JPH0617653Y2 - ステアリングコラムの傾動装置 - Google Patents
ステアリングコラムの傾動装置Info
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- JPH0617653Y2 JPH0617653Y2 JP325591U JP325591U JPH0617653Y2 JP H0617653 Y2 JPH0617653 Y2 JP H0617653Y2 JP 325591 U JP325591 U JP 325591U JP 325591 U JP325591 U JP 325591U JP H0617653 Y2 JPH0617653 Y2 JP H0617653Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は, 自動車等の車両のステ
アリングコラムの傾動装置に関するものである。
アリングコラムの傾動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のステアリングコラムの傾
動装置を図10により説明すると,aがアツパチユーブ
で, 同アツパチユーブa内には, アツパシヤフト(図示
せず)が回転可能に支持されており, 同アツパシヤフト
には, ステアリングハンドルが取付けられている。また
bが上記アツパチユーブaに固定したアツパブラケツ
ト,cが同アツパブラケツトb及び上記アツパチユーブ
aを矢印A方向(上下方向) に傾動可能に枢支する車体
側のピン,dが上記アツパブラケツトbに固定したラチ
エツト板,eがロアチユーブで, 同ロアチユーブeに
は, ロアシヤフト(図示せず) が回転可能に支持され,
同ロアシヤフトと上記アツパシヤフトとがユニバーサル
ジヨイントを介して連結されている。
動装置を図10により説明すると,aがアツパチユーブ
で, 同アツパチユーブa内には, アツパシヤフト(図示
せず)が回転可能に支持されており, 同アツパシヤフト
には, ステアリングハンドルが取付けられている。また
bが上記アツパチユーブaに固定したアツパブラケツ
ト,cが同アツパブラケツトb及び上記アツパチユーブ
aを矢印A方向(上下方向) に傾動可能に枢支する車体
側のピン,dが上記アツパブラケツトbに固定したラチ
エツト板,eがロアチユーブで, 同ロアチユーブeに
は, ロアシヤフト(図示せず) が回転可能に支持され,
同ロアシヤフトと上記アツパシヤフトとがユニバーサル
ジヨイントを介して連結されている。
【0003】またfが上記ロアチユーブeに固定したロ
アブラケツト,gが上記ラチエツト板dに噛合するラチ
エツト歯をもつレバー,hが同レバーgを上記ロアブラ
ケツトfに枢支するピン,iが上記レバーgを上記ラチ
エツト板dの方向に付勢するばね,kが車体側部材に回
転可能に取付けた回転軸,jが同回転軸kに固定した傾
動用レバー,lが同回転軸kに固定したカムで, 同カム
lが上記レバーgに設けた窓状切欠部g1 内に位置し,
また上記アツパブラケツトbと車体側部材との間にラチ
エツト板dとアツパブラケツトbとアツパチユーブaと
をピンcを中心に矢印A方向(上下方向) に付勢するば
ね(図示せず) が介装されており, 傾動用レバーjを把
持して, 回転軸kを中心に矢印D方向に回転すると, カ
ムlも回転軸kを中心に同方向に回転し, 同カムlに窓
状切欠部g1 を介して接する傾動用レバーjがピンhを
中心に矢印E方向に回転し,同傾動用レバーjのラチエ
ツト歯がラチエツト板dから離れて, 同ラチエツト板d
とアツパブラケツトbとアツパチユーブaとがピンcを
中心に矢印A方向(上下方向) に傾動し, またこれらの
部分d,b,aを矢印B方向に戻す一方, 傾動用レバー
jを元の方向に戻すと, レバーgのラチエツト歯とラチ
エツト板dとが噛合して, 上記各部分d,b,aとステ
アリングハンドルとが任意のドライビングポジシヨンに
保持されるようになっている。
アブラケツト,gが上記ラチエツト板dに噛合するラチ
エツト歯をもつレバー,hが同レバーgを上記ロアブラ
ケツトfに枢支するピン,iが上記レバーgを上記ラチ
エツト板dの方向に付勢するばね,kが車体側部材に回
転可能に取付けた回転軸,jが同回転軸kに固定した傾
動用レバー,lが同回転軸kに固定したカムで, 同カム
lが上記レバーgに設けた窓状切欠部g1 内に位置し,
また上記アツパブラケツトbと車体側部材との間にラチ
エツト板dとアツパブラケツトbとアツパチユーブaと
をピンcを中心に矢印A方向(上下方向) に付勢するば
ね(図示せず) が介装されており, 傾動用レバーjを把
持して, 回転軸kを中心に矢印D方向に回転すると, カ
ムlも回転軸kを中心に同方向に回転し, 同カムlに窓
状切欠部g1 を介して接する傾動用レバーjがピンhを
中心に矢印E方向に回転し,同傾動用レバーjのラチエ
ツト歯がラチエツト板dから離れて, 同ラチエツト板d
とアツパブラケツトbとアツパチユーブaとがピンcを
中心に矢印A方向(上下方向) に傾動し, またこれらの
部分d,b,aを矢印B方向に戻す一方, 傾動用レバー
jを元の方向に戻すと, レバーgのラチエツト歯とラチ
エツト板dとが噛合して, 上記各部分d,b,aとステ
アリングハンドルとが任意のドライビングポジシヨンに
保持されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記図10に示す自動
車のステアリングコラムの傾動装置では, レバーgのラ
チエツト歯とラチエツト板dとを噛合して, ステアリン
グハンドルを任意のドライビングポジシヨンに保持する
ようにしており,ステアリングハンドルのドライビング
ポジシヨンをラチエツト歯の数で多段に変更できても,
無段階に変更できないという問題があった。
車のステアリングコラムの傾動装置では, レバーgのラ
チエツト歯とラチエツト板dとを噛合して, ステアリン
グハンドルを任意のドライビングポジシヨンに保持する
ようにしており,ステアリングハンドルのドライビング
ポジシヨンをラチエツト歯の数で多段に変更できても,
無段階に変更できないという問題があった。
【0005】本考案は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり, その目的とする処は,ステアリングハンドルの
ドライビングポジシヨンを無段階に変更できるステアリ
ングコラムの傾動装置を提供しようとする点にある。
であり, その目的とする処は,ステアリングハンドルの
ドライビングポジシヨンを無段階に変更できるステアリ
ングコラムの傾動装置を提供しようとする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに, 本考案のステアリングコラムの傾動装置は,ステ
アリングハンドル側のアツパシヤフト1をユニバーサル
ジヨイント10を介してロアシヤフト12に連結し, 上
記アツパシヤフト1を回転可能に支持するアツパチユー
ブ3にアツパブラケツト5を固定し, 上記ロアシヤフト
12を回転可能に支持するロアチユーブ14にロアブラ
ケツト11を固定し, 上記アツパブラケツト5を枢支部
8を介して上記ロアブラケツト11に上下方向への傾動
を可能に枢支し, 同アツパブラケツト5の上記枢支部8
を中心とする円弧上部分にメモリホール5aを設け,同
メモリホール5に対向して上記ロアブラケツト11に上
記枢支部8を中心とする弧状孔11cを設け,同弧状孔
11cにピンガイド部材20を同弧状孔11cの長手方
向に沿う移動を可能に嵌挿するとともに, 同ピンガイド
部材20と上記ロアブラケツト11との間に同ピンガイ
ド部材20を着脱自在に固定する固定装置を設け, 上記
ピンガイド部材20内にガイドピン23を嵌挿して, 同
ガイドピン23をスプリング22により上記メモリホー
ル5aの方向に付勢し, 上記固定装置を, 上記ピンガイ
ド部材20に取付けた鍔部20bと,上記ピンガイド部
材20の外周面に設けたねじに螺合するナツト19と,
同ナツト19に一体的に取付けた固定用レバー15と,
同ナツト19の外周面に設けたねじに螺合するナツト1
8と,同ナツト18の弧状面18aに係合するストツパ
16と, 上記ピンガイド部材20の鍔部20bに係合す
るストツパ17とにより構成して,上記ストツパ16,
17を上記ロアブラケツト11の内外側面に固定し,上
記ガイドピン23を上記スプリング22に抗してメモリ
ホール5aから離脱させるガイドピン牽引手段21a,
21b,26をガイドピン23に取付けて, 同牽引手段
と上記固定装置とによりステアリングコラムの傾動位置
記憶機構を構成している。
めに, 本考案のステアリングコラムの傾動装置は,ステ
アリングハンドル側のアツパシヤフト1をユニバーサル
ジヨイント10を介してロアシヤフト12に連結し, 上
記アツパシヤフト1を回転可能に支持するアツパチユー
ブ3にアツパブラケツト5を固定し, 上記ロアシヤフト
12を回転可能に支持するロアチユーブ14にロアブラ
ケツト11を固定し, 上記アツパブラケツト5を枢支部
8を介して上記ロアブラケツト11に上下方向への傾動
を可能に枢支し, 同アツパブラケツト5の上記枢支部8
を中心とする円弧上部分にメモリホール5aを設け,同
メモリホール5に対向して上記ロアブラケツト11に上
記枢支部8を中心とする弧状孔11cを設け,同弧状孔
11cにピンガイド部材20を同弧状孔11cの長手方
向に沿う移動を可能に嵌挿するとともに, 同ピンガイド
部材20と上記ロアブラケツト11との間に同ピンガイ
ド部材20を着脱自在に固定する固定装置を設け, 上記
ピンガイド部材20内にガイドピン23を嵌挿して, 同
ガイドピン23をスプリング22により上記メモリホー
ル5aの方向に付勢し, 上記固定装置を, 上記ピンガイ
ド部材20に取付けた鍔部20bと,上記ピンガイド部
材20の外周面に設けたねじに螺合するナツト19と,
同ナツト19に一体的に取付けた固定用レバー15と,
同ナツト19の外周面に設けたねじに螺合するナツト1
8と,同ナツト18の弧状面18aに係合するストツパ
16と, 上記ピンガイド部材20の鍔部20bに係合す
るストツパ17とにより構成して,上記ストツパ16,
17を上記ロアブラケツト11の内外側面に固定し,上
記ガイドピン23を上記スプリング22に抗してメモリ
ホール5aから離脱させるガイドピン牽引手段21a,
21b,26をガイドピン23に取付けて, 同牽引手段
と上記固定装置とによりステアリングコラムの傾動位置
記憶機構を構成している。
【0007】
【作用】本考案のステアリングコラムの傾動装置は前記
のように構成されており,ステアリングハンドルとアツ
パシヤフト1とアツパチユーブ3とアツパブラケツト5
との枢支部8を中心とした傾動量を決定するピンガイド
部材20及びガイドピン23を車体側のロアブラケツト
11に設けた弧状孔11cの任意位置に固定して,ステ
アリングハンドルのドライビングポジシヨンを無段階に
変更する。
のように構成されており,ステアリングハンドルとアツ
パシヤフト1とアツパチユーブ3とアツパブラケツト5
との枢支部8を中心とした傾動量を決定するピンガイド
部材20及びガイドピン23を車体側のロアブラケツト
11に設けた弧状孔11cの任意位置に固定して,ステ
アリングハンドルのドライビングポジシヨンを無段階に
変更する。
【0008】また運転者のドライビングポジシヨンに合
わせた傾動量調整作用が固定用レバー15を操作するこ
とにより, また運転者の乗降時に行われる上方への跳ね
上げ作用がガイドピン23を後退させることにより, ま
たガイドピン23とメモリホール5aとを係脱させる記
憶作用がステアリングハンドルを押し下げるこにより,
それぞれ行われる。
わせた傾動量調整作用が固定用レバー15を操作するこ
とにより, また運転者の乗降時に行われる上方への跳ね
上げ作用がガイドピン23を後退させることにより, ま
たガイドピン23とメモリホール5aとを係脱させる記
憶作用がステアリングハンドルを押し下げるこにより,
それぞれ行われる。
【0009】
【実施例】次に本考案のステアリングコラムの傾動装置
を図1乃至図9に示す一実施例により説明すると, 図1
の1がアツパシヤフト,3がアツパチユーブ,2がベア
リングで, 同ベアリング2のインナレースがスナツプリ
ング4を介して上記アツパシヤフト1に固定され, 同ベ
アリング2のアウタレースが上記アツパチユーブ3に圧
入により固定されて,同アツパシヤフト1が同ベアリン
グ2を介して同アツパチユーブ3に回転可能に支持さ
れ, 同アツパシヤフト1の上端部には, ステアリングハ
ンドル28が取付けられている。
を図1乃至図9に示す一実施例により説明すると, 図1
の1がアツパシヤフト,3がアツパチユーブ,2がベア
リングで, 同ベアリング2のインナレースがスナツプリ
ング4を介して上記アツパシヤフト1に固定され, 同ベ
アリング2のアウタレースが上記アツパチユーブ3に圧
入により固定されて,同アツパシヤフト1が同ベアリン
グ2を介して同アツパチユーブ3に回転可能に支持さ
れ, 同アツパシヤフト1の上端部には, ステアリングハ
ンドル28が取付けられている。
【0010】また図1乃至図5の5が上記アツパチユー
ブ3の下端部に溶接により固定された逆U字状のアツパ
ブラケツトで, 同アツパブラケツト5の片側のみが下方
に延長されている。 また6が上記アツパチユーブ3を上下方向に貫通したア
ツパシヤフト1の下端部に溶接により固定したヨーク,
7,7が上記アツパブラケツト5の上部の孔に圧入した
ベアリング,14がロアチユーブ,11が同ロアチユー
ブ14に溶接により固定したロアブラケツト,11a,
11bが同ロアブラケツト11の延長部で, 同ロアブラ
ケツト11の延長部11a,11bが図2のボデイメン
バー27にボルト及びナツト30を介して締付け固定さ
れている。
ブ3の下端部に溶接により固定された逆U字状のアツパ
ブラケツトで, 同アツパブラケツト5の片側のみが下方
に延長されている。 また6が上記アツパチユーブ3を上下方向に貫通したア
ツパシヤフト1の下端部に溶接により固定したヨーク,
7,7が上記アツパブラケツト5の上部の孔に圧入した
ベアリング,14がロアチユーブ,11が同ロアチユー
ブ14に溶接により固定したロアブラケツト,11a,
11bが同ロアブラケツト11の延長部で, 同ロアブラ
ケツト11の延長部11a,11bが図2のボデイメン
バー27にボルト及びナツト30を介して締付け固定さ
れている。
【0011】また図1の12が上記ロアチユーブ14内
に回転可能に支持されたロアシヤフトで, 同ロアシヤフ
ト12の上端部が上記アツパシヤフト1の下端部に溶接
により固定されたヨーク6にユニバーサルジヨイント1
0を介して連結され,ステアリングハンドル28を操舵
すると, そのときの操舵力がアツパシヤフト1とヨーク
6とユニバーサルジヨイント10とロアシヤフト12と
を介してステアリングギヤボツクス(図示せず) に伝え
られて, 車輪が所定の方向に操舵されるようになってい
る。
に回転可能に支持されたロアシヤフトで, 同ロアシヤフ
ト12の上端部が上記アツパシヤフト1の下端部に溶接
により固定されたヨーク6にユニバーサルジヨイント1
0を介して連結され,ステアリングハンドル28を操舵
すると, そのときの操舵力がアツパシヤフト1とヨーク
6とユニバーサルジヨイント10とロアシヤフト12と
を介してステアリングギヤボツクス(図示せず) に伝え
られて, 車輪が所定の方向に操舵されるようになってい
る。
【0012】また8,8が上記ベアリング7,7に嵌挿
したボルト状のピン,9が同各ピン8を上記ロアブラケ
ツト11の延長部11a,11b下部に締付け固定する
ナツトで,ステアリングハンドル28とアツパシヤフト
1とアツパチユーブ3とアツパブラケツト5とがピン
9,9を中心に第2図の矢印Y方向(上下方向) に傾動
可能になっている。また13が上記アツパブラケツト5
の上端部と上記ロアブラケツト11の上端部との間に介
装したスプリングで,同スプリング13により上記各部
分28,1,3,5が矢印Y方向(上方) に常時付勢れ
ている。
したボルト状のピン,9が同各ピン8を上記ロアブラケ
ツト11の延長部11a,11b下部に締付け固定する
ナツトで,ステアリングハンドル28とアツパシヤフト
1とアツパチユーブ3とアツパブラケツト5とがピン
9,9を中心に第2図の矢印Y方向(上下方向) に傾動
可能になっている。また13が上記アツパブラケツト5
の上端部と上記ロアブラケツト11の上端部との間に介
装したスプリングで,同スプリング13により上記各部
分28,1,3,5が矢印Y方向(上方) に常時付勢れ
ている。
【0013】また第2図乃至第5図の11cが上記ロア
ブラケツト11の片側に設けた弧状孔で, 同弧状孔11
cは, 上記ピン8を中心とした円弧(イ)(図5参照) に
沿って設けられている。 また5aが上記アツパブラケツト5の片側延長部に上記
弧状孔11cに対向して設けたメモリホール,図3, 4
の20が上記弧状孔11cに嵌挿して同弧状孔11cの
長手方向に移動可能なピンガイド部材で,同ピンガイド
部材20の外周面には, 左ねじが刻設されている。
ブラケツト11の片側に設けた弧状孔で, 同弧状孔11
cは, 上記ピン8を中心とした円弧(イ)(図5参照) に
沿って設けられている。 また5aが上記アツパブラケツト5の片側延長部に上記
弧状孔11cに対向して設けたメモリホール,図3, 4
の20が上記弧状孔11cに嵌挿して同弧状孔11cの
長手方向に移動可能なピンガイド部材で,同ピンガイド
部材20の外周面には, 左ねじが刻設されている。
【0014】また同ピンガイド部材20内には,ガイド
ピン23が摺動自在に嵌挿され, 同ガイドピン23と上
記ピンガイド部材20に締付け固定したキヤツプ25と
の間にスプリング22が介装されて, 同ガイドピン23
がアツパブラケツト5の片側延長部の方向に付勢されて
いる。 また19が上記ピンガイド部材20の外周面に刻設した
左ねじに螺合するナツトで,同ナツト19の外周面には,
右ねじが刻設されており, これに図7に示すナツト1
8が螺合している。
ピン23が摺動自在に嵌挿され, 同ガイドピン23と上
記ピンガイド部材20に締付け固定したキヤツプ25と
の間にスプリング22が介装されて, 同ガイドピン23
がアツパブラケツト5の片側延長部の方向に付勢されて
いる。 また19が上記ピンガイド部材20の外周面に刻設した
左ねじに螺合するナツトで,同ナツト19の外周面には,
右ねじが刻設されており, これに図7に示すナツト1
8が螺合している。
【0015】また図3, 4,8,9の16,17上記ロア
ブラケツト11の内外側面に固定したストツパで,同ス
トツパ16の弧状面16aがナツト18の弧状面18a
に,同ストツパ17の弧状面17aがピンガイド部材2
0の鍔部20bの弧状面20aに, それぞれ接触して,
ナツト18及びピンガイド部材20の回転を阻止する一
方,ピンガイド部材20とナツト19,18の弧状孔1
1cに沿う移動を可能にしている。
ブラケツト11の内外側面に固定したストツパで,同ス
トツパ16の弧状面16aがナツト18の弧状面18a
に,同ストツパ17の弧状面17aがピンガイド部材2
0の鍔部20bの弧状面20aに, それぞれ接触して,
ナツト18及びピンガイド部材20の回転を阻止する一
方,ピンガイド部材20とナツト19,18の弧状孔1
1cに沿う移動を可能にしている。
【0016】また21aが外索,21bが内索で, 同外
索21aの先端部が上記キヤツプ25に固定され,同内
索21bが上記ガイドピン23内へ延びて同ガイドピン
23の先端部内面に固定され, 同内索21bの他端部
は,リリースノブ26へ延びている。また15が固定用
レバーで,同固定用レバー15が上記ナツト19にロツ
クナツト29を介して締付け固定されており, 上記ガイ
ドピン牽引手段21a,21b,26と上記固定装置1
5〜20とによりステアリングコラムの傾動位置記憶機
構が構成されている。
索21aの先端部が上記キヤツプ25に固定され,同内
索21bが上記ガイドピン23内へ延びて同ガイドピン
23の先端部内面に固定され, 同内索21bの他端部
は,リリースノブ26へ延びている。また15が固定用
レバーで,同固定用レバー15が上記ナツト19にロツ
クナツト29を介して締付け固定されており, 上記ガイ
ドピン牽引手段21a,21b,26と上記固定装置1
5〜20とによりステアリングコラムの傾動位置記憶機
構が構成されている。
【0017】次に前記ステアリングコラムの傾動装置の
作用を具体的に説明する。いまアツパブラケツト5とア
ツパチユーブ3とアツパシヤフト1とが図2,5の実線
位置にあり, ガイドピン23及びピンガイド部材20が
x1 位置にあって,ガイドピン23がアツパブラケツト
5のメモリホール5aに係合するとともに, ピンガイド
部材20が鍔部20bがロアブラケツト11の弧状孔1
1cの一端周縁部に密着しているとすると, この状態から,固定用レバー15を図2の矢印Y1 方向
に回転する。そうすると, ナツト19が回転し, それに
つれてピンガイド部材20がアツパブラケツト5の方向
へ移動し, 同ピンガイド部材20の鍔部20bがロアブ
ケラツト11の弧状孔11cの一端周縁部から離れて,
ピンガイド部材20がロアブラケツト11から解放され
るが, アツパブラケツト5とアツパチユーブ3とアツパ
シヤフト1とはスプリング13により上方に付勢されて
おり, 上記のようにピンガイド部材20がロアブラケツ
ト11から解放されると,これらの部分5,3,1がピ
ン8を中心に図2の矢印Y方向(上方) に傾動する。
作用を具体的に説明する。いまアツパブラケツト5とア
ツパチユーブ3とアツパシヤフト1とが図2,5の実線
位置にあり, ガイドピン23及びピンガイド部材20が
x1 位置にあって,ガイドピン23がアツパブラケツト
5のメモリホール5aに係合するとともに, ピンガイド
部材20が鍔部20bがロアブラケツト11の弧状孔1
1cの一端周縁部に密着しているとすると, この状態から,固定用レバー15を図2の矢印Y1 方向
に回転する。そうすると, ナツト19が回転し, それに
つれてピンガイド部材20がアツパブラケツト5の方向
へ移動し, 同ピンガイド部材20の鍔部20bがロアブ
ケラツト11の弧状孔11cの一端周縁部から離れて,
ピンガイド部材20がロアブラケツト11から解放され
るが, アツパブラケツト5とアツパチユーブ3とアツパ
シヤフト1とはスプリング13により上方に付勢されて
おり, 上記のようにピンガイド部材20がロアブラケツ
ト11から解放されると,これらの部分5,3,1がピ
ン8を中心に図2の矢印Y方向(上方) に傾動する。
【0018】このとき,ガイドピン23は, スプリング
22の付勢力によりアツパブラケツト5のメモリホール
5aに係合しており,同ガイドピン23及びピンガイド
部材20も上記各部分5,3,1とともにピン8を中心
にロアブラケツト11の弧状孔11c中を他端部の方向
へ移動し, 同ピンガイド部材20が弧状孔11cの他端
部に当接して,ガイドピン23及びメモリホール5aが
第5図のx2 位置に移動したときには,上記各部分5,
3,1のピン8を中心とした傾動が止む。
22の付勢力によりアツパブラケツト5のメモリホール
5aに係合しており,同ガイドピン23及びピンガイド
部材20も上記各部分5,3,1とともにピン8を中心
にロアブラケツト11の弧状孔11c中を他端部の方向
へ移動し, 同ピンガイド部材20が弧状孔11cの他端
部に当接して,ガイドピン23及びメモリホール5aが
第5図のx2 位置に移動したときには,上記各部分5,
3,1のピン8を中心とした傾動が止む。
【0019】図5のθt は上記各部分5,3,1,即
ち, ステアリングハンドル28の傾動量(チルト量) を
示している。 この状態になったら,ステアリングハンドル28を把持
して, 運転者の適した位置に移動する。このときにも,
上記各部分5,3,1はピン8を中心に回転し,メモリ
ホール5aに係合しているガイドピン23及びピンガイ
ド部材20は弧状孔11c中を移動し, 同ガイドピン2
3及び同ピンガイド部材20が同弧状孔11cの途中の
任意位置まで移動すると, 固定用レバー15を図2のY
0 方向に回転する。
ち, ステアリングハンドル28の傾動量(チルト量) を
示している。 この状態になったら,ステアリングハンドル28を把持
して, 運転者の適した位置に移動する。このときにも,
上記各部分5,3,1はピン8を中心に回転し,メモリ
ホール5aに係合しているガイドピン23及びピンガイ
ド部材20は弧状孔11c中を移動し, 同ガイドピン2
3及び同ピンガイド部材20が同弧状孔11cの途中の
任意位置まで移動すると, 固定用レバー15を図2のY
0 方向に回転する。
【0020】このとき, ナツト19が前記と反対方向に
回転し,それにつれてピンガイド部材20が反アツパブ
ラケツト5方向に移動し,同ピンガイド部材20の鍔部
20bがロアブラケツト11の弧状孔11cの周縁部に
密接して,同ピンガイド部材20及びガイドピン23と
上記各部分5,3,1とが固定される。以上が運転者の
ドライビングポジシヨンに合わせた傾動量調整作用であ
る。
回転し,それにつれてピンガイド部材20が反アツパブ
ラケツト5方向に移動し,同ピンガイド部材20の鍔部
20bがロアブラケツト11の弧状孔11cの周縁部に
密接して,同ピンガイド部材20及びガイドピン23と
上記各部分5,3,1とが固定される。以上が運転者の
ドライビングポジシヨンに合わせた傾動量調整作用であ
る。
【0021】また上記固定状態から,リリースノブ26
を操作して, 内索211bを牽引すると, ガイドピン2
3が図3の実線位置から破線位置へスプリング22に抗
し後退して, メモリホール5aから脱出し, 上記各部分
5,3,1がロアブラケツト11から解放されて, 同各
部分5,3,1がスプリング13により,ピン8を中心
に図2の矢印Y方向(上方) に傾動し, アツパブラケツ
ト5の下端部5bがロアブラケツト11に固定したスト
ツパ24に当接して, 停止する。
を操作して, 内索211bを牽引すると, ガイドピン2
3が図3の実線位置から破線位置へスプリング22に抗
し後退して, メモリホール5aから脱出し, 上記各部分
5,3,1がロアブラケツト11から解放されて, 同各
部分5,3,1がスプリング13により,ピン8を中心
に図2の矢印Y方向(上方) に傾動し, アツパブラケツ
ト5の下端部5bがロアブラケツト11に固定したスト
ツパ24に当接して, 停止する。
【0022】図5のθuは, 上記各部分5,3,1,即
ち,ステアリングハンドル28の跳ね上げ量を示す。な
おリリースノブ26を操作するのは, ガイドピン23を
メモリホール5aから脱出させるときだけでよく,その
後は, ガイドピン23がスプリング22により前進し
て,アツパブラケツト5に当接するが,ガイドピン23の
当接するアツパブラケツト5の面は, メモリホール5a
を除けば平らな面であり,同アツパブラケツト5がガイ
ドピン23に対し摺動して, 同アツパブラケツト5とア
ツパチユーブ3とアツパシヤフト1とが上記位置まで回
転して, 停止する。
ち,ステアリングハンドル28の跳ね上げ量を示す。な
おリリースノブ26を操作するのは, ガイドピン23を
メモリホール5aから脱出させるときだけでよく,その
後は, ガイドピン23がスプリング22により前進し
て,アツパブラケツト5に当接するが,ガイドピン23の
当接するアツパブラケツト5の面は, メモリホール5a
を除けば平らな面であり,同アツパブラケツト5がガイ
ドピン23に対し摺動して, 同アツパブラケツト5とア
ツパチユーブ3とアツパシヤフト1とが上記位置まで回
転して, 停止する。
【0023】以上が運転者の乗降時に行われる上方への
跳ね上げ作用である。 また上記の上方への傾動状態から, ステアリングハンド
ル28と上記各部分5,3,1とをスプリング13に抗
して下方へ押し下げると, これらの部分28,5,3,
1がピン8を中心に回転する。またこの回転により, ア
ツパブラケツト5のメモリホール5aが弧状孔11cの
任意位置に固定されたピンガイド部材20中のガイドピ
ン23に対向すると, スプリング22により前進方向に
付勢されている同ガイドピン23が同メモリホール5a
に係合して,上記各部分28,5,3,1がさきに述べ
た設定位置に固定される。以上が記憶作用である。
跳ね上げ作用である。 また上記の上方への傾動状態から, ステアリングハンド
ル28と上記各部分5,3,1とをスプリング13に抗
して下方へ押し下げると, これらの部分28,5,3,
1がピン8を中心に回転する。またこの回転により, ア
ツパブラケツト5のメモリホール5aが弧状孔11cの
任意位置に固定されたピンガイド部材20中のガイドピ
ン23に対向すると, スプリング22により前進方向に
付勢されている同ガイドピン23が同メモリホール5a
に係合して,上記各部分28,5,3,1がさきに述べ
た設定位置に固定される。以上が記憶作用である。
【0024】
【考案の効果】本考案のステアリングコラムの傾動装置
は前記のように構成されており,ステアリングハンドル
とアツパシヤフト1とアツパチユーブ3とアツパブラケ
ツト5との枢支部8を中心とした傾動量を決定するピン
ガイド部材20及びガイドピン23を車体側のロアブラ
ケツト11に設けた弧状孔11cの任意位置に固定でき
るので, ステアリングハンドルのドライビングポジシヨ
ンを無段階に変更できる。
は前記のように構成されており,ステアリングハンドル
とアツパシヤフト1とアツパチユーブ3とアツパブラケ
ツト5との枢支部8を中心とした傾動量を決定するピン
ガイド部材20及びガイドピン23を車体側のロアブラ
ケツト11に設けた弧状孔11cの任意位置に固定でき
るので, ステアリングハンドルのドライビングポジシヨ
ンを無段階に変更できる。
【0025】また運転者のドライビングポジシヨンに合
わせた傾動量調整作用が固定用レバー15を操作するこ
とにより, また運転者の乗降時に行われる上方への跳ね
上げ作用がガイドピン23を後退させることにより, ま
たガイドピン23とメモリホール5aとを係脱させる記
憶作用がステアリングハンドルを押し下げるこにより,
それぞれ行われので,操作が容易になる。
わせた傾動量調整作用が固定用レバー15を操作するこ
とにより, また運転者の乗降時に行われる上方への跳ね
上げ作用がガイドピン23を後退させることにより, ま
たガイドピン23とメモリホール5aとを係脱させる記
憶作用がステアリングハンドルを押し下げるこにより,
それぞれ行われので,操作が容易になる。
【0026】またナツト18の弧状面18aをロアブラ
ケツト11に固定したストツパ16の弧状面16aに,
ピンガイド部材20の鍔部20bをロアブラケツト11
に固定したストツパ17に, それぞれ接触させて, これ
らナツト18及びピンガイド部材20の回転を阻止する
一方, 上記各ストツパ16,17により,これらナツト
18の弧状面18a及びピンガイド部材20の円弧状孔
11cに沿う移動をガイドする(各ストツパがガイドレ
ールの役目をする) ので, ピンカイド部材20を円弧状
孔11cに沿ってスムーズに移動させることができる効
果がある。
ケツト11に固定したストツパ16の弧状面16aに,
ピンガイド部材20の鍔部20bをロアブラケツト11
に固定したストツパ17に, それぞれ接触させて, これ
らナツト18及びピンガイド部材20の回転を阻止する
一方, 上記各ストツパ16,17により,これらナツト
18の弧状面18a及びピンガイド部材20の円弧状孔
11cに沿う移動をガイドする(各ストツパがガイドレ
ールの役目をする) ので, ピンカイド部材20を円弧状
孔11cに沿ってスムーズに移動させることができる効
果がある。
【図1】本考案のステアリングコラムの傾動装置の一実
施例を示す正面図である。
施例を示す正面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】ピンガイド部材部分の縦断側面図である。
【図4】ピンガイド部材部分の縦断側面図である。
【図5】同傾動装置の作用説明図である。
【図6】ピンガイド部材の斜視図である。
【図7】ナツト及びストツパの斜視図である。
【図8】ナツト及びストツパの斜視図である。
【図9】ナツト及びストツパの斜視図である。
【図10】従来のステアリングコラムの傾動装置を示す
側面図である。
側面図である。
1 アツパシヤフト 3 アツパチユーブ 5 アツパブラケツト 5a メモリホール 8 枢支部 10 ユニバーサルジヨイント 11 ロアブラケツト 11c 弧状孔 12 ロアシヤフト 15 固定装置の固定用レバー 16 ストツパ 17 ストツパ 18 ナツト 18a ナツト18の弧状面 19 ナツト 20 ピンガイド部材 20a ピンガイド部材20の弧状面 20b ピンガイド部材20の鍔部 21a 牽引手段の外索 21b 牽引手段の内索 22 スプリング 23 ガイドピン 26 牽引手段のリリースノブ
Claims (1)
- 【請求項1】 ステアリングハンドル側のアツパシヤフ
ト1をユニバーサルジヨイント10を介してロアシヤフ
ト12に連結し, 上記アツパシヤフト1を回転可能に支
持するアツパチユーブ3にアツパブラケツト5を固定
し, 上記ロアシヤフト12を回転可能に支持するロアチ
ユーブ14にロアブラケツト11を固定し,上記アツパ
ブラケツト5を枢支部8を介して上記ロアブラケツト1
1に上下方向への傾動を可能に枢支し, 同アツパブラケ
ツト5の上記枢支部8を中心とする円弧上部分にメモリ
ホール5aを設け,同メモリホール5に対向して上記ロ
アブラケツト11に上記枢支部8を中心とする弧状孔1
1cを設け,同弧状孔11cにピンガイド部材20を同
弧状孔11cの長手方向に沿う移動を可能に嵌挿すると
ともに, 同ピンガイド部材20と上記ロアブラケツト1
1との間に同ピンガイド部材20を着脱自在に固定する
固定装置を設け, 上記ピンガイド部材20内にガイドピ
ン23を嵌挿して, 同ガイドピン23をスプリング22
により上記メモリホール5aの方向に付勢し, 上記固定
装置を, 上記ピンガイド部材20に取付けた鍔部20b
と,上記ピンガイド部材20の外周面に設けたねじに螺
合するナツト19と,同ナツト19に一体的に取付けた
固定用レバー15と, 同ナツト19の外周面に設けたね
じに螺合するナツト18と,同ナツト18の弧状面18
aに係合するストツパ16と, 上記ピンガイド部材20
の鍔部20bに係合するストツパ17とにより構成し
て,上記ストツパ16,17を上記ロアブラケツト11
の内外側面に固定し,上記ガイドピン23を上記スプリ
ング22に抗してメモリホール5aから離脱させるガイ
ドピン牽引手段21a,21b,26をガイドピン23
に取付けて, 同牽引手段と上記固定装置とによりステア
リングコラムの傾動位置記憶機構を構成したことを特徴
とするステアリングコラムの傾動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP325591U JPH0617653Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | ステアリングコラムの傾動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP325591U JPH0617653Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | ステアリングコラムの傾動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0489473U JPH0489473U (ja) | 1992-08-05 |
| JPH0617653Y2 true JPH0617653Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31732022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP325591U Expired - Lifetime JPH0617653Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | ステアリングコラムの傾動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617653Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP325591U patent/JPH0617653Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0489473U (ja) | 1992-08-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19941101 |