JPH06174172A - 遮音パイプ - Google Patents

遮音パイプ

Info

Publication number
JPH06174172A
JPH06174172A JP4326843A JP32684392A JPH06174172A JP H06174172 A JPH06174172 A JP H06174172A JP 4326843 A JP4326843 A JP 4326843A JP 32684392 A JP32684392 A JP 32684392A JP H06174172 A JPH06174172 A JP H06174172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
inner shell
outer shell
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4326843A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Okumura
孝一 奥村
Takeshi Yamazaki
猛 山崎
Seiji Asano
誠司 浅野
Koichi Maekawa
浩一 前川
Kihachi Onishi
喜八 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority to JP4326843A priority Critical patent/JPH06174172A/ja
Publication of JPH06174172A publication Critical patent/JPH06174172A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給排水管路の不快音を確実に遮蔽する。 【構成】 外殻2と内殻1とから成る2層のパイプであ
って、外殻2を成す部材が、塩化ビニル樹脂100重量
部に対し防錆処理した鉄粉を200乃至1000重量
部、可塑剤30乃至100重量部を充填・添加してなる
塩化ビニル樹脂組成物であり、内殻1を成す部材が、発
泡性塩化ビニル樹脂組成物又は発泡性ポリスチロール組
成物からなる。内殻1の内法寸法形状が排水管Sの外形
形状寸法に合致し、その長さ方向向い合う部分は切り込
みt、t’となって、一方の切り込みt’は少し肉を残
したものとし、他方の切り込みtから排水管Sに被せ、
その切り込みtの突き合わせ部pには遮音パテaを介在
したのち、バインドbを行う。内殻1で給排水による音
を吸収し、外殻2で吸音されなかった音を遮蔽して外部
に漏れないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高層住宅、中層住
宅、二世帯住宅、ビルディング等の給排水管から発する
不快音を外部に漏らさないようにするための遮音パイプ
に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】高層住宅、中層住宅、二世
帯住宅、ビルディング等において、給排水管から発する
音、特に他人の居住区からのそれは不快感を強く与え、
ときには居住者間でトラブルが発生するなどがあって、
その対策が求められている。
【0003】これに関する提案の一つに高比重粉粒体を
充填した樹脂組成物のシートを給排水管の表面に巻き付
けるものが紹介されている(特開昭63−234298
号公報、実開昭56−79326号公報、実開昭58−
35089号公報参照)。しかし、この高比重粉粒体を
充填した樹脂組成物のシートは、一般的に可撓性に乏し
く強く曲げると折れるかひびが入ってしまうなど、工事
がしにくい等の問題をもっている。
【0004】また、実開平3−94496号公報には、
パイプ状の吸音材の外周面に遮音シートを貼着した遮音
パイプが開示されており、その遮音パイプは、吸音材の
長さ方向に切れ目を形成し、その切れ目でもって、給排
水管に被せるものである。
【0005】この遮音パイプは、パイプ状のため、前述
のシートのような不具合はないが、十分な遮音効果を得
ていない。
【0006】この発明は、以上の点に鑑み、遮音効果を
高めることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明にあっては、まず、前記実開平3−944
96号公報記載の外殻と内殻の2層のパイプ構造とし、
その外殻をなす部材を、塩化ビニル樹脂(PVC):1
00重量部に対し、防錆処理した鉄粉:200〜100
0重量部、可塑剤:30〜100重量部を充填・添加し
た塩化ビニル樹脂組成物とし、内殻をなす部材を、発泡
性塩化ビニル樹脂組成物又は発泡性ポリスチロール組成
物としてなる構成としたのである。
【0008】鉄粉は高い遮音効果を付与するものであっ
て、200重量部未満では、パイプ肉厚が許容できる範
囲内で遮音効果が発揮されず、1000重量部を越える
と機械的強度・柔軟性に問題が生ずるほか、混練と射出
成形が極めて困難となる。とくに、遮音効果および機械
的強度・柔軟性・混練及び射出成形性のそれぞれが十分
に満足の出来る好ましい配合部数は300〜800重量
部である。鉄粉は、その平均粒径:75μm以下のもの
が55%以上存在するものを使用するのが好ましい。粒
径が大きくなると、混練・射出成形が困難になり、成形
された遮音パイプの柔軟性と表面が悪くなるため、それ
らを考量して適宜に設定する。
【0009】鉄粉の防錆処理剤としては、ステアリン酸
亜鉛、ステアリン酸鉛、ステアリン酸カルシウム、ステ
アリン酸バリウム、ステアリン酸カドミウム、二塩基性
ステアリン酸鉛等を使用することができる。
【0010】可塑剤が30重量部未満では混練・射出成
形が困難となり、100重量部を越えると、機械的強度
が著しく低下するとともに、経時的に特性が低下する。
【0011】
【作用】このように構成するこの発明に係る遮音パイプ
は、その施工に際しては、長さ方向に二つ割りにして給
排水管に被せるか、長さ方向のスリット(切り込み)を
介して給排水管に被せ、二つ割り、スリット部には遮音
パテを詰め込む。吸音層(内殻)で給排水による音を吸
収し、遮音層(外殻)で、吸音されなかった音を遮蔽し
て外部に漏れないようにする。
【0012】
【実施例】図1に示すように、吸音層となる内殻1と遮
音層となる外殻2の2層のパイプであって、外殻2は塩
化ビニル(PVC)樹脂組成物、内殻1は発泡性塩化ビ
ニル樹脂組成物又は発泡性ポリスチレン(PS)からそ
れぞれ成る。
【0013】内殻1は10mm厚、外殻2は3mm厚とし、
図1で示すごとく、各種径の給排水管Sにぴったり被さ
る径に内殻1の内径を設定する。その内径に合う内殻1
及び外殻2となるように、外殻2の外径内面の金型(プ
レス成形、射出成形のいずれでもよい)を設計し、ま
ず、この金型で外殻2を成形する。
【0014】つぎに、外殻2の成形用マンドレルをその
金型から引き抜き、内殻1の成形用マンドレルを成形済
の外殻2内に装填する。このとき、このマンドレルの外
径は被せる給排水管Sの外径と同じになっており、外殻
2とマンドレルの間には内殻1の大きさの空隙が生じ
る。この空隙に、発泡性PVC又はPSを射出注入して
内殻1を成形する。このとき、発泡性PVC、PSは外
殻2をなすPVCと親和性があるため、容易に接着す
る。
【0015】こうして得た遮音パイプPは、図1に示す
ように一方は完全に切断し他方は僅かな肉厚を残して長
さ方向に切り込み(t,t’)を入れ、図2に示すよう
に水洗便所の排水管(外径150mm)Sに、切り込みt
でもって開き、かつ切り込みt’をヒンジとして被せ、
その切り込みtの突き合わせ部に後記遮音パテaを詰
め、その上をテーピングあるいはバインドbなどして取
付ける。
【0016】上記遮音パテaは、末端基がOHの液状ク
ロロプレン:100重量部に対し、硫酸バリウム又は鉄
粉(防錆処理を施したもの):200〜1200重量
部、有機難燃性繊維(フェノールホルムアルデヒド):
1〜50重量部の組成からなるものである。このとき、
繊維の長さは5〜20mmとするとよい。短いときは繋ぎ
が悪く、長いときはパテaの練りが難しくなる。
【0017】図1に示した遮音パイプPにおいて、表1
に示す組成でもって外殻2を形成し、また、内殻1は下
記の組成のものとし、それを攪拌槽に投入してPVC発
泡ゾルを得、これを所定量金型に注入して180℃に加
熱保持した後、冷却してPVC発泡層(内殻1)とし
た。なお、発泡ポリスチレン(PS)は市販のビーズを
用いて常法で発泡成形した。その発泡度はいずれも30
倍とした。
【0018】記 ポリ塩化ビニル(PVC) …… 100重量部 DOP …… 55重量部 ポリエステル系二次可塑剤 …… 10重量部 二塩基性燐酸鉛 …… 1.5重量部 アゾジカルボンアミド …… 3重量部
【0019】
【表1】
【0020】このようにして製作した各実施例及び各比
較例において、排水時の遮音効果を確認した。その結果
を表1に示し、それによると、遮音パイプP装着前と装
着後とでは500Hzの透過損失値で、10dB以上の
低下を得ることができた。因みに、比較例5は10dB
の低下を得ることができず、比較例6〜8は遮音層(外
殻2)の混練り性で問題がある。また、各実施例におい
ては、十分な可撓性を有して給排水管Sへの被覆時にひ
び割れ等は生じなかった。
【0021】上記各実施例では高比重充填材料として防
錆処理した鉄粉を使用したが、より高い遮音効果を望む
場合は、鉄粉の一部を酸化鉛(PbO)にかえることが
できる。
【0022】また、実施例の遮音パイプPは、パイプ状
に成形してから軸方向にスリットを入れたから、配管S
に装着するとシーム部pが出来たが、縦割りした状態
で、別個に成形するように金型を設計し、設計の際には
シーム部pにおいてアリ溝とホゾの嵌め合いにすると、
シーム部pで遮音パテaを充填する作業が不要となり工
事の際の工数を削減できる。
【0023】なお、外殻2の成形は、射出成形又はプレ
ス成形のいずれでも可能であるが、内殻1の成形はプレ
ス成形より射出成形が適している。なぜなら、発泡のた
めの加熱温度と加熱時間の関係で金型内に装填した外殻
2が軟化して変形してしまう恐れがあり、成形条件が厳
しく成型し難くなるからである。
【0024】また、実施例は、外殻2と内殻1をマンド
レルの変換のみで同一の金型により成形したが、外殻
2、内殻1に対しそれぞれ別の金型を製作してもよいこ
とは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
配管に被せるだけで十分な遮音効果を得ることができ、
また製作性もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の斜視図
【図2】同実施例の使用説明図
【符号の説明】
1 内殻(吸音層) 2 外殻(遮音層) P 遮音パイプ p シーム部 S 給排水管 a 遮音パテ t、t’ 切込み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 浩一 東大阪市岩田町2丁目3番1号 タツタ電 線株式会社内 (72)発明者 大西 喜八 東大阪市岩田町2丁目3番1号 タツタ電 線株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外殻2と内殻1とから成る2層のパイプ
    であって、外殻2をなす部材が、塩化ビニル樹脂:10
    0重量部に対し、防錆処理した鉄粉:200〜1000
    重量部、可塑剤:30〜100重量部を充填・添加した
    塩化ビニル樹脂組成物であり、内殻1をなす部材が、発
    泡性塩化ビニル樹脂組成物又は発泡性ポリスチロール組
    成物である遮音パイプ。
JP4326843A 1992-12-07 1992-12-07 遮音パイプ Pending JPH06174172A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4326843A JPH06174172A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 遮音パイプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4326843A JPH06174172A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 遮音パイプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06174172A true JPH06174172A (ja) 1994-06-24

Family

ID=18192338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4326843A Pending JPH06174172A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 遮音パイプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06174172A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013181632A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Aron Kasei Co Ltd 排水管用消音材、排水管用消音材の製造方法、および消音性排水管

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013181632A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Aron Kasei Co Ltd 排水管用消音材、排水管用消音材の製造方法、および消音性排水管

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4901488A (en) Fire/smoke protection structure for a plastic pipe or cable channel portion in a floor or wall
US3175586A (en) Conduit and method of manufacture
GB1594773A (en) Plastics pipe part particularly a thermoplastics pipe part
JPH06174175A (ja) 遮音パイプ
JPH06174172A (ja) 遮音パイプ
JPH06174174A (ja) 遮音パイプ
JPH06174173A (ja) 遮音パイプ
JP2743371B2 (ja) 難燃性ダクト
JPH06174177A (ja) 管継手用遮音カバー
JPH06174179A (ja) 管継手用遮音カバー
JPH06174178A (ja) 管継手用遮音カバー
JPH06174176A (ja) 管継手用遮音カバー
JP4463339B2 (ja) 給排水用消音性パイプの製造方法
JPH08159378A (ja) 空気流通管
JPH05280186A (ja) 遮音パイプ
JPH05215289A (ja) 消音性パイプ
JPH05271429A (ja) 遮音パイプ
JPH05280185A (ja) 遮音パイプ
JPH05272691A (ja) 遮音パイプ
US4206785A (en) Plastic tube part, particularly thermoplastic tube part
JPH07102652A (ja) 耐火目地材
JPH10230526A (ja) フェノール樹脂発泡成形体及びその製造方法
JPS6036675Y2 (ja) サイデイングボ−ド
JP3223928B2 (ja) 耐火複合板
JPH06143443A (ja) 複合管の製造方法