JPH0617110U - 薄形密閉形蓄電池 - Google Patents
薄形密閉形蓄電池Info
- Publication number
- JPH0617110U JPH0617110U JP5364792U JP5364792U JPH0617110U JP H0617110 U JPH0617110 U JP H0617110U JP 5364792 U JP5364792 U JP 5364792U JP 5364792 U JP5364792 U JP 5364792U JP H0617110 U JPH0617110 U JP H0617110U
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- Japan
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- pressure
- synthetic resin
- length
- hole
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-
- Y02E60/12—
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- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】開弁圧を低くする。
【構成】二枚の合成樹脂体2の周囲を熱溶着により接合
して形成した電槽1に極板群7を収納する。一方の合成
樹脂体に放圧用貫通孔8を形成する。放圧用貫通孔8と
極板群7との間に二枚の合成樹脂体2を部分的に接合す
る部分接合部9を形成する。部分接合部9を複数の単位
接合部9a〜9dから構成する。そして各単位接合部間
の非接合部分の長さb〜d及び周囲接合部3と周囲接合
部に隣接する単位接合部9a,9dとの間の非接合部分
の長さa,eのうち、放圧用貫通孔8に最も近い位置に
ある非接合部分の長さcを他の非接合部分の長さよりも
長くする。
して形成した電槽1に極板群7を収納する。一方の合成
樹脂体に放圧用貫通孔8を形成する。放圧用貫通孔8と
極板群7との間に二枚の合成樹脂体2を部分的に接合す
る部分接合部9を形成する。部分接合部9を複数の単位
接合部9a〜9dから構成する。そして各単位接合部間
の非接合部分の長さb〜d及び周囲接合部3と周囲接合
部に隣接する単位接合部9a,9dとの間の非接合部分
の長さa,eのうち、放圧用貫通孔8に最も近い位置に
ある非接合部分の長さcを他の非接合部分の長さよりも
長くする。
Description
【0001】
本考案は、いわゆるフィルムパック式蓄電池と呼ばれる薄形密閉形蓄電池に関 するものであり、特にその放圧弁構造の改良に関するものである。
【0002】
特開昭63−174265号公報等に示された従来のフィルムパック式蓄電池 では、極板群を二枚のフィルム状またはシート状の合成樹脂体の間に配置して周 囲を接合し、二枚の合成樹脂体の一方に放圧用貫通孔を設け、放圧用貫通孔の周 辺を他方の合成樹脂体と不連続的に接合して複数の単位接合部からなる部分接合 部を作ることにより放圧弁構造を構成している。なお、気密性を良好に保つため 、小孔の周囲にシリコーンオイルを配置することもある。
【0003】
従来の構造では、合成樹脂体同士の部分接合部に近い部分に位置する二枚の合 成樹脂体同士の接触部が、電池内圧が上昇した場合に離れることにより開弁し、 内圧が外部の圧力と同等以下の場合に閉弁する。従来の構造では、このような開 弁及び閉弁の繰り返しによる合成樹脂体の撓み等を、部分接合部を不連続な複数 の単位接合部からなる不連続接合部とすることにより極力防止し、信頼性を高め ていた。この場合、内圧の上昇により不連続接合部を構成する各単位接合部間の 非接合部分、あるいは不連続接合部と周囲接合部との間の非接合部分において、 2枚の合成樹脂体が離れる形となる。この際非接合部分の長さが長くなるほど、 その部分においては他の非接合部分より合成樹脂体が先に離れるようになるため 、他の非接合部分の合成樹脂体が引張られる形となって離れにくくなる。従って 、単位接合部の位置によって排気孔となる放圧用貫通孔が在る部分の合成樹脂体 が離れにくくなり、開弁圧が高くなってしまい、電池がふくれたり、あるいは破 裂してしまうという問題が発生する。
【0004】 本考案の目的は、開弁圧を低くすることができる薄形密閉形蓄電池を提供する ことにある。
【0005】
本考案は、二枚のフィルム状またはシート状の合成樹脂体の周囲を熱溶着によ り接合してなる電槽に極板群が収納されており、二枚の合成樹脂体の一方に少な くとも1つの放圧用貫通孔が形成され、電槽の周囲接合部と連続することなく放 圧用貫通孔と極板群との間で二枚の合成樹脂体を部分的に接合する部分接合部が 形成されて放圧弁構造が構成されている薄形密閉形蓄電池を改良の対象とする。 本考案では、部分接合部を所定の間隔をあけて形成した複数の単位接合部から構 成し、各単位接合部間の非接合部分の長さ及び周囲接合部と該周囲接合部に隣接 する単位接合部との間の非接合部分の長さのうち、放圧用貫通孔に最も近い位置 にある非接合部分の長さを他の非接合部分の長さよりも長くする。 なお放圧用貫通孔に最も近い位置にある非接合部分の長さを長くするといって も、安全弁または放圧弁としての機能を維持し得るだけの開弁圧を得ることがで きる範囲内で他の非接合部分の長さよりも長くするのである。またシリコーンオ イル等の気密性改善用オイルを放圧用貫通孔の周囲に配置する場合には、各非接 合部分の長さを定めるにあたって、オイルの極板群側への自由な移動を抑制し得 るように各非接合部分の長さを定める必要があるのも勿論である。
【0006】
上記のように、放圧用貫通孔に最も近い位置にある非接合部分の長さを他の非 接合部分の長さよりも長くすると、内圧が上昇した際に、放圧用貫通孔のある部 分の合成樹脂体が最も離れ易くなるために、低い圧力で開弁することになる。そ のため従来のように、電槽がふくれたり、あるいは破裂してしまうという問題の 発生を阻止することができる。
【0007】
以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。図1は、本考案を薄形 密閉形鉛蓄電池に適用した実施例の概略部分平面図である。この図において1は 電槽であり、電槽1は二枚のフィルム状またはシート状の合成樹脂体2,2の周 囲を熱溶着により接合して周囲接合部3を形成することにより構成されている。 なおこの図では、二枚の合成樹脂体2,2を透明なものとして描いており、理解 を容易にするために周囲接合部3に斜線を付している。電槽1の内部には陽極板 4と陰極板5とをリテーナ6を介して積層してなる極板群7が収納配置されてい る。極板群7の出力端子部4a,5aは周囲接合部3から突出している。前方の 合成樹脂体2には、極板群7から離れた部分に放圧用貫通孔8が形成されており 、また電槽1の周囲接合部3と連続することなく放圧用貫通孔8と極板群7との 間に二枚の合成樹脂体2,2を部分的に接合する部分接合部9が形成されて放圧 弁構造が構成されている。
【0008】 部分接合部9は、それぞれ連続しないように離されて形成された単位接合部9 a〜9dから構成されている。単位接合部9a〜9dは、電槽1または極板群7 の端子が出力される辺に沿って直線状の列を成すように形成されており、部分接 合部9と電槽1の周囲接合部3とによって囲まれた領域には、減圧時の気密性を 改善するためにシリコーンオイル(気密性改善用オイル)10が充填されている 。なおこのシリコーンオイルは必要不可欠なものではない。電池の内圧が所定以 上に上昇すると、単位接合部間の二枚の合成樹脂体2,2が離れて開弁し、内圧 が外部の圧力と同等以下の場合にはこの領域の二枚の合成樹脂体2,2が密着し て閉弁する。
【0009】 図において、a〜eは、各単位接合部9a〜9d間の非接合部分の長さと、単 位接合部9a及び9dと周囲接合部3との間の非接合部分の長さを示している。 本実施例では、放圧用貫通孔8に最も近い位置にある非接合部分(単位接合部9 bと9cとの間の部分)の長さcを、他の非接合部分の長さa,b,d,eより も長くしている。この様な寸法構成にすると、開弁圧を低くすることができる。 このことを確認するために、各非接合部分の長さを変えた場合における開弁圧を 測定した。表1はその結果を示している。なお各非接合部分の長さa〜eは、充 填したシリコーンオイル10が極板群7側に容易に移動しない範囲内で変えてい る。
【0010】
【表1】 上記結果から、放圧用貫通孔8に最も近い非接合部分の長さcを最も長くした 場合に、他の非接合部分の長さの如何に拘らず開弁圧は安定して低い値を示し、 他の非接合部分の長さa,b,d,eが非接合部分の長さcよりも長い場合には 、開弁圧が高くなることが判る。
【0011】 上記実施例は、複数の単位接合部分9a〜9dを直線状に並べて部分接合部9 を構成しているが、部分接合部の形状は実施例に限定されるものではなく、例え ば放圧用貫通孔8の周囲を囲むようにして複数の単位接合部を形成してもよい。 その場合でも、各単位接合部間に形成される非接合部分のうち放圧用貫通孔8に 最も近い位置にある非接合部分の長さを他の非接合部分の長さよりも長くすれば よい。
【0012】
本発明によれば、放圧用貫通孔に最も近い位置にある非接合部分の長さを他の 非接合部分の長さよりも長くすることにより、内圧が上昇した際に、放圧用貫通 孔の在る部分の合成樹脂体が最も離れ易くなるため、開弁圧を低くすることがで きる。そのため本発明によれば、従来のように、電槽がふくれたり、あるいは破 裂してしまうという問題の発生を阻止することができ、信頼性の高い放圧弁構造 を得ることができる。
【提出日】平成4年7月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【0012】
本考案によれば、放圧用貫通孔に最も近い位置にある非接合部分の長さを他の 非接合部分の長さよりも長くすることにより、内圧が上昇した際に、放圧用貫通 孔の在る部分の合成樹脂体が最も離れ易くなるため、開弁圧を低くすることがで きる。そのため本考案によれば、従来のように、電槽がふくれたり、あるいは破 裂してしまうという問題の発生を阻止することができ、信頼性の高い放圧弁構造 を得ることができる。
【図1】本考案を薄形密閉形鉛蓄電池に適用した実施例
の概略部分平面図である。
の概略部分平面図である。
1 電槽 2 フィルム状またはシート状の合成樹脂体 3 周囲接合部 4 陽極板 5 陰極板 6 リテーナ 7 極板群 8 放圧用貫通孔 9 部分接合部 9a〜9d 単位接合部 10 シリコーンオイル
Claims (1)
- 【請求項1】二枚のフィルム状またはシート状の合成樹
脂体の周囲を熱溶着により接合してなる電槽に極板群が
収納されており、前記二枚の合成樹脂体の一方に少なく
とも1つの放圧用貫通孔が形成され、前記電槽の周囲接
合部と連続することなく前記放圧用貫通孔と前記極板群
との間で前記二枚の合成樹脂体を部分的に接合する部分
接合部が形成されて放圧弁構造が構成されている薄形密
閉形蓄電池であって、 前記部分接合部は所定の間隔をあけて形成された複数の
単位接合部からなり、 各単位接合部間の非接合部分の長さ及び前記周囲接合部
と該周囲接合部に隣接する前記単位接合部との間の非接
合部分の長さのうち、前記放圧用貫通孔に最も近い位置
にある非接合部分の長さが他の非接合部分の長さよりも
長いことを特徴とする薄形密閉形蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992053647U JP2592655Y2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 薄形密閉形蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992053647U JP2592655Y2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 薄形密閉形蓄電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617110U true JPH0617110U (ja) | 1994-03-04 |
| JP2592655Y2 JP2592655Y2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=12948685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992053647U Expired - Lifetime JP2592655Y2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 薄形密閉形蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592655Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63174265A (ja) * | 1987-01-09 | 1988-07-18 | Japan Storage Battery Co Ltd | 薄形密閉式鉛蓄電池の製造方法 |
| JPH05129009A (ja) * | 1991-11-06 | 1993-05-25 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 密閉形鉛蓄電池 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP1992053647U patent/JP2592655Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63174265A (ja) * | 1987-01-09 | 1988-07-18 | Japan Storage Battery Co Ltd | 薄形密閉式鉛蓄電池の製造方法 |
| JPH05129009A (ja) * | 1991-11-06 | 1993-05-25 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 密閉形鉛蓄電池 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2592655Y2 (ja) | 1999-03-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981222 |