のギア部91に伝えられる。
また、第2の当接部材210と回転維持体200のフラ
ンジ部204との間には隙間が生じているため、回転維
持体200はハウジング80に対して回転規制されてお
らず、かつインターナルギア110はハウジング80に
対して回転が規制されているため、遊星歯車90はピン
73の外周を自転すると共に、アーマチャシャフト40
の外周を図2に示す如く、右回りに回転することで、ア
ーマチャシャフト40の回転を減速させて、出力軸70
を矢印Dの如く、アーマチャシャフト40の回転方向と
同一方向(左回り)に回転させることができる。
1に示すように、矢印C方向(左回り)に回転すると、
この回転がアーマチャシャフト40、サンギア42を介
して、遊星歯車90の第1のギア部91に伝えられる。
また、第2の当接部材210と回転維持体200のフラ
ンジ部204との間には隙間が生じているため、回転維
持体200はハウジング80に対して回転規制されてお
らず、かつインターナルギア110はハウジング80に
対して回転が規制されているため、遊星歯車90はピン
73の外周を自転すると共に、アーマチャシャフト40
の外周を図2に示す如く、右回りに回転することで、ア
ーマチャシャフト40の回転を減速させて、出力軸70
を矢印Dの如く、アーマチャシャフト40の回転方向と
同一方向(左回り)に回転させることができる。
【0025】この出力軸70の回転により、ステアリン
グヘのアシストを行う。次に、この電動機の作動につい
て、アーマチャシャフト40の回転方向と、出力軸70
の回転方向を反対方向とする場合につき、図4ないし図
6に基づいて説明する。まず、ステアリングにより出力
軸70が図3の矢印方向に回されると、第1の連結、離
脱手段144により、第1のブラケット140の円盤部
143の内周面と出力軸70との間が連結されること
で、第1のブラケット140が出力軸70の外周に支持
されることになる。
グヘのアシストを行う。次に、この電動機の作動につい
て、アーマチャシャフト40の回転方向と、出力軸70
の回転方向を反対方向とする場合につき、図4ないし図
6に基づいて説明する。まず、ステアリングにより出力
軸70が図3の矢印方向に回されると、第1の連結、離
脱手段144により、第1のブラケット140の円盤部
143の内周面と出力軸70との間が連結されること
で、第1のブラケット140が出力軸70の外周に支持
されることになる。
【0026】また、図4に示す如く、第1のスプリング
130に抗して第1の当接部材120が第1のブラケッ
ト140の筒部142の収納部141内に収納されるこ
とで、第1の当接部材120とインターナルギア110
との間には隙間が生じることになる。また、第1の当接
部材120の一端と第1の支持部材150の折り曲げ部
151との間にも隙間が生じることになる。これによっ
て、インターナルギア110は、ハウジング80に対し
て回転が規制されなくなる。
130に抗して第1の当接部材120が第1のブラケッ
ト140の筒部142の収納部141内に収納されるこ
とで、第1の当接部材120とインターナルギア110
との間には隙間が生じることになる。また、第1の当接
部材120の一端と第1の支持部材150の折り曲げ部
151との間にも隙間が生じることになる。これによっ
て、インターナルギア110は、ハウジング80に対し
て回転が規制されなくなる。
【0027】そして、その時には、第2の連結、離脱手
段234により、第2のブラケット230の円盤部23
3の内周面と円環部74との間は離脱され、円環部74
の回転が第2のブラケット230に伝達されなくなる。
さらに、図5に示すように、第2のスプリング220に
よって第2の当接部材210を回転維持体200のフラ
ンジ部204に押圧すると共に、第2の当接部材210
の一端側が第2の支持部材240の折り曲げ部241に
当接する。これにより、回転維持体200はハウジング
80に対して回転が規制されることになる。
段234により、第2のブラケット230の円盤部23
3の内周面と円環部74との間は離脱され、円環部74
の回転が第2のブラケット230に伝達されなくなる。
さらに、図5に示すように、第2のスプリング220に
よって第2の当接部材210を回転維持体200のフラ
ンジ部204に押圧すると共に、第2の当接部材210
の一端側が第2の支持部材240の折り曲げ部241に
当接する。これにより、回転維持体200はハウジング
80に対して回転が規制されることになる。
【0028】この状態において、アーマチャ30が、図
4に示すように、矢印C方向(左回り)に回転すると、
この回転がアーマチャシャフト40、サンギア42を介
して、遊星歯車90の第1のギア部91に伝えられる。
また、第2の当接部材210によって、回転維持体20
0がハウジング80に対して回転規制されており、一方
インターナルギア110はハウジング80に対して回転
が規制されていないため、遊星歯車90はピン73の外
周を自転すると共に、アーマチャシャフト40の外周を
回転して、図6に示すように、アーマチャシャフト40
の回転方向の逆方向(右回り)に回転する。よって、出
力軸70は、アーマチャシャフト40の回転方向と逆方
向(右回り)に回転させることができる。
4に示すように、矢印C方向(左回り)に回転すると、
この回転がアーマチャシャフト40、サンギア42を介
して、遊星歯車90の第1のギア部91に伝えられる。
また、第2の当接部材210によって、回転維持体20
0がハウジング80に対して回転規制されており、一方
インターナルギア110はハウジング80に対して回転
が規制されていないため、遊星歯車90はピン73の外
周を自転すると共に、アーマチャシャフト40の外周を
回転して、図6に示すように、アーマチャシャフト40
の回転方向の逆方向(右回り)に回転する。よって、出
力軸70は、アーマチャシャフト40の回転方向と逆方
向(右回り)に回転させることができる。
【0029】従って、上述の如く、出力軸70の回転方
向の切替えは、ステアリングの回転方向を第1、第2の
離脱手段144、234が感知して行うので、電動機ヘ
のアーマチャコイルヘの電流の切替えを行う必要がな
く、従来必要であった電機子反作用の対策ならびに火花
ノイズの発生の対策を講じる必要はなくなる。そして、
出力軸70の回転トルクをステアリング側に伝達する際
に、電動機の電機子反作用による応答遅れを起こすこと
なく、確実に出力軸の回転トルクをステアリングに伝達
することができる。
向の切替えは、ステアリングの回転方向を第1、第2の
離脱手段144、234が感知して行うので、電動機ヘ
のアーマチャコイルヘの電流の切替えを行う必要がな
く、従来必要であった電機子反作用の対策ならびに火花
ノイズの発生の対策を講じる必要はなくなる。そして、
出力軸70の回転トルクをステアリング側に伝達する際
に、電動機の電機子反作用による応答遅れを起こすこと
なく、確実に出力軸の回転トルクをステアリングに伝達
することができる。
【0030】また、アーマチャシャフト40と同一方向
の回転を出力軸70に伝達する減速比と、アーマチャシ
ャフト40と反対方向の回転を出力軸70に伝達する減
速比とは、サンギア42と遊星歯車90とのギア比によ
って決定される実質的に同一の減速比とすることで、出
力軸70から受けるトルクを実質的に一定とでき、ステ
アリングへのトルク伝達に対しては、ステアリングの右
回転もしくは左回転においても差異のないものとするこ
とができる。
の回転を出力軸70に伝達する減速比と、アーマチャシ
ャフト40と反対方向の回転を出力軸70に伝達する減
速比とは、サンギア42と遊星歯車90とのギア比によ
って決定される実質的に同一の減速比とすることで、出
力軸70から受けるトルクを実質的に一定とでき、ステ
アリングへのトルク伝達に対しては、ステアリングの右
回転もしくは左回転においても差異のないものとするこ
とができる。
【0031】なお、出力軸70の回転方向の切替えは、
出力軸70に作用する回転方向のトルクの変動に基づい
て行ってもよい。これによれば、回転方向の切替えのた
めの信号入力の簡素化を計ることができる。また、アー
マチャシャフト40と同一方向の回転を出力軸70に伝
達する減速比と、アーマチャシャフト40と反対方向の
回転を出力軸70に伝達する減速比を所定の範囲内で相
違させることで、出力軸70から受けるトルクを状況に
応じて設定することができ、例えば、ステアリングへの
トルク伝達に対しては、ステアリングの右回転もしくは
左回転において、道路状況、左折、右折等の走行状況を
鑑みて、ステアリングの回転方向に対するアシスト力を
変えてドライバーへの負担を軽くすることも可能とな
る。
出力軸70に作用する回転方向のトルクの変動に基づい
て行ってもよい。これによれば、回転方向の切替えのた
めの信号入力の簡素化を計ることができる。また、アー
マチャシャフト40と同一方向の回転を出力軸70に伝
達する減速比と、アーマチャシャフト40と反対方向の
回転を出力軸70に伝達する減速比を所定の範囲内で相
違させることで、出力軸70から受けるトルクを状況に
応じて設定することができ、例えば、ステアリングへの
トルク伝達に対しては、ステアリングの右回転もしくは
左回転において、道路状況、左折、右折等の走行状況を
鑑みて、ステアリングの回転方向に対するアシスト力を
変えてドライバーへの負担を軽くすることも可能とな
る。
【0032】さらに、ステアリングが中立位置におい
て、アーマチャシャフト40と出力軸70との間の回転
伝達を遮断することで、遊星歯車減速機構により出力軸
70に発生するアーマチャの慣性によって起こる中立位
置ヘの戻りの遅れをなくして、ステアリングの中立位置
への戻しを迅速に行うことができる。この回転伝達の遮
断方法については、以下に説明する。
て、アーマチャシャフト40と出力軸70との間の回転
伝達を遮断することで、遊星歯車減速機構により出力軸
70に発生するアーマチャの慣性によって起こる中立位
置ヘの戻りの遅れをなくして、ステアリングの中立位置
への戻しを迅速に行うことができる。この回転伝達の遮
断方法については、以下に説明する。
【0033】まず、図4に示す如く、第1のスプリング
130に抗して第1の当接部材120が第1のブラケッ
ト140の筒部142の収納部141内に収納されるこ
とで、第1の当接部材120とインターナルギア110
との間には隙間が生じることになる。また、第1の当接
部材120の一端と第1の支持部材150の折り曲げ部
151との間にも隙間が生じることになる。これによっ
て、インターナルギア110が、ハウジング80に対し
て回転が規制されなくなる。
130に抗して第1の当接部材120が第1のブラケッ
ト140の筒部142の収納部141内に収納されるこ
とで、第1の当接部材120とインターナルギア110
との間には隙間が生じることになる。また、第1の当接
部材120の一端と第1の支持部材150の折り曲げ部
151との間にも隙間が生じることになる。これによっ
て、インターナルギア110が、ハウジング80に対し
て回転が規制されなくなる。
【0034】その時、図3に示すように、第2のスプリ
ング220に抗して第2の当接部材210が第2のブラ
ケット230の筒部232の収納部231内に収納され
ることで、第2の当接部材210と第2のブラケット2
30のフランジ部204との間に隙間を生じさせるよう
にする。従って、遊星歯車90はインターナルギア11
0および回転維持体200によって回転を規制されるこ
とがなくなり、出力軸70からの回転は、単に遊星歯車
90がピン73の外周を空回りするのみで、アーマチャ
シャフト40への回転は伝達されなくなり、出力軸70
へのアーマチャコアの慣性をなくすことができる。
ング220に抗して第2の当接部材210が第2のブラ
ケット230の筒部232の収納部231内に収納され
ることで、第2の当接部材210と第2のブラケット2
30のフランジ部204との間に隙間を生じさせるよう
にする。従って、遊星歯車90はインターナルギア11
0および回転維持体200によって回転を規制されるこ
とがなくなり、出力軸70からの回転は、単に遊星歯車
90がピン73の外周を空回りするのみで、アーマチャ
シャフト40への回転は伝達されなくなり、出力軸70
へのアーマチャコアの慣性をなくすことができる。
【0035】さらに、回転方向の切替えを出力軸70か
らの信号(トルク、回転方向、回転角等)で行うのでな
く、ステアリング軸に設けた手段(トルクセンサ等)か
らの信号により切替えてもよく、これによれば、よりタ
イムリーなきめ細かな制御が可能となる。次に、図7な
いし図12に基づいて、本発明ステアリング装置の第2
実施例を説明する。
らの信号(トルク、回転方向、回転角等)で行うのでな
く、ステアリング軸に設けた手段(トルクセンサ等)か
らの信号により切替えてもよく、これによれば、よりタ
イムリーなきめ細かな制御が可能となる。次に、図7な
いし図12に基づいて、本発明ステアリング装置の第2
実施例を説明する。
【0036】電動機300は、第1実施例に示す電動機
と実質的に同一構成であり、筒状のヨーク310と、こ
のヨーク310の内周面にビス311にて固定された固
定子320をなす複数のポールコア321とこのポール
コア321に巻線された固定子コイル322と、この固
定子320の内周側に設けられると共に、アーマチャコ
イル331が巻装され、一端側にコンミテータ332を
有するアーマチャ330と、このアーマチャ330を軸
支するためのアーマチャシャフト340と、アーマチャ
330のコンミテータ332に電流を供給するためのブ
ラシ装置350とを有している。このブラシ装置350
は、コンミテータ332に摺接するブラシ351と、こ
のブラシ351を保持するブラシ保持部352と、ブラ
シ351をコンミテータ332側に押圧するブラシスプ
リング353とから構成される。
と実質的に同一構成であり、筒状のヨーク310と、こ
のヨーク310の内周面にビス311にて固定された固
定子320をなす複数のポールコア321とこのポール
コア321に巻線された固定子コイル322と、この固
定子320の内周側に設けられると共に、アーマチャコ
イル331が巻装され、一端側にコンミテータ332を
有するアーマチャ330と、このアーマチャ330を軸
支するためのアーマチャシャフト340と、アーマチャ
330のコンミテータ332に電流を供給するためのブ
ラシ装置350とを有している。このブラシ装置350
は、コンミテータ332に摺接するブラシ351と、こ
のブラシ351を保持するブラシ保持部352と、ブラ
シ351をコンミテータ332側に押圧するブラシスプ
リング353とから構成される。
【0037】アーマチャシャフト340の一端側は、ヨ
ーク310の一端側にインロー結合されたリア側フレー
ム360に収納された軸受け361によって、回転自在
に支持されている。また、このリア側フレーム360と
ヨーク310との間で上記ブラシ保持部352が狭持さ
れている。そして、アーマチャシャフト340の他端側
には、太陽歯車341が形成されている。また、アーマ
チャシャフト340の他端側は、ヨーク310の他端側
にインロー結合されたフロント側フレーム370に収納
された軸受け371によって回転自在に支持されてい
る。さらに、ヨーク310をフロント側フレーム370
とリア側フレーム360との間に挟持し、スルーボルト
380によって強固に固定している。
ーク310の一端側にインロー結合されたリア側フレー
ム360に収納された軸受け361によって、回転自在
に支持されている。また、このリア側フレーム360と
ヨーク310との間で上記ブラシ保持部352が狭持さ
れている。そして、アーマチャシャフト340の他端側
には、太陽歯車341が形成されている。また、アーマ
チャシャフト340の他端側は、ヨーク310の他端側
にインロー結合されたフロント側フレーム370に収納
された軸受け371によって回転自在に支持されてい
る。さらに、ヨーク310をフロント側フレーム370
とリア側フレーム360との間に挟持し、スルーボルト
380によって強固に固定している。
【0038】次に、電動機300の一方向回転を正逆回
転させて、後述するピニオンシャフト610に伝達する
ための正逆回転機構400について説明する。円筒状の
ケース410は、その両端の内周面に段部411がそれ
ぞれ形成され、かつ中央の内周面には、図11もしくは
図12に示す如く、周方向に等間隔に6つの凹部412
が形成されている。
転させて、後述するピニオンシャフト610に伝達する
ための正逆回転機構400について説明する。円筒状の
ケース410は、その両端の内周面に段部411がそれ
ぞれ形成され、かつ中央の内周面には、図11もしくは
図12に示す如く、周方向に等間隔に6つの凹部412
が形成されている。
【0039】ケース410の中心に設けられた出力軸4
20は、一端部421がアーマチャシャフト340の他
端部に形成された凹部342内に軸受け343によって
回転自在に支持されると共に、出力軸420がアーマチ
ャシャフト340と同軸上に配置されている。また、出
力軸420の一端部421側には、出力軸420と一体
に形成された円盤状突出部422が形成されている。
20は、一端部421がアーマチャシャフト340の他
端部に形成された凹部342内に軸受け343によって
回転自在に支持されると共に、出力軸420がアーマチ
ャシャフト340と同軸上に配置されている。また、出
力軸420の一端部421側には、出力軸420と一体
に形成された円盤状突出部422が形成されている。
【0040】430は遊星歯車であり、内周側はアーマ
チャシャフト340の太陽歯車341に噛み合うと共
に、外周側が第1の回転体440の内周に形成された内
歯歯車441に噛み合っている。この第1の回転体44
0には、反内歯歯車441側に延びると共に、外周側に
円錐状の傾斜部443が形成された筒部442と、径方
向外周側に延びるフランジ部444とが一体に形成され
ている。そして、このフランジ部444の先端が、ケー
ス410の一端側の段部411内に収納されると共に、
このケース410の段部411と第1の回転体440の
フランジ部444とフロント側フレーム370との間に
形成された空間内に、プレート445とローラベアリン
グ446とが収納されている。そして、このローラベア
リング446により、第1の回転体440が回転自在と
なっている。
チャシャフト340の太陽歯車341に噛み合うと共
に、外周側が第1の回転体440の内周に形成された内
歯歯車441に噛み合っている。この第1の回転体44
0には、反内歯歯車441側に延びると共に、外周側に
円錐状の傾斜部443が形成された筒部442と、径方
向外周側に延びるフランジ部444とが一体に形成され
ている。そして、このフランジ部444の先端が、ケー
ス410の一端側の段部411内に収納されると共に、
このケース410の段部411と第1の回転体440の
フランジ部444とフロント側フレーム370との間に
形成された空間内に、プレート445とローラベアリン
グ446とが収納されている。そして、このローラベア
リング446により、第1の回転体440が回転自在と
なっている。
【0041】また、支持ピン431は、一端側に遊星歯
車430が取付けられ、他端側にギア432が形成され
ている。そして、この支持ピン431は、出力軸420
の円盤状突出部422に軸受け433を介して回転自在
に支持される。支持ピン431は、図10ないし図12
に示すように、周方向に等間隔に3つ設けられ、3つの
遊星歯車430をそれぞれ回転自在に支持している。
車430が取付けられ、他端側にギア432が形成され
ている。そして、この支持ピン431は、出力軸420
の円盤状突出部422に軸受け433を介して回転自在
に支持される。支持ピン431は、図10ないし図12
に示すように、周方向に等間隔に3つ設けられ、3つの
遊星歯車430をそれぞれ回転自在に支持している。
【0042】第2の回転体450の内周側には、支持ピ
ン431の他端に形成されたギア432の径方向内周側
に噛み合う外歯歯車451が形成されている。また、第
2の回転体450の外周側には、第1の回転体440の
筒部442側に延びると共に、外周側に円錐状の傾斜部
453が形成された筒部452と、径方向外周側に延び
るフランジ部454とが一体に形成されている。そし
て、このフランジ部454の先端が、ケース410の他
端側の段部411内に収納されると共に、このケース4
10の段部411と第2の回転体450のフランジ部4
54とブラケット460との間に形成された空間内に、
プレート455とローラベアリング456とが収納され
ている。そして、このローラベアリング456と軸受け
457とにより、第1の回転体440と同様に第2の回
転体450が回転自在となっている。
ン431の他端に形成されたギア432の径方向内周側
に噛み合う外歯歯車451が形成されている。また、第
2の回転体450の外周側には、第1の回転体440の
筒部442側に延びると共に、外周側に円錐状の傾斜部
453が形成された筒部452と、径方向外周側に延び
るフランジ部454とが一体に形成されている。そし
て、このフランジ部454の先端が、ケース410の他
端側の段部411内に収納されると共に、このケース4
10の段部411と第2の回転体450のフランジ部4
54とブラケット460との間に形成された空間内に、
プレート455とローラベアリング456とが収納され
ている。そして、このローラベアリング456と軸受け
457とにより、第1の回転体440と同様に第2の回
転体450が回転自在となっている。
【0043】回転伝達手段470は、出力軸420の外
周に所定の隙間を介して軸方向に延びる第1の円筒部4
71と、この第1の円筒部471から第2の回転体45
0の筒部452側に延びる円盤部472とを有し、この
円盤部472には図10に示すように支持ピン431が
貫通する長穴473が形成されている。また、円盤部4
72から出力軸420の円盤状突出部422に延びると
共に、内周面に段差475、外周面にヘリカルスプライ
ン476が形成された第2の円筒部474が一体に形成
されている。そして、第2の円筒部474の段差475
内には、軸受け477が設けられ、回転伝達手段470
が出力軸420に対して回転自在に支持されている。
周に所定の隙間を介して軸方向に延びる第1の円筒部4
71と、この第1の円筒部471から第2の回転体45
0の筒部452側に延びる円盤部472とを有し、この
円盤部472には図10に示すように支持ピン431が
貫通する長穴473が形成されている。また、円盤部4
72から出力軸420の円盤状突出部422に延びると
共に、内周面に段差475、外周面にヘリカルスプライ
ン476が形成された第2の円筒部474が一体に形成
されている。そして、第2の円筒部474の段差475
内には、軸受け477が設けられ、回転伝達手段470
が出力軸420に対して回転自在に支持されている。
【0044】規制手段480は、ケース410内に設け
られた規制部材481を有し、この規制部材481は、
軸方向に延びる円環部482と、この円環部482から
径方向内周側に延びる突出部483とを有している。こ
の円環部482の外周面には、上記ケース410の凹部
412に係合する突起部482aが形成されている。そ
して、ケース410の凹部412と突起部482aとの
間で、規制部材481が回転することなく、軸方向に移
動可能となっている。また、円環部482の内周面で、
かつ第1の回転体440の筒部442の傾斜部443
と、第2の回転体450の筒部452の傾斜部453と
に対向する位置には、第1のボール484と第2のボー
ル485とを収納する第1、第2の収納部482b、4
82cがそれぞれ形成されている。さらに、規制部材4
81の突出部483には、軸方向に延びる貫通穴483
aが形成され、この貫通穴483aには第3のボール4
86が収納されている。
られた規制部材481を有し、この規制部材481は、
軸方向に延びる円環部482と、この円環部482から
径方向内周側に延びる突出部483とを有している。こ
の円環部482の外周面には、上記ケース410の凹部
412に係合する突起部482aが形成されている。そ
して、ケース410の凹部412と突起部482aとの
間で、規制部材481が回転することなく、軸方向に移
動可能となっている。また、円環部482の内周面で、
かつ第1の回転体440の筒部442の傾斜部443
と、第2の回転体450の筒部452の傾斜部453と
に対向する位置には、第1のボール484と第2のボー
ル485とを収納する第1、第2の収納部482b、4
82cがそれぞれ形成されている。さらに、規制部材4
81の突出部483には、軸方向に延びる貫通穴483
aが形成され、この貫通穴483aには第3のボール4
86が収納されている。
【0045】487は、内周に回転伝達手段470の第
2の円筒部474のヘリカルスプライン476に係合す
るスプライン487aを有する移動部材であり、この移
動部材487は支持ピン431に固定されている。そし
て、この移動部材487の径方向外周には、規制部材4
81の突出部483ならびに第3のボール486が収納
される収納室487bが形成されている。
2の円筒部474のヘリカルスプライン476に係合す
るスプライン487aを有する移動部材であり、この移
動部材487は支持ピン431に固定されている。そし
て、この移動部材487の径方向外周には、規制部材4
81の突出部483ならびに第3のボール486が収納
される収納室487bが形成されている。
【0046】連結部材500は、後述するスタブシャフ
ト620の回転を正逆回転機構400に伝えると共に、
電動機300の回転をピニオンシャフト610に伝達す
るものである。この連結部材500は、ハウジング51
0と、このハウジング510内に第1の軸受け511を
介して回転自在に支持された第1の傘歯歯車520と、
第2の軸受け512を介して回転自在に支持された第2
の傘歯歯車530とを有している。そして、第1の傘歯
歯車520の凹部521内には、出力軸420の他端部
423が圧入されている。
ト620の回転を正逆回転機構400に伝えると共に、
電動機300の回転をピニオンシャフト610に伝達す
るものである。この連結部材500は、ハウジング51
0と、このハウジング510内に第1の軸受け511を
介して回転自在に支持された第1の傘歯歯車520と、
第2の軸受け512を介して回転自在に支持された第2
の傘歯歯車530とを有している。そして、第1の傘歯
歯車520の凹部521内には、出力軸420の他端部
423が圧入されている。
【0047】また、回転伝達手段470の第1の傘歯歯
車520側の外周には、第1の歯車540が固定されて
おり、さらに、この第1の歯車540に噛み合う第2の
歯車550が、第2の傘歯歯車530の凹部531内に
固定されている。600は、ステアリングシャフト機構
であり、この機構では、図示しない車輪側に連結された
ピニオンシャフト610と、図示しないステアリング側
に連結されたスタブシャフト620と、ピニオンシャフ
ト610の凹部611内およびスタブシャフト620の
凹部621内に挿入されたトーションバー630とから
なり、このトーションバー630の両端は、それぞれピ
ニオンシャフト610ならびにスタブシャフト620に
ピン612、622により固定されている。また、ピニ
オンシャフト610とスタブシャフト620とは、軸受
け640により相対回転自在に支持されている。
車520側の外周には、第1の歯車540が固定されて
おり、さらに、この第1の歯車540に噛み合う第2の
歯車550が、第2の傘歯歯車530の凹部531内に
固定されている。600は、ステアリングシャフト機構
であり、この機構では、図示しない車輪側に連結された
ピニオンシャフト610と、図示しないステアリング側
に連結されたスタブシャフト620と、ピニオンシャフ
ト610の凹部611内およびスタブシャフト620の
凹部621内に挿入されたトーションバー630とから
なり、このトーションバー630の両端は、それぞれピ
ニオンシャフト610ならびにスタブシャフト620に
ピン612、622により固定されている。また、ピニ
オンシャフト610とスタブシャフト620とは、軸受
け640により相対回転自在に支持されている。
【0048】そして、ピニオンシャフト610の外周に
は、連結部材500の第1の傘歯歯車520と噛み合う
第1の円盤歯車650が設けられ、電動機300の回転
をピニオンシャフト610に伝達されるようになってい
る。また、スタブシャフト620の外周には、連結部材
500の第1の傘歯歯車520と噛み合う第2の円盤歯
車660が設けられ、スタブシャフト620の回転を第
2の傘歯歯車530を介して第2の歯車550に伝達さ
れるようになっている。
は、連結部材500の第1の傘歯歯車520と噛み合う
第1の円盤歯車650が設けられ、電動機300の回転
をピニオンシャフト610に伝達されるようになってい
る。また、スタブシャフト620の外周には、連結部材
500の第1の傘歯歯車520と噛み合う第2の円盤歯
車660が設けられ、スタブシャフト620の回転を第
2の傘歯歯車530を介して第2の歯車550に伝達さ
れるようになっている。
【0049】670は、スタブシャフト620をボール
ベアリング680を介して回転自在に支持するととも
に、内周に第1および第2の円盤歯車650、660を
収納するためのケースである。そして、このケース67
0に連結部材500のハウジング510が固定されるこ
とになる。次に、運転者により、ステアリングシャフト
機構600のスタブシャフト620が、図7に示すよう
に、矢印X方向に回転させられた場合について、上記パ
ワーステアリング装置の作動を説明する。
ベアリング680を介して回転自在に支持するととも
に、内周に第1および第2の円盤歯車650、660を
収納するためのケースである。そして、このケース67
0に連結部材500のハウジング510が固定されるこ
とになる。次に、運転者により、ステアリングシャフト
機構600のスタブシャフト620が、図7に示すよう
に、矢印X方向に回転させられた場合について、上記パ
ワーステアリング装置の作動を説明する。
【0050】まず、スタブシャフト620を回転させよ
うとすると、トーションバー630がひねられ、ピニオ
ンシャフト610に対して相対的に回転を始める。この
回転により、第2の円盤歯車660がスタブシャフト6
20と同様に同じ方向に回転し始め、第2の傘歯歯車5
30が矢印Y方向に回転する。また、この第2の傘歯歯
車530の回転により、第2の歯車550、第1の歯車
540を介して、正逆回転機構400の回転伝達手段4
70が回転する。
うとすると、トーションバー630がひねられ、ピニオ
ンシャフト610に対して相対的に回転を始める。この
回転により、第2の円盤歯車660がスタブシャフト6
20と同様に同じ方向に回転し始め、第2の傘歯歯車5
30が矢印Y方向に回転する。また、この第2の傘歯歯
車530の回転により、第2の歯車550、第1の歯車
540を介して、正逆回転機構400の回転伝達手段4
70が回転する。
【0051】そして、回転伝達手段470の回転によ
り、第2の円筒部474のヘリカルスプライン476が
回転し、このヘリカルスプライン476にスプライン4
87aが結合されている移動部材487が、スプライン
に沿って電動機300側に回動しながら移動する。ま
た、移動部材487の移動により、この移動部材487
の収納室487bに収納されている規制部材481も軸
方向に移動し、規制部材481の円環部482の第1の
収納部482b内に収納された第1のボール484が、
第1の回転体440の筒部442の傾斜部443と当接
し、かつ押圧することで、第1の回転体440の回転が
規制される。なぜなら、規制部材481は、この規制部
材481の突起部482aがケース410の凹部412
に係合していることにより、回転が規制されているから
である。なお、第1の回転体440の回転が規制された
状態について、図8に示す。
り、第2の円筒部474のヘリカルスプライン476が
回転し、このヘリカルスプライン476にスプライン4
87aが結合されている移動部材487が、スプライン
に沿って電動機300側に回動しながら移動する。ま
た、移動部材487の移動により、この移動部材487
の収納室487bに収納されている規制部材481も軸
方向に移動し、規制部材481の円環部482の第1の
収納部482b内に収納された第1のボール484が、
第1の回転体440の筒部442の傾斜部443と当接
し、かつ押圧することで、第1の回転体440の回転が
規制される。なぜなら、規制部材481は、この規制部
材481の突起部482aがケース410の凹部412
に係合していることにより、回転が規制されているから
である。なお、第1の回転体440の回転が規制された
状態について、図8に示す。
【0052】一方、第1の回転体440の回転が規制さ
れるのに対して、第2の回転体450は規制部材481
が第1の回転体440側に移動することで回転規制され
ず、第2の回転体450は、ローラベアリング456と
軸受け457とにより回転自在となっている。そして、
移動部材487の軸方向の移動により、図示しないスイ
ッチが投入され、電動機300に通電が行われ、アーマ
チャシャフト340は、矢印Z方向に回転する。このア
ーマチャシャフト340の回転は、太陽歯車341を介
して、遊星歯車430に伝達される。この時、第1の回
転体440は、上述の如く、規制部材481によって回
転を規制されているため、アーマチャシャフト340の
回転は、遊星歯車430の公転により、太陽歯車341
と内歯歯車441とで決定される所定の減速比によって
減速され、支持ピン431を介して出力軸420にアー
マチャシャフト340と同じ方向の回転が伝達される。
なお、支持ピン431の他端に形成されたギア432に
噛み合う外歯歯車451を有している第2の回転体45
0は、規制されておらず単に回転しているだけである。
れるのに対して、第2の回転体450は規制部材481
が第1の回転体440側に移動することで回転規制され
ず、第2の回転体450は、ローラベアリング456と
軸受け457とにより回転自在となっている。そして、
移動部材487の軸方向の移動により、図示しないスイ
ッチが投入され、電動機300に通電が行われ、アーマ
チャシャフト340は、矢印Z方向に回転する。このア
ーマチャシャフト340の回転は、太陽歯車341を介
して、遊星歯車430に伝達される。この時、第1の回
転体440は、上述の如く、規制部材481によって回
転を規制されているため、アーマチャシャフト340の
回転は、遊星歯車430の公転により、太陽歯車341
と内歯歯車441とで決定される所定の減速比によって
減速され、支持ピン431を介して出力軸420にアー
マチャシャフト340と同じ方向の回転が伝達される。
なお、支持ピン431の他端に形成されたギア432に
噛み合う外歯歯車451を有している第2の回転体45
0は、規制されておらず単に回転しているだけである。
【0053】よって、出力軸420の回転が第1の傘歯
歯車520に伝達され、第1の円盤歯車650を介し
て、ピニオンシャフト610にスタブシャフト620の
回転と同じ方向の回転が伝達されることになる。これに
より、電動機300の回転が減速されピニオンシャフト
610に伝達されて、容易に車輪を動かすことができ
る。
歯車520に伝達され、第1の円盤歯車650を介し
て、ピニオンシャフト610にスタブシャフト620の
回転と同じ方向の回転が伝達されることになる。これに
より、電動機300の回転が減速されピニオンシャフト
610に伝達されて、容易に車輪を動かすことができ
る。
【0054】一方、運転者により、ステアリングシャフ
ト機構600のスタブシャフト620が、図7に示す矢
印X方向と反対方向に回転させられた場合について、作
動を説明する。まず、スタブシャフト620を回転させ
ようとすると、トーションバー630がひねられ、ピニ
オンシャフト610に対して相対的に回転を始め、第2
の円盤歯車660がスタブシャフト620と同様に同じ
方向に回転し始め、第2の傘歯歯車530が矢印Y方向
と反対方向に回転する。また、この第2の傘歯歯車53
0の回転により、第2の歯車550、第1の歯車540
を介して、正逆回転機構400の回転伝達手段470が
反対方向に回転する。
ト機構600のスタブシャフト620が、図7に示す矢
印X方向と反対方向に回転させられた場合について、作
動を説明する。まず、スタブシャフト620を回転させ
ようとすると、トーションバー630がひねられ、ピニ
オンシャフト610に対して相対的に回転を始め、第2
の円盤歯車660がスタブシャフト620と同様に同じ
方向に回転し始め、第2の傘歯歯車530が矢印Y方向
と反対方向に回転する。また、この第2の傘歯歯車53
0の回転により、第2の歯車550、第1の歯車540
を介して、正逆回転機構400の回転伝達手段470が
反対方向に回転する。
【0055】そして、回転伝達手段470の反対方向の
回転により、第2の円筒部474のヘリカルスプライン
476が回転し、このヘリカルスプライン476にスプ
ライン487aが結合されている移動部材487が、ス
プラインに沿って電動機300側ではなく、第2の回転
体450側に回動しながら移動する。また、移動部材4
87の移動により、この移動部材487の収納室487
bに収納されている規制部材481も軸方向に移動し、
規制部材481の円環部482の第2の収納部482c
内に収納された第2のボール485が、第2の回転体4
50の筒部452の傾斜部453と当接し、かつ押圧す
ることで、第2の回転体450の回転が規制される。な
ぜなら、規制部材481は、この規制部材481の突起
部482aがケース410の凹部412に係合している
ことにより、回転が規制されているからである。なお、
第2の回転体450が回転規制されている状態を図9に
示す。一方、第2の回転体450の回転が規制されるの
に対して、第1の回転体440は規制部材481が第2
の回転体450側に移動することで回転規制されず、第
1の回転体440は、ローラベアリング446と軸受け
447とにより回転自在となっている。
回転により、第2の円筒部474のヘリカルスプライン
476が回転し、このヘリカルスプライン476にスプ
ライン487aが結合されている移動部材487が、ス
プラインに沿って電動機300側ではなく、第2の回転
体450側に回動しながら移動する。また、移動部材4
87の移動により、この移動部材487の収納室487
bに収納されている規制部材481も軸方向に移動し、
規制部材481の円環部482の第2の収納部482c
内に収納された第2のボール485が、第2の回転体4
50の筒部452の傾斜部453と当接し、かつ押圧す
ることで、第2の回転体450の回転が規制される。な
ぜなら、規制部材481は、この規制部材481の突起
部482aがケース410の凹部412に係合している
ことにより、回転が規制されているからである。なお、
第2の回転体450が回転規制されている状態を図9に
示す。一方、第2の回転体450の回転が規制されるの
に対して、第1の回転体440は規制部材481が第2
の回転体450側に移動することで回転規制されず、第
1の回転体440は、ローラベアリング446と軸受け
447とにより回転自在となっている。
【0056】そして、同様に、移動部材487の軸方向
の移動により、図示しないスイッチが投入され、電動機
300に通電が行われ、アーマチャシャフト340は、
上述と同様に矢印Z方向に回転する。このアーマチャシ
ャフト340の回転は、太陽歯車341を介して、遊星
歯車340に伝達される。この時、第1の回転体440
は、上述の如く、規制部材481によって回転を規制さ
れていないため、回転するのみであるが、第2の回転体
450が回転を規制されているため、第2の回転体45
0の外歯歯車451に噛み合っている歯車432を有し
ている支持ピン431は、アーマチャシャフト340の
回転とは反対方向に回転することになる。従って、第2
の回転体450の外歯歯車451と歯車432とで決定
される所定の減速比によって減速され、支持ピン431
を介して出力軸420にアーマチャシャフト340の回
転とは反対の回転が伝達される。なお、第2の回転体4
50の外歯歯車451と歯車432とで決定される所定
の減速比と、太陽歯車341と第1の回転体440の内
歯歯車441とで決定される所定の減速比とは同一にし
ている。よって、出力軸420の回転により、この回転
が第1の傘歯歯車520に伝達され、第1の円盤歯車6
50を介して、ピニオンシャフト610にスタブシャフ
ト620の回転と同じ方向の回転が伝達されることにな
る。これにより、電動機300の回転が減速されピニオ
ンシャフト610に伝達され、容易に車輪を動かすこと
ができる。
の移動により、図示しないスイッチが投入され、電動機
300に通電が行われ、アーマチャシャフト340は、
上述と同様に矢印Z方向に回転する。このアーマチャシ
ャフト340の回転は、太陽歯車341を介して、遊星
歯車340に伝達される。この時、第1の回転体440
は、上述の如く、規制部材481によって回転を規制さ
れていないため、回転するのみであるが、第2の回転体
450が回転を規制されているため、第2の回転体45
0の外歯歯車451に噛み合っている歯車432を有し
ている支持ピン431は、アーマチャシャフト340の
回転とは反対方向に回転することになる。従って、第2
の回転体450の外歯歯車451と歯車432とで決定
される所定の減速比によって減速され、支持ピン431
を介して出力軸420にアーマチャシャフト340の回
転とは反対の回転が伝達される。なお、第2の回転体4
50の外歯歯車451と歯車432とで決定される所定
の減速比と、太陽歯車341と第1の回転体440の内
歯歯車441とで決定される所定の減速比とは同一にし
ている。よって、出力軸420の回転により、この回転
が第1の傘歯歯車520に伝達され、第1の円盤歯車6
50を介して、ピニオンシャフト610にスタブシャフ
ト620の回転と同じ方向の回転が伝達されることにな
る。これにより、電動機300の回転が減速されピニオ
ンシャフト610に伝達され、容易に車輪を動かすこと
ができる。
【0057】なお、ステアリングが中立の位置にある時
は、回転伝達手段470には回転が伝達されず、よっ
て、規制部材481も移動することなく、電動機300
への通電は行われない。また、規制部材481の移動が
ないことで、第1および第2の回転体440、450
は、回転規制されることなく、回転自在となっている。
従って、上述の如く、出力軸420の回転方向の切替え
は、ステアリングの回転方向(スタブシャフト620の
回転方向)を、回転伝達手段470の回転による規制手
段480の移動により行うので、電動機ヘのアーマチャ
コイルヘの電流の切替えを行う必要がなく、従来必要で
あった電機子反作用の対策ならびに火花ノイズの発生の
対策を講じる必要はなくなる。また、出力軸420の回
転トルクをステアリング側に伝達する際に、電動機の電
機子反作用による応答遅れを起こすことなく、確実に出
力軸の回転トルクをステアリングに伝達することができ
る。
は、回転伝達手段470には回転が伝達されず、よっ
て、規制部材481も移動することなく、電動機300
への通電は行われない。また、規制部材481の移動が
ないことで、第1および第2の回転体440、450
は、回転規制されることなく、回転自在となっている。
従って、上述の如く、出力軸420の回転方向の切替え
は、ステアリングの回転方向(スタブシャフト620の
回転方向)を、回転伝達手段470の回転による規制手
段480の移動により行うので、電動機ヘのアーマチャ
コイルヘの電流の切替えを行う必要がなく、従来必要で
あった電機子反作用の対策ならびに火花ノイズの発生の
対策を講じる必要はなくなる。また、出力軸420の回
転トルクをステアリング側に伝達する際に、電動機の電
機子反作用による応答遅れを起こすことなく、確実に出
力軸の回転トルクをステアリングに伝達することができ
る。
【0058】また、第2の回転体450の外歯歯車45
1と歯車432とで決定される所定の減速比と、太陽歯
車341と第1の回転体440の内歯歯車441とで決
定される所定の減速比とを所定の範囲内で相違させるこ
とで、出力軸420から受けるトルクを状況に応じて設
定することができ、例えば、ステアリングへのトルク伝
達に対しては、ステアリングの右回転もしくは左回転に
おいて、道路状況、左折、右折等の走行状況を鑑みて、
ステアリングの回転方向に対するアシスト力を変えてド
ライバーへの負担を軽くすることも可能となる。
1と歯車432とで決定される所定の減速比と、太陽歯
車341と第1の回転体440の内歯歯車441とで決
定される所定の減速比とを所定の範囲内で相違させるこ
とで、出力軸420から受けるトルクを状況に応じて設
定することができ、例えば、ステアリングへのトルク伝
達に対しては、ステアリングの右回転もしくは左回転に
おいて、道路状況、左折、右折等の走行状況を鑑みて、
ステアリングの回転方向に対するアシスト力を変えてド
ライバーへの負担を軽くすることも可能となる。
【0059】さらに、ステアリングが中立位置において
は、第1および第2の回転体440、450は回転規制
されることがないため、アーマチャシャフト340と出
力軸420との間の回転伝達を遮断することで、減速機
構により出力軸420に発生するアーマチャの慣性によ
って起こる中立位置ヘの戻りの遅れをなくして、ステア
リングの中立位置への戻しを迅速に行うことができる。
は、第1および第2の回転体440、450は回転規制
されることがないため、アーマチャシャフト340と出
力軸420との間の回転伝達を遮断することで、減速機
構により出力軸420に発生するアーマチャの慣性によ
って起こる中立位置ヘの戻りの遅れをなくして、ステア
リングの中立位置への戻しを迅速に行うことができる。
【0060】また、電動機300ヘの通電を、規制部材
481の移動ではなく、ステアリング軸に設けた手段
(トルクセンサ等)からの信号により行ってもよい。
481の移動ではなく、ステアリング軸に設けた手段
(トルクセンサ等)からの信号により行ってもよい。
【図1】本発明の第1実施例による電動機の作動を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】図1におけるA−A線に沿う一部を示す断面図
である。
である。
【図3】図1におけるB−B線に沿う一部を示す断面図
である。
である。
【図4】本発明による電動機の作動を示す断面図であ
る。
る。
【図5】図4におけるA−A線に沿う一部を示す断面図
である。
である。
【図6】図4におけるB−B線に沿う一部を示す断面図
である。
である。
【図7】本発明の第2実施例によるステアリング装置を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図8】作動時の図7の要部を拡大して示す断面図であ
る。
る。
【図9】作動時の図7の要部を拡大して示す断面図であ
る。
る。
【図10】図8におけるA−A線に沿う断面図である。
【図11】図8におけるB−B線に沿う断面図である。
【図12】図8におけるC−C線に沿う断面図である。
30 アーマチャ 40 アーマチャシャフト 42 サンギア(第1のサンギア) 70 出力軸 90 遊星歯車 91 第1のギア部(第1の遊星ギア) 92 第2のギア部(第2の遊星ギア) 100 インターナルギア構成体 110 インターナルギア 200 回転維持体 201 ギア(第2のサンギア) 300 電動機 340 アーマチャシャフト 341 太陽歯車 400 正逆回転機構 420 出力軸 440 第1の回転体 450 第2の回転体 470 回転伝達部材 480 規制部材 500 連結部材 610 ピニオンシャフト 620 スタブシャフト 630 トーションバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋場 勇二 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内
Claims (13)
- 【請求項1】 車輪に連結されたピニオンシャフトに回
転を伝達するためのパワーステアリング装置用電動機に
おいて、 アーマチャコイルが巻装されたアーマチャコアと、 このアーマチャコアを支持するアーマチャシャフトと、 前記ピニオンシャフトに前記アーマチャシャフトの回転
を伝達するための出力軸と、 前記アーマチャシャフトと前記出力軸との間に設けら
れ、前記アーマチャシャフトの回転を減速させつつ、前
記ピニオンシャフトの回転方向に応じて前記出力軸を正
逆回転させる切替え手段と、 を有していることを特徴とするパワーステアリング装置
用電動機。 - 【請求項2】 前記切替え手段による前記出力軸の正逆
回転の切替えは、前記出力軸に作用する回転方向のトル
クまたは回転角に基づいて行うことを特徴とする請求項
1に記載のパワーステアリング装置用電動機。 - 【請求項3】 前記切替え手段は、 前記アーマチャシャフトに形成された第1のサンギア
と、 この第1のサンギアに噛み合い、この第1のサンギアの
周囲を公転する複数の第1の遊星ギアと、 これら第1の遊星ギアに内歯噛み合いするインターナル
ギアと、 前記第1の遊星ギアと同軸で一体に回転する第2の遊星
ギアと、 前記第2の遊星ギアに外歯噛み合いする第2のサンギア
と、 前記第1、第2の遊星ギアを回転自在に軸支する遊星軸
軸とを有する減速機構を備え、かつ前記出力軸は、前記
遊星軸の公転軸を中心とする位置に設けられることを特
徴とする請求項1もしくは2に記載のパワーステアリン
グ装置用電動機。 - 【請求項4】 前記切替え手段において、前記アーマチ
ャシャフトと同一方向の回転を前記出力軸に伝達する場
合には、前記インターナルギアへの回転規制を行うと共
に、前記第2のサンギアを回転可能とし、前記アーマチ
ャシャフトと反対方向の回転を前記出力軸に伝達する場
合には、前記第2のサンギアヘの回転規制を行うと共
に、前記インターナルギアを回転可能とすることを特徴
とする請求項3に記載のパワーステアリング装置用電動
機。 - 【請求項5】 前記切替え手段において、前記アーマチ
ャシャフトと同一方向の回転を前記出力軸に伝達する減
速比と、前記アーマチャシャフトと反対方向の回転を前
記出力軸に伝達する減速比を所定の範囲内で相違させる
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
パワーステアリング装置用電動機。 - 【請求項6】 前記切替え手段において、前記アーマチ
ャシャフトと同一方向の回転を前記出力軸に伝達する減
速比と、前記アーマチャシャフトと反対方向の回転を前
記出力軸に伝達する減速比を実質的に同一とすることを
特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のパワー
ステアリング装置用電動機。 - 【請求項7】 前記ステアリングが所定の位置におい
て、前記アーマチャシャフトと前記出力軸との間の回転
伝達を遮断することを特徴とする請求項1に記載のパワ
ーステアリング装置用電動機。 - 【請求項8】 スタブシャフトとピニオンシャフトとを
トーションバーを介して連結するとともに、前記スタブ
シャフトをステアリング側に、前記ピニオンシャフトを
車輪側にそれぞれ連結したパワーステアリング装置にお
いて、 アーマチャコイルが巻装されたアーマチャコアと、この
アーマチャコアを支持するアーマチャシャフトとを有
し、前記ピニオンシャフトヘトルクを伝達するための電
動機と、 前記ピニオンシャフトに前記電動機のアーマチャシャフ
トの回転を伝達するための出力軸と、 前記アーマチャシャフトと前記出力軸との間に設けられ
るとともに、前記スタブシャフトと前記ピニオンシャフ
トとの相対回転を検出し、前記スタブシャフトの回転方
向に応じて前記出力軸を正逆回転させる切替え手段と、 を有していることを特徴とするパワーステアリング装
置。 - 【請求項9】 前記切替え手段は、 前記アーマチャシャフト上に設けられたサンギアと、 このサンギアに噛み合い、サンギアの周囲を公転する複
数の遊星ギアと、 これら遊星ギアを回転支持するとともに、前記出力軸に
回転を伝達するための支持ピンと、 前記遊星ギアに内歯噛み合いするインターナルギアと、 前記支持ピンに形成されたギアと、 このギアと噛み合う外歯歯車とを有する減速機構を有す
ることを特徴とする請求項8に記載のパワーステアリン
グ装置。 - 【請求項10】 前記切替え手段において、前記インタ
ーナルギアの回転もしくは前記外歯歯車の回転のいずれ
か一方の回転を規制する規制部材を有することで、前記
アーマチャシャフトから前記出力軸に伝達する回転方向
を変更することを特徴とする請求項9に記載のパワース
テアリング装置。 - 【請求項11】 前記規制部材は、前記スタブシャフト
と前記ピニオンシャフトとの相対回転に応じて、前記イ
ンターナルギアの回転もしくは前記外歯歯車の回転のい
ずれか一方の回転を規制するように移動することを特徴
とする請求項10に記載のパワーステアリング装置。 - 【請求項12】 前記スタブシャフトの回転が伝達され
るとともに、前記出力軸の外周に設けられた回転伝達部
材と、 この回転伝達部材と前記規制部材との間に設けられたヘ
リカルスプライン結合とを有し、 前記回転伝達部材の回転方向に応じて、前記ヘリカルス
プライン結合を介し、前記規制部材の移動方向が変更さ
れ、前記インターナルギアの回転もしくは前記外歯歯車
の回転のいずれか一方の回転を規制することを特徴とす
る請求項11に記載のパワーステアリング装置。 - 【請求項13】 前記スタブシャフトと前記ピニオンシ
ャフトとの間の相対回転角差が所定値内において、前記
アーマチャシャフトと前記出力軸との間の回転伝達を遮
断することを特徴とする請求項8ないし12のいずれか
に記載のパワーステアリング装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8279561A JPH09226607A (ja) | 1995-12-19 | 1996-10-22 | パワーステアリング装置用電動機およびこの電動機を用いたパワーステアリング装置 |
| DE69619776T DE69619776T2 (de) | 1995-12-19 | 1996-12-17 | Elektromotor für eine Servolenkung und Servolenkung mit diesem Motor |
| EP96120273A EP0780281B1 (en) | 1995-12-19 | 1996-12-17 | Motor for power steering and power steering device using the same |
| US08/768,928 US5927428A (en) | 1995-12-19 | 1996-12-18 | Motor for power steering and power steering device using the same |
| US09/064,172 US6026925A (en) | 1995-12-19 | 1998-04-22 | Electrically driven power assisting device |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33025995 | 1995-12-19 | ||
| JP7-330259 | 1995-12-19 | ||
| JP8279561A JPH09226607A (ja) | 1995-12-19 | 1996-10-22 | パワーステアリング装置用電動機およびこの電動機を用いたパワーステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09226607A true JPH09226607A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=26553386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8279561A Pending JPH09226607A (ja) | 1995-12-19 | 1996-10-22 | パワーステアリング装置用電動機およびこの電動機を用いたパワーステアリング装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5927428A (ja) |
| EP (1) | EP0780281B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09226607A (ja) |
| DE (1) | DE69619776T2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9421963B2 (en) | 2008-02-05 | 2016-08-23 | Crown Equipment Corporation | Materials handling vehicle having a control apparatus for determining an acceleration value |
| US12509337B2 (en) | 2023-04-13 | 2025-12-30 | Crown Equipment Corporation | Steering shaft assembly for a materials handling vehicle |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19743961A1 (de) * | 1997-10-04 | 1999-04-15 | Mercedes Benz Lenkungen Gmbh | Lenkhelfeinrichtung für ein Kraftfahrzeug |
| DE59901957D1 (de) * | 1998-08-15 | 2002-08-08 | Krupp Presta Ag Eschen | Elektrisch unterstützte lenkhilfe mit kompaktem planetengetriebe |
| DE10342681B3 (de) * | 2003-09-16 | 2005-04-21 | Thyssenkrupp Automotive Ag | Fahrzeuglenkung mit einer Übersetzungsverhältnisänderungseinrichtung |
| JP2005221053A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Hitachi Ltd | 動力伝達装置および車両の操舵装置 |
| US6978860B2 (en) * | 2004-04-01 | 2005-12-27 | Delphi Technologies, Inc. | Method and system for electric power steering |
| US20060042861A1 (en) * | 2004-08-24 | 2006-03-02 | Ovshinsky Stanford R | Steering assist mechanism |
| CN107104546B (zh) * | 2017-05-25 | 2025-02-18 | 盟立自动化科技(上海)有限公司 | 具有手动和电动离合装置的电动机 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2492759A1 (fr) * | 1980-10-27 | 1982-04-30 | Citroen Sa | Perfectionnements apportes aux mecanismes d'assistance rotative, notamment pour direction de vehicule |
| JPS6020746A (ja) * | 1983-07-09 | 1985-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 逆転機構内蔵クラツチ付電動機 |
| JPS638071A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-13 | Hitachi Ltd | 電動式パワ−ステアリング装置 |
| JPH037661A (ja) * | 1989-06-03 | 1991-01-14 | Hitachi Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
| JPH06316270A (ja) | 1992-12-16 | 1994-11-15 | Omron Corp | 電動式パワーステアリング装置 |
| JPH0761362A (ja) * | 1993-08-25 | 1995-03-07 | Kayaba Ind Co Ltd | パワーステアリング装置 |
| JP3007661U (ja) | 1994-08-09 | 1995-02-21 | 有限会社長良化成産業 | エアコン室外機取付台用取付板 |
| DE4438930C1 (de) * | 1994-10-31 | 1995-10-26 | Daimler Benz Ag | Zahnstangenlenkung bzw. -steuerung mit Servomotor |
| US5732791A (en) * | 1995-11-30 | 1998-03-31 | Trw Inc. | Steering apparatus |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP8279561A patent/JPH09226607A/ja active Pending
- 1996-12-17 EP EP96120273A patent/EP0780281B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-12-17 DE DE69619776T patent/DE69619776T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-12-18 US US08/768,928 patent/US5927428A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9421963B2 (en) | 2008-02-05 | 2016-08-23 | Crown Equipment Corporation | Materials handling vehicle having a control apparatus for determining an acceleration value |
| US12509337B2 (en) | 2023-04-13 | 2025-12-30 | Crown Equipment Corporation | Steering shaft assembly for a materials handling vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0780281A2 (en) | 1997-06-25 |
| DE69619776D1 (de) | 2002-04-18 |
| DE69619776T2 (de) | 2002-11-14 |
| EP0780281A3 (en) | 1998-07-01 |
| US5927428A (en) | 1999-07-27 |
| EP0780281B1 (en) | 2002-03-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041214 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050329 |