JPH06173589A - 推進工法用推進体装置 - Google Patents

推進工法用推進体装置

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JPH06173589A
JPH06173589A JP33083392A JP33083392A JPH06173589A JP H06173589 A JPH06173589 A JP H06173589A JP 33083392 A JP33083392 A JP 33083392A JP 33083392 A JP33083392 A JP 33083392A JP H06173589 A JPH06173589 A JP H06173589A
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Teruo Kabeuchi
輝夫 壁内
Katsuhiko Mukono
勝彦 向野
Michihiko Kamata
充彦 鎌田
Kazunori Tsujimoto
和則 辻本
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 推進体同士の連結部の姿勢を曲線状態と直線
状態とに切り換え自在に構成しつつ、曲線状態に推進さ
せた場合でも、連結部への水侵入を防止する。 【構成】 推進方向前方側の推進体Bの後端部21dに
接当自在な突っ張り部S3を有し、隣接する推進体Bに
向けて突出するスリーブS2を推進方向先端部に一体連
設してなる環状のストッパーSを、推進方向後方側の推
進体Bに軸心方向にスライド自在に外嵌して、ストッパ
ーSを後方側に引退させて連結部Jの屈曲姿勢を許容す
る第1状態と突っ張り部S3を後端部21dに接当させ
て連結部Jの屈曲姿勢を禁止する第2状態とに切換え自
在に構成し、連結部Jにおいて、軸心方向に伸縮自在な
弾性のシールリングRを、その一方の端面を推進方向前
方側の推進体Bに接着すると共に、他方をスリーブS2
に摺動自在に密嵌してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、推進工法において使用
される互いに隣接する推進体同士を屈曲自在に連結した
連結部を、複数備えた推進工法用推進体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の推進工法用推進体装置と
しては、推進体を土中において直線的に推進させる場合
のみならず、曲線的に推進させる場合にも使用できるよ
うな推進体装置として、互いに隣接する推進体同士を屈
曲自在に連結した連結部を複数備え、その連結部におけ
る推進方向前方側の推進体の後端部に接当自在な突っ張
り部を平坦面に形成してある環状のストッパーを、推進
方向後方側の推進体に軸心方向にスライド自在に外嵌し
て、前記ストッパーを後方側に引退させて前記連結部の
屈曲姿勢を許容する第1状態と、前記ストッパーの前方
への移動操作に基づいて前記突っ張り部を前記後端部に
接当させて前記連結部の屈曲姿勢を禁止する第2状態と
に切換え自在に構成したものがあった。このような推進
工法用推進体装置を用い、土中において曲線的に推進さ
せるような場合には、前記ストッパーを第1状態にして
推進を行うが、このとき前記突っ張り部と前記後端部と
の間に何もない空間が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の推進工
法用推進体装置によれば、例えば、前記空間を大きく設
けたとすれば、土中において曲線的に推進させることが
出来るという利点があるものの、土中において曲線的に
推進させる目的で前記連結部の一部を屈曲姿勢を許容す
る第1状態にして推進を行ったときに、前記連結部を屈
曲可能にする前記空間が土砂や水が侵入しやすい隙間と
もなるため、連結部への土砂の侵入によって推進体装置
の屈曲が困難になったり、推進体内部に電気系統が設け
られている場合には水の浸入によって漏電するなどの故
障の原因になったりするという問題点があった。
【0004】従って、本発明の目的は、上記実情に鑑
み、推進体同士の連結部の姿勢を第1状態と第2状態と
に切り換え自在に構成しつつ、連結部の姿勢を第1状態
にして土中に推進させたい場合にでも、連結部さらには
推進体内部にまで水や土砂等の異物(特に水)が侵入す
ることの無い推進工法用推進体装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、推進方向前方側の推進体の後端
部に接当自在な突っ張り部を有し、且つ、前記突っ張り
部より小径の環状で、隣接する推進体に向けて突出する
スリーブを推進方向前端部に一体連設してなる環状のス
トッパーを、推進方向後方側の推進体に軸心方向にスラ
イド自在に外嵌して、前記ストッパーを後方側に引退さ
せて前記連結部の屈曲姿勢を許容する第1状態と前記ス
トッパーの前方への移動操作に基づいて前記突っ張り部
を前記後端部に接当させて前記連結部の屈曲姿勢を禁止
する第2状態とに切換え自在に構成し、連結部におい
て、軸心方向に伸縮自在な弾性のシールリングを、その
一方の端面を前記推進方向前方側の推進体に接着すると
共に、他方を前記スリーブに摺動自在に密嵌してあるこ
とにあり、その作用効果は以下の通りである。
【0006】
【作用】本発明の特徴構成によれば、推進工法用推進体
装置を小径に巻取り収納したい場合には、ストッパーを
推進方向後方側に引退させて、連結部を屈曲自在な第一
状態に切換え、例えば巻装ドラム等に巻取ればよい。
【0007】次に、推進工法用推進体装置を土中におい
て、直線的に推進したいときには、ストッパーの突っ張
り部を推進方向前方に突出させて推進方向前方に隣接す
る推進体の後端部に接当させることによって、その連結
部を、屈曲姿勢を禁止する第2状態にすれば、その連結
部において隣接する推進体同士は互いに屈曲しないか
ら、推進工法用推進体装置を土中において直線的に推進
することが出来る。このとき、連結部のシールリングは
前記突っ張り部と、ストッパーのスリーブとの間で軸心
方向に圧縮される。
【0008】また、推進工法用推進体装置を土中におい
て、曲線的に推進したい場合には、ストッパーを、推進
方向後方側に引退させて、連結部を屈曲可能な第1状態
に切換えれば、その連結部において隣接する推進体同士
は互いに屈曲することが出来るので、推進工法用推進体
装置を土中において曲線的に推進することが出来る。こ
のとき、連結部のシールリングは、その一方の端面を前
記推進方向前方側の推進体に接着すると共に、他方を前
記スリーブに摺動自在に密嵌してあるので、隣接する推
進体の突っ張り部と後端部との間に隔たりができても水
や土砂等の異物が推進体の連結部から内部へ侵入する隙
間が生じず、土砂や水等の異物の侵入を防止できる。
【0009】
【発明の効果】従って、本発明の推進工法用推進体装置
によれば連結部を屈曲自在な第一状態に切り換えること
により、小径に巻取ることが可能になり、小容積にでき
るので搬送する場合などに手軽であり、各推進体を連結
したままの状態で取り扱うことが出来るので連続的に推
進工法を行うことが出来、施工能率を上げ得る。
【0010】また、ストッパーが、連結部の屈曲姿勢を
許容する第1状態と連結部の屈曲姿勢を禁止する第2状
態とに切換え自在に構成してあるから、推進工法用推進
体装置を直線的に推進したい場合にでも、曲線的に推進
したい場合にでも、対応することが出来、かつ、シール
リングにより連結部を確実にシールした状態を維持する
ことが出来るので、連結部への土砂や水等の侵入による
故障等の悪影響が生じにくい。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の推進工法用推進体装置は図4のように推
進用ヘッド1と複数の円筒状の推進管2とを連結部Jを
介して屈曲自在に連結して構成している。このような推
進工法用推進体装置は推進機Mによって土中へ推進され
るが、その推進機Mは以下に詳述するように構成されて
いる。
【0012】尚、前記推進管および推進用ヘッドを総称
して推進工法用推進体装置を構成する推進体Bと呼ぶ。
【0013】すなわち、施工ピットP内に前記推進管2
を保持しつつ押圧して、その先端に連結した推進用ヘッ
ド1を土中推進させるように推進管2を土中に押し込む
推進用ヘッド1を推進させる押圧装置M1が設けられる
と共に、複数の推進管2を土中に侵入させる箇所近くで
その各軸心がほぼ直線状に並ぶ状態に保持しながら土中
に案内するガイド部材M2が設けられている。また、施
工ピットPの上方外方に推進管2を、巻取り収納する巻
装用ドラムM3が設けられている。尚、図中のP1は、
施工ピットPが崩れないようにその側壁を内側から支持
する支持ジャッキであり、また、図中のM4は、前記巻
装用ドラムM3から繰り出される推進体Bを支持して押
圧装置M1に案内するガイドローラーである。
【0014】前記推進用ヘッド1は、例えば50〜70
mmの小径のヘッド本体11と、そのヘッド本体11と
同径でヘッド本体11に対して推進体軸心周りに回転自
在に先端側に取り付けてある掘削部12とからなる。
【0015】前記掘削部12には、推進用ヘッド1を土
中推進させるにともなって土圧を受けてその圧力を受け
た方向に推進用ヘッド1の推進方向を片寄らせるための
受圧面12aを、先端側ほど前記軸心Cに近接する傾斜
面に形成して設けてある。そして、前記推進用ヘッド1
を直進させるときには、ヘッド本体11にたいして掘削
部12を回転させながら推進させる一方、旋回させる場
合には、旋回させるべき側とは反対側に受圧面12aを
向けて推進させ、その受圧面12aが受ける土圧にて推
進用ヘッド1の推進方向が受圧面12aと反対側に向け
られるようになる。
【0016】前記複数の推進体Bのうちの隣接するもの
同士を屈曲自在に連結する連結部J、すなわち、前記推
進用ヘッド1と前記推進管2とを屈曲自在に連結する連
結部J、及び前記推進管2の隣接するもの同士を屈曲自
在に連結する連結部Jは、以下に詳述するように構成さ
れている(図1〜図3参照)。
【0017】すなわち前記連結部Jでは、それぞれ推進
方向の後方(図1〜図3においては左方が後方、右方が
前方に相当)の推進体本体21の推進方向前部には、内
面に継手部材22を螺合固定するための継手取付部21
aを設けると共に推進方向前方の推進体本体21の推進
方向後部に前記継手部材22を軸心Cと直交する方向に
揺動自在に受け入れる嵌合受部21bを形成してある。
前記継手部材22は、推進体Bの長手方向に沿う姿勢で
設けてあり、後部に形成された軸部22aと前部に形成
された球状継手部22bとを一体連設して構成してあ
る。その軸部22aは、前記推進方向後方の推進体本体
21の継手取付部21aに螺合固定してあり、その球状
継手部22bは前記推進方向前方の推進体Bの嵌合受部
21bに揺動自在に内嵌してある。
【0018】各推進管2におけるストッパーSは、スラ
イド部S1とスリーブS2が一体連設されていて、スリ
ーブS2はスライド部S1より小径の環状に形成されて
おり、スライド部S1の推進方向前端部に連結部Jにお
ける推進方向前方側の推進体本体21に接当自在な突っ
張り部S3を有するものである。
【0019】また、各推進体本体21の推進方向前部に
は、外面にストッパーSを螺合固定するためのストッパ
ー取付部21cを設けてあり、ストッパーSのスライド
部S1がストッパー取付部21cに螺合すると共に、ス
トッパーSのスリーブS2が連結部Jにおいて継手部材
22に摺動自在に外嵌し、連結部Jにおける推進方向前
方側の推進体本体21にむけて突出する様に構成してあ
る。またストッパーSは推進体本体21への螺合の度合
を変えることにより、推進方向前方側へ突出あるいは推
進体本体側へ引退させる出退操作が出来、この出退操作
により前記ストッパーSは、連結部Jを屈曲姿勢を許容
する第1状態と屈曲姿勢を禁止する第2状態とに切換え
自在に構成される。
【0020】ところで、前記推進方向前方の推進体本体
21の推進方向後端の接当部(各推進体本体21の後端
部)21dには、シールリングRの一端が接着してあ
り、他方が前記推進方向後方のストッパーSのスリーブ
S2に摺動自在に密嵌して、連結部Jに圧入してある。
これにより、前記推進体Bでは以下に詳述するように、
ストッパーSの出退操作に関わらず、連結部Jへの土砂
や水等の異物の侵入を阻止することが出来る。
【0021】つまり、連結部Jを図1に示すように、ス
トッパーSを回動させることによりスリーブS2を途中
まで突出させて、連結部Jの屈曲姿勢を許容する第一状
態にして、推進体Bを直線的に推進する場合には、図1
左方の連結部J1のように、ストッパーの突っ張り部S
3と、推進方向前方側の推進体Bの接当部21dとの間
には空間があるものの、前記シールリングRがその空間
を密に被っているので、隙間が生じない。ストッパーS
が上述の状態で推進体Bが曲線的に推進する場合には、
図1右方の連結部J2のように連結部Jが屈曲し、屈曲
外方でシールリングRに対する圧縮力が解放され、前記
突っ張り部S3と前記接当部21dとの間に伸展し、ま
た屈曲内方でシールリングRには、圧縮力がかかり、前
記突っ張り部S3と前記接当部21dとに挟圧されるの
で、前記突っ張り部S3と前記接当部21dとの間の空
間には、隙間が生じない。
【0022】次に、図2に示すように、ストッパーSを
回動させ、最大限突出させて、前記ストッパーSの突っ
張り部S3が推進方向前方の推進体Bの接当部21dに
接当した状態にした連結部Jは、屈曲姿勢が禁止された
第2状態となる。このとき、シールリングRには推進体
Bの軸心方向に圧縮力がかかり、前記突っ張り部S3と
前記接当部21dとに挟圧されるので、前記突っ張り部
S3と接当部21dとの間の空間には、隙間が生じな
い。
【0023】さらに、連結部Jを図3に示すように、ス
トッパーSを回動させ、最大限度引退させた第1状態で
は、最大屈曲させた場合にでも、前記スリーブS2が推
進方向前方側の推進体Bに接触しない状態に出来るの
で、図1の状態よりも大きな屈曲角が得られる。この状
態で推進体Bを、巻取り収納すれば、大きく屈曲するの
で、小径に巻取り収納することが出来る。このとき、前
記シールリングRは、屈曲外方で前記スリーブS2と前
記接当部21dとの間の空間を被う長さがあればよく、
これにより、シールリングRがスリーブS2から外れる
ことなく連結部Jをシールすることが出来る。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の推進工法用推進体装置の連結
部が第1状態である部分の縦断面図
【図2】本発明の実施例の推進工法用推進体装置の連結
部が第2状態である部分の縦断面図
【図3】本発明の実施例の推進工法用推進体装置の連結
部が第1状態でありストッパーを最大限度引退させたと
きの屈曲姿勢である部分の縦断面図
【図4】本発明の推進工法用推進体装置を備えた推進機
の全体を示す側面図
【符号の説明】
B 推進体 R シールリング J 連結部 S ストッパー S2 スリーブ S3 突っ張り部 21d 後端部(接当部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻本 和則 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに隣接する推進体(B),(B)同士
    を屈曲自在に連結した連結部(J)を複数備えた推進工
    法用推進体装置であって、 推進方向前方側の推進体(B)の後端部(21d)に接
    当自在な突っ張り部(S3)を有し、且つ、前記突っ張
    り部(S3)より小径の環状で、隣接する推進体(B)
    に向けて突出するスリーブ(S2)を推進方向前端部に
    一体連設してなる環状のストッパー(S)を、推進方向
    後方側の推進体(B)に軸心方向にスライド自在に外嵌
    して、前記ストッパー(S)を後方側に引退させて前記
    連結部(J)の屈曲姿勢を許容する第1状態と、前記ス
    トッパー(S)の前方への移動操作に基づいて前記突っ
    張り部(S3)を前記後端部(21d)に接当させて前
    記連結部(J)の屈曲姿勢を禁止する第2状態とに切換
    え自在に構成し、 前記連結部(J)において、軸心方向に伸縮自在な弾性
    のシールリング(R)を、その一方の端面を前記推進方
    向前方側の推進体(B)に接着すると共に、他方を前記
    スリーブ(S2)に摺動自在に密嵌してある推進工法用
    推進体装置。
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