JPH0617621B2 - 耐火複合パネル - Google Patents

耐火複合パネル

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JPH0617621B2
JPH0617621B2 JP21331985A JP21331985A JPH0617621B2 JP H0617621 B2 JPH0617621 B2 JP H0617621B2 JP 21331985 A JP21331985 A JP 21331985A JP 21331985 A JP21331985 A JP 21331985A JP H0617621 B2 JPH0617621 B2 JP H0617621B2
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composite panel
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ceramic
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隆一 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築、構築物の内、外壁材として使用する乾式
外壁材で耐火性、耐凍害性にすぐれ、しかも自然感に富
むホーロー容易なセラミック板を化粧板とし、この表面
板の裏面に軽量気泡コンクリート板を積層し、該軽量気
泡コンクリート板の裏面に目地部防水用の防水シートを
一体に固着した耐火複合パネルに関するものである。
〔従来の技術〕 一般に住宅、構築物の内、外壁に耐火性、断熱性、安全
性の関係で不燃建材、例えばセメントを成形したパネル
(PC板)、石こうスラグを主成分とするパネル、ケイ
酸カルシウム板、軽量気泡コンクリートパネル(ALC
板)が多く上市されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、PC板等の窯業系部材は強度に富むが重
く運搬、施工がしにくい不利があった。また、ALC板
は軽量であるが、強度に欠け、かつ、脆い欠点があっ
た。特に、積雪寒冷地では凍害によりクラックが入り、
破壊する致命的な弱点を有しており、必ず吸水防止用の
シーラを木口に、あるいは化粧面に塗料を塗布する必要
があった。さらに、磁器、陶器、器は焼成工程の関係
で大きさ、厚さが大幅に制限され、タイル、瓦程度が普
通であった。しかも、この種パネルは目地部の防水性が
他より弱い欠点があった。その他、この種窯業系部材は
剛性のため下地の凹凸によって下地と部材裏面間に空隙
ができ、無理に釘を打ち込むと割れたりする欠点があっ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、化粧板として
強度があり、かつ、耐火性、耐水性、耐候性、特に凍害
にも強く、その上、素地のまま、あるいはホーローも容
易な粘土を焼成した薄板状で、長尺状等のセラミック板
とその裏面に軽量気泡コンクリート板を一体に固着し、
さらに軽量気泡コンクリート板の裏面にそのすくなくと
も1側縁より突出した防水シートを貼着することによっ
て目地部の防水性に富み、かつ、軽く、強度があり、そ
の上、凍害にも強く、さらに自然感、あるいはホーロー
感を醸し出せる安価な耐火複合パネルを提案するもので
ある。
〔発明の構成〕
本発明は薄板状のセラミック板を軽量気泡コンクリート
板(以下、単にALC板という)の片面に一体に固着
し、ALC板の裏面にその少なくとも一側縁より突出し
た防水シートを貼着した構造の耐火複合パネル(以下、
単にパネルという)に関する。さらに説明すると、セラ
ミック板は粘土、例えばケイ砂、カオリン、モンモリロ
ナイト、ベントナイト、ハロイサイト、ピロフィライト
などを主成分とした自然物のみからなる粘土、もしくは
これにさらに人為的に雲母、アスベスト、石英、長石な
どのケイ酸塩鉱物、鉄質、有機物質などを含んだ粘土を
任意形状の薄板(1〜10mm位)に押出成形し、その生地
板を乾燥し、これを 800〜1300℃で焼成したものであ
る。勿論セラミック板は素焼のもの、あるいはその表面
に薬がけ、生がけなどの化粧粘膜、例えば釉薬を施した
セラミック板等である。また、ALC板はJIS-A-5416に
規定されたオートクレープ養生によって製造されたも
の、またはALCの発泡組織内に補強材、例えば防錆処
理された金網、鉄棒等の1種からなる鉄筋、ガラス繊
維、カーボン繊維、スチール繊維、アスベスト繊維、 1
80℃以上の融点をもつ剛性樹脂繊維等の1種以上を平均
に、あるいは表層部に高密度に混入したものなどからな
るものである。なお、セラミック板とALC板の一体化
には成形体間に無機系の接着剤、例えばセメントモルタ
ル系、低融ガラス系、アルミナ系、ホスフェート系、シ
リカ系を主成分とする接着剤、または合成樹脂系で 180
℃以上の耐熱のある接着剤(フェノール系、ナイロン
系、ポリイミド系)などの1種以上を介在させるか、セ
ラミック板の裏面にALC板の原料を吐出し、成形し、
これをオートクレーブ養生することによってALC板の
原料自体を接着剤として一体に形成するかいずれかの手
段によって一体に形成するものである。また、防水シー
トはALC板の裏面に接着剤を介して一体に固着すると
共に、その少なくとも一例縁より突出し、目地部の防水
性を大幅に強化したものである。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係るパネルの一実施例に
ついて説明すると、1はアスベスト繊維混入のセラミッ
ク板で化粧板として用い、厚さを3mmとした長方形(600
×1800mm)の平板で1200℃で焼成した素焼状のものであ
る。2は鉄筋3入りのALC板で厚さを30mmとしたセラ
ミック板1と同一形状、大きさとした板体である。4は
防水シートでALC板2の恨めに接着剤5を介して、そ
の少なくとも一側縁から突出して一体に固着したもので
あり、主に目地部(図示せず)の防水性を図るようにし
たものである。この素材としては合成樹脂シート、ゴム
シート、金属箔等の1種以上からなるものである。
次に本発明に係るパネルの製造方法の1つを簡単に説明
すると、既に製造してある定尺のセラミック板1を断面
凹状の下型の底面に反転して載置し、次にALC板原料
を補強鉄筋が配置された下型の凹部に注入し、上型型内
で発泡させ、凝固した多孔質のケーキ状物を取り出し、
これを例えば約10気圧、 180℃のオートクレーブで10数
時間養生し、硬化させ、脱型し、次にALC板2の裏面
に接着剤5を介して防水シート4を一体に貼着し、第1
図に示すようなパネルを製造した。
〔その他の実施例〕
以上説明したのは本発明に係るパネルの一実施例にすぎ
ず、セラミック板1を第2図(a)〜(t)に示すように形成
することもできる。また、耐火複合パネルとしては第3
図(a)〜(l)に示すように形成することもできる。特に、
第3図(d)に示すようにセラミック板1に釘穴6を焼成
前に穿設してたり、(e)、(g)図に示すようにコーキング
材7を目地部に植設しておくこともできる。また、図示
しないが防水シート4に硼砂、リン酸塩の1種を含浸さ
せ、目地部の防火性を補強することもできる。さらに、
第3図(h)、(i)に示すように2点鎖線で示す金具によっ
て釘を打設することなく固定することもできる。なお、
第3図においてはセラミック板は1点鎖線で示し、接着
剤5は省略してある。勿論、第2図、第3図を各々組み
合わせてパネルとすることも可能である。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る耐火複合パネルによれば、
耐火性、耐候性があり、凍害に強く、かつ、自然感が直
接表面に現われるセラミック板と、強度があり、軽量で
釘の打設も容易なALC板とを一体に形成したため、施
工しやすく、断熱性、耐久性に富み、しかも凍結融解に
よっても破壊されない特徴がある。また、化粧面は磁
器、陶器、ホーローと任意の材質のものを使用できるた
め、意匠性にすぐれた耐火複合パネルとした特徴があ
る。さらに、形成されたセラミック板にALC板の原料
を吐出し、型内でオートクレーブすれば、ALC板とセ
ラミック板の一体化が容易で、セラミック板の形状に対
応したALC板(芯材)を形成した耐火複合パネルとし
うる利点がある。さらに、セラミック板は長尺、例えば
3636〜7272mmで幅を1000mmとし、これにALC板を一体
に固着し、ALC板の裏面に防水シートを貼着したた
め、従前にない防水性のある耐火複合パネルとしうる特
徴がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る耐火複合パネルの一実施例を示す
斜視図、第2図(a)〜(t)はセラミック板のその他の実施
例を示す説明図、第3図(a)〜(l)は耐火複合パネルのそ
の他の実施例を示す説明図である。 1……セラミック板、2……軽量気泡コンクリート板。
4……防水シート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘土を焼成した薄板状のセラミック板を軽
    量気泡コンクリート板の一表面に、また該コンクリート
    板の裏面にその少なくとも一側縁より突出するように防
    水シートを一体に固着したことを特徴とする耐火複合パ
    ネル。
JP21331985A 1985-09-25 1985-09-25 耐火複合パネル Expired - Fee Related JPH0617621B2 (ja)

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JPS6272849A JPS6272849A (ja) 1987-04-03
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8993462B2 (en) 2006-04-12 2015-03-31 James Hardie Technology Limited Surface sealed reinforced building element

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8993462B2 (en) 2006-04-12 2015-03-31 James Hardie Technology Limited Surface sealed reinforced building element

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JPS6272849A (ja) 1987-04-03

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