JPH06172146A - 染毛剤 - Google Patents

染毛剤

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JPH06172146A
JPH06172146A JP32826092A JP32826092A JPH06172146A JP H06172146 A JPH06172146 A JP H06172146A JP 32826092 A JP32826092 A JP 32826092A JP 32826092 A JP32826092 A JP 32826092A JP H06172146 A JPH06172146 A JP H06172146A
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JP
Japan
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hair
dye
oxidative
dyeing
water
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JP32826092A
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Inventor
Takashi Sasai
喬司 笹井
Yukako Mizushima
由香子 水島
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水との混和性がスムーズであり、延展性があ
り、また、染毛と同時に積極的に髪の感触を改善でき、
しかも、染毛後におけるすすぎ操作も簡単となる染毛剤
を提供する。 【構成】 p-フェニレンジアミンの主に三量体からな
る粉末状酸化重合物5gと、塩化ステアリルトリメチル
アンモニウム0.1g及びポリエチレングリコール10
gからなる染毛剤を調製した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪を損傷させること
なく堅牢に染色しうる新規な染毛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】酸化タイプの染毛料は、染色力及び堅牢
性は十分であるが、強いアルカリ成分を含み、髪の傷み
が著しいこと及び頭皮、皮膚への刺激があること、ま
た、染毛の操作時にアンモニアなどの刺激臭があるこ
と、さらに染毛後に残臭があること、また、皮膚に相当
程度の染着があるので、肌に刺激をあたえるリムーバー
(染除剤)で染着した染料を拭き取る必要がある。一
方、酸性染料を主体とする毛髪着色料(化粧品)は、髪
に傷みを与えないが、色落ちが激しいこと、さらに、染
毛の操作時において頭皮に強く染着し、リムーバーでも
拭き取ることは極めて困難であり、従って、一般家庭で
は実際には使用できず、美容サロンの施術において使用
されているにすぎない。
【0003】そこで、本出願人は、上記の不都合を解消
するものとして酸化染料及び/又はニトロ染料の酸化重
合物を毛髪への染着成分とする粉末状染毛剤をすでに出
願している。しかし、この染毛剤は、粉末状のため、染
毛直前に水で希釈混和し、その後頭髪に塗布する必要が
あり、また、粉末に空気を含むこととなるので、水との
混和がスムーズに達成しえず、かつ周囲に粉末が飛散す
るなどの若干の問題点があった。また、希釈混和した染
毛剤を頭髪に塗布する時、液の伸びが悪く均一に塗布し
難いという問題点もあった。さらに、時々、頭髪に塗布
されている染毛剤が部分的に乾燥し、粉となって脱落す
る問題点もあり、また、染毛後のすすぎ時にお湯と頭髪
上の染毛剤との親和性がよくないので、すすぎにくいと
いう問題点もあった。一方、染毛剤は髪を損傷させない
が、染毛と同時に積極的に髪の感触を改善できることが
望ましく、また、染着性を向上できればさらに望まし
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みなされたものであり、水との混和性がスムーズであ
り、延展性があり、また、染毛と同時に積極的に髪の感
触を改善でき、しかも、染毛後におけるすすぎ操作も簡
単となる染毛剤を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決するために、染着操作について、鋭意検討を重
ねた結果、酸化染料及び/又はニトロ染料の酸化重合か
らなる粉末状酸化重合物が、染毛時に希釈混和された染
毛剤において、カチオン界面活性剤及び非イオン界面活
性剤を、またはこれらの両界面活性剤を含むように調合
することにより、上記の目的を達成しうる染毛剤を得る
ことに成功して本発明を完成するに至ったのである。
【0006】すなわち、本発明の染毛剤は、酸化染料及
び/又はニトロ染料の酸化重合からなる粉末状酸化重合
物と、カチオン界面活性剤及び/又は非イオン界面活性
剤とを含むことを特徴とする。前記粉末状酸化重合物の
重合度は、主に三量体であることが好ましい。
【0007】
【作用】本発明の染毛剤は、酸化染料及び/又はニトロ
染料の酸化重合からなる粉末状酸化重合物が、染毛時に
希釈混和された染毛剤において、カチオン界面活性剤及
び非イオン界面活性剤を、またはこれらの両界面活性剤
を含むように調合するものであり、カチオン界面活性剤
及び非イオン界面活性剤またはこれらの界面活性剤が複
合して、粉末にあらかじめ含まれているか、または希釈
混和する水に含まれていてもよく、さらに粉末及び水の
両者に含まれていてもよい。水に含まれている場合には
2剤よりなる。即ち、粉末状染毛剤成分と専用希釈混和
水からなる染毛剤となる。粉末のみに界面活性剤が含ま
れている場合には1剤よりなり、1剤を任意に水で希釈
混和すればよい。
【0008】このように、粉末及び希釈水に、または両
者にカチオン界面活性剤及び非イオン界面活性剤あるい
は両者の界面活性剤を含むことにより、以下の表1に開
示の問題点を解決し、さらに、表1に記載の染着性の向
上及び髪の感触の向上並びに下記に記載される新たな特
徴、作用等を具備することができる。また、本発明の対
象となる界面活性剤の種類により寄与する性質が若干異
なるので、必要に応じて適宜、単独または複合して使用
することができる。なお、粉末状酸化重合物は、酸化染
料及びニトロ染料の各々の単独または二種以上を複合さ
せてコントロールされた重合度に重合させた粉末状重合
物を主成分とするものである。ここで、コントロールさ
れた重合度とは、三量体である。四量体以上の重合物で
は、毛髪に染着することはなく、また、二量体以下の重
合物では、無色または黄色であり、酸化が進行しない限
りそれ自体は染毛成分となり得ないからである。この酸
化重合物は、粉末状としてあるので、重合物の酸化が進
行することがなく、上記コントロールされた重合度を保
持することができる。
【0009】
【表1】
【0010】本発明の染毛剤によりもたらされる新たな
特徴、作用等としては、下記の(1)〜(6)が挙げられる。 (1) 従来、酸化染料及びニトロ染料の酸化重合物の粉末
を水若しくは温湯または熱湯で溶いて液状またはペース
ト状にして毛髪に塗布しているが、これらは水若しくは
温湯または熱湯との混和が容易でなく混和するのに時間
を要し、かつ均一に重合物を分散させることが困難であ
る。しかし、カチオン界面活性剤及び/又は非イオン界
面活性剤を含む溶液で混和させると、これらの物質は乳
化能、分散能を有しているので、混和が短時間でかつ均
一に分散させることができる。
【0011】(2) 水(湯も含む)混和液は毛髪の表面に
均一に塗布することが極めて困難であり染めむらが生じ
る。即ち、水での希釈度を高くすると、毛髪表面での液
の保持ができず、液が流れ落ち毛髪との接触が希薄とな
り十分に染まらない。一方、希釈度を低くする(染毛剤
の濃度が高くなる)と液の延展性が悪くなり髪への良好
な塗布状態を得ることが困難となる。しかし、カチオン
界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤を含む溶液で
混和させた分散液は、適度の粘性を有しているので、こ
れらの分散液を毛髪に塗布すると液の流れが少なく、毛
髪表面に液が均一に保持されるので、効果的に染毛され
る。
【0012】(3) 水(湯も含む)混和液を毛髪に塗布す
る操作において、塗布した部分の染毛成分が乾燥する
と、髪が部分的にひきつれ塗布操作に支障をきたし、乾
燥した部分から、染毛成分が脱落することがある。しか
し、希釈混和した結果において、カチオン界面活性剤及
び/又は非イオン界面活性剤を含む系においては、分散
液は適度の粘性を有し、かつ水分の蒸発を抑制するの
で、塗布した部分がひきつれたり、染毛成分の脱落がな
い。従って、染毛操作が容易となる。
【0013】(4) 塗布放置後、頭髪に付着している染毛
剤をすすぐ際、カチオン界面活性剤及び/又は非イオン
界面活性剤を含む系においては、お湯との親和性が良い
ので、すすぎが容易である。
【0014】(5) カチオン界面活性剤及び/又は非イオ
ン界面活性剤は、電子を受容する性質があるので、これ
らは、塗布染毛中において酸化染料及び/又はニトロ染
料の酸化重合物が毛髪への染着を劣化させる更なる重合
物になることを抑制することにより、毛髪への染着性を
向上させることができる。
【0015】(6) カチオン界面活性剤及び/又は非イオ
ン界面活性剤の単独、併用によりカチオン界面活性剤等
が髪に吸着して、髪に柔軟性、滑らかさ、しっとり感、
静電気防止などの効果を与えることができ、髪を損傷さ
せることなく、髪の感触、状態を改善しながら染毛でき
る。
【0016】以下、本発明につき更に詳述する。本発明
は、第一成分となる酸化染料及び/又はニトロ染料の酸
化重合からなる粉末状酸化重合物と、第二成分となるカ
チオン界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤とを含
むことを特徴とする染毛剤である。
【0017】第一成分となる酸化染料及び/又はニトロ
染料の酸化重合からなる粉末状酸化重合物は、主に三量
体を中心とした重合物で一種又は二種以上の混合物また
は、共重合物よりなる。本発明の対象となる酸化染料、
ニトロ染料としては、例えば、下記表2〜表7に例示さ
れる物質などが挙げられるが、これによって本発明に用
いる酸化染料等が限定されるものではない。
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】
【表5】
【0022】
【表6】
【0023】
【表7】
【0024】粉末状の酸化重合物は、上記の酸化染料及
び/又はニトロ染料等を過酸化水素などの酸化剤により
酸化重合等させることにより得られる。酸化剤:酸化染
料及び/又はニトロ染料のモル比を、0.5〜3.0の条
件で酸化重合させた場合、主に三量体からなる重合物を
得ることができる。モル比が0.5未満では、酸化反応
にあづかっていない一量体が認められ、またモル比が
3.0を越えると四量体が認められ好ましくなかった。
また、これらの酸化染料等を酸化する酸化剤は、過酸化
水素に限定されるものではなく、例えば、過ホウ酸ソー
ダ、過酸化尿素、臭素酸ソーダなどが使用できる。
【0025】第二成分としては、カチオン界面活性剤若
しくはイオン界面活性剤またはこれらの両界面活性剤を
使用できる。カチオン界面活性剤としては、例えば、炭
素数12〜22のアルキル基を有するモノアルキルトリ
メチルアンモニウム塩,ジアルキルジメチルアンモニウ
ム塩,アルキルベンジルアンモニウム塩,アルキルピリ
ジウム塩、ポリオキシアルキレンアルキルメチルアンモ
ニウムクロライド(2EO)、ドデシルジメチル−2−
2−フェノキシエチルアンモニウムブロマイド、N−N
−ジメチルアンモニウムエチルサルフェート、ベンゼト
ニウムクロライド、メチルベンゼトニウムクロライド、
ベンザルコニウムクロライド等が挙げられる。
【0026】また、非イオン界面活性剤としては、例え
ば、炭素数12〜18の脂肪酸残基を有する脂肪酸モノ
グリセリンエステル,脂肪酸ポリグリコールエステル,
脂肪酸ソルビタンエステル,脂肪酸蔗糖エステル,脂肪
酸ポリエチレングリコールエステル,脂肪酸アミドポリ
エチレングリコール,脂肪酸アルコールポリエチレング
リコール,脂肪酸アミンポリエチレングリコール,エタ
ノールアミド、脂肪酸メルカプタンポリエチレングリコ
ール、炭素数8〜18の脂肪酸残基を有するアルキルフ
ェノールポリエチレングリコール、炭素数12〜15の
脂肪酸残基を有するエタノールアミドのエチレンオキサ
イド付加物、炭素数12〜15のアルキル基を有するア
ミンオキサイド等が挙げられ、これらの非イオン界面活
性剤においてエチレンオキサイド付加モル数は第一成分
との親和性を考慮して1〜20が望ましい。
【0027】第一成分/第二成分の配合割合は、重量比
で100/0.1〜100/100であり、好ましくは
100/2〜100/40である。第二成分が0.1未
満であると、使用性や髪の仕上がり状態が悪くなり、ま
た、100を越えると染色性が悪くなる。これらの配合
割合は前述したように、染毛粉末に配合されてもよく、
あるいは、希釈水に配合されてもよく、染毛直前の染毛
液における両者の重量割合が達成されていればよい。ま
た、水またはカチオン界面活性剤及び/又は非イオン界
面活性剤を含む溶液で希釈混和した後の濃度は、第一成
分として、0.1〜40% で、好ましくは1.0〜10
%である。0.1%以下では、染色性が悪く、かつ塗布
時に液垂れなどが生じ使用性が悪くなり、40%を越え
ると染色性の向上が望めず不経済であり、かつ髪への塗
布が均一に達成せず使用性が劣化する。
【0028】本発明の染毛剤には、前記成分の他、さら
に、必要に応じて、第一成分100重量部に対して任意
成分0.001〜10.00重量部添加してもよい。任
意成分としては、例えば、粘度調整剤、ハイドロトロー
プ、防腐剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、PH調整剤、色
素、香料(クマリン、オークモスレジン、ラベンダー
油、シダーウッド油、ベチバー油、パチュリー油、アミ
ルサリシレート、ボルニールアセテート、レモン油、ア
ニスアルデヒド、ヘリオトロビン、ムスクTなど)、コ
ンディショニング剤(油成分;ラノリン、スクワラン、
ホホバ油、流動パラフィン、高級アルコール、エステ
ル、シリコン油、ヒマシ油、オリーブ油など、保湿成
分;グリセリン、プロピレングリコール、2−ピロリド
ン−5−カルボン酸ナトリウム、ソルビトール、尿素な
ど)、増量成分(澱粉、卵白パウダー、硫酸ナトリウム
など)が挙げられる。
【0029】さらに、下記に示されるアニオン界面活性
剤、両性界面活性剤、蛋白質加水分解物及びその誘導
体、その他の高分子化合物、含窒素キレート化合物、水
溶性蛋白質及びアミノ酸なども任意成分として用いられ
る。ただし、アニオン界面活性剤は第二成分としてカチ
オン界面活性剤を使用する場合には使用できない。これ
らの任意成分は、第二成分と共に配合されるかまたは希
釈に用いられる水に配合され、混合性の向上、塗布しや
すさの向上、乾燥脱落の防止、すすぎ易さの向上に寄与
するものである。
【0030】陰イオン界面活性剤としては、例えば、炭
素数12〜18の脂肪酸のエタノールアミン塩,アルカ
リ金属塩、炭素数12〜15のアルキル硫酸のエタノー
ルアミン塩,アルカリ金属塩、炭素数12〜18のアル
キルを有するポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
のエタノールアミン塩,アルカリ金属塩、炭素数12〜
18の脂肪酸を有するN−アシルアミノ酸、及びエタノ
ールアミン,アルカリ金属塩、炭素数12〜18の脂肪
酸を有するN−アシル−N−メチルタウリン、及びエタ
ノールアミン,アルカリ金属塩、炭素数12〜18のア
ルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテル
リン酸のエタノールアミン塩、などが挙げられる。
【0031】両性界面活性剤としては、例えば、N−ア
ルキル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン、
N−アルキル−N−カルボキシエチルアンモニウムベタ
イン、アミドプロピルなどが挙げられる。
【0032】蛋白質加水分解物及びその誘導体として
は、例えば、加水分解コラーゲン(例えば、分子量80
0〜1200,ニッピ社製MP−1000)、加水分解
シルク、加水分解ケラチン、加水分解ゼラチン、加水分
解コラーゲンエチル、加水分解コラーゲンエチル・樹脂
酸縮合物、加水分解コラーゲンエチル・樹脂酸縮合物・
アミノメチルプロパンジオール液、加水分解コラーゲン
エチル・ヘキサデシル、ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲ
ン、ラウリル加水分解コラーゲン、ミリスチル加水分解
コラーゲン、パルミチル加水分解コラーゲン、ステアリ
ル加水分解コラーゲン、オレイル加水分解コラーゲン、
イソステアリル加水分解コラーゲン、及びそのナトリウ
ム、カリウム、エタノールアミン塩などが挙げられる。
【0033】その他の高分子化合物としては、例えば、
カチオン化セルロース(例えば、VCC社,polymer J
R)、ジエチルアミノエチル化セルローズ、ジイソプロ
ピルアミノエチル化セルローズ、ジメチルアミノエチル
化セルローズ、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロ
リドンー酢酸ビニル共重合体、ビニルピロリドンージエ
チルアミノアクリレート共重合体の第4級アンモニウム
塩(例えば、GAF社,Gafquat)、ポリN−ビニルカ
ルバゾ−ル、アクリル酸ーアクリルアミド共重合体(例
えば、住友化学社スミフロックFN-12)、Nメタクリロ
イルエチルN,Nージメチルアンモニウムα−N−メチ
ルカルボキシベタインーメタアクリル酸アルキルエステ
ル共重合物(分子量1000〜10万,例えば、三菱油
化社ユカフォーマー)、キトサン誘導体(分子量100
〜80万)、キトサンの乳酸,塩酸,硫酸塩、カルボキ
シメチルキトサン塩酸塩、リン酸化キトサン乳酸塩、硫
酸化キトサン酢酸塩などが挙げられる。
【0034】含窒素キレート化合物としては、例えば、
エチレンジアミン四酢酸及び1−,2−,3−,4−ナ
トリウム,カリウム塩、エチレントリアミン五酢酸及び
1−,2−,3−,4−,5−ナトリウム,カリウム
塩、ニトリロ三酢酸及び1−,2−,3−ナトリウム,
カリウム塩、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン三
酢酸及び1−,2−,3−ナトリウム,カリウム塩、エ
チレンジアミンテトラプロピオン酸及びアンモニウム,
ナトリウム,カリウム塩、トリエチレンテトラシクロヘ
キサ酢酸及びアンモニウム,ナトリウム,カリウム塩、
エチレングリコ−ルジエチルエ−テルジアミンテトラ酢
酸及びカリウム塩、シクロヘキサン1,2ジアミンテト
ラ酢酸ジエタノールアミン塩、エチレンジアミン、テト
ラアセチルエチレンジアミンなどが挙げられる。
【0035】水溶性蛋白質としては、例えば、アルブミ
ン、カゼイン、カゼインナトリウム、ゼラチンなどが挙
げられる。
【0036】次に、実施例を挙げて、本発明を具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
【0037】実施例1 40℃のp-フェニレンジアミンの2%水溶液500g
に、2%過酸化水素水158gを加え、40〜50℃で
ゆっくりと1時間撹拌し、次いで、噴霧乾燥機で粉末状
にして、主に、p-フェニレンジアミンの三量体からな
る粉末状酸化重合物を得た。この酸化重合物5gと、カ
チオン界面活性剤として塩化ステアリルトリメチルアン
モニウム0.1g及び任意成分としてポリエチレングリ
コール10gからなる染毛剤を調製した。
【0038】この染毛剤を水で希釈混和して染毛液10
0gを調製し、この染毛液を頭髪に刷毛で塗布して、6
0分間放置した。放置後、すすぎ、更にシャンプー剤で
洗髪し、ヘアドライヤーで乾燥後、官能評価により、染
色状態(染色力、色合いの自然さ、染色の均一性)、仕
上がり状態(髪の柔軟性、滑沢性、艶、髪への損傷性が
ない)、安全性(頭皮及び肌への染着性がない、刺激性
がない)、堅牢性(耐洗髪性、耐パーマ施術性)及び使
用性(混和性、塗布性、延展性)について下記評価指標
に基づいて評価した。その結果を下記表8に示す。 評価指標 ◎:非常に良い、 ○:良い △:やや劣っている ×:劣っている
【0039】
【表8】
【0040】表8の結果から明らかなように、実施例1
で調製した染毛剤は、評価項目のすべての点について良
好な結果を得ることができ、毛髪を損傷させず、毛髪を
堅牢に染色し得ると共に、刺激性もなく、使用性にも優
れていることが判る。
【0041】実施例2〜6 表9及び表10に記載の組成割合で染毛剤を調製し、実
施例1と同様にして、頭髪に塗布して染色状態などにつ
いて上述の評価指標に基づいて評価した。その結果を下
記表9及び表10に示す。なお、実施例2,4,6はカ
チオン界面活性剤と非イオン界面活性剤の併用であり、
実施例3は非イオン界面活性剤の単用であり、実施例5
はカチオン界面活性剤の単用である。
【0042】
【表9】
【0043】
【表10】
【0044】表9及び表10の結果から明らかなよう
に、実施例2〜6の染毛剤も、実施例1の染毛剤と同様
に評価項目のすべての点について良好な結果を得ること
ができ、毛髪を損傷させず、毛髪を堅牢に染色し得ると
共に、刺激性もなく、使用性にも優れていることが判
る。
【0045】比較例1〜4 表11に記載の組成割合で(ただし、第二成分としての
カチオン界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤を含
有しない)染毛剤を調製し、実施例1と同様にして、頭
髪に塗布して染色状態などについて上述の評価指標に基
づいて評価した。その結果を下記表11に示す。
【0046】
【表11】
【0047】表11の結果から明らかなように、比較例
1〜4の染毛剤は、染色状態について、特に、劣ってお
り、また、その他の評価項目についてもすべての点で良
好なものではなかった。これに対して実施例1〜6の染
毛剤(本発明品)は、上述の結果から明らかなように、
染色状態,仕上がり状態,安全性,堅牢性及び使用性等
すべての点について満足できるものである。
【0048】
【発明の効果】本発明の染毛剤は、酸化染料及び/又は
ニトロ染料の酸化重合からなる粉末状酸化重合物と、カ
チオン界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤とを含
んでいるので、水または温湯等の混和が短時間でかつ均
一に分散させることができ、また、この分散液は、適度
の粘性を有することとなるので、この分散液を毛髪に塗
布すると液の流れが少なく、毛髪表面に液が均一に保持
されて効果的に染毛され、しかも、水分の蒸発を抑制す
るので、塗布した部分がひきつれたり、染毛成分の脱落
がなく、従って、染毛操作が容易となる。また、塗布放
置後、頭髪に付着している染毛剤をすすぐ際、カチオン
界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤を含む系にお
いては、お湯との親和性が良いので、すすぎが容易とな
る。さらに、カチオン界面活性剤及び/又は非イオン界
面活性剤は、電子を受容する性質があるので、これら
は、塗布染毛中において酸化染料及び/又はニトロ染料
の酸化重合物が毛髪への染着を劣化させる更なる重合物
になることを抑制することにより、毛髪への染着性を向
上させることができる。さらにまた、カチオン界面活性
剤及び/又は非イオン界面活性剤の単独、併用によりカ
チオン界面活性剤等が髪に吸着して、髪に柔軟性、滑ら
かさ、しっとり感、静電気防止などの効果を与えること
ができ、髪を損傷させることなく、髪の感触、状態を改
善しながら染毛できる利点を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化染料及び/又はニトロ染料の酸化重
    合からなる粉末状酸化重合物と、カチオン界面活性剤及
    び/又は非イオン界面活性剤とを含むことを特徴とする
    染毛剤。
  2. 【請求項2】 前記粉末状酸化重合物の重合度が主に三
    量体である請求項1に記載の染毛剤。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19713696C5 (de) * 1997-04-03 2004-01-15 Kpss-Kao Professional Salon Services Gmbh Verfahren zum gleichzeitigen Tönen und Waschen von menschlichen Haaren
JP2005247741A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Mandom Corp 酸化染毛剤用第1剤及び該第1剤を用いた酸化染毛剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE19713696C5 (de) * 1997-04-03 2004-01-15 Kpss-Kao Professional Salon Services Gmbh Verfahren zum gleichzeitigen Tönen und Waschen von menschlichen Haaren
JP2005247741A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Mandom Corp 酸化染毛剤用第1剤及び該第1剤を用いた酸化染毛剤

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