JPH0617360U - モータの振動抑止機構およびそれを用いた電動アクチュエータ - Google Patents
モータの振動抑止機構およびそれを用いた電動アクチュエータInfo
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- JPH0617360U JPH0617360U JP5147692U JP5147692U JPH0617360U JP H0617360 U JPH0617360 U JP H0617360U JP 5147692 U JP5147692 U JP 5147692U JP 5147692 U JP5147692 U JP 5147692U JP H0617360 U JPH0617360 U JP H0617360U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特に電動アクチュエータに用いられるモータ
の振動抑止機構において、部品点数を少なくして簡単な
取り付けを可能とし、かつ小形化・省スペース化を図る
ことができるモータの振動抑止機構およびそれを用いた
電動アクチュエータを提供する。 【構成】 モータの回転軸に装着し、このモータの回転
振動を吸収する振動抑止機構であって、ステッピングモ
ータ11の回転軸12の外周部に直接嵌合するダンパゴ
ム13と、このダンパゴム13の外周部に嵌合するダン
パ14とから構成され、ダンパゴム13により回転軸1
2とダンパ14との慣性モーメントを正/逆方向に反作
用運動させ、ステッピングモータ11の回転振動が吸収
される構造となっている。
の振動抑止機構において、部品点数を少なくして簡単な
取り付けを可能とし、かつ小形化・省スペース化を図る
ことができるモータの振動抑止機構およびそれを用いた
電動アクチュエータを提供する。 【構成】 モータの回転軸に装着し、このモータの回転
振動を吸収する振動抑止機構であって、ステッピングモ
ータ11の回転軸12の外周部に直接嵌合するダンパゴ
ム13と、このダンパゴム13の外周部に嵌合するダン
パ14とから構成され、ダンパゴム13により回転軸1
2とダンパ14との慣性モーメントを正/逆方向に反作
用運動させ、ステッピングモータ11の回転振動が吸収
される構造となっている。
Description
【0001】
本考案は、モータの振動抑止機構に関し、特に電動アクチュエータに用いられ るモータの振動抑止機構において、小形・省スペースに収納可能とされるモータ の振動抑止機構およびそれを用いた電動アクチュエータに適用して有効な技術に 関する。
【0002】
従来、電動アクチュエータに用いられるモータとしては、たとえば外部からの 入力信号により開ループで制御できるステッピングモータなどが挙げられ、励磁 状態において磁界を発生するステータと、このステータとの電磁相互作用により 回転力を得るロータとを備え、励磁状態が変化するごとに一定の角度だけ歩進し 、逆に変化しなければ一定の位置を保持して静止するようになっている。
【0003】 ところで、このステッピングモータにおいては、使用する速度領域によって振 動が大きくなり、脱調および共振などが起こることがあるので、加速、減速の制 御を必要とする場合がある。すなわち、モータの共振点は比較的に狭い領域にあ るので、負荷の速度を変更したり、またはダンパを取り付けて振動を減少させる などの対応策が採られている。
【0004】
ところが、前記のような従来技術において、たとえばダンパを使用する場合に は、図3に示すようにモータ1の回転軸2に対して、固定金具3、ダンパゴム4 、ダンパ5の順に嵌合された一体構造となっており、外形的に大きなものになっ ている。
【0005】 また、振動吸収機能の他に、密閉構造にして耐熱性および防塵性に優れたクリ ーン性の要求に対応できる構造とする場合には、より一層構造が複雑で部品点数 が多くなっている。
【0006】 従って、従来のダンパ機構においては、近年のモータの小形化に伴う周辺部品 の小形化の要求に対応できず、ダンパなどのモータの周辺部品においても一層の 小形化が望まれている。
【0007】 そこで、本考案の目的は、特に電動アクチュエータに用いられるモータの振動 抑止機構において、部品点数を少なくして簡単な取り付けを可能とし、かつ小形 化および省スペース化を図ることができるモータの振動抑止機構およびそれを用 いた電動アクチュエータを提供することにある。
【0008】 本考案の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添 付図面から明らかになるであろう。
【0009】
本願において開示される考案のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば 、下記のとおりである。
【0010】 すなわち、本考案のモータの振動抑止機構は、モータの回転軸に装着し、この モータの回転振動を吸収する振動抑止機構であって、モータの回転軸の外周部に 直接嵌合するダンパゴムと、さらにこのダンパゴムの外周部に嵌合するダンパと を備えるものである。
【0011】 また、本発明の電動アクチュエータは、前記モータの振動抑止機構を用い、こ の振動抑止機構が装着されるモータの回転トルクにより作動させるものである。
【0012】
前記したモータの振動抑止機構およびそれを用いた電動アクチュエータによれ ば、モータの回転軸にダンパゴムを介在してダンパがはめ込まれることにより、 ダンパゴムによって回転軸とダンパとの慣性モーメントを正/逆方向に反作用運 動させ、モータの回転振動を吸収することができる。
【0013】 これにより、特に電動アクチュエータに適用することにより、モータの回転振 動に伴う加速、減速などの制御を不要とし、振動および騒音を低減して安定した 駆動が可能となる。
【0014】
図1は本考案の一実施例であるモータの振動抑止機構を示す断面図、図2は本 実施例の振動抑止機構を用いた電動アクチュエータの要部を示す断面図である。
【0015】 まず、図1により本実施例のモータの振動抑止機構の構成を説明する。
【0016】 本実施例のモータの振動抑止機構は、たとえばモータの回転軸に装着し、この モータの回転振動を吸収する振動抑止機構とされ、ステッピングモータ11の回 転軸12の外周部に直接嵌合するダンパゴム13と、このダンパゴム13の外周 部に嵌合するダンパ14とから構成され、ダンパゴム13により回転軸12とダ ンパ14との慣性モーメントを正/逆方向に反作用運動させ、ステッピングモー タ11の回転振動が吸収される構造となっている。
【0017】 ダンパゴム13には、たとえば硬度がおよそ40の弾性ゴムや樹脂などが用い られ、ステッピングモータ11の回転軸12の外周とほぼ同じ内径に形成され、 ステッピングモータ11の回転軸12に圧入して嵌装される。
【0018】 ダンパ14には、たとえば鉄または鉛などの慣性負荷の大きい材料が用いられ 、ダンパゴム13の外周とほぼ同じ内径に形成され、ダンパゴム13に圧入して 嵌装される。
【0019】 次に、本実施例の作用について説明する。
【0020】 以上のように構成される振動抑止機構は、たとえば図2に示すようなスライド テーブル(電動アクチュエータ)15などに適用される。このスライドテーブル 15は、ステッピングモータ11の回転軸12にカップリング16を介してボー ルねじ17が連結され、このボールねじ17に変位自在にテーブル18が螺合さ れている。
【0021】 そして、テーブル18を変位させる場合には、ステッピングモータ11を回転 制御することによって可能となり、この場合にステッピングモータ11の回転振 動が吸収され、スライドテーブル15に影響を及ぼさない構造となっている。
【0022】 すなわち、ダンパ14はダンパゴム13を介してステッピングモータ11の回 転軸12に固定されているので、ステッピングモータ11の回転に伴ってダンパ 14も一緒に回り出す。しかし、ダンパ14はダンパゴム13と接触状態にある ために、ステッピングモータ11の振動が大きくなると、ダンパ14との間に逆 方向への反作用の力が働く。
【0023】 この場合に、ステッピングモータ11の回転軸12には正方向への慣性モーメ ントが作用し、一方ダンパ14には逆方向の慣性モーメントが働くので、これに よってステッピングモータ11にダンピング作用が生じ、ステッピングモータ1 1の回転振動を吸収することができる。
【0024】 そして、このステッピングモータ11の回転振動がない状態において、ステッ ピングモータ11の回転によりボールねじ17を連動させ、さらにボールねじ1 7の回転によってテーブル18を安定して変位させることができる。
【0025】 従って、本実施例のステッピングモータ11の振動抑止機構によれば、ステッ ピングモータ11の回転軸12に嵌合されるダンパゴム13と、このダンパゴム 13に嵌合されるダンパ14とから構成されることにより、ダンパゴム13によ ってステッピングモータ11の回転軸12を正方向へ作用運動させ、一方、ダン パ14を逆方向へ反作用運動させることができるので、ステッピングモータ11 の回転振動を吸収して低減することができる。
【0026】 特に、スライドテーブル15のような電動アクチュエータに適用することによ り、振動および騒音のない安定した駆動を可能とし、かつステッピングモータ1 1の回転振動に伴う加速、減速などの制御を不要とすることができる。
【0027】 以上、本考案者によってなされた考案を実施例に基づき具体的に説明したが、 本考案は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種 々変更可能であることはいうまでもない。
【0028】 たとえば、本実施例のモータの振動抑止機構については、ステッピングモータ 11に適用した場合について説明したが、本考案は前記実施例に限定されるもの ではなく、フィールドマグネットの着磁が極毎に均一になり難く、かつ交番する ために電磁振動を生じるようなブラシレスDCモータなどについても適用可能で ある。
【0029】 以上の説明では、主として本考案者によってなされた考案をその利用分野であ るスライドテーブル15などの電動アクチュエータに用いられるモータの振動抑 止機構に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、モ ータが用いられる他の装置についても広く適用可能である。
【0030】
本願において開示される考案のうち、代表的なものによって得られる効果を簡 単に説明すれば、下記のとおりである。
【0031】 (1).モータの回転軸の外周部に直接嵌合するダンパゴムと、さらにこのダンパゴ ムの外周部に嵌合するダンパとを備えることにより、ダンパゴムによって回転軸 とダンパとの慣性モーメントを正/逆方向に反作用運動させることができるので 、モータの回転振動の吸収が可能となる。
【0032】 (2).前記(1) において、特に電動アクチュエータに適用する場合には、モータの 回転振動に伴う加速、減速などの制御を不要とし、かつ振動および騒音を低減し て安定した駆動が可能とされるモータの振動抑止機構を得ることができる。
【0033】 (3).前記(1) および(2) により、部品点数を少なくして簡単な取り付けが可能と なるので、低コストによる小形化・省スペース化を図り、特に近年のモータの小 形化に伴う周辺部品の小形化の要求に対応可能とされるモータの振動抑止機構を 得ることができる。
【図1】本考案の一実施例であるモータの振動抑止機構
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】本実施例の振動抑止機構を用いた電動アクチュ
エータの要部を示す断面図である。
エータの要部を示す断面図である。
【図3】従来技術の一例であるモータの振動抑止機構を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 モータ 2 回転軸 3 固定金具 4 ダンパゴム 5 ダンパ 11 ステッピングモータ 12 回転軸 13 ダンパゴム 14 ダンパ 15 スライドテーブル(電動アクチュエータ) 16 カップリング 17 ボールねじ 18 テーブル
Claims (2)
- 【請求項1】 モータの回転軸に装着し、該モータの回
転振動を吸収する振動抑止機構であって、前記モータの
回転軸の外周部に直接嵌合するダンパゴムと、さらに該
ダンパゴムの外周部に嵌合するダンパとを備え、前記モ
ータの回転振動を吸収する場合に、前記ダンパゴムによ
り前記回転軸と前記ダンパとの慣性モーメントを正/逆
方向に反作用運動させて吸収することを特徴とするモー
タの振動抑止機構。 - 【請求項2】 前記請求項1記載のモータの振動抑止機
構を用い、該振動抑止機構が装着される前記モータの回
転トルクにより作動させ、該モータの回転振動を吸収す
ることを特徴とする電動アクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5147692U JPH0617360U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | モータの振動抑止機構およびそれを用いた電動アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5147692U JPH0617360U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | モータの振動抑止機構およびそれを用いた電動アクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617360U true JPH0617360U (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=12888009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5147692U Pending JPH0617360U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | モータの振動抑止機構およびそれを用いた電動アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617360U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018096492A (ja) * | 2016-12-15 | 2018-06-21 | 有限会社グリテックスインターナショナルリミテッド | 回転ダンパ |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP5147692U patent/JPH0617360U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018096492A (ja) * | 2016-12-15 | 2018-06-21 | 有限会社グリテックスインターナショナルリミテッド | 回転ダンパ |
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