JPH066763U - 自動復帰機能付トルクリミッタ - Google Patents

自動復帰機能付トルクリミッタ

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Publication number
JPH066763U
JPH066763U JP4555692U JP4555692U JPH066763U JP H066763 U JPH066763 U JP H066763U JP 4555692 U JP4555692 U JP 4555692U JP 4555692 U JP4555692 U JP 4555692U JP H066763 U JPH066763 U JP H066763U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cage
cylindrical
inner ring
ring
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP4555692U
Other languages
English (en)
Inventor
昌弘 栗田
正二 糸見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP4555692U priority Critical patent/JPH066763U/ja
Publication of JPH066763U publication Critical patent/JPH066763U/ja
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  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、保持器と内輪を転動体により転が
り接触させ、その両者の間でクリープを生じさせて自動
復帰するトルクリミッタにおいて、保持器と内輪に転動
体を組込むための特別な加工を不要にし、製造工程の減
少を図る。 【構成】 内輪1に円筒面5を、外輪2に多角形の板ば
ね8から成るカム面9を形成し、内外輪の間に設けた保
持器14に係合用のローラ13を組込む。保持器14と
結合している円環部材16と内輪1の間に円筒ころ22
を圧入し、その圧入により円環部材16と外輪2の円環
部19を接触させ、この両者の転がり運動により保持器
14を低速回転するクリープを発生させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動復帰する機能を備えたトルクリミッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
小型船舶のプロペラ推進機や冷凍機コンプレッサの液圧回路などにおいては、 従動側の過負荷に対して原動機側の動力伝達を切離し、従動側が正常状態に回復 した場合は、自動的に元の状態に復帰してトルク伝達を繰り返すトルクリミッタ が必要になる。
【0003】 また、上記のトルクリミッタでは、原動機側が高速度で回転している状態で、 極めて短かい時間間隔で自動復帰が繰返されると、従動側に無理を強いることに なるため、所定の長い時間間隔をおいて自動復帰する機能が求められる。
【0004】 従来、このような長い間隔をおいて自動復帰するトルクリミッタとして、本出 願人が先に特願平4−111281号により提案したものがある。
【0005】 この提案のものは、図6に示すように、内輪1と外輪2の対向する面に、円筒 面5と、多角形の板バネ8から成るカム面9を形成し、内外輪1、2の間に設け た保持器14のポケットに、円筒面5とカム面9の最小すきま部に係合するロー ラ13を組込んでいる。
【0006】 また、保持器14と外輪2にそれぞれすき間をもって嵌合する円環部30、3 1を設け、内輪1と保持器14間に玉軸受32を組込み、その玉軸受32のボー ル33の圧入によって保持器14を転がり案内すると共に円環部30を径方向に 変形させ、両円環部30、31を複数位置で接触させている。
【0007】 上記の構造では、カム面9を形成する板ばね8が変形し、ローラ13が係合位 置を通過すると、保持器14がボール33を介した内輪1からの回転荷重により 外輪2の円環部31に対して転がり運動をしてクリープを起こし、ローラ13を 低い速度で次の係合位置まで移動させる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のように、内輪1と保持器14の間に玉軸受32を圧入し、保 持器14を転がり案内する構造では、内輪1の外径面と保持器14の内径面に、 玉軸受32のボール33を案内するための円周溝34、35を設ける必要がある 。しかし、このような円周溝34、35は、内輪や保持器の製造上の工程数を多 くし、製造コストを増大させる問題がある。
【0009】 また、玉軸受32は、ボール保持器36に対してボール33を圧入して組込む 必要があり、加えて、そのボール33を上記円周溝34、35の位置まで正確に 圧入する必要があるため、組立てに手間がかかり、作業コストが増加する問題が ある。
【0010】 そこで、この考案は、クリープを発生させる転動体の形状を変更し、製造工程 とコストの減少を実現できるトルクリミッタを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案は、内外に嵌合する軌道輪の対向する面 に、円筒面と多角形のカム面を形成し、その両軌道輪の間に組込んだ保持器のポ ケットに、上記円筒面とカム面の最小すきま部に係合する係合子を設けると共に 、上記カム面の最小すきま部の表面を弾性材で形成し、従動側の軌道輪と保持器 にそれぞれすき間をもって嵌合する円環部を設け、その保持器の円環部と駆動側 の軌道輪との間に、保持器を転がり案内する複数の円筒ころを圧入し、この円筒 ころの圧入による保持器の変形量を上記両円環部の嵌合すき間よりも大きくなる ように設定したのである。
【0012】
【作用】
上記のように円筒ころを用いると、円筒ころ自体に転がりの軌道を案内する機 能があるために、軌道輪や保持器に案内用の円周溝を設ける必要がない。また、 軌道輪と円環部に対する圧入の位置を正確に決める必要がないため、組立てが容 易に行なえる。
【0013】
【実施例】
図1乃至図3は実施例のトルクリミッタを示す。図1及び図2に示すように、 内輪1と外輪2は、一端が軸受3と係合部材18により、他端が軸受4と軸受箱 25を介して回転自在に支持され、その両軸受3、4の案内により同軸上に保持 されている。
【0014】 内輪1の中央部の外径面は円筒面5で形成され、その円筒面5に対向する外輪 2の内径面6には、円周方向に等間隔で8ケ所の切欠き7が形成されており、そ の各切欠き7に、ほぼ正八角形のリング状をした板ばね8が組込まれている。
【0015】 この板ばね8は、8等分に分割されたばね板8aで形成されており、その各ば ね板8aの内面が、内輪1の円筒面5との間でくさび形空間をなすカム面9を形 成している。また、上記各ばね板8aは、外輪2の各切欠き7の間でわずかに締 まり嵌めの状態で組込まれ、各ばね板8aと外輪2の内径面6との間には、ばね 板8aの変形を許容するぬすみ10が設けられている。さらに、板ばね8の中央 部には、内輪1の円筒面5に向かう突起11が形成され、その突起11と円筒面 5間の最小すきま部12の寸法aは、後述するローラ13の径寸法dよりも小さ く設定されている。
【0016】 上記板ばね8と円筒面5の間には、保持器14が設けられ、その保持器14の 周面に、カム面9と対応して等間隔で多数のポケット15が設けられ、その各ポ ケット15に、係合子としてのローラ13が組込まれている。
【0017】 このローラ13は、外径寸法dが、カム面9と円筒面5間の最小すきま部12 以外の間隙に対して小さく形成され、図3に示すように、最小すき間部12の近 傍でのみカム面9と円筒面5に係合するようになっている。また、ローラ13の 外径寸法dは、角リング状板ばね8がぬすみ7側に撓んだ時に、板ばね8と円筒 面5間にできる間隔よりも小さく設定され、その間隔をローラ13が通過できる ようになっている。
【0018】 また、上記保持器14の先端部は軸受3側に突出し、その突出部分14aに内 外輪と同軸の円環部材16が連結されている。この円環部材16は、その内径面 と上記突出部分14aの外径面に設けた凹凸部17とを嵌合させて保持器14に 締まり嵌めされており、その嵌合によって円環部材16と保持器14は、軸方向 には移動不可であるが、回転方向には所定のトルクで相対回転可能なように連結 されている。
【0019】 また、外輪2の先端部には、断面がL字形をした係合部材18が一体に圧入さ れ、その係合部材18に、上記円環部材16の内側に嵌まり込む円環部19が形 成されている。
【0020】 上記円環部材16と円環部19は、わずかなすき間δを介して嵌合しており、 その嵌合すき間δは、円環部材16の内径寸法と円環部19の外径寸法の呼び径 寸法Dに対して数百分の1以下の値で設定されている。
【0021】 一方、上記円環部材16と内輪1の円筒面5との間には、図1及び図2に示す ように円筒ころ軸受20が組込まれている。この円筒ころ軸受20は、環状のこ ろ保持器21と、そのころ保持器21により円周方向に120度間隔で配置され る3個の円筒ころ22とから成り、この円筒ころ22の転がりにより保持器14 を内輪1に対して回転案内する。
【0022】 また、上記円筒ころ22の直径寸法Dは、円環部材16と内輪1との間の間隔 より大きく、各円筒ころ22が円環部材16と内輪の間で圧入状態で組込まれる ように設定されており、その円筒ころの圧入により、図3に示すように円環部材 16が円筒ころ22を頂点として変形し、その変形部分23で円環部材16が外 輪2の円環部19と点又は線接触するようになっている。
【0023】 また、円筒ころ22を収納するころ保持器21のポケット24は、軸方向に向 かって円筒状に形成され、円筒ころ22を保持器14の軸方向に挿入することに よりポケット15に組込めるように形成されている。
【0024】 この実施例のトルクリミッタは上記のような構造で成り、内輪1を原動機側に 、外輪2を従動側にそれぞれ連結し、図5に示すように、内輪1の円筒面5と角 リング状板ばね8のカム面9にローラ13が当接した状態で外輪2を固定し、内 輪1を矢印の方向に回転すると、ローラ13が円筒面5とカム面9に噛み込んで クラッチが成立し、外輪2が内輪1と一体で回転する。
【0025】 この状態から、外輪2に負荷するトルクが大きくなると、図4に示すように、 クラッチを構成しているばね8のカム面9がぬすみ7側に撓み、トルク伝達を継 続するが、トルクが一定値を越えると、ローラ13が最小すきま部12を通過し 、クラッチとして作用していたカム面9の反対側に放出されて、クラッチ機能を 失なう。
【0026】 上記のトルク伝達が開放された状態で原動機側が回転を続け、内輪1と外輪2 が相対回転すると、内輪1の回転荷重が円筒ころ22を介して円環部材16に伝 わる。このため、円環部材16が外輪2の円環部19の外径を中心にして内接転 がり運動をし、クリープを生じる。すなわち、円環部材16の内側を円筒ころ2 2が一周した時、円環部材16と円環部19は嵌合すき間δに円周率πを乗じた 量πδだけ相対回転する。この場合、前述したように嵌合すき間δの値を小さな 値で設定してあるので、保持器14は内輪1の回転に対して低い速度で回転し、 ローラ13を1回転当り微少な距離ずつ移動させる。このため、従動側が異常事 態で停止した後、長い時間をおいてローラ13が次の係合位置に致達することな り、十分な時間的余裕をもった自動復帰を繰り返すことができる。
【0027】 なお、上記の実施例では、内輪1を駆動側に外輪2を従動側にしたが、逆に外 輪2を駆動側にして内輪1を従動側にしても、上述と同じ作用を得ることができ る。また、円筒ころ22は、2個又は4個以上等間隔で組込むようにしてもよい 。
【0028】
【効果】
以上のように、この考案は、軌道輪と保持器の間に円筒ころを圧入するように したので、軌道輪や保持器に案内用の円周溝を設ける必要がなく、製造工程の減 少とコストの低減を図ることができる。
【0029】 また、円筒ころは、ころ保持器のポケットに強制嵌合する必要がなく、しかも 軌道輪と保持器に対して正確な位置に圧入する必要がないため、組立ての作業性 を大きく向上できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のトルクリミッタを示す縦断正面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った断面図
【図4】円筒ころ軸受を示す斜視図
【図5】同上のクラッチ部分を拡大して示す断面図
【図6】従来例を示す縦断正面図
【符号の説明】
1 内輪 2 外輪 5 円筒面 8 板ばね 9 カム面 13 ローラ 14 保持器 16 円環部材 19 円環部 20 円筒ころ 21 ころ保持器 22 円筒ころ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外に嵌合する軌道輪の対向する面に、
    円筒面と多角形のカム面を形成し、その両軌道輪の間に
    組込んだ保持器のポケットに、上記円筒面とカム面の最
    小すきま部に係合する係合子を設けると共に、上記カム
    面の最小すきま部の表面を弾性材で形成し、従動側の軌
    道輪と保持器にそれぞれすき間をもって嵌合する円環部
    を設け、その保持器の円環部と駆動側の軌道輪との間
    に、保持器を転がり案内する複数の円筒ころを圧入し、
    この円筒ころの圧入による保持器の変形量を上記両円環
    部の嵌合すき間よりも大きくなるように設定した自動復
    帰機能付トルクリミッタ。
JP4555692U 1992-06-30 1992-06-30 自動復帰機能付トルクリミッタ Pending JPH066763U (ja)

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JP4555692U JPH066763U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 自動復帰機能付トルクリミッタ

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JP4555692U JPH066763U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 自動復帰機能付トルクリミッタ

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JPH066763U true JPH066763U (ja) 1994-01-28

Family

ID=12722638

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JP4555692U Pending JPH066763U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 自動復帰機能付トルクリミッタ

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JP (1) JPH066763U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024500559A (ja) * 2020-12-05 2024-01-09 シーケイピー エンジニアリング 車両のステアリングコラムによって支持された上昇する衝撃を、無力化するための方法及びシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024500559A (ja) * 2020-12-05 2024-01-09 シーケイピー エンジニアリング 車両のステアリングコラムによって支持された上昇する衝撃を、無力化するための方法及びシステム

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