JPH06177012A - アライメント装置 - Google Patents
アライメント装置Info
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- JPH06177012A JPH06177012A JP4324022A JP32402292A JPH06177012A JP H06177012 A JPH06177012 A JP H06177012A JP 4324022 A JP4324022 A JP 4324022A JP 32402292 A JP32402292 A JP 32402292A JP H06177012 A JPH06177012 A JP H06177012A
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- JP
- Japan
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- light
- alignment
- wavelength
- optical system
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F9/00—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
- G03F9/70—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 露光光とは異なる波長のアライメント光を用
いて投影光学系を介して感光基板上に形成されたアライ
メントマークの検出を行う場合に、投影光学系の反射防
止コーティングの設計及び製造を容易にする。 【構成】 露光光のもとでレチクル2のパターンが投影
光学系3を介してウエハ4上に投影される。レーザー光
源10から射出されたアライメント光としてのレーザー
ビームが、レチクル2のレチクルマークに照射され、レ
チクル2を透過したアライメント光が投影光学系3を経
てウエハ2上のウエハマークに照射される。そのアライ
メント光としてのレーザービームの波長を露光光の波長
の3倍程度に設定する。
いて投影光学系を介して感光基板上に形成されたアライ
メントマークの検出を行う場合に、投影光学系の反射防
止コーティングの設計及び製造を容易にする。 【構成】 露光光のもとでレチクル2のパターンが投影
光学系3を介してウエハ4上に投影される。レーザー光
源10から射出されたアライメント光としてのレーザー
ビームが、レチクル2のレチクルマークに照射され、レ
チクル2を透過したアライメント光が投影光学系3を経
てウエハ2上のウエハマークに照射される。そのアライ
メント光としてのレーザービームの波長を露光光の波長
の3倍程度に設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレチクル(マス
ク)上に形成されたパターンをウエハ上に転写する投影
光学系を備えた投影露光装置用のアライメント(位置合
わせ)装置に関し、特に、レチクルのパターンをウエハ
上に転写するための露光光とは異なる波長のアライメン
ト光により、レチクルとウエハとの相対的な位置合わせ
を行うアライメント装置に関する。
ク)上に形成されたパターンをウエハ上に転写する投影
光学系を備えた投影露光装置用のアライメント(位置合
わせ)装置に関し、特に、レチクルのパターンをウエハ
上に転写するための露光光とは異なる波長のアライメン
ト光により、レチクルとウエハとの相対的な位置合わせ
を行うアライメント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子又は液晶表示素子等をリソグ
ラフィ工程で製造する際に、フォトマスク又はレチクル
(以下、「レチクル」と総称する)のパターン像を投影
光学系を介して感光基板としてのウエハ上に投影する投
影露光装置が使用されている。一般に半導体素子等を製
造する際には、ウエハ上に複数層の回路パターンが重ね
て形成される。この場合、前工程で形成されたパターン
と今回転写されるパターン像との位置合わせ、即ちウエ
ハとレチクルとの相対的な位置合わせ高精度に行う必要
があるため、投影露光装置にはアライメント装置が備え
られている。
ラフィ工程で製造する際に、フォトマスク又はレチクル
(以下、「レチクル」と総称する)のパターン像を投影
光学系を介して感光基板としてのウエハ上に投影する投
影露光装置が使用されている。一般に半導体素子等を製
造する際には、ウエハ上に複数層の回路パターンが重ね
て形成される。この場合、前工程で形成されたパターン
と今回転写されるパターン像との位置合わせ、即ちウエ
ハとレチクルとの相対的な位置合わせ高精度に行う必要
があるため、投影露光装置にはアライメント装置が備え
られている。
【0003】従来のアライメント装置として、ウエハ上
の各ショット領域の近傍に形成されたアライメントマー
ク(ウエハマーク)を所定の位置関係に設定することに
より、ウエハとレチクルとの位置合わせを行うアライメ
ント装置が知られている。この場合、そのウエハマーク
の検出方法には、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式と
TTR(スルー・ザ・レチクル)方式とがあり、TTL
方式では、レチクルと投影光学系との間から投影光学系
を介して入射されるアライメント光により、ウエハ上の
アライメントマークが検出される。
の各ショット領域の近傍に形成されたアライメントマー
ク(ウエハマーク)を所定の位置関係に設定することに
より、ウエハとレチクルとの位置合わせを行うアライメ
ント装置が知られている。この場合、そのウエハマーク
の検出方法には、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式と
TTR(スルー・ザ・レチクル)方式とがあり、TTL
方式では、レチクルと投影光学系との間から投影光学系
を介して入射されるアライメント光により、ウエハ上の
アライメントマークが検出される。
【0004】一方、TTR方式では、ウエハマークを検
出するためのアライメント光が、レチクルの上方から照
射され、レチクルを透過したアライメント光は投影光学
系を介してウエハ上のウエハマークに照射される。そし
て、このウエハマークで反射されたアライメント光が投
影光学系及びレチクルを経て、アライメント装置内の受
光素子で受光される。
出するためのアライメント光が、レチクルの上方から照
射され、レチクルを透過したアライメント光は投影光学
系を介してウエハ上のウエハマークに照射される。そし
て、このウエハマークで反射されたアライメント光が投
影光学系及びレチクルを経て、アライメント装置内の受
光素子で受光される。
【0005】これらTTL方式及びTTR方式の何れの
方式においても、ウエハ上に塗布された感光材(フォト
レジスト等)が感光しないように、露光光とは異なる波
長で、且つ感光材に対する感光性の弱い光がアライメン
ト光として使用されていた。その露光光としては例えば
波長248nmの紫外光が使用され、アライメント光と
しては波長633nmのHe−Neレーザー光が使用さ
れていた。この場合、投影光学系の各レンズエレメント
に形成される反射防止コーティングとしては、露光光に
対してもアライメント光に対しても共に反射防止特性を
持たせるように設計された多層膜コーティングが用いら
れていた。
方式においても、ウエハ上に塗布された感光材(フォト
レジスト等)が感光しないように、露光光とは異なる波
長で、且つ感光材に対する感光性の弱い光がアライメン
ト光として使用されていた。その露光光としては例えば
波長248nmの紫外光が使用され、アライメント光と
しては波長633nmのHe−Neレーザー光が使用さ
れていた。この場合、投影光学系の各レンズエレメント
に形成される反射防止コーティングとしては、露光光に
対してもアライメント光に対しても共に反射防止特性を
持たせるように設計された多層膜コーティングが用いら
れていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のアライメント装
置のように、投影光学系に施された反射防止コーティン
グが、露光光のみならずアライメント光(波長633n
m)に対しても反射防止特性を持つためには、複雑な多
層膜コーティングを行う必要があるため、その反射防止
コーティングの設計及び製造が困難であるという不都合
がある。
置のように、投影光学系に施された反射防止コーティン
グが、露光光のみならずアライメント光(波長633n
m)に対しても反射防止特性を持つためには、複雑な多
層膜コーティングを行う必要があるため、その反射防止
コーティングの設計及び製造が困難であるという不都合
がある。
【0007】特に、例えば波長248nmのエキシマレ
ーザー光を露光光とするエキシマレーザー用の投影光学
系では、コーティング材料が極限られたものに制約され
てしまう。その制約の下で、波長248nmのエキシマ
レーザー光と共に、波長633nmのHe−Neレーザ
ー光の反射防止コーティングを行おうとすると、一般
に、それぞれの単色の反射防止コーディングに比べて反
射防止特性が劣化してしまう。更に、その場合の反射防
止コーティングは、複雑な多層膜となるため、膜厚が厚
くなるとともに膜厚むらが生じ易くなり、透過率むらが
生じ易くなってしまうことになる。
ーザー光を露光光とするエキシマレーザー用の投影光学
系では、コーティング材料が極限られたものに制約され
てしまう。その制約の下で、波長248nmのエキシマ
レーザー光と共に、波長633nmのHe−Neレーザ
ー光の反射防止コーティングを行おうとすると、一般
に、それぞれの単色の反射防止コーディングに比べて反
射防止特性が劣化してしまう。更に、その場合の反射防
止コーティングは、複雑な多層膜となるため、膜厚が厚
くなるとともに膜厚むらが生じ易くなり、透過率むらが
生じ易くなってしまうことになる。
【0008】本発明は斯かる点に鑑み、露光光とは異な
る波長のアライメント光を用いて投影光学系を介して感
光基板上に形成されたアライメントマークの検出を行う
場合に、投影光学系の高性能な反射防止コーティングの
設計及び製造を容易に行えるアライメント装置を提供す
ることを目的とする。
る波長のアライメント光を用いて投影光学系を介して感
光基板上に形成されたアライメントマークの検出を行う
場合に、投影光学系の高性能な反射防止コーティングの
設計及び製造を容易に行えるアライメント装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【問題を解決するための手段】本発明によるアライメン
ト装置は、例えば図1及び図2に示すように、転写用の
パターンが形成されたマスク(2)を露光光で照明する
照明光学系と、その露光光のもとでマスク(2)の転写
用のパターン像をアライメントマーク(4a)が形成さ
れた感光基板(4)上に投影する投影光学系(3)とを
備えた露光装置に設けられ、マスク(2)と感光基板
(4)との相対的な位置関係の検出を行うアライメント
装置において、その露光光とは異なる波長のアライメン
ト光を投影光学系(3)を介して感光基板(4)上に形
成されたアライメントマークに照射する送光系(10,
13a,13b,18)と、そのアライメントマークか
らの光を投影光学系(3)を介して検出する受光系(1
8,14,21)とよりなるアライメント系を有する。
ト装置は、例えば図1及び図2に示すように、転写用の
パターンが形成されたマスク(2)を露光光で照明する
照明光学系と、その露光光のもとでマスク(2)の転写
用のパターン像をアライメントマーク(4a)が形成さ
れた感光基板(4)上に投影する投影光学系(3)とを
備えた露光装置に設けられ、マスク(2)と感光基板
(4)との相対的な位置関係の検出を行うアライメント
装置において、その露光光とは異なる波長のアライメン
ト光を投影光学系(3)を介して感光基板(4)上に形
成されたアライメントマークに照射する送光系(10,
13a,13b,18)と、そのアライメントマークか
らの光を投影光学系(3)を介して検出する受光系(1
8,14,21)とよりなるアライメント系を有する。
【0010】更に、本発明は、マスク(2)と感光基板
(4)との間に配置され、投影光学系(3)によってそ
のアライメント光に対して発生する軸上色収差及び/又
は倍率色収差とはそれぞれ反対方向の軸上色収差及び/
又は倍率色収差をそのアライメント光に対して発生する
補正光学素子(GXA1,GXA2,GXA3)とを有し、その
アライメント光として、波長がその露光光の波長の3倍
の近傍の光を使用するものである。
(4)との間に配置され、投影光学系(3)によってそ
のアライメント光に対して発生する軸上色収差及び/又
は倍率色収差とはそれぞれ反対方向の軸上色収差及び/
又は倍率色収差をそのアライメント光に対して発生する
補正光学素子(GXA1,GXA2,GXA3)とを有し、その
アライメント光として、波長がその露光光の波長の3倍
の近傍の光を使用するものである。
【0011】この場合、そのアライメント光としては、
その露光光の波長の3倍の波長を中心として±50nm
の幅の範囲内に波長が狭帯化された連続スペクトル光を
使用できる。また、そのアライメント光としては、その
露光光の波長の3倍の波長を中心として±50nmの幅
の範囲内にそれぞれ波長を有する複数の離散的スペクト
ル光を使用してもよい。
その露光光の波長の3倍の波長を中心として±50nm
の幅の範囲内に波長が狭帯化された連続スペクトル光を
使用できる。また、そのアライメント光としては、その
露光光の波長の3倍の波長を中心として±50nmの幅
の範囲内にそれぞれ波長を有する複数の離散的スペクト
ル光を使用してもよい。
【0012】
【作用】斯かる本発明の原理につき説明する。一般に、
屈折率n、膜厚dの露光光用の反射防止膜の上面と下面
とで各々反射される露光光の波長λE と、各々の反射光
間の光路差2・n・dとは、以下の関係を満たすように
なっている。
屈折率n、膜厚dの露光光用の反射防止膜の上面と下面
とで各々反射される露光光の波長λE と、各々の反射光
間の光路差2・n・dとは、以下の関係を満たすように
なっている。
【0013】
【数1】2・n・d=(2m+1)λE /2 (但し、m=0,1,2,3,‥‥) そこで、アライメント光の波長λA を、λA =(2m+
1)λE と、露光光の波長λE の奇数倍となるように選
ぶことにより次の式が成立し、その露光光用の反射防止
膜はアライメント光に対しても反射防止効果を有するよ
うになる。従って、本発明によれば、2波長反射防止膜
を容易に設計及び製造できる。
1)λE と、露光光の波長λE の奇数倍となるように選
ぶことにより次の式が成立し、その露光光用の反射防止
膜はアライメント光に対しても反射防止効果を有するよ
うになる。従って、本発明によれば、2波長反射防止膜
を容易に設計及び製造できる。
【0014】
【数2】2・n・d=(2m+1)λE /2=λA 従って、アライメント光の波長λA を、露光光の波長λ
E の奇数倍となるように選ぶことにより、投影光学系
(3)の各レンズエレメントに形成される露光光及びア
ライメント光の両方に有効な反射防止膜の設計及び製造
が容易になる。即ち、従来アライメント光としてよく用
いられていた波長633nmのHe−Neレーザー光と
露光光との両方に対応して有効な反射防止膜に比べて、
本発明の場合には比較的簡単な構造の薄膜コーティング
を使用できる。
E の奇数倍となるように選ぶことにより、投影光学系
(3)の各レンズエレメントに形成される露光光及びア
ライメント光の両方に有効な反射防止膜の設計及び製造
が容易になる。即ち、従来アライメント光としてよく用
いられていた波長633nmのHe−Neレーザー光と
露光光との両方に対応して有効な反射防止膜に比べて、
本発明の場合には比較的簡単な構造の薄膜コーティング
を使用できる。
【0015】この場合、現在使用可能である露光光の波
長λE に対して、アライメント光として実用的な範囲は
その露光光の波長λE の3倍の波長の光である。また、
そのアライメント光としては、その露光光の波長λE の
正確に3倍の波長を有する単一の離散的スペクトル光を
使用しても良いが、実際にはそのアライメント光はその
露光光の波長λE の3倍の近傍の波長であっても良い。
長λE に対して、アライメント光として実用的な範囲は
その露光光の波長λE の3倍の波長の光である。また、
そのアライメント光としては、その露光光の波長λE の
正確に3倍の波長を有する単一の離散的スペクトル光を
使用しても良いが、実際にはそのアライメント光はその
露光光の波長λE の3倍の近傍の波長であっても良い。
【0016】更に、そのアライメント光の波長が、その
露光光の波長の3倍の波長を中心として±50nmの幅
の範囲内にあれば、そのアライメント光が波長が狭帯化
された連続スペクトル光でも、複数の離散的スペクトル
光の混合でも反射防止膜の設計及び製造は比較的容易で
ある。更に、感光基板上での感光材中の干渉効果が緩和
される利点もある。
露光光の波長の3倍の波長を中心として±50nmの幅
の範囲内にあれば、そのアライメント光が波長が狭帯化
された連続スペクトル光でも、複数の離散的スペクトル
光の混合でも反射防止膜の設計及び製造は比較的容易で
ある。更に、感光基板上での感光材中の干渉効果が緩和
される利点もある。
【0017】
【実施例】以下、本発明によるアライメント装置の第1
実施例につき図面を参照して説明する。本実施例は、ス
テップ・アンド・リピート方式の投影露光装置のアライ
メント装置に本発明を適用したものである。また、本実
施例では、レチクルのパターンを感光材が塗布されたウ
エハ上に露光するための露光光と、この露光光とは異な
りその感光材を感光させることがなく、且つ投影光学系
を介してウエハ上のアライメントマーク(ウエハマー
ク)を検出するためのアライメント光とが使用される。
実施例につき図面を参照して説明する。本実施例は、ス
テップ・アンド・リピート方式の投影露光装置のアライ
メント装置に本発明を適用したものである。また、本実
施例では、レチクルのパターンを感光材が塗布されたウ
エハ上に露光するための露光光と、この露光光とは異な
りその感光材を感光させることがなく、且つ投影光学系
を介してウエハ上のアライメントマーク(ウエハマー
ク)を検出するためのアライメント光とが使用される。
【0018】従って、本実施例では、投影光学系の各レ
ンズエレメントに対して露光光とアライメント光との両
方に対して有効な2波長反射防止膜を形成しなければな
らない。このために本実施例では、図1に示すように、
アライメント光の波長λA を露光光の波長λE のほぼ3
倍として、それらアライメント光及び露光光に対する反
射防止膜の反射率がそれぞれほぼ0になるようにする。
詳細は後述することとして、先ず具体的な装置構成につ
いて説明する。
ンズエレメントに対して露光光とアライメント光との両
方に対して有効な2波長反射防止膜を形成しなければな
らない。このために本実施例では、図1に示すように、
アライメント光の波長λA を露光光の波長λE のほぼ3
倍として、それらアライメント光及び露光光に対する反
射防止膜の反射率がそれぞれほぼ0になるようにする。
詳細は後述することとして、先ず具体的な装置構成につ
いて説明する。
【0019】図2は、本実施例の投影露光装置の要部の
概略構成を示し、この図2において、所定の回路パター
ンが形成されたレチクル2とウエハ4とは、露光光のも
とで投影光学系(投影対物レンズ)3に関して共役に配
置され、レチクル2及びウエハ4は、不図示の2次元的
に移動可能なステージに保持されている。不図示ではあ
るが、投影光学系3の上方には、照明光学系が設けら
れ、この照明光学系から露光光として供給される例えば
エキシマレーザー光(波長249nmのKr Fエキシマ
レーザー光、又は波長193nmのAr Fエキシマレー
ザー光)がレチクル2上を均一に照明し、レチクル2上
の回路パターンが投影光学系1によりウエハ4上に転写
される。
概略構成を示し、この図2において、所定の回路パター
ンが形成されたレチクル2とウエハ4とは、露光光のも
とで投影光学系(投影対物レンズ)3に関して共役に配
置され、レチクル2及びウエハ4は、不図示の2次元的
に移動可能なステージに保持されている。不図示ではあ
るが、投影光学系3の上方には、照明光学系が設けら
れ、この照明光学系から露光光として供給される例えば
エキシマレーザー光(波長249nmのKr Fエキシマ
レーザー光、又は波長193nmのAr Fエキシマレー
ザー光)がレチクル2上を均一に照明し、レチクル2上
の回路パターンが投影光学系1によりウエハ4上に転写
される。
【0020】ここで、投影光学系3はレチクル側とウエ
ハ側とでテレセントリックになるように構成されている
とともに、露光光としてのエキシマレーザー光に対して
良好に色収差が補正されている。レチクル2及びウエハ
4上には、アライメント用の回折格子マークRMX ,W
MX がそれぞれ形成されている。
ハ側とでテレセントリックになるように構成されている
とともに、露光光としてのエキシマレーザー光に対して
良好に色収差が補正されている。レチクル2及びウエハ
4上には、アライメント用の回折格子マークRMX ,W
MX がそれぞれ形成されている。
【0021】さて、ウエハ4はステップ・アンド・リピ
ート方式で2次元移動する不図示のステージ上に吸着保
持され、ウエハ4上の1つのショット領域に対するレチ
クル2の転写露光が終了すると、ウエハ4は次のショッ
ト位置までステッピングされる。不図示のレチクルステ
ージの一部には、レチクル2の水平面内でのX方向、Y
方向及び回転(θ)方向の位置を検出するためのレーザ
ー光波干渉式測長器(以下、「干渉計」という)からの
レーザービームを反射する移動鏡が固定されている。こ
の干渉計はX方向、Y方向、θ方向の位置を独立に検出
するために3本の測長用レーザービームを有するが、こ
こでは説明を簡単にするため図示を省略してある。レチ
クルステージの移動ストロークは数mm以下であり、干
渉計の検出分解能は、例えば0.01μm程度に定めら
れている。
ート方式で2次元移動する不図示のステージ上に吸着保
持され、ウエハ4上の1つのショット領域に対するレチ
クル2の転写露光が終了すると、ウエハ4は次のショッ
ト位置までステッピングされる。不図示のレチクルステ
ージの一部には、レチクル2の水平面内でのX方向、Y
方向及び回転(θ)方向の位置を検出するためのレーザ
ー光波干渉式測長器(以下、「干渉計」という)からの
レーザービームを反射する移動鏡が固定されている。こ
の干渉計はX方向、Y方向、θ方向の位置を独立に検出
するために3本の測長用レーザービームを有するが、こ
こでは説明を簡単にするため図示を省略してある。レチ
クルステージの移動ストロークは数mm以下であり、干
渉計の検出分解能は、例えば0.01μm程度に定めら
れている。
【0022】一方、不図示のウエハステージの一部にも
ウエハ4の水平面内でのX方向、Y方向の位置を検出す
るための干渉計からのレーザービームを反射する移動鏡
が固定されている。この干渉計もX方向、Y方向の位置
を独立に検出するために2本の測長用レーザービームを
有するが、ここでは説明を簡単にするため図示を省略し
てある。レチクルステージのX方向、Y方向、θ方向の
駆動は不図示の駆動モータで行われ、ウエハステージの
2次元移動もレチクルステージの駆動モータとは独立の
駆動モータで行われる。
ウエハ4の水平面内でのX方向、Y方向の位置を検出す
るための干渉計からのレーザービームを反射する移動鏡
が固定されている。この干渉計もX方向、Y方向の位置
を独立に検出するために2本の測長用レーザービームを
有するが、ここでは説明を簡単にするため図示を省略し
てある。レチクルステージのX方向、Y方向、θ方向の
駆動は不図示の駆動モータで行われ、ウエハステージの
2次元移動もレチクルステージの駆動モータとは独立の
駆動モータで行われる。
【0023】次に、図2に示した露光装置のアライメン
ト系について説明する。アライメント用のアライメント
光は、露光光とは異なる波長の光を発生するレーザー光
源10から射出される光束は、光路分割部材としての半
透過鏡11により光束LB1とLB2 とに分割される。
半透過鏡11により分割された光束LB1 及びLB
2は、それぞれ光変調器としての音響光学素子13a,
13bに入射し、音響光学素子13a,13bからそれ
ぞれ射出される光束LB1 及びLB2 は相対的に△fの
周波数差を持つ。音響光学素子13a,13bから射出
された光束LB1 ,LB2 は半透過鏡14により、各々
透過光と反射光とに分割され、半透過鏡14で反射され
た各光束LB1 ,LB2 は集光レンズ15によって集光
される。この集光位置には、参照用の回折格子16が配
置されており、相対的な周波数差△fを持つ2光束LB
1 ,LB2 により、回折格子16上に干渉縞が形成され
る。回折格子16を介した回折光は、光電検出器17に
て光電検出され、参照信号としての正弦波状の交流信号
が得られる。
ト系について説明する。アライメント用のアライメント
光は、露光光とは異なる波長の光を発生するレーザー光
源10から射出される光束は、光路分割部材としての半
透過鏡11により光束LB1とLB2 とに分割される。
半透過鏡11により分割された光束LB1 及びLB
2は、それぞれ光変調器としての音響光学素子13a,
13bに入射し、音響光学素子13a,13bからそれ
ぞれ射出される光束LB1 及びLB2 は相対的に△fの
周波数差を持つ。音響光学素子13a,13bから射出
された光束LB1 ,LB2 は半透過鏡14により、各々
透過光と反射光とに分割され、半透過鏡14で反射され
た各光束LB1 ,LB2 は集光レンズ15によって集光
される。この集光位置には、参照用の回折格子16が配
置されており、相対的な周波数差△fを持つ2光束LB
1 ,LB2 により、回折格子16上に干渉縞が形成され
る。回折格子16を介した回折光は、光電検出器17に
て光電検出され、参照信号としての正弦波状の交流信号
が得られる。
【0024】一方、半透透過鏡14を通過した2つの光
束LB1 ,LB2 は、アライメント用対物レンズ18、
反射鏡19を介して、レチクル2の露光領域外に設けら
れたレチクルマークRMX 上に集光される。このとき、
レチクルマークRMX 上には、光束LB1 ,LB2 との
周波数差△fに応じて定まる速さで流れる干渉縞が形成
される。
束LB1 ,LB2 は、アライメント用対物レンズ18、
反射鏡19を介して、レチクル2の露光領域外に設けら
れたレチクルマークRMX 上に集光される。このとき、
レチクルマークRMX 上には、光束LB1 ,LB2 との
周波数差△fに応じて定まる速さで流れる干渉縞が形成
される。
【0025】レチクルマークRMX により反射及び回折
されて光束LB1 の光路を逆に辿る検出光DBR1、並び
に光束LB2 の光路を逆に辿る検出光DBR2は、それぞ
れ再び反射鏡19、対物レンズ18及び半透過鏡14を
経た後、対物レンズ18の瞳と共役な位置に設けられた
光電検出器20a及び20bに達する。そして、これら
の光電検出器20a,20bによって、レチクルマーク
RMX からの位置信号が正弦波状の交流信号として検出
される。ここで、レチクルマークRMX は、図3に示す
如く、レチクル2の露光領域2aの外において、X方向
(計測方向)にピッチを有する回折格子より構成されて
いる。また、レチクルマークRMX と隣接した位置に透
過窓WI(以下、「レチクル窓」と称する)が形成され
ている。従って、アライメント系の対物レンズ18によ
ってレチクル2上に集光する照射光LB1 ,LB2 は、
レチクルマークRMX のみならず、レチクル窓WIをも
同時にカバーするように所定の交差角を持って2方向か
らレチクル2を照明している。
されて光束LB1 の光路を逆に辿る検出光DBR1、並び
に光束LB2 の光路を逆に辿る検出光DBR2は、それぞ
れ再び反射鏡19、対物レンズ18及び半透過鏡14を
経た後、対物レンズ18の瞳と共役な位置に設けられた
光電検出器20a及び20bに達する。そして、これら
の光電検出器20a,20bによって、レチクルマーク
RMX からの位置信号が正弦波状の交流信号として検出
される。ここで、レチクルマークRMX は、図3に示す
如く、レチクル2の露光領域2aの外において、X方向
(計測方向)にピッチを有する回折格子より構成されて
いる。また、レチクルマークRMX と隣接した位置に透
過窓WI(以下、「レチクル窓」と称する)が形成され
ている。従って、アライメント系の対物レンズ18によ
ってレチクル2上に集光する照射光LB1 ,LB2 は、
レチクルマークRMX のみならず、レチクル窓WIをも
同時にカバーするように所定の交差角を持って2方向か
らレチクル2を照明している。
【0026】次に、レチクルマークRMX に隣接して設
けられたレチクル窓WIを所定の交差角を持って2方向
から照明する光束LB1 ,LB2 について説明する。レ
チクル窓WIを所定の交差角θR を持って2方向から照
明する光束LB1 ,LB2 は、図2に示す如く、レチク
ル窓をそのまま通過し、投影光学系3に対し軸外から入
射する。
けられたレチクル窓WIを所定の交差角を持って2方向
から照明する光束LB1 ,LB2 について説明する。レ
チクル窓WIを所定の交差角θR を持って2方向から照
明する光束LB1 ,LB2 は、図2に示す如く、レチク
ル窓をそのまま通過し、投影光学系3に対し軸外から入
射する。
【0027】ここで、投影光学系3は露光光に対して十
分に色収差補正されているものの、露光光と異なる波長
のアライメント光に対しては色収差補正されていない。
このため、投影光学系3の瞳(入射瞳)面P上には、図
4に示す如く、投影光学系3の光軸の中心を通る計測方
向(X方向)に沿って、それぞれ互いに異なるピッチを
有する3つの回折格子GXA1 〜GXA3 (補正光学素子)
が透明な円形状の基板1上に配置されている。回折格子
GXA3 は投影光学系3の光軸AxO 上に、回折格子G
XA1 及びGXA2 は回折格子GXA3 (投影光学系3の光
軸)に関して左右対称にそれぞれ設けられている。そし
て、各回折格子GXA1 〜GXA3 は、GXA2 ,GXA3 ,G
XA1 の順に回折格子のピッチが密となるように計測方向
(X方向)に沿って配列されている。
分に色収差補正されているものの、露光光と異なる波長
のアライメント光に対しては色収差補正されていない。
このため、投影光学系3の瞳(入射瞳)面P上には、図
4に示す如く、投影光学系3の光軸の中心を通る計測方
向(X方向)に沿って、それぞれ互いに異なるピッチを
有する3つの回折格子GXA1 〜GXA3 (補正光学素子)
が透明な円形状の基板1上に配置されている。回折格子
GXA3 は投影光学系3の光軸AxO 上に、回折格子G
XA1 及びGXA2 は回折格子GXA3 (投影光学系3の光
軸)に関して左右対称にそれぞれ設けられている。そし
て、各回折格子GXA1 〜GXA3 は、GXA2 ,GXA3 ,G
XA1 の順に回折格子のピッチが密となるように計測方向
(X方向)に沿って配列されている。
【0028】さて、図2に戻って、投影光学系3に対し
て軸外から入射して投影光学系3の瞳(入射瞳)に達し
た照射光LB1 ,LB2 は、それぞれ回折格子GXA1 及
びG XA2 (照射光補正光学素子)により、各々の補正角
θ1 〜θ2 だけ補正するように偏向(回折)されて、ウ
エハ4上に形成されているウエハマークWMX を所定の
交差角を持って2方向から照射する。すると、ウエハマ
ークWMX には、流れる干渉縞が形成される。ここで、
ウエハマークWMX は、図5に示す如く、1ショット領
域4a外のストリートラインSL上において、X方向
(計測方向)にピッチを有する回折格子より構成されて
いる。
て軸外から入射して投影光学系3の瞳(入射瞳)に達し
た照射光LB1 ,LB2 は、それぞれ回折格子GXA1 及
びG XA2 (照射光補正光学素子)により、各々の補正角
θ1 〜θ2 だけ補正するように偏向(回折)されて、ウ
エハ4上に形成されているウエハマークWMX を所定の
交差角を持って2方向から照射する。すると、ウエハマ
ークWMX には、流れる干渉縞が形成される。ここで、
ウエハマークWMX は、図5に示す如く、1ショット領
域4a外のストリートラインSL上において、X方向
(計測方向)にピッチを有する回折格子より構成されて
いる。
【0029】図2に戻って、ウエハマークWMX の法線
方向に発生する検出光DBW (−1次光LBW1 (−
1)及び1次光LBW2 (+1))は、投影光学系3の
主光線の光路上を進行し、投影光学系3の瞳面Pの中心
に設けられた回折格子GXA3 (検出光補正光学素子)に
より補正角θ3 だけ偏向(回折)された後、再びレチク
ル窓WI、反射鏡19、対物レンズ18及び半透過鏡1
4を介して光電検出器21に達する。なお、光電検出器
21は、上述した光電検出器20a,20bと同様に対
物レンズ18(あるいは投影光学系3)の瞳共役な位置
に設けられている。
方向に発生する検出光DBW (−1次光LBW1 (−
1)及び1次光LBW2 (+1))は、投影光学系3の
主光線の光路上を進行し、投影光学系3の瞳面Pの中心
に設けられた回折格子GXA3 (検出光補正光学素子)に
より補正角θ3 だけ偏向(回折)された後、再びレチク
ル窓WI、反射鏡19、対物レンズ18及び半透過鏡1
4を介して光電検出器21に達する。なお、光電検出器
21は、上述した光電検出器20a,20bと同様に対
物レンズ18(あるいは投影光学系3)の瞳共役な位置
に設けられている。
【0030】以上の如く、本発明の第1実施例における
基本構成によって、光電検出器17にて得られた参照信
号と、光電検出器20a,20bにて得られたレチクル
2の位置情報を含んだレチクル位置信号と、光電検出器
21にて得られたウエハ4の位置情報を含んだウエハ位
置信号とがそれぞれ検出される。そこで、レチクル2と
ウエハ4との相対的な位置合わせについて説明する。光
電検出器17からの光電変換信号(正弦波交流信号)を
基本信号として、光電検出器20a,20bにて得られ
るレチクルマークRMX からの回折光の光電変換信号
(正弦波交流信号)との位相差φr を不図示の位相検出
系で検出する。同様にして、光電検出器21にて得られ
るウエハマークWMX からの回折光の光電変換信号と基
本信号との位相差φW を位相検出系にて検出する。そし
て、位相差φ r とφW との差を求めれば、レチクル2と
ウエハ4とのX方向のずれ量が分かる。この検出方式は
所謂光ヘテロダイン方式と呼ばれ、レチクル2とウエハ
4とが、レチクルマークの1ピツチ以内且つウエハマー
クの1/2ピッチ以内の位置誤差範囲内であれば、静止
状態であっても高分解能で位置ずれを検出出来るため、
レチクル2のパターンをウエハ4のレジストへ露光して
いる間に微小な位置ずれが生じないようにクローズド・
ループの位置サーボをかけるのに好都合である。
基本構成によって、光電検出器17にて得られた参照信
号と、光電検出器20a,20bにて得られたレチクル
2の位置情報を含んだレチクル位置信号と、光電検出器
21にて得られたウエハ4の位置情報を含んだウエハ位
置信号とがそれぞれ検出される。そこで、レチクル2と
ウエハ4との相対的な位置合わせについて説明する。光
電検出器17からの光電変換信号(正弦波交流信号)を
基本信号として、光電検出器20a,20bにて得られ
るレチクルマークRMX からの回折光の光電変換信号
(正弦波交流信号)との位相差φr を不図示の位相検出
系で検出する。同様にして、光電検出器21にて得られ
るウエハマークWMX からの回折光の光電変換信号と基
本信号との位相差φW を位相検出系にて検出する。そし
て、位相差φ r とφW との差を求めれば、レチクル2と
ウエハ4とのX方向のずれ量が分かる。この検出方式は
所謂光ヘテロダイン方式と呼ばれ、レチクル2とウエハ
4とが、レチクルマークの1ピツチ以内且つウエハマー
クの1/2ピッチ以内の位置誤差範囲内であれば、静止
状態であっても高分解能で位置ずれを検出出来るため、
レチクル2のパターンをウエハ4のレジストへ露光して
いる間に微小な位置ずれが生じないようにクローズド・
ループの位置サーボをかけるのに好都合である。
【0031】この検出方法では、位相差(φr −φW )
が零(又は所定値)になるようにレチクル2又はウエハ
4を移動させてアライメントを完了させた後、引続きそ
のアライメント位置でレチクル2とウエハ4とが相対移
動しないようにサーボ・ロックをかけることができる。
なお、本実施例ではステップ・アンド・リピート方式の
露光時、ウエハ上の各ショット領域へのウエハステージ
の移動は、干渉計の計測値に基づいて行い、2つの光束
LB1 ,LB2 の照射領域内にウエハマークWMX が±
1/2ピッチの精度で位置決めされたら、不図示の位相
検出系からの情報のみに基づいてレチクルステージ、又
はウエハステージを不図示のサーボ系でサーボ制御する
ことができる。このとき、レチクルステージやウエハス
テージの駆動をDCモータで行い、位相差(φr −
φW )に対応したアナログ電圧をD/Aコンバータ等で
作りだし、このアナログ電圧をDCモータのサーボ回路
に偏差電圧として直接印加することもできる。このサー
ボは、そのショット領域の露光終了時まで行われる。
が零(又は所定値)になるようにレチクル2又はウエハ
4を移動させてアライメントを完了させた後、引続きそ
のアライメント位置でレチクル2とウエハ4とが相対移
動しないようにサーボ・ロックをかけることができる。
なお、本実施例ではステップ・アンド・リピート方式の
露光時、ウエハ上の各ショット領域へのウエハステージ
の移動は、干渉計の計測値に基づいて行い、2つの光束
LB1 ,LB2 の照射領域内にウエハマークWMX が±
1/2ピッチの精度で位置決めされたら、不図示の位相
検出系からの情報のみに基づいてレチクルステージ、又
はウエハステージを不図示のサーボ系でサーボ制御する
ことができる。このとき、レチクルステージやウエハス
テージの駆動をDCモータで行い、位相差(φr −
φW )に対応したアナログ電圧をD/Aコンバータ等で
作りだし、このアナログ電圧をDCモータのサーボ回路
に偏差電圧として直接印加することもできる。このサー
ボは、そのショット領域の露光終了時まで行われる。
【0032】このようにすると、干渉計の計測値に応じ
たサーボではないので、干渉計のビーム光路の空気密度
のゆらぎ等によるステージの微小ゆらぎを低減させるこ
とが可能である。そのため、不図示の位相検出系からサ
ーボ制御が可能な位相差情報が得られた時点で、ウエハ
ステージ側の干渉計の計測値をウエハステージ側のサー
ボ系から切り離してウエハステージのモータへの印加電
圧を零にし、上述のアナログ電圧をレチクルステージ側
のサーボ系に印加する。
たサーボではないので、干渉計のビーム光路の空気密度
のゆらぎ等によるステージの微小ゆらぎを低減させるこ
とが可能である。そのため、不図示の位相検出系からサ
ーボ制御が可能な位相差情報が得られた時点で、ウエハ
ステージ側の干渉計の計測値をウエハステージ側のサー
ボ系から切り離してウエハステージのモータへの印加電
圧を零にし、上述のアナログ電圧をレチクルステージ側
のサーボ系に印加する。
【0033】このようにすると、露光動作中に特にウエ
ハステージ側で発生する微小ゆらぎは押さえられ、緩や
かなドリフト的な微動にすることができ、レチクルステ
ージを高速に追従移動させることで、レチクルとウエハ
との相対位置ずれをほぼ零に保つことが可能である。こ
のため、露光されたパターンの線幅の太りや解像低下が
なく、極めて忠実な転写が達成される。
ハステージ側で発生する微小ゆらぎは押さえられ、緩や
かなドリフト的な微動にすることができ、レチクルステ
ージを高速に追従移動させることで、レチクルとウエハ
との相対位置ずれをほぼ零に保つことが可能である。こ
のため、露光されたパターンの線幅の太りや解像低下が
なく、極めて忠実な転写が達成される。
【0034】なお、光電検出器20a,20bにて得ら
れる干渉ビート信号の周波数の2つの交流信号は、信号
の性質上はどちらでも同じものであり、これらの内どち
らを不図示の位相検出系へ送ってもよい。ただし、本実
施例でのレチクルからの光情報は、光束LB1 ,LB2
との0次回折光と1次回折光との干渉で作られることか
ら、1次光と0次光の光強度(光量)が大きく異なると
位相差計測時にオフセットが生じることも考えられる。
そこで、光電検出器20a,20bからの2つの信号の
和(又は差)を演算するアナログ回路を通した後に、光
電検出器17からの基準信号との間で位相差φr を計測
するとよい。もちろん、光電検出器20a,20bから
の2つの信号、又は両者を合成した信号のうち何れか1
つを使うように切り換え式にしてもよい。
れる干渉ビート信号の周波数の2つの交流信号は、信号
の性質上はどちらでも同じものであり、これらの内どち
らを不図示の位相検出系へ送ってもよい。ただし、本実
施例でのレチクルからの光情報は、光束LB1 ,LB2
との0次回折光と1次回折光との干渉で作られることか
ら、1次光と0次光の光強度(光量)が大きく異なると
位相差計測時にオフセットが生じることも考えられる。
そこで、光電検出器20a,20bからの2つの信号の
和(又は差)を演算するアナログ回路を通した後に、光
電検出器17からの基準信号との間で位相差φr を計測
するとよい。もちろん、光電検出器20a,20bから
の2つの信号、又は両者を合成した信号のうち何れか1
つを使うように切り換え式にしてもよい。
【0035】次に、本実施例の露光光及びアライメント
光の具体例につき説明する。先ず、本実施例では、露光
光の光源としてKrFエキシマレーザー光源を用いて、
露光光として波長248.4nmの光を用いる。また、
従来例との比較を行うために、アライメント光として波
長633nmのHe−Neレーザー光を用いた場合に、
投影光学系3のレンズエレメントに施す一般的な材料を
用いた反射防止膜の一例を次の表1に示す。但し、表1
において、膜厚は実際の膜厚dを屈折率nで補正し、更
に中心波長λC (この場合は248.4nm)で除した
ものである。
光の具体例につき説明する。先ず、本実施例では、露光
光の光源としてKrFエキシマレーザー光源を用いて、
露光光として波長248.4nmの光を用いる。また、
従来例との比較を行うために、アライメント光として波
長633nmのHe−Neレーザー光を用いた場合に、
投影光学系3のレンズエレメントに施す一般的な材料を
用いた反射防止膜の一例を次の表1に示す。但し、表1
において、膜厚は実際の膜厚dを屈折率nで補正し、更
に中心波長λC (この場合は248.4nm)で除した
ものである。
【0036】
【表1】 材料 屈折率n 膜厚(nd/λc ) 合成石英(基板) 1.46 ∞ Al2O3 1.63 0.32 ZrO2 2.05 0.07 Al2O3 1.63 0.57 ZrO2 2.05 0.46 Al2O3 1.63 0.54 ZrO2 2.05 0.08 MgF2 1.38 0.28 空気 1.00 ∞
【0037】この反射防止膜の分光特性を図6に示す。
表1より、波長633nmの光をアライメント光に用い
ると、その反射防止膜は最低7層必要である事が分か
る。これに対して、この第1実施例では、アライメント
光として、露光光の波長248.4nmの3倍の波長7
45.2nmの光を用いる。この波長745.2nmの
アライメント光は、チューナブルレーザーを用いること
により得られ、その波長帯域はHe−Neレーザー光程
度である。
表1より、波長633nmの光をアライメント光に用い
ると、その反射防止膜は最低7層必要である事が分か
る。これに対して、この第1実施例では、アライメント
光として、露光光の波長248.4nmの3倍の波長7
45.2nmの光を用いる。この波長745.2nmの
アライメント光は、チューナブルレーザーを用いること
により得られ、その波長帯域はHe−Neレーザー光程
度である。
【0038】それでは、この光をアライメント光として
用いた場合の反射防止膜の一例を表2に示す。
用いた場合の反射防止膜の一例を表2に示す。
【0039】
【表2】 材料 屈折率n 膜厚(nd/λc ) 合成石英(基板) 1.46 ∞ Al2O3 1.63 0.23 ZrO2 2.05 0.44 Al2O3 1.63 0.57 ZrO2 2.05 0.10 MgF2 1.38 0.29 空気 1.00 ∞
【0040】この表2の反射防止膜の分光特性を図7に
示す。表2より、波長745.2nmの光をアライメン
ト光に採用すると、その反射防止膜は僅か5層で良いこ
とが分かる。また、図6と図7とを比較することによ
り、本実施例によれば、アライメント光に対する反射防
止特性も良くなっていることが分かる。即ち、波長74
5.2nmの光と露光光との両方に対して、反射防止特
性を持つ反射防止膜を設計・製作する方が、波長633
nmのHe−Neレーザー光と露光光との両方に対して
反射防止特性を持つ反射防止膜を設計・製作するより
も、より層数の少ない簡単な構成の反射防止膜を製作で
きる。従って、この第1実施例により、比較的簡単な構
成のアライメント装置が達成できる。
示す。表2より、波長745.2nmの光をアライメン
ト光に採用すると、その反射防止膜は僅か5層で良いこ
とが分かる。また、図6と図7とを比較することによ
り、本実施例によれば、アライメント光に対する反射防
止特性も良くなっていることが分かる。即ち、波長74
5.2nmの光と露光光との両方に対して、反射防止特
性を持つ反射防止膜を設計・製作する方が、波長633
nmのHe−Neレーザー光と露光光との両方に対して
反射防止特性を持つ反射防止膜を設計・製作するより
も、より層数の少ない簡単な構成の反射防止膜を製作で
きる。従って、この第1実施例により、比較的簡単な構
成のアライメント装置が達成できる。
【0041】次に、本発明の第2実施例につき説明す
る。この第2実施例では、露光光の波長の3倍である7
45.2nm付近の波長である、波長750nmを発振
波長とする半導体レーザーからの射出光をアライメント
光として用いる。その他の構成は、第1実施例と同じで
ある。半導体レーザーは比較的廉価で入手が容易であ
り、且つ極めてコンパクトであるという利点を有する。
この第2実施例により、廉価でコンパクトな構成のアラ
イメント装置が達成できる。
る。この第2実施例では、露光光の波長の3倍である7
45.2nm付近の波長である、波長750nmを発振
波長とする半導体レーザーからの射出光をアライメント
光として用いる。その他の構成は、第1実施例と同じで
ある。半導体レーザーは比較的廉価で入手が容易であ
り、且つ極めてコンパクトであるという利点を有する。
この第2実施例により、廉価でコンパクトな構成のアラ
イメント装置が達成できる。
【0042】次に、本発明の第3実施例につき説明す
る。この第3実施例では、アライメント光として、露光
光の波長の3倍の745.2nm付近の波長の光で多色
化した光を用いる。そのため、例えばハロゲンランプを
光源とした白色光を干渉フィルタ等である程度まで狭帯
化することによって、745.2nm付近に±50nm
程度の幅を持つ波長域の光を生成する。そして、このあ
る程度波長に幅を持つ光をアライメント光に用いる。そ
の他の構成は、第1実施例と同じである。
る。この第3実施例では、アライメント光として、露光
光の波長の3倍の745.2nm付近の波長の光で多色
化した光を用いる。そのため、例えばハロゲンランプを
光源とした白色光を干渉フィルタ等である程度まで狭帯
化することによって、745.2nm付近に±50nm
程度の幅を持つ波長域の光を生成する。そして、このあ
る程度波長に幅を持つ光をアライメント光に用いる。そ
の他の構成は、第1実施例と同じである。
【0043】一般に、単色光をアライメント光に用いる
と、アライメント光がアライメントマーク上のレジスト
層で干渉を起こし、アライメント情報を損なう事があり
得る。そこで第3実施例では、干渉によりアライメント
情報が損なわれるのを防ぐために、多色化を行うのであ
る。745.2nm付近の波長の異なる2つの光が、共
に干渉しないためには、どの程度それら2つの光の間に
波長の差があれば良いのかを調べるために、アライメン
トマークである回折格子の段差が0.6〜1.0μmと
してシミュレーションを行った結果、その差は、60〜
100nmであるという事が分かっている。
と、アライメント光がアライメントマーク上のレジスト
層で干渉を起こし、アライメント情報を損なう事があり
得る。そこで第3実施例では、干渉によりアライメント
情報が損なわれるのを防ぐために、多色化を行うのであ
る。745.2nm付近の波長の異なる2つの光が、共
に干渉しないためには、どの程度それら2つの光の間に
波長の差があれば良いのかを調べるために、アライメン
トマークである回折格子の段差が0.6〜1.0μmと
してシミュレーションを行った結果、その差は、60〜
100nmであるという事が分かっている。
【0044】即ち、745.2nmを中心として、最大
60〜100nmに亘る波長域にある波長の異なる2つ
以上の光をアライメント光として用いる事により、アラ
イメントマーク上のレジスト層で、干渉によってアライ
メント情報が損なわれないようになる。図8は波長(λ
A +Δλ)の光と波長(λA −Δλ)の光とにより、ア
ライメント光の信号強度が補われる様子を示している。
60〜100nmに亘る波長域にある波長の異なる2つ
以上の光をアライメント光として用いる事により、アラ
イメントマーク上のレジスト層で、干渉によってアライ
メント情報が損なわれないようになる。図8は波長(λ
A +Δλ)の光と波長(λA −Δλ)の光とにより、ア
ライメント光の信号強度が補われる様子を示している。
【0045】また、745.2±50nm以内の波長領
域では、シミュレーションにより反射防止膜の反射率は
0.5%程度に抑えられることが分かっている。従っ
て、745.2±50nm程度の波長領域に亘って、白
色光を連続的に分布させ、その多色光をアライメントに
用いることにより、比較的簡単な構成の反射防止膜の特
性を充分に生かせることになる。そこで、第3実施例で
用いるハロゲンランプの狭帯化の幅は±50nmとす
る。第3実施例により、比較的簡単な構成の反射防止膜
を用いた、プロセスウエハに強いアライメント装置が達
成できる。
域では、シミュレーションにより反射防止膜の反射率は
0.5%程度に抑えられることが分かっている。従っ
て、745.2±50nm程度の波長領域に亘って、白
色光を連続的に分布させ、その多色光をアライメントに
用いることにより、比較的簡単な構成の反射防止膜の特
性を充分に生かせることになる。そこで、第3実施例で
用いるハロゲンランプの狭帯化の幅は±50nmとす
る。第3実施例により、比較的簡単な構成の反射防止膜
を用いた、プロセスウエハに強いアライメント装置が達
成できる。
【0046】次に、本発明の第4実施例につき説明す
る。この第4実施例では、第3実施例と同様に、露光光
の波長の3倍の745.2nm付近でアライメント光を
多色化する。第3実施例では、白色光源を用いて74
5.2nm付近に連続的な波長分布を有するアライメン
ト光を得たが、この第4実施例では、第3実施例と同じ
波長領域で異なる波長を持つ複数の単色光を用いること
によって多色化を行う。このときの用いる単色光として
は、第1実施例で挙げたチューナブルレーザーによる波
長745.2nmの光、第2実施例で挙げた半導体レー
ザーによる波長750nmの光の他に、帯域幅が±50
nm程度である波長690nmの光、波長780nmの
レーザー光及び波長810nmのレーザー光等がある。
その中から、2本ないし3本の光を組み合わせて、60
〜100nm程度の拡がりを十分に持たせて多色化を行
う。この際、必ずしも波長745.2nmの光又は波長
750nmの光が用いられる必要はない。
る。この第4実施例では、第3実施例と同様に、露光光
の波長の3倍の745.2nm付近でアライメント光を
多色化する。第3実施例では、白色光源を用いて74
5.2nm付近に連続的な波長分布を有するアライメン
ト光を得たが、この第4実施例では、第3実施例と同じ
波長領域で異なる波長を持つ複数の単色光を用いること
によって多色化を行う。このときの用いる単色光として
は、第1実施例で挙げたチューナブルレーザーによる波
長745.2nmの光、第2実施例で挙げた半導体レー
ザーによる波長750nmの光の他に、帯域幅が±50
nm程度である波長690nmの光、波長780nmの
レーザー光及び波長810nmのレーザー光等がある。
その中から、2本ないし3本の光を組み合わせて、60
〜100nm程度の拡がりを十分に持たせて多色化を行
う。この際、必ずしも波長745.2nmの光又は波長
750nmの光が用いられる必要はない。
【0047】波長248.4nmと波長745.2nm
とを目標とした反射防止コーティングには、745.2
±50nm付近の波長領域内であるならば、充分に許容
できる反射防止効果があるので、その範囲内で60〜1
00nm程度波長が異なる複数の光をアライメント光と
して用いることは、本発明の主旨に反しない。この第4
実施例により、第3実施例と同等の効果を奏することが
できる。
とを目標とした反射防止コーティングには、745.2
±50nm付近の波長領域内であるならば、充分に許容
できる反射防止効果があるので、その範囲内で60〜1
00nm程度波長が異なる複数の光をアライメント光と
して用いることは、本発明の主旨に反しない。この第4
実施例により、第3実施例と同等の効果を奏することが
できる。
【0048】なお、上述実施例ではアライメント時の測
長系として、レーザー光波干渉式測長器を用いている
が、投影光学系を通して露光光の3倍程度の波長のアラ
イメント光を用いるアライメント機構である限りは、必
ずしもレーザー光波干渉式測長器を用いる必要はない。
また、上述実施例のアライメント装置は、TTR方式の
例であるが、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のアラ
イメント装置に対しても本発明が同様に適用できること
は言うまでもない。
長系として、レーザー光波干渉式測長器を用いている
が、投影光学系を通して露光光の3倍程度の波長のアラ
イメント光を用いるアライメント機構である限りは、必
ずしもレーザー光波干渉式測長器を用いる必要はない。
また、上述実施例のアライメント装置は、TTR方式の
例であるが、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のアラ
イメント装置に対しても本発明が同様に適用できること
は言うまでもない。
【0049】また、本発明で重要な点は、投影光学系を
通るアライメント光として露光光の波長の3倍の波長付
近の光を用いるという点にある。従って、露光光として
は、上述のKrFエキシマレーザー光である波長24
8.4nmの光に限定されず、その他の波長の光を代わ
りに用いてもよい。その他の波長の光を用いる場合で
も、アライメント光として露光光の波長の3倍の波長付
近の光を用いる限りにおいては、上述実施例と同様の効
果が得られる。
通るアライメント光として露光光の波長の3倍の波長付
近の光を用いるという点にある。従って、露光光として
は、上述のKrFエキシマレーザー光である波長24
8.4nmの光に限定されず、その他の波長の光を代わ
りに用いてもよい。その他の波長の光を用いる場合で
も、アライメント光として露光光の波長の3倍の波長付
近の光を用いる限りにおいては、上述実施例と同様の効
果が得られる。
【0050】このように、本発明は上述実施例に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取
り得る。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取
り得る。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、露光光の波長の3倍の
近傍の波長の光をアライメント光として使用しているた
め、従来の反射防止膜と比べて、層の数が少ない反射防
止膜が設計できる。更に、層の数が少なくなることか
ら、その設計及び製造が従来のものと比べて容易になる
利点がある。また、層の数が少なくなることから、膜厚
を薄くすることが可能となる。その結果、膜厚むらを低
減することが可能となる。これにより透過率むらを低減
できる。その結果、マスクパターン転写後の感光基板の
分留まりを大幅に向上することが出来る。また、膜設計
の容易さと膜製造工程が少なくなることから、大幅な生
産性の向上及びコストダウンが可能となる。
近傍の波長の光をアライメント光として使用しているた
め、従来の反射防止膜と比べて、層の数が少ない反射防
止膜が設計できる。更に、層の数が少なくなることか
ら、その設計及び製造が従来のものと比べて容易になる
利点がある。また、層の数が少なくなることから、膜厚
を薄くすることが可能となる。その結果、膜厚むらを低
減することが可能となる。これにより透過率むらを低減
できる。その結果、マスクパターン転写後の感光基板の
分留まりを大幅に向上することが出来る。また、膜設計
の容易さと膜製造工程が少なくなることから、大幅な生
産性の向上及びコストダウンが可能となる。
【0052】また、そのアライメント光として、その露
光光の波長の3倍の波長を中心として±50nmの幅の
範囲内に波長が狭帯化された連続スペクトル光を使用す
る場合には、アライメント光の光源の低コスト化、制御
の簡素化及び省スペース化が可能となる。また、そのア
ライメント光として、その露光光の波長の3倍の波長を
中心として±50nmの幅の範囲内にそれぞれ波長を有
する複数の離散的スペクトル光を使用する場合には、感
光基板上の感光材中のアライメント光の干渉効果が緩和
される。従って、種々の半導体製造のプロセスに対し
て、より広範囲に対応できるアライメント精度の高いア
ライメント装置の構築が可能となる。
光光の波長の3倍の波長を中心として±50nmの幅の
範囲内に波長が狭帯化された連続スペクトル光を使用す
る場合には、アライメント光の光源の低コスト化、制御
の簡素化及び省スペース化が可能となる。また、そのア
ライメント光として、その露光光の波長の3倍の波長を
中心として±50nmの幅の範囲内にそれぞれ波長を有
する複数の離散的スペクトル光を使用する場合には、感
光基板上の感光材中のアライメント光の干渉効果が緩和
される。従って、種々の半導体製造のプロセスに対し
て、より広範囲に対応できるアライメント精度の高いア
ライメント装置の構築が可能となる。
【図1】本発明によるアライメント装置の第1実施例の
露光光及びアライメント光に対する反射率を示す図であ
る。
露光光及びアライメント光に対する反射率を示す図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の投影露光装置の要部を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図3】本発明の第1実施例のレチクルを示す平面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第1実施例の投影光学系の瞳上に形成
されている回折格子を示す平面図である。
されている回折格子を示す平面図である。
【図5】本発明の第1実施例のウエハマークを示す拡大
平面図である。
平面図である。
【図6】248.4nm及び633nmに対して設計さ
れた2波長反射防止膜の分光特性図である。
れた2波長反射防止膜の分光特性図である。
【図7】248.2nm及びその3倍の波長に対して設
計された2波長反射防止膜の分光特性図である。
計された2波長反射防止膜の分光特性図である。
【図8】アライメント光の信号強度の劣化を波長の異な
る複数の光が補う様子を模式的に示す図である。
る複数の光が補う様子を模式的に示す図である。
1 透明基板 2 レチクル 3 投影光学系 4 ウエハ 4a ショット領域 10 レーザー光源 11,14 半透過鏡 13a,13b 音響光学素子 15 集光レンズ 16 基準回折格子 18 対物レンズ 12,19 反射鏡 17,20a,20b,21 光電検出器 2a 露光領域 WI レチクル窓 RMX レチクルマーク WMX ウエハマーク GXA1,GXA2 照射光補正光学素子 GXA3 検出光補正光学素子 LB1 ,LB2 照射光 DBR ,DBW 検出光
Claims (3)
- 【請求項1】 転写用のパターンが形成されたマスクを
露光光で照明する照明光学系と、前記露光光のもとで前
記マスクの転写用のパターン像をアライメントマークが
形成された感光基板上に投影する投影光学系とを備えた
露光装置に設けられ、前記マスクと前記感光基板との相
対的な位置関係の検出を行うアライメント装置におい
て、 前記露光光とは異なる波長のアライメント光を前記投影
光学系を介して前記感光基板上に形成されたアライメン
トマークに照射する送光系と、前記アライメントマーク
からの光を前記投影光学系を介して検出する受光系とよ
りなるアライメント系と、 前記マスクと前記感光基板との間に配置され、前記投影
光学系によって前記アライメント光に対して発生する軸
上色収差及び/又は倍率色収差とはそれぞれ反対方向の
軸上色収差及び/又は倍率色収差を前記アライメント光
に対して発生する補正光学素子とを有し、 前記アライメント光として、波長が前記露光光の波長の
3倍の近傍の光を使用する事を特徴とするアライメント
装置。 - 【請求項2】 前記アライメント光として、前記露光光
の波長の3倍の波長を中心として±50nmの幅の範囲
内に波長が狭帯化された連続スペクトル光を使用する事
を特徴とする請求項1記載のアライメント装置。 - 【請求項3】 前記アライメント光として、前記露光光
の波長の3倍の波長を中心として±50nmの幅の範囲
内にそれぞれ波長を有する複数の離散的スペクトル光を
使用する事を特徴とする請求項1記載のアライメント装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4324022A JPH06177012A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | アライメント装置 |
| US08/160,950 US5381210A (en) | 1992-12-03 | 1993-12-03 | Exposing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4324022A JPH06177012A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | アライメント装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06177012A true JPH06177012A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18161277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4324022A Pending JPH06177012A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | アライメント装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5381210A (ja) |
| JP (1) | JPH06177012A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0936032A (ja) * | 1995-07-21 | 1997-02-07 | Canon Inc | 露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 |
| JP2005531772A (ja) * | 2002-06-28 | 2005-10-20 | ケーエルエー−テンカー テクノロジィース コーポレイション | 高透過光学検査ツール |
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| JP3235029B2 (ja) * | 1992-03-06 | 2001-12-04 | 株式会社ニコン | 投影露光装置、及び投影露光方法 |
| DE69426586T2 (de) * | 1993-09-23 | 2001-05-31 | Sharp K.K., Osaka | Integrierte elektrooptische Flüssigkristallvorrichtung und Verfahren zu seiner Verwendung |
| US5661596A (en) * | 1994-02-03 | 1997-08-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Antireflection film and exposure apparatus using the same |
| KR950033689A (ko) * | 1994-03-02 | 1995-12-26 | 오노 시게오 | 노광장치 및 이를 이용한 회로패턴 형성방법 |
| US5721605A (en) * | 1994-03-29 | 1998-02-24 | Nikon Corporation | Alignment device and method with focus detection system |
| JPH08220304A (ja) | 1995-02-13 | 1996-08-30 | Tadahiro Omi | 光学物品及びそれを用いた露光装置又は光学系並びにその製造方法 |
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| US6804285B2 (en) * | 1998-10-29 | 2004-10-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Gas supply path structure for a gas laser |
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| JP5205683B2 (ja) * | 2000-04-19 | 2013-06-05 | 株式会社ニコン | 光学装置、露光装置、および露光方法 |
| TWI227814B (en) * | 2002-09-20 | 2005-02-11 | Asml Netherlands Bv | Alignment system and methods for lithographic systems using at least two wavelengths |
| KR100587368B1 (ko) * | 2003-06-30 | 2006-06-08 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | Sls 결정화 장치 |
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| US7396412B2 (en) * | 2004-12-22 | 2008-07-08 | Sokudo Co., Ltd. | Coat/develop module with shared dispense |
| US8088633B2 (en) | 2009-12-02 | 2012-01-03 | Ultratech, Inc. | Optical alignment methods for forming LEDs having a rough surface |
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| JP2650895B2 (ja) * | 1986-07-02 | 1997-09-10 | 松下電器産業株式会社 | 露光装置および露光方法 |
| JPS6414918A (en) * | 1987-07-08 | 1989-01-19 | Nikon Corp | Stepper |
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| US5272501A (en) * | 1991-08-28 | 1993-12-21 | Nikon Corporation | Projection exposure apparatus |
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1992
- 1992-12-03 JP JP4324022A patent/JPH06177012A/ja active Pending
-
1993
- 1993-12-03 US US08/160,950 patent/US5381210A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5381210A (en) | 1995-01-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011002 |