JPH0617222Y2 - 磁気ヘツド装置 - Google Patents
磁気ヘツド装置Info
- Publication number
- JPH0617222Y2 JPH0617222Y2 JP7346786U JP7346786U JPH0617222Y2 JP H0617222 Y2 JPH0617222 Y2 JP H0617222Y2 JP 7346786 U JP7346786 U JP 7346786U JP 7346786 U JP7346786 U JP 7346786U JP H0617222 Y2 JPH0617222 Y2 JP H0617222Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- mounting plate
- head device
- disk
- magnetic
- Prior art date
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業状の利用分野〕 本考案は、磁気ディスク駆動装置等に搭載される磁気ヘ
ッド装置に関する。
ッド装置に関する。
本考案は、磁気回路部及びスライダ部とからなる磁気ヘ
ッド部を取付板を介して支持部材に装着してなる磁気ヘ
ッド装置において、 上記取付板及び支持部材を高分子材料により一体成形す
ることにより、 温度特性、寸法精度、組立精度の向上を図るものであ
る。
ッド部を取付板を介して支持部材に装着してなる磁気ヘ
ッド装置において、 上記取付板及び支持部材を高分子材料により一体成形す
ることにより、 温度特性、寸法精度、組立精度の向上を図るものであ
る。
フロッピーディスク等の円盤状の磁気ディスクは、取り
扱いが比較的簡単で、しかも大容量の信号が記録できる
ことから、各種コンピュータ,ワードプロセッサ等の外
部記憶装置として使用範囲が拡大されつつある。
扱いが比較的簡単で、しかも大容量の信号が記録できる
ことから、各種コンピュータ,ワードプロセッサ等の外
部記憶装置として使用範囲が拡大されつつある。
ところで、このフロッピーディスクに対して情報信号を
記録再生する場合には、ディスク表面と磁気ヘッドとの
摺接圧(ヘッド圧とも言う)を一定に保つことが重要で
ある。すなわち、フロッピーディスクは、磁気テープ等
とは異なり磁気ディスクを高速回転させて記録再生を行
っているので、この回転時に上記ディスクに「うねり」
が生じ易く上記摺接状態を一定に保持することが難しく
なっている。上記ヘッド圧が変動したりあるいは非摺接
状態になったりすると、再生出力が劣化する等記録再生
が有効に行えなくなる。
記録再生する場合には、ディスク表面と磁気ヘッドとの
摺接圧(ヘッド圧とも言う)を一定に保つことが重要で
ある。すなわち、フロッピーディスクは、磁気テープ等
とは異なり磁気ディスクを高速回転させて記録再生を行
っているので、この回転時に上記ディスクに「うねり」
が生じ易く上記摺接状態を一定に保持することが難しく
なっている。上記ヘッド圧が変動したりあるいは非摺接
状態になったりすると、再生出力が劣化する等記録再生
が有効に行えなくなる。
かかる状況より、磁気ディスク駆動装置、特に磁気ヘッ
ド装置には上記ヘッド圧を一定に保つために種々の工夫
がなされている。
ド装置には上記ヘッド圧を一定に保つために種々の工夫
がなされている。
例えば、情報信号をディスクの両面に記録・再生する両
面型ディスク駆動装置に搭載される磁気ヘッド装置にお
いては、磁気ディスクの両面に配される磁気ヘッド部を
ジンバル板と称されディスクの周方向、径方向あるいは
厚み方向に可動自在な取付板を介して支持部材(キャリ
ッジあるいは回動アーム)に取付けている。したがっ
て、これら磁気ヘッド部は上記うねりに対して良好な追
従性を示すとともに、上記ヘッド圧が一定に保たれる構
造となっている。
面型ディスク駆動装置に搭載される磁気ヘッド装置にお
いては、磁気ディスクの両面に配される磁気ヘッド部を
ジンバル板と称されディスクの周方向、径方向あるいは
厚み方向に可動自在な取付板を介して支持部材(キャリ
ッジあるいは回動アーム)に取付けている。したがっ
て、これら磁気ヘッド部は上記うねりに対して良好な追
従性を示すとともに、上記ヘッド圧が一定に保たれる構
造となっている。
また、情報信号をディスクの片面に記録・再生する片面
型ディスクの駆動装置においては、支持部材(キャリッ
ジ)にベースと称される取付板を介して磁気ヘッド部を
固定し、ディスクを挟んで上記磁気ヘッド部と対向する
位置にパッドと称される押圧部材を配設し、この押圧部
材を上記磁気ヘッドに向けて一定圧力で押し付けること
により、ディスクとヘッドのヘッド圧を一定に保つ構造
となっている。
型ディスクの駆動装置においては、支持部材(キャリッ
ジ)にベースと称される取付板を介して磁気ヘッド部を
固定し、ディスクを挟んで上記磁気ヘッド部と対向する
位置にパッドと称される押圧部材を配設し、この押圧部
材を上記磁気ヘッドに向けて一定圧力で押し付けること
により、ディスクとヘッドのヘッド圧を一定に保つ構造
となっている。
ところで近年では、磁気ディスク駆動装置の小型化,薄
型化の傾向にあり、また記録媒体も大容量のマイクロフ
ロッピーディスクの出現により、上記磁気ヘッド装置に
はより高い寸法精度や組立精度が要求されている。
型化の傾向にあり、また記録媒体も大容量のマイクロフ
ロッピーディスクの出現により、上記磁気ヘッド装置に
はより高い寸法精度や組立精度が要求されている。
しかしながら、従来の磁気ヘッド装置においては、第6
図に示すように、磁気ヘッド部(101)を取付板(102)に固
定した後、この取付板(102)を支持部材(回動アーム)
(103)に取付けているので、上記取付板(102)の変形等に
より取付精度にバラツキが生じ易く信頼性の点で問題が
あった。
図に示すように、磁気ヘッド部(101)を取付板(102)に固
定した後、この取付板(102)を支持部材(回動アーム)
(103)に取付けているので、上記取付板(102)の変形等に
より取付精度にバラツキが生じ易く信頼性の点で問題が
あった。
また、上記マイクロフロッピーディスクを考慮した場
合、上記取付板(102)や支持部材(103)の温度特性に起因
する寸法精度の劣化も大きな問題となっている。
合、上記取付板(102)や支持部材(103)の温度特性に起因
する寸法精度の劣化も大きな問題となっている。
すなわち従来、上記支持部材には、ポリカーボネート
(PC)やポリフェニレンスルフィド(PPS)等の機
械的強度や耐熱性等に優れた高分子材料を主成分とし、
これにガラス繊維,ガラスフレーク,マイカ等の充填材
を加えたものを使用し、シャーシ,リードスクリュー,
取付板あるいはディスク等の周辺部品との熱膨張係数を
合わせることによって対処していた。
(PC)やポリフェニレンスルフィド(PPS)等の機
械的強度や耐熱性等に優れた高分子材料を主成分とし、
これにガラス繊維,ガラスフレーク,マイカ等の充填材
を加えたものを使用し、シャーシ,リードスクリュー,
取付板あるいはディスク等の周辺部品との熱膨張係数を
合わせることによって対処していた。
ところが、上記PCの熱膨張係数(単位:cm/cm/℃)
は、流動方向が1.8×10-5〜5×10-5,これと直交する
方向が2×10-5〜7×10-5、また上記PPSのそれは、
流動方向が1.2×10-5〜2.2×10-5,これと直交する方向
が2.5×10-5〜4.1×10-5と大きく、高寸法精度が要求さ
れるマイクロフロッピーディスク用磁気ヘッド装置に使
用するには温度特性に起因する寸法精度の点で問題があ
る。
は、流動方向が1.8×10-5〜5×10-5,これと直交する
方向が2×10-5〜7×10-5、また上記PPSのそれは、
流動方向が1.2×10-5〜2.2×10-5,これと直交する方向
が2.5×10-5〜4.1×10-5と大きく、高寸法精度が要求さ
れるマイクロフロッピーディスク用磁気ヘッド装置に使
用するには温度特性に起因する寸法精度の点で問題があ
る。
そこで、本考案は上述の実情に鑑みて提案されたもので
あり、温度特性、寸法精度、組立精度に優れた磁気ヘッ
ド装置を提供することを目的とする。
あり、温度特性、寸法精度、組立精度に優れた磁気ヘッ
ド装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本考案は、磁気回路部及
びスライダ部とからなる磁気ヘッド部を取付板を介して
支持部材に装着してなる磁気ヘッド装置において、上記
取付板及び支持部材を液晶ポリマーにより一体成形した
ことを特徴とするものである。
びスライダ部とからなる磁気ヘッド部を取付板を介して
支持部材に装着してなる磁気ヘッド装置において、上記
取付板及び支持部材を液晶ポリマーにより一体成形した
ことを特徴とするものである。
取付板や支持部材を構成する材料に要求される特性とし
ては、機械的強度や弾性率が大きいこと、熱膨張係数が
小さいこと、溶融粘度が低く加工性に優れること、半田
付け時の耐熱性や耐薬品性に優れること等が挙げられ、
これら特性を満足する材料として液晶ポリマーが挙げら
れる。
ては、機械的強度や弾性率が大きいこと、熱膨張係数が
小さいこと、溶融粘度が低く加工性に優れること、半田
付け時の耐熱性や耐薬品性に優れること等が挙げられ、
これら特性を満足する材料として液晶ポリマーが挙げら
れる。
このように本考案では、取付板と支持部材を高分子材料
により一体成形しているので、取付板を支持部材に取付
ける工程が不要となるとともに、磁気ヘッド部の取付精
度が格段に改善される。
により一体成形しているので、取付板を支持部材に取付
ける工程が不要となるとともに、磁気ヘッド部の取付精
度が格段に改善される。
また、上記液晶ポリマーは熱膨張係数がPCやPPSに
較べて1/2〜1/3と極めて小さいので、磁気ヘッド
装置が高温状態となってもその寸法精度は確保できる。
較べて1/2〜1/3と極めて小さいので、磁気ヘッド
装置が高温状態となってもその寸法精度は確保できる。
次に、本考案を適用した磁気ヘッド装置の実施例につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
先ず、フロッピーディスクの両面に記録・再生を行う、
いわゆる両面型フロッピーディスク駆動装置に搭載され
る磁気ヘッド装置について説明する。
いわゆる両面型フロッピーディスク駆動装置に搭載され
る磁気ヘッド装置について説明する。
本実施例の磁気ヘッド装置は、第3図に示すように、図
示しないフロッピーディスク駆動装置本体のガイドバー
等に固定されステッピングモータにより上記ガイドバー
に沿ってディスク(5)の径方向に移動するキャリッジ部
(1)と、このキャリッジ部(1)の先端側に取付けられた磁
気ヘッド部(3)とディスク(5)を介して対向する磁気ヘッ
ド部(4)を有しキャリッジ部(1)に第3図中矢印A方向に
回動自在に固定される回動アーム部(2)とから構成され
ている。そして、これらキャリッジ部(1),可動アーム
部(2)にそれぞれ装着された磁気ヘッド部(3),(4)によっ
てフロッピーディスク(5)の両面に対して記録・再生を
行う構成となっている。
示しないフロッピーディスク駆動装置本体のガイドバー
等に固定されステッピングモータにより上記ガイドバー
に沿ってディスク(5)の径方向に移動するキャリッジ部
(1)と、このキャリッジ部(1)の先端側に取付けられた磁
気ヘッド部(3)とディスク(5)を介して対向する磁気ヘッ
ド部(4)を有しキャリッジ部(1)に第3図中矢印A方向に
回動自在に固定される回動アーム部(2)とから構成され
ている。そして、これらキャリッジ部(1),可動アーム
部(2)にそれぞれ装着された磁気ヘッド部(3),(4)によっ
てフロッピーディスク(5)の両面に対して記録・再生を
行う構成となっている。
すなわち、フロッピーディスクのチャッキング動作時に
は、上記可動アーム部(2)は引張りバネ(8)によりキャリ
ッジ部(1)方向に引き付けられ、上記磁気ヘッド部(3),
(4)間にディスク(5)を挟み付けた状態で情報信号の記録
・再生を行う構成となっている。
は、上記可動アーム部(2)は引張りバネ(8)によりキャリ
ッジ部(1)方向に引き付けられ、上記磁気ヘッド部(3),
(4)間にディスク(5)を挟み付けた状態で情報信号の記録
・再生を行う構成となっている。
ここで、上記キャリッジ部(1)は、第1図に示すよう
に、この基端部側面及び中途部側面のスライドガイド軸
(13),(14)の貫通孔(13a),(14a)に上記ガイドバーが支持
され、ディスクの径方向に移動操作される支持部材(11)
と、先端部側に固定された磁気ヘッド部(3)を可動自在
となすための取付板(12)とが高分子材料により一体成形
されている。
に、この基端部側面及び中途部側面のスライドガイド軸
(13),(14)の貫通孔(13a),(14a)に上記ガイドバーが支持
され、ディスクの径方向に移動操作される支持部材(11)
と、先端部側に固定された磁気ヘッド部(3)を可動自在
となすための取付板(12)とが高分子材料により一体成形
されている。
また、上記取付板(12)には、略コ字状の切欠き(15a),(1
5b)及び(16a),(16b)がそれぞれ対向するように設けられ
ている。そして、内周に設けられた切欠き(15a),(15b)
によってディスクの周方向に可動するように連結部(15
A),(15B)が残存され、外周の切欠き(16a),(16b)により
ディスクの径方向に可動自在となるように連結部(16A),
(16B)が残存形成されている。また、上記切欠き(15a),
(15b)の内側には、磁気ディスク(5)に対して書込み・読
出しを行う磁気ヘッド部(3)がエポキシ等の接着剤によ
り固定されている。
5b)及び(16a),(16b)がそれぞれ対向するように設けられ
ている。そして、内周に設けられた切欠き(15a),(15b)
によってディスクの周方向に可動するように連結部(15
A),(15B)が残存され、外周の切欠き(16a),(16b)により
ディスクの径方向に可動自在となるように連結部(16A),
(16B)が残存形成されている。また、上記切欠き(15a),
(15b)の内側には、磁気ディスク(5)に対して書込み・読
出しを行う磁気ヘッド部(3)がエポキシ等の接着剤によ
り固定されている。
一方、上記回動アーム部(2)は、第2図に示すように、
基端部側に設けられた板バネ(23)を介して上記キャリッ
ジ部(1)に取付けられる支持部材(21)と、先端部側に固
定さた磁気ヘッド部(4)を可動な状態に保持するための
取付板(22)とが高分子材料により一体成形されている。
基端部側に設けられた板バネ(23)を介して上記キャリッ
ジ部(1)に取付けられる支持部材(21)と、先端部側に固
定さた磁気ヘッド部(4)を可動な状態に保持するための
取付板(22)とが高分子材料により一体成形されている。
ここで、上記取付板(22)にも、切欠き(25a),(25b)及び
(26a),(26b)が設けられ、それぞれ連結部(25A),(25B)及
び(26A),(26B)を残存することにより、取付板(22)に固
定される磁気ヘッド部(4)をディスクの周方向、径方向
さらには厚み方向に可動自在となした構造をしている。
(26a),(26b)が設けられ、それぞれ連結部(25A),(25B)及
び(26A),(26B)を残存することにより、取付板(22)に固
定される磁気ヘッド部(4)をディスクの周方向、径方向
さらには厚み方向に可動自在となした構造をしている。
したがって、各磁気ヘッド部(3),(4)はディスク(5)の回
転で生じるうねりに対して良好な追従性を示し、ヘッド
圧を一定に保持するようになっている。
転で生じるうねりに対して良好な追従性を示し、ヘッド
圧を一定に保持するようになっている。
なお、図示してないが、上記磁気ヘッド部(3),(4)は、
それぞれ取付板(12),(22)の背面側でフレキシブルプリ
ント配線基板等と導通され外部駆動回路と電気的に接続
されていることは言うまでもない。また、上記磁気ヘッ
ド部(3),(4)としては、通常フロッピーディスク駆動装
置に搭載される磁気ヘッドとして使用されるものであれ
ば如何なるもでも使用できる。具体的には、いわゆるト
ンネル・イレーズ・ヘッド(バルク型またはラミネート
型)、いわゆるストラドル・イレーズ・ヘッド等が適用
される。
それぞれ取付板(12),(22)の背面側でフレキシブルプリ
ント配線基板等と導通され外部駆動回路と電気的に接続
されていることは言うまでもない。また、上記磁気ヘッ
ド部(3),(4)としては、通常フロッピーディスク駆動装
置に搭載される磁気ヘッドとして使用されるものであれ
ば如何なるもでも使用できる。具体的には、いわゆるト
ンネル・イレーズ・ヘッド(バルク型またはラミネート
型)、いわゆるストラドル・イレーズ・ヘッド等が適用
される。
このように本考案では、キャリッジ部(1)及び回動アー
ム部(2)を構成する取付板(11),(21)と支持部材(12),(2
2)とが高分子材料により一体成形されているが、この高
分子材料に要求される特性としては、機械的強度や弾性
率が大きいこと、熱膨張係数が小さいこと、射出成形性
に優れること、半田付け時の耐熱性や耐薬品性に優れる
こと、等が挙げられる。これら特性を満たす高分子材料
としては、例えば液晶ポリマーが挙げられ、具体的に
は、全芳香族系ポリエステル〔例えばセラニーズ(Ceian
ese)社製,商品名「ベクトラ(Vectra)」〕や、DARTCO社
製,商品名「XYDAR」等が挙げられる。
ム部(2)を構成する取付板(11),(21)と支持部材(12),(2
2)とが高分子材料により一体成形されているが、この高
分子材料に要求される特性としては、機械的強度や弾性
率が大きいこと、熱膨張係数が小さいこと、射出成形性
に優れること、半田付け時の耐熱性や耐薬品性に優れる
こと、等が挙げられる。これら特性を満たす高分子材料
としては、例えば液晶ポリマーが挙げられ、具体的に
は、全芳香族系ポリエステル〔例えばセラニーズ(Ceian
ese)社製,商品名「ベクトラ(Vectra)」〕や、DARTCO社
製,商品名「XYDAR」等が挙げられる。
上記液晶ポリマーは、剛直な高分子よりなり、溶融状態
でも分子鎖は折れ曲がり難く棒状を保っているもので、
溶融時に分子の絡み合いが少なく、僅かな剪断応力を受
けるだけで一方向に配向する。したがって、液状であり
ながら結晶の性質を示す。このような性質に起因して、 自己補強効果を発揮し、ガラス繊維やカーボン繊維等
の補強剤を加えることなく大きな機械的強度や弾性率が
得られる。
でも分子鎖は折れ曲がり難く棒状を保っているもので、
溶融時に分子の絡み合いが少なく、僅かな剪断応力を受
けるだけで一方向に配向する。したがって、液状であり
ながら結晶の性質を示す。このような性質に起因して、 自己補強効果を発揮し、ガラス繊維やカーボン繊維等
の補強剤を加えることなく大きな機械的強度や弾性率が
得られる。
熱膨張係数が通常のプラスチックより1桁小さく金属
の値に匹敵する。
の値に匹敵する。
溶融粘度が低く射出成形性に優れるとともに、通常の
成形設備が使用できる。
成形設備が使用できる。
溶融状態で既に結晶性を有しているので、成形収縮率
が小さい。
が小さい。
耐熱性や耐薬品性に優れており、組み立て工程におけ
る半田付けに問題がない。
る半田付けに問題がない。
接着性が良い。
等の特徴を有する。
ここで、上記液晶ポリマーは自己補強効果を有している
ので、取付板(12),(22)に要求される可撓性は板厚を適
度に設定することにより十分に確保される。
ので、取付板(12),(22)に要求される可撓性は板厚を適
度に設定することにより十分に確保される。
このように、上記液晶ポリマーは熱膨張係数が小さいの
で(例えばベクトラは1×10−5cm/cm/℃)、得ら
れる磁気ヘッド装置の温度特性が格段に改善される。し
たがって、マイクロフロッピーディスク用磁気ヘッド装
置等の厳しい寸法精度が要求される磁気ヘッド装置には
本考案は好適である。
で(例えばベクトラは1×10−5cm/cm/℃)、得ら
れる磁気ヘッド装置の温度特性が格段に改善される。し
たがって、マイクロフロッピーディスク用磁気ヘッド装
置等の厳しい寸法精度が要求される磁気ヘッド装置には
本考案は好適である。
また、上記液晶ポリマーは、溶融時の粘度が極めて低い
ので、射出成形により容易にキャリッジ部(1)及び回動
アーム部(2)を作製できる。同時に成形収縮率が非常に
小さいので、加工精度や寸法精度も大幅に向上する。ま
た、固化速度が早いため、非常に早い成形サイクルで作
業が行え、生産性や量産性に優れる。さらに、溶融時の
粘度が低いので従来の射出成形機が使用できるという利
点も有する。
ので、射出成形により容易にキャリッジ部(1)及び回動
アーム部(2)を作製できる。同時に成形収縮率が非常に
小さいので、加工精度や寸法精度も大幅に向上する。ま
た、固化速度が早いため、非常に早い成形サイクルで作
業が行え、生産性や量産性に優れる。さらに、溶融時の
粘度が低いので従来の射出成形機が使用できるという利
点も有する。
さらに、取付板(12),(22)を支持部材(11),(21)に一体成
形しているので、従来の取付板を支持部材に取付ける作
業や、切欠き(15a),(15b),(16a),(16b)及び(25a),(25
b),(26a),(26b)を形成する作業が不要となり、製造工程
の簡略化が図れる。また、取付板(12),(22)として、B
e−Cu合金に較べて廉価な高分子材料を用いているの
で、材料コストの低減も図れる。
形しているので、従来の取付板を支持部材に取付ける作
業や、切欠き(15a),(15b),(16a),(16b)及び(25a),(25
b),(26a),(26b)を形成する作業が不要となり、製造工程
の簡略化が図れる。また、取付板(12),(22)として、B
e−Cu合金に較べて廉価な高分子材料を用いているの
で、材料コストの低減も図れる。
さらに、上記液晶ポリマーは耐熱性や耐薬品性が優れて
いるので、磁気ヘッド部(3),(4)と上記フレキシブルプ
リント配線基板との半田付け作業に何等支障はない。
いるので、磁気ヘッド部(3),(4)と上記フレキシブルプ
リント配線基板との半田付け作業に何等支障はない。
次に、フロッピーディスクの片面に記録・再生を行う、
いわゆる型面型フロッピーディスク駆動装置に搭載され
る磁気ヘッド装置について説明する。
いわゆる型面型フロッピーディスク駆動装置に搭載され
る磁気ヘッド装置について説明する。
この片面型磁気ヘッド装置は、第5図に示すように、図
示しないフロッピーディスク駆動装置本体のガイドバー
等に固定されステッピィングモータにより上記ガイドバ
ーに沿ってディスク(33)の径方向に移動するキャリッジ
部(31)と、このキャリッジ部(31)の先端部側に取付けら
れた磁気ヘッド部(32)と対向するパッド部材(34)を有し
第5図中矢印B方向に回動自在に固定されるパッドアー
ム部(35)とから構成されている。そして、これらキャリ
ッジ部(31)に装着された磁気ヘッド部(32)によってフロ
ッピーディスク(33)の片面に対して記録・再生を行うよ
うになっている。
示しないフロッピーディスク駆動装置本体のガイドバー
等に固定されステッピィングモータにより上記ガイドバ
ーに沿ってディスク(33)の径方向に移動するキャリッジ
部(31)と、このキャリッジ部(31)の先端部側に取付けら
れた磁気ヘッド部(32)と対向するパッド部材(34)を有し
第5図中矢印B方向に回動自在に固定されるパッドアー
ム部(35)とから構成されている。そして、これらキャリ
ッジ部(31)に装着された磁気ヘッド部(32)によってフロ
ッピーディスク(33)の片面に対して記録・再生を行うよ
うになっている。
すなわち、フロッピーディスクのチャッキング動作時に
は、上記パッドアーム部(35)は引張りバネ(36)によりキ
ャリッジ部(31)方向に引き付けられ、上記磁気ヘッド部
(32)とパッド部(34)間にディスク(33)を挟み付けた状態
でディスクの片面〔本例ではディスク(33)の下面〕に情
報信号の記録・再生を行う構成となっている。
は、上記パッドアーム部(35)は引張りバネ(36)によりキ
ャリッジ部(31)方向に引き付けられ、上記磁気ヘッド部
(32)とパッド部(34)間にディスク(33)を挟み付けた状態
でディスクの片面〔本例ではディスク(33)の下面〕に情
報信号の記録・再生を行う構成となっている。
ここで、上記キャリッジ部(31)は、第4図に示すよう
に、基端側側面及び中途部側面のスライドガイド軸(46)
の貫通孔(46a)に上記ガイドバーを支持しディスクの径
方向に移動操作される支持部材(41)と、先端側に設けら
れ磁気ヘッド部(32)を取付ける取付板(42)とが液晶ポリ
マーにより一体成形されている。
に、基端側側面及び中途部側面のスライドガイド軸(46)
の貫通孔(46a)に上記ガイドバーを支持しディスクの径
方向に移動操作される支持部材(41)と、先端側に設けら
れ磁気ヘッド部(32)を取付ける取付板(42)とが液晶ポリ
マーにより一体成形されている。
また、上記取付板(42)の上面には磁気ヘッド部(32)がエ
ポキシ等の接着剤で固定され、この磁気ヘッド部(32)は
取付板(42)に設けられた孔(図示せず)を介してフレキ
シブルプリント配線基板と導通されている。
ポキシ等の接着剤で固定され、この磁気ヘッド部(32)は
取付板(42)に設けられた孔(図示せず)を介してフレキ
シブルプリント配線基板と導通されている。
そして、本実施例においても、上記支持部材(41)と取付
板(42)とが前記液晶ポリマーにより一体成形されてい
る。したがって、温度特性、寸法精度や組立精度に優
れ、生産性や材料コスト等の点でも有利な片面型磁気ヘ
ッド装置が提供できる。
板(42)とが前記液晶ポリマーにより一体成形されてい
る。したがって、温度特性、寸法精度や組立精度に優
れ、生産性や材料コスト等の点でも有利な片面型磁気ヘ
ッド装置が提供できる。
なお、本考案はこれら実施例に限定されるものではな
い。例えば前記液晶ポリマーが射出成形性に優れている
ことから、支持部材と一体成形される取付板に、磁気ヘ
ッド部の固定精度を確保するための位置決め突起や、磁
気ヘッド部をディスクのジャケット等から保護するため
の保護部材を同時に成形する等、立体的な設計が可能と
なる。
い。例えば前記液晶ポリマーが射出成形性に優れている
ことから、支持部材と一体成形される取付板に、磁気ヘ
ッド部の固定精度を確保するための位置決め突起や、磁
気ヘッド部をディスクのジャケット等から保護するため
の保護部材を同時に成形する等、立体的な設計が可能と
なる。
以上の説明からも明らかなように、本考案では液晶ポリ
マーにより支持部材及び取付板を一体成形しているの
で、温度特性,寸法精度,加工精度さらには生産性に優
れ、電磁変換特性に優れ、高性能な磁気ヘッド装置が提
供できる。したがって、フロッピーディスクの大容量化
(高密度化)、あるいは磁気ヘッド装置の小型化等に容
易に対処できる。
マーにより支持部材及び取付板を一体成形しているの
で、温度特性,寸法精度,加工精度さらには生産性に優
れ、電磁変換特性に優れ、高性能な磁気ヘッド装置が提
供できる。したがって、フロッピーディスクの大容量化
(高密度化)、あるいは磁気ヘッド装置の小型化等に容
易に対処できる。
また、取付板と支持部材とを一体成形しているので、部
品点数の削減、組立工数の削減、あるいは組立精度の向
上等が可能となり、また、他の構成部品の設計変更も不
要であることから、本考案は実用的価値が極めて高いと
言える。
品点数の削減、組立工数の削減、あるいは組立精度の向
上等が可能となり、また、他の構成部品の設計変更も不
要であることから、本考案は実用的価値が極めて高いと
言える。
第1図ないし第3図は本考案を両面型フロッピーディス
ク駆動装置に搭載される磁気ヘッド装置に適用した一実
施例を示すもので、第1図はキャリッジ部の外観斜視
図、第2図は回動アーム部の外観斜視図、第3図は磁気
ヘッド装置の概略側面図である。 第4図及び第5図は本考案を片面型フロッピーディスク
駆動装置に搭載される磁気ヘッド装置に適用した一実施
例を示すもので、第4図はキャリッジ部の外観斜視図、
第5図は磁気ヘッド装置の概略側面図である。 第6図は従来の磁気ヘッド装置の一例(回動アーム部)
を示す分解斜視図である。 1,31……キャリッジ部 2……回動アーム部 3,4,32……磁気ヘッド部 11,21,41……支持部材 12,22,42……取付板
ク駆動装置に搭載される磁気ヘッド装置に適用した一実
施例を示すもので、第1図はキャリッジ部の外観斜視
図、第2図は回動アーム部の外観斜視図、第3図は磁気
ヘッド装置の概略側面図である。 第4図及び第5図は本考案を片面型フロッピーディスク
駆動装置に搭載される磁気ヘッド装置に適用した一実施
例を示すもので、第4図はキャリッジ部の外観斜視図、
第5図は磁気ヘッド装置の概略側面図である。 第6図は従来の磁気ヘッド装置の一例(回動アーム部)
を示す分解斜視図である。 1,31……キャリッジ部 2……回動アーム部 3,4,32……磁気ヘッド部 11,21,41……支持部材 12,22,42……取付板
Claims (1)
- 【請求項1】磁気回路部及びスライダ部とからなる磁気
ヘッド部を取付板を介して支持部材に装着してなる磁気
ヘッド装置において、 上記取付板及び支持部材を液晶ポリマーにより一体成形
したことを特徴とする磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7346786U JPH0617222Y2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 磁気ヘツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7346786U JPH0617222Y2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 磁気ヘツド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62187472U JPS62187472U (ja) | 1987-11-28 |
| JPH0617222Y2 true JPH0617222Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=30917823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7346786U Expired - Lifetime JPH0617222Y2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 磁気ヘツド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617222Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP7346786U patent/JPH0617222Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62187472U (ja) | 1987-11-28 |
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