JPH0617005U - メイン・サブ切替式投射型自動車用ヘッドランプ - Google Patents
メイン・サブ切替式投射型自動車用ヘッドランプInfo
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- JPH0617005U JPH0617005U JP5392392U JP5392392U JPH0617005U JP H0617005 U JPH0617005 U JP H0617005U JP 5392392 U JP5392392 U JP 5392392U JP 5392392 U JP5392392 U JP 5392392U JP H0617005 U JPH0617005 U JP H0617005U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 小型の投射レンズを使用できるメイン・サブ
切替式投射型自動車ヘッドランプを提供する。 【構成】 光源22の挿着された略楕円体形状のリフレ
クタ24、投射レンズ27およびクリアカットライン形
成用のシェード28が一体化された光投射ユニット20
を灯室空間内に収容し、投射レンズ27とシェード28
とを一体化した傾動ユニット30をリフレクター24に
対し傾動可能に支承したメイン・サブ切替式投射型ヘッ
ドランプにおいて、ヘッドランプの光軸を挾み、クリア
カットライン形成用シェード28の設けられた側の反射
側に、車両手前の所定領域の光量を低減させるための光
量調整用シェード29を傾動ユニット30に一体化し、
メインビームの配光パターンの光量過多となる部位に向
かう光をこの光量調整用シェード29で遮って、適正な
メインビームの配光パターンを得るようにした。
切替式投射型自動車ヘッドランプを提供する。 【構成】 光源22の挿着された略楕円体形状のリフレ
クタ24、投射レンズ27およびクリアカットライン形
成用のシェード28が一体化された光投射ユニット20
を灯室空間内に収容し、投射レンズ27とシェード28
とを一体化した傾動ユニット30をリフレクター24に
対し傾動可能に支承したメイン・サブ切替式投射型ヘッ
ドランプにおいて、ヘッドランプの光軸を挾み、クリア
カットライン形成用シェード28の設けられた側の反射
側に、車両手前の所定領域の光量を低減させるための光
量調整用シェード29を傾動ユニット30に一体化し、
メインビームの配光パターンの光量過多となる部位に向
かう光をこの光量調整用シェード29で遮って、適正な
メインビームの配光パターンを得るようにした。
Description
【0001】
本考案は略楕円体形状のリフレクターからの反射光を投射レンズによって前方 に投射配光する投射型ヘッドランプに係り、特に投射レンズ及びシェードを一体 に傾動させることによりサブビームとメインビームとを切替ることのできるメイ ン・サブ切替式投射型自動車用ヘッドランプに関する。
【0002】
従来のこの種のヘッドランプとしては、例えば特開昭63−64201号があ り、これは図4に示されるように、バルブ2の挿着されたリフレクター1の前方 に、投射レンズ4とシェード5とが一体化された傾動ユニット3が設けられ、傾 動ユニット3を水平支軸O廻りに傾動させることによって、傾動ユニット3を実 線で示すサブビーム形成位置と、仮想線で示すメインビーム形成位置とに切替え ることができるようになっている。
【0003】
しかし前記した従来技術では、傾動ユニット3を傾動させたメインビーム形成 時に、光軸Lが上向きで、且つシェードが降下するため、車両の手前側の配光が 明るすぎてしまうという問題がある。即ち、すれ違いビームでは40m前方まで の手前側を、また走行ビームでは100mまでの手前側をそれぞれ明るく照明す ることが望ましい。そして走行ビームでは、一般に10m先付近の極く手前側の 明るさを抑えることによって、ドライバーのアイポイントをできる限り遠方に向 けさせる配光が良いとされている。ところが、光軸Lが上を向き且つシェードが 降下するため、車両の手前側の明るさの抑制が不十分となって、手前側が明るす ぎる配光となって、遠方の視認性が悪いという問題があった。
【0004】 本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は投射レンズ とクリアカットライン形成用シェードとを傾動ユニットとして傾動させてメイン とサブの配光を切り替えるヘッドランプであって、遠方視認性の良好なメイン・ サブ切替式投射型自動車用ヘッドランプを提供することにある。
【0005】
前記目的を達成するために、本考案に係るメイン・サブ切替式投射型自動車用 ヘッドランプにおいては、ランプボデイと前面透明カバーとによって形成される 灯室空間内に、光源の挿着された略楕円体形状のリフレクター,リフレクターの 前方に配置された投射レンズおよびリフレクターと投射レンズとの間に配置され たクリアカットライン形成用のシェードが一体化された光投射ユニットを収容し 、投射レンズとシェードとを一体化した傾動ユニットをリフレクターに対し傾動 可能に支承したメイン・サブ切替式投射型自動車用ヘッドランプにおいて、ヘッ ドランプの光軸を挾み、前記クリアカットライン形成用シェードの設けられた側 の反対側に、車両手前の所定領域の光量を低減させるための光量調整用シェード を傾動ユニットに一体化するようにしたものである。
【0006】 また請求項2では、請求項1記載のメイン・サブ切替式投射型自動車用ヘッド ランプにおいて、前記傾動ユニットを、投射レンズの主点近傍を通る水平支軸回 りに傾動させるようにしたものである。
【0007】
メインビームとサブビームとの切替は傾動ユニットを傾動することにより行う 。光軸が傾き且つクリアカットライン形成用シェードが光軸に対し離間して配光 の所定の位置の明るさが大きくなるが、クリアカットライン形成用シェードを設 けた側と反対側に設けた光量調整用シェードが、所定の位置の明るさの過大化を 抑制する。
【0008】 また請求項2では、傾動ユニットが傾動しても投射レンズはレンズの主点近傍 にて傾動し、投射レンズの上下方向の変位量は僅かである。
【0009】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図3は本考案の一実施例である自動車用のヘッドランプを示すもので、 図1は同ヘッドランプの縦断面図、図2は光投射ユニットの平面図、図3は傾動 ユニットの傾動の様子を説明する断面図である。
【0010】 これらの図において、符号10は容器状のランプボデイで、ランプボデイ10 と透明な前面カバー12とによって灯室空間が形成され、この灯室空間内にエイ ミング機構(図示せず)によって支持された光投射ユニット20が収容されてい る。なお詳しく説明しないが、光投射ユニット20はエイミング機構によって水 平軸及び垂直軸廻りにそれぞれ傾動可能に支持されており、エイミング機構を操 作することによって光投射ユニット20から出射される光の出射方向、即ちヘッ ドランプの照射軸(光軸)Lを上下左右方向に傾動調整することができる。
【0011】 光投射ユニット20は、放電バルブ22の挿着された略楕円体形状のリフレク ター24と、リフレクター24の前方に配置された投射レンズ27とが一体化さ れた構造で、投射レンズ27は円筒形状レンズホルダー26に支持されている。 またレンズホルダー26の内側下方位置には、サブビーム形成時に対向車にとっ てまぶしくないように配光の略上半分の領域をカットするクリアカットライン形 成用のシェード28が立設されている。またレンズホルダー26のクリアカット ライン形成用シェード28の形成されている側と反対側、即ちレンズホルダー2 6の内側上方位置には、車両前方の所定の照射領域(配光スクリーンに投射され る配光パターンの4VD位置)の光量を低減するための光量調整用シェード29 が立設されている。リフレクター24の内側にはアルミ蒸着処理された楕円反射 面25が形成され、この楕円反射面25は周知の第1焦点F1と第2焦点F2とを 有し、第1焦点F1位置には放電バルブ22の放電部23が位置し、第2焦点F2 付近にはシェード28及びシェード29が位置している。そしてバルブ22の発 光が楕円反射面25で反射されて図3矢印に示すように前方に導かれ、投射レン ズ27によってヘッドランプの前方に投射配光される。
【0012】 レンズホルダー26の左右外側部からはそれぞれ水平リンク32,32が前方 に延出し、リフレクター24の前面開口部に固定された垂直プレート33からは 一対の水平アーム34,34が前方に延出し、水平リンク32の先端部と水平ア ーム34の先端部とがピン結合されて、レンズホルダー26がピン結合部である 水平支軸35を中心に傾動できる構造となっている。即ち、レンズホルダー26 に一体化されている投射レンズ27およびシェード28は、水平支軸35を中心 に傾動する傾動ユニット30を構成し、傾動ユニット30は水平支軸35位置に 設けられたばね部材(図示せず)によって図1時計回りにばね付勢された状態に 保持されている。傾動ユニット30の傾動中心軸である一対の水平支軸35は、 光軸Lと直交し、投射レンズ27の主点C(図2参照)を通る直線35a上に配 置されて、傾動ユニット30を傾動させた場合の投射レンズ27の上下方向変位 量が最小となるように設定されている。
【0013】 符号40は傾動ユニット30の駆動源である電磁ソレノイドで、垂直プレート 33に固定されたブラケット36に摺動子41が上下方向に摺動可能に支持され ている。そして電磁ソレノイド40の摺動子41とレンズホルダー26とはピン 42によって連結され、ピン42の貫通している摺動子41側の孔43は長孔と されてピン42が長孔43に沿ってスライドでき、これによって摺動子41とレ ンズホルダー26間の連結部に負荷を発生することなく傾動ユニット30のスム ーズな傾動が可能となっている。
【0014】 そして傾動ユニット30は、電磁ソレノイド40の駆動によって、図3実線で 示されるように、投射レンズ27の中心軸L2およびシェード28の上縁部がリ フレクター24の光軸L1に一致するサブビーム形成位置と、仮想線で示される ように、投射レンズ27の中心軸L2がリフレクターの光軸L1に対し傾斜し、シ ェード28が光軸L1より下降した位置となるメインビーム形成位置とを択一的 に取ることができる。即ちサブビームとメインビームの切替ができる。
【0015】 そして本実施例では、傾動ユニット30を傾動させて、光軸を符号L2に示す ように上向きとし且つクリアカットライン形成用のシェード28を降下させた態 様でメインビームが形成されるため、配光スクリーンに形成される配光パターン の4VD位置における光量が過多となる虞れがある。しかし、傾動ユニット30 の傾動時に投射レンズ27の焦点近傍位置となって、車両前方所定位置(配光パ ターンの4VD位置)の光量を低減させるための光量調整用シェード29が設け られているため、傾動ユニット30を傾動させたメインビーム形成時に、4VD 位置における光量が適正値に抑制されて車両前方10m付近の極く手前側の明る さが適切な光量に調整され、これによってドライバーのアイポイントが遠方に向 き、良好な遠方視認性が得られるようになっている。また傾動ユニット30を傾 動させないサブビーム形成時には、光量調整用シェード29は投射レンズ27の 焦点から上方に離れた位置となって、リフレクター24で反射されてクリアカッ トライン形成用シェード27の上方を通って投射レンズ27に向かう光の進行を 妨げることはない。このため鮮明なクリアカットラインが形成されるとともに、 車両手前側の領域の明るい適正なサブビームの配光パターンが形成される。
【0016】 なお符号11は電磁ソレノイドカバーである。電磁ソレノイド40は上下方向 に配設されて、電磁ソレノイド下端部がランプボデイ下面の開口部10aを貫通 して下方に突出し、この下方突出部を覆うためにカバー11が設けられている。 また符号14は放電バルブ22に安定した放電を行なわしめるための点灯回路ユ ニットで、ランプボデイ10のバルブ着脱用開口部10bに取着固定されている 。符号16は点灯回路ユニット14に接続されているバラスト回路ユニットであ る。
【0017】 なお図4に示す従来技術では、傾動ユニット3の傾動中心Oがレンズ4とシェ ード5間の略中央位置にあるため、サブビーム形成位置とメインビーム形成位置 とにおいて、レンズ4が上下方向にHだけ変位する。このため投射レンズ4は、 この上下変位Hを考慮した口径のもの、即ち大きな口径のレンズを必要とし、傾 動ユニット3の大型化、傾動ユニット駆動源の大型化など、ヘッドランプの大型 化およびコストアップ等が問題となっていた。しかし本実施例では、光軸L1と 直交し、投射レンズ27の主点を通る直線を傾動中心軸として投射レンズ27が 傾動するので、傾動ユニット30の傾動により投射レンズ27の変位量は僅かと なって、前記した従来技術の問題点(レンズの小型化,傾動ユニットのコンパク ト化等)が解消されている。
【0018】 また投射型ヘッドランプでは、反射型ヘッドランプのように、前面レンズに形 成した制御ステップによって配光を制御するというものではなく、前面レンズは 透明カバーとしての役目しかない。このため非点灯時には透明カバーを介して投 射レンズが透けて見え、傾動ユニット3がメインビーム形成位置にあるときには 、投射レンズ4が上方にオフセットした状態となって見栄え(外観体裁)が悪い という問題もある。しかし本実施例では、メイン・サブの切替による投射レンズ 27の上下変位量が僅かなため、見栄えが悪いということもない。
【0019】
以上の説明から明らかなように、本考案に係るメン・サブ切替式投射型自動車 用ヘッドランプによれば、メインビームとサブビームとの切替は傾動ユニットを 傾動することにより行い、メインビーム形成時には、光軸が水平位置に対し上方 に傾き且つクリアカットライン形成用シェードが光軸に対し離間して配光の所定 の位置の明るさが大きくなるが、クリアカットライン形成用シェードを設けた側 と反対側に設けた光量調整用シェードがこの所定の位置の明るさの過大化を抑制 するので、適正なメインビームが形成され、良好な遠方視認性が確保される。
【0020】 また請求項2では、傾動ユニットが傾動しても投射レンズはレンズの中心近傍 にて傾動し、リフレクターに対する投射レンズの上下方向の変位量はわずかであ るため、投射レンズを傾動による変位量を考慮した大きさとする必要がなく、投 射レンズの小型化、傾動ユニットの小型化、傾動ユニットの駆動源の小型化等が 可能となり、ひいてはヘッドランプをコンパクトかつ安価なものにできる。また メインビームとサブビームの切替えによる投射レンズの上下方向の変位量は僅か であるため、従来構造のように投射レンズがオフセットして見えるという不具合 もない。
【図1】本考案の第1の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの縦断面図
ンプの縦断面図
【図2】光投射ユニットの平面図
【図3】傾動ユニットの傾動の様子を説明する縦断面図
【図4】従来のヘッドランプの概要図
10 ランプボデイ 12 前面透明カバー 20 光投射ユニット 22 光源であるバルブ 24 リフレクター 27 投射レンズ 28 クリアカットライン形成用のシェード 29 光量調整用のシェード 30 傾動ユニット 35 傾動ユニットの傾動中心である水平支軸 L1 サブビーム形成時のヘッドランプの光軸 L2 メインビーム形成時のヘッドランプの光軸
Claims (2)
- 【請求項1】ランプボデイと前面透明カバーとによって
形成される灯室空間内に、光源の挿着された略楕円体形
状のリフレクター,リフレクターの前方に配置された投
射レンズおよびリフレクターと投射レンズとの間に配置
されたクリアカットライン形成用のシェードが一体化さ
れた光投射ユニットが収容され、投射レンズとシェード
とを一体化した傾動ユニットがリフレクターに対し水平
支軸回りに傾動可能に支承されたメイン・サブ切替式投
射型自動車用ヘッドランプにおいて、 ヘッドランプの光軸を挾み、前記クリアカットライン形
成用シェードの設けられた側の反対側に、車両手前の所
定領域の光量を低減させるための光量調整用シェードが
前記傾動ユニットに一体化されたことを特徴とするメイ
ン・サブ切替式投射型自動車用ヘッドランプ。 - 【請求項2】 前記傾動ユニットは、投射レンズの主点
近傍を通る水平支軸回りに傾動することを特徴とする請
求項1記載のメイン・サブ切替式投射型自動車用ヘッド
ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5392392U JPH0617005U (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | メイン・サブ切替式投射型自動車用ヘッドランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5392392U JPH0617005U (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | メイン・サブ切替式投射型自動車用ヘッドランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617005U true JPH0617005U (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=12956248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5392392U Pending JPH0617005U (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | メイン・サブ切替式投射型自動車用ヘッドランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617005U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006156301A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用前照灯ユニット |
| US10336240B2 (en) | 2013-07-10 | 2019-07-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Headlight unit and headlight |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP5392392U patent/JPH0617005U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006156301A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用前照灯ユニット |
| US10336240B2 (en) | 2013-07-10 | 2019-07-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Headlight unit and headlight |
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