JPH06177130A - 半導体装置の配線層およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置の配線層およびその製造方法Info
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- JPH06177130A JPH06177130A JP4327985A JP32798592A JPH06177130A JP H06177130 A JPH06177130 A JP H06177130A JP 4327985 A JP4327985 A JP 4327985A JP 32798592 A JP32798592 A JP 32798592A JP H06177130 A JPH06177130 A JP H06177130A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 配線層の熱処理時に不純物領域の拡散を抑制
することを可能とする構造を有する半導体装置の配線層
およびその製造方法を提供する。 【構成】 第2配線層40を構成する第2高融点金属シ
リサイド層18を、第1配線層30を構成する第1高融
点金属シリサイド層5の材料よりも低温の加熱処理で低
抵抗化する材料を用いて形成している。これにより、第
1高融点金属シリサイド層5の加熱処理時に、半導体基
板1に形成された不純物領域9,9,13内の不純物の
拡散が抑制され、半導体装置の素子特性の悪化を防止す
る。
することを可能とする構造を有する半導体装置の配線層
およびその製造方法を提供する。 【構成】 第2配線層40を構成する第2高融点金属シ
リサイド層18を、第1配線層30を構成する第1高融
点金属シリサイド層5の材料よりも低温の加熱処理で低
抵抗化する材料を用いて形成している。これにより、第
1高融点金属シリサイド層5の加熱処理時に、半導体基
板1に形成された不純物領域9,9,13内の不純物の
拡散が抑制され、半導体装置の素子特性の悪化を防止す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の配線層
に関し、特に、半導体装置内に形成された半導体素子に
影響を与えない構造を有する半導体装置の配線層および
その製造方法に関するものである。
に関し、特に、半導体装置内に形成された半導体素子に
影響を与えない構造を有する半導体装置の配線層および
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は、DRAMのメモリセルの平面
構造図であり、図20は、図19中の切断線A−Aに沿
った方向からの断面構造図である。
構造図であり、図20は、図19中の切断線A−Aに沿
った方向からの断面構造図である。
【0003】まず、図19および図20を参照して、D
RAMのメモリセルの構造について説明する。シリコン
基板1表面には所定の方向に延びる複数のワード線30
と、これに直交する方向に延びる複数のビット線40と
が行列状に配置されている。また、複数のメモリセルが
このワード線30およびビット線40に沿って行列状に
配置されている。メモリセルは1つのトランスファーゲ
ートトランジスタ100と1つのキャパシタ200とか
ら構成されている。
RAMのメモリセルの構造について説明する。シリコン
基板1表面には所定の方向に延びる複数のワード線30
と、これに直交する方向に延びる複数のビット線40と
が行列状に配置されている。また、複数のメモリセルが
このワード線30およびビット線40に沿って行列状に
配置されている。メモリセルは1つのトランスファーゲ
ートトランジスタ100と1つのキャパシタ200とか
ら構成されている。
【0004】トランスファーゲートトランジスタ100
はシリコン基板1表面上にゲート絶縁層3を介在させて
形成されたゲート電極(ワード線)30と1対のソース
・ドレイン領域9,9とを含む。キャパシタ200は、
下部電極23、誘電体層25および上部電極26の積層
構造を有する。キャパシタ200の下部電極23は、比
較的平坦な形状を有するベース部分23aと鉛直方向に
向かって突出した立壁部23bとから構成されている。
はシリコン基板1表面上にゲート絶縁層3を介在させて
形成されたゲート電極(ワード線)30と1対のソース
・ドレイン領域9,9とを含む。キャパシタ200は、
下部電極23、誘電体層25および上部電極26の積層
構造を有する。キャパシタ200の下部電極23は、比
較的平坦な形状を有するベース部分23aと鉛直方向に
向かって突出した立壁部23bとから構成されている。
【0005】これにより、このような構造において、キ
ャパシタの表面積を拡大し、キャパシタ容量を増大す
る。キャパシタ200の上部は、第1層間絶縁層27に
覆われている。この第1層間絶縁層27の表面上には、
配線層28が形成されている。さらに、配線層28を覆
う第2層間絶縁膜29が形成されている。なお、この第
2層間絶縁膜29の上には、配線層とパシベーション膜
が存在するが、図においては省略している。
ャパシタの表面積を拡大し、キャパシタ容量を増大す
る。キャパシタ200の上部は、第1層間絶縁層27に
覆われている。この第1層間絶縁層27の表面上には、
配線層28が形成されている。さらに、配線層28を覆
う第2層間絶縁膜29が形成されている。なお、この第
2層間絶縁膜29の上には、配線層とパシベーション膜
が存在するが、図においては省略している。
【0006】ビット線40は、ワード線30と直交する
方向に、かつキャパシタ45の上端部より低い位置に形
成されている。このような構造をいわゆる埋込型ビット
線と称する。ビット線40は、トランスファーゲートト
ランジスタ100の一方のソース・ドレイン領域9に接
続されている。
方向に、かつキャパシタ45の上端部より低い位置に形
成されている。このような構造をいわゆる埋込型ビット
線と称する。ビット線40は、トランスファーゲートト
ランジスタ100の一方のソース・ドレイン領域9に接
続されている。
【0007】ゲート電極(ワード線)30は、内部に不
純物を含む多結晶シリコン層4と、この多結晶シリコン
層4の上部表面に沿って形成されたたとえばタングステ
ンシリサイド層5とから構成されている。ゲート電極3
0の上部は、シリコン酸化膜などからなる上部絶縁膜6
で覆われており、また、その側面は同じくシリコン酸化
膜などからなる側部絶縁膜10により覆われている。こ
の上部絶縁膜6および側部絶縁膜10は、ビット線40
とゲート電極30との間の絶縁性を確保している。
純物を含む多結晶シリコン層4と、この多結晶シリコン
層4の上部表面に沿って形成されたたとえばタングステ
ンシリサイド層5とから構成されている。ゲート電極3
0の上部は、シリコン酸化膜などからなる上部絶縁膜6
で覆われており、また、その側面は同じくシリコン酸化
膜などからなる側部絶縁膜10により覆われている。こ
の上部絶縁膜6および側部絶縁膜10は、ビット線40
とゲート電極30との間の絶縁性を確保している。
【0008】また、ビット線40は、ゲート電極30と
同じように、ポリシリコン層17、このポリシリコン層
17の上面に沿って形成されたタングステンシリサイド
層38とから構成されている。さらに、このビット線4
0の上部には、上部絶縁層19が形成され、その側面に
は側部絶縁層33が形成されている。この上部絶縁層1
9および側部絶縁層33は、たとえばキャパシタ200
の下部電極23との間の絶縁性を確保している。
同じように、ポリシリコン層17、このポリシリコン層
17の上面に沿って形成されたタングステンシリサイド
層38とから構成されている。さらに、このビット線4
0の上部には、上部絶縁層19が形成され、その側面に
は側部絶縁層33が形成されている。この上部絶縁層1
9および側部絶縁層33は、たとえばキャパシタ200
の下部電極23との間の絶縁性を確保している。
【0009】次に、上記のようなワード線およびビット
線を含むメモリセルの製造工程について、図21ないし
図34を参照して説明する。図21ないし図34は、図
20に示す断面構造に対応した製造工程図である。
線を含むメモリセルの製造工程について、図21ないし
図34を参照して説明する。図21ないし図34は、図
20に示す断面構造に対応した製造工程図である。
【0010】まず、図21を参照して、シリコン基板1
表面の所定領域にLOCOS法を用いて厚い酸化膜から
なるフィールド酸化膜2を形成する。
表面の所定領域にLOCOS法を用いて厚い酸化膜から
なるフィールド酸化膜2を形成する。
【0011】次に、図22を参照して、シリコン基板1
表面に酸化膜あるいは窒化膜などのゲート絶縁膜3を形
成する。さらに、その表面上にCVD(Chemical Vapor
Depositiol )法などを用いてポリシリコン層4を50
0〜2000オングストロームの厚さに堆積する。その
後、このポリシリコン層4の上に、CVD法やスパッタ
リング法を用いて、タングステン(W)層を100〜1
000オングストロームの厚さ形成する。その後、たと
えば、CVD法を用いてタングステン層を形成した場
合、拡散炉アニールにより熱処理を施す。この熱処理に
より、ポリシリコン層4表面に接したタングステン層が
シリサイド反応を生じ、ポリシリコン層4の上面にタン
グステンシリサイド層5が形成され、同時に、このタン
グステンシリサイド層5の低抵抗化(約50〜80μΩ
cm)も図られる。
表面に酸化膜あるいは窒化膜などのゲート絶縁膜3を形
成する。さらに、その表面上にCVD(Chemical Vapor
Depositiol )法などを用いてポリシリコン層4を50
0〜2000オングストロームの厚さに堆積する。その
後、このポリシリコン層4の上に、CVD法やスパッタ
リング法を用いて、タングステン(W)層を100〜1
000オングストロームの厚さ形成する。その後、たと
えば、CVD法を用いてタングステン層を形成した場
合、拡散炉アニールにより熱処理を施す。この熱処理に
より、ポリシリコン層4表面に接したタングステン層が
シリサイド反応を生じ、ポリシリコン層4の上面にタン
グステンシリサイド層5が形成され、同時に、このタン
グステンシリサイド層5の低抵抗化(約50〜80μΩ
cm)も図られる。
【0012】次に、このタングステンシリサイド層5の
上に、シリコン酸化膜あるいはシリコン窒化膜などから
なる絶縁膜6を形成する。
上に、シリコン酸化膜あるいはシリコン窒化膜などから
なる絶縁膜6を形成する。
【0013】次に、図23を参照して、絶縁層6上に、
所定形状のパターンを有するレジスト膜7を形成し、こ
のレジスト膜7をマスクとして、絶縁層6のエッチング
を行ない、所定の形状にパターニングを行なう。
所定形状のパターンを有するレジスト膜7を形成し、こ
のレジスト膜7をマスクとして、絶縁層6のエッチング
を行ない、所定の形状にパターニングを行なう。
【0014】次に、図24を参照して、上記レジスト膜
7を除去した後、所定の形状にパターニングされた絶縁
層6をマスクとして、タングステンシリサイド層5およ
びポリシリコン層4のエッチングを行なう。これによ
り、ポリシリコン層4およびタングステンシリサイド層
5の2層構造からなるワード線30が完成する。その
後、ゲート電極30および絶縁膜6をマスクとして、半
導体基板1の表面に不純物8を注入し、1対のソース・
ドレイン領域9,9を形成する。
7を除去した後、所定の形状にパターニングされた絶縁
層6をマスクとして、タングステンシリサイド層5およ
びポリシリコン層4のエッチングを行なう。これによ
り、ポリシリコン層4およびタングステンシリサイド層
5の2層構造からなるワード線30が完成する。その
後、ゲート電極30および絶縁膜6をマスクとして、半
導体基板1の表面に不純物8を注入し、1対のソース・
ドレイン領域9,9を形成する。
【0015】次に、図25を参照して、シリコン基板1
上の全面にCVD法を用いてシリコン酸化膜あるいはシ
リコン窒化膜からなる絶縁膜10を形成する。
上の全面にCVD法を用いてシリコン酸化膜あるいはシ
リコン窒化膜からなる絶縁膜10を形成する。
【0016】その後、図26を参照して、反応性イオン
エッチングなどの異方性エッチングを施して、絶縁層1
0をゲート電極30の側壁のみに残存させる。
エッチングなどの異方性エッチングを施して、絶縁層1
0をゲート電極30の側壁のみに残存させる。
【0017】次に、図27を参照して、半導体基板1の
表面に1対のソース・ドレイン領域9,9の一方の領域
のみを開口したレジスト膜11を形成し、このレジスト
膜11をマスクとして、半導体基板1表面に不純物を注
入し、不純物領域13を形成する。
表面に1対のソース・ドレイン領域9,9の一方の領域
のみを開口したレジスト膜11を形成し、このレジスト
膜11をマスクとして、半導体基板1表面に不純物を注
入し、不純物領域13を形成する。
【0018】次に、図28を参照して、半導体基板1の
上の全面にCVD法を用いてシリコン酸化膜あるいはシ
リコン窒化膜などの絶縁層14を形成する。
上の全面にCVD法を用いてシリコン酸化膜あるいはシ
リコン窒化膜などの絶縁層14を形成する。
【0019】次に、図29を参照して、再び、半導体基
板1の上面に不純物領域13の上方のみ開口したレジス
ト膜15を形成し、このレジスト膜15をマスクとし
て、絶縁層14のエッチングを行なう。
板1の上面に不純物領域13の上方のみ開口したレジス
ト膜15を形成し、このレジスト膜15をマスクとし
て、絶縁層14のエッチングを行なう。
【0020】次に、図30を参照して、半導体基板1の
全面に、CVD法などを用いて、多結晶シリコン層17
を500〜2000オングストローム厚さ堆積する。そ
の後、図31を参照して、この多結晶シリコン層17の
上に、CVD法やスパッタリング法等を用いてタングス
テン(W)層を100〜1000オングストローム厚さ
形成する。その後、たとえば、CVD法を用いてタング
ステン層を形成した場合、ランプアニール法を用いて、
窒素雰囲気中において、温度900〜1100℃で、1
0〜60秒間熱処理を施す。この熱処理により、多結晶
シリコン層17表面に接したタングステン層がシリサイ
ド反応を生じ、多結晶シリコン層17の表面にタングス
テンシリサイド層38が形成され、同時にこのタングス
テンシリサイド層38の低抵抗化(約50〜60μΩc
m)も図られる。
全面に、CVD法などを用いて、多結晶シリコン層17
を500〜2000オングストローム厚さ堆積する。そ
の後、図31を参照して、この多結晶シリコン層17の
上に、CVD法やスパッタリング法等を用いてタングス
テン(W)層を100〜1000オングストローム厚さ
形成する。その後、たとえば、CVD法を用いてタング
ステン層を形成した場合、ランプアニール法を用いて、
窒素雰囲気中において、温度900〜1100℃で、1
0〜60秒間熱処理を施す。この熱処理により、多結晶
シリコン層17表面に接したタングステン層がシリサイ
ド反応を生じ、多結晶シリコン層17の表面にタングス
テンシリサイド層38が形成され、同時にこのタングス
テンシリサイド層38の低抵抗化(約50〜60μΩc
m)も図られる。
【0021】次に、図32を参照して、タングステンシ
リサイド膜38の上面に、CVD法を用いて、シリコン
酸化膜やシリコン窒化膜などからなる絶縁層19を形成
する。
リサイド膜38の上面に、CVD法を用いて、シリコン
酸化膜やシリコン窒化膜などからなる絶縁層19を形成
する。
【0022】その後、図33を参照して、レジスト膜2
0を形成し、このレジスト膜20をマスクとしてエッチ
ングにより、絶縁層19のパターニングを行なう。
0を形成し、このレジスト膜20をマスクとしてエッチ
ングにより、絶縁層19のパターニングを行なう。
【0023】次に、図34を参照して、レジスト膜20
を除去した後、絶縁層19をマスクとして、エッチング
によりタングステンシリサイド膜38および多結晶シリ
コン層17のパターニングを行ない、タングステンシリ
サイド膜38および多結晶シリコン層17の2層構造か
らなるビット線40が完成する。
を除去した後、絶縁層19をマスクとして、エッチング
によりタングステンシリサイド膜38および多結晶シリ
コン層17のパターニングを行ない、タングステンシリ
サイド膜38および多結晶シリコン層17の2層構造か
らなるビット線40が完成する。
【0024】この後、キャパシタの製造を行なうことに
より、図20に示す断面構造の半導体装置が完成する。
より、図20に示す断面構造の半導体装置が完成する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、図35を用いて、以下に説明する問
題点を有している。図35は、ビット線40と、ソース
・ドレイン領域9,9とのコンタクト部を示す拡大断面
図である。
来技術においては、図35を用いて、以下に説明する問
題点を有している。図35は、ビット線40と、ソース
・ドレイン領域9,9とのコンタクト部を示す拡大断面
図である。
【0026】まず、図35を参照して、ソース・ドレイ
ン領域9,9のビット線40とのコンタクト部に、多結
晶シリコン層17を形成し、この多結晶シリコン層17
の上面にタングステン層を堆積した後、所定の熱処理を
施すことにより、タングステン層をシリサイド化し、タ
ングステンシリサイド層38を形成している。
ン領域9,9のビット線40とのコンタクト部に、多結
晶シリコン層17を形成し、この多結晶シリコン層17
の上面にタングステン層を堆積した後、所定の熱処理を
施すことにより、タングステン層をシリサイド化し、タ
ングステンシリサイド層38を形成している。
【0027】しかし、このタングステンシリサイド層3
8の拡散炉アニールによる熱処理時に、1対のソース・
ドレイン領域9,9および不純物領域13の不純物が、
図中点線に示すように拡散され、トランスファーゲート
トランジスタ100のチャネル幅(図中L1 )が、短く
なってしまい(図中L2 )、ドレイン領域の空乏層がソ
ース領域の空乏層とつながってしまう、いわゆるパンチ
スルー現象を起こしやすくなるといった問題点が生じて
いる。
8の拡散炉アニールによる熱処理時に、1対のソース・
ドレイン領域9,9および不純物領域13の不純物が、
図中点線に示すように拡散され、トランスファーゲート
トランジスタ100のチャネル幅(図中L1 )が、短く
なってしまい(図中L2 )、ドレイン領域の空乏層がソ
ース領域の空乏層とつながってしまう、いわゆるパンチ
スルー現象を起こしやすくなるといった問題点が生じて
いる。
【0028】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、配線層の熱処理時に、不純物領
域の不純物の拡散を抑制することを可能とした構造を有
する半導体装置の配線層およびその製造方法を提供する
ことを目的とする。
ためになされたもので、配線層の熱処理時に、不純物領
域の不純物の拡散を抑制することを可能とした構造を有
する半導体装置の配線層およびその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた請求
項1に記載の半導体装置の配線層においては、半導体基
板と、上記半導体基板に形成された不純物領域と、上記
半導体基板上に絶縁膜を介して設けられた、第1の高融
点金属シリサイド層を含む第1の配線層と、上記第1の
配線層との間に絶縁膜を介して設けられた第2の高融点
金属シリサイド層を含む第2の配線層とを備えている。
さらに、上記第2の高融点金属シリサイド層は、上記第
1の高融点金属シリサイド層よりも低い温度あるいは短
時間の加熱処理で低抵抗化する材料からなっている。
項1に記載の半導体装置の配線層においては、半導体基
板と、上記半導体基板に形成された不純物領域と、上記
半導体基板上に絶縁膜を介して設けられた、第1の高融
点金属シリサイド層を含む第1の配線層と、上記第1の
配線層との間に絶縁膜を介して設けられた第2の高融点
金属シリサイド層を含む第2の配線層とを備えている。
さらに、上記第2の高融点金属シリサイド層は、上記第
1の高融点金属シリサイド層よりも低い温度あるいは短
時間の加熱処理で低抵抗化する材料からなっている。
【0030】次に、この発明に基づいた請求項2に記載
の半導体装置の配線層においては、上記請求項1に記載
の半導体装置の配線層であって、上記第1の高融点金属
シリサイド層はタングステンシリサイドからなり、上記
第2の高融点金属シリサイド層はチタンシリサイドから
なる。
の半導体装置の配線層においては、上記請求項1に記載
の半導体装置の配線層であって、上記第1の高融点金属
シリサイド層はタングステンシリサイドからなり、上記
第2の高融点金属シリサイド層はチタンシリサイドから
なる。
【0031】次に、この発明に基づいた請求項3に記載
の半導体装置の配線層の製造方法においては、以下の工
程を備えている。
の半導体装置の配線層の製造方法においては、以下の工
程を備えている。
【0032】まず、半導体基板の上に絶縁膜を介して、
第1の温度で低抵抗化する第1の高融点金属シリサイド
層を含む第1の配線層が、前記第1の温度での熱処理を
経て形成される。
第1の温度で低抵抗化する第1の高融点金属シリサイド
層を含む第1の配線層が、前記第1の温度での熱処理を
経て形成される。
【0033】次に、上記第1の配線層を形成した後に、
上記半導体基板の表面に不純物を導入し、不純物領域が
形成される。
上記半導体基板の表面に不純物を導入し、不純物領域が
形成される。
【0034】次に、上記不純物領域を形成した後に、上
記第1の配線層との間に層間絶縁膜を介して、上記第1
の温度よりも低い第2の温度で低抵抗化する第2の高融
点金属シリサイド層を含む第2配線層が、前記第2の温
度での熱処理を経て形成される。
記第1の配線層との間に層間絶縁膜を介して、上記第1
の温度よりも低い第2の温度で低抵抗化する第2の高融
点金属シリサイド層を含む第2配線層が、前記第2の温
度での熱処理を経て形成される。
【0035】次に、この発明に基づいた請求項4に記載
の半導体装置の配線層の製造方法においては、請求項3
に記載の半導体装置の配線層の製造方法であって、上記
第1の配線層はタングステンシリサイドであり、上記第
2の配線層はチタンシリサイドであり、上記第1の温度
は900〜1100℃であり、上記第2の温度は600
〜800℃である。
の半導体装置の配線層の製造方法においては、請求項3
に記載の半導体装置の配線層の製造方法であって、上記
第1の配線層はタングステンシリサイドであり、上記第
2の配線層はチタンシリサイドであり、上記第1の温度
は900〜1100℃であり、上記第2の温度は600
〜800℃である。
【0036】
【作用】この発明に基づいた半導体装置およびその製造
方法によれば、不純物領域より後に形成される第2配線
層が、不純物領域より前に形成される第1配線層よりも
低い温度の熱処理を経て形成され、かつ低抵抗化され
る。そのため、第2配線層形成のための熱処理において
は、半導体基板に形成された不純物領域内の不純物の半
導体基板への拡散が比較的抑制されるために、加熱処理
時における不純物領域の拡大が抑えられる。
方法によれば、不純物領域より後に形成される第2配線
層が、不純物領域より前に形成される第1配線層よりも
低い温度の熱処理を経て形成され、かつ低抵抗化され
る。そのため、第2配線層形成のための熱処理において
は、半導体基板に形成された不純物領域内の不純物の半
導体基板への拡散が比較的抑制されるために、加熱処理
時における不純物領域の拡大が抑えられる。
【0037】
【実施例】以下、この発明のに基づいた第1の実施例に
ついて図を用いて説明する。この実施例による半導体装
置の配線層の構造は、特定の半導体装置に限定されるも
のではなく広く適用することが可能である。その一例と
して、以下に示す実施例では、DRAMのワード線(ゲ
ート電極)あるいはビット線に適用した例について説明
する。
ついて図を用いて説明する。この実施例による半導体装
置の配線層の構造は、特定の半導体装置に限定されるも
のではなく広く適用することが可能である。その一例と
して、以下に示す実施例では、DRAMのワード線(ゲ
ート電極)あるいはビット線に適用した例について説明
する。
【0038】図1は、DRAMのメモリセルの平面構造
図であり、図2は、図1中の切断線A−Aに沿った方向
からの断面構造図である。図1および図2を参照して、
まずDRAMのメモリセルの構造について説明する。シ
リコン基板1表面には所定の方向に延びる複数のワード
線30と、これに直交する方向に延びる複数のビット線
40とが行列状に配置されている。また、複数のメモリ
セルがワード線30およびビット線40に沿って行列状
に配置されている。メモリセルは1つのトランスファー
ゲートトランジスタ100と1つのキャパシタ200と
から構成される。
図であり、図2は、図1中の切断線A−Aに沿った方向
からの断面構造図である。図1および図2を参照して、
まずDRAMのメモリセルの構造について説明する。シ
リコン基板1表面には所定の方向に延びる複数のワード
線30と、これに直交する方向に延びる複数のビット線
40とが行列状に配置されている。また、複数のメモリ
セルがワード線30およびビット線40に沿って行列状
に配置されている。メモリセルは1つのトランスファー
ゲートトランジスタ100と1つのキャパシタ200と
から構成される。
【0039】トランスファーゲートトランジスタ100
はシリコン基板1表面上にゲート絶縁層3を介在して形
成されたゲート電極(ワード線)4と1対のソース・ド
レイン領域9,9とを含む。キャパシタ200は下部電
極23、誘電体膜25および上部電極26の積層構造を
有する。キャパシタ200の下部電極23は比較的平坦
な形状を有するベース部分23aと鉛直上方に向かって
突出した立壁部23bとから構成されている。
はシリコン基板1表面上にゲート絶縁層3を介在して形
成されたゲート電極(ワード線)4と1対のソース・ド
レイン領域9,9とを含む。キャパシタ200は下部電
極23、誘電体膜25および上部電極26の積層構造を
有する。キャパシタ200の下部電極23は比較的平坦
な形状を有するベース部分23aと鉛直上方に向かって
突出した立壁部23bとから構成されている。
【0040】これにより、このような構造はキャパシタ
の表面積を拡大しキャパシタ容量を増大している。キャ
パシタ200の上部は第1層間絶縁層27に覆われてい
る。この第1層間絶縁層27の表面上には、配線層28
が形成される。さらに、配線層28を覆う第2層間絶縁
膜29が形成されている。なお、この第2層間絶縁膜2
9の上には、配線層とパシベーション膜があるが、図に
おいては省略している。
の表面積を拡大しキャパシタ容量を増大している。キャ
パシタ200の上部は第1層間絶縁層27に覆われてい
る。この第1層間絶縁層27の表面上には、配線層28
が形成される。さらに、配線層28を覆う第2層間絶縁
膜29が形成されている。なお、この第2層間絶縁膜2
9の上には、配線層とパシベーション膜があるが、図に
おいては省略している。
【0041】ビット線40は、ワード線30と直交する
方向に、かつキャパシタ200の上端部より低い位置に
形成されている。このような構造をいわゆる埋込型ビッ
ト線と称している。また、ビット線40は、トランスフ
ァーゲートトランジスタ100の一方のソース・ドレイ
ン領域9に接続されている。
方向に、かつキャパシタ200の上端部より低い位置に
形成されている。このような構造をいわゆる埋込型ビッ
ト線と称している。また、ビット線40は、トランスフ
ァーゲートトランジスタ100の一方のソース・ドレイ
ン領域9に接続されている。
【0042】ゲート電極30は、内部に不純物を含む多
結晶シリコン層4と、この多結晶シリコン層4の両側面
に沿って形成されたタングステンシリサイド層5とから
構成されている。ゲート電極30の上部は、シリコン酸
化膜などからなる上部絶縁層6で覆われており、また、
その側面は同じくシリコン酸化膜などからなる側部絶縁
膜10により覆われている。この上部絶縁膜6および側
部絶縁膜10は、ビット線40とゲート電極30との間
の絶縁性を確保している。
結晶シリコン層4と、この多結晶シリコン層4の両側面
に沿って形成されたタングステンシリサイド層5とから
構成されている。ゲート電極30の上部は、シリコン酸
化膜などからなる上部絶縁層6で覆われており、また、
その側面は同じくシリコン酸化膜などからなる側部絶縁
膜10により覆われている。この上部絶縁膜6および側
部絶縁膜10は、ビット線40とゲート電極30との間
の絶縁性を確保している。
【0043】また、ビット線40は、ゲート電極30と
同じように、多結晶シリコン層17と、この多結晶シリ
コン層17の上面に形成されたチタンシリサイド層18
とから構成されている。さらに、ビット線40の上部に
は上部絶縁層19が形成され、その側面には側部絶縁層
33が形成されている。この上部絶縁層19および側部
絶縁層33は、たとえばキャパシタ200中の下部電極
23との間の絶縁性を確保している。
同じように、多結晶シリコン層17と、この多結晶シリ
コン層17の上面に形成されたチタンシリサイド層18
とから構成されている。さらに、ビット線40の上部に
は上部絶縁層19が形成され、その側面には側部絶縁層
33が形成されている。この上部絶縁層19および側部
絶縁層33は、たとえばキャパシタ200中の下部電極
23との間の絶縁性を確保している。
【0044】次に、上記のようなワード線およびビット
線を含むメモリセルの製造工程について説明する。図3
ないし図16は、図2に示す断面構造に対応した製造工
程図である。
線を含むメモリセルの製造工程について説明する。図3
ないし図16は、図2に示す断面構造に対応した製造工
程図である。
【0045】まず、図3を参照して、シリコン基板1の
表面の所定の領域にLOCOS法を用いて厚い酸化膜か
らなるフィールド酸化膜2を形成する。
表面の所定の領域にLOCOS法を用いて厚い酸化膜か
らなるフィールド酸化膜2を形成する。
【0046】次に、図4を参照して、シリコン基板1表
面に酸化膜あるいは窒化膜などのゲート絶縁膜3を形成
する。さらに、その表面上にCVD法などを用いて多結
晶シリコン層4を500〜2000オングストロームの
厚さ堆積する。その後、この多結晶シリコン層4の上に
CVD法やスパッタリング法を用いて、タングステン層
を100〜1000オングストロームの厚さ形成する。
たとえば、タングステン層をCVD法により形成した場
合、その後、ランプアニール法を用いて、窒素雰囲気中
で温度900〜1100℃で10〜60秒間熱処理を施
す。この熱処理により、多結晶シリコン層4表面に接し
たタングステン層がシリサイド反応を生じ、多結晶シリ
コン層4の上面にタングステンシリサイド層5が形成さ
れるとともに、タングステンシリサイド層の低抵抗化
(約50〜80μΩm)がは図られる。さらに、タング
ステンシリサイド層5の上に、CVD法を用いてシリコ
ン酸化膜あるいはシリコン窒化膜からなる絶縁層6を形
成する。
面に酸化膜あるいは窒化膜などのゲート絶縁膜3を形成
する。さらに、その表面上にCVD法などを用いて多結
晶シリコン層4を500〜2000オングストロームの
厚さ堆積する。その後、この多結晶シリコン層4の上に
CVD法やスパッタリング法を用いて、タングステン層
を100〜1000オングストロームの厚さ形成する。
たとえば、タングステン層をCVD法により形成した場
合、その後、ランプアニール法を用いて、窒素雰囲気中
で温度900〜1100℃で10〜60秒間熱処理を施
す。この熱処理により、多結晶シリコン層4表面に接し
たタングステン層がシリサイド反応を生じ、多結晶シリ
コン層4の上面にタングステンシリサイド層5が形成さ
れるとともに、タングステンシリサイド層の低抵抗化
(約50〜80μΩm)がは図られる。さらに、タング
ステンシリサイド層5の上に、CVD法を用いてシリコ
ン酸化膜あるいはシリコン窒化膜からなる絶縁層6を形
成する。
【0047】次に、図5を参照して、絶縁層6の上面
に、所定のパターンが形成されたレジスト膜7を形成
し、このレジスト膜7をマスクとして、エッチングによ
り絶縁層6のパターニングを行なう。その後、図6を参
照して、レジスト膜7を除去した後、絶縁層6をマスク
として、タングステンシリサイド層5および多結晶シリ
コン層4のパターニングを行なう。これにより、所定形
状のゲート電極30が形成する。その後、絶縁層6およ
びゲート電極30をマスクとして、半導体基板1の表面
に不純物8を注入し、1対のソース・ドレイン領域9,
9を形成する。
に、所定のパターンが形成されたレジスト膜7を形成
し、このレジスト膜7をマスクとして、エッチングによ
り絶縁層6のパターニングを行なう。その後、図6を参
照して、レジスト膜7を除去した後、絶縁層6をマスク
として、タングステンシリサイド層5および多結晶シリ
コン層4のパターニングを行なう。これにより、所定形
状のゲート電極30が形成する。その後、絶縁層6およ
びゲート電極30をマスクとして、半導体基板1の表面
に不純物8を注入し、1対のソース・ドレイン領域9,
9を形成する。
【0048】次に、図7を参照して、半導体基板1上の
全面にCVD法を用いてシリコン酸化膜あるいはシリコ
ン窒化膜からなる絶縁層10を形成する。
全面にCVD法を用いてシリコン酸化膜あるいはシリコ
ン窒化膜からなる絶縁層10を形成する。
【0049】次に、図8を参照して、反応性イオンエッ
チングなどの異方性エッチングを施して、絶縁層10を
ゲート電極(ワード線)30の側壁のみに残存させる。
チングなどの異方性エッチングを施して、絶縁層10を
ゲート電極(ワード線)30の側壁のみに残存させる。
【0050】次に、図9を参照して、半導体基板1の表
面に、1対のソース・ドレイン領域9の一方の領域のみ
を開口したレジスト膜11を形成し、このレジスト膜1
1をマスクとして、基板表面に不純物12を注入し、不
純物領域13を形成する。
面に、1対のソース・ドレイン領域9の一方の領域のみ
を開口したレジスト膜11を形成し、このレジスト膜1
1をマスクとして、基板表面に不純物12を注入し、不
純物領域13を形成する。
【0051】次に、図10を参照して、半導体基板1の
上の全面にCVD法を用いてシリコン酸化膜あるいはシ
リコン窒化膜などの絶縁層14を形成する。
上の全面にCVD法を用いてシリコン酸化膜あるいはシ
リコン窒化膜などの絶縁層14を形成する。
【0052】次に、図11を参照して、再び半導体基板
1の上面に、不純物領域13の上方のみ開口したレジス
ト膜15を形成し、このレジスト膜15をマスクとし
て、絶縁層14のエッチングを行なう。
1の上面に、不純物領域13の上方のみ開口したレジス
ト膜15を形成し、このレジスト膜15をマスクとし
て、絶縁層14のエッチングを行なう。
【0053】次に、図12を参照して、半導体基板1の
表面に、CVD法などを用いて、多結晶シリコン層17
を500〜2000オングストロームの厚さ堆積する。
その後、図13を参照してこの多結晶シリコン層17上
に、CVD法を用いてチタン層を100〜1000オン
グストロームの厚さ形成する。その後、ランプアニール
法を用いて、窒素雰囲気中で温度600〜800℃で、
10〜60秒間熱処理を施す。この熱処理により、多結
晶シリコン層17表面に接したチタン層がシリサイド反
応を生じ、多結晶シリコン層17の表面にチタンシリサ
イド層18が形成される。また、図17に示すタングス
テンシリサイドとチタンシリサイドの熱処理温度(℃)
と比抵抗(μΩm)の関係を示すグラフからもわかるよ
うに、シリサイド反応のために熱処理により、このチタ
ンシリサイド層17の低抵抗化(約10〜30μΩm)
が図られる。このときの熱処理はタングステンシリサイ
ドの場合と比べると低温度で行なわれるために、この熱
処理時によるソース・ドレイン領域9,9および不純物
領域13中の不純物の拡散は比較的小規模に抑えられ
る。
表面に、CVD法などを用いて、多結晶シリコン層17
を500〜2000オングストロームの厚さ堆積する。
その後、図13を参照してこの多結晶シリコン層17上
に、CVD法を用いてチタン層を100〜1000オン
グストロームの厚さ形成する。その後、ランプアニール
法を用いて、窒素雰囲気中で温度600〜800℃で、
10〜60秒間熱処理を施す。この熱処理により、多結
晶シリコン層17表面に接したチタン層がシリサイド反
応を生じ、多結晶シリコン層17の表面にチタンシリサ
イド層18が形成される。また、図17に示すタングス
テンシリサイドとチタンシリサイドの熱処理温度(℃)
と比抵抗(μΩm)の関係を示すグラフからもわかるよ
うに、シリサイド反応のために熱処理により、このチタ
ンシリサイド層17の低抵抗化(約10〜30μΩm)
が図られる。このときの熱処理はタングステンシリサイ
ドの場合と比べると低温度で行なわれるために、この熱
処理時によるソース・ドレイン領域9,9および不純物
領域13中の不純物の拡散は比較的小規模に抑えられ
る。
【0054】次に、図14を参照して、チタンシリサイ
ド層18の上面に、CVD法を用いてシリコン酸化膜な
どからなる絶縁層19を形成する。
ド層18の上面に、CVD法を用いてシリコン酸化膜な
どからなる絶縁層19を形成する。
【0055】その後、図15を参照して、レジスト膜2
0を形成し、このレジスト膜20をマスクとしてエッチ
ングにより絶縁層19のパターニングを行なう。
0を形成し、このレジスト膜20をマスクとしてエッチ
ングにより絶縁層19のパターニングを行なう。
【0056】次に、図16を参照して、レジスト膜20
を除去した後、絶縁層19をマスクとしてエッチングに
より、チタンシリサイド膜18および多結晶シリコン層
17のパターニングを行ない、チタンシリサイド層18
および単結晶シリコン層17からなるビット線40を形
成する。
を除去した後、絶縁層19をマスクとしてエッチングに
より、チタンシリサイド膜18および多結晶シリコン層
17のパターニングを行ない、チタンシリサイド層18
および単結晶シリコン層17からなるビット線40を形
成する。
【0057】この後、キャパシタの製造を行なうことに
より、図18に示す断面構造の半導体装置が完成する。
より、図18に示す断面構造の半導体装置が完成する。
【0058】なお、上記実施例において、ゲート電極の
第1高融点シリサイド層にチタンシリサイド層を用いて
もかまわないが、エッチングによる加工性が良くおよび
半導体基板1との温度差によって生じる熱ストレスが小
さいタングステンシリサイド層を用いることが望まし
い。
第1高融点シリサイド層にチタンシリサイド層を用いて
もかまわないが、エッチングによる加工性が良くおよび
半導体基板1との温度差によって生じる熱ストレスが小
さいタングステンシリサイド層を用いることが望まし
い。
【0059】以上説明したように、ビット線を構成する
配線層に、タングステンシリサイドよりも低温で低抵抗
化するチタンシリサイド層を用いることにより、このチ
タン層のシリサイド化および低抵抗化の熱処理時におい
ても、不純物領域9,9および不純物領域13の不純物
が拡散されることなく、トランスファーゲートトランジ
スタ100のチャネル長さを維持することが可能とな
る。
配線層に、タングステンシリサイドよりも低温で低抵抗
化するチタンシリサイド層を用いることにより、このチ
タン層のシリサイド化および低抵抗化の熱処理時におい
ても、不純物領域9,9および不純物領域13の不純物
が拡散されることなく、トランスファーゲートトランジ
スタ100のチャネル長さを維持することが可能とな
る。
【0060】次に、この発明に基づいた第2の実施例に
ついて、図18を参照して説明する。
ついて、図18を参照して説明する。
【0061】図18は、図1中の切断線A−Aに沿った
方向に対応した断面構造図である。この第2の実施例に
おいては、DRAMのゲート電極30をタングステンシ
リサイドのみによって形成し、ビット線40をチタンシ
リサイドのみによって形成している。
方向に対応した断面構造図である。この第2の実施例に
おいては、DRAMのゲート電極30をタングステンシ
リサイドのみによって形成し、ビット線40をチタンシ
リサイドのみによって形成している。
【0062】上記構造よりなるDRAMを形成する工程
は、まずワード線にあっては、第1の実施例に示す図4
の工程において、シリサイド工程を含まずに、直接タン
グステンシリサイドをCVD法により、温度約300〜
600℃の条件で形成する。この場合、成膜直後の抵抗
は高いため、図17に示すように、800℃以上程度の
熱処理を施さなければ十分な低抵抗値は得られない。
は、まずワード線にあっては、第1の実施例に示す図4
の工程において、シリサイド工程を含まずに、直接タン
グステンシリサイドをCVD法により、温度約300〜
600℃の条件で形成する。この場合、成膜直後の抵抗
は高いため、図17に示すように、800℃以上程度の
熱処理を施さなければ十分な低抵抗値は得られない。
【0063】一方、ビット線の形成においては、図12
および図13に示す工程において、シリサイド工程を含
まずに直接チタンシリサイドをCVD法により、温度約
350〜700℃の条件で形成する。700℃程度で成
膜した場合は、直後においても低抵抗な膜が得られる。
300℃程度の低温成膜を行なった場合は、後工程で7
00℃程度の熱処理を加えることで十分な低抵抗値が得
られる。いずれにしてもタングステンシリサイドのよう
に800℃以上もの高温熱処理は必要としない。
および図13に示す工程において、シリサイド工程を含
まずに直接チタンシリサイドをCVD法により、温度約
350〜700℃の条件で形成する。700℃程度で成
膜した場合は、直後においても低抵抗な膜が得られる。
300℃程度の低温成膜を行なった場合は、後工程で7
00℃程度の熱処理を加えることで十分な低抵抗値が得
られる。いずれにしてもタングステンシリサイドのよう
に800℃以上もの高温熱処理は必要としない。
【0064】この第2の実施例においても、成膜工程以
降の熱処理工程における所定の設定温度により、図17
に示すタングステンシリサイドとチタンシリサイドの熱
処理温度(℃)と比抵抗(μΩm)の関係を示すグラフ
からも分かるように、チタンシリサイドの低抵抗化を図
ることができる。このときの熱処理は、タングステンシ
リサイドの場合と比べると低温度で行なわれるために、
この所定の温度の処理時においても、ソース・ドレイン
領域9,9および不純物領域13中の不純物の拡散は比
較的小規模に抑えられる。
降の熱処理工程における所定の設定温度により、図17
に示すタングステンシリサイドとチタンシリサイドの熱
処理温度(℃)と比抵抗(μΩm)の関係を示すグラフ
からも分かるように、チタンシリサイドの低抵抗化を図
ることができる。このときの熱処理は、タングステンシ
リサイドの場合と比べると低温度で行なわれるために、
この所定の温度の処理時においても、ソース・ドレイン
領域9,9および不純物領域13中の不純物の拡散は比
較的小規模に抑えられる。
【0065】以上、この構造および製造方法を用いるこ
とによっても、第1の実施例におけるDRAMと同様の
作用効果を得ることができる。
とによっても、第1の実施例におけるDRAMと同様の
作用効果を得ることができる。
【0066】なお、上記各実施例は、本発明をDRAM
に適用した例を示しているが、この構造に限られること
なく、不純物領域とこの不純物領域よりも前に形成され
た第1高融点金属シリサイド層を含む第1配線層と、こ
の第1配線層との間に絶縁膜を介し、不純物領域よりも
後に形成された第2高融点金属シリサイド法を含む第2
配線層とを備える構造を有する半導体装置の配線層の場
合に、一般的に適用可能である。
に適用した例を示しているが、この構造に限られること
なく、不純物領域とこの不純物領域よりも前に形成され
た第1高融点金属シリサイド層を含む第1配線層と、こ
の第1配線層との間に絶縁膜を介し、不純物領域よりも
後に形成された第2高融点金属シリサイド法を含む第2
配線層とを備える構造を有する半導体装置の配線層の場
合に、一般的に適用可能である。
【0067】また、上記第1および第2の実施例におい
てシリサイド層を形成する場合においては、CVD法を
用いて形成したが、この方法に限らず、スパッタリング
法を用いて形成することによっても、シリサイド層の形
成およびこのシリサイドの低抵抗化を図ることが可能で
ある。
てシリサイド層を形成する場合においては、CVD法を
用いて形成したが、この方法に限らず、スパッタリング
法を用いて形成することによっても、シリサイド層の形
成およびこのシリサイドの低抵抗化を図ることが可能で
ある。
【0068】これまで述べてきた熱処理はシリサイド化
およびその低抵抗化を目的としたものについてのみ触れ
てきたが、Al配線膜の下の層間平坦化膜(たとえばB
PSG)の平坦化リフローを目的とした熱処理もシリサ
イドの抵抗値を左右する。この場合、たとえば埋込型ビ
ット線構造のDRAMで説明した場合、ビット線にチタ
ンシリサイドを用いればリフロー用熱処理として800
℃が必要とするとビット線の抵抗は十分下がっているこ
とになり、低抵抗化シリサイド化のための熱処理を兼ね
ることができる。一方、ビット線にタングステンシリサ
イドを用いるとリフローとしては、800℃で十分で
も、ビット線抵抗としてはさらに高温処理が望まれ、不
純物領域中の不純物拡散が避けなれなくなる。また、以
上の説明はシリサイド化の低抵抗化、シリサイド化のた
めの熱処理温度の工程についてのみ述べてきたが第2層
目の配線用シリサイドとして第1層目のシリサイドより
も高温処理を要するが短時間で低抵抗化、シリサイド化
が終了し、結果的に不純物の拡散が抑えられるような材
料でもよい。
およびその低抵抗化を目的としたものについてのみ触れ
てきたが、Al配線膜の下の層間平坦化膜(たとえばB
PSG)の平坦化リフローを目的とした熱処理もシリサ
イドの抵抗値を左右する。この場合、たとえば埋込型ビ
ット線構造のDRAMで説明した場合、ビット線にチタ
ンシリサイドを用いればリフロー用熱処理として800
℃が必要とするとビット線の抵抗は十分下がっているこ
とになり、低抵抗化シリサイド化のための熱処理を兼ね
ることができる。一方、ビット線にタングステンシリサ
イドを用いるとリフローとしては、800℃で十分で
も、ビット線抵抗としてはさらに高温処理が望まれ、不
純物領域中の不純物拡散が避けなれなくなる。また、以
上の説明はシリサイド化の低抵抗化、シリサイド化のた
めの熱処理温度の工程についてのみ述べてきたが第2層
目の配線用シリサイドとして第1層目のシリサイドより
も高温処理を要するが短時間で低抵抗化、シリサイド化
が終了し、結果的に不純物の拡散が抑えられるような材
料でもよい。
【0069】
【発明の効果】この発明に基づいた半導体装置およびそ
の製造方法によれば、不純物領域より後に形成される第
2配線層が、不純物領域より前に形成される第1配線層
よりも低い温度の熱処理をへて形成され、かつ低抵抗化
される。そのため、第2配線層形成のための熱処理時に
おいては、半導体基板に形成された不純物領域内の不純
物の半導体基板への拡散が比較的抑制されるために、加
熱処理時における不純物領域の拡大が抑えられる。その
結果、DRAMなどに適用した場合においては、不純物
領域の拡大によるパンチスルーや単チャンネル化を防止
することが可能となり、半導体装置の信頼性の向上を図
ることが可能となる。
の製造方法によれば、不純物領域より後に形成される第
2配線層が、不純物領域より前に形成される第1配線層
よりも低い温度の熱処理をへて形成され、かつ低抵抗化
される。そのため、第2配線層形成のための熱処理時に
おいては、半導体基板に形成された不純物領域内の不純
物の半導体基板への拡散が比較的抑制されるために、加
熱処理時における不純物領域の拡大が抑えられる。その
結果、DRAMなどに適用した場合においては、不純物
領域の拡大によるパンチスルーや単チャンネル化を防止
することが可能となり、半導体装置の信頼性の向上を図
ることが可能となる。
【図1】この発明の第1実施例のDRAMのメモリセル
の平面構造図である。
の平面構造図である。
【図2】図1中の切断線A−Aに沿った方向からの断面
構造図である。
構造図である。
【図3】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第1
工程図である。
工程図である。
【図4】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第2
工程図である。
工程図である。
【図5】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第3
工程図である。
工程図である。
【図6】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第4
工程図である。
工程図である。
【図7】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第5
工程図である。
工程図である。
【図8】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第6
工程図である。
工程図である。
【図9】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第7
工程図である。
工程図である。
【図10】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第
8工程図である。
8工程図である。
【図11】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第
9工程図である。
9工程図である。
【図12】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第
10工程図である。
10工程図である。
【図13】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第
11工程図である。
11工程図である。
【図14】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第
12工程図である。
12工程図である。
【図15】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第
13工程図である。
13工程図である。
【図16】図2に示すメモリセルの製造工程を示した第
14工程図である。
14工程図である。
【図17】タングステンシリサイドとチタンシリサイド
の熱処理温度と比抵抗の関係を示す図である。
の熱処理温度と比抵抗の関係を示す図である。
【図18】この発明の第2実施例のDRAMのメモリセ
ルの断面構造図である。
ルの断面構造図である。
【図19】従来技術のDRAMのメモリセルの平面構造
図である。
図である。
【図20】図19中の切断線A−Aに沿った方向からの
断面構造図である。
断面構造図である。
【図21】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第1工程図である。
第1工程図である。
【図22】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第2工程図である。
第2工程図である。
【図23】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第3工程図である。
第3工程図である。
【図24】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第4工程図である。
第4工程図である。
【図25】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第5工程図である。
第5工程図である。
【図26】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第6工程図である。
第6工程図である。
【図27】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第7工程図である。
第7工程図である。
【図28】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第8工程図である。
第8工程図である。
【図29】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第9工程図である。
第9工程図である。
【図30】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第10工程図である。
第10工程図である。
【図31】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第11工程図である。
第11工程図である。
【図32】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第12工程図である。
第12工程図である。
【図33】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第13工程図である。
第13工程図である。
【図34】図20に示すメモリセルの製造工程を示した
第14工程図である。
第14工程図である。
【図35】従来技術におけるメモリセルの問題点を示す
断面構造図である。
断面構造図である。
1 半導体基板 2 フィールド酸化膜 3 ゲート絶縁膜 4,17 ポリシリコン層 5 タングステンシリサイド 6,10,14,19 絶縁層 7,11,15,20 レジスト膜 8,12 不純物 9 ソース・ドレイン領域 13 不純物領域 16 コンタクトホール 18 チタンシリサイド 23a ストレージノード(平坦部) 23b ストレージノード(立壁部) 25 誘電体膜 26 セルプレート(上部電極) 27,29 層間絶縁膜 28 配線層 30 ゲート電極 40 ビット線 100 トランスファーゲートトランジスタ 200 キャパシタ なお、図中同一符号は、同一または相当部分を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板に形成された不純物領域と、 前記半導体基板上に絶縁膜を介して設けられた第1の高
融点金属シリサイド層を含む第1の配線層と、 前記第1の配線層との間に絶縁膜を介して設けられた第
2の高融点金属シリサイド層を含む第2の配線層と、 を備え、 前記第2の高融点金属シリサイド層は、前記第1の高融
点金属シリサイド層よりも低い温度あるいは短時間の加
熱処理で低抵抗化された材料からなる、 半導体装置の配線層。 - 【請求項2】 前記第1の高融点金属シリサイド層は、
タングステンシリサイドからなり、前記第2の高融点金
属シリサイド層はチタンシリサイドからなる請求項1に
記載の半導体装置の配線層。 - 【請求項3】 半導体基板の上に絶縁膜を介して、第1
の温度で低抵抗化する第1の高融点金属シリサイド層を
含む第1の配線層を、前記第1の温度での熱処理を経て
形成する工程と、 前記第1の配線層を形成した後、前記半導体基板の表面
に不純物を導入し、不純物領域を形成する工程と、 前記不純物領域を形成した後に、前記第1の配線層との
間に絶縁膜を介して、前記第1の温度よりも低い第2の
温度で低抵抗化する第2の高融点金属シリサイド層を含
む第2の配線層を、前記第2の温度での熱処理を経て形
成する工程と、を備えた半導体装置の配線層の製造方
法。 - 【請求項4】 前記第1の配線層は、タングステンシリ
サイドであり、前記第2の配線層は、チタンシリサイド
であり、前記第1の温度は、900〜1100℃であ
り、前記第2の温度は600〜800℃である、 請求項3に記載の半導体装置の配線層の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4327985A JPH06177130A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 半導体装置の配線層およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4327985A JPH06177130A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 半導体装置の配線層およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06177130A true JPH06177130A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18205214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4327985A Pending JPH06177130A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 半導体装置の配線層およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06177130A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997015950A1 (en) * | 1995-10-27 | 1997-05-01 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor integrated circuit device and process for manufacturing the same |
-
1992
- 1992-12-08 JP JP4327985A patent/JPH06177130A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997015950A1 (en) * | 1995-10-27 | 1997-05-01 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor integrated circuit device and process for manufacturing the same |
| US6479899B1 (en) | 1995-10-27 | 2002-11-12 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor integrated circuit device and process for manufacturing the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991109 |