JPH06172110A - スギの伸長促進方法 - Google Patents
スギの伸長促進方法Info
- Publication number
- JPH06172110A JPH06172110A JP23343891A JP23343891A JPH06172110A JP H06172110 A JPH06172110 A JP H06172110A JP 23343891 A JP23343891 A JP 23343891A JP 23343891 A JP23343891 A JP 23343891A JP H06172110 A JPH06172110 A JP H06172110A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- abscisic acid
- gibberellin
- elongation
- case
- promoting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 天然型アブシジン酸とジベレリンを組み合わ
せまたは混合してスギに処理することを特徴とするスギ
の伸長促進方法。 【効果】 優れたスギの伸長促進効果が得られる。
せまたは混合してスギに処理することを特徴とするスギ
の伸長促進方法。 【効果】 優れたスギの伸長促進効果が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスギの伸長促進方法に関
する。さらに詳しくは、スギの伸長を促進させるための
伸長促進方法に関する。
する。さらに詳しくは、スギの伸長を促進させるための
伸長促進方法に関する。
【0002】
【従来の技術】作物の伸長を促進させることは、農業技
術の最大の課題である。このための方法や手段として多
くの技術が考案されてきた。
術の最大の課題である。このための方法や手段として多
くの技術が考案されてきた。
【0003】植物ホルモンの利用によって、作物の伸長
を促進させることも1つの方法である。植物ホルモンで
あるジベレリン類、オーキシン類またカイニン類の使用
はすでに1部の作物の伸長を促進させる技術として普及
している(”ファインケミカル”1984年7月15日
号第3〜18ページ「植物生育調節剤利用の現状と開発
動向」)。
を促進させることも1つの方法である。植物ホルモンで
あるジベレリン類、オーキシン類またカイニン類の使用
はすでに1部の作物の伸長を促進させる技術として普及
している(”ファインケミカル”1984年7月15日
号第3〜18ページ「植物生育調節剤利用の現状と開発
動向」)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実用的に有効
な効力を発現するための利用方法や効力の程度は未だ限
定的であり、より有効な方法の開発は、農業生産上、そ
の意義は大きい。
な効力を発現するための利用方法や効力の程度は未だ限
定的であり、より有効な方法の開発は、農業生産上、そ
の意義は大きい。
【0005】天然型アブシジン酸は、ジベレリン、オー
キシン、カイニンなどとともに、植物ホルモンの1つと
して知られている。このアブシジン酸は植物の生育過程
における植物体内の内生量の変動と生育量の関係の研究
結果から、生長量に関係していることが知られている
(Ann. Rev. Plant Physiol. Plant Mol. Biol. 198
8年Vol 39第439〜473ページ”Metabolism and
Physilogoy of Abscisic acid”)が、しかし、広く作
物の伸長を促進させるための応用技術の開発や実用化に
は至っていない。
キシン、カイニンなどとともに、植物ホルモンの1つと
して知られている。このアブシジン酸は植物の生育過程
における植物体内の内生量の変動と生育量の関係の研究
結果から、生長量に関係していることが知られている
(Ann. Rev. Plant Physiol. Plant Mol. Biol. 198
8年Vol 39第439〜473ページ”Metabolism and
Physilogoy of Abscisic acid”)が、しかし、広く作
物の伸長を促進させるための応用技術の開発や実用化に
は至っていない。
【0006】本発明者らは、植物ホルモンの利用による
スギの伸長促進技術に関し、従来の知見に優る有効な方
法の探索について鋭意研究してきた。
スギの伸長促進技術に関し、従来の知見に優る有効な方
法の探索について鋭意研究してきた。
【0007】
【課題を解決するための手段】この結果、本発明者ら
は、天然型アブシジン酸とジベレリンを併せて用いるこ
とによって従来知られているよりも格段に優れた結果が
得られることを見出し、本発明を完成した。
は、天然型アブシジン酸とジベレリンを併せて用いるこ
とによって従来知られているよりも格段に優れた結果が
得られることを見出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は天然型アブシジン酸と
ジベレリンを組み合わせまたは混合してスギに処理する
ことを特徴とするスギの伸長促進方法である。
ジベレリンを組み合わせまたは混合してスギに処理する
ことを特徴とするスギの伸長促進方法である。
【0009】以下に本発明を詳細に説明する。
【0010】本発明では天然型アブシジン酸つまり、
(+)−2−シス,4−トランス−アブシジン酸を用い
る。
(+)−2−シス,4−トランス−アブシジン酸を用い
る。
【0011】天然型アブシジン酸は任意の方法で製造が
可能であり、たとえば特開昭63−296697号公
報、または特開昭63−296696号公報記載の方法
により工業的に製造することができる。
可能であり、たとえば特開昭63−296697号公
報、または特開昭63−296696号公報記載の方法
により工業的に製造することができる。
【0012】また、ジベレリンは、一般の市販品を使用
することができる。
することができる。
【0013】本発明の伸長促進方法において、天然型ア
ブシジン酸は、散布の場合、通常1〜1,000ppm 、
好ましくは10〜500ppm 含まれる。またラノリンな
どのペーストの場合、0.1〜30%、好ましくは1〜
10%含まれる。また、本発明の伸長促進方法におい
て、ジベレリンは、散布の場合、通常1〜1,000pp
m 、好ましくは10〜100ppm 含まれる。またラノリ
ンなどのペーストの場合、0.1〜30%、好ましくは
1〜10%含まれる。
ブシジン酸は、散布の場合、通常1〜1,000ppm 、
好ましくは10〜500ppm 含まれる。またラノリンな
どのペーストの場合、0.1〜30%、好ましくは1〜
10%含まれる。また、本発明の伸長促進方法におい
て、ジベレリンは、散布の場合、通常1〜1,000pp
m 、好ましくは10〜100ppm 含まれる。またラノリ
ンなどのペーストの場合、0.1〜30%、好ましくは
1〜10%含まれる。
【0014】本発明の伸長促進方法においては、スギの
生育ステージ、使用方法または使用時期によって異なる
が、一般的には、天然型アブシジン酸およびジベレリン
を、散布処理の場合、樹全体が均一に濡れる程度に散布
する。またペースト塗布処理の場合、同様に幹に塗布す
る。
生育ステージ、使用方法または使用時期によって異なる
が、一般的には、天然型アブシジン酸およびジベレリン
を、散布処理の場合、樹全体が均一に濡れる程度に散布
する。またペースト塗布処理の場合、同様に幹に塗布す
る。
【0015】本発明の伸長促進方法において、天然型ア
ブシジン酸、ジベレリンは、他の植物成長調節剤、補助
剤たとえば展着剤、乳化剤、湿展剤、分散剤、固着剤、
崩壊剤などと共に用いてもよい。本発明の伸長促進法法
においては、天然型アブシジン酸、ジベレリンを任意の
製剤にして用いることができる。ここで用いられる補助
剤としては以下のものが挙げられる。液体担体として
は、水、エタノール、メタノールなどのアルコール類、
アセトンなどのケトン類、酢酸エチルなどのエステル類
などが挙げられる。また乳化剤または分散剤としては、
通常、界面活性剤が使用され、たとえば高級アルコール
硫酸ナトリウム、ステアリルトリメチルアンモニウムク
ロライド、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ラウリルベタインなどの陰イオン系界面活性剤、陽
イオン系界面活性剤、両性イオン系界面活性剤が挙げら
れる。ペースト剤の場合、ラノリン、ワセリンなどが用
いられる。これらの担体を使用するにあたっては天然型
アブシジン酸、ジベレリンの併用の効果を助長するのに
最も適したものを吟味して用いることが大切である。
ブシジン酸、ジベレリンは、他の植物成長調節剤、補助
剤たとえば展着剤、乳化剤、湿展剤、分散剤、固着剤、
崩壊剤などと共に用いてもよい。本発明の伸長促進法法
においては、天然型アブシジン酸、ジベレリンを任意の
製剤にして用いることができる。ここで用いられる補助
剤としては以下のものが挙げられる。液体担体として
は、水、エタノール、メタノールなどのアルコール類、
アセトンなどのケトン類、酢酸エチルなどのエステル類
などが挙げられる。また乳化剤または分散剤としては、
通常、界面活性剤が使用され、たとえば高級アルコール
硫酸ナトリウム、ステアリルトリメチルアンモニウムク
ロライド、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ラウリルベタインなどの陰イオン系界面活性剤、陽
イオン系界面活性剤、両性イオン系界面活性剤が挙げら
れる。ペースト剤の場合、ラノリン、ワセリンなどが用
いられる。これらの担体を使用するにあたっては天然型
アブシジン酸、ジベレリンの併用の効果を助長するのに
最も適したものを吟味して用いることが大切である。
【0016】
【実施例】以下に本発明を実施例によって説明するが本
発明はこれに限定されるものではない。
発明はこれに限定されるものではない。
【0017】実施例1 杉の苗木の伸長促進効果 7月1日に杉苗木畑より1年生実生苗を堀取り、川砂を
詰めたコンテナ(33cm×29cm×深さ15cm)に、9
本ずつ植え付けた。8月23日にジベレリン100ppm
を杉苗1本あたり20mlずつ散布した。次いで8月30
日から11月30日まで、週1回、コンテナあたり50
0mlの天然型アブシジン酸の10ppm 、5ppm 、1ppm
液をそれぞれ潅注処理した。天然型アブシジン酸、ジベ
レリンの単用区と混用区とをそれぞれ設けた。11月1
6日に、各区の杉の当年伸長量を測定し、平均当年伸長
樹高値(cm)を表1にまとめた。
詰めたコンテナ(33cm×29cm×深さ15cm)に、9
本ずつ植え付けた。8月23日にジベレリン100ppm
を杉苗1本あたり20mlずつ散布した。次いで8月30
日から11月30日まで、週1回、コンテナあたり50
0mlの天然型アブシジン酸の10ppm 、5ppm 、1ppm
液をそれぞれ潅注処理した。天然型アブシジン酸、ジベ
レリンの単用区と混用区とをそれぞれ設けた。11月1
6日に、各区の杉の当年伸長量を測定し、平均当年伸長
樹高値(cm)を表1にまとめた。
【0018】
【表1】
【0019】表1から明らかなように、天然型アブシジ
ン酸5ppm とジベレリン100ppmの併用により伸長が
最大となり、天然型アブシジン酸1ppm とジベレリン1
00ppm の併用により次に伸長が大となった。一方、天
然型アブシジン酸1ppm 単用区は無処理区と差がなかっ
たが、天然型アブシジン酸10ppm 単用区では、やや伸
長抑制の傾向がみられた。ジベレリン100ppm 単用区
でも、伸長促進の傾向はみられたが、天然型アブシジン
酸5ppm 、1ppm との組み合わせ処理により、優れた伸
長促進効果が認められた。
ン酸5ppm とジベレリン100ppmの併用により伸長が
最大となり、天然型アブシジン酸1ppm とジベレリン1
00ppm の併用により次に伸長が大となった。一方、天
然型アブシジン酸1ppm 単用区は無処理区と差がなかっ
たが、天然型アブシジン酸10ppm 単用区では、やや伸
長抑制の傾向がみられた。ジベレリン100ppm 単用区
でも、伸長促進の傾向はみられたが、天然型アブシジン
酸5ppm 、1ppm との組み合わせ処理により、優れた伸
長促進効果が認められた。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、優れたスギの伸長促進
効果が得られる。すなわち、スギの伸長を促進させるこ
とができる。
効果が得られる。すなわち、スギの伸長を促進させるこ
とができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 天然型アブシジン酸とジベレリンを組み
合わせまたは混合してスギに処理することを特徴とする
スギの伸長促進方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23343891A JPH06172110A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | スギの伸長促進方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23343891A JPH06172110A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | スギの伸長促進方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06172110A true JPH06172110A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=16955047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23343891A Pending JPH06172110A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | スギの伸長促進方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06172110A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0887017A4 (en) * | 1996-02-08 | 2002-06-12 | Sagami Chem Res | Plant growth accelerator |
| WO2002087331A1 (en) * | 2001-04-25 | 2002-11-07 | Sichuan Lomon Bio Technology Co., Ltd. | Plant growth regulating composition for stuntedness, hastening maturity and stress-resistance |
| KR20020085937A (ko) * | 2001-05-10 | 2002-11-18 | 주식회사천우물산 | 지베레린 에시드 도포제의 제조방법 |
| KR100415954B1 (ko) * | 2002-03-18 | 2004-01-24 | 동부한농화학 주식회사 | 지베렐릭 에시드 도포제 및 그의 제조방법 |
| KR100812114B1 (ko) * | 2007-03-09 | 2008-03-12 | 윤채혁 | 식물성 담체를 함유하는 지베렐린 도포제 및 그의 제조방법 |
| EP3264896A4 (en) * | 2015-03-04 | 2018-01-10 | Valent Biosciences Llc | Methods to increase corn growth |
| CN110959456A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-04-07 | 南京林业大学 | 一种外源激素ga3促进柳杉开花结实的方法 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP23343891A patent/JPH06172110A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0887017A4 (en) * | 1996-02-08 | 2002-06-12 | Sagami Chem Res | Plant growth accelerator |
| WO2002087331A1 (en) * | 2001-04-25 | 2002-11-07 | Sichuan Lomon Bio Technology Co., Ltd. | Plant growth regulating composition for stuntedness, hastening maturity and stress-resistance |
| WO2002087701A1 (en) * | 2001-04-25 | 2002-11-07 | Sichuan Lomon Bio Technology Co., Ltd. | Agrochemical composition for disease resistance and promoting growth |
| WO2002087332A1 (en) * | 2001-04-25 | 2002-11-07 | Sichuan Lomon Bio Technology Co., Ltd. | Plant growth regulating composition for fruits production |
| KR20020085937A (ko) * | 2001-05-10 | 2002-11-18 | 주식회사천우물산 | 지베레린 에시드 도포제의 제조방법 |
| KR100415954B1 (ko) * | 2002-03-18 | 2004-01-24 | 동부한농화학 주식회사 | 지베렐릭 에시드 도포제 및 그의 제조방법 |
| KR100812114B1 (ko) * | 2007-03-09 | 2008-03-12 | 윤채혁 | 식물성 담체를 함유하는 지베렐린 도포제 및 그의 제조방법 |
| EP3264896A4 (en) * | 2015-03-04 | 2018-01-10 | Valent Biosciences Llc | Methods to increase corn growth |
| CN110959456A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-04-07 | 南京林业大学 | 一种外源激素ga3促进柳杉开花结实的方法 |
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