JPH0617837A - 自動復帰機能付トルクリミッタ - Google Patents

自動復帰機能付トルクリミッタ

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JPH0617837A
JPH0617837A JP4172816A JP17281692A JPH0617837A JP H0617837 A JPH0617837 A JP H0617837A JP 4172816 A JP4172816 A JP 4172816A JP 17281692 A JP17281692 A JP 17281692A JP H0617837 A JPH0617837 A JP H0617837A
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JP
Japan
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ring
annular
holder
torque limiter
clearance
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Pending
Application number
JP4172816A
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English (en)
Inventor
Kenichi Ichikawa
健一 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
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  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、軌道輪と保持器とに関連させて設
けた両円環部を接触嵌合させ、その両者間でクリープを
発生させて保持器の回転を減速させる自動復帰機能付ト
ルクリミッタにおいて、簡単な構造変更により保持器の
クリープ回転を変化できるようにする。 【構成】 内外輪1、2間に設けた保持器16に、円筒
面8と多角形のカム面12に係合するローラ18を組込
み、保持器16に連結した円環部材19と内輪1との間
に、転動体28を圧入する。外輪1にねじ込んだすきま
調節リング4に、円環部材19と嵌合する円環部21を
形成し、その両者の嵌合面を軸方向の傾斜面22、23
とする。この構造では、円環部材19が円環部21を中
心に内接ころがりしてクリープを生じるが、すきま調節
リング4を進退動させるとクリープを発生する嵌合すき
間が変化し、保持器の回転数が変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動復帰する機能を
備えたトルクリミッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型船舶のプロペラ推進機や冷凍機コン
プレッサの液圧縮回路などにおいては、従動側の過負荷
に対して原動機側の動力伝達を切離し、従動側が正常状
態に回復した場合は、自動的に元の状態に復帰してトル
ク伝達を繰り返すトルクリミッタが必要になる。
【0003】また、上記のトルクリミッタでは、原動機
側が高速度で回転している状態で、極めて短かい時間間
隔で自動復帰が繰返されると、従動側に無理を強いるこ
とになるため、所定の長い時間間隔をおいて自動復帰す
る機能が求められる。
【0004】従来、このような長い間隔をおいて自動復
帰するトルクリミッタとして、本出願人が先に特願平4
−111281号により提案したものがある。
【0005】この提案のものは、図7に示すように、内
輪1と外輪2の対向する面に、円筒面8と、多角形の板
ばね11から成るカム面12を形成し、内外輪1、2の
間に設けた保持器16のポケットに、円筒面8とカム面
12の最小すきま部に係合するローラ18を組込んでい
る。
【0006】また、保持器16と外輪2に関連させてそ
れぞれすき間をもって嵌合する円環部31、32を設
け、内輪1と保持器16間に圧入した転動体28により
保持器16の円環部31を径方向に変形させて、両円環
部31、32を複数位置で接触させている。
【0007】上記の構造では、カム面12を形成する板
ばね11が変形し、ローラ18が係合位置を通過する
と、保持器16が内輪1からの回転荷重により外輪2の
円環部32を中心に内接転がりしてクリープを起こし、
ローラ18を低い速度で次の係合位置まで移動させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように上記提案の
トルクリミッタは、長い時間間隔をおいてトルクの伝達
と解除のサイクルを繰り返すことができるが、いま、そ
の自動復帰の時間間隔を変更しようとすると、通常ロー
ラ18が係合する位置の間隔を変化させる必要がある。
しかし、このような係合位置の変化は、カム面12の間
隔やローラ18の間隔を変化させる必要があるため、板
ばね11や外輪2の内径面の形状や保持器16の形状を
設計変更する必要があり、変更のための時間やコストが
大きくなる問題がある。
【0009】そこで、この発明は、簡単な構造により自
動復帰の時間間隔を任意に調節できるようにしたトルク
リミッタを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、内外に嵌合する軌道輪の対向する面
に、円筒面と多角形のカム面を形成し、その両軌道輪の
間に組込んだ保持器のポケットに、上記円筒面とカム面
の最小すきま部に係合する係合子を設けると共に、上記
カム面の最小すきま部の表面を弾性材で形成し、従動側
の軌道輪と保持器にそれぞれ関連させて互いにすき間を
もって嵌合する円環部を設け、保持器に関連する円環部
を径方向に偏心させて上記両円環部を接触状態で転がり
運動させる偏心付与手段を備えた自動復帰機能付トルク
リミッタにおいて、上記両円環部の嵌合すき間を変化さ
せるすき間調節手段を備えた構造としたのである。
【0011】また、上記すきま調節手段として、両円環
部の一方を他方に向かって軸方向に進退動可能に設け、
その両円環部の嵌合面を軸方向に傾斜する傾斜面として
構成したものを採用したのである。
【0012】
【作用】接触転がり運動をする両円環部間のクリープ速
度は、両円環部の偏心量、即ち、両者の嵌合すき間の大
きさに比例する。すなわち、両者の嵌合すき間(偏心
量)をδ、円周率をπとした場合、一方の円環部が他方
の円環部を中心に内接又は外接転がりして1回転する間
に、その一方の円環部はδπの量だけ移動する。したが
って、上記嵌合すき間δを変化させると、保持器のクリ
ープ回転数が変化し、係合子が自動復帰する時間間隔を
調節することができる。
【0013】
【実施例】図1乃至図6は、実施例のトルクリミッタを
示している。図1に示すように、外輪2は、一端にねじ
部3が形成され、そのねじ部3に、内方部材の蓋板を兼
用するすきま調整リング4が軸方向に進退動可能に取付
けられている。また、外輪2の他端には軸受箱5が圧入
され、その軸受箱5とすきま調整リング4の内側に内輪
1が挿入されている。この内輪1と外輪2は、調整リン
グ4と内輪1の間、及び軸受箱5と内輪1の間に組込ん
だ軸受6、7を介して回転自在に支持され、その両軸受
6、7の案内により同軸上に配置されている。
【0014】上記内輪1の中央部の外径面は、円筒面8
で形成され、この円筒面8に対向する外輪1の内径面9
には、円周方向に等間隔で8ケ所のバネ座10が形成さ
れており、その各バネ座10にほぼ正八角形の角リング
を形成する板ばね11が組込まれている。
【0015】この板ばね11は、8等分に分割されたば
ね板11aで形成されており、外輪2に組込んだ状態で
その各ばね板11aの内面が内輪1の円筒面8との間で
くさび形空間をなすカム面12を形成している。また、
上記各ばね板11aは、外輪2の各バネ座10の間でわ
ずかに締まり嵌めの状態で組込まれ、各ばね板11aと
外輪2の内径面9との間には、ばね板11aの変形を許
容するぬすみ13が設けられている。さらに、板ばね1
1の中央部には、内輪1の円筒面8に向かう突起14が
形成され、その突起14と円筒面8間の最小すきま部1
5の寸法aは、後述するローラ18の外径寸法dより小
さく設定されている。
【0016】上記板ばね11と内輪1の円筒面8の間に
は、環状の保持器16が設けられ、その保持器16の周
面に、カム面12と対応して等間隔で多数のポケット1
7が設けられ、その各ポケット17に、係合子としての
ローラ18が組込まれている。
【0017】このローラ18は、外径寸法dが、カム面
12と円筒面8間の最小すきま部15以外の間隙に対し
て小さく形成され、図1に示すように、最小すきま部1
5の近傍でのみカム面12と円筒面8に係合するように
なっている。また、ローラ18の外径寸法dは、板ばね
11がぬすみ13側に撓んだ時に、板ばね11と円筒面
8間にできる間隔よりも小さく設定され、その間隔をロ
ーラ18が通過できるようになっている。
【0018】また、上記保持器16の先端部は軸受6側
に突出し、その突出部分16aに内外輪と同軸の円環部
材19が連結されている。この円環部材19は、その内
径面と上記突出部分16aの外径面に設けた凹凸部20
とを嵌合させて保持器16に締まり嵌めされており、そ
の嵌合によって円環部材19と保持器16は、軸方向に
は移動不可であるが、回転方向には所定のトルクで相対
回転可能なように連結されている。
【0019】一方、外輪2の先端にねじ部3を介して取
付けられるすきま調節リング4の内面には、上記円環部
材19の内側に嵌まり込む円環部21が形成されてい
る。上記円環部21と円環部材19の嵌合面は、図5に
示すようにそれぞれ軸方向に傾斜する傾斜面22、23
で形成されており、その両傾斜面22、23の間に嵌合
すき間δが設けられている。この構造では、すきま調整
部材4を外輪2のねじ部3にねじ込んで軸方向に移動さ
せると、図6に示すように傾斜面22、23同士が接近
し、嵌合すき間δが変化する。この嵌合すき間δは、通
常、円環部材19の内径寸法と円環部21の外径寸法の
呼び径Dに対して300分の1以下の値に設定される。
【0020】なお、図1において、すきま調節リング4
の端面の24は、操作用レンチの挿入孔であり、外輪2
の端部には、調節リング4を固定するストップねじ25
が取付けられている。
【0021】また、上記円環部材19の内径面と内輪2
の外径面には、それぞれに対応して円周溝26、27が
形成され、その両溝26、27の間に、鋼球等から成る
3個の転動体28が圧入されている。この各転動体28
は、ボール保持器29により円周方向に120度間隔で
配置され、円周溝26、27上の転がりによって円環部
材19を内輪1に対して回転案内する。また、この転動
体28の圧入により、図3に示すように円環部材19が
各転動体28を頂点として変形し、その変形部材30で
外輪2と一体の円環部21に点接触又は線接触するよう
になっている。
【0022】この実施例のトルクリミッタは上記のよう
な構造で成り、内輪1を原動機側に、外輪2を従動側に
それぞれ連結し、図1及び図2に示すように、内輪1の
円筒面8と板ばね11のカム面12にローラ18が当接
した状態で外輪2を固定し、内輪1を矢印の方向に回転
すると、ローラ18が円筒面8とカム面12に噛み込ん
でクラッチが成立し、外輪2が内輪1と一体で回転す
る。
【0023】この状態から、外輪2に負荷するトルクが
大きくなると、図4に示すように、クラッチを構成して
いる角リング状板ばね11のカム面12がぬすみ13側
に撓み、過負荷が継続すると、ローラ18が最小すきま
部15を通過し、カム面12の反対側に放出されて、ク
ラッチ機能を失なう。
【0024】上記のトルク伝達が解放された状態で原動
機側が回転を続け、内輪1と外輪2が相対回転すると、
円環部材19が円環部21との接触によって、円環部2
1の外径を中心にして内接転がり運動をし、クリープを
生じる。すなわち、円環部材19が円環部21を1回転
する間に、嵌合すき間δに円周率πを乗じた量πδだけ
相対回転する。
【0025】このクリープの回転方向は、内接ころがり
のために内輪1の回転方向と同じであり、クリープの回
転数、すなわち保持器16の回転数Ncは、内輪1の回
転数をN、転動体28のピッチ円径をDP 、転動体28
の直径をDW とすると、次の式で表わされる。 NC =(δ/D)×{(DP −DW )/(2×DP )}×N …… この場合、嵌合すき間δの値が、上述したように呼び径
Dの1/300以下の値で設定してあるので、保持器1
6は、内輪1の回転数に対して600分の1以下の回転
数で回転することになる。このため、従動側(外輪)が
異常事態で停止した後、長い時間をおいてローラ18が
次の係合位置に到達することになり、十分な時間的余裕
をもった自動復帰のサイクルを繰り返すことができる。
【0026】一方、ここで、すきま調整部材4を外輪2
の内側にねじ込み、図6に示すように傾斜面22、23
同士を接近させて嵌合すき間をδ/2に設定すると、保
持器16のクリープ回転数は、上記式の関係から上記
回転数Ncの1/2の大きさになる。このため、ローラ
18は半分の速度で次の係合位置に向かって移動するこ
とになり、係合位置へ到達するまでの時間が倍増する。
このように嵌合すき間δの大きさに比例してローラが自
動復帰するまでの時間が増減するので、すきま調節リン
グ4を進退動させることにより、自動復帰する時間間隔
を自在に変化させることができる。
【0027】上記の構造では、外輪2の端部にねじを介
してすきま調節リング4を移動可能に取付けるだけなの
で、従来の構造からの簡単な変更で済み、板ばね11や
保持器16の形状を変えてカム面12やローラ18の間
隔を変化させる方法に比べて、低コストでトルクリミッ
タの改造を行なうことができる。
【0028】また、上記の例では、内輪1を駆動側に外
輪2を従動側にしたが、逆に、外輪2を駆動側に内輪1
を従動側にしても、上述と同じ作用を得ることができ
る。この場合は、固定側の内輪1に、保持器16に連結
した円環部材19と嵌合する円環部21を設け、回転側
の外輪2と円環部材19の間に、円環部材19を変形さ
せる転動体28を圧入する。
【0029】
【効果】以上のように、この発明は、クリープを発生す
る保持器と軌道輪の円環部間の嵌合すき間を変化させる
ので、カム面の形状や係合子の間隔を変更することな
く、保持器のクリープ回転速度を変化させることがで
き、簡単な構造変更と低コストにより自動復帰の時間間
隔を自由に調節できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のトルクリミッタを示す縦断正面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った断面図
【図4】同上のクラッチ部分を拡大して示す断面図
【図5】同上のクリープ発生部分を拡大して示す断面図
【図6】図5の作動状態を示す断面図
【図7】従来例を示す断面図
【符号の説明】
1 内輪 2 外輪 4 すきま調整リング 8 円筒面 11 板ばね 12 カム面 16 保持器 18 ローラ 19 円環部材 21 円環部 22、23 傾斜面 28 転動体 δ 嵌合すき間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外に嵌合する軌道輪の対向する面に、
    円筒面と多角形のカム面を形成し、その両軌道輪の間に
    組込んだ保持器のポケットに、上記円筒面とカム面の最
    小すきま部に係合する係合子を設けると共に、上記カム
    面の最小すきま部の表面を弾性材で形成し、従動側の軌
    道輪と保持器にそれぞれ関連させて互いにすき間をもっ
    て嵌合する円環部を設け、保持器に関連する円環部を径
    方向に偏心させて上記両円環部を接触状態で転がり運動
    させる偏心付与手段を備えた自動復帰機能付トルクリミ
    ッタにおいて、上記両円環部の嵌合すき間を変化させる
    すき間調節手段を備えたことを特徴とする自動復帰機能
    付トルクリミッタ。
  2. 【請求項2】 上記すき間調節手段が、上記両円環部の
    一方を他方に向かって軸方向に進退動可能に設け、その
    両円環部の嵌合面を軸方向に傾斜する傾斜面として構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の自動復帰
    機能付トルクリミッタ。
JP4172816A 1992-06-30 1992-06-30 自動復帰機能付トルクリミッタ Pending JPH0617837A (ja)

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JP4172816A JPH0617837A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 自動復帰機能付トルクリミッタ

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JP4172816A JPH0617837A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 自動復帰機能付トルクリミッタ

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JPH0617837A true JPH0617837A (ja) 1994-01-25

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JP4172816A Pending JPH0617837A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 自動復帰機能付トルクリミッタ

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JP (1) JPH0617837A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002103217A1 (en) * 2001-06-15 2002-12-27 Koyo Seiko Co., Ltd. One way clutch

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002103217A1 (en) * 2001-06-15 2002-12-27 Koyo Seiko Co., Ltd. One way clutch

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