JPH06173880A - 高性能ターボ・モルキュラー真空ポンプ - Google Patents

高性能ターボ・モルキュラー真空ポンプ

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JPH06173880A
JPH06173880A JP5128251A JP12825193A JPH06173880A JP H06173880 A JPH06173880 A JP H06173880A JP 5128251 A JP5128251 A JP 5128251A JP 12825193 A JP12825193 A JP 12825193A JP H06173880 A JPH06173880 A JP H06173880A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】改良型ターボ・モルキュラー真空ポンプを提供
する。 【構成】ハウジング10は、吸気口14及び、排気口1
6を有する内部チャンバ12を画成する。排気される真
空チャンバに至る吸気口14を密閉するための真空フラ
ンジ18を含む。チャンバ12内に、複数の軸流真空ポ
ンピングステージが設置されている。各真空ポンピング
ステージは回転子20及び固定子22を含む。各回転子
20は、軸26に固定された一つの中央ハブ24を有す
る。傾斜ブレード28は、ハブ24からそれの円周のま
わりに外に向って伸長している。すべての回転子は同数
の傾斜ブレードを有するが、傾斜角及び幅はステージに
よって変化し得る。軸26はハウジング27中に設置さ
れたモーターによって矢印で示す方向に回転する。一般
的に気体モルキュラーは、各真空ポンプステージによっ
て吸気口14から排気口16へ軸線に沿って方向づけら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ターボ・モルキュラ
ー真空ポンプに関し、特に、従来技術のターボ・モルキ
ュラー真空ポンプと比較して、ポンピング速度が増加さ
れ、放出圧力が増加され、そして作動パワーの減少をも
たらす構造を有するターボ・モルキュラー真空ポンプに
関する。
【0002】
【従来の技術】在来のターボ・モルキュラー真空ポンプ
は、吸気口、多数の軸方向にポンピングする軸方向ポン
ピングステージ(axial pumping stage)を含む内部チャ
ンバそして排気口を有するハウジング(housing)を含ん
でいる。この排気口は、典型的に粗引き真空ポンプへ備
え付けられる。各々の軸方向ポンピング・ステージは、
ある傾斜して取り付けられた複数のブレードを有する固
定子及び回転子を含んでいる。これらの固定子・ブレー
ド及び回転子・ブレードは、逆方向に傾けて取り付けら
れている。回転子・ブレードは、吸気口と排気口との間
でガスのポンピングをもたらすために高速度で回転され
る。典型的ターボ・モルキュラー真空ポンプは、9段か
ら12段の軸方向ポンピング・ステージを含んでいる。
【0003】いろいろな在来型ターボ・モルキュラー真
空ポンプが、従来技術において知られている。従来技術
型真空ポンプの一つで、モルキュラー・ドラッグ・ステ
ージ(molecular drag stage)として作動する螺旋状の
溝を有するシリンダが排気口付近に追加されている。他
の従来技術型では、1つ又はそれ以上の軸方向ポンピン
グ・ステージが、モルキュラー・ドラッグ・ステージと
して機能し、高速度で回転するディスクに設けられてい
る。再生式遠心羽根車として機能するディスクであり、
このディスクの外周囲に放射状のリブを有するディスク
が従来技術で開示されている。モルキュラー・ドラッグ
・ディスク及び遠心羽根車を使用するターボ・モルキュ
ラー真空ポンプは、1990年1月18日に発行された
ドイツ国特許第3919529号で開示されている。
【0004】従来技術型ターボ・モルキュラー真空ポン
プが、多様な条件の下で一般的に満足のゆく性能を有し
ている一方で、改良された性能を有するターボ・モルキ
ュラー真空ポンプが提供されることが望まれている。特
に、このようなポンプが、大気圧又は大気圧付近の圧力
への排気が可能であるように圧縮比を増加させることが
望まれる。加えて、従来技術型ポンプと比較して、ポン
ピング速度が増加され、作動パワーが減少されるような
ターボ・モルキュラー真空ポンプが提供されることが望
まれている。
【0005】本発明の一般的な目的は、改良型ターボ・
モルキュラー真空ポンプを供給することである。
【0006】本発明の他の目的は、比較的高圧力レベル
の排気が可能であるターボ・モルキュラー真空ポンプを
提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、比較的高いポンプポ
ンピング速度を有するターボ・モルキュラー真空ポンプ
を供給することである。
【0008】本発明の他の目的は、比較的低い作動パワ
ーを有するターボ・モルキュラー真空ポンプを供給する
ことである。
【0009】本発明の他の目的は、灯用ガス(light gas
es)において高圧縮率を有するターボ・モルキュラー真
空ポンプを提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、容易に製作でき比較
的低コストであるターボ・モルキュラー真空ポンプを提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】これらの目的及びその他
の目的、そして、利点は、本発明により達成される。本
発明の第1の態様では、ターボ・モルキュラー真空ポン
プは、ハウジングを含み、このハウジング内には、吸気
口及び排気口と、このハウジング内に設置され吸気口と
排気口との間に配置された多数の軸流真空ポンピング・
ステージが内包されている。各々の真空ポンピングステ
ージには、回転子及び固定子が含まれる。そして、ガス
が、吸気口から排気口へポンピングされるように回転子
を回転する手段もハウジング内に内包されている。1つ
又はそれ以上の比較的高いコンダクタンス固定子が、吸
気口近傍に設置されている。1つ又はそれ以上の比較的
低いコンダクタンス・固定子は、排気口近傍に配置さ
れ、この固定子は、高いコンダクタンス・固定子よりも
低いコンダクタンスを有する。
【0012】低コンダクタンス固定子は、好適に、ガス
流を許すために間隔を置いて設けられる開口部を有する
固体部材から成る。変形例として、低コンダクタンス固
定子は、円形状の板から成り、その板はその周囲近傍に
間隔を置いて設けられる開口部を有する。好適実施例
で、排気口付近の低コンダクタンス・固定子群は、排気
口からの距離が減少するに従いコンダクタンスが徐々に
低くなる。
【0013】本発明の他の態様によると、ターボ・モル
キュラー真空ポンプは、ハウジングを含み、このハウジ
ング内には、吸気口及び排気口と、このハウジング内に
設置されて吸気口と排気口との間に配置された多数の軸
流真空ポンピング・ステージが内包されている。各々の
軸流真空ポンピング・ステージには、回転子及び固定子
が含まれ、各々の回転子及び各々の固定子には、傾斜し
たブレードを有する。そして、この回転子を回転する手
段が、ハウジング内に内包されている。この真空ポンプ
は、更に、少なくとも吸気口近傍の真空ポンピング・ス
テージの最初のステージを取り囲むような周囲チャネル
を画成する手段をも含む。この周囲チャネルは、最初の
回転子の傾斜したブレードの径方向の外側に環状隙間を
含んでいる。ガス流の遠心成分が、周囲チャネルを通じ
て排気口へ向けられるように、環状隙間内へ最初のステ
ージの固定子の傾斜したブレードが伸長される。
【0014】間隔を置いて固定された羽根(vane)は、
最初のステージの回転子の傾斜したブレードの径方向外
側の周囲空間内に設置することができる。この羽根は、
径方向の平面に設けられるか又は径方向の平面に関して
傾斜して設けられる。この羽根は、周囲チャネルを通じ
ての逆流を防止し、真空ポンプ内で次ぎのステージへ向
かうガス分子を補助する。
【0015】本発明のその他の態様によると、ターボ・
モルキュラー真空ポンプは、ハウジングを成し、このハ
ウジング内には、吸気口及び排気口と、このハウジング
内に設置されて吸気口と排気口との間に配置された多数
の真空ポンピング・ステージが内包されている。各々の
真空ポンピングステージには、回転子及び固定子が含ま
れる。そして、このハウジング内には、ガスが吸気口か
ら排気口にポンピングされるように回転子を回転するた
めの手段が内包されている。1つ又はそれ以上の真空ポ
ンピング・ステージは、モルキュラー・ドラッグ・ステ
ージから成り、このモルキュラー・ドラッグ・ステージ
は、モルキュラー・ドラッグ・ディスクから成る回転子
と固定子とを有し、この固定子は、このディスクの上面
に対抗する第1チャネル及びディスクの下面に対抗する
第2チャネルとを形成し、真空ポンピングステージは、
更に、第1及び第2チャネルを連結する導管を含む。モ
ルキュラー・ドラッグ・ステージの固定子は、ガスが第
1チャネルと第2チャネルを連続して流れるように、各
第1及び第2チャネルの各々に封鎖壁(blockage)をも
含んでいる。
【0016】好適実施例で、第1及び第2チャネルは、
ディスクの外側周囲エッジが固定子へ伸長されるように
ディスクの周囲エッジから内側で間隙があけられ、第1
と第2チャネルとの間での漏れが制限される。他の実施
例で、第1及び第2チャネルは、ディスクの回転軸に関
して環状であり、モルキュラー・ドラッグ・ステージの
固定子は、ディスクの上面に対抗する第3環状チャネル
を画成する手段と、ディスクの下面に対抗する第4環状
チャネルをも含む。第3環状チャネルは、第1チャネル
に連結され、そして、第4環状チャネルは、第2環状チ
ャネルに連結され、ガスが、第1、第2、第3及び第4
環状チャネルを連続して流れるようになっている。
【0017】本発明のその他の態様によると、ターボ・
モルキュラー真空ポンプの1つ又はそれ以上の真空ポン
ピング・ステージは、再生ステージから成り、この再生
ステージは、回転子及び固定子を含んでいる。この回転
子は、ディスクから成り。第1の間隔を置いて設けられ
た回転子リブが、ディスクの上面に形成され、第2の間
隔を置いて設けられた回転子リブが、ディスクの下面に
形成される。ディスクは、再生羽根車を構成する。固定
子は、第1回転子リブに対抗する第1環状チャネル、第
2回転子リブに対抗する第2環状チャネル、そして、第
1及び第2環状チャネルを連結するコンジットを形成す
る。この再生ステージの固定子は、更に、ガスが第1環
状チャネル及び第2環状チャネルを連続して流れるよう
に、各第1及び第2環状チャネルに封鎖壁を含んでい
る。
【0018】再生ステージの好適実施例で、第1及び第
2チャネルは、ディスクの外側周囲エッジが固定子へ伸
長され、第と第2チャネルとの間での漏れが制限される
ように、ディスクの外側周囲エッジから内側で間隔があ
けられる。
【0019】本発明の他の好適実施例によると、ディス
クの上面に形成された第3の間隔を置いて設けられた回
転子リブと、第4の間隔を置いて設けられた回転子リブ
は、ディスクの下面に形成される。固定子は、第3及び
第4回転子リブに対抗する第3及び第4環状チャネルを
含んでいる。この第3環状チャンメルは、第1環状チャ
ネルへのコンジットにより連結され、第4環状チャネル
は、第2環状チャネルへのコンジットにより連結されて
いる。ガスは、第1、第2、第3及び第4環状チャネル
を連続して流れる。
【0020】本発明のその他の特徴によると、再生ステ
ージの固定子・チャネルには、間隔を置いて設けられる
固定子リブが設けられている。
【0021】本発明のその他の態様によると、ハウジン
グを含むターボ・モルキュラー真空ポンプの真空ポンピ
ングを改良するための方法が提供され、このハウジング
は、吸気口及び排気口と、このハウジング内で吸気口と
排気口との間に配列される多数の真空ポンピング・ステ
ージとを有する。各々の真空ポンピング・ステージは、
回転子及び固定子を含み、ガスが吸気口から排気口へポ
ンピングされるように回転子を回転するための手段をも
含む。真空ポンピングが改良されるための方法は、1つ
又はそれ以上の真空ポンピング・ステージを構成する工
程から成り、この真空ポンピング・ステージは、吸気口
付近に設置される真空ポンピング・ステージに対して、
ポンピング速度が減速され、圧縮率が減少されるように
排気口付近に設置される。
【0022】
【実施例】本発明の第一の態様に従った、ターボモルキ
ュラー真空ポンプが図1に示されている。ハウジング1
0は、吸気口14及び、排気口16を有する内部チャン
バ12を画成する。ハウジング10は、排気される真空
チャンバ(図示せず)に至る吸気口14を密閉するため
の真空フランジ18を含む。典型的に、排気口16は補
助ポンプ(図示せず)に連結している。ターボモルキュ
ラー真空ポンプが大気圧へと排気することができる場合
は補助ポンプは必要ではない。チャンバ12内に、複数
の軸流真空ポンピングステージが設置されている。各真
空ポンピングステージは回転子20及び固定子22を含
む。図1の実施例は8段のステージを含む。必要な真空
レベルによりステージの段数を変えられることが分か
る。典型的に、ターボモルキュラー真空ポンプは、ほぼ
9段から12段のステージを有する。
【0023】各回転子20は、軸26に固定された一つ
の中央ハブ24を有する。傾斜ブレード28は、ハブ2
4からそれの円周のまわりに外へ向かって伸長してい
る。典型的に、すべての回転子は同数の傾斜ブレードを
有するが、傾斜ブレードの傾斜角及び幅はステージによ
って変化し得る。
【0024】軸26は、ハウジング27中に設置された
モーターによって図1中の矢印で示す方向に回転する。
一般的に気体モルキュラーは、各真空ポンプステージに
よって吸気口14から排気口16へ軸線に沿って方向づ
けられる。
【0025】固定子はステージごとに異なる構造をと
る。特に、吸気口14に近接した一つ又はそれ以上の固
定子は、比較的高いコンダクタンスを有する従来の構造
を有する。図1の実施例において、吸気口14に近接し
た二つのステージは比較的高いコンダクタンスをもつ固
定子を有する。図3に最も良く示されているように、高
コンダクタンス固定子22は、円形スペーサ32からハ
ブ34へ内側に向かって伸長する傾斜ブレード30を含
む。ハブ34は軸26用の開口部36を有するが、それ
は軸26に触れてはいない。吸気口14に近接した真空
ポンプの最初の二つのステージにおいて、しばしば固定
子22は回転子20と同数の傾斜ブレードを有する。回
転子及び固定子の傾斜ブレードはそれぞれ反対方向に傾
いている。
【0026】まず、吸気口14から3段目のステージか
ら始め、排気口16に向かって進んで行くと、固定子4
0、42、44、46及び48は高コンダクタンス固定
子22より徐々にコンダクタンスが低くなっていく。従
って、固定子はポンプ中央の中間コンダクタンスから排
気口16付近の低コンダクタンスへ進む。固定子40、
42、44、46及び48は、所望のコンダクタンスを
提供する便利な構造を取り得る。図1に示された実施例
において、中間及び低コンダクタンス固定子はそれぞれ
開口部を有する一枚のディスクとして作られている。固
定子42及び48の構造が図3に示されている。固定子
42で、円形固定子板50は、傾斜ブレード間の開口部
と似た傾斜開口部52、54、などにより提供される。
固定子42は8個の開口部を有し、固定子48にはたっ
た二つの開口部56及び57だけしかない。図示された
実施例において、固定子40、42、44、46及び4
8のコンダクタンスは、固定子板の開口部の数が徐々に
減少することによって排気口16の方向へ徐々に減少し
ていく。
【0027】減少したコンダクタンスの固定子を提供す
るのに、他の構造を利用することも可能であることが分
かる。例えば、固定子板50の傾斜開口部54は、固定
子板50の外周付近に開けられた穴によって代用するこ
とができる。固定子板50の開口部の数及び又はサイズ
は所望のコンダクタンスを提供するために変化し得る。
さらに、二つ又はより多くの中間又は低コンダクタンス
固定子は、ポンプの構成を単純化するため等しいコンダ
クタンスを有することが可能である。典型的に図3に示
された固定子22、42、及び48は固体ディスクから
機械削りされる。
【0028】他の固定子構造は図4に示されている。固
定子58は、中央開口部62及び羽板64が打ち出しに
よって形成された薄い金属板60を含む。円形スペーサ
66は板60の外周に装着されている。
【0029】図1のポンプに類似するが、より多くのス
テージを有するターボモルキュラー真空ポンプの略図を
図2に示す。回転子70から80までのすべては、通常
同数の傾斜ブレード82を含む。吸気口付近の最初の2
段のステージ内の固定子86及び87は従来の傾斜ブレ
ード83を有する。固定子88から95は、排気口84
までの距離が縮まるに従い徐々に減少するコンダクタン
スを有する。減少したコンダクタンスを有する固定子の
数は可変であることが分かる。好適には、真空ポンプの
中央部近くと排気口の間の固定子は、吸気口付近の固定
子よりコンダクタンスがより低い。
【0030】図1から図4までに示された固定子の形状
は、ポンピングされているガスの体積速度が排気口16
においてポンプの圧縮比に比例して減少するという事実
に基づいている。従来技術のターボモルキュラー真空ポ
ンプの最後の2段又は3段のステージにおける流れは、
本質的に停滞する。そのような状態の下では、停滞した
ガスを固定子の内と外でかき回す際にモーターの電力が
無駄になる。排気口16付近に徐々に低下するコンダク
タンスを有する固定子を提供することによって、体積速
度を維持し、圧縮比を増加させ、さらにモーター電力を
節約できる。真空ポンプの高圧力ステージでの体積速度
の増加のもう一つの理由は、水素及びヘリウムのような
灯用ガスの逆拡散が減少するということである。従来の
ターボモルキュラー真空ポンプにおいて、水素はブレー
ドのあるステージの全断面積領域を横切って逆拡散する
単純な経路を有する。しかしながら、図1に示されたタ
ーボモルキュラー真空ポンプにおいて、逆拡散は、排気
口16に向かって実質的に正の速度を有するポンピング
されたガス(通常水蒸気及び空気)の流れに対抗して必
ず発生する。さらに逆拡散は、従来技術の固定子より1
00倍も狭い断面積領域を有する各固定子内の小さな穴
を通って必ず発生する。
【0031】本発明の第二の態様が図5及び図6に示さ
れている。吸気口付近のターボモルキュラー真空ポンプ
の最初の2、3段のステージが図示されている。ポンプ
ハウジング100が吸気口102を有する。第1段のポ
ンピングステージが回転子104及び固定子110を含
む。第2段のポンピングステージが回転子106及び固
定子112を含む。第1段ステージの回転子104及び
第2段ステージの回転子106は、中心軸線での高速回
転のために軸108に固定されている。第1段ステージ
固定子110及び第2段ステージ固定子112は、ハウ
ジング100に関して適所に固定されて搭載されてい
る。回転子104及び106並びに固定子110及び1
12は、それぞれ複数の傾斜ブレードを有する。上で説
明したように、図1と関連して、回転子104及び10
6のブレードは、固定子110及び112のブレードと
反対方向に傾斜している。
【0032】図5及び図6の実施例において、環状チャ
ネル114は第1段ステージを囲み、環状チャネル11
6は第2段ステージを囲んでいる。環状チャネル114
及び116は、等しい形状及び等しい方法の関数を有す
る。従ってチャネル114のみ説明する。環状チャネル
114は、第1段ステージ回転子104から外へ径方向
に設置された環状空間118を有する。第1段ステージ
の固定子110のブレードは環状チャネル114の壁に
向かって伸長し、さらに接する。図5及び図6の実施例
において、環状チャネル114は径方向面で三角形の断
面を有する。ポンプの構造に依存して、環状チャネル1
14及び116は固定子構造によって画成されたとも、
またはハウジングによって画成されたとも考えられる。
比較的小さな間隙が、ハウジング100と回転子104
の間及びハウジング100と回転子106の間でそれぞ
れ環状チャネル114の上方及び下方エッジにおいて形
成される。この形状は、チャネル114を通って吸気口
102に至るガスの逆流を防ぐ。
【0033】上で示したように、軸上のポンピングステ
ージを利用したターボモルキュラー真空ポンプを通るガ
ス流は、一般に回転の軸線に平行である。しかし、ガス
流は回転速度の成分を有する。図5及び図6に示され、
並びに上で説明された真空ポンプは、回転速度成分をポ
ンピング速度を増加させるために利用している。回転運
動の結果、環状チャネル114及び116に進入したガ
スモルキュラーは、次のステージに向かう。回転子10
4の傾斜ブレードの先端付近のガスモルキュラーは、回
転成分を有し環状チャネル114の中に径方向に外に向
かって移動する。モルキュラーは、固定子110を通っ
て環状チャネル114の傾斜した内側の表面によって下
方に方向づけられる。
【0034】ガス速度の回転成分を利用したターボモル
キュラー真空ポンプの他の実施例は、図7及び図8に示
されている。ポンプハウジング130は吸気口132を
有する。第1段ポンピングステージは、回転子134及
び固定子136を含む。第2段ポンピングステージは、
回転子138及び固定子140を含む。環状チャネル1
42は第1段ステージを囲み、環状チャネル144は第
2段ステージを囲む。環状チャネル142は、径方向に
回転子134の外へ向う環状空間146を含む。固定子
136の傾斜ブレードは、環状チャネル142の中に伸
長しその壁に接している。図7及び図8の実施例におい
て、環状チャネル142は、径方向面で長四角形の断面
を有する。環状チャネル142及び144は上で説明し
た環状チャネル114及び116と同じ方法で動作す
る。
【0035】ガス速度の回転成分を利用するための環状
チャネルを有するステージの段数は、任意であることが
分かるであろう。典型的に、真空ポンプの吸気口付近の
1段又は2段のステージは、上で説明した環状チャネル
を備える。
【0036】ガス速度の回転成分を利用する図7及び図
8のポンプ形状のもう一つの実施例は、図9に示されて
いる。環状チャネル142は、回転子134の周りの環
状空間146内に固定され、間隔を置いて配置された羽
根150を備える。図9の実施例において、羽根150
は回転子の回転軸を通過する径方向面上にある。羽根1
50は、固定子136の傾斜ブレードの上方端から伸長
している。
【0037】ガス速度の回転成分を利用する図7及び図
8のポンプ形状のもう一つの実施例は、図10に示され
ている。固定され、間隔を置いて配置された羽根154
は、回転子134周りの環状空間146の中に設置され
ている。図10の実施例において、羽根154は回転軸
を通過する径方向面に対して傾斜している。傾斜した羽
根154は、固定子136のブレードの上方端から伸長
している。
【0038】環状チャネル142内の固定羽根150及
び154は、回転速度成分を有するガスモルキュラーを
固定子を通って次段ステージへと下方へ方向づけるため
のものであり、また環状チャネル142からのガスモル
キュラーの逆流を防ぐためのものである。一般にポンプ
の吸気口付近の1段またはそれ以上のステージ周りの環
状チャネルは、ガスモルキュラーを次段ステージへ方向
づけるための便利な断面形状を有する。ハウジングまた
は固定子は、環状チャネルの上方及び下方端でそれぞれ
の回転子にほぼ接するように、またそれによって吸気口
へのガスの逆流を防止するように形成されるべきであ
る。
【0039】本発明の第三の態様は、図11から図13
に示されている。従来のターボモルキュラー真空ポンプ
の1段またはそれ以上の軸流真空ポンピングステージ
は、モルキュラードラッグステージに交換されている。
モルキュラードラッグステージにおいて回転子はディス
クから成り、固定子はディスクに接近して対向関係のチ
ャネルを備える。ディスクが高速で回転するとき、回転
ディスクにより生成されたモルキュラードラッグによっ
て固定子チャネルを通るガス流が発生する。
【0040】図11から図13を参照すると、本発明に
従ったモルキュラードラッグステージは、ハウジング2
05内に搭載されたディスク200及び上方固定子部2
02及び下方固定子部204を含む。上方固定子部20
2はディスク200の表面付近に配置され、また下方固
定子部204はディスク200の裏面付近に配置され
る。上方及び下方固定子部202及び204は、共にモ
ルキュラードラッグステージのための固定子を構成す
る。ディスク200は軸206に固定されている。上方
固定子部202は、その内部に形成された上方チャネル
210を有する。チャネル210は、ディスク200の
表面と対向関係で配置される。下方固定子部204は、
その内部に形成された下方チャネル212を有する。チ
ャネル212はディスク200の裏面と対向関係で配置
される。図11から図13の実施例において、チャネル
210及び212は環状であり、軸200と同中心であ
る。上方固定子部202は円周上の一カ所にチャネル2
10の封鎖壁214を含む。チャネル210は封鎖壁2
14の片面上のコンジット210を通って前段ステージ
からガスを受け取る。ガスはディスク200の回転によ
り生成されたモルキュラードラッグによってチャネル2
10を通ってポンピングされる。封鎖壁214のもう一
方の面で、固定子部202及び204内に形成されたコ
ンジット220は、ディスク200の外周端の外側を回
ってチャネル210及び212を連結する。下方固定子
部204は、円周上の一カ所に下方チャネル212の封
鎖壁222を含む。下方チャネル212は、ディスク2
00の表面からコンジット220を通って封鎖壁222
の片面でガスを受け取り、封鎖壁222のもう一方の面
上のコンジット224を通って次段ステージにガスを放
出する。
【0041】図11から図13のモルキュラードラッグ
ステージの動作を説明する。ガスはコンジット216を
通って前段ステージから受け取られる。前段ステージは
モルキュラードラッグステージ、軸流ステージまたは他
の適当な真空ポンプステージでも良い。ガスはディスク
200の回転により生成されたモルキュラードラッグに
よって、上方チャネル210の円周上でポンピングされ
る。その際ガスはディスク200の外周の外にあるコン
ジット220を通って下方チャネル212に流れ込む。
ガスはモルキュラードラッグにより下方チャネル212
の円周上でポンピングされ、さらにコンジット224を
通って次段ステージまたは排気口へと排気される。した
がって、上方チャネル210及び下方チャネル212
は、ガスが直列に流れるように連結されている。結果的
に、本発明のモルキュラードラッグステージは、並列動
作の従来技術より高い圧縮比を提供する。
【0042】モルキュラードラッグステージの他の特徴
は、上方チャネル210及び下方チャネル212がディ
スク200の外周端から内側に好適に配置されている点
にある。本形状をもって、ディスク200の外周部22
8は固定子202及び204内に伸長し、そのことによ
って、コンジット220を通る以外、チャネル210と
212間の漏れをディスク200の外周端で制限してい
る。チャネル210及びチャネル212の径方向の位置
は、二つの反対要因間のトレードオフであるということ
がわかるであろう。チャネル210及び212を、高回
転速度を使ってポンピング速度を向上させるため、でき
るだけディスク200の外周に近い方に配置させること
が所望される。逆に、チャネル210及び212をそれ
らの間の漏れを減少させるためにディスク200の外周
端から内側に配置させることが所望される。チャネル2
10及び212は、本発明の思想内でディスク200の
外周に配置され得るということがわかるであろう。しか
し、この場合、回転子と固定子の間の許容間隔は、漏れ
を制限するために減少されねばならないので、その結
果、許容範囲は制限されコストが増す。
【0043】チャネル210及び212は、長四角形の
断面積を有するように図11から図13に示されてい
る。如何なる実際の断面形状も、本発明の思想内で利用
され得るということが分かる。さらにチャネル210及
び212は、形や大きさが等しい必要はない。主要な要
件は、上方及び下方チャネル210及び212が、高い
圧縮比を得るために直列に連結され、さらにチャネル間
の漏れが制限されていることである。
【0044】本発明に従ったモルキュラードラッグステ
ージの他の実施例が、図14から図16に示されてい
る。モルキュラードラッグステージは、ハウジング24
5内に搭載されたディスク240、上方固定子部242
及び下方固定子部244を含む。ディスク240は、中
心軸線の周りに回転するように軸246に固定されてい
る。図14から図16の実施例において、上方固定子部
242は好適に円形で、共中心である外輪チャネル25
0及び内輪チャネル252を画成する。上方固定子部2
42は、内輪チャネル252の封鎖壁254及び外輪チ
ャネル250の封鎖壁256を含む。ガスは封鎖壁25
4の片面上に配置されたコンジット258を通って前段
ステージから内輪チャネル252に進入する。封鎖壁2
54のもう一方の面でコンジット260が内輪チャネル
252と外輪チャネル250を連結する。コンジット2
60は、外輪チャネル250内で封鎖壁256付近に配
置される。封鎖壁256のもう一方の面でコンジット2
62は、上方固定子部242内のチャネル250と下方
固定子部244内の外輪チャネルを連結する。下方固定
子部244は、好適に円形で、共中心の外輪チャネル2
68及び内輪チャネル270を含む。チャネル268及
び270は、チャネル250及び252と同じ形状であ
る。
【0045】動作中、ガスはコンジット258を通って
前段ステージからモルキュラードラッグステージに進入
する。前段ステージは、もう一つのモルキュラードラッ
グステージ、軸流ステージ、またはその他の適当な真空
ポンピングステージで有り得る。ガスはディスク240
の回転により生成されるモルキュラードラッグによりチ
ャネル252を通ってポンピングされ、その後コンジッ
ト260を通って外輪チャネル250に抜ける。同様
に、ガスはモルキュラードラッグにより外輪チャネル2
50を通ってコンジット262にポンピングされる。そ
の後ガスは、ディスク240の外周端の外側を回るコン
ジット262を通って下方固定子部244内の外輪チャ
ネル268に抜ける。ガスは外輪チャネル268を通っ
てポンピングされ、その後モルキュラードラッグにより
内輪チャネル270を通ってポンピングされ、さらに次
段ステージまたはポンプの排気口に排気される。
【0046】図14から図16のモルキュラードラッグ
ステージは、チャネル252、250、268及び27
0を通ってガスを連続的にポンピングすることによっ
て、一枚の回転ディスク240と共に機能している。こ
のようにして、図14から図16のモルキュラードラッ
グステージは高い圧縮比を提供する。
【0047】図11から図13に関して上で説明したよ
うに、チャネル250及び270は、ディスク240の
外周端から内側に配置される。ディスク240の外周端
280は固定子部242及び244内に伸長している。
その結果、チャネル250と270間の漏れの経路は比
較的長く、その漏れは制限される。チャネル250及び
270の径方向の位置は、ディスク240の表面と裏面
との間の漏れと、チャネル250及び270付近のディ
スク240の高回転速度を維持することとの間のトレー
ドオフとなる。同様に、チャネル250と252との間
の間隔及びチャネル268と270との間の間隔の選択
は、付近のチャネル間の漏れの制限と、内輪チャネル付
近のディスク240の高回転速度を維持することとの間
のトレードオフとなる。
【0048】図11から図13の実施例と同様に、固定
子チャネル250、252、268及び270は如何な
る好適な断面の大きさ及び形状をも有し得る。内輪及び
外輪チャネルは、等しい大きさや形である必要はない。
所望であれば、三つないしはそれ以上の固定子チャネル
が、ディスクのそれぞれの表面付近で利用され得る。一
般に、様々な実際上の数の固定子チャネルが、ディスク
のそれぞれの表面付近に使用され得る。ガスは図示され
た方向と反対の方向へチャネルを通ってポンピングされ
得る。チャネルは図14から図16に示されているよう
に、共中心である必要はない。その他の実施例にしたが
って、ディスクの表面及び裏面付近の固定子チャネルは
環状ではなく螺旋形で有り得る。図14から図16に示
された実施例の主要な要件は、高圧縮比を得るため直列
に結合されたポンピング経路であって、ディスク240
の表面上の比較的長いポンピング経路及びディスク24
0の裏面上の比較的長いポンピング経路を提供すること
である。
【0049】本発明の第四の態様が図17から図19に
示されている。在来のターボモルキュラー真空ポンプの
1段またはそれ以上の軸流真空ポンピングステージが、
再生真空ポンピングステージに交換されている。再生真
空ポンピングステージは、再生羽根車300の表面付近
の上方固定子部302及び再生羽根車300の裏面付近
の下方固定子部304を有する、固定子とともに動作す
る再生羽根車300を含む。上方固定子部302は説明
上省略されている。再生羽根車300は、表面上の間隔
を置いて配置された径方向のリブ308及び裏面上の間
隔を置いて配置された径方向のリブ310を有するディ
スク305から成る。リブ308及び310は、好適に
ディスク305の外周にまたはその近くに配置される。
空洞312は、一組のリブ308のそれぞれの間に画成
され、空洞314は、一組のリブ310のそれぞれの間
に画成される。図17から図19に示された実施例にお
いて、空洞312及び314は、リブ308の間及びリ
ブ310の間でディスク305の材料を削り取ることに
よって形成された曲面形状を有する。空洞312及び3
14の断面形状は、長四角形、三角形、またはその他の
適当な形で良い。ディスク305は、中心軸線の周りに
高速回転するため軸316に固定されている。
【0050】上方固定子部302は、リブ310及び空
洞312と反対の関係で形成された環状上方チャネル3
20を有する。下方固定子部304は、リブ312及び
空洞314と反対の関係で形成された環状上方チャネル
322を有する。さらに、上方固定子部302は、円周
上の一カ所にチャネル320の一つの封鎖壁(図示せ
ず)を含む。下方固定子部304は、円周上の一カ所に
封鎖壁326を含む。固定子部302及び304は、デ
ィスク305の端を回って上方チャネル320と下方チ
ャネル322を連結する封鎖壁326付近のコンジット
330を画成する。上方チャネル320は、コンジット
(図示せず)を通って前段ステージからガスを受け取
る。下方チャネル322はコンジット334を通ってガ
スを次段ステージへ放出する。
【0051】動作中、ディスク305は軸316周りに
高速で回転する。前段ステージから上方チャネル320
に進入したガスは、上方チャネル320を通ってポンピ
ングされる。ディスク305及びリブ308の回転によ
ってガスは、空洞312及び上方チャネル320を通っ
てほぼ螺旋経路に沿ってポンピングされる。その後、ガ
スはコンジット330を通って下方チャネル322へ抜
け、さらにディスク305及びリブ312の回転によっ
てチャネル322を通ってポンピングされる。同様にし
て、リブ312によってガスは、空洞314及び上方チ
ャネル322を通ってほぼ螺旋経路でポンピングされ
る。その後ガスはコンジット334を通って次段ステー
ジへ放出される。
【0052】リブ308及び310の形、大きさ及び間
隔並びに対応する空洞312及び314の大きさ及び形
は、本発明の思想内で変え得るということが分かるだろ
う。本質的な要件は、再生羽根車の表面及び裏面にリブ
を有する再生羽根車に対して、さらに高圧縮比を提供す
るために上方固定子チャネル及び下方固定子チャネルを
通って直列にガスがポンピングされるように連結され
た、固定子内のポンピングチャネルに対応するためのも
のである。
【0053】再生真空ポンピングステージのもう一つの
特徴が、図20に示されている。図18及び図20と同
じ部品は等しい符号で示している。ディスク305は好
適にその外周に伸長したリップ340を備える。リップ
340はリブ310及び312から固定子部302及び
304中の溝342の中へ径方向に外側へ伸長してい
る。上で説明したモルキュラードラッグステージの場合
と同様、リップ340及び溝342は、上方チャネル3
20及び下方チャネル322の間の漏れをそれらチャネ
ル間の比較的長い漏れ経路を提供することにより制限す
る。モルキュラードラッグステージの場合と同様、リブ
308及び310並びに対応するチャネル320及び3
22を、一方で上方チャネル320と下方チャネル32
2間の漏れを最小化しながらできるだけディスク300
の外周付近に配置することが所望される。
【0054】図17から図19の再生真空ポンピングス
テージのもう一つの実施例が、図22及び図23に示さ
れている。図17から図19、図22及び図23中と同
じ部品は等しい符号で示している。図22に示された再
生羽根車300は、リブ308及び310を有するディ
スク305を含む図17に示された構造と等しい構造を
有する。固定子部302中の上方チャネル320は、間
隔を置いて配置され固定された径方向固定子リブ350
を備える。同様に、固定子部304中の下方チャネル3
22は、間隔を置いて配置され固定された径方向固定子
リブ352を備える。空洞354はリブ350の間に画
成され、空洞356はリブ352の間に画成される。固
定子リブ350及び352は、それぞれチャネル320
及び322からの逆流を減少させる。
【0055】図22及び図23の再生真空ポンピングス
テージのもう一つの実施例が、図24に示されている。
再生羽根車ディスク360は、その外周付近の表面上の
リブ362及びその外周付近の裏面上のリブ364を備
える。リブ362及び364は径方向面に関して傾いて
いる。上方固定子部366はリブ362と反対の関係で
上方チャネル368を画成する。間隔を置いて配置され
固定されたリブ370は、上方チャネル368中に配置
される。下方固定子部372は、リブ364と反対の関
係で下方チャネル374を画成する。間隔を置いて配置
され固定されたリブ376は、下方チャネル374中に
配置される。リブ370及び376は径方向面に関して
傾いている。リブ370はリブ362に関して反対方向
に傾いている。リブ376はリブ364に関して反対方
向に傾いている。図24に示されたリブの形状は上で説
明した利点を提供する。図22から図24に示された固
定子リブは、上方及び下方チャネルが直列に接続されて
いるような形状の下で使用され得る。その他固定子リブ
は上方及び下方チャネルが並列に連結されている形状の
下でも利用され得る。
【0056】本発明に従った再生真空ポンピングステー
ジのもう一つの実施例が、図25及び図26に示されて
いる。再生ステージは、再生羽根車400及び再生羽根
車400の表面付近の上方固定子部402及び再生羽根
車400の裏面付近の下方固定子部404を含む。再生
羽根車400は、ディスク405の外周にまたは付近で
円形に間隔を置いて配置された径方向リブ408、及び
リブ408より内側に位置し円形に間隔を置いて配置さ
れた径方向リブ406を有するディスク405を含む。
同様にディスク405の裏面がディスク405の外周で
または付近で間隔を置いて配置された径方向リブ41
0、及びリブ410より内側に位置し円形に間隔を置い
て配置された径方向リブ412を備える。ディスク40
5はディスク405の表面と裏面の間の漏れを減少させ
るために外周リップ414を備える。
【0057】上方固定子部402は、リブ406と反対
の関係で環状ポンピングチャネル418を、リブ408
と反対の関係で環状ポンピングチャネル420を画成す
る。下方固定子部404は、リブ410と反対の関係で
環状ポンピングチャネル422を、リブ412と反対の
関係で環状ポンピングチャネル424を画成する。上方
固定子部402は、チャネル418及び420内にそれ
ぞれ封鎖壁(図示せず)を含む。同様に、下方固定子部
404は、ポンピングチャネル422及び424内にそ
れぞれ封鎖壁430及び432を含む。ポンピングチャ
ネル422は間隔を置いて配置された径方向固定子リブ
423を備え、ポンピングチャネル424は間隔を置い
て配置された径方向固定子リブ425を備える。上方固
定子部402中のポンピングチャネル418及び420
は、同様に間隔を置いて配置された径方向固定子リブを
有する。ポンピングチャネル内の固定子リブは逆漏れを
減少させる。ディスク405の外周リップ414は、デ
ィスク405の表面と裏面間の漏れを減少させるために
上方固定子部402内の円形の溝426の中へ伸長して
いる。
【0058】上方固定子部402を通るコンジット43
4は、前段ステージからチャネル418への吸気口を提
供する。上方固定子部402を通るコンジット436は
チャネル418と420を連結する。固定子部402及
び404を通るコンジット440は、ディスク405の
外周端を回ってチャネル420及び422を連結する。
下方固定子部404を通るコンジット442は、チャネ
ル422と424を連結する。下方固定子部404を通
るコンジット444は、再生ステージを次段真空ポンピ
ングステージへまたは真空ポンプの排気口部へ連結す
る。
【0059】動作中、ガスは前段ステージからコンジッ
ト434を通って再生真空ポンピングステージに進入
し、環状チャネル418を通ってコンジット436へポ
ンピングされる。その後ガスは環状チャネル420及び
コンジット440を通ってディスク405の裏面上のチ
ャネル422へポンピングされる。ガスは環状チャネル
422を通ってポンピングされた後、コンジット442
を通過し環状チャネル424を通ってポンピングされ
る。最後に、ガスはコンジット444を通って次ステー
ジへ排気される。図26に示された再生真空ポンピング
ステージは、直列の四つのポンピングチャネルを通る連
続真空ポンピングをもたらす。それぞれのチャネルは、
一つの再生羽根車400を使用する再生形状を有する。
結果として、図26の再生ステージは高圧縮比をもたら
す。
【0060】図25及び図26の再生ステージの回転子
及び固定子内のリブは、本発明の思想内で大きさ(高
さ)及び形に関して変え得る。異なる数のポンピングチ
ャネルが利用され得ることが分かるであろう。例えば図
25及び図26に示された一つのポンピングチャネル
は、三つのチャネルの再生ステージをもたらすため省略
され得るし、または四つ以上のポンピングチャネルも利
用し得る。本質的要件はポンピングチャネルが比較的高
い圧縮比のために直列に連結されるということである。
【0061】本発明に従った再生真空ポンピングステー
ジのもう一つの実施例は、図27に示されている。図2
7の実施例は、回転子リブ及び固定子リブがよりスムー
スなポンピング動作をさせ、ノイズを減少させるために
回転子の回転方向に関して傾いていることを除けば、図
22及び図23の実施例に類似している。再生羽根車5
00は、再生羽根車500の表面付近の上方固定子部
(図示せず)及び再生羽根車500の裏面付近の下方固
定子部504を含む回転子として動作する。上方固定子
部は説明上省略されている。再生羽根車500は、ディ
スク505の表面上の間隔を置いて配置された回転子リ
ブ508及びディスク505の裏面上の間隔を置いて配
置された回転子リブ510(図27に透視的に示されて
いる部分)から成る。回転子リブ508及び510は、
好適にディスク505の外周にまたはその付近に配置さ
れている。空洞512は一組の回転子リブ508のそれ
ぞれの間に画成され、空洞(図示せず)は一組の回転子
リブ510のそれぞれの間に画成されている。リブ50
8及び510間の空洞は、如何なる適当な形をも有す
る。ディスク505は中心軸回りの高速回転のために軸
516に固定されている。
【0062】下方固定子部504は、リブ510と反対
の関係に形成された環状下方チャネル522及びリブ5
10間の対応する空洞を有する。さらに下方固定子部5
04は、チャネル522の封鎖壁524を円周上の一カ
所に含む。下方チャネル522は、リブの間で空洞52
8を画成する間隔を置いて配置された固定子リブ526
を備える。上方固定子部は下方固定子部504と類似し
た形状を有する。封鎖壁524付近のコンジット530
は、上方固定子部内のチャネルと下方チャネルをディス
ク505の外周端を回って連結する。下方チャネル52
2はコンジット532を通って次段ステージへガスを放
出する。
【0063】回転子リブ508及び510は、ディスク
505の回転方向に関して傾いている。同様に、下方チ
ャネル522内の固定子リブ526及び上方固定子部の
チャネル内の固定子リブは、ディスク505の回転方向
に関して傾いている。しかし、固定子内のリブは、図2
7に示されているよう対向する回転子と固定子がXの形
に交差するように回転子内のリブに関して反対方向に傾
いている。回転子及び固定子チャネル内の傾きをもった
リブは、ポンピングの一時的中断(リブが整合するとき
に生ずる)及び動作中のノイズの発生を減少させる。そ
の他、図27の実施例は上で説明され、示された再生真
空ポンピングステージと類似した方法で動作する。
【0064】本発明に従ったターボモルキュラー真空ポ
ンプの動作特性が、図28及び図29に図示されてい
る。図28には、ポンピング速度、圧縮比及び多重ステ
ージポンプ内のそれぞれのステージの入力パワーがプロ
ットされている。横軸はポンプの異なるステージを表
し、左方は高真空ステージを右方は低真空ステージを示
す。曲線550は圧縮比を表し、低圧縮比がポンプの吸
気口付近で所望されることを示している。圧縮比はポン
プの中央付近で最大値をとり、排気口付近で減少する。
一般に、高圧縮比の達成はモルキュラー流では容易だが
粘性流では困難である。ポンプの吸気口付近で圧縮比は
ポンピング速度を上げるため故意に低くされている。ポ
ンピングされたガスが密集した後では、高圧縮比及びよ
り低いポンピング速度が所望される。ポンピング速度は
曲線552により示されている。比較的高い圧縮比は上
で説明した技術を使って漏れを最少化することにより、
またポンピングパワーを増加させることによりポンプ排
気口付近でより高圧のとき得られる。高ポンピング速度
は、この領域にガスが密集しているため排気口付近では
要求されない。ポンプ入力パワーは曲線554によって
示されている。低圧力で、要求されるパワーは、主にベ
アリング摩擦に打ち勝つためのものである。高圧力レベ
ルでは、ガス摩擦及び圧縮のパワーがポンプによって消
耗したパワーに加えられる。一般に、それぞれのステー
ジの動作点は個別に本発明に従って選択される。
【0065】図29において、ターボモルキュラー真空
ポンプのスループットが吸気圧の関数としてプロットさ
れている。スループットは曲線560によって示されて
いる。スループットが一定になる点が、質量流量及びパ
ワーの最高設計の関数として選択されている。
【0066】ここに、本発明による好適実施例を示し、
説明してきたが、当業者にとって発明の思想から離れる
ことなく、さまざまな変更及び修正が可能であることは
明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の態様によるところのターボ・モ
ルキュラー真空ポンプの部分断面斜視図である。
【図2】第1のポンプに類似したターボ・モルキュラー
真空ポンプの略示断面図であり、より多数のステージが
付されている。
【図3】図1の真空ポンプの3段の固定子の分解斜視図
である。
【図4】低コンダクタンス・固定子の変形実施例の斜視
図である。
【図5】本発明の第2の態様に従って最初の2つのステ
ージの固定子が改良されたところのターボ・モルキュラ
ー真空ポンプの断面図である。
【図6】図5の最初の2つのステージの回転子及び固定
子の部分断面斜視図である。
【図7】固定子の最初の2つのステージが改良されたと
ころのターボ・モルキュラー真空ポンプの他の実施例の
断面図である。
【図8】図7の最初の2つのステージの回転子及び固定
子の部分断面斜視図である。
【図9】放射状羽根が最初のステージの周囲に環状空間
を設けているところの図7に示されたポンプの他の実施
例の部分断面斜視図である。
【図10】傾斜した羽根が最初のステージの回転子の周
囲に環状空間を設けているところの図7に示されたポン
プの他の実施例に従った部分断面斜視図である。
【図11】1つ又はそれ以上のモルキュラー・ドラッグ
真空ステージを使用する本発明の第3の態様に従ったタ
ーボ・モルキュラー真空ポンプの部分断面図である。
【図12】図11の線12−12に沿ったモルキュラー
・ドラッグ・ステージの平面断面図である。
【図13】図12の線13−13に沿ったモルキュラー
・ドラッグ・ステージの部分断面図である。
【図14】1つ又はそれ以上のモルキュラー・ドラッグ
・ステージを使用するターボ・モルキュラー真空ポンプ
の他の実施例の部分断面図である。
【図15】図14の線15−15に沿ったモルキュラー
・ドラッグ・ステージの平面断面図である。
【図16】図15の線16−16に沿った固定子の部分
断面図である。
【図17】本発明の第4の態様による再生羽根車及び低
固定子部を示している再生真空ポンピングステージの分
解斜視図である。
【図18】図17の真空ポンピングステージの部分断面
図である。
【図19】図18の線19−19に沿った真空ポンピン
グステージの平面部分断面図である。
【図20】図17の真空ポンピングステージの他の実施
例の部分断面図である。
【図21】図20の線21−21に沿った再生真空ポン
ピングステージの縦方向の部分断面図であり、上下部の
ポンピングチャネルを通じるガス流も示す。
【図22】固定子・チャネルにリブが設けられていると
ころの図17の真空ポンピングステージの他の実施例の
部分断面図である。
【図23】図22の線23−23に沿った真空ポンピン
グステージの縦方向の部分断面図である。
【図24】回転子及び固定子のリブが、傾斜していると
ころの図22及び23の真空ポンピングステージの変形
的実施例である。
【図25】再生真空ポンピングステージの分解斜視図で
あり、本発明の他の実施例にしたがって、再生羽根車及
び下部の固定子部が示されている。
【図26】図25の再生真空ポンピングステージの部分
断面図である。
【図27】回転子及び固定子のリブが、作動中のノイズ
を減少させるために回転子の運動方向に関して傾斜して
いるところの再生真空ポンピングステージの分解斜視図
である。
【図28】各の真空ポンピングステージにおける本発明
のターボ・モルキュラー真空ポンプの圧縮比、ポンピン
グ速度及び入力パワーを示すグラフである。
【図29】吸気圧力の関数としての本発明のターボ・モ
ルキュラー真空ポンプのスループットのグラフである。
【符号の説明】
10 ハウジング 14 吸気口 18 真空フランジ 20 回転子 22 固定子 28 傾斜ブレード 100 ポンプハウジング 106 回転子 112 固定子 114 環状チャネル 150 羽根 200 ディスク 210 コンジット 222 封鎖壁 300 再生羽根車 308 リブ 314 空洞 340 リップ

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターボ・モルキュラー真空ポンプであっ
    て、 吸気口及び排気口を有するハウジングと、 前記ハウジング内に設置され、前記吸気口と前記排気口
    との間に配列される多数の軸流真空ポンピング・吸引ス
    テージで、各の真空吸引ステージが、回転子及び固定子
    を含み、各々の回転子は、傾斜したブレードを有し、1
    つ又はそれ以上の相対的に高いコンダクタンスの固定子
    が前記吸気口近傍に設置され、1段又はそれ以上の相対
    的に低いコンダクタンスの固定子が、前記高コンダクタ
    ンスの固定子よりも低いコンダクタンスを有する前記排
    気口近傍に設置されるところの真空ポンピングステージ
    と、 ガスが、前記吸気口から前記排気口へポンピングされる
    ように前記回転子を回転させるための手段と、から成る
    ターボ・モルキュラー真空ポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1のターボ・モルキュラー真空ポ
    ンプであって、 前記低いコンダクタンスの回転子がガス流を許すための
    間隔を置いてもうけられる開口部を有する固体部材から
    成るターボ・モルキュラー真空ポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項2のターボ・モルキュラー真空ポ
    ンプであって、 前記開口部が、傾斜したブレードを形成する、ターボ・
    モルキュラー真空ポンプ。
  4. 【請求項4】 請求項1のターボ・モルキュラー真空ポ
    ンプであって、 前記低コンダクタンスの固定子が、前記排気口からの距
    離が減少するに従ってコンダクタンスが徐々に低くなる
    低コンダクタンス・固定子群から成るターボ・モルキュ
    ラー真空ポンプ。
  5. 【請求項5】 請求項4のターボ・モルキュラー真空ポ
    ンプであって、 前記低コンダクタンス固定子の各々が、円形状の板から
    成り、その板はその周縁付近に間隔を置いてもうけられ
    る開口部を有するターボ・モルキュラー真空ポンプ。
  6. 【請求項6】 請求項5のターボ・モルキュラー真空ポ
    ンプであって、 前記開口部が、傾斜したブレードにより画成されるター
    ボ・モルキュラー真空ポンプ。
  7. 【請求項7】 ターボ・モルキュラー真空ポンプであっ
    て、 吸気口及び排気口を有するハウジング、 前記ハウジング内に設置され、前記吸気口と前記排気口
    との間に配列される多数の軸流真空ポンピング・ステー
    ジで、前記真空ポンピング・ステージの各々が、回転子
    及び固定子を含み、各々の回転子及び各々の固定子が、
    傾斜したブレードを有するところの真空ポンピング・ス
    テージと、 ガスが、前記ポンピング部から前記排気口へポンピング
    されるように前記回転子を回転させるための手段と、 前記吸気口近傍に少なくとも前記真空ポンピング・ステ
    ージの最初のステージの周囲に周囲チャネルを画成する
    手段であって、前記周囲チャネルが、回転子の最初のス
    テージの傾斜したブレードの外側に放射状に設けられた
    環状空間を含み、最初のステージの固定子の傾斜したブ
    レードが、ガス流の遠心成分が前記排気口の方へ前記周
    囲チャネルを通じて向けられるように前記周囲チャネル
    内へ伸長されるところの周囲チャネルを形成する手段
    と、から成るターボ・モルキュラー真空ポンプ。
  8. 【請求項8】 請求項7のターボ・モルキュラー真空ポ
    ンプであって、 前記周囲チャネルが、径方向の平面に長方形の断面を有
    するところのターボ・モルキュラー真空ポンプ。
  9. 【請求項9】 請求項7のターボ・モルキュラー真空ポ
    ンプであって、 前記周囲チャネルが、径方向の平面に三角形の断面を有
    するところのターボ・モルキュラー真空ポンプ。
  10. 【請求項10】 請求項7のターボ・モルキュラー真空
    ポンプであって、 最初のステージの回転子の傾斜したブレードに設置され
    る間隔を置いて固定された放射状羽根を更に含んでいる
    ターボ・モルキュラー真空ポンプ。
  11. 【請求項11】 請求項7のターボ・モルキュラー真空
    ポンプであって、 最初のステージの回転子の傾斜したブレードの外側の環
    状空間に放射状に設置される間隔を置いて傾斜して固定
    された羽根を含んでいるターボ・モルキュラー真空ポン
    プ。
  12. 【請求項12】 ターボ・モルキュラー真空ポンプであ
    って、 吸気口及び排気口を有するハウジングと、 前記ハウジング内に設置され、前記吸気口と前記排気口
    との間に配列される多数の真空ポンピング・ステージ
    で、前記真空ポンピング・ステージの各々が、回転子及
    び固定子を含む前記真空ポンピングステージと、 ガスが、前記吸気口から前記排気口へポンピングされる
    ように前記回転子を回転させる手段とから成り、 前記ポンピング・ステージの1つ又はそれ以上が、ディ
    スクから成る回転子と前記ディスクの上面に対抗する第
    1チャネル、前記ディスクの下面に対抗する第2チャネ
    ル及び前記第1と前記第2チャネルとの間にコンジット
    を画成する固定子とを有するモルキュラー・ドラッグ・
    ステージから成り、 前記第2固定子が、ガスが前記第1チャネル及び前記第
    2チャネルを連続して通じて流れるように前記第1及び
    第2チャネルの各々に封鎖壁を更に含んでいるところの
    ターボ・モルキュラー真空ポンプ。
  13. 【請求項13】 請求項12のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記第1及び第2チャネルは、前記ディスクの外側周囲
    エッジが前記固定子内に伸長して前記第1と第2チャネ
    ルとの間での漏れが制限されるように、前記ディスクの
    外側周囲エッジから内側で間隙があけられるところのタ
    ーボ・モルキュラー真空ポンプ。
  14. 【請求項14】 請求項12のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記第1及び第2チャネルが、前記ディスクの回転軸線
    に関して環状であるところのターボ・モルキュラー真空
    ポンプ。
  15. 【請求項15】 請求項12のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記モルキュラー・ドラッグ・ステージの固定子が、前
    記ディスクの上面に対抗する、前記第1環状チャネルと
    連続して連結される第3環状チャネルを画成する手段
    と、前記第4環状チャネルを画成する手段とを更に含む
    前記環状チャネルは、ガスが前記第1、第2、第3及び
    第4環状チャネルを連続して流れるように前記第2環状
    チャネルと連続して連結される、ところのターボ・モル
    キュラー真空ポンプ。
  16. 【請求項16】 請求項12のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記第1及び第2チャネルが、径方向の平面で、長方形
    の断面を有するところのターボ・モルキュラー真空ポン
    プ。
  17. 【請求項17】 請求項12のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記第1及び第2チャネルが、径方向の平面で、半円形
    状の断面を有するところのターボ・モルキュラー真空ポ
    ンプ。
  18. 【請求項18】 請求項12のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記第1及び第2チャネルが、螺旋状であるところのタ
    ーボ・モルキュラー真空ポンプ。
  19. 【請求項19】 請求項12のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記ディスクには、前記デイスクが再生羽根車として機
    能するように前記第1及び第2チャネルに対抗する間隔
    を置いてリブが設けられているところのターボ・モルキ
    ュラー真空ポンプ。
  20. 【請求項20】請求項19のターボ・モルキュラー真空
    ポンプであって、 第1及び第2チャネルは、前記ディスクの外側周囲エッ
    ジが前記固定子内に延長されて前記第1チャネルと前記
    第2チャネルとの間での漏れが制限されるように前記外
    側周囲エッジから内側で間隙があけられているところの
    ターボ・モルキュラー真空ポンプ。
  21. 【請求項21】 請求項19のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記第1チャネル及び前記第2チャネルには、間隔を置
    いた固定子リブが各々設けられているところのターボ・
    モルキュラー真空ポンプ。
  22. 【請求項22】 ターボ・モルキュラー真空ポンプであ
    って、 吸気口及び排気口を有するハウジングと、 前記ハウジング内に設置され、前記吸気口と前記排気口
    との間に配列される多数の真空ポンピングステージで、
    回転子及び固定子を含む前記各々の真空ポンピングステ
    ージと、 ガスが前記吸気口から前記排気口へポンピングされるよ
    うに前記回転子を回転させるための手段とから成り、 前記真空ポンピング・ステージが、上面に形成された第
    1の間隔を置いてもうけられた回転子・リブと下面に形
    成された第2の間隔を置いて設けられた回転子・リブを
    有するディスクから成る回転子を含む再生ステージから
    成り、前記ディスクが再生羽根車を構成し、前記再生ス
    テージが、前記第1回転子リブに対抗する第1環状チャ
    ネル、前記第2回転子・リブに対抗する第2環状チャネ
    ル及び前記第1と第2環状チャネルとの間のコンジット
    も画成する固定子を含み、前記再生ステージの固定子
    が、ガスが第1環状チャネル及び第2環状チャネルを連
    続して流れるように前記第1及び第2環状チャネルの各
    々に封鎖壁をも含んでいる、ところの前記真空ポンピン
    グステージ。
  23. 【請求項23】 請求項22のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記第1回転子のリブおよび第2回転子のリブが、径方
    向の平面に設けられている、ところのターボ・モルキュ
    ラー真空ポンプ。
  24. 【請求項24】 請求項22のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記第1及び第2チャネルは、前記ディスクの外側周囲
    エッジが前記固定子内に伸長されて前記第1チャネルと
    前記第2チャネルとの間での漏れを制限するように前記
    ディスクの外側周囲エッジから内側で間隙が設けられる
    ところのターボ・モルキュラー真空ポンプ。
  25. 【請求項25】 請求項22のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記ディスクが、前記上面に形成された第3の間隔を置
    いて設けられた回転子・リブをも含み、前記再生ステー
    ジの固定子が、ガスが第1及び第3チャネルを連続して
    ながれるように前記第3回転子リブに対抗する第3環状
    チャネル、前記第3環状チャネル内の封鎖壁および前記
    第1環状チャネルと前記第3環状チャネルとの間のコン
    ジットを画成する、ところのターボ・モルキュラー真空
    ポンプ。
  26. 【請求項26】 請求項25のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記ディスクが、前記下面に形成された第4の間隔を置
    いてもうけられた回転子・リブをも含み、前記再生ステ
    ージの固定子が、ガスが第2及び第4環状チャネルを連
    続して流れるように前記第4回転子リブに対抗する第4
    環状チャネル、前記第4環状チャネル内の封鎖壁および
    前記第2環状チャネルと前記第4環状チャネルとの間の
    コンジット画成する、ところのターボ・モルキュラー真
    空ポンプ。
  27. 【請求項27】 請求項22のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記第1チャネル及び前記第2チャネルの各々には、間
    隔を置いた固定子リブが設けてられいるところのターボ
    ・モルキュラー真空ポンプ。
  28. 【請求項28】 請求項27のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記第1及び第2チャネルの固定子リブが、半径方向の
    平面に設けられているところのターボ・モルキュラー真
    空ポンプ。
  29. 【請求項29】 請求項27のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記回転子リブが、前記回転子の回転方向に関して傾斜
    し、前記固定子リブが、前記回転子の回転方向に関して
    傾斜し、前記回転子リブ及び前記固定子リブが、正反対
    の方向に傾斜しているところのターボ・モルキュラー真
    空ポンプ。
  30. 【請求項30】 請求項26のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記第1、第2、第3及び第4チャネルの各々には、間
    隔を置いた固定子リブが設けられているところのターボ
    ・モルキュラー真空ポンプ。
  31. 【請求項31】 ターボ・モルキュラー真空ポンプであ
    って、 吸気口及び排気口を有するハウジングと、 前記ハウジング内に設置され前記吸気口と前記排気口と
    の間に配列された多数の真空ポンピング・ステージで、
    回転子及び固定子を含んでいる前記各々の真空ポンピン
    グ・ステージと、 ガスが前記吸気口から前記排気口へポンピングされるよ
    うに前記回転子を回転させる手段とから成り、 前記真空ポンピング・ステージの1つ又はそれ以上が、
    回転子を含む再生ステージを成し、間隔を置いて設けら
    れる回転子リブを有するディスクから成り、前記回転子
    リブが、前記ディスクの外側周囲か又はその近傍の少な
    くとも1つの面に形成され、前記ディスクが生成羽根車
    を構成し、前記生成ステージが前記回転子リブに対抗す
    る環状チャネルを形成する固定子をも含み、前記再生ス
    テージが前記環状チャネル内に間隔をおいて固定された
    固定子リブを含む、ところのターボ・モルキュラー真空
    ポンプ。
  32. 【請求項32】 請求項31のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記回転子・リブ及び前記固定子リブが、径方向の平面
    に設けられているところのターボ・モルキュラー真空ポ
    ンプ。
  33. 【請求項33】 請求項31のターボ・モルキュラー真
    空ポンプであって、 前記回転子リブ及び前記固定子リブが、前記回転子の回
    転方向に関して正反対の方向に傾斜しているところのタ
    ーボ・モルキュラー真空ポンプ。
  34. 【請求項34】 吸気口及び排気口を有するハウジン
    グ、前記ハウジング内に吸気口と排気口との間に配列さ
    れた多数の真空ポンピング・ステージであって、それぞ
    れが回転子及び固定子を含むところの真空ポンピング・
    ステージと、ガスが前記吸気口から前記排気口へポンピ
    ングされるように前記回転子を回転させるための手段か
    ら成るターボ・モルキュラー真空ポンプにおいて、 前記吸気口近傍に設置された真空ポンピング・ステージ
    に対してポンピング速度を減速し、圧縮比を増加するた
    めに前記排気口近傍に設置された1つ又はそれ以上の前
    記真空ポンピング・ステージを構成する工程から成る、
    真空ポンピングを改良するための方法。
  35. 【請求項35】 請求項34の方法であって、 1つ又はそれ以上の真空ポンピング・ステージを構成す
    る工程が、吸気口近傍の真空ポンピング・ステージの固
    定子よりも低いコンダクタンスの固定子を有する排気口
    近傍の軸流ステージを設ける工程を含むところの方法。
  36. 【請求項36】 請求項34の方法であって、 1つ又はそれ以上の真空ポンピングステージを構成する
    工程が、ディスクから成る回転子とディスクの上面に対
    抗する第1チャネル、ディスクの下面に対抗する第2チ
    ャネルを画成する固定子をそれぞれ有する1つ又はそれ
    以上のモルキュラー・ドラッグ・ステージを設ける工程
    を含み、前記第1及び第2チャネルがガスが前記第1及
    び第2チャネルを連続して流れるように連結されている
    ところの方法。
  37. 【請求項37】 請求項34の方法であって、 1つ又はそれ以上の真空ポンピング・ステージを構成す
    る工程が、ディスクの上下面に形成された間隔を置く回
    転子リブを有するディスクから成る回転子、前記回転子
    リブに対抗する第1及び第2環状チャネルを画成する固
    定子をそれぞれ含む1つ又はそれ以上の再生羽根車を設
    ける工程を含み、前記第1及び第2環状チャネルが、ガ
    スが前記第1環状チャネル及び前記第2環状チャネルを
    連続して流れるように連結されている、ところの方法。
  38. 【請求項38】 請求項34の方法であって、 1つ又はそれ以上の真空ポンピング・ステージを構成す
    る工程が、少なくともディスクの1つの面に形成された
    間隔を置く回転子リブから成る回転子を有するディスク
    と前記回転子リブに対抗する環状チャネルを画成する固
    定子とを含む再生ステージを設ける工程を含み、前記再
    生ステージの固定子には、前記環状チャネルに間隔を置
    いて固定された固定子リブが設けられているところの方
    法。
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