JPH06173385A - 建築用壁材および壁の施工方法 - Google Patents
建築用壁材および壁の施工方法Info
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- JPH06173385A JPH06173385A JP32583992A JP32583992A JPH06173385A JP H06173385 A JPH06173385 A JP H06173385A JP 32583992 A JP32583992 A JP 32583992A JP 32583992 A JP32583992 A JP 32583992A JP H06173385 A JPH06173385 A JP H06173385A
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- JP
- Japan
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- wall
- layer
- fiber sheet
- core material
- resin
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- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で、取り扱い易く、断熱性および防水性
を有し、かつ重量をあまり増加させずに容易に強度設計
を行うことができる壁材を提供することを目的としてい
る。 【構成】 発泡樹脂材2からなる芯材層3と、この芯材
層3の少なくとも一方の面に設けられた繊維シート層4
と、この繊維シート層4の表面に設けられたセメントを
主体とする硬化体層5とを有する構成とされている。
を有し、かつ重量をあまり増加させずに容易に強度設計
を行うことができる壁材を提供することを目的としてい
る。 【構成】 発泡樹脂材2からなる芯材層3と、この芯材
層3の少なくとも一方の面に設けられた繊維シート層4
と、この繊維シート層4の表面に設けられたセメントを
主体とする硬化体層5とを有する構成とされている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁材、床材、屋根材、
などの建築材として用いられる軽量かつ高強度な壁材お
よび壁の施工方法に関する。
などの建築材として用いられる軽量かつ高強度な壁材お
よび壁の施工方法に関する。
【0002】周知のように、建築物の床、屋根あるいは
外壁などには、その設計強度に応じてコンクリート、金
属、木材、プラスチック等からなる種々の壁材が幅広く
使用されている。例えば、鉄骨造あるいは鉄筋コンクリ
ート造の建築物では、この壁材として、軽量気泡コンク
リート(ALC)パネルが使用されている。このALC
パネルは、セメントペーストに発泡剤を加えて多孔質化
し、オートクレーブ養生を行って製造されたものであ
り、一般のコンクリートに比較して軽量であると共に、
その内部に大量の気泡が導入され断熱性に優れているた
め、主として床材、壁材、屋根材などとして幅広く使用
されている。
外壁などには、その設計強度に応じてコンクリート、金
属、木材、プラスチック等からなる種々の壁材が幅広く
使用されている。例えば、鉄骨造あるいは鉄筋コンクリ
ート造の建築物では、この壁材として、軽量気泡コンク
リート(ALC)パネルが使用されている。このALC
パネルは、セメントペーストに発泡剤を加えて多孔質化
し、オートクレーブ養生を行って製造されたものであ
り、一般のコンクリートに比較して軽量であると共に、
その内部に大量の気泡が導入され断熱性に優れているた
め、主として床材、壁材、屋根材などとして幅広く使用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ALCパネルには、次のような課題が存在する。すなわ
ち、ALCパネルは、その絶乾嵩比重が、1.0〜1.
5程度と一般のコンクリートに比較して軽量であるが、
施工時の取り扱いに際しては揚重機を必要とし、必ずし
も取り扱い易いとはいえない。また、今後構築が進めら
れるであろう超高層ビル、超超高層ビルに対応できる、
さらに軽量で強度の高い材料の開発が望まれている。
ALCパネルには、次のような課題が存在する。すなわ
ち、ALCパネルは、その絶乾嵩比重が、1.0〜1.
5程度と一般のコンクリートに比較して軽量であるが、
施工時の取り扱いに際しては揚重機を必要とし、必ずし
も取り扱い易いとはいえない。また、今後構築が進めら
れるであろう超高層ビル、超超高層ビルに対応できる、
さらに軽量で強度の高い材料の開発が望まれている。
【0004】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、軽量で、取り扱い易く、断熱性、防水性、耐熱性
を有し、かつ重量をあまり増加させずに容易に強度設計
を行うことができる壁材を提供することを目的としてい
る。また、本発明は、断熱性、防水性、耐熱性を有し、
かつ重量をあまり増加させずに容易に強度設計を行うこ
とができる壁をきわめて容易に構築することができる壁
の施工方法を提供することを目的としている。
ので、軽量で、取り扱い易く、断熱性、防水性、耐熱性
を有し、かつ重量をあまり増加させずに容易に強度設計
を行うことができる壁材を提供することを目的としてい
る。また、本発明は、断熱性、防水性、耐熱性を有し、
かつ重量をあまり増加させずに容易に強度設計を行うこ
とができる壁をきわめて容易に構築することができる壁
の施工方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
建築用壁材は、発泡樹脂材からなる芯材層の少なくとも
一方の面に繊維シート層が設けられ、この繊維シート層
の表面にセメントを主体とする硬化体層が設けられてい
ることを特徴としている。
建築用壁材は、発泡樹脂材からなる芯材層の少なくとも
一方の面に繊維シート層が設けられ、この繊維シート層
の表面にセメントを主体とする硬化体層が設けられてい
ることを特徴としている。
【0006】本発明の請求項2に係る壁の施工方法は、
発泡樹脂材からなる芯材層と、この芯材層の少なくとも
一方の面に設けられた繊維シート層とからなるパネル材
を建築構造物の壁を構築する所定の箇所に配設して壁体
を構築し、その後、該壁体を構成するパネル材の前記繊
維シート層の表面にセメントを主体とする硬化体層が形
成され、壁となすことを特徴としている。
発泡樹脂材からなる芯材層と、この芯材層の少なくとも
一方の面に設けられた繊維シート層とからなるパネル材
を建築構造物の壁を構築する所定の箇所に配設して壁体
を構築し、その後、該壁体を構成するパネル材の前記繊
維シート層の表面にセメントを主体とする硬化体層が形
成され、壁となすことを特徴としている。
【0007】
【作用】前記請求項1記載の壁材は、発泡樹脂材からな
る芯材層の少なくとも一方の面に繊維シート層が設けら
れ、この繊維シート層の表面にセメントを主体とする硬
化体層が設けられており、該壁材に外力が負荷された場
合に、前記硬化体層を通じて前記繊維シートの繊維に外
力が伝達される。また、壁材への水の滲入は芯材層の外
側の繊維シートにより阻止される。また、壁材を隔てた
両側の熱の伝達は、芯材層により遮断される。さらに、
外部からの燃焼に対しても、前記硬化体層が内側の繊維
シート層および芯材層の燃焼を抑さえる。
る芯材層の少なくとも一方の面に繊維シート層が設けら
れ、この繊維シート層の表面にセメントを主体とする硬
化体層が設けられており、該壁材に外力が負荷された場
合に、前記硬化体層を通じて前記繊維シートの繊維に外
力が伝達される。また、壁材への水の滲入は芯材層の外
側の繊維シートにより阻止される。また、壁材を隔てた
両側の熱の伝達は、芯材層により遮断される。さらに、
外部からの燃焼に対しても、前記硬化体層が内側の繊維
シート層および芯材層の燃焼を抑さえる。
【0008】前記請求項2記載の壁の施工方法は、発泡
樹脂材からなる芯材層の表面の少なくとも一方の面に繊
維シート層が設けられてなるパネル材を、建築構造物の
壁を構築する所定箇所に配設し壁体が構築され、その
後、該壁体の前記繊維シート層の表面にセメントを主体
とする硬化体層が形成されて壁の構築がなされる。
樹脂材からなる芯材層の表面の少なくとも一方の面に繊
維シート層が設けられてなるパネル材を、建築構造物の
壁を構築する所定箇所に配設し壁体が構築され、その
後、該壁体の前記繊維シート層の表面にセメントを主体
とする硬化体層が形成されて壁の構築がなされる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1は、本発明の壁材の一実施例を示
したものである。図において、符号1は壁材である。図
1に示したように、板状のポリスチレンフォーム樹脂2
(発泡樹脂材)からなる芯材層3の両面には、炭素繊維
強化シート4、4(繊維シート層)がエポキシ樹脂接着
剤(図示せず)によって接着されている。この芯材層3
の両面にはモルタル層5、5(硬化体層)が形成されて
いる。
詳細に説明する。図1は、本発明の壁材の一実施例を示
したものである。図において、符号1は壁材である。図
1に示したように、板状のポリスチレンフォーム樹脂2
(発泡樹脂材)からなる芯材層3の両面には、炭素繊維
強化シート4、4(繊維シート層)がエポキシ樹脂接着
剤(図示せず)によって接着されている。この芯材層3
の両面にはモルタル層5、5(硬化体層)が形成されて
いる。
【0010】この構成において、壁材1に外力が負荷さ
れた場合に、モルタル層5、5を通じて炭素繊維強化シ
ート4、4内の炭素繊維に外力が伝達される。また、壁
材1への水の滲入は炭素繊維強化シート4、4により阻
止される。また、壁材1を隔てた両側の熱の伝達は芯材
層3により遮断される。さらに、外部からの燃焼に対し
ても、壁材1の表面のモルタル層5、5により芯材層3
および炭素繊維シート4、4の燃焼が抑さえられる。
れた場合に、モルタル層5、5を通じて炭素繊維強化シ
ート4、4内の炭素繊維に外力が伝達される。また、壁
材1への水の滲入は炭素繊維強化シート4、4により阻
止される。また、壁材1を隔てた両側の熱の伝達は芯材
層3により遮断される。さらに、外部からの燃焼に対し
ても、壁材1の表面のモルタル層5、5により芯材層3
および炭素繊維シート4、4の燃焼が抑さえられる。
【0011】次に、この壁材の製造方法の一例について
説明する。まず、ポリスチレンフォーム樹脂を適当な型
枠内に打設し芯材を板状に成形する。次に、成形した芯
材を脱型し、芯材の両面に炭素繊維強化シートをエポキ
シ樹脂接着剤によって接着する。さらに、炭素繊維強化
シートの表面にモルタルを所定の厚さに吹き付けて壁材
の製造を完了する。
説明する。まず、ポリスチレンフォーム樹脂を適当な型
枠内に打設し芯材を板状に成形する。次に、成形した芯
材を脱型し、芯材の両面に炭素繊維強化シートをエポキ
シ樹脂接着剤によって接着する。さらに、炭素繊維強化
シートの表面にモルタルを所定の厚さに吹き付けて壁材
の製造を完了する。
【0012】このように、上記実施例の壁材1は、ポリ
スチレンフォーム樹脂からなる芯材層3と、炭素繊維強
化シート4、4と、モルタル層5、5から構成されてい
るので、従来のALCパネルに比べて軽量な壁材とする
ことができる。したがって、取り扱いに際して揚重機な
どを必要とせず極めて簡単な工程で壁などの構築を行う
ことができる。また、壁材1に外力が負荷された場合に
は、炭素繊維強化シート4、4内の繊維に外力が伝達さ
れるので、芯材層3およびモルタル層5、5それぞれの
強度および靭性を補うことができ、優れた強度および靭
性を有する壁材1とすることができる。また、壁材1
は、芯材層3がポリスチレンフォーム樹脂からなるの
で、優れた断熱特性を得ることができる。また、炭素繊
維強化シート4、4が芯材層3への水の滲入を阻止する
ので、優れた防水性能を得ることができる。またさら
に、壁材1の表面が不燃性のモルタル層5、5で形成さ
れているので、優れた耐熱性を得ることができる。
スチレンフォーム樹脂からなる芯材層3と、炭素繊維強
化シート4、4と、モルタル層5、5から構成されてい
るので、従来のALCパネルに比べて軽量な壁材とする
ことができる。したがって、取り扱いに際して揚重機な
どを必要とせず極めて簡単な工程で壁などの構築を行う
ことができる。また、壁材1に外力が負荷された場合に
は、炭素繊維強化シート4、4内の繊維に外力が伝達さ
れるので、芯材層3およびモルタル層5、5それぞれの
強度および靭性を補うことができ、優れた強度および靭
性を有する壁材1とすることができる。また、壁材1
は、芯材層3がポリスチレンフォーム樹脂からなるの
で、優れた断熱特性を得ることができる。また、炭素繊
維強化シート4、4が芯材層3への水の滲入を阻止する
ので、優れた防水性能を得ることができる。またさら
に、壁材1の表面が不燃性のモルタル層5、5で形成さ
れているので、優れた耐熱性を得ることができる。
【0013】なお、上記実施例では、炭素繊維強化シー
トを一重にして貼り付ける構成としたが、必要に応じて
シートを重ね合わせることにより壁材としての重量増を
抑さえながら設計強度を高めることが可能である。ま
た、芯材層としてポリスチレンフォーム樹脂を使用した
が、芯材層はこれに限られず、繊維シート層との付着性
が充分に得られるものであれば、例えばポリウレタン
系、ポリアミド系、アクリル系、エポキシ系、その他の
発泡可能な樹脂材を用いてもよい。また、発泡樹脂材自
体をガラス繊維等で強化して強度を付与した繊維強化発
泡樹脂材を用いてもよい。
トを一重にして貼り付ける構成としたが、必要に応じて
シートを重ね合わせることにより壁材としての重量増を
抑さえながら設計強度を高めることが可能である。ま
た、芯材層としてポリスチレンフォーム樹脂を使用した
が、芯材層はこれに限られず、繊維シート層との付着性
が充分に得られるものであれば、例えばポリウレタン
系、ポリアミド系、アクリル系、エポキシ系、その他の
発泡可能な樹脂材を用いてもよい。また、発泡樹脂材自
体をガラス繊維等で強化して強度を付与した繊維強化発
泡樹脂材を用いてもよい。
【0014】また、強化繊維シートにおける強化繊維
は、上記の実施例において使用した炭素繊維には限られ
ず、発泡樹脂材との付着性が充分に得られるものであれ
ば一般の天然繊維や化学繊維を用いてもよい。
は、上記の実施例において使用した炭素繊維には限られ
ず、発泡樹脂材との付着性が充分に得られるものであれ
ば一般の天然繊維や化学繊維を用いてもよい。
【0015】例えば、天然繊維としては、綿、麻等のセ
ルロース高分子系植物繊維や、羊毛等のタンパク高分子
系動物繊維や、鉱物繊維を用いることができる。また、
化学繊維としては、耐熱合金繊維及びステンレス繊維等
の金属繊維、炭素繊維、ガラス繊維等の無機繊維や、前
記セルロース高分子やタンパク質高分子等を用いた再生
繊維及び半合成繊維や、合成繊維を用いることができ
る。
ルロース高分子系植物繊維や、羊毛等のタンパク高分子
系動物繊維や、鉱物繊維を用いることができる。また、
化学繊維としては、耐熱合金繊維及びステンレス繊維等
の金属繊維、炭素繊維、ガラス繊維等の無機繊維や、前
記セルロース高分子やタンパク質高分子等を用いた再生
繊維及び半合成繊維や、合成繊維を用いることができ
る。
【0016】また、前記合成繊維としては、ポリアミド
系(例えばナイロン)、ポリビニルアルコール系、ポリ
塩化ビニリデン系、ポリ塩化ビニル系、ポリエステル
系、ポリアクリロニトリル系、ポリオレフィン系、ポリ
尿素系、ポリアルキレンパラオキシベンゾエート系、ポ
リウレタン系、ポリフルオロエチレン系、ポリ青化ビニ
リデン系等の繊維を用いることができる。
系(例えばナイロン)、ポリビニルアルコール系、ポリ
塩化ビニリデン系、ポリ塩化ビニル系、ポリエステル
系、ポリアクリロニトリル系、ポリオレフィン系、ポリ
尿素系、ポリアルキレンパラオキシベンゾエート系、ポ
リウレタン系、ポリフルオロエチレン系、ポリ青化ビニ
リデン系等の繊維を用いることができる。
【0017】また、高い強度、弾性係数等を考慮する場
合には、上記の炭素繊維の他に例えば、ガラス繊維、ア
ラミド繊維、ポリエチレン繊維、炭化硅素繊維、ボロン
繊維、アルミナ繊維、ウィスカー等を用いることができ
る。
合には、上記の炭素繊維の他に例えば、ガラス繊維、ア
ラミド繊維、ポリエチレン繊維、炭化硅素繊維、ボロン
繊維、アルミナ繊維、ウィスカー等を用いることができ
る。
【0018】また、接着剤は、エポキシ樹脂に限られる
ものではなく、例えば、熱硬化性樹脂のフェノール樹
脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステエル
樹脂、ジアリルフタレート樹脂、エポキシ樹脂、ケイ素
樹脂、アルキド樹脂、ポリイミド、カゼイン樹脂、フラ
ン樹脂、ウレタン樹脂等を用いることができる。
ものではなく、例えば、熱硬化性樹脂のフェノール樹
脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステエル
樹脂、ジアリルフタレート樹脂、エポキシ樹脂、ケイ素
樹脂、アルキド樹脂、ポリイミド、カゼイン樹脂、フラ
ン樹脂、ウレタン樹脂等を用いることができる。
【0019】また、用途によっては、熱可塑性樹脂を用
いることも可能で、この場合には例えば、塩化ビニル樹
脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルプチラール、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリメタク
リル酸メチル、ポリフェニレンオキシド、ポリウレタ
ン、アイオノマー樹脂、セルロース系プラスチック、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリカーボ
ネート、ポリアセタール、ポリフェニレンスルファイ
ド、塩化ビニリデン樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト、フッ素樹脂等を用いることができる。
いることも可能で、この場合には例えば、塩化ビニル樹
脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルプチラール、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリメタク
リル酸メチル、ポリフェニレンオキシド、ポリウレタ
ン、アイオノマー樹脂、セルロース系プラスチック、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリカーボ
ネート、ポリアセタール、ポリフェニレンスルファイ
ド、塩化ビニリデン樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト、フッ素樹脂等を用いることができる。
【0020】また、上記の実施例では、セメントを主体
とした硬化体層としてモルタルを採用したが、繊維シー
トとの付着性が充分に得られるものであれば、例えば、
発泡モルタル、発泡ペースト等を採用してもよい。ま
た、モルタル、ペーストの主材料のセメントについて
も、壁材の使用される環境に応じて、普通ポルトランド
セメント、中庸熱ポルトランドセメントなどの各種ポル
トランドセメント、高炉セメント各種、あるいはフライ
アッシュ等を混合した各種混合セメントを用いることが
できる。
とした硬化体層としてモルタルを採用したが、繊維シー
トとの付着性が充分に得られるものであれば、例えば、
発泡モルタル、発泡ペースト等を採用してもよい。ま
た、モルタル、ペーストの主材料のセメントについて
も、壁材の使用される環境に応じて、普通ポルトランド
セメント、中庸熱ポルトランドセメントなどの各種ポル
トランドセメント、高炉セメント各種、あるいはフライ
アッシュ等を混合した各種混合セメントを用いることが
できる。
【0021】図2は、上記実施例の壁材1を壁として適
用した例を示したものである。図において符号7は壁で
ある。図に示したように、壁7は、壁材1…が鉄骨6の
ウェブ6aに設けた嵌合溝6bに嵌合されるとともに、
壁材1…どうしが接着され、防水処理が施されて構築さ
れている。
用した例を示したものである。図において符号7は壁で
ある。図に示したように、壁7は、壁材1…が鉄骨6の
ウェブ6aに設けた嵌合溝6bに嵌合されるとともに、
壁材1…どうしが接着され、防水処理が施されて構築さ
れている。
【0022】上記の壁7を構築するに際しては、壁材1
が軽量であるため、揚重機を必要としない。したがっ
て、鉄骨6の嵌合溝6bに下方から嵌め込むとともに壁
材1どうしを接着し、防水処理を施すという極めて簡単
な工程で施工を行うことができる。
が軽量であるため、揚重機を必要としない。したがっ
て、鉄骨6の嵌合溝6bに下方から嵌め込むとともに壁
材1どうしを接着し、防水処理を施すという極めて簡単
な工程で施工を行うことができる。
【0023】なお、上記の実施例においては、芯材層3
の表面に炭素繊維強化シート4、4を形成し、その炭素
繊維強化シート4、4の表面にモルタルを吹き付けてモ
ルタル層5を形成し壁材1となし、この壁材2を建築物
に予め建て込まれた鉄骨6の嵌合溝6bに嵌め込んで壁
7を構築したが、図3に示したように、芯材層3の表面
に炭素強化繊維シート4、4…を形成したパネル材8、
8…を、鉄骨6の嵌合溝6bに嵌め込んで壁体9を構築
し、その後、壁体9の炭素繊維強化シート4、4…の表
面にモルタル層5を吹き付けて壁を構築することも可能
である。この方法によれば、パネル材8が軽量であり、
上記の特性を有する壁7を極めて容易に施工することが
可能である。
の表面に炭素繊維強化シート4、4を形成し、その炭素
繊維強化シート4、4の表面にモルタルを吹き付けてモ
ルタル層5を形成し壁材1となし、この壁材2を建築物
に予め建て込まれた鉄骨6の嵌合溝6bに嵌め込んで壁
7を構築したが、図3に示したように、芯材層3の表面
に炭素強化繊維シート4、4…を形成したパネル材8、
8…を、鉄骨6の嵌合溝6bに嵌め込んで壁体9を構築
し、その後、壁体9の炭素繊維強化シート4、4…の表
面にモルタル層5を吹き付けて壁を構築することも可能
である。この方法によれば、パネル材8が軽量であり、
上記の特性を有する壁7を極めて容易に施工することが
可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明の建築用壁材および壁の施工方法
によれば、以下の効果を奏することができる。請求項1
記載の建築用壁材は、発泡樹脂材からなる芯材層と、繊
維シート層と、セメントを主体とする硬化体層から構成
されているので、従来のALCパネルに比べて軽量な壁
材とすることができる。したがって、取り扱いに際して
揚重機などを必要とせず容易に施工を行うことができ
る。また、壁材に外力が負荷された場合には、繊維シー
ト層内の繊維に外力が伝達されるので、芯材層および硬
化体層それぞれの強度および靭性を補うことができ、優
れた強度および靭性を有する壁材とすることができる。
また、芯材層が発泡樹脂材からなるので、断熱性にすぐ
れた壁材とすることができる。また、壁材への水の滲入
を繊維シート層により阻止するので、優れた防水性能を
付与することができる。また、壁材の表面が不燃性の硬
化体層で形成されているので、耐熱性に優れた壁材とす
ることができる。さらに、本発明の壁材は繊維シートを
重ね合わせるだけで容易に強度設計を行うことができ、
この強度設計に際して壁材の重量増をほとんど来たさな
い。請求項2記載の壁の施工方法によれば、発泡樹脂材
層と、繊維シート層とからなるパネル材が極めて軽量で
あるので、その取り扱いが容易となることから、上記の
効果を奏する壁を極めて容易に施工することが可能であ
る。
によれば、以下の効果を奏することができる。請求項1
記載の建築用壁材は、発泡樹脂材からなる芯材層と、繊
維シート層と、セメントを主体とする硬化体層から構成
されているので、従来のALCパネルに比べて軽量な壁
材とすることができる。したがって、取り扱いに際して
揚重機などを必要とせず容易に施工を行うことができ
る。また、壁材に外力が負荷された場合には、繊維シー
ト層内の繊維に外力が伝達されるので、芯材層および硬
化体層それぞれの強度および靭性を補うことができ、優
れた強度および靭性を有する壁材とすることができる。
また、芯材層が発泡樹脂材からなるので、断熱性にすぐ
れた壁材とすることができる。また、壁材への水の滲入
を繊維シート層により阻止するので、優れた防水性能を
付与することができる。また、壁材の表面が不燃性の硬
化体層で形成されているので、耐熱性に優れた壁材とす
ることができる。さらに、本発明の壁材は繊維シートを
重ね合わせるだけで容易に強度設計を行うことができ、
この強度設計に際して壁材の重量増をほとんど来たさな
い。請求項2記載の壁の施工方法によれば、発泡樹脂材
層と、繊維シート層とからなるパネル材が極めて軽量で
あるので、その取り扱いが容易となることから、上記の
効果を奏する壁を極めて容易に施工することが可能であ
る。
【図1】本発明の壁材の一実施例を示す側断面図であ
る。
る。
【図2】同実施例の壁材による壁の施工例を示す斜視図
である。
である。
【図3】本発明の壁の施工方法を示した斜視図である。
1 壁材 2 発泡樹脂材 3 芯材層 4 繊維シート層 5 硬化体層 7 壁 8 パネル材 9 壁体
Claims (2)
- 【請求項1】 建築構造物に使用される壁材であって、
発泡樹脂材からなる芯材層と、この芯材層の少なくとも
一方の面に設けられた繊維シート層と、この繊維シート
層の表面に設けられたセメントを主体とする硬化体層と
を有することを特徴とする建築用壁材。 - 【請求項2】 発泡樹脂材からなる芯材層と、この芯材
層の少なくとも一方の面に設けられた繊維シート層とか
らなるパネル材を建築構造物の壁を構築する所定箇所に
配設して壁体を構築し、その後、該壁体を構成するパネ
ル材の前記繊維シート層の表面にセメントを主体とする
硬化体層を形成し、壁となすことを特徴とする壁の施工
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32583992A JPH06173385A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 建築用壁材および壁の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32583992A JPH06173385A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 建築用壁材および壁の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173385A true JPH06173385A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18181195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32583992A Withdrawn JPH06173385A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 建築用壁材および壁の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06173385A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100491405B1 (ko) * | 2002-09-19 | 2005-05-25 | 화일종합건설 주식회사 | 다층 복합 방수 시공 방법 |
| US9050612B2 (en) | 2009-03-19 | 2015-06-09 | Delta Faucet Company | Shower device with independently operating valves |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP32583992A patent/JPH06173385A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100491405B1 (ko) * | 2002-09-19 | 2005-05-25 | 화일종합건설 주식회사 | 다층 복합 방수 시공 방법 |
| US9050612B2 (en) | 2009-03-19 | 2015-06-09 | Delta Faucet Company | Shower device with independently operating valves |
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