JPH0617838A - 自動復帰機能付トルクリミッタ - Google Patents
自動復帰機能付トルクリミッタInfo
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- JPH0617838A JPH0617838A JP4173028A JP17302892A JPH0617838A JP H0617838 A JPH0617838 A JP H0617838A JP 4173028 A JP4173028 A JP 4173028A JP 17302892 A JP17302892 A JP 17302892A JP H0617838 A JPH0617838 A JP H0617838A
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- torque
- roller
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- automatic reset
- limiter
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- Pending
Links
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims abstract description 19
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 12
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 9
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D7/00—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
- F16D7/04—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type
- F16D7/06—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with intermediate balls or rollers
- F16D7/10—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with intermediate balls or rollers moving radially between engagement and disengagement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、多角形の板ばねからなるカム面と
係合子とを係合させてトルク伝達を行なう自動復帰機能
付のトルクリミッタにおいて、板ばねと係合子との係合
位置数を変化させずに自動復帰のサイクルを変化できる
ようにする。 【構成】 内輪1に円筒面5を形成し、外輪2の内径面
に不等ピッチで8個のバネ板8a〜8hを組込み、その
各バネ板の内面にカム面9を形成する。内外輪1、2の
間に設けた保持器12に、円筒面5とカム面9の最小す
きま部に係合するローラ13を組込む。この構造では、
全てのバネ板8a〜8hが同時にローラと係合するのは
1回転中に1回のみであるため、その時のトルクをリミ
ッタトルクとすると、バネ板を等ピッチに配置したもの
に比べて自動復帰の間隔を8倍に延長できる。
係合子とを係合させてトルク伝達を行なう自動復帰機能
付のトルクリミッタにおいて、板ばねと係合子との係合
位置数を変化させずに自動復帰のサイクルを変化できる
ようにする。 【構成】 内輪1に円筒面5を形成し、外輪2の内径面
に不等ピッチで8個のバネ板8a〜8hを組込み、その
各バネ板の内面にカム面9を形成する。内外輪1、2の
間に設けた保持器12に、円筒面5とカム面9の最小す
きま部に係合するローラ13を組込む。この構造では、
全てのバネ板8a〜8hが同時にローラと係合するのは
1回転中に1回のみであるため、その時のトルクをリミ
ッタトルクとすると、バネ板を等ピッチに配置したもの
に比べて自動復帰の間隔を8倍に延長できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動復帰する機能を
備えたトルクリミッタに関するものである。
備えたトルクリミッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型船舶のプロペラ推進機や冷凍機コン
プレッサの液圧縮回路などにおいては、従動側の過負荷
に対して原動機側の動力伝達を切離し、従動側が正常状
態に回復した場合は、自動的に元の状態に復帰してトル
ク伝達を繰り返すトルクリミッタが必要になる。
プレッサの液圧縮回路などにおいては、従動側の過負荷
に対して原動機側の動力伝達を切離し、従動側が正常状
態に回復した場合は、自動的に元の状態に復帰してトル
ク伝達を繰り返すトルクリミッタが必要になる。
【0003】また、上記のトルクリミッタでは、原動機
側が高速度で回転している状態で、極めて短かい時間間
隔で自動復帰が繰返されると、従動側に無理を強いるこ
とになるため、所定の長い時間間隔をおいて自動復帰す
る機能が求められる。
側が高速度で回転している状態で、極めて短かい時間間
隔で自動復帰が繰返されると、従動側に無理を強いるこ
とになるため、所定の長い時間間隔をおいて自動復帰す
る機能が求められる。
【0004】従来、このような長い間隔をおいて自動復
帰するトルクリミッタとして、本出願人が先に特願平4
−111281号により提案したものがある。
帰するトルクリミッタとして、本出願人が先に特願平4
−111281号により提案したものがある。
【0005】この提案のものは、図5及び図6に示すよ
うに、内輪1と外輪2の対向する面に、円筒面5と、多
角形の板ばね8’から成るカム面9を形成し、内外輪
1、2の間に設けた保持器12のポケットに、円筒面5
とカム面9の最小すきま部に係合するローラ13を組込
んでいる。
うに、内輪1と外輪2の対向する面に、円筒面5と、多
角形の板ばね8’から成るカム面9を形成し、内外輪
1、2の間に設けた保持器12のポケットに、円筒面5
とカム面9の最小すきま部に係合するローラ13を組込
んでいる。
【0006】また、保持器12と外輪2に関連させてそ
れぞれすき間をもって嵌合する円環部16、19を設
け、内輪1と保持器12間に圧入した転動体22により
保持器12側の円環部16を径方向に変形させて、両円
環部16、19を複数位置で接触させている。
れぞれすき間をもって嵌合する円環部16、19を設
け、内輪1と保持器12間に圧入した転動体22により
保持器12側の円環部16を径方向に変形させて、両円
環部16、19を複数位置で接触させている。
【0007】上記の構造では、カム面9を形成する板ば
ね8’が変形し、ローラ13が係合位置を通過すると、
保持器12が内輪1からの回転荷重により外輪2の円環
部19を中心に内接転がりしてクリープを起こし、ロー
ラ13を低い速度で次の係合位置まで移動させる。
ね8’が変形し、ローラ13が係合位置を通過すると、
保持器12が内輪1からの回転荷重により外輪2の円環
部19を中心に内接転がりしてクリープを起こし、ロー
ラ13を低い速度で次の係合位置まで移動させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記提案の
装置において、自動復帰の時間間隔を変更したり、伝達
トルクの大きさを変化しようとする場合、リミッタトル
クの変化や変更のためのコストの点で問題がある。
装置において、自動復帰の時間間隔を変更したり、伝達
トルクの大きさを変化しようとする場合、リミッタトル
クの変化や変更のためのコストの点で問題がある。
【0009】すなわち、自動復帰の時間を変更しようと
すると、ローラ13が係合する位置の間隔を変化させる
必要があるが、いま、装置の外径寸法を維持したまま
で、時間間隔を延長するためにローラ13とカム面9の
間隔を大きくすると、カム面9の多角形の角数が小さく
なるために、ローラ13とそれに係合する板ばね8’の
辺の数が減少し、伝達できるトルクが小さくなる問題が
ある。
すると、ローラ13が係合する位置の間隔を変化させる
必要があるが、いま、装置の外径寸法を維持したまま
で、時間間隔を延長するためにローラ13とカム面9の
間隔を大きくすると、カム面9の多角形の角数が小さく
なるために、ローラ13とそれに係合する板ばね8’の
辺の数が減少し、伝達できるトルクが小さくなる問題が
ある。
【0010】そこで、この発明は、装置の板ばねの数を
変化させることなく、自動復帰の時間間隔を任意に変更
できるトルクリミッタを提供することを目的としてい
る。
変化させることなく、自動復帰の時間間隔を任意に変更
できるトルクリミッタを提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、内外に嵌合する軌道輪の対向面の一方
に円筒面を、他方に多角形の弾性材から成るカム面を形
成し、その両軌道輪の間に組込んだ保持器のポケット
に、上記円筒面とカム面の最小すきま部に係合する係合
子を設け、上記保持器に、上記駆動側の軌道輪に対して
保持器の回転数を減速させる減速手段を連結した自動復
帰機能付トルクリミッタにおいて、上記弾性体の多角形
を形成する各辺の一部又は全部のピッチを、互いに異な
らせた構造としたのである。
め、この発明は、内外に嵌合する軌道輪の対向面の一方
に円筒面を、他方に多角形の弾性材から成るカム面を形
成し、その両軌道輪の間に組込んだ保持器のポケット
に、上記円筒面とカム面の最小すきま部に係合する係合
子を設け、上記保持器に、上記駆動側の軌道輪に対して
保持器の回転数を減速させる減速手段を連結した自動復
帰機能付トルクリミッタにおいて、上記弾性体の多角形
を形成する各辺の一部又は全部のピッチを、互いに異な
らせた構造としたのである。
【0012】
【作用】上記の構造においては、板ばねの各辺を2つの
グループに分け、その両グループのピッチを異ならせる
と、係合子がカム面に係合する回数が半分になり、係合
間隔は倍になる。また、板ばねの各辺(N個)のピッチ
を全て異ならせると、全てのカム面と係合子が係合する
のは1回転中に1回しかないため、係合間隔は、板ばね
の各辺を等ピッチにしたものに比べてN倍になる。
グループに分け、その両グループのピッチを異ならせる
と、係合子がカム面に係合する回数が半分になり、係合
間隔は倍になる。また、板ばねの各辺(N個)のピッチ
を全て異ならせると、全てのカム面と係合子が係合する
のは1回転中に1回しかないため、係合間隔は、板ばね
の各辺を等ピッチにしたものに比べてN倍になる。
【0013】一方、伝達トルクの大きさは、板ばねのN
個の辺が全て係合した時の伝達トルクの大きさをTとす
ると、板ばねの各辺を2グループに分けて相互のピッチ
を異ならせた場合、各グループの辺が同時に係合する時
のトルクは、上記Tの半分になる。また、板ばねの各辺
のピッチを1個からN個まで異ならせると、伝達トルク
の設定できる大きさを、TからTx1/Nの範囲で変化
させることができる。
個の辺が全て係合した時の伝達トルクの大きさをTとす
ると、板ばねの各辺を2グループに分けて相互のピッチ
を異ならせた場合、各グループの辺が同時に係合する時
のトルクは、上記Tの半分になる。また、板ばねの各辺
のピッチを1個からN個まで異ならせると、伝達トルク
の設定できる大きさを、TからTx1/Nの範囲で変化
させることができる。
【0014】
【実施例】図1乃至図4は実施例のトルクリミッタを示
している。図1及び図2に示すように、内輪1と外輪2
は、一端が軸受3と係合部材18により、他端が軸受4
と軸受箱25を介して回転自在に支持され、その両軸受
3、4の案内により同軸上に保持されている。
している。図1及び図2に示すように、内輪1と外輪2
は、一端が軸受3と係合部材18により、他端が軸受4
と軸受箱25を介して回転自在に支持され、その両軸受
3、4の案内により同軸上に保持されている。
【0015】上記内輪1の中央部の外径面は、円筒面5
で形成され、この円筒面5に対向する外輪2の内径面6
には、円周方向に16ケ所のバネ座7が形成されてお
り、この各バネ座7に、8個のバネ板8a、8b、……
8hから成る板ばね8が組込まれている。
で形成され、この円筒面5に対向する外輪2の内径面6
には、円周方向に16ケ所のバネ座7が形成されてお
り、この各バネ座7に、8個のバネ板8a、8b、……
8hから成る板ばね8が組込まれている。
【0016】上記バネ板8a〜8hは、図2のように外
輪2に組込んだ状態で、各ピッチ(ローラ13と係合す
る位置の間隔)a、b、c、d、e、f、g、hがそれ
ぞれ異なるように配置されており、内輪1の円筒面5と
の間で各バネ板8a〜8hの内面が、円筒面5に対して
くさび形空間をなすカム面9を形成している。
輪2に組込んだ状態で、各ピッチ(ローラ13と係合す
る位置の間隔)a、b、c、d、e、f、g、hがそれ
ぞれ異なるように配置されており、内輪1の円筒面5と
の間で各バネ板8a〜8hの内面が、円筒面5に対して
くさび形空間をなすカム面9を形成している。
【0017】上記バネ板8a〜8hは、外輪2の各バネ
座7の間でわずかに締まり嵌めの状態で組込まれ、各バ
ネ板8a〜8hと外輪2の内径面6との間に、バネ板の
変形を許容するぬすみ10が設けられている。また、各
バネ板8a〜8hの中央部には、内輪1の円筒面5に向
かう突起11が形成され、その突起11の近傍部分のカ
ム面9とローラ13とが当接して各バネ板8a〜8hが
変形するようになっている。
座7の間でわずかに締まり嵌めの状態で組込まれ、各バ
ネ板8a〜8hと外輪2の内径面6との間に、バネ板の
変形を許容するぬすみ10が設けられている。また、各
バネ板8a〜8hの中央部には、内輪1の円筒面5に向
かう突起11が形成され、その突起11の近傍部分のカ
ム面9とローラ13とが当接して各バネ板8a〜8hが
変形するようになっている。
【0018】上記板ばね8と内輪1の円筒面5の間に
は、環状の保持器12が設けられ、この保持器15の周
面に、上記各バネ板8a〜8hのピッチと同一のピッチ
で8個のポケット14が形成されており、この各ポケッ
ト14に、係合子としてのローラ13が組込まれてい
る。
は、環状の保持器12が設けられ、この保持器15の周
面に、上記各バネ板8a〜8hのピッチと同一のピッチ
で8個のポケット14が形成されており、この各ポケッ
ト14に、係合子としてのローラ13が組込まれてい
る。
【0019】このローラ13は、外径寸法dが、カム面
9と円筒面5間の最小すきま部15以外の間隙に対して
小さく形成され、図4に示すように、最小すきま部15
の近傍でのみカム面9と円筒面5に係合するようになっ
ている。また、ローラ13の外径寸法dは、バネ板8a
〜8hがぬすみ10側に撓んだ時に、各バネ板8a〜8
hと円筒面5間にできる間隔よりも小さく設定され、そ
の間隔をローラ13が通過できるようになっている。
9と円筒面5間の最小すきま部15以外の間隙に対して
小さく形成され、図4に示すように、最小すきま部15
の近傍でのみカム面9と円筒面5に係合するようになっ
ている。また、ローラ13の外径寸法dは、バネ板8a
〜8hがぬすみ10側に撓んだ時に、各バネ板8a〜8
hと円筒面5間にできる間隔よりも小さく設定され、そ
の間隔をローラ13が通過できるようになっている。
【0020】一方、上記保持器12の先端部は軸受3側
に突出し、その突出部分12aに、内外輪と同軸の円環
部材16が連結されている。この円環部材16は、その
内径面と上記突出部分12aの外径面に設けた凹凸部1
7とを嵌合させて保持器12に締まり嵌めされており、
その嵌合によって円環部材16と保持器12は、軸方向
には移動不可であるが、回転方向には所定のトルクで相
対回転できるように連結されている。
に突出し、その突出部分12aに、内外輪と同軸の円環
部材16が連結されている。この円環部材16は、その
内径面と上記突出部分12aの外径面に設けた凹凸部1
7とを嵌合させて保持器12に締まり嵌めされており、
その嵌合によって円環部材16と保持器12は、軸方向
には移動不可であるが、回転方向には所定のトルクで相
対回転できるように連結されている。
【0021】また、外輪2の先端部と軸受3の間には、
断面L字形の係合部材18が圧入され、この係合部材1
8の内面に、上記円環部16の内側に嵌まり込む円環部
19が形成されている。
断面L字形の係合部材18が圧入され、この係合部材1
8の内面に、上記円環部16の内側に嵌まり込む円環部
19が形成されている。
【0022】上記円環部材16と円環部19は、わずか
なすき間δを介して嵌合しており、その嵌合すき間δ
は、円環部材16の内径寸法と円環部19の外径寸法の
呼び径寸法Dに対して数百分の1以下の値で設定されて
いる。
なすき間δを介して嵌合しており、その嵌合すき間δ
は、円環部材16の内径寸法と円環部19の外径寸法の
呼び径寸法Dに対して数百分の1以下の値で設定されて
いる。
【0023】また、円環部材16の内径面と内輪1の外
径面には、それぞれ対応して円周溝20、21が形成さ
れ、その両溝20、21の間に、鋼球等から成る3個の
転動体22が圧入されている。この各転動体22は、ボ
ール保持器23により円周方向に120度間隔で配置さ
れ、円周溝20、21上の転がりによって円環部材16
を内輪1に対して回転案内する。また、この転動体22
の圧入により、図3に示すように円環部材16が各転動
体22を頂点として変形し、その変形部分24で外輪2
と一体の円環部19と点接触又は線接触するようになっ
ている。
径面には、それぞれ対応して円周溝20、21が形成さ
れ、その両溝20、21の間に、鋼球等から成る3個の
転動体22が圧入されている。この各転動体22は、ボ
ール保持器23により円周方向に120度間隔で配置さ
れ、円周溝20、21上の転がりによって円環部材16
を内輪1に対して回転案内する。また、この転動体22
の圧入により、図3に示すように円環部材16が各転動
体22を頂点として変形し、その変形部分24で外輪2
と一体の円環部19と点接触又は線接触するようになっ
ている。
【0024】この実施例のトルクリミッタは上記のよう
な構造で成り、内輪1を原動機側に、外輪2を従動側に
それぞれ連結し、図1及び図2に示すように、内輪1の
円筒面5と板ばね8の全てのバネ板8a〜8hにローラ
13が当接した状態で、外輪2を固定し、内輪1を矢印
の方向に回転すると、ローラ13が円筒面5とカム面9
に噛み込んでクラッチが成立し、外輪2が内輪1と一体
で回転する。
な構造で成り、内輪1を原動機側に、外輪2を従動側に
それぞれ連結し、図1及び図2に示すように、内輪1の
円筒面5と板ばね8の全てのバネ板8a〜8hにローラ
13が当接した状態で、外輪2を固定し、内輪1を矢印
の方向に回転すると、ローラ13が円筒面5とカム面9
に噛み込んでクラッチが成立し、外輪2が内輪1と一体
で回転する。
【0025】この状態から、外輪2に負荷するトルクが
大きくなると、図4に示すように、クラッチを構成して
いる板ばね8のバネ板8a〜8hがぬすみ7側に撓み、
過負荷が継続すると、ローラ13が最小すきま部15を
通過し、クラッチとして作用していたカム面9の反対側
に放出されて、クラッチ機能を失なう。この場合、8個
のバネ板8a〜8hが同時に撓んでトルクを伝達する
が、この全てのバネ板8a〜8hが作用するときの伝達
トルクをトルクリミッタTに設定する。
大きくなると、図4に示すように、クラッチを構成して
いる板ばね8のバネ板8a〜8hがぬすみ7側に撓み、
過負荷が継続すると、ローラ13が最小すきま部15を
通過し、クラッチとして作用していたカム面9の反対側
に放出されて、クラッチ機能を失なう。この場合、8個
のバネ板8a〜8hが同時に撓んでトルクを伝達する
が、この全てのバネ板8a〜8hが作用するときの伝達
トルクをトルクリミッタTに設定する。
【0026】上記のトルク伝達が解放された状態で原動
機側が回転を続け、内輪1と外輪2が相対回転すると、
円環部材16が円環部19との接触によって、円環部1
9の外径を中心にして内接転がり運動をし、クリープを
生じる。すなわち、円環部材16が円環部19を1回転
する間に、嵌合すき間δに円周率πを乗じた量πδだけ
相対回転する。
機側が回転を続け、内輪1と外輪2が相対回転すると、
円環部材16が円環部19との接触によって、円環部1
9の外径を中心にして内接転がり運動をし、クリープを
生じる。すなわち、円環部材16が円環部19を1回転
する間に、嵌合すき間δに円周率πを乗じた量πδだけ
相対回転する。
【0027】このクリープの回転方向は、内接ころがり
のため内輪1の回転と同じ方向であり、各ローラ13は
低い速度で次の係合位置まで移動する。
のため内輪1の回転と同じ方向であり、各ローラ13は
低い速度で次の係合位置まで移動する。
【0028】この移動において、図2に示すバネ板8d
とバネ板8c間のピッチdが、他のピッチa〜c、e〜
hに比べて最も小さいものとすると、先ず最初にバネ板
8dに次のローラ13が再係合する。しかし、この時の
係合は、バネ板8dだけが係合し、不等ピッチで配置さ
れる他のバネ板8a〜8c、8e〜8hは係合しないた
め、その伝達トルクは上記リミッタトルクTよりも小さ
く、初期に設定したトルクが従動側の外輪2に伝達され
ない。
とバネ板8c間のピッチdが、他のピッチa〜c、e〜
hに比べて最も小さいものとすると、先ず最初にバネ板
8dに次のローラ13が再係合する。しかし、この時の
係合は、バネ板8dだけが係合し、不等ピッチで配置さ
れる他のバネ板8a〜8c、8e〜8hは係合しないた
め、その伝達トルクは上記リミッタトルクTよりも小さ
く、初期に設定したトルクが従動側の外輪2に伝達され
ない。
【0029】同じ様に、他のバネ板8a〜8c、8e〜
8hにもそれぞれ順次ローラ13が係合するが、その各
場合も8個のバネ板が同時に係合しないため、伝達トル
クは小さい。すなわち、上記のように各バネ板とローラ
を不等ピッチにした構造では、1枚のバネ板ごとに1回
転中、8×7=56回のローラ13との係合が生じる
が、8個のバネ板が同時に係合するのは1回だけであ
る。このため、他の55回の係合状態では伝達トルクは
リミッタトルクTの1/8となり、従動側の外輪2に設
定トルクが伝達されない。
8hにもそれぞれ順次ローラ13が係合するが、その各
場合も8個のバネ板が同時に係合しないため、伝達トル
クは小さい。すなわち、上記のように各バネ板とローラ
を不等ピッチにした構造では、1枚のバネ板ごとに1回
転中、8×7=56回のローラ13との係合が生じる
が、8個のバネ板が同時に係合するのは1回だけであ
る。このため、他の55回の係合状態では伝達トルクは
リミッタトルクTの1/8となり、従動側の外輪2に設
定トルクが伝達されない。
【0030】このため、設定トルクでのローラ13の係
合間隔は、図6のように板ばね8の各辺を等ピッチにし
たものに比べて8倍になり、トルクリミッタが自動復帰
する時間間隔は8倍に延長されることになる。
合間隔は、図6のように板ばね8の各辺を等ピッチにし
たものに比べて8倍になり、トルクリミッタが自動復帰
する時間間隔は8倍に延長されることになる。
【0031】なお、上記実施例では板ばねの多角形カム
面を形成する各辺の全部を不等ピッチに配列したが、板
ばねの各辺を幾つかのグループに分け、その各グループ
ごとにピッチを異ならせるようにすると、その分割した
グループの数だけ自動復帰の時間間隔を倍数化すること
ができる。
面を形成する各辺の全部を不等ピッチに配列したが、板
ばねの各辺を幾つかのグループに分け、その各グループ
ごとにピッチを異ならせるようにすると、その分割した
グループの数だけ自動復帰の時間間隔を倍数化すること
ができる。
【0032】さらに、上記の例では、内輪1を駆動側に
外輪2を従動側にしたが、逆に、外輪2を駆動側に内輪
1を従動側にしても、上述と同じ作用を得ることができ
る。
外輪2を従動側にしたが、逆に、外輪2を駆動側に内輪
1を従動側にしても、上述と同じ作用を得ることができ
る。
【0033】
【効果】以上のように、この発明は、カム面を形成する
板ばねの各辺のピッチを異ならせて、カム面と係合子が
係合する位置を変化させるので、板ばねと係合子との係
合位置の数を変化させずに係合の時間間隔だけを変更さ
せることができ、簡単な構造で自動復帰の時間を自由に
調節できる効果がある。
板ばねの各辺のピッチを異ならせて、カム面と係合子が
係合する位置を変化させるので、板ばねと係合子との係
合位置の数を変化させずに係合の時間間隔だけを変更さ
せることができ、簡単な構造で自動復帰の時間を自由に
調節できる効果がある。
【図1】実施例のトルクリミッタを示す縦断正面図
【図2】同上のII−II線に沿った断面図
【図3】同上のIII −III 線に沿った断面図
【図4】同上のクラッチ部分を拡大して示す断面図
【図5】従来例を示す縦断正面図
【図6】図5のIV−IV線に沿った断面図
1 内輪 2 外輪 5 円筒面 8 板ばね 8a〜8h バネ板 9 カム面 12 保持器 13 ローラ 16 円環部材 19 円筒部 22 転動体
Claims (1)
- 【請求項1】 内外に嵌合する軌道輪の対向面の一方に
円筒面を、他方に多角形の弾性材から成るカム面を形成
し、その両軌道輪の間に組込んだ保持器のポケットに、
上記円筒面とカム面の最小すきま部に係合する係合子を
設け、上記保持器に、駆動側の軌道輪に対して保持器の
回転数を減速させる減速手段を連結した自動復帰機能付
トルクリミッタにおいて、上記弾性体の多角形を形成す
る各辺の一部又は全部のピッチを、互いに異ならせたこ
とを特徴とする自動復帰機能付トルクリミッタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4173028A JPH0617838A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 自動復帰機能付トルクリミッタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4173028A JPH0617838A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 自動復帰機能付トルクリミッタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617838A true JPH0617838A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=15952874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4173028A Pending JPH0617838A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 自動復帰機能付トルクリミッタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617838A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7938025B2 (en) | 2006-05-24 | 2011-05-10 | Omron Corporation | Array type capacitance sensor |
| US8007213B2 (en) | 2007-02-15 | 2011-08-30 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Attachment for machine tool |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4173028A patent/JPH0617838A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7938025B2 (en) | 2006-05-24 | 2011-05-10 | Omron Corporation | Array type capacitance sensor |
| US8007213B2 (en) | 2007-02-15 | 2011-08-30 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Attachment for machine tool |
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