JPH06176101A - 論理回路最適化方法 - Google Patents

論理回路最適化方法

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Publication number
JPH06176101A
JPH06176101A JP4329742A JP32974292A JPH06176101A JP H06176101 A JPH06176101 A JP H06176101A JP 4329742 A JP4329742 A JP 4329742A JP 32974292 A JP32974292 A JP 32974292A JP H06176101 A JPH06176101 A JP H06176101A
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logic
circuit
logic circuit
logic gate
gate
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JP4329742A
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Inventor
Nobukazu Mihara
信和 三原
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より効率良く冗長回路を削減すると共に、削
減結果を論理回路図上にも反映する。 【構成】 フローチャートに示す処理を行うにあたっ
て、予め、論理回路の最適化のために置換可能な論理ゲ
ートと、該論理ゲートから置き換えられる論理ゲートと
を、対とし、置換論理ゲートデータベースに記憶させて
おく。まず、ステップ110にて、“0”又は“1”の
任意の論理状態に固定されたネットを、対象となる設計
中の論理回路から抽出する。続いて、ステップ112で
は、抽出された論理状態固定ネットへと、少なくとも1
つの入力が接続された、関係論理ゲートを抽出する。ス
テップ114では、前記置換論理ゲートデータベースを
用いて、前記関係論理ゲートが、論理回路の最適化のた
めに置換可能であるか否かを判定し、該判定に従った論
理回路最適化情報を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路図を表示する
グラフィック表示装置を備え、設計中の電気回路の少な
くとも一部の表示を確認しながら、諸入力を行う論理回
路設計用CAD(computer aided design )装置を例え
ば用いて、所定の論理回路を設計する際に、より効率良
く冗長回路を削減すると共に、削減結果を論理回路図上
にも反映することができる論理回路最適化方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通信装置等のアナログ回路や、コンピュ
ータ装置やその周辺機器等のデジタル回路、又、送配電
等の強電回路においては、従来から非常に複雑なものが
ある。例えば、半導体集積回路に組み込まれるデジタル
回路(論理回路)等にも、より複雑なものがある。又、
近年、ますます半導体集積回路の集積度が高くなるに連
れ、半導体集積回路の設計作業量も増加し、要求されて
いる仕様を実現するための半導体集積回路の設計作業内
容も複雑になっている。
【0003】半導体集積回路に組み込む論理回路等の電
気回路設計方法として、従来から様々な手法が提案され
ている。例えば、予め決定されている機能や性能や論理
等から、細部の構成や論理回路を順次設計していくとい
うトップダウン手法といわれるものがある。又、既に実
績のある論理ブロックを組み合わせながら、次第に大規
模な構成へと設計していくというボトムアップ手法と呼
ばれるものである。又、これらトップダウン手法やボト
ムアップ手法において、細部の構成や論理回路を順次設
計していく際の各段階をより明確にしていくという、い
わゆる階層設計手法がある。
【0004】一方、LSI(large scale integrated c
ircuit)の設計技術や製造技術等、様々なデジタル技術
の進歩には目覚ましいものがある。例えば、近年におい
ては、非常に高性能なCPU(central processing uni
t )がワンチップ化されている。又、半導体記憶装置の
記憶容量の増加にも目覚ましいものがあり、様々な面で
デジタル技術が急速に進歩している。又、例えばマンマ
シンインタフェイスに関するソフトウェア技術等、様々
なソフトウェア技術も急速に進歩している。
【0005】このようなデジタル技術やソフトウェア技
術の進歩により、例えばEWS(engineering workstat
iom )等のコンピュータ装置を用いたCAD装置が、電
気回路設計等の様々な設計分野において広く用いられる
ようになっている。電気回路設計用CAD装置、例えば
半導体集積回路に組み込む論理回路を設計するために用
いられるCAD装置においては、前述のような階層設計
の考え方が基幹となっている。例えば、隣接する回路素
子の集合によってブロックを定義し、該ブロックに対応
するブロックシンボルを用いながら順次設計するという
ことが論理回路設計用CAD装置においても配慮されて
いる。
【0006】例えば、前記階層設計手法において用いら
れる前述のようなブロックは、汎用性を向上させるため
に、より多くの機能をもたせ、このための回路をより多
く備えたものもある。
【0007】このような多機能のブロックを用いる際
に、未使用の機能が生じるものである。このように未使
用の機能が生じると、結果的に不要な回路(以降、冗長
回路と称する)を備えることとなってしまい、論理回路
の集積度向上という点では問題を生じてしまう。
【0008】一方、論理回路の設計に際し、設計作業
上、設計者が意図的に冗長回路を残す場合もある。例え
ば、設計中の論理回路中の論理回路部分間において、そ
のインタフェイスを正論理とするか、あるいは負論理と
するか、その時点においては最終決定することができな
い場合に、該当箇所にインバータゲートを未使用状態で
残す場合もある。あるいは、将来の機能拡大等を考慮し
て、その時点においては未使用な冗長回路であっても、
敢えてこのような回路を設計中の論理回路中に残す場合
もある。
【0009】前述のように、前記冗長回路には、論理回
路設計上敢えて備えたものや、設計作業中に取り残され
てしまったもの等がある。いずれのような冗長回路であ
っても、例えば、設計中の論理回路の集積回路レイアウ
ト設計中に、ワンチップ化できる論理ゲート数の上限等
の制約に従って、当該論理回路の論理ゲート数をどうし
ても減少しなければならない場合には、このような冗長
回路をまず削減するものである。
【0010】例えば、特開昭62−296273では、
回路図データと、アートワークデータとの回路接続照合
機能を有する検証システムであって、前記アートワーク
データに対して、前記回路図データに記述されていない
素子や配線データを認識して、回路接続照合処理時に照
合の対象としないようにするというアートワークデータ
検証システムに関する技術が開示されている。これは、
論理回路で用いられている個々の論理ゲートについて、
該論理ゲート中の素子で、オープン又はショートとなっ
ている端子を有しているものを認識し、これを一時的に
除去するというものである。このような前記特開昭62
−296273によれば、自動的に冗長回路を削減する
ことができ、人手によって行った際の工数の増大や設計
ミスの多発等の問題を減少することができる。
【0011】又、特開昭63−193273では、特
に、SSI(small scale integratedcircuit)レベル
や、MSI(medium scale integrated circuit )レベ
ルや、LSI(large scale integrated circuit)レベ
ルの論理マクロを用いた回路設計装置における、冗長回
路の削減に関する技術が開示されている。これは、論理
マクロ回路図から論理シンボル回路図を出力する論理演
算装置と、前記論理シンボルの入力状態により、他の論
理シンボルへの変換規則及び2段論理シンボルの組合せ
から、複合論理シンボルへの変換規則を記憶させた回路
条件記憶部を備える。又、論理回路の入力あるいは出力
端子の空き条件にある冗長回路を削減する回路削除手段
と、前記回路条件記憶部の記憶条件に従って、回路最適
化の変換を行う回路変換手段と、各回路の接続関係から
その負荷状態を検出して負荷調整を行う負荷調整手段と
を含む回路最適化装置を備える。更に、この回路最適化
装置の出力を一時記憶する一時記憶装置をも備えるよう
にしている。該特開昭63−193273は、論理ゲー
トのうち、特に、全部の出力端子が空端子の論理ゲート
や、全部の入力端子が空端子の論理ゲートや、変換可能
なインバータゲートに係る論理ゲートや、複数の論理ゲ
ートを1つに組合せた論理回路(マクロ)等に関して、
冗長回路を削減するというものである。該特開昭63−
193273によれば、例えばマスタスライス方式のL
SI等において、自動的に冗長回路を削減することがで
き、人為的なミスの発生や、回路設計者の工数の増大等
の問題を低減することが可能である。
【0012】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭62−296273は、前述の通り、それぞれの論
理ゲート中での素子レベル、例えばスイッチング素子と
して用いられるトランジスタのレベルでの冗長素子や冗
長配線の削除にすぎなかった。このため、削除される冗
長回路は細かいものとなってしまい、能率的ではなかっ
た。又、その冗長回路の削減が前述のようにトランジス
タ等の素子レベルであるので、その削減結果を論理回路
図上に反映することができなかった。このため、その削
減結果を、設計者が把握することは非常に困難であっ
た。
【0013】一方、前記特開昭63−193273で
は、設計者が実際に設計する際の設計単位となる論理ゲ
ートレベルにて冗長回路の削減ができるものの、その削
減対象となる冗長回路の種類が限定されたものであっ
た。即ち、前述の如く、前記特開昭63−193273
が削除の対象とする論理ゲートは、全部の出力端子が空
端子となっている論理ゲートや、全部の入力端子が空端
子となっている論理ゲート等、論理回路中で削減するこ
とができる論理回路の種類が限られたものであった。
【0014】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
く成されたもので、より効率良く冗長回路を削減すると
共に、削減結果を論理回路図上にも反映することができ
る論理回路最適化方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を達成するための手段】本発明は、論理回路の最
適化のために置換可能な論理ゲートと、該論理ゲートか
ら置き換えられる論理ゲートとを、対とし、予め、置換
論理ゲートデータベースに記憶させておき、まず、任意
の論理状態に固定されたネットを、対象となる論理回路
から抽出し、抽出された論理状態固定ネットへと、少な
くとも1つの入力が接続された、関係論理ゲートを抽出
し、次に、前記置換論理ゲートデータベースを用いて、
前記関係論理ゲートが、論理回路の最適化のために置換
可能か判定して、該判定に従った論理回路最適化情報を
生成することにより、前記課題を達成したものである。
【0016】
【作用】前述のように、前記冗長回路には、設計者が意
図的に設計中の論理回路に取り残したものと、何等かの
理由にて意図せずに取り残されてしまったもの等があ
る。いずれにおいても、その冗長回路を人手にて削除す
るようにした場合には、回路設計上のミスが発生してし
まったり、設計工数が増大してしまう等の問題が生じて
しまう。例えば、設計者が意図的に残した冗長回路であ
っても、最終的にこれを取り除く際には、設計した本人
であっても、種々のミスを生じてしまう。
【0017】このような点に鑑み、本発明においては、
所定の手順による論理回路最適化方法にて、対象となる
論理回路から自動的に効率良く冗長回路を削減するため
にも用いることができるものとなっている。
【0018】特に、本発明においては、任意の論理状態
に固定されたネット(配線)に関する冗長回路に着目
し、これを削除するためにも有効に用いることができ
る、論理回路最適化情報を生成するようにしている。即
ち、本発明は、“1(H状態)”や“0(L状態)”の
論理状態に常に固定されたネットを、対象となる論理回
路から抽出し、これに基づいて、対象となる論理回路の
最適化情報を生成するというものである。又、本発明
は、このように任意の論理状態に固定されたネットに、
少なくとも1つの入力が接続された論理ゲートの中に
は、実質的に機能していないものが多いという点に着目
して成されたものである。
【0019】図1は、本発明の要旨を示すフローチャー
トである。
【0020】この図1のフローチャートに示される一連
の処理を行うにあたっては、予め、置換論理ゲートデー
タベースが構築されている。該置換論理ゲートデータベ
ースは、後述するこの図1のステップ114や132に
て用いられるデータベースである。該置換論理ゲートデ
ータベースは、設計中の論理回路の最適化のために置換
可能か否かを判定するために用いられる。更に、該置換
論理ゲートデータベースは、設計中の論理回路の最適化
のために、実際に論理ゲートの置換をする際にも用いる
ことも可能である。
【0021】まず、この図1のフローチャートにおい
て、ステップ110では、任意の論理状態に固定された
ネットを、対象となる論理回路から抽出する。更に、ス
テップ112では、このように抽出された論理状態固定
ネットへと、少なくとも1つの入力が接続された、関係
論理ゲートを抽出する。これらステップ112及び11
4は、“1(H状態)”や“0(L状態)”の論理状態
に固定されたネットに、少なくとも1つの入力が接続さ
れた論理ゲートは、実質的に機能(動作)していない可
能性が非常に高い点に着目したものである。
【0022】次に、ステップ114では、前記ステップ
112にて抽出された前記関係論理ゲートが、論理回路
の最適化のために置換可能か否かを判定する。該ステッ
プ114でのこのような判定の際には、前記置換論理ゲ
ートデータベースが用いられている。即ち、前記関係論
理ゲートとして抽出されたものが、設計中の論理回路の
最適化のために置換可能な論理ゲートとして、前記置換
論理ゲートデータベースに記憶されているか検索するこ
とにより、このような判定が行われる。該ステップ11
4にて行われた判定の結果は、論理回路最適化情報とし
て保存される。
【0023】なお、本発明は、この論理回路最適化情報
の利用形態を具体的に限定するものではない。例えば、
該論理回路最適化情報が生成された時点で、即座に、設
計中の論理回路の最適化を行ってもよい。あるいは、こ
の図1のステップ130、132に示される如く、所定
の手順を踏んで利用してもよい。
【0024】この図1のステップ120では、前記ステ
ップ110にて抽出された任意の論理状態に固定された
ネットへと、少なくとも1つの入力が接続された、前記
関係論理ゲートが全て抽出されたか否かを判定する。該
ステップ120にて、全ての論理ゲートが抽出されてい
ないと判定された場合、引き続き前記ステップ112及
び114を繰り返し実行する。一方、該ステップ120
にて、全ての前記関係論理ゲートの抽出が終了したと判
定された場合には、次のステップ124へと進む。
【0025】前記ステップ124では、前記ステップ1
10等によって、設計中の論理回路から、任意の論理状
態に固定されたネットが全て抽出されたか否かを判定す
る。このように任意の論理状態に固定されたネットがま
だある可能性がある場合には、前記ステップ110の前
方へと分岐し、前記ステップ110、112、114及
び120の一連の処理を引き続き繰り返し実行する。一
方、このように任意の論理状態に固定されたネットは全
て抽出されたと判定された場合、即ち、このように任意
の論理状態に固定されたネットはもう無いと判定された
場合には、次のステップ130へと進む。
【0026】ステップ130では、設計中の論理回路の
最適化のための置換候補論理ゲートの設計者への提示を
行う。これは、前記ステップ114で生成された前記論
理回路最適化情報を設計者へと提示するというものであ
る。
【0027】又、続くステップ132では、前記ステッ
プ130にて提示されたものに従って行った設計者の指
示操作に従って、実際に、指定された前記置換候補論理
ゲートの置き換えを行う。この置き換えは、前記置換論
理ゲートデータベースを用いて行う。即ち、該置換論理
ゲートデータベースに予め記憶されている、設計中の論
理回路の最適化のために置換可能な論理ゲートと、該論
理ゲートから置き換えられる論理ゲートとの関係を参照
しながら、このような最適化の置き換えを行う。
【0028】これらステップ130及び132に示され
る処理は、前記論理回路最適化情報の利用形態の一例で
ある。これらステップ130及び132では、前述した
ように、最適化のために置換可能と判定された全ての論
理ゲートを置き換えずに、設計者の指示操作に従うよう
にしている。これは、前記冗長回路には設計者が意図的
に設計中の論理回路中へと取り残したものがあるためで
ある。前述したように、提示された情報に基づいて設計
者による指示操作を行うことによって、設計者の意思に
て冗長回路の削減を行うことができる。
【0029】又、このような情報の提示にて、本来削除
すべき冗長回路の取り残しを防ぐことが可能である。
又、本発明におけるこのような冗長回路の削減は、設計
者が設計中に直接用いる論理ゲート単位で行われるた
め、その削減結果は論理回路図上にも反映することがで
き、該削減結果を設計者へとフィードバックすることが
でき、設計上非常に望ましい形態ということができる。
【0030】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0031】図2は、本発明が適用された論理回路設計
用CAD装置の実施例に用いられるハードウェア構成を
示すブロック図である。
【0032】前記実施例においては、この図2に示され
るようなハードウェアにおいて、前記図1に示されるよ
うな本発明の論理回路最適化方法が適用された論理回路
設計用CAD装置が実現されている。該論理回路設計用
CAD装置のハードウェアは、この図2に示される如
く、主として、CPU(central processing unit )5
0と、主記憶装置52と、ハードディスク装置54と、
光ディスク装置56と、フロッピディスク装置58と、
入出力装置60と、キーボード62と、CRT制御装置
64a と、CRT64b と、システムバス70とにより
構成されている。前記入出力装置60には、デジタイザ
が接続されている。
【0033】前記CPU50は、前記ハードディスク装
置54から読み込まれた、前記主記憶装置52上の本実
施例に係るプログラムモジュール等を実行する。前記ハ
ードディスク装置54には、本実施例に係るプログラム
モジュールや、ユーザ論理回路等の論理回路図の図面デ
ータや、階層設計の際生成されたり用いられるブロック
シンボルに関するデータ等が記憶されており、必要に応
じて前記主記憶装置52へと読み出されるようになって
いる。前記光ディスク装置56は、前記ハードディスク
装置54に記憶されているプログラムモジュールやデー
タ等のバックアップに用いられている。又、前記フロッ
ピディスク装置58は、種々のプログラムモジュールや
データの、他のコンピュータシステム等との受け渡しに
用いられている。
【0034】前記入出力装置60は、種々の周辺機器、
例えば前記デジタイザ等が接続されている。該デジタイ
ザは、論理回路設計者が2次元の座標を入力するために
用いられる。該デジタイザは、例えば、シンボルブロッ
ク生成にあたって、前記CRT64b に表示される論理
回路図を確認しながら、ユーザ回路中のブロック化する
回路素子の、論理回路設計者の選択を入力するために用
いられる。前記キーボード62は、当該論理回路設計用
CAD装置を操作したり、種々のデータ設定等を行うた
めに用いられる。前記CRT制御装置64a 及び該CR
T制御装置64a にて制御されるCRT64b は、ビッ
トマップ表示装置であり、数字等の文字だけでなく、設
計中の論理回路図等の図形やグラフや画像等も表示する
ことができる。
【0035】なお、前記システムバス70は、前記CP
U50、前記主記憶装置52、前記ハードディスク装置
54、前記光ディスク装置56、前記フロッピディスク
装置58、前記入出力装置60、前記キーボード61及
び前記CRT制御装置64aの間での、データ等の受け
渡しの際に用いられる。又、該論理回路設計用CAD装
置においては、マルチウィンドウシステムが用いられて
おり、例えば複数のウィンドウ(シート)を開くことに
よって、論理回路設計者は複数の作業をほぼ並行して行
うことも可能である。
【0036】図3〜図9は、それぞれ、本実施例の論理
回路最適化における置換可能論理ゲートと、これに対応
する置換先論理ゲートとを示す線図である。
【0037】これら図3〜図9においては、それぞれ、
1つの前記置換可能論理ゲートが示されていると共に、
これが置き換えられる前記置換先論理ゲートとが示され
ている。
【0038】前記置換可能論理ゲートは、設計中の論理
回路の最適化のために、置換可能な論理ゲートである。
一方、前記置換先論理ゲートは、前記置換可能論理ゲー
トに対応するものであり、該置換可能論理ゲートから置
き換えられるものである。前記置換可能論理ゲートとこ
れに対応する前記置換先論理ゲートとは、このような置
換関係の情報と共に、前記置換論理ゲートデータベース
に記憶されている。
【0039】従って、例えば、前記図1の前記ステップ
114にて、前記関係論理ゲートが、設計中の論理回路
の最適化のために置換可能な否かを判定する際には、当
該関係論理ゲートが、前記置換論理ゲートデータベース
に記憶されている前記置換可能論理ゲートのいずれか1
つと同一であるか否かを、該置換論理ゲートデータベー
スを検索しながら判定することにより行う。
【0040】まず、前記図3は、前記置換可能論理ゲー
トが、n 入力AND論理ゲートである。又、該置換可能
論理ゲートは、合計n 個ある入力のいずれか1つが、
“0(L状態)”、即ちグランド側に固定されたネット
に接続されている。
【0041】このようなn 入力AND論理ゲートにおい
て、その出力Yは、常に“0(L状態)”である。従っ
て、この図3に示されるようなn 入力AND論理ゲート
は、グランドに固定されたネットに置き換えられる。
【0042】図4は、前記置換可能論理ゲートが、n 入
力NAND論理ゲートとなっている。又、該n 入力NA
ND論理ゲートは、合計n 個ある入力のうち、少なくと
も1つの入力が“0(L状態)”の論理状態に固定され
ている。即ち、該n 入力NAND論理ゲートは、“0
(L状態)”の論理状態に固定されたネットに、少なく
とも1つの入力が接続されたものである。
【0043】この図4に示されるようなn 入力NAND
論理ゲートにおいて、その出力Yは常に“1(H状
態)”である。従って、この図4に示されるn 入力NA
ND論理ゲートは、図示される如く、常に“1(H状
態)”の論理状態に固定されたネットへと置き換えられ
る。
【0044】図5は、前記置換可能論理ゲートが、2入
力AND論理ゲートとなっている。該2入力AND論理
ゲートは、合計2個ある入力のうち、少なくとも一方が
“1(H状態)”に固定されている。この図5に示す如
く、このような2入力AND論理ゲートは、“1(H状
態)”の論理状態に固定されていない他方の入力へのネ
ット(この図5では入力A2の入力のネット)へと、そ
の出力Yを接続するネットに置き換えられる。
【0045】図6は、前記置換可能論理ゲートが、3入
力OR論理ゲートとなっている。又、合計3個ある入力
のうち、少なくとも1つの入力が、“0(L状態)”の
論理状態に固定されたネットに接続されている。この図
6に図示される如く、このような3入力OR論理ゲート
は、“0(L状態)”の論理状態には固定されていない
入力のみを備えたOR論理ゲートへと置き換えられる。
この図6では、1つの入力が“0(L状態)”の論理状
態に固定されているため、2入力OR論理ゲートへと置
き換えられている。
【0046】なお、3つの入力のうち、2つの入力が
“0(L状態)”の論理状態に固定されている場合に
は、固定されていない1つの入力をその出力Yへと接続
するネットへと置き換えられる。又、全ての入力が“0
(L状態)”の論理状態に固定されている場合には、出
力Yが“0(L状態)”の論理状態へと固定するネット
へと置き換えられる。
【0047】図7は、前記置換可能論理ゲートが、プリ
セット入力及びリセット入力付D型フリップフロップと
なっている。又、該D型フリップフロップの前記プリセ
ット入力及び前記リセット入力は、いずれも負論理入力
となっている。即ち、前記プリセット入力へと“0”が
入力されると、出力Qは“1”となり、出力QNは
“0”となる。又、前記リセット入力へと“0”が入力
されると、前記出力Qは“0”となり、前記出力QNは
“1”となる。
【0048】従って、この図7に示されるように、前記
プリセット入力が“0”の論理状態に固定されたネット
に接続されたD型フリップフロップにおいては、前記出
力Qに接続されるネットが、“0”の論理状態に固定さ
れたネットに置き換えられる。更に、出力QNに接続さ
れるネットが、“1”の論理状態に固定されるネットへ
と置き換えられる。
【0049】図8及び図9は、前記置換可能論理ゲート
が、一般的なD型フリップフロップとなっている。これ
ら図8及び図9に示されるD型フリップフロップは、い
ずれも、クロック入力CNの立下りにて、入力Dの論理
状態を保持し、保持された論理状態を出力Qとして出力
すると共に、保持された論理状態を反転させたものを、
出力QNとして出力するというものである。
【0050】特に、前記図8のD型フリップフロップで
は、前記入力Dが、“0”の論理状態に固定されたネッ
トに接続されている。一方、前記図9のD型フリップフ
ロップは、その入力Dが、“1”の論理状態に固定され
たネットへと接続されている。又、これら図8及び図9
に示されるように接続された、前記D型フリップフロッ
プは、それぞれ、前記クロック入力の第1個目の立下り
以降においては、その出力の論理状態は固定されたもの
となり、従って、それぞれ右側に図示されるようなネッ
トへと置き換えられる。
【0051】図10は、本実施例の論理回路設計用CA
D装置を用いて行う設計の対象となる論理回路の一例を
示す論理回路図である。
【0052】この図10に示される論理回路は、合計3
個の論理ゲートG1〜G3にて構成されている。論理ゲ
ートG1は、前記図7に示したものと同じ、プリセット
入力及びリセット入力を備えたD型フリップフロップで
ある。前記論理ゲートG2は、2入力AND論理ゲート
である。該2入力ANDゲートは、その1つの入力が
“0”の論理状態に固定されたネットに接続されてい
る。該2入力ANDゲートは、前記図3に示したn 入力
ANDゲートの、その入力数n を、“2”としたものに
対応する。従って、該論理ゲートG2は、前記図3の右
側に示されるようなネットに置き換えることが可能であ
る。前記論理ゲートG3は、3入力OR論理ゲートとな
っている。
【0053】このような前記図10に示される論理回路
においては、前述の如く、前記論理ゲートG2は、
“0”の論理状態にその出力Yに固定するネットを置き
換えることができる(前記図3の特に右側参照)。従っ
て、前記論理ゲートG1の前記リセット入力CLは、
“0”の論理状態に固定されたネットに接続されている
こととなる。従って、該論理ゲートG1は、前記図7の
主として右側に示すように、所定のネットへと置き換え
ることができる。この図7に示されるような置き換えに
よって、前記論理ゲートG3の1つの入力は、“0”の
論理状態に固定されたネットに接続されていることとな
る。従って、該論理ゲートG3は、前記図6の主として
右側に示す如く、2入力OR論理ゲートへと置き換える
ことができる。
【0054】図11は、前述の設計対象の論理回路の一
例の論理回路最適化後を示す論理回路図である。
【0055】この図11に示される如く、前記図10の
論理回路全体は、2入力OR論理ゲートである論理ゲー
トG3a と、“1”の論理状態に固定されたネットに接
続される出力Y2とに置き換えることができる。このよ
うな論理回路の最適化によって、必要とされる素子数は
次のように大幅に減少される。
【0056】(1)論理回路最適化前(図10の論理回
路) a :論理ゲートG1(D型フリップフロップ)=7BC b :論理ゲートG2(2入力AND論理ゲート)=1B
C c :論理ゲートG3(3入力OR論理ゲート)=2BC (2)論理回路最適化後(図11の論理回路) a :論理ゲートG3a (2入力OR論理ゲート)=1B
【0057】なお、上記“BC”は、用いられる素子数
を表わす単位であり、ベーシックセル数を示す。該ベー
シックセル数は、ほぼレイアウト面積に比例する。例え
ば、1BCは、ベーシックセルが1個ということであ
る。本実施例の論理回路最適化によれば、合計10BC
必要とした論理回路を、1BCの論理回路へと最適化す
ることができ、集積度を向上させることができている。
又、前記図11に示される論理回路、及びこの論理回路
と比較される、この論理回路の最適化前の前記図10の
論理回路から明らかな如く、本実施例による論理回路の
最適化の削減結果は、その論理回路図から容易に設計者
が把握することが可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、よ
り効率良く冗長回路を削減すると共に、削減結果を論理
回路図上にも反映することができるという優れた効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示すフローチャート
【図2】本発明の論理回路最適化方法が適用された論理
回路設計用CAD装置に用いられるハードウェア構成を
示すブロック図
【図3】本実施例の論理回路最適化における置換可能論
理ゲート(n 入力AND論理ゲート)とこれに対応する
置換先論理ゲートとを示す線図
【図4】本実施例の論理回路最適化における置換可能論
理ゲート(n 入力NAND論理ゲート)とこれに対応す
る置換先論理ゲートとを示す線図
【図5】本実施例の論理回路最適化における置換可能論
理ゲート(2入力AND論理ゲート)とこれに対応する
置換先論理ゲートとを示す線図
【図6】本実施例の論理回路最適化における置換可能論
理ゲート(3入力OR論理ゲート)とこれに対応する置
換先論理ゲートとを示す線図
【図7】本実施例の論理回路最適化における置換可能論
理ゲート(プリセット入力及びリセット入力付D型フリ
ップフロップ)とこれに対応する置換先論理ゲートとを
示す線図
【図8】本実施例の論理回路最適化における置換可能論
理ゲート(D型フリップフロップのD入力“0”固定)
とこれに対応する置換先論理ゲートとを示す線図
【図9】本実施例の論理回路最適化における置換可能論
理ゲート(D型フリップフロップのD入力“1”固定)
とこれに対応する置換先論理ゲートとを示す線図
【図10】本実施例の論理回路最適化の対象となる設計
中の論理回路の一例を示す論理回路図
【図11】前記論理回路の一例の、論理回路最適化後の
論理回路を示す論理回路図
【符号の説明】
50…CPU 52…主記憶装置 54…ハードディスク装置 56…光ディスク装置 58…フロッピディスク装置 60…入出力装置 62…キーボード 64a …CRT制御装置 64b …CRT 70…システムバス G1〜G3、G3a …論理ゲート Vcc…電源電圧 G…グランド Y、Y1、Y2…出力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理回路の最適化のために置換可能な論理
    ゲートと、該論理ゲートから置き換えられる論理ゲート
    とを、対とし、予め、置換論理ゲートデータベースに記
    憶させておき、 まず、任意の論理状態に固定されたネットを、対象とな
    る論理回路から抽出し、 抽出された論理状態固定ネットへと、少なくとも1つの
    入力が接続された、関係論理ゲートを抽出し、 次に、前記置換論理ゲートデータベースを用いて、前記
    関係論理ゲートが、論理回路の最適化のために置換可能
    か判定して、該判定に従った論理回路最適化情報を生成
    することを特徴とする論理回路最適化方法。
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