JPH054372A - 静電記録装置 - Google Patents
静電記録装置Info
- Publication number
- JPH054372A JPH054372A JP31281291A JP31281291A JPH054372A JP H054372 A JPH054372 A JP H054372A JP 31281291 A JP31281291 A JP 31281291A JP 31281291 A JP31281291 A JP 31281291A JP H054372 A JPH054372 A JP H054372A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は記録電極と対向電極間に現像剤が圧
密することなく円滑に流動させ、電極への現像剤の融着
を防止して高解像度の記録画像を長期に渡って得ること
を目的とする。 【構成】 円筒電極29の表面層29bを、表面硬度3
0°〜90°(JISスプリング式測定法)で体積電気
抵抗値が106 〜1011〔Ω・cm〕の弾性材料で形成
し、円筒電極18と対向する記録電極シート17の先端
にスリットを設けた記録電極を形成し、且つこの記録電
極をクッション部材28bで保持する構成とする。この
構成により円筒電極29の振れや記録電極の凹凸により
磁性トナーdが電極間に圧密されかけても、その位置に
対応する記録電極が揺動し、クッション部材28bが撓
み、円筒電極29の表面部29bが柔軟に凹み、記録電
極と円筒電極29間の電極間距離Lを一定に保つ。
密することなく円滑に流動させ、電極への現像剤の融着
を防止して高解像度の記録画像を長期に渡って得ること
を目的とする。 【構成】 円筒電極29の表面層29bを、表面硬度3
0°〜90°(JISスプリング式測定法)で体積電気
抵抗値が106 〜1011〔Ω・cm〕の弾性材料で形成
し、円筒電極18と対向する記録電極シート17の先端
にスリットを設けた記録電極を形成し、且つこの記録電
極をクッション部材28bで保持する構成とする。この
構成により円筒電極29の振れや記録電極の凹凸により
磁性トナーdが電極間に圧密されかけても、その位置に
対応する記録電極が揺動し、クッション部材28bが撓
み、円筒電極29の表面部29bが柔軟に凹み、記録電
極と円筒電極29間の電極間距離Lを一定に保つ。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、記録ヘッドと記録媒体と
を接触させずに静電記録画像を形成する非接触式の静電
記録装置に関するものである。
を接触させずに静電記録画像を形成する非接触式の静電
記録装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、静電記録装置の一つと
して、マルチスタイラスプリンタがよく知られている。
このマルチスタイラスプリンタは、多数の針状電極(ス
タイラス)を主走査方向へ微小等間隔に並べて記録ヘッ
ドを構成し、記録信号に応じて各針状電極に電圧を選択
的に印加し、用紙上に直接放電を行って静電潜像を形成
するものである。この場合、用紙上に電荷を容易且つ安
定的に保持できる様に、高電気抵抗剤を塗布した特殊紙
を使用する。しかし、この様な特殊紙は、鉛筆やペンに
よる記入性が悪く、又湿度等の環境条件に依って変質す
るから保存性にも問題があり、事務用の用紙としては好
まれない。
して、マルチスタイラスプリンタがよく知られている。
このマルチスタイラスプリンタは、多数の針状電極(ス
タイラス)を主走査方向へ微小等間隔に並べて記録ヘッ
ドを構成し、記録信号に応じて各針状電極に電圧を選択
的に印加し、用紙上に直接放電を行って静電潜像を形成
するものである。この場合、用紙上に電荷を容易且つ安
定的に保持できる様に、高電気抵抗剤を塗布した特殊紙
を使用する。しかし、この様な特殊紙は、鉛筆やペンに
よる記入性が悪く、又湿度等の環境条件に依って変質す
るから保存性にも問題があり、事務用の用紙としては好
まれない。
【0003】又、針状電極先端と用紙表面との間隔が大
きいと放電電界が広がって、形成されるドットが大きく
なり、高解像度の記録画像を得ることが難しい。その
為、用紙表面にギャップ材を設け、そのギャップ材と針
状電極先端を摺接させることにより微小な間隙を確保し
ている。然るに、この方式による場合、針状電極先端が
摩耗するという問題がある。
きいと放電電界が広がって、形成されるドットが大きく
なり、高解像度の記録画像を得ることが難しい。その
為、用紙表面にギャップ材を設け、そのギャップ材と針
状電極先端を摺接させることにより微小な間隙を確保し
ている。然るに、この方式による場合、針状電極先端が
摩耗するという問題がある。
【0004】そこで、普通紙を用いることができ、且つ
記録媒体と記録電極先端との微小間隙を正確に確保でき
る静電記録方式として、ドラム状の中間記録媒体上にト
ナー画像を形成し、そのトナー画像を用紙上に転写する
方式が用いられている。この方式による場合、中間記録
媒体を用いる為に装置が大型化する傾向がある為、通
常、記録と現像を同時に行うプロセスを採用し装置の大
型化を回避することが多い。この場合、記録電極を現像
剤搬送路の幅方向(主走査方向)に並列設置し、記録情
報に応じて現像剤を選択的に記録電極上から中間記録媒
体を兼ねる対向電極表面に転移させトナー画像を形成す
る方式が多い。この方式では、記録電極と対向電極との
電極対向間隔を幅方向全域に亘り一定に保つことが要求
される。
記録媒体と記録電極先端との微小間隙を正確に確保でき
る静電記録方式として、ドラム状の中間記録媒体上にト
ナー画像を形成し、そのトナー画像を用紙上に転写する
方式が用いられている。この方式による場合、中間記録
媒体を用いる為に装置が大型化する傾向がある為、通
常、記録と現像を同時に行うプロセスを採用し装置の大
型化を回避することが多い。この場合、記録電極を現像
剤搬送路の幅方向(主走査方向)に並列設置し、記録情
報に応じて現像剤を選択的に記録電極上から中間記録媒
体を兼ねる対向電極表面に転移させトナー画像を形成す
る方式が多い。この方式では、記録電極と対向電極との
電極対向間隔を幅方向全域に亘り一定に保つことが要求
される。
【0005】然るに、対向電極は記録媒体を兼ねる為に
通常はドラム状に形成して回転させるが、その場合に、
回転と共に対向電極周表面が軸方向や周方向に振れる傾
向がある。又、記録電極を設置する現像剤搬送路面に微
小な凸部が形成されていることがあるが、その場合、記
録電極が対向電極にその凸部の高さ分だけ近づくことに
なる。この様にして電極対向部に電極対向間隔が狭くな
る箇所が発生し、その狭くなった箇所に現像剤が搬入さ
れると、現像剤の密度が増すと共に電極間に挾圧され、
現像剤が圧密された様な状態となる。その結果、通常は
1×1011〔Ω〕程度の現像剤の電気抵抗値がその圧密
された部分では1×103 〜1×106 〔Ω〕に低下
し、その圧密現像剤を介して過剰なリーク電流が流れ、
その通電熱と充填圧により現像剤が電極に融着してしま
う重大なトラブルが発生することがある。電極に現像剤
が融着すると、画像の解像度が低下するだけでなく鮮明
度も失われる。
通常はドラム状に形成して回転させるが、その場合に、
回転と共に対向電極周表面が軸方向や周方向に振れる傾
向がある。又、記録電極を設置する現像剤搬送路面に微
小な凸部が形成されていることがあるが、その場合、記
録電極が対向電極にその凸部の高さ分だけ近づくことに
なる。この様にして電極対向部に電極対向間隔が狭くな
る箇所が発生し、その狭くなった箇所に現像剤が搬入さ
れると、現像剤の密度が増すと共に電極間に挾圧され、
現像剤が圧密された様な状態となる。その結果、通常は
1×1011〔Ω〕程度の現像剤の電気抵抗値がその圧密
された部分では1×103 〜1×106 〔Ω〕に低下
し、その圧密現像剤を介して過剰なリーク電流が流れ、
その通電熱と充填圧により現像剤が電極に融着してしま
う重大なトラブルが発生することがある。電極に現像剤
が融着すると、画像の解像度が低下するだけでなく鮮明
度も失われる。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記のような実情に鑑みなさ
れたもので、電極の磨耗や記録電極上へのトナーの融着
を防止し、高解像度で良質な記録画像を長期に亘り安定
して形成することを可能とした静電記録装置を提供する
ことを目的とする。
れたもので、電極の磨耗や記録電極上へのトナーの融着
を防止し、高解像度で良質な記録画像を長期に亘り安定
して形成することを可能とした静電記録装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【発明の要点】本発明は、上記目的を達成する為、所定
の経路に沿って敷設した現像剤担持部材と、該現像剤担
持部材の表面に沿って現像剤を搬送する現像剤搬送手段
と、前記現像剤担持部材の表面上に間隙を保って並設し
た複数の記録電極と、該記録電極に対し所要間隙を保っ
て配設した対向電極とを有し、各前記記録電極に記録情
報に応じて電圧を印加し、前記現像剤担持部材表面に沿
って搬送されてくる現像剤を前記対向電極側へ選択的に
転移させる静電記録装置において、前記記録電極の少な
くとも画像形成に関与する先端部を互いに個々に揺動可
能に分離し、前記現像剤担持部材の少なくとも前記記録
電極先端部を支持する部分を弾性材料で形成したこと、
及び前記対向電極の少なくとも前記記録電極に対抗する
表面部を弾性材料で形成たこと、及び前記対向電極の少
なくとも前記記録電極に対向する表面部を弾性材料で形
成し、且つ前記記録電極の少なくとも画像形成に関与す
る先端部を互いに個々に揺動可能に分離し、前記現像剤
担持部材の少なくとも前記記録電極先端部を支持する部
分を弾性材料で形成したことを要点とするものである。
の経路に沿って敷設した現像剤担持部材と、該現像剤担
持部材の表面に沿って現像剤を搬送する現像剤搬送手段
と、前記現像剤担持部材の表面上に間隙を保って並設し
た複数の記録電極と、該記録電極に対し所要間隙を保っ
て配設した対向電極とを有し、各前記記録電極に記録情
報に応じて電圧を印加し、前記現像剤担持部材表面に沿
って搬送されてくる現像剤を前記対向電極側へ選択的に
転移させる静電記録装置において、前記記録電極の少な
くとも画像形成に関与する先端部を互いに個々に揺動可
能に分離し、前記現像剤担持部材の少なくとも前記記録
電極先端部を支持する部分を弾性材料で形成したこと、
及び前記対向電極の少なくとも前記記録電極に対抗する
表面部を弾性材料で形成たこと、及び前記対向電極の少
なくとも前記記録電極に対向する表面部を弾性材料で形
成し、且つ前記記録電極の少なくとも画像形成に関与す
る先端部を互いに個々に揺動可能に分離し、前記現像剤
担持部材の少なくとも前記記録電極先端部を支持する部
分を弾性材料で形成したことを要点とするものである。
【0008】
【発明の実施例】以下、本発明を図面に基づいて具体的
に説明する。先ず、図1から図8を用いて本発明の第1
の実施例を説明する。
に説明する。先ず、図1から図8を用いて本発明の第1
の実施例を説明する。
【0009】図1は第1の実施例の静電記録装置の全体
構成を示す模式的断面図である。同図において、1は普
通紙Pを積載収納した給紙カセットであり、機体側方に
挿脱自在に装着してある。装着した給紙カセット1の先
端部上方には、給紙コロ1aが矢印方向に駆動回転可能
に配設してある。給紙コロ1aの前方には、絶縁部材よ
りなる上、下搬送ガイド板2a,2bを敷設して用紙搬
入経路を形成してある。この用紙搬入経路中には、待機
ロール対3を配設してあり、給紙コロ1aにより繰り出
された用紙Pの進行を一旦停止させ搬送姿勢を整えた
後、下流側の画像転写部Tへ後述する記録画像の到達タ
イミングと同期する様に再給送する。
構成を示す模式的断面図である。同図において、1は普
通紙Pを積載収納した給紙カセットであり、機体側方に
挿脱自在に装着してある。装着した給紙カセット1の先
端部上方には、給紙コロ1aが矢印方向に駆動回転可能
に配設してある。給紙コロ1aの前方には、絶縁部材よ
りなる上、下搬送ガイド板2a,2bを敷設して用紙搬
入経路を形成してある。この用紙搬入経路中には、待機
ロール対3を配設してあり、給紙コロ1aにより繰り出
された用紙Pの進行を一旦停止させ搬送姿勢を整えた
後、下流側の画像転写部Tへ後述する記録画像の到達タ
イミングと同期する様に再給送する。
【0010】待機ロール対3下流側の画像転写部Tに
は、転写帯電器4と、像担持体を兼ねる円筒電極5が対
向配置されている。本例では、円筒電極5を矢印“イ”
で示す反時計回り方向に駆動回転させる。
は、転写帯電器4と、像担持体を兼ねる円筒電極5が対
向配置されている。本例では、円筒電極5を矢印“イ”
で示す反時計回り方向に駆動回転させる。
【0011】円筒電極5の反対側の周面には、後述する
記録画像形成ユニットUを対向設置してある。この記録
画像形成ユニットUにより円筒電極5表面にトナー記録
画像が形成され、円筒電極5の回転と共にトナー記録画
像が画像転写部Tへ搬送され、再給送されてくる用紙上
に転写される。記録画像形成ユニットUの構成について
は、後程詳細に説明する。
記録画像形成ユニットUを対向設置してある。この記録
画像形成ユニットUにより円筒電極5表面にトナー記録
画像が形成され、円筒電極5の回転と共にトナー記録画
像が画像転写部Tへ搬送され、再給送されてくる用紙上
に転写される。記録画像形成ユニットUの構成について
は、後程詳細に説明する。
【0012】画像転写部Tの下流側には、分離爪6の先
端を円筒電極5の周面に圧接させて配設してある。そし
て、分離爪6の下流側には、エアーサクション方式の搬
送ベルト7が水平方向に張設されており、記録画像の転
写を終え分離爪6により円筒電極5周面から分離された
用紙の裏面を吸引しつつその前方に設けられている定着
器8に向けて搬送する。定着器8は加熱ロール8aと圧
接ロール8bから成り、両ロール間に用紙を挾持し搬送
する際にトナー像を熱定着する。定着を終えた用紙は、
排出口9から画像面を下にしたフェイスダウン状態で排
紙トレイ10上に排出積載される。
端を円筒電極5の周面に圧接させて配設してある。そし
て、分離爪6の下流側には、エアーサクション方式の搬
送ベルト7が水平方向に張設されており、記録画像の転
写を終え分離爪6により円筒電極5周面から分離された
用紙の裏面を吸引しつつその前方に設けられている定着
器8に向けて搬送する。定着器8は加熱ロール8aと圧
接ロール8bから成り、両ロール間に用紙を挾持し搬送
する際にトナー像を熱定着する。定着を終えた用紙は、
排出口9から画像面を下にしたフェイスダウン状態で排
紙トレイ10上に排出積載される。
【0013】以上の如く、本例の静電記録装置において
は、用紙の給紙から排紙に至る全用紙搬送経路が略スト
レート状に形成されている為、通紙動作が全般的に滑ら
かであり、画像不良やジャム等の通紙不良が発生し難
い。又、記録装置にとって好ましいページ揃えが不要な
フェイスダウン排紙状態を上述のストレート通紙経路で
得ることができるという利点も備えている。
は、用紙の給紙から排紙に至る全用紙搬送経路が略スト
レート状に形成されている為、通紙動作が全般的に滑ら
かであり、画像不良やジャム等の通紙不良が発生し難
い。又、記録装置にとって好ましいページ揃えが不要な
フェイスダウン排紙状態を上述のストレート通紙経路で
得ることができるという利点も備えている。
【0014】ここで、記録画像形成ユニットUの詳細な
構成について説明する。記録画像形成ユニットUは、図
2に示す様に、大略記録手段と現像剤搬送手段を備えた
現像記録槽12と、補給用現像材を貯留する現像剤貯留
槽11とから成る。現像剤貯留槽11内には、攪拌羽根
11aを回動可能に配設してある。本例では、現像剤と
して、少なくとも絶縁性樹脂、磁性微粉末及び着色剤粒
子を含有する一成分現像剤で、負(−)の摩擦帯電極性
を備えた絶縁性磁性トナーを使用する。尚、現像剤とし
ては、磁性体キャリアと絶縁性トナーを所定の割合で混
合した二成分現像剤も使用できる。
構成について説明する。記録画像形成ユニットUは、図
2に示す様に、大略記録手段と現像剤搬送手段を備えた
現像記録槽12と、補給用現像材を貯留する現像剤貯留
槽11とから成る。現像剤貯留槽11内には、攪拌羽根
11aを回動可能に配設してある。本例では、現像剤と
して、少なくとも絶縁性樹脂、磁性微粉末及び着色剤粒
子を含有する一成分現像剤で、負(−)の摩擦帯電極性
を備えた絶縁性磁性トナーを使用する。尚、現像剤とし
ては、磁性体キャリアと絶縁性トナーを所定の割合で混
合した二成分現像剤も使用できる。
【0015】現像記録槽12の底部には、図3に示す現
像剤の水平循環経路13を形成してある。同図におい
て、この水平循環経路13における一対の平行な長手経
路13a,13b中には、一対のオーガロール14a,
14bを回転自在に設置してある。各オーガロール14
a,14bは、各シャフト14a1,14b1の周面に
複数の螺施羽根14a2,14a2を立設し夫々の片側
端部に螺施方向が逆の逆送り羽根14a3,14b3を
立設して成る(図5参照)。そして、夫々の逆送り羽根
14a3,14b3が互いに反対側に位置する様に、各
オーガロール14a,14bを長手経路13a,13b
内に夫々配置する。これら一対のオーガロール14a,
14bを、矢印“ロ”、“ハ”に示す様に互いに反対方
向で且つ逆送り羽根14a3,14b3に向かって現像
剤を搬送する方向に駆動回転する。これにより、逆送り
羽根14a3,14b3を設けた各コーナー部では、互
いに向かい合う逆方向の搬送力が衝突し、磁性トナーが
直角方向に突き出され他方の長手経路側へ流動する。こ
の様にして、磁性トナーを本例では破線矢印“ニ”で示
す方向に攪拌しつつ循環流動させ、この際に磁性トナー
を充分に摩擦帯電させることができる。尚、オーガロー
ル14a,14bの材質や形状を変えることにより、現
像剤に必要な帯電量を充分に摩擦帯電させることができ
る。
像剤の水平循環経路13を形成してある。同図におい
て、この水平循環経路13における一対の平行な長手経
路13a,13b中には、一対のオーガロール14a,
14bを回転自在に設置してある。各オーガロール14
a,14bは、各シャフト14a1,14b1の周面に
複数の螺施羽根14a2,14a2を立設し夫々の片側
端部に螺施方向が逆の逆送り羽根14a3,14b3を
立設して成る(図5参照)。そして、夫々の逆送り羽根
14a3,14b3が互いに反対側に位置する様に、各
オーガロール14a,14bを長手経路13a,13b
内に夫々配置する。これら一対のオーガロール14a,
14bを、矢印“ロ”、“ハ”に示す様に互いに反対方
向で且つ逆送り羽根14a3,14b3に向かって現像
剤を搬送する方向に駆動回転する。これにより、逆送り
羽根14a3,14b3を設けた各コーナー部では、互
いに向かい合う逆方向の搬送力が衝突し、磁性トナーが
直角方向に突き出され他方の長手経路側へ流動する。こ
の様にして、磁性トナーを本例では破線矢印“ニ”で示
す方向に攪拌しつつ循環流動させ、この際に磁性トナー
を充分に摩擦帯電させることができる。尚、オーガロー
ル14a,14bの材質や形状を変えることにより、現
像剤に必要な帯電量を充分に摩擦帯電させることができ
る。
【0016】上述の様に構成した水平循環経路13の中
央部には、循環する現像剤が侵入しない様に周囲を壁S
wで囲繞した空間Sを形成してある。そして、図2に示
す様に、現像剤貯留槽11に近い方のオーガロール14
aの上方には、補給用磁性トナーdO の補給口11bを
オーガロール14aの軸方向に沿って穿設してある。
央部には、循環する現像剤が侵入しない様に周囲を壁S
wで囲繞した空間Sを形成してある。そして、図2に示
す様に、現像剤貯留槽11に近い方のオーガロール14
aの上方には、補給用磁性トナーdO の補給口11bを
オーガロール14aの軸方向に沿って穿設してある。
【0017】他方のオーガロール14bの上方には、現
像剤を垂直方向に搬送する現像スリーブ15を水平方向
に設置してある。現像スリーブ15は、内部にマグネッ
トローツ16を回転自在に内蔵し、前述した円筒電極5
に対向設置してある。マグネットロール16の周表面に
は異なる磁極を交互に着磁してあり、このマグネットロ
ール16を矢印“ホ”で示す反時計回り方向に駆動回転
することにより、磁性トナーdを現像スリーブ15周表
面に沿って破線矢印“ヘ”で示す時計回り方向に搬送す
る。
像剤を垂直方向に搬送する現像スリーブ15を水平方向
に設置してある。現像スリーブ15は、内部にマグネッ
トローツ16を回転自在に内蔵し、前述した円筒電極5
に対向設置してある。マグネットロール16の周表面に
は異なる磁極を交互に着磁してあり、このマグネットロ
ール16を矢印“ホ”で示す反時計回り方向に駆動回転
することにより、磁性トナーdを現像スリーブ15周表
面に沿って破線矢印“ヘ”で示す時計回り方向に搬送す
る。
【0018】現像剤搬送路となる現像スリーブ15周表
面近傍で現像剤搬送方向“ヘ”に対して上流側には、磁
性トナーdの層厚を適正な厚さに規制するドクタブレー
ド12aを配設してある。又、ドクタブレード12aの
上方には、トナー飛散防止板12bが配設してある。こ
のトナー飛散防止板12bは、ドクタブレード12aに
よる層厚規制を受けて下流側に搬送される現像剤が記録
画像形成ユニットU外に飛散し画像を汚す不都合を防止
する為に設けてある。本例では、現像剤記録槽12の槽
壁の上端部を二股に分岐させ、一方をドクタブレード1
2aに、他方をトナー飛散防止板12bに夫々形成して
ある。
面近傍で現像剤搬送方向“ヘ”に対して上流側には、磁
性トナーdの層厚を適正な厚さに規制するドクタブレー
ド12aを配設してある。又、ドクタブレード12aの
上方には、トナー飛散防止板12bが配設してある。こ
のトナー飛散防止板12bは、ドクタブレード12aに
よる層厚規制を受けて下流側に搬送される現像剤が記録
画像形成ユニットU外に飛散し画像を汚す不都合を防止
する為に設けてある。本例では、現像剤記録槽12の槽
壁の上端部を二股に分岐させ、一方をドクタブレード1
2aに、他方をトナー飛散防止板12bに夫々形成して
ある。
【0019】上述したトナー層厚規制部のトナー搬送方
向“ヘ”に対して下流側には、円筒電極5周表面にトナ
ー記録画像が形成する記録部Wを次の様に構成してあ
る。図4はこの記録部Wの構成を詳しく説明する図であ
り、同図に示す様に、現像スリーブ15周部の円筒電極
5周表面に近接する部分を水平に切除し、平面部15a
を現像スリーブ15の幅方向全域に亘って形成してあ
る。この平面部15a上のトナー搬送方向“ヘ”に対し
て上流側の半分の領域全面に、弾性材料から成るクッシ
ョン部材15bを固設してある。この場合のクッション
部材15bの材料としては、弾性係数Eが、 1×106 ≦E≦3×109 〔N/m2 〕 の弾性材料を好適に利用できる。このクッション部材1
5bの表面は、現像スリーブ15の周表面が連続する様
に同曲率の円周面に形成してある。従って、クッション
部材15bの表面の下流側端部が円筒電極5周表面に最
近接する位置となり、その直下流に段差Gが形成されて
いる。
向“ヘ”に対して下流側には、円筒電極5周表面にトナ
ー記録画像が形成する記録部Wを次の様に構成してあ
る。図4はこの記録部Wの構成を詳しく説明する図であ
り、同図に示す様に、現像スリーブ15周部の円筒電極
5周表面に近接する部分を水平に切除し、平面部15a
を現像スリーブ15の幅方向全域に亘って形成してあ
る。この平面部15a上のトナー搬送方向“ヘ”に対し
て上流側の半分の領域全面に、弾性材料から成るクッシ
ョン部材15bを固設してある。この場合のクッション
部材15bの材料としては、弾性係数Eが、 1×106 ≦E≦3×109 〔N/m2 〕 の弾性材料を好適に利用できる。このクッション部材1
5bの表面は、現像スリーブ15の周表面が連続する様
に同曲率の円周面に形成してある。従って、クッション
部材15bの表面の下流側端部が円筒電極5周表面に最
近接する位置となり、その直下流に段差Gが形成されて
いる。
【0020】上述のクッション部材15b表面から現像
スリーブ15の上流側周表面には、記録電極シート17
を被着敷設してある。この場合、記録電極シート17の
先端を、クッション部材15bの段差Gを形成する端面
に揃えてある。本例の記録電極シート17は可撓性印刷
回路基板(FPC)で構成してあり、図5に示す様に、
現像スリーブ15周表面の周方向に沿わせるシート長手
方向へ互いに平行に延びる複数の記録電極17aを、シ
ート幅方向(トナー搬送路幅方向:主走査方向)へ所定
の微細ピッチでベースファルム17b上に並設して成
る。記録電極線17aの数は、主走査1ライン分の最大
データ数に対応させてある。本例では、多数の非磁性導
電材料からなる記録電極線17aを、40μmの間隙を
保って84.6μmピッチ(300DPI)の密度でパ
ターン形成してある。
スリーブ15の上流側周表面には、記録電極シート17
を被着敷設してある。この場合、記録電極シート17の
先端を、クッション部材15bの段差Gを形成する端面
に揃えてある。本例の記録電極シート17は可撓性印刷
回路基板(FPC)で構成してあり、図5に示す様に、
現像スリーブ15周表面の周方向に沿わせるシート長手
方向へ互いに平行に延びる複数の記録電極17aを、シ
ート幅方向(トナー搬送路幅方向:主走査方向)へ所定
の微細ピッチでベースファルム17b上に並設して成
る。記録電極線17aの数は、主走査1ライン分の最大
データ数に対応させてある。本例では、多数の非磁性導
電材料からなる記録電極線17aを、40μmの間隙を
保って84.6μmピッチ(300DPI)の密度でパ
ターン形成してある。
【0021】記録電極シート17の表面には、記録電極
ELとする先端から所定の微小領域Zを除いて、絶縁コ
ート17cを被着してある。これにより、各記録電極線
17a間の絶縁性を確保すると共に、磁性トナーとの摩
擦による記録電極17aの摩耗を防止することができ
る。記録電極シート17の先端部に絶縁コート17cを
被着しない理由は、次の通りである。
ELとする先端から所定の微小領域Zを除いて、絶縁コ
ート17cを被着してある。これにより、各記録電極線
17a間の絶縁性を確保すると共に、磁性トナーとの摩
擦による記録電極17aの摩耗を防止することができ
る。記録電極シート17の先端部に絶縁コート17cを
被着しない理由は、次の通りである。
【0022】トナー記録画像は、後述する様に記録電極
線17aに記録データに応じた記録電圧を印加して円筒
電極5との間で電界を形成し、この電界力により帯電し
たトナーを円筒電極5側へ選択的に転移させることによ
り形成される。然るに、記録電圧を印加する記録電極線
17a表面に絶縁コート17cを被着しておくと、必要
な電界を効率良く形成できないだけでなく、絶縁コート
17cに不要な電荷が蓄積され、この不要電荷は、地汚
れや画像の乱れ等の画像不良を引き起こす原因になる。
よって、図5に示す様に、記録電極シート17のトナー
記録画像の形成に関与する先端部領域Zを記録電極EL
とし、絶縁コート17cを被着せずに記録電極線17a
を露出させれば、効率良く必要な電界を形成することが
できると共に、上述の不要電荷が蓄積せず、これに起因
する地汚れ等の画像不良の発生を確実に防止することが
できる。
線17aに記録データに応じた記録電圧を印加して円筒
電極5との間で電界を形成し、この電界力により帯電し
たトナーを円筒電極5側へ選択的に転移させることによ
り形成される。然るに、記録電圧を印加する記録電極線
17a表面に絶縁コート17cを被着しておくと、必要
な電界を効率良く形成できないだけでなく、絶縁コート
17cに不要な電荷が蓄積され、この不要電荷は、地汚
れや画像の乱れ等の画像不良を引き起こす原因になる。
よって、図5に示す様に、記録電極シート17のトナー
記録画像の形成に関与する先端部領域Zを記録電極EL
とし、絶縁コート17cを被着せずに記録電極線17a
を露出させれば、効率良く必要な電界を形成することが
できると共に、上述の不要電荷が蓄積せず、これに起因
する地汚れ等の画像不良の発生を確実に防止することが
できる。
【0023】而して、図6の(a),(b)に示す様
に、各記録電極EL間のベースフィルム17bには、夫
々、スリットCを切り込み形成してある。これら各スリ
ットCは、記録電極EL間部分だけでなく、絶縁コート
17cを被着した記録電極ELの付け根部分まで切り込
んである。これにより、各記録電極ELが、両側の記録
電極ELから切り離され、個々に厚さ方向(同図の
(a)では上下方向)へ自在に揺動可能である。この様
に構成した記録電極シート17の先端部を、同図の
(a) に示す様にクッション部材15b上に敷設するこ
とにより、図7の(a)に示す記録電極EL上面と円筒
電極5周表面との間の電極間距離Lを常に一定の必要微
小距離に保つことができる。そのメカニズムを、同図の
(a),(b)に基づいて以下に説明する。尚、同図の
(a),(b)は、記録部Wをトナー搬送方向の下流側
から視た模式的立体面である。
に、各記録電極EL間のベースフィルム17bには、夫
々、スリットCを切り込み形成してある。これら各スリ
ットCは、記録電極EL間部分だけでなく、絶縁コート
17cを被着した記録電極ELの付け根部分まで切り込
んである。これにより、各記録電極ELが、両側の記録
電極ELから切り離され、個々に厚さ方向(同図の
(a)では上下方向)へ自在に揺動可能である。この様
に構成した記録電極シート17の先端部を、同図の
(a) に示す様にクッション部材15b上に敷設するこ
とにより、図7の(a)に示す記録電極EL上面と円筒
電極5周表面との間の電極間距離Lを常に一定の必要微
小距離に保つことができる。そのメカニズムを、同図の
(a),(b)に基づいて以下に説明する。尚、同図の
(a),(b)は、記録部Wをトナー搬送方向の下流側
から視た模式的立体面である。
【0024】同図の(b)に示す様に、円筒電極5の周
表面の一部が振れて記録電極EL側へ数μm〜数+μm
程度近づいても、これに応じ磁性トナーdを挟んで対向
する部分のクッション部材15bが撓んで記録電極EL
が沈み込み、電極間距離Lが同図の(a)に示す必要距
離と略同一の距離に保たれる。これにより、その振れ部
分に磁性トナーdが過度に圧密される不都合が確実に防
止される。その結果、圧密磁性トナーに過電流が流れて
発熱し磁性トナーが電極に融着することもなく、磁性ト
ナーdが電極対向部(記録部W)の幅方向全域に亘って
円滑に搬送され高解像度の良質な記録画像を安定して形
成することができる。
表面の一部が振れて記録電極EL側へ数μm〜数+μm
程度近づいても、これに応じ磁性トナーdを挟んで対向
する部分のクッション部材15bが撓んで記録電極EL
が沈み込み、電極間距離Lが同図の(a)に示す必要距
離と略同一の距離に保たれる。これにより、その振れ部
分に磁性トナーdが過度に圧密される不都合が確実に防
止される。その結果、圧密磁性トナーに過電流が流れて
発熱し磁性トナーが電極に融着することもなく、磁性ト
ナーdが電極対向部(記録部W)の幅方向全域に亘って
円滑に搬送され高解像度の良質な記録画像を安定して形
成することができる。
【0025】又、図8に示す様に、磁性トナーd中に混
入した異物rや磁性トナーdのブロック等が電極対向部
(記録部W)に搬送されてきても、その異物rを円筒電
極5とで挟む記録電極EL1が、両側の記録電極EL,
ELとはスリットCにより分離されているから、それら
と別個に大きく撓んで異物rを通過させることができ
る。この様にして、記録部Wに異物等の固体が詰まる不
都合が確実に防止され、良質な記録画像を更に安定して
形成することができる。
入した異物rや磁性トナーdのブロック等が電極対向部
(記録部W)に搬送されてきても、その異物rを円筒電
極5とで挟む記録電極EL1が、両側の記録電極EL,
ELとはスリットCにより分離されているから、それら
と別個に大きく撓んで異物rを通過させることができ
る。この様にして、記録部Wに異物等の固体が詰まる不
都合が確実に防止され、良質な記録画像を更に安定して
形成することができる。
【0026】上述の様な構成の記録電極シート17を製
作する場合、銅箔が被着された可撓性絶縁材からなるベ
ースフィルム17bにエッチング加工を施して多数の記
録電極線17aをパターン形成し、絶縁コート17cを
先端部領域Zを除いた領域に被着して記録電極ELを形
成した後、各記録電極EL間にスリットCを切ればよ
い。
作する場合、銅箔が被着された可撓性絶縁材からなるベ
ースフィルム17bにエッチング加工を施して多数の記
録電極線17aをパターン形成し、絶縁コート17cを
先端部領域Zを除いた領域に被着して記録電極ELを形
成した後、各記録電極EL間にスリットCを切ればよ
い。
【0027】図2において、記録部Wのトナー搬送方向
“ヘ”に対して下流側には、前述した水平循環経路13
の中央空間Sを囲繞する壁で現像剤貯留槽11側の壁S
w1を延出し、その先端を現像スリーブ15周表面に当
接させてある。これにより、記録部Wで転移されず現像
スリーブ15周表面に残留し、マグネットロール16の
回転と共に搬送されてきた磁性トナーd′を水平循環経
路13の補給槽経路13a上に掻き落とし、磁性トナー
d′が中央空間S内に侵入したり、水平循環経路13を
経ずに現像スリーブ15周面に沿って上流側に直接返送
される不都合を防止する。尚、中央空間Sの周囲壁と別
個に、現像スリーブ15に付着する残留磁性トナーd′
を掻き取る為の専用の平板部材を設けてもよい。この場
合、その掻取り部材を垂直方向に支持し、先端を現像ス
リーブ15周表面上に当接させ、他端部を中央空間S底
部まで延在させればよい。又、掻取り部材を磁性材料で
形成すれば、マグネットロール16の磁力を遮断でき、
より円滑な掻き取り返送効果が得られる。
“ヘ”に対して下流側には、前述した水平循環経路13
の中央空間Sを囲繞する壁で現像剤貯留槽11側の壁S
w1を延出し、その先端を現像スリーブ15周表面に当
接させてある。これにより、記録部Wで転移されず現像
スリーブ15周表面に残留し、マグネットロール16の
回転と共に搬送されてきた磁性トナーd′を水平循環経
路13の補給槽経路13a上に掻き落とし、磁性トナー
d′が中央空間S内に侵入したり、水平循環経路13を
経ずに現像スリーブ15周面に沿って上流側に直接返送
される不都合を防止する。尚、中央空間Sの周囲壁と別
個に、現像スリーブ15に付着する残留磁性トナーd′
を掻き取る為の専用の平板部材を設けてもよい。この場
合、その掻取り部材を垂直方向に支持し、先端を現像ス
リーブ15周表面上に当接させ、他端部を中央空間S底
部まで延在させればよい。又、掻取り部材を磁性材料で
形成すれば、マグネットロール16の磁力を遮断でき、
より円滑な掻き取り返送効果が得られる。
【0028】前述の様に先端部に記録電極ELを形成し
た記録電極シート17は、現像スリーブ15の約半分の
周表面に亘って敷設し、水平方向に引き出した後垂直に
降下させ、前述した水平循環経路の中央空間S内まで延
設してある。この記録電極シート17の垂直延設部に
は、記録データに応じて各記録電極ELに記録電圧を印
加する複数個の駆動回路素子17’を搭載してある。そ
して、図5に示す様に、各駆動回路素子17’に上述し
た記録電極シート17の記録電極線17aをN本づつに
分けて夫々接続してある。この様に、記録電極シート1
7の駆動回路素子17’を搭載した他端部を中央空間S
内に収納設置することにより、駆動回路素子17’を現
像剤等の塵から防御できると共に、現像記録槽12の構
造が極めてコンパクト化される。
た記録電極シート17は、現像スリーブ15の約半分の
周表面に亘って敷設し、水平方向に引き出した後垂直に
降下させ、前述した水平循環経路の中央空間S内まで延
設してある。この記録電極シート17の垂直延設部に
は、記録データに応じて各記録電極ELに記録電圧を印
加する複数個の駆動回路素子17’を搭載してある。そ
して、図5に示す様に、各駆動回路素子17’に上述し
た記録電極シート17の記録電極線17aをN本づつに
分けて夫々接続してある。この様に、記録電極シート1
7の駆動回路素子17’を搭載した他端部を中央空間S
内に収納設置することにより、駆動回路素子17’を現
像剤等の塵から防御できると共に、現像記録槽12の構
造が極めてコンパクト化される。
【0029】次に、本例の静電記録装置における記録画
像形成動作について説明する。図2において、マグネッ
トロール16を矢印“ホ”方向に駆動回転すると、現像
スリーブ15の外周面上には、磁性トナーdの粒子を自
転させる回転磁場が形成され、磁性トナーdが穂を形成
しつつマグネットロール16の回転方向とは逆の矢印
“ヘ”方向に搬送される。搬送される磁性トナーdは、
ドクタブレード12aにより所定の厚さに穂切り規制さ
れた後記録部Wに至る。この際に、磁性トナーdが磁性
トナー同士や現像スリーブ15周表面との摩擦により負
極性に帯電される。記録部Wには、前述の図7の(a)
に示す様に多数の記録電極ELを並列敷設してあり、こ
の各記録電極ELに対し、上述した様に駆動回路素子1
7’が記録データに応じて記録電圧を選択的に印加す
る。この場合、図7の(a)において、1ビットの記録
データが例えば“H”のときに、対応する記録電極EL
に−200Vの電圧が印加され、記録電極ELに対抗す
る円筒電極5にはバイアス電源5aにより−50Vの電
圧を印加しているので、円筒電極5から記録電極ELに
向けて150Vの電位差が形成される。負極性に帯電し
た磁性トナーdは電位の高い方へ移動するから、−20
0Vの電圧が印加されている記録電極EL上の磁性トナ
ーdだけが選択的に円筒電極5表面に転移し、1つの黒
ドットを形成する。
像形成動作について説明する。図2において、マグネッ
トロール16を矢印“ホ”方向に駆動回転すると、現像
スリーブ15の外周面上には、磁性トナーdの粒子を自
転させる回転磁場が形成され、磁性トナーdが穂を形成
しつつマグネットロール16の回転方向とは逆の矢印
“ヘ”方向に搬送される。搬送される磁性トナーdは、
ドクタブレード12aにより所定の厚さに穂切り規制さ
れた後記録部Wに至る。この際に、磁性トナーdが磁性
トナー同士や現像スリーブ15周表面との摩擦により負
極性に帯電される。記録部Wには、前述の図7の(a)
に示す様に多数の記録電極ELを並列敷設してあり、こ
の各記録電極ELに対し、上述した様に駆動回路素子1
7’が記録データに応じて記録電圧を選択的に印加す
る。この場合、図7の(a)において、1ビットの記録
データが例えば“H”のときに、対応する記録電極EL
に−200Vの電圧が印加され、記録電極ELに対抗す
る円筒電極5にはバイアス電源5aにより−50Vの電
圧を印加しているので、円筒電極5から記録電極ELに
向けて150Vの電位差が形成される。負極性に帯電し
た磁性トナーdは電位の高い方へ移動するから、−20
0Vの電圧が印加されている記録電極EL上の磁性トナ
ーdだけが選択的に円筒電極5表面に転移し、1つの黒
ドットを形成する。
【0030】一方、1ビットの記録データが“L”のと
きは記録電極ELが接地電位となる。その結果、円筒電
極5からその対応記録電極ELを見た電位差は−50V
となり、負極性の磁性トナーdは記録電極EL側に保持
されたままで転移しない。
きは記録電極ELが接地電位となる。その結果、円筒電
極5からその対応記録電極ELを見た電位差は−50V
となり、負極性の磁性トナーdは記録電極EL側に保持
されたままで転移しない。
【0031】上述の様に、入力記録データに応じて各記
録電極ELの電位が−200Vと接地電位に選択的に制
御され、対応する円筒電極5表面に記録データに応じた
トナー記録画像が形成される。この場合、各記録電極E
L間にスリットCを切り込んで各記録電極ELをその厚
さ方向に個々に揺動可能に切り離し、それら記録電極E
Lをクッション部材15bで支持してあるので、前述し
た様に記録部Wにおける記録電極EL上面と円筒電極5
周表面間の電極間距離Lを、常に必要微小距離で一定に
保持できる。その結果、磁性トナーdが円滑に記録部W
ヘ搬送されると共に、磁性トナーが記録部Wに圧密され
て溶融し電極に付着する不都合が確実に防止される。従
って、高解像度で良質なトナー記録画像が円筒電極5周
表面に安定して形成できる。
録電極ELの電位が−200Vと接地電位に選択的に制
御され、対応する円筒電極5表面に記録データに応じた
トナー記録画像が形成される。この場合、各記録電極E
L間にスリットCを切り込んで各記録電極ELをその厚
さ方向に個々に揺動可能に切り離し、それら記録電極E
Lをクッション部材15bで支持してあるので、前述し
た様に記録部Wにおける記録電極EL上面と円筒電極5
周表面間の電極間距離Lを、常に必要微小距離で一定に
保持できる。その結果、磁性トナーdが円滑に記録部W
ヘ搬送されると共に、磁性トナーが記録部Wに圧密され
て溶融し電極に付着する不都合が確実に防止される。従
って、高解像度で良質なトナー記録画像が円筒電極5周
表面に安定して形成できる。
【0032】又、図4に示す様に、記録部Wの直下流側
に段差Gを形成してあるから、画像形成に供されずに現
像スリーブ15上に残留する磁性トナーd′が、記録部
W通過後直ちに円筒電極5表面から遠ざかる。従って、
記録部Wで円筒電極5表面に形成されたトナー記録画像
が、残留磁性トナーd′との相互干渉により乱される不
都合が確実に回避される。
に段差Gを形成してあるから、画像形成に供されずに現
像スリーブ15上に残留する磁性トナーd′が、記録部
W通過後直ちに円筒電極5表面から遠ざかる。従って、
記録部Wで円筒電極5表面に形成されたトナー記録画像
が、残留磁性トナーd′との相互干渉により乱される不
都合が確実に回避される。
【0033】更に、図6の(a)に示す様に、記録電極
ELは絶縁コート17cを被着せずに露出してあるから
記録電極EL上に不要電荷が蓄積されない。従って、不
要電荷による地汚れや記録電極間の電圧リーク現象が防
止され、高解像度で高濃度の鮮明なトナー記録画像が安
定して形成される。
ELは絶縁コート17cを被着せずに露出してあるから
記録電極EL上に不要電荷が蓄積されない。従って、不
要電荷による地汚れや記録電極間の電圧リーク現象が防
止され、高解像度で高濃度の鮮明なトナー記録画像が安
定して形成される。
【0034】図1において、円筒電極5表面に形成され
たトナー記録画像は、同図に示す様に円筒電極5の反時
計回り方向“イ”の回転と共に画像転写部Tへ搬送さ
れ、待機ロール対3によりタイミングを測って再給送さ
れてくる用紙上に転写される。尚、上述のトナー記録画
像の濃度を調節するにはバイアス電源5aのバイアス電
圧を変化させればよい。その場合、適切な調節範囲は0
〜−50V程度であり、0Vに近い程、画像濃度が高く
なる。
たトナー記録画像は、同図に示す様に円筒電極5の反時
計回り方向“イ”の回転と共に画像転写部Tへ搬送さ
れ、待機ロール対3によりタイミングを測って再給送さ
れてくる用紙上に転写される。尚、上述のトナー記録画
像の濃度を調節するにはバイアス電源5aのバイアス電
圧を変化させればよい。その場合、適切な調節範囲は0
〜−50V程度であり、0Vに近い程、画像濃度が高く
なる。
【0035】図2において、記録部Wで円筒電極5側へ
転移せずに残留する磁性トナーd′はマグネットロール
16の回転と共に下流側へ移動し、掻取り部Sw1によ
り現像スリーブ15表面から掻き取られ、オーガロール
14aに落下して補給口11から補給される磁性トナー
do と共に攪拌混合される。
転移せずに残留する磁性トナーd′はマグネットロール
16の回転と共に下流側へ移動し、掻取り部Sw1によ
り現像スリーブ15表面から掻き取られ、オーガロール
14aに落下して補給口11から補給される磁性トナー
do と共に攪拌混合される。
【0036】オーガロール14aの回転と共に、落下返
送された残留磁性トナーd′と補給用磁性トナーdO が
混合攪拌されつつ循環搬送される。図3において、破線
矢印“ニ”方向に循環搬送される磁性トナーは、反補給
側の長手経路13bを搬送される際に、その上方に延在
するマグネットロール16の回転磁界により再度垂直方
向に搬送される。
送された残留磁性トナーd′と補給用磁性トナーdO が
混合攪拌されつつ循環搬送される。図3において、破線
矢印“ニ”方向に循環搬送される磁性トナーは、反補給
側の長手経路13bを搬送される際に、その上方に延在
するマグネットロール16の回転磁界により再度垂直方
向に搬送される。
【0037】以上の様に、記録部Wにおいて円筒電極5
側へ転移されず下流側に搬送された残留磁性トナーd′
が水平循環経路13上へ掻き落とされ、この水平循環経
路13を通じて攪拌されつつ円滑に上流側に返送され、
再度トナー記録画像の形成に供される。この場合、垂直
方向に搬送する前の磁性トナーdが、現像スリーブ15
の軸方向(トナー搬送路の幅方向:主走査方向)に沿っ
て攪拌されつつ搬送されている為、常に現像スリーブ1
5周表面の幅方向全域亘り均一に供給される。従って、
現像スリーブ15周表面には、その幅方向全域に亘って
常に均一に磁性トナーdが担持されて記録部Wへ搬送さ
れ、画像濃度が均一な良好な記録画像を安定して得るこ
とが可能となる。又、磁性トナーdが水平循環経路13
を攪拌されつつ循環搬送される際に、磁性トナー粒子同
士が摩擦し合い、磁性トナーは充分に摩擦帯電されてい
る。
側へ転移されず下流側に搬送された残留磁性トナーd′
が水平循環経路13上へ掻き落とされ、この水平循環経
路13を通じて攪拌されつつ円滑に上流側に返送され、
再度トナー記録画像の形成に供される。この場合、垂直
方向に搬送する前の磁性トナーdが、現像スリーブ15
の軸方向(トナー搬送路の幅方向:主走査方向)に沿っ
て攪拌されつつ搬送されている為、常に現像スリーブ1
5周表面の幅方向全域亘り均一に供給される。従って、
現像スリーブ15周表面には、その幅方向全域に亘って
常に均一に磁性トナーdが担持されて記録部Wへ搬送さ
れ、画像濃度が均一な良好な記録画像を安定して得るこ
とが可能となる。又、磁性トナーdが水平循環経路13
を攪拌されつつ循環搬送される際に、磁性トナー粒子同
士が摩擦し合い、磁性トナーは充分に摩擦帯電されてい
る。
【0038】次に、本発明の第2の実施例を第9図乃至
第11図に基づき説明する。尚、上記第1の実施例と同
一の構成部材については、同一符号を付してその説明を
省略する。本実施例の静電記録装置が第1の実施例と異
なる構成は、円筒電極の構成と、記録電極シートの先端
に設けられたスリットC及びクッション部材が使用され
ていないことである。先ず、円筒電極について説明する
と、第1の実施例で使用した円筒電極5は全体が金属で
構成されていたが、本実施例の円筒電極18は、図9に
示す様に金属等の導電性材料から成る素管18aの周表
面上に弾性材料から成る導電性の表面層18bを被着し
てある点が異なる。表面層18bを形成する弾性材料と
しては、表面硬度HsがJISスプリング式測定法でH
s=30°〜90°、且つ、対向電極としての効果を具
備させる為にその体積電気抵抗値(比抵抗)が1×10
6 〜1×1011〔Ω・cm〕の各特性を有する弾性材料
を選定して使用している。また、本例の円筒電極18は
ステンレス製の素管18aの周表面に上に、表面硬度H
sが90°で体積電気抵抗値が1×1011〔Ω・cm〕
の導電性ウレタンゴムの表面層18bを被着してある。
この様に、円筒電極18を表面層18bが外圧に応じて
柔軟に撓むソフトロールに構成することにより、後述す
る電極間距離L(図10,11参照)を常に必要微小距
離で一定に保つことができる。その結果、現像剤の電極
表面への融着が防止され、高解像度の記録画像を安定し
て形成することが可能となる。その作用効果について
は、後程詳細に説明する。尚、上述の様に構成した円筒
電極18を、本例においても矢印“イ”で示す反時計回
り方向に駆動回転させる。
第11図に基づき説明する。尚、上記第1の実施例と同
一の構成部材については、同一符号を付してその説明を
省略する。本実施例の静電記録装置が第1の実施例と異
なる構成は、円筒電極の構成と、記録電極シートの先端
に設けられたスリットC及びクッション部材が使用され
ていないことである。先ず、円筒電極について説明する
と、第1の実施例で使用した円筒電極5は全体が金属で
構成されていたが、本実施例の円筒電極18は、図9に
示す様に金属等の導電性材料から成る素管18aの周表
面上に弾性材料から成る導電性の表面層18bを被着し
てある点が異なる。表面層18bを形成する弾性材料と
しては、表面硬度HsがJISスプリング式測定法でH
s=30°〜90°、且つ、対向電極としての効果を具
備させる為にその体積電気抵抗値(比抵抗)が1×10
6 〜1×1011〔Ω・cm〕の各特性を有する弾性材料
を選定して使用している。また、本例の円筒電極18は
ステンレス製の素管18aの周表面に上に、表面硬度H
sが90°で体積電気抵抗値が1×1011〔Ω・cm〕
の導電性ウレタンゴムの表面層18bを被着してある。
この様に、円筒電極18を表面層18bが外圧に応じて
柔軟に撓むソフトロールに構成することにより、後述す
る電極間距離L(図10,11参照)を常に必要微小距
離で一定に保つことができる。その結果、現像剤の電極
表面への融着が防止され、高解像度の記録画像を安定し
て形成することが可能となる。その作用効果について
は、後程詳細に説明する。尚、上述の様に構成した円筒
電極18を、本例においても矢印“イ”で示す反時計回
り方向に駆動回転させる。
【0039】また、第1の実施例と異なるもう1つの構
成は、現像スリーブ15に設けられたクッション部材が
使用されていないこと、及び記録電極シート17(記録
電極EL)にスリットCが形成されていないことであ
る。すなわち、図9に示す様に、現像スリーブ15周表
面の円筒電極18側に最近接する位置に、段差Gを形成
しているのみの構成である。この段差Gの大きさ(落
差)は、記録電極EL表面と円筒電極18周表面との間
隙Lの約10倍程度であり、その様な落差を備えた段差
Gを、本例では現像スリーブ15周表面の幅方向全域に
亘り形成してある。このように構成することにより、本
実施例の記録部Wをトナー搬送方向下流側から視た場合
図10に示す構成である。
成は、現像スリーブ15に設けられたクッション部材が
使用されていないこと、及び記録電極シート17(記録
電極EL)にスリットCが形成されていないことであ
る。すなわち、図9に示す様に、現像スリーブ15周表
面の円筒電極18側に最近接する位置に、段差Gを形成
しているのみの構成である。この段差Gの大きさ(落
差)は、記録電極EL表面と円筒電極18周表面との間
隙Lの約10倍程度であり、その様な落差を備えた段差
Gを、本例では現像スリーブ15周表面の幅方向全域に
亘り形成してある。このように構成することにより、本
実施例の記録部Wをトナー搬送方向下流側から視た場合
図10に示す構成である。
【0040】尚、前述の実施例と同様、この段差Gから
上流側の現像スリーブ15周表面には、多数の記録電極
17aを備えた記録電極シート17を被着敷設してあ
り、記録電極シート17は、前述の図5に示す様に多数
の記録電極線17aを、現像スリーブ15周表面の周方
向に沿わせシート長手方向へ互いに平行に延在させると
共に、所定の微細ピッチでシート幅方向(トナー搬送路
幅方向:主走査方向)へ並設して成る。
上流側の現像スリーブ15周表面には、多数の記録電極
17aを備えた記録電極シート17を被着敷設してあ
り、記録電極シート17は、前述の図5に示す様に多数
の記録電極線17aを、現像スリーブ15周表面の周方
向に沿わせシート長手方向へ互いに平行に延在させると
共に、所定の微細ピッチでシート幅方向(トナー搬送路
幅方向:主走査方向)へ並設して成る。
【0041】次に、本実施例の静電記録装置における記
録画像形成動作について説明する。前述の第1の実施例
と同様、マグネットロール16を矢印“ホ”方向に駆動
回転すると、現像スリーブ15の外周面上には、磁性ト
ナーdの粒子を自転させる回転磁場が形成され、図9に
示すように磁性トナーdが穂を形成しつつマグネットロ
ール16の回転方向とは逆の矢印“ヘ”方向に搬送さ
れ、記録部Wに至る。
録画像形成動作について説明する。前述の第1の実施例
と同様、マグネットロール16を矢印“ホ”方向に駆動
回転すると、現像スリーブ15の外周面上には、磁性ト
ナーdの粒子を自転させる回転磁場が形成され、図9に
示すように磁性トナーdが穂を形成しつつマグネットロ
ール16の回転方向とは逆の矢印“ヘ”方向に搬送さ
れ、記録部Wに至る。
【0042】記録部Wには、上述の図10に示す様に多
数の記録電極ELを並列敷設してあり、この各記録電極
ELに対し、前述と同様に駆動回路素子17’が記録デ
ータに応じて記録電圧を選択的に印加する。この為、1
ビットの記録データが例えば“H”のとき、対応する記
録電極ELに−200Vの電圧が印加され、円筒電極1
8にはバイアス電源18cにより−50Vの電圧が印加
されているので、前述と同様150Vの電位差に基づき
負極性に帯電した磁性トナーdは電位の高い円筒電極1
8の方へ移動し、円筒電極18の周表面に黒ドットを形
成する。
数の記録電極ELを並列敷設してあり、この各記録電極
ELに対し、前述と同様に駆動回路素子17’が記録デ
ータに応じて記録電圧を選択的に印加する。この為、1
ビットの記録データが例えば“H”のとき、対応する記
録電極ELに−200Vの電圧が印加され、円筒電極1
8にはバイアス電源18cにより−50Vの電圧が印加
されているので、前述と同様150Vの電位差に基づき
負極性に帯電した磁性トナーdは電位の高い円筒電極1
8の方へ移動し、円筒電極18の周表面に黒ドットを形
成する。
【0043】一方、1ビットの記録データが“L”のと
きは記録電極ELが接地電位となり、負極性の磁性トナ
ーdは記録電極EL側に保持されたままで転移しない。
このようにして、円筒電極18の周表面に入力記録デー
タに応じたトナー画像が形成されるわけであるが、本例
の静電記録装置は円筒電極18の表面層18bが所要の
表面硬度と電気抵抗値を備えた弾性材料のウレタンゴム
で形成してある。これにより、記録部Wにおける記録電
極EL上面と円筒電極18周表面間の電極間距離Lを、
常に必要微小距離で一定に保持できる。すなわち、図1
1に示す様に何らかの原因により記録電極シート17に
突部Aが形成され、記録電極ELと円筒電極18間の電
極間距離Lが部分的に狭くなっても(同図の例では、記
録電極ELが円筒電極18周表面へ例えば数μm〜数十
μm程度近づいた場合)円筒電極18の表面層18bが
内側に撓み、記録部Wにおける記録電極EL上面と円筒
電極18周表面間の電極間距離Lを、常に必要微小距離
で一定に保持できる。また、逆に円筒電極18が振れ、
周表面の一部が記録電極側へ近接することがあるが同様
に表面層18bが柔軟に凹み電極間距離Lを一定にでき
る。この結果、磁性トナーdが円滑に記録部Wを搬送さ
れると共に、圧密された磁性トナーに過剰なリーク電流
が流れて電極が破損したり磁性トナーが溶融して電極に
付着する不具合が確実に防止され、高解像度で良質なト
ナー記録画像が円筒電極18周表面に安定して形成でき
る。
きは記録電極ELが接地電位となり、負極性の磁性トナ
ーdは記録電極EL側に保持されたままで転移しない。
このようにして、円筒電極18の周表面に入力記録デー
タに応じたトナー画像が形成されるわけであるが、本例
の静電記録装置は円筒電極18の表面層18bが所要の
表面硬度と電気抵抗値を備えた弾性材料のウレタンゴム
で形成してある。これにより、記録部Wにおける記録電
極EL上面と円筒電極18周表面間の電極間距離Lを、
常に必要微小距離で一定に保持できる。すなわち、図1
1に示す様に何らかの原因により記録電極シート17に
突部Aが形成され、記録電極ELと円筒電極18間の電
極間距離Lが部分的に狭くなっても(同図の例では、記
録電極ELが円筒電極18周表面へ例えば数μm〜数十
μm程度近づいた場合)円筒電極18の表面層18bが
内側に撓み、記録部Wにおける記録電極EL上面と円筒
電極18周表面間の電極間距離Lを、常に必要微小距離
で一定に保持できる。また、逆に円筒電極18が振れ、
周表面の一部が記録電極側へ近接することがあるが同様
に表面層18bが柔軟に凹み電極間距離Lを一定にでき
る。この結果、磁性トナーdが円滑に記録部Wを搬送さ
れると共に、圧密された磁性トナーに過剰なリーク電流
が流れて電極が破損したり磁性トナーが溶融して電極に
付着する不具合が確実に防止され、高解像度で良質なト
ナー記録画像が円筒電極18周表面に安定して形成でき
る。
【0044】また、本実施例においても記録電極ELは
絶縁コート17cを被着せずに露出してあるから、記録
電極EL上に不要電荷が蓄積されず、不要電荷による地
汚れや記録電極間の電圧リーク現象が防止され、高解像
度で高濃度の鮮明なトナー記録画像が安定して形成でき
ることは前述の第1の実施例と同様である。
絶縁コート17cを被着せずに露出してあるから、記録
電極EL上に不要電荷が蓄積されず、不要電荷による地
汚れや記録電極間の電圧リーク現象が防止され、高解像
度で高濃度の鮮明なトナー記録画像が安定して形成でき
ることは前述の第1の実施例と同様である。
【0045】さらに、上述の様にして円筒電極18に形
成されたトナー像は前述の実施例と同様、“イ”方向に
回転する円筒電極18により画像転写部Tへ移動し、転
写帯電器4により搬送される用紙へ転写される。また、
現像スリーブ15上に残留する磁性トナーd’は掻取り
部Sw1により掻き取られ、オーガロール14aに落下
した後、磁性トナーdo と攪拌混合され新たな画像形成
に使用される。
成されたトナー像は前述の実施例と同様、“イ”方向に
回転する円筒電極18により画像転写部Tへ移動し、転
写帯電器4により搬送される用紙へ転写される。また、
現像スリーブ15上に残留する磁性トナーd’は掻取り
部Sw1により掻き取られ、オーガロール14aに落下
した後、磁性トナーdo と攪拌混合され新たな画像形成
に使用される。
【0046】ここで、円筒電極18の表面層18bの材
質や構造を上述した表面硬度と体積電気抵抗値の条件を
満たす範囲内で変え、実際に画像形成を実施した比較実
験結果について説明する。
質や構造を上述した表面硬度と体積電気抵抗値の条件を
満たす範囲内で変え、実際に画像形成を実施した比較実
験結果について説明する。
【0047】先ず上述の例の場合であるが、円筒電極1
8の構成説明の際述べた如く、表面層18bを表面硬度
Hsが90°、体積電気抵抗値が1×1011〔Ω・c
m〕の導電性ウレタンゴムで形成した。この円筒電極1
8を図1に示した静電記録装置に取り付け、記録画像形
成(プリント)を1万回に亘り繰り返し行っても、白ス
ジ等の画像欠陥のない良好な画質を安定して得ることが
できた。
8の構成説明の際述べた如く、表面層18bを表面硬度
Hsが90°、体積電気抵抗値が1×1011〔Ω・c
m〕の導電性ウレタンゴムで形成した。この円筒電極1
8を図1に示した静電記録装置に取り付け、記録画像形
成(プリント)を1万回に亘り繰り返し行っても、白ス
ジ等の画像欠陥のない良好な画質を安定して得ることが
できた。
【0048】次に、表面層18bを表面硬度Hsが30
°で体積電気抵抗値が1×107 〔Ω・cm〕の導電性
シリコンゴムで形成した円筒電極18を図1の静電記録
装置に取り付け、同様に1万回のプリントを繰り返し実
施したところ、白スジ等の画像欠陥のない良好な画質を
安定して得ることができた。
°で体積電気抵抗値が1×107 〔Ω・cm〕の導電性
シリコンゴムで形成した円筒電極18を図1の静電記録
装置に取り付け、同様に1万回のプリントを繰り返し実
施したところ、白スジ等の画像欠陥のない良好な画質を
安定して得ることができた。
【0049】更に、表面層18bを第1表面層と第2表
面層に分けて積層した2層構造とし、第1表面層を体積
電気抵抗が1×1011〜1×1012〔Ω・cm〕のアク
リルウレタンゴムで、第2表面層を体積電気抵抗抵抗値
が1×106 〔Ω・cm〕のニトリルゴム(NBR)で
夫々形成し、表面層全体の体積電気抵抗値が1×10 6
〔Ω・cm〕で表面硬度Hsが60°の円筒電極18を
構成した。この円筒電極18を図1の静電記録装置に取
り付け、同様に1万回のプリントを繰り返し実施したと
ころ、白スジ等の画像欠陥のない良好な画質を安定して
得ることができた。以上から、上述の条件を満たす範囲
内で表面層18bの表面硬度と体積電気抵抗値を変えて
プリントした時、安定した画像を得ることができること
を確認できた。
面層に分けて積層した2層構造とし、第1表面層を体積
電気抵抗が1×1011〜1×1012〔Ω・cm〕のアク
リルウレタンゴムで、第2表面層を体積電気抵抗抵抗値
が1×106 〔Ω・cm〕のニトリルゴム(NBR)で
夫々形成し、表面層全体の体積電気抵抗値が1×10 6
〔Ω・cm〕で表面硬度Hsが60°の円筒電極18を
構成した。この円筒電極18を図1の静電記録装置に取
り付け、同様に1万回のプリントを繰り返し実施したと
ころ、白スジ等の画像欠陥のない良好な画質を安定して
得ることができた。以上から、上述の条件を満たす範囲
内で表面層18bの表面硬度と体積電気抵抗値を変えて
プリントした時、安定した画像を得ることができること
を確認できた。
【0050】次に本発明の第3の実施例を第12図、第
13図を用いて説明する。尚、本実施例の説明において
も前述の第1、第2の実施例と同一の構成部材には同一
符号を付してその説明を省略する。本実施例は前述の第
1の実施例で用いたと同様に、記録電極シート(記録電
極EL)にスリットCを形成し、クッション部材を配設
した構成であると共に、円筒電極の構成として前述の第
2の実施例で説明した導電性の弾性部材を使用した表面
層を有する構成としたものである。
13図を用いて説明する。尚、本実施例の説明において
も前述の第1、第2の実施例と同一の構成部材には同一
符号を付してその説明を省略する。本実施例は前述の第
1の実施例で用いたと同様に、記録電極シート(記録電
極EL)にスリットCを形成し、クッション部材を配設
した構成であると共に、円筒電極の構成として前述の第
2の実施例で説明した導電性の弾性部材を使用した表面
層を有する構成としたものである。
【0051】具体的には、図12に示す様に、現像スリ
ーブ28周部で円筒電極28周表面に近接する部分を所
定の段差Gを形成する様に切除し、平面部28aを現像
スリーブ28の幅方向全域に亘って形成し、この平面部
28a上のトナー搬送方向“ヘ”に対して上流側の半分
の領域前面に、弾性材料から成るクッション部材28b
を配設してある。この場合のクッション部材28bの材
料としては、前述の第1の実施例と同様弾性係数Eが、 1×106 ≦E≦3×109 〔N/m2 〕 の範囲内の材料を使用する。また、このクッション部材
28bの表面は、現像スリーブ28の周表面が連続する
様に同曲率の円周面に形成してあり、また段差Gから上
流側の現像スリーブ28の周表面には、前述の実施例と
同様多数の記録電極を備えた記録電極シート17を被着
敷設してある。この記録電極シート17には、多数の記
録電極線17aが所定の微細ピッチで並設され、この記
録電極シート17の表面には、絶縁コート17cが被着
してある。
ーブ28周部で円筒電極28周表面に近接する部分を所
定の段差Gを形成する様に切除し、平面部28aを現像
スリーブ28の幅方向全域に亘って形成し、この平面部
28a上のトナー搬送方向“ヘ”に対して上流側の半分
の領域前面に、弾性材料から成るクッション部材28b
を配設してある。この場合のクッション部材28bの材
料としては、前述の第1の実施例と同様弾性係数Eが、 1×106 ≦E≦3×109 〔N/m2 〕 の範囲内の材料を使用する。また、このクッション部材
28bの表面は、現像スリーブ28の周表面が連続する
様に同曲率の円周面に形成してあり、また段差Gから上
流側の現像スリーブ28の周表面には、前述の実施例と
同様多数の記録電極を備えた記録電極シート17を被着
敷設してある。この記録電極シート17には、多数の記
録電極線17aが所定の微細ピッチで並設され、この記
録電極シート17の表面には、絶縁コート17cが被着
してある。
【0052】また、前述の第1の実施例と同様各記録電
極EL間のベースフィルム17bには夫々スリットCが
切り込みされ、各記録電極ELが両側の記録電極ELか
ら切り放され、各々個々に揺動自在な構成である。
極EL間のベースフィルム17bには夫々スリットCが
切り込みされ、各記録電極ELが両側の記録電極ELか
ら切り放され、各々個々に揺動自在な構成である。
【0053】一方、円筒電極29の構成は図12に示す
如く、金属等の導電性材料から成る素管29aの周表面
上に弾性材料から成る表面層29bを被着して構成さ
れ、表面層29bの表面硬度Hsは、Hs=30°〜9
0°であり、且つ体積電気抵抗値(比抵抗)が1×10
6 〜1×1011〔Ω・cm〕の特性を有する弾性材料を
使用する。具体的には本例の円筒電極29は、前述の第
2の実施例と同様ステンレス製の素管29aの周表面に
上に、表面硬度Hsが90°で体積電気抵抗値が1×1
011〔Ω・cm〕の導電性ウレタンゴムの表面層19b
を被着したものを使用する。
如く、金属等の導電性材料から成る素管29aの周表面
上に弾性材料から成る表面層29bを被着して構成さ
れ、表面層29bの表面硬度Hsは、Hs=30°〜9
0°であり、且つ体積電気抵抗値(比抵抗)が1×10
6 〜1×1011〔Ω・cm〕の特性を有する弾性材料を
使用する。具体的には本例の円筒電極29は、前述の第
2の実施例と同様ステンレス製の素管29aの周表面に
上に、表面硬度Hsが90°で体積電気抵抗値が1×1
011〔Ω・cm〕の導電性ウレタンゴムの表面層19b
を被着したものを使用する。
【0054】次に、本実施例の静電記録装置における記
録画像形成動作について説明する。図12に示す如くマ
グネットロール16を矢印“ホ”方向に駆動回転する
と、現像スリーブ28の外周面上には、磁性トナーdの
粒子を自転させる回転磁場が形成され、前述の2つの実
施例と同様に磁性トナーdはマグネットロール16の回
転方向とは逆の矢印“ヘ”方向に搬送され、記録部Wに
至る。記録部Wには、図13に示す如く多数の記録電極
ELが並列敷設されており、この各記録電極ELに記録
データに応じた記録電圧が選択的に印加される。この
為、前述の実施例と同様1ビットの記録データが例えば
“H”のとき対応する記録電極ELに−200Vの電圧
が印加され、負極性に帯電した磁性トナーdを円筒電極
29表面に転移し黒ドットを形成する。一方、1ビット
の記録データが“L”のときは記録電極ELが接地電位
となり、磁性トナーdは記録電極EL側に保持されたま
まで転移しない。
録画像形成動作について説明する。図12に示す如くマ
グネットロール16を矢印“ホ”方向に駆動回転する
と、現像スリーブ28の外周面上には、磁性トナーdの
粒子を自転させる回転磁場が形成され、前述の2つの実
施例と同様に磁性トナーdはマグネットロール16の回
転方向とは逆の矢印“ヘ”方向に搬送され、記録部Wに
至る。記録部Wには、図13に示す如く多数の記録電極
ELが並列敷設されており、この各記録電極ELに記録
データに応じた記録電圧が選択的に印加される。この
為、前述の実施例と同様1ビットの記録データが例えば
“H”のとき対応する記録電極ELに−200Vの電圧
が印加され、負極性に帯電した磁性トナーdを円筒電極
29表面に転移し黒ドットを形成する。一方、1ビット
の記録データが“L”のときは記録電極ELが接地電位
となり、磁性トナーdは記録電極EL側に保持されたま
まで転移しない。
【0055】このようにして円筒電極29表面に記録デ
ータに応じたトナー記録画像が形成され、この時本例で
は円筒電極29の表面層29bを前述の表面硬度と電気
抵抗値を備えた弾性材料で形成し、しかも記録電極シー
ト17及び記録電極ELはスリットCで分割され且つ記
録電極ELの下にはクッション部材28bが配設されて
いる。したがって、例えば磁性トナーd中に異物が混入
した時や磁性トナーdのブロック等が記録部Wに搬送さ
れた場合には、その異物等を円筒電極29とで挟む位置
の記録電極ELが、紙面下方に大きく撓んで異物等を通
過させることができる。すなわち、このような時に記録
部Wに異物等が詰る不都合を防止できる。また、例えば
現像スリーブ28又は円筒電極29の一部に変形がある
場合等の為、電極間距離Lが狭い箇所が存在する時でも
図13の(b)に示す如く、穂立ちしたトナーによる圧
力で対応する位置の記録電極ELは下方に撓み、円筒電
極29の表面層29bは柔軟に内側に撓むので電極間距
離Lを所定の微小距離で一定に保つことができる。さら
に、例えば現像スリーブ28と円筒電極29との軸間隔
が磨耗や経時変化等でずれた時でも同様に記録電極EL
の揺動やクッション部材28bの撓み、表面層29bの
撓みにより間隔Lを一定に保持できる。したがって、本
実施例の静電記録装置においても、圧密された磁性トナ
ーが形成されることがなく、リーク電流等による電極の
破損や現像剤の電極表面への融着を防止でき、高解像度
の記録画像を安定して形成することが可能となる。
ータに応じたトナー記録画像が形成され、この時本例で
は円筒電極29の表面層29bを前述の表面硬度と電気
抵抗値を備えた弾性材料で形成し、しかも記録電極シー
ト17及び記録電極ELはスリットCで分割され且つ記
録電極ELの下にはクッション部材28bが配設されて
いる。したがって、例えば磁性トナーd中に異物が混入
した時や磁性トナーdのブロック等が記録部Wに搬送さ
れた場合には、その異物等を円筒電極29とで挟む位置
の記録電極ELが、紙面下方に大きく撓んで異物等を通
過させることができる。すなわち、このような時に記録
部Wに異物等が詰る不都合を防止できる。また、例えば
現像スリーブ28又は円筒電極29の一部に変形がある
場合等の為、電極間距離Lが狭い箇所が存在する時でも
図13の(b)に示す如く、穂立ちしたトナーによる圧
力で対応する位置の記録電極ELは下方に撓み、円筒電
極29の表面層29bは柔軟に内側に撓むので電極間距
離Lを所定の微小距離で一定に保つことができる。さら
に、例えば現像スリーブ28と円筒電極29との軸間隔
が磨耗や経時変化等でずれた時でも同様に記録電極EL
の揺動やクッション部材28bの撓み、表面層29bの
撓みにより間隔Lを一定に保持できる。したがって、本
実施例の静電記録装置においても、圧密された磁性トナ
ーが形成されることがなく、リーク電流等による電極の
破損や現像剤の電極表面への融着を防止でき、高解像度
の記録画像を安定して形成することが可能となる。
【0056】尚、この様にして円筒電極29に安定して
形成されたトナー像は、円筒電極29の回転により画像
転写部Tへ移動し、前述と同様に用紙に転写される。ま
た、現像スリーブ28上に残留する磁性トナーd′は、
記録部W通過後段差Gにより円筒電極29から遠ざか
り、現像記録層12に収容され新たな画像形成に供され
る。
形成されたトナー像は、円筒電極29の回転により画像
転写部Tへ移動し、前述と同様に用紙に転写される。ま
た、現像スリーブ28上に残留する磁性トナーd′は、
記録部W通過後段差Gにより円筒電極29から遠ざか
り、現像記録層12に収容され新たな画像形成に供され
る。
【0057】次に、本発明の他の幾つかの実施例をさら
に図14乃至図16に基づき説明する。尚、上記実施例
と同一の構成部材については同一符号を付してその説明
を省略する。
に図14乃至図16に基づき説明する。尚、上記実施例
と同一の構成部材については同一符号を付してその説明
を省略する。
【0058】図14に示す第4の実施例は、現像剤搬送
手段としてマグネットロールではなく励磁コイルにより
進行波磁界を発生させるコイル搬送部材19を採用し、
現像剤の搬送経路を非円周路に形成したものである。コ
イル搬送部材19は、断面が非円形の磁性体で形成した
基体20の外周囲に、幅方向へ平行に伸びる多数の溝2
0aを凹設し、その各溝20a間に導線を巻着して励磁
コイル21を形成した構成である。この励磁コイル21
をn個の組に分け、各組にπ/nづつ位相をずらした交
番電流を通電すると、コイル搬送部材19外周面に沿っ
て矢印“ト”方向に進行する進行波磁界が発生する。こ
のコイル搬送部材19の外周面に上記実施例と同一構成
の記録電極シート17を敷設し、その一方の端部を基体
20内に引き込み、記録電極の駆動回路素子17’を搭
載してある。本例のコイル搬送部材19による現像剤搬
送手段は、回転部材を用いないから、装置の耐久性が向
上すると共に、現像剤の搬送路を自由に設定でき装置の
小型化を大幅に促進することが可能となる。
手段としてマグネットロールではなく励磁コイルにより
進行波磁界を発生させるコイル搬送部材19を採用し、
現像剤の搬送経路を非円周路に形成したものである。コ
イル搬送部材19は、断面が非円形の磁性体で形成した
基体20の外周囲に、幅方向へ平行に伸びる多数の溝2
0aを凹設し、その各溝20a間に導線を巻着して励磁
コイル21を形成した構成である。この励磁コイル21
をn個の組に分け、各組にπ/nづつ位相をずらした交
番電流を通電すると、コイル搬送部材19外周面に沿っ
て矢印“ト”方向に進行する進行波磁界が発生する。こ
のコイル搬送部材19の外周面に上記実施例と同一構成
の記録電極シート17を敷設し、その一方の端部を基体
20内に引き込み、記録電極の駆動回路素子17’を搭
載してある。本例のコイル搬送部材19による現像剤搬
送手段は、回転部材を用いないから、装置の耐久性が向
上すると共に、現像剤の搬送路を自由に設定でき装置の
小型化を大幅に促進することが可能となる。
【0059】次に、図15に示す第5の実施例は、現像
剤搬送手段として一対のマグネットロール22,22を
用い、両者の回転磁界の連携作用により現像剤を長円形
の現像剤担持部材23表面に沿って矢印“チ”方向に搬
送するものである。この場合も、同様に構成した記録電
極電極シート17の記録電極となる一端部を現像剤担持
部材23表面に沿って施設し、その他端部を現像剤担持
部材23内部に引き込んで記録電極の駆動回路素子1
7’を搭載してある。
剤搬送手段として一対のマグネットロール22,22を
用い、両者の回転磁界の連携作用により現像剤を長円形
の現像剤担持部材23表面に沿って矢印“チ”方向に搬
送するものである。この場合も、同様に構成した記録電
極電極シート17の記録電極となる一端部を現像剤担持
部材23表面に沿って施設し、その他端部を現像剤担持
部材23内部に引き込んで記録電極の駆動回路素子1
7’を搭載してある。
【0060】更に、図16に示す第6の実施例は、現像
スリーブ24内部にマグネットロール25を配設し、記
録電極シート26の一端部を現像スリーブ24周表面に
敷設し、他端部を現像スリーブ24の外部に延出し、そ
の端部に記録電極出の駆動回路素子17’を搭載したも
のである。この場合、現像剤担持部材の進行を阻止しな
い様に、記録電極シート26の幅方向に沿って複数の開
口26aを穿設してある。
スリーブ24内部にマグネットロール25を配設し、記
録電極シート26の一端部を現像スリーブ24周表面に
敷設し、他端部を現像スリーブ24の外部に延出し、そ
の端部に記録電極出の駆動回路素子17’を搭載したも
のである。この場合、現像剤担持部材の進行を阻止しな
い様に、記録電極シート26の幅方向に沿って複数の開
口26aを穿設してある。
【0061】以上、上述した第4実施例〜第6実施例の
何れの実施例においても、前述の第1〜第3実施例で説
明した様に、電極間が常に一定に保たれ、高解像度でか
つ高濃度で良質な記録画像を安定して形成することがで
きることは同様である。
何れの実施例においても、前述の第1〜第3実施例で説
明した様に、電極間が常に一定に保たれ、高解像度でか
つ高濃度で良質な記録画像を安定して形成することがで
きることは同様である。
【0062】さらに、本発明は上記第1〜第6の実施例
に限定されるべきものではなく、本発明技術範囲におい
て種々の変形が可能である。たとえば、図7(a)に於
いて、記録電極ELを担持するベースフィルム17bを
弾性に富む部材で形成すれば、記録電極ELをより鋭敏
に対向電極の振れに追従して揺動させることができる。
この場合、ベースフィルム17bが所要の弾性を備えて
いれば、クッション部材15bを省略することもでき
る。また、先端部を記録電極ELとする記録電極線を現
像剤担持部材上に直接敷設する場合は、各記録電極線先
端部を個々に揺動可能に切り放す必要はない。この場
合、現像剤担持部材の記録電極を支持する部分に切り込
みを入れると、各記録電極ELを個々にさらに鋭敏に揺
動させることができる。また、図2に示すトナーとして
負(−)帯電性のトナーを用いたが、正(+)帯電性の
トナーを用いることも可能である。その場合、記録電極
及び対向電極へ印加するバイアス電圧を正(+)極性と
すれば良い。
に限定されるべきものではなく、本発明技術範囲におい
て種々の変形が可能である。たとえば、図7(a)に於
いて、記録電極ELを担持するベースフィルム17bを
弾性に富む部材で形成すれば、記録電極ELをより鋭敏
に対向電極の振れに追従して揺動させることができる。
この場合、ベースフィルム17bが所要の弾性を備えて
いれば、クッション部材15bを省略することもでき
る。また、先端部を記録電極ELとする記録電極線を現
像剤担持部材上に直接敷設する場合は、各記録電極線先
端部を個々に揺動可能に切り放す必要はない。この場
合、現像剤担持部材の記録電極を支持する部分に切り込
みを入れると、各記録電極ELを個々にさらに鋭敏に揺
動させることができる。また、図2に示すトナーとして
負(−)帯電性のトナーを用いたが、正(+)帯電性の
トナーを用いることも可能である。その場合、記録電極
及び対向電極へ印加するバイアス電圧を正(+)極性と
すれば良い。
【0063】
【発明の効果】以上、詳細に説明した様に、本発明によ
れば、現像剤を現像剤担持部材表面に沿って搬送し、現
像剤担持部材表面に複数の記録電極を対向電極に対し微
小間隙間を保って並列敷設し、それら記録電極を個々に
揺動可能に分離すると共に、その記録電極を弾性材料で
支持する構成とすることにより、記録電極と対向電極と
の電極間距離を常に必要微小間隔で一定に保つことがで
きる。その結果、現像剤が電極間に圧密されて現像剤の
電気抵抗値が低下し、過電流が流れて発熱する不都合が
防止され、現像剤が通電熱と電極間に挾圧されたときの
圧力により溶融して電極に付着する虞がない。
れば、現像剤を現像剤担持部材表面に沿って搬送し、現
像剤担持部材表面に複数の記録電極を対向電極に対し微
小間隙間を保って並列敷設し、それら記録電極を個々に
揺動可能に分離すると共に、その記録電極を弾性材料で
支持する構成とすることにより、記録電極と対向電極と
の電極間距離を常に必要微小間隔で一定に保つことがで
きる。その結果、現像剤が電極間に圧密されて現像剤の
電気抵抗値が低下し、過電流が流れて発熱する不都合が
防止され、現像剤が通電熱と電極間に挾圧されたときの
圧力により溶融して電極に付着する虞がない。
【0064】また、本発明の静電記録装置は非接触記録
方式であるから、記録電極が摩耗する虞もない。よっ
て、記録ヘッドの耐久性が向上し、現像剤が一定間隙に
保たれた電極間を円滑に搬送され、高解像度の良質な記
録画像を長期に亘り安定して形成することができる。
方式であるから、記録電極が摩耗する虞もない。よっ
て、記録ヘッドの耐久性が向上し、現像剤が一定間隙に
保たれた電極間を円滑に搬送され、高解像度の良質な記
録画像を長期に亘り安定して形成することができる。
【0065】また、本発明によれば、対向電極の少なく
とも表面部を必要な表面硬度と体積電気抵抗値を備えた
弾性材料で形成することにより、記録電極と対向電極の
何れか一方が現像剤を挟んで他方に近づこうとしても、
これに応じて対向電極表面部が柔軟に撓み、記録電極と
対向電極の電極間距離を常に必要微小距離で一定に保つ
ことができる。
とも表面部を必要な表面硬度と体積電気抵抗値を備えた
弾性材料で形成することにより、記録電極と対向電極の
何れか一方が現像剤を挟んで他方に近づこうとしても、
これに応じて対向電極表面部が柔軟に撓み、記録電極と
対向電極の電極間距離を常に必要微小距離で一定に保つ
ことができる。
【0066】また、現像剤が一定間隙に保たれた電極間
を常に円滑に搬送され、白スジ等の画像欠陥がなく高解
像度の良質な記録画像を長期に亘り安定して形成するこ
とができる。
を常に円滑に搬送され、白スジ等の画像欠陥がなく高解
像度の良質な記録画像を長期に亘り安定して形成するこ
とができる。
【0067】さらに、対向電極を個々に揺動可能に構成
し、且つ円筒電極も弾性部材で構成することにより、両
者の相乗効果により圧密されたトナーの発生を確実に防
止でき、さらに高品質な記録画像を得ることができる。
し、且つ円筒電極も弾性部材で構成することにより、両
者の相乗効果により圧密されたトナーの発生を確実に防
止でき、さらに高品質な記録画像を得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の静電記録装置の全体構
成を示す模式的断面図である。
成を示す模式的断面図である。
【図2】上記静電記録装置における記録画像形成ユニッ
トとその周辺構成を示す模式的断面図である。
トとその周辺構成を示す模式的断面図である。
【図3】上記記録画像形成ユニットの水平循環経路を示
す平断面図である。
す平断面図である。
【図4】上記静電記録装置における記録部と円筒電極の
構成を示す模式的断面図である。
構成を示す模式的断面図である。
【図5】上記記録画像形成ユニット全体を示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】記録部の拡大斜視図及び平面図である。
【図7】上記記録部を示す模式的立面図、及び動作を示
す模式的立面図である。
す模式的立面図である。
【図8】上記記録部における動作を示す模式的立面図で
ある。
ある。
【図9】本発明の第2実施例を示す記録部と円筒電極の
構成図である。
構成図である。
【図10】上記第2実施例の記録部を示す模式的立面図で
ある。
ある。
【図11】上記第2実施例の動作を示す模式的立面図であ
る。
る。
【図12】本発明の第3実施例を示す記録部と円筒電極の
構成図である。
構成図である。
【図13】上記第3実施例の記録部を示す模式的立面図で
ある。
ある。
【図14】本発明の第4実施例の静電記録装置の記録画像
形成ユニットの全体を示す斜視図である。
形成ユニットの全体を示す斜視図である。
【図15】本発明の第5実施例の静電記録装置の記録画像
形成ユニットの全体を示す斜視図である。
形成ユニットの全体を示す斜視図である。
【図16】本発明の第6実施例の静電記録装置の記録画像
形成ユニットの全体を示す斜視図である。
形成ユニットの全体を示す斜視図である。
【符号の説明】
4 転写帯電器
5、18、29 円筒電極
18a、29a 素管
18b、29b 表面層
5c、18c バイアス電源(円筒電極側)
11 現像剤貯留槽
12 現像記録槽
13 水平循環経路
14a,14b オーガロール
15,24、28 現像スリーブ
16,22,25 マグネットロール
17,26 記録電極シート
17a 記録電極線
17c 絶縁コート
17’ 駆動回路素子
19 コイル搬送部材
21 励磁コイル
EL 記録電極
G 段差
S 中央空間
U 記録画像形成ユニット
W 記録部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 山本 忠夫
東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ
シオ計算機株式会社東京事業所内
(72)発明者 井上 秀昭
東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ
シオ計算機株式会社東京事業所内
(72)発明者 佐藤 靖人
東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ
シオ計算機株式会社東京事業所内
(72)発明者 高橋 秀樹
東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ
シオ計算機株式会社東京事業所内
(72)発明者 本田 敏郎
東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ
シオ計算機株式会社東京事業所内
(72)発明者 浅古 健一郎
東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ
シオ計算機株式会社東京事業所内
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の経路に沿って敷設した現像剤担持
部材と、該現像剤担持部材の表面に沿って現像剤を搬送
する現像剤搬送手段と、前記現像剤担持部材の表面上に
現像剤搬送方向に沿って延在設置した複数の記録電極
と、該記録電極に対し所要間隙を保って配設した対向電
極とを有し、各前記記録電極に記録情報に応じて電圧を
印加し、前記現像剤担持部材表面に沿って搬送されてく
る現像剤を前記対向電極側へ選択的に転移させる静電記
録装置において、前記記録電極の少なくとも画像形成に
関与する先端部を互いに個々に揺動可能に分離し、前記
現像剤担持部材の少なくとも前記記録電極先端部を支持
する部分を弾性材料で形成したことを特徴とする静電記
録装置。 - 【請求項2】 所定の経路に沿って敷設した現像剤担持
部材と、該現像剤担持部材の表面に沿って現像剤を搬送
する現像剤搬送手段と、前記現像剤担持部材の表面上に
間隙を保って並設した複数の記録電極と、該記録電極に
対し所要間隙を保って配設した対向電極とを有し、各前
記記録電極に記録情報に応じて電圧を印加し、前記現像
剤担持部材表面に沿って搬送されてくる現像剤を前記対
向電極側へ選択的に転移させる静電記録装置において、
前記対向電極の少なくとも前記記録電極に対抗する表面
部を弾性材料で形成したことを特徴とする静電記録装
置。 - 【請求項3】 所定の経路に沿って敷設した現像剤担持
部材と、該現像剤担持部材の表面に沿って現像剤を搬送
する現像剤搬送手段と、前記現像剤担持部材の表面上に
間隙を保って並設した複数の記録電極と、該記録電極に
対し所要間隙を保って配設した対向電極とを有し、各前
記記録電極と前記対向電極間に記録情報に応じて電圧を
印加し、前記現像剤担持部材表面に沿って搬送されてく
る現像剤を前記対向電極側へ選択的に転移させる静電記
録装置において、前記対向電極の少なくとも前記記録電
極に対抗する表面部を弾性材料で形成し、前記記録電極
の少なくとも画像形成に関与する先端部を互いに個々に
揺動可能に分離し、前記現像剤担持部材の少なくとも前
記記録電極先端部を支持する部分を弾性材料で形成した
ことを特徴とする静電記録装置。 - 【請求項4】 前記弾性材料の弾性係数Eは、 1×106 ≦E≦3×109 〔N/m2 〕 である請求項1又は3記載の静電記録装置。
- 【請求項5】 前記対向電極表面部の体積電気抵抗値R
は、 1×106 ≦R≦1×1011〔Ω・cm〕 である請求項2又は3記載の静電記録装置。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-334566 | 1990-11-29 | ||
| JP33456690 | 1990-11-29 | ||
| JP2-401325 | 1990-12-11 | ||
| JP40132590 | 1990-12-11 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054372A true JPH054372A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=26574877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31281291A Withdrawn JPH054372A (ja) | 1990-11-29 | 1991-11-27 | 静電記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054372A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2711253A1 (fr) * | 1993-10-13 | 1995-04-21 | Seiko Epson Corp | Ensemble de report et appareillage de formation d'image. |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP31281291A patent/JPH054372A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2711253A1 (fr) * | 1993-10-13 | 1995-04-21 | Seiko Epson Corp | Ensemble de report et appareillage de formation d'image. |
| US5563693A (en) * | 1993-10-13 | 1996-10-08 | Seiko Epson Corporation | Contact transfer device and image forming equipment |
| US5729811A (en) * | 1993-10-13 | 1998-03-17 | Seiko Epson Corporation | Contact transfer device and image forming equipment |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |