JPH0617912A - 車両の変速装置 - Google Patents
車両の変速装置Info
- Publication number
- JPH0617912A JPH0617912A JP4176420A JP17642092A JPH0617912A JP H0617912 A JPH0617912 A JP H0617912A JP 4176420 A JP4176420 A JP 4176420A JP 17642092 A JP17642092 A JP 17642092A JP H0617912 A JPH0617912 A JP H0617912A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- transmission
- speed
- operated
- lever
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H2059/0239—Up- and down-shift or range or mode selection by repeated movement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H2059/0239—Up- and down-shift or range or mode selection by repeated movement
- F16H2059/0247—Up- and down-shift or range or mode selection by repeated movement with lever or paddle behind steering wheel
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】変速操作を簡単に行うことができしかも、コス
ト及び重量の面で有利な変速装置を提供する。 【構成】ステアリング機構13の軸部には、左右両側に
延びるシフトアップレバー15及びシフトダウンレバー
16が取付けられている。このレバー15、16はそれ
ぞれ独立して前後に揺動可能になっており、運転者が手
前に引いたとき操作状態となり、放すと非操作状態に戻
る。レバー15、16は12分の1の速度でステアリン
グ機構13に連動する。車両を停止状態から発進させる
場合には、レバー15またはレバー16が操作されたか
どうかを判定する。シフトダウンレバー16が1回操作
されるとリバース状態を確立し、シフトアップレバー1
5が1回操作されると第1速状態を確立する。両方が操
作された場合には、コントロールユニット15は、ニュ
ートラル状態が確立される。
ト及び重量の面で有利な変速装置を提供する。 【構成】ステアリング機構13の軸部には、左右両側に
延びるシフトアップレバー15及びシフトダウンレバー
16が取付けられている。このレバー15、16はそれ
ぞれ独立して前後に揺動可能になっており、運転者が手
前に引いたとき操作状態となり、放すと非操作状態に戻
る。レバー15、16は12分の1の速度でステアリン
グ機構13に連動する。車両を停止状態から発進させる
場合には、レバー15またはレバー16が操作されたか
どうかを判定する。シフトダウンレバー16が1回操作
されるとリバース状態を確立し、シフトアップレバー1
5が1回操作されると第1速状態を確立する。両方が操
作された場合には、コントロールユニット15は、ニュ
ートラル状態が確立される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の変速装置に関し、
特に機械式変速機の改良に関する。
特に機械式変速機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】車両に搭載さ
れる変速機には、自動的に変速を行う自動変速機と、運
転者のマニュアル操作によって変速操作を行うマニュア
ル式変速機がある。自動変速機は通常トルクコンバータ
とプラネタリーギヤ機構を組み合わせた変速歯車機構か
ら構成されることによって構成される。この形式の自動
変速機はマニュアル式変速機に比較して重量が増大する
とともに、トルクコンバータによる回転動力の損失が不
可避的に生じ、これによって、燃費が20%程度悪化す
る。さらに、変速点の調整によって不適当な変速がなさ
れるおそれがある。
れる変速機には、自動的に変速を行う自動変速機と、運
転者のマニュアル操作によって変速操作を行うマニュア
ル式変速機がある。自動変速機は通常トルクコンバータ
とプラネタリーギヤ機構を組み合わせた変速歯車機構か
ら構成されることによって構成される。この形式の自動
変速機はマニュアル式変速機に比較して重量が増大する
とともに、トルクコンバータによる回転動力の損失が不
可避的に生じ、これによって、燃費が20%程度悪化す
る。さらに、変速点の調整によって不適当な変速がなさ
れるおそれがある。
【0003】また、これ以外の自動変速機においても構
造が複雑になり、部品点数が増大してコスト的に不利と
なる。一方、従来のマニュアル式変速機はクラッチワー
クとギヤポジションの選択によって運転者が変速操作を
行うものであるが、このマニュアル変速操作を行うため
には、ある程度の習熟が必要となり、手軽な変速動作を
達成することができない。
造が複雑になり、部品点数が増大してコスト的に不利と
なる。一方、従来のマニュアル式変速機はクラッチワー
クとギヤポジションの選択によって運転者が変速操作を
行うものであるが、このマニュアル変速操作を行うため
には、ある程度の習熟が必要となり、手軽な変速動作を
達成することができない。
【0004】特開平2−8545号公報には、マニュア
ル変速動作を可能にした自動変速機を備えた車両が開示
されている。しかし、この変速機は従来の自動変速機の
不利を解決するものではない。したがって、本発明は、
上記問題を解決して変速操作を簡単に行うことができし
かも、コスト及び重量の面で有利な変速装置を提供する
ことを目的とする。
ル変速動作を可能にした自動変速機を備えた車両が開示
されている。しかし、この変速機は従来の自動変速機の
不利を解決するものではない。したがって、本発明は、
上記問題を解決して変速操作を簡単に行うことができし
かも、コスト及び重量の面で有利な変速装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下のように構成される。本発明に係る車両
の変速装置は、運転者が車室内で操作するステアリング
機構すなわち、ハンドルの近傍に設けられ変速機に作用
してシフトアップを行わせるシフトアップ操作手段と、
該シフトアップ操作手段とは別個に操作可能に前記ステ
アリング機構の近傍に設けられ変速機に作用してシフト
ダウンを行わせるシフトダウン操作手段と、前記シフト
アップ操作手段及びシフトダウン操作手段からの信号に
応じて変速機のクラッチを動作させるクラッチ制御用ア
クチュエータと、シフトアップ操作手段及びシフトダウ
ン操作手段からの信号に応じて変速機の所定の変速段を
選択する動作を行わせる変速選択用アクチュエータとを
備える。
に本発明は以下のように構成される。本発明に係る車両
の変速装置は、運転者が車室内で操作するステアリング
機構すなわち、ハンドルの近傍に設けられ変速機に作用
してシフトアップを行わせるシフトアップ操作手段と、
該シフトアップ操作手段とは別個に操作可能に前記ステ
アリング機構の近傍に設けられ変速機に作用してシフト
ダウンを行わせるシフトダウン操作手段と、前記シフト
アップ操作手段及びシフトダウン操作手段からの信号に
応じて変速機のクラッチを動作させるクラッチ制御用ア
クチュエータと、シフトアップ操作手段及びシフトダウ
ン操作手段からの信号に応じて変速機の所定の変速段を
選択する動作を行わせる変速選択用アクチュエータとを
備える。
【0006】好ましい態様では、シフトアップ操作手段
及びシフトダウン操作手段がそれぞれ独立して操作可能
なレバーで構成される。また、レバーの代わりにボタン
によよって構成することもできる。レバーを用いる場
合、レバーは運転者による前記ステアリング機構の回転
操作に所定角度範囲内で連動する構成にするのが望まし
い。ハンドル操作のに関わらず安定したシフトダウン操
作手段あるいはシフトアップ操作手段の操作を確保する
ためである。また、上記レバーは運転者による前記ステ
アリング機構に回転速度よりも遅い回転速度比率で連動
する構成にしてもよい。
及びシフトダウン操作手段がそれぞれ独立して操作可能
なレバーで構成される。また、レバーの代わりにボタン
によよって構成することもできる。レバーを用いる場
合、レバーは運転者による前記ステアリング機構の回転
操作に所定角度範囲内で連動する構成にするのが望まし
い。ハンドル操作のに関わらず安定したシフトダウン操
作手段あるいはシフトアップ操作手段の操作を確保する
ためである。また、上記レバーは運転者による前記ステ
アリング機構に回転速度よりも遅い回転速度比率で連動
する構成にしてもよい。
【0007】好ましい態様では、シフトアップ操作手段
及びシフトダウン操作手段の両方が同時に操作されたと
きには、変速機がニュートラル状態に設定されるように
なっている。この場合、ニュートラル状態からシフトア
ップ操作手段またはシフトダウン操作手段が操作された
とき、車速に応じて異なる変速段が選択されて設定され
る。さらに、車両の停止状態においてシフトダウン操作
手段が操作されるとリバース状態が達成される。一方、
停止状態においてシフトアップ操作手段が操作されると
第1速状態が得られる。
及びシフトダウン操作手段の両方が同時に操作されたと
きには、変速機がニュートラル状態に設定されるように
なっている。この場合、ニュートラル状態からシフトア
ップ操作手段またはシフトダウン操作手段が操作された
とき、車速に応じて異なる変速段が選択されて設定され
る。さらに、車両の停止状態においてシフトダウン操作
手段が操作されるとリバース状態が達成される。一方、
停止状態においてシフトアップ操作手段が操作されると
第1速状態が得られる。
【0008】
【作用】本発明によれば、ステアリング機構の近傍すな
わち、ハンドルのスポークに沿って延びるレバーあるい
は、ハンドルのそばに取付けられたボタンなどによって
シフトアップ操作手段及びシフトダウン操作手段がそれ
ぞれ独立して操作可能に設けられる。
わち、ハンドルのスポークに沿って延びるレバーあるい
は、ハンドルのそばに取付けられたボタンなどによって
シフトアップ操作手段及びシフトダウン操作手段がそれ
ぞれ独立して操作可能に設けられる。
【0009】この操作手段を操作するとその信号は変速
機のアクチュエータに入力される。アクチュエータはこ
の信号に基づいて起動し、クラッチ及び変速切り替え機
構が動作して、所定の変速動作を達成する。たとえば、
シフトアップ操作手段を操作するとその操作のたびに、
変速段が1つづつ高速側に移行する。逆に、ある変速段
の状態からシフトダウン操作手段が操作されるとその操
作のたび毎に、1つづつ変速段が低速側に移行する。ま
た変速段が、第1速になっているとき、停止状態でシフ
トダウン操作手段が操作されると、リバース状態が達成
される。すでにリバース状態になっているときには、リ
バース状態が解除されて、第1速が達成される。
機のアクチュエータに入力される。アクチュエータはこ
の信号に基づいて起動し、クラッチ及び変速切り替え機
構が動作して、所定の変速動作を達成する。たとえば、
シフトアップ操作手段を操作するとその操作のたびに、
変速段が1つづつ高速側に移行する。逆に、ある変速段
の状態からシフトダウン操作手段が操作されるとその操
作のたび毎に、1つづつ変速段が低速側に移行する。ま
た変速段が、第1速になっているとき、停止状態でシフ
トダウン操作手段が操作されると、リバース状態が達成
される。すでにリバース状態になっているときには、リ
バース状態が解除されて、第1速が達成される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。本例は、前進5段と後進1段の変速機に本発
明を適用した場合である。図1及び図2を参照すると、
本発明が適用される車両は、エンジン1と、該エンジン
1の出力側にクラッチ機構2を介して接続される平行歯
車を用いて構成される変速機構3を有する変速機4とを
備えている。
説明する。本例は、前進5段と後進1段の変速機に本発
明を適用した場合である。図1及び図2を参照すると、
本発明が適用される車両は、エンジン1と、該エンジン
1の出力側にクラッチ機構2を介して接続される平行歯
車を用いて構成される変速機構3を有する変速機4とを
備えている。
【0011】本例のエンジン1は、好ましくは、マイク
ロコンピュータを含んで構成されるコントロールユニッ
ト5によって制御されるようになっている。コントロー
ルユニット5には、エンジンの回転数を検出するエンジ
ン回転数センサ6、変速機4の出力軸の回転数を検出す
ることによって車速を知るための出力軸回転数センサ
7、運転者によって操作され、パワーモード、エコノミ
ーモード等の走行モードを選択するための走行モードス
イッチ8、ブレーキペダル9に接続されブレーキペダル
が操作されたかどうか及びブレーキ油圧を検出するブレ
ーキ油圧センサ10、アクセルペダル11に連動し、ア
クセルペダル11の踏み込み度合いすなわち、スロット
ル開度を検出するためのスロットル開度センサ12など
からの信号が入力される。
ロコンピュータを含んで構成されるコントロールユニッ
ト5によって制御されるようになっている。コントロー
ルユニット5には、エンジンの回転数を検出するエンジ
ン回転数センサ6、変速機4の出力軸の回転数を検出す
ることによって車速を知るための出力軸回転数センサ
7、運転者によって操作され、パワーモード、エコノミ
ーモード等の走行モードを選択するための走行モードス
イッチ8、ブレーキペダル9に接続されブレーキペダル
が操作されたかどうか及びブレーキ油圧を検出するブレ
ーキ油圧センサ10、アクセルペダル11に連動し、ア
クセルペダル11の踏み込み度合いすなわち、スロット
ル開度を検出するためのスロットル開度センサ12など
からの信号が入力される。
【0012】車両の車室内には、運転者が操作するステ
アリング機構13すなわちハンドルが配置されており、
このハンドルはスポーク部14によって、中心部の軸部
にこれと一体回転するように結合されている。ステアリ
ング機構13の軸部には、左右両側に延びるシフトアッ
プレバー15及びシフトダウンレバー16が取付けられ
ている。図3を合わせて参照すると、これらのレバー1
5、16は上記ハンドル13のスポーク部14の上部の
背後に部分的に重なる位置関係で取付けられている。こ
のレバー15、16はそれぞれ独立して前後に揺動可能
になっており、運転者が手前に引いたとき操作状態とな
り、放すと非操作状態に戻る。このレバー15、16の
操作状態を示す信号もコントロールユニット5に入力さ
れる。また、ハンドル13の軸部頂面には選択されてい
る変速段を表示する変速段表示装置17が取付けられて
いる。この表示装置17は、たとえば「R」、「N」、
「1」、「2」、「3」、「4」及び「5」といった表
示を行う。この信号もコントロールユニット5に入力さ
れるようになっている。
アリング機構13すなわちハンドルが配置されており、
このハンドルはスポーク部14によって、中心部の軸部
にこれと一体回転するように結合されている。ステアリ
ング機構13の軸部には、左右両側に延びるシフトアッ
プレバー15及びシフトダウンレバー16が取付けられ
ている。図3を合わせて参照すると、これらのレバー1
5、16は上記ハンドル13のスポーク部14の上部の
背後に部分的に重なる位置関係で取付けられている。こ
のレバー15、16はそれぞれ独立して前後に揺動可能
になっており、運転者が手前に引いたとき操作状態とな
り、放すと非操作状態に戻る。このレバー15、16の
操作状態を示す信号もコントロールユニット5に入力さ
れる。また、ハンドル13の軸部頂面には選択されてい
る変速段を表示する変速段表示装置17が取付けられて
いる。この表示装置17は、たとえば「R」、「N」、
「1」、「2」、「3」、「4」及び「5」といった表
示を行う。この信号もコントロールユニット5に入力さ
れるようになっている。
【0013】変速機4は、クラッチ機構の油圧を制御す
るためのクラッチ制御用アクチュエータ18、19を有
するとともに、変速歯車の切り替えを行うためのステッ
プモータを含む切り替え装置20、21が設けられる。
コントロールユニット5は、変速制御を行うに当たりク
ラッチ制御用アクチュエータ18、19及び切り換え装
置20、21のステップモータに制御信号を出力するこ
とによってこれを制御する。
るためのクラッチ制御用アクチュエータ18、19を有
するとともに、変速歯車の切り替えを行うためのステッ
プモータを含む切り替え装置20、21が設けられる。
コントロールユニット5は、変速制御を行うに当たりク
ラッチ制御用アクチュエータ18、19及び切り換え装
置20、21のステップモータに制御信号を出力するこ
とによってこれを制御する。
【0014】図4を参照すると、本例のレバー15、1
6の取付け構造の分解図が示されている。ステアリング
機構13の背後には、リングギヤ22、サンギヤ23、
キャリヤ24及びピニオン25から成る遊星歯車機構を
備えた減速装置が設けられ、レバー15、16はこの減
速装置のキャリヤ24に取りつけられ、ステアリング機
構13はサンギヤ23に取付けられている。本例では、
キャリヤ24の歯数とサンギヤ23の歯数との比は12
対1であるので、ステアリング機構13が回転すると
き、レバー15、16は12分の1の速度でステアリン
グ機構13に連動する。
6の取付け構造の分解図が示されている。ステアリング
機構13の背後には、リングギヤ22、サンギヤ23、
キャリヤ24及びピニオン25から成る遊星歯車機構を
備えた減速装置が設けられ、レバー15、16はこの減
速装置のキャリヤ24に取りつけられ、ステアリング機
構13はサンギヤ23に取付けられている。本例では、
キャリヤ24の歯数とサンギヤ23の歯数との比は12
対1であるので、ステアリング機構13が回転すると
き、レバー15、16は12分の1の速度でステアリン
グ機構13に連動する。
【0015】図5を参照すると、本発明の1実施例に係
る変速機の構造がスケルトンで示されている。変速機4
はエンジン1の出力側に隣接するクラッチ機構2とこれ
に隣接する平行歯車式の歯車変速機構3を備えている。
本例に係るクラッチ機構2は、同軸状に2つ設けられ
る。すなわち、ドーナツ状のクラッチプレートを有する
第1クラッチ26とこの内側に設けられる第2クラッチ
27とを有する。第1及び第2クラッチ26、27のク
ラッチケース28は共通であって、エンジンの出力軸2
9に結合されている。第1クラッチの出力軸30は、中
空で変速機構の第1入力軸31に連続している。第1入
力軸31には、第1クラッチ26から動力を伝達するギ
ヤ32が取付けられている。また、第2クラッチの出力
軸33は、該第1クラッチの出力軸30内を入れ子状に
延びて、第2入力軸34に連続している。第2入力軸3
4にも変速機構に動力を伝達するギヤ35が取付けられ
ている。
る変速機の構造がスケルトンで示されている。変速機4
はエンジン1の出力側に隣接するクラッチ機構2とこれ
に隣接する平行歯車式の歯車変速機構3を備えている。
本例に係るクラッチ機構2は、同軸状に2つ設けられ
る。すなわち、ドーナツ状のクラッチプレートを有する
第1クラッチ26とこの内側に設けられる第2クラッチ
27とを有する。第1及び第2クラッチ26、27のク
ラッチケース28は共通であって、エンジンの出力軸2
9に結合されている。第1クラッチの出力軸30は、中
空で変速機構の第1入力軸31に連続している。第1入
力軸31には、第1クラッチ26から動力を伝達するギ
ヤ32が取付けられている。また、第2クラッチの出力
軸33は、該第1クラッチの出力軸30内を入れ子状に
延びて、第2入力軸34に連続している。第2入力軸3
4にも変速機構に動力を伝達するギヤ35が取付けられ
ている。
【0016】これらの第1及び第2入力軸31、34に
平行に第1カウンタ軸36が設けられ第1カウンタ36
軸上には、上記第1入力軸31上のギヤ32と噛合する
ギヤ37が設けられる。さらに、第1カウンタ軸36上
には、第3速用駆動ギヤ38、第1速用駆動ギヤ39、
リバース用駆動ギヤ40及び第5速用駆動ギヤ41が設
けられる。また、第1カウンタ軸36上には、中空の第
2カウンタ軸42が嵌合しており、該第2カウンタ軸4
2上には、上記第2入力軸42上のギヤ35と噛合する
ギヤ43と第2速用駆動ギヤ44が設けられる。さら
に、第1及び第2入力軸31、34と同軸で第2入力軸
34の延長線上に出力軸45が設けられる。
平行に第1カウンタ軸36が設けられ第1カウンタ36
軸上には、上記第1入力軸31上のギヤ32と噛合する
ギヤ37が設けられる。さらに、第1カウンタ軸36上
には、第3速用駆動ギヤ38、第1速用駆動ギヤ39、
リバース用駆動ギヤ40及び第5速用駆動ギヤ41が設
けられる。また、第1カウンタ軸36上には、中空の第
2カウンタ軸42が嵌合しており、該第2カウンタ軸4
2上には、上記第2入力軸42上のギヤ35と噛合する
ギヤ43と第2速用駆動ギヤ44が設けられる。さら
に、第1及び第2入力軸31、34と同軸で第2入力軸
34の延長線上に出力軸45が設けられる。
【0017】出力軸上には、第2速、第3速、第1速、
リバース及び第5従動ギヤ46、47、48、49、5
0がそれれぞれ設けられる。または、第2入力軸34と
出力軸45との間には、これを断接するための切り換え
装置である2−4切り換え装置51が設けられる。ま
た、出力軸上の第3速用従動ギヤと第1速用従動ギヤと
の間にも1−3切り換え装置52が設けられ、さらに、
リバース従動ギヤと第5速用従動ギヤとの間にも5−R
切り換え装置53がそれぞれ設けられる。
リバース及び第5従動ギヤ46、47、48、49、5
0がそれれぞれ設けられる。または、第2入力軸34と
出力軸45との間には、これを断接するための切り換え
装置である2−4切り換え装置51が設けられる。ま
た、出力軸上の第3速用従動ギヤと第1速用従動ギヤと
の間にも1−3切り換え装置52が設けられ、さらに、
リバース従動ギヤと第5速用従動ギヤとの間にも5−R
切り換え装置53がそれぞれ設けられる。
【0018】図6を参照するとクラッチ機構2の断接を
制御する装置の概略構成が示されている。第1及び第2
クラッチ26、27はアクチュエータを構成する第1ソ
レノイドバルブ及び第2ソレノイドバルブ18、19を
備えている。コントロールユニット5は、第1及び第2
ソレノイドバルブ18、19に制御信号を出力すること
によって、油圧源54からの油圧を該第1及び第2ソレ
ノイドバルブ18、19を介して第1及び第2クラッチ
26、27の油圧室55、56に選択的に導入するよう
になっている。
制御する装置の概略構成が示されている。第1及び第2
クラッチ26、27はアクチュエータを構成する第1ソ
レノイドバルブ及び第2ソレノイドバルブ18、19を
備えている。コントロールユニット5は、第1及び第2
ソレノイドバルブ18、19に制御信号を出力すること
によって、油圧源54からの油圧を該第1及び第2ソレ
ノイドバルブ18、19を介して第1及び第2クラッチ
26、27の油圧室55、56に選択的に導入するよう
になっている。
【0019】また、図7に示すように本例の2−4切り
換え装置51は、2−4シフトフォーク57と、この2
−4シフトフォーク57を軸方向に動かすための2−4
チェンジドラム58と、該チェンジドラムの軸を所定量
だけ回転させるステップモータ59とを備えている。2
−4チェンジドラム58には、全周にわたる係合溝60
が形成されており、このみぞには、シフトフォーク57
から突出するピン61が係合する。係合溝60は、円周
方向に一様でなくチェンジドラム58が回転するとき、
ピン61と係合溝60との軸方向の係合位置が変化する
ようになっている。
換え装置51は、2−4シフトフォーク57と、この2
−4シフトフォーク57を軸方向に動かすための2−4
チェンジドラム58と、該チェンジドラムの軸を所定量
だけ回転させるステップモータ59とを備えている。2
−4チェンジドラム58には、全周にわたる係合溝60
が形成されており、このみぞには、シフトフォーク57
から突出するピン61が係合する。係合溝60は、円周
方向に一様でなくチェンジドラム58が回転するとき、
ピン61と係合溝60との軸方向の係合位置が変化する
ようになっている。
【0020】したがって、2−4チェンジドラム58が
ステップモータ59よって回転させられるとシフトフォ
ーク57は軸方向に移動し、第2入力軸34と出力軸4
5を断接する。ステップモータ59はコントロールユニ
ット5に接続されており、コントロールユニット5から
の信号に応じて制御されるようになっている。本例の変
速機構3には、さらに1−3切り換え装置52及び5−
R切り換え装置53が設けられており、共通軸上に設け
られた1−3シフトフォーク62及び5−Rシフトフォ
ーク63が設けられる。これと平行に回転可能に1、
3、5、Rチェンジドラム64が設けられ、係合溝6
5、66がシフトフォーク62、63のピン67、68
に係合するように形成される。また、1、3、5、Rス
テップモータ69がチェンジドラム64を回転するよう
に設けられる。上記の2−4切り換え装置51の動作と
同様に、チェンジドラム64がステップモータ69によ
って回転させられると、これに応じて、係合溝65、6
6に係合したピン67、68が軸方向に移動してシフト
フォーク62、63を移動させて変速段を切り換える。
ステップモータ59よって回転させられるとシフトフォ
ーク57は軸方向に移動し、第2入力軸34と出力軸4
5を断接する。ステップモータ59はコントロールユニ
ット5に接続されており、コントロールユニット5から
の信号に応じて制御されるようになっている。本例の変
速機構3には、さらに1−3切り換え装置52及び5−
R切り換え装置53が設けられており、共通軸上に設け
られた1−3シフトフォーク62及び5−Rシフトフォ
ーク63が設けられる。これと平行に回転可能に1、
3、5、Rチェンジドラム64が設けられ、係合溝6
5、66がシフトフォーク62、63のピン67、68
に係合するように形成される。また、1、3、5、Rス
テップモータ69がチェンジドラム64を回転するよう
に設けられる。上記の2−4切り換え装置51の動作と
同様に、チェンジドラム64がステップモータ69によ
って回転させられると、これに応じて、係合溝65、6
6に係合したピン67、68が軸方向に移動してシフト
フォーク62、63を移動させて変速段を切り換える。
【0021】本例においては、2−4切り換え装置51
の動作によって第2入力軸34と出力軸45とが結合さ
れると、第2入力軸34と出力軸45とは第2クラッチ
27を介してエンジン1と直結状態となる。すなわち、
第4速状態または第2速状態が得られる。なお、このよ
うに第1クラッチ及び第2クラッチ26、27を別個に
作動可能に構成したので、変速操作が迅速かつスムーズ
に行うことができる。これを、第1速状態から第2速状
態にシフトアップする場合について説明する。第1速状
態が確立されているときには、大径の第1クラッチ26
が接続されており、エンジン動力は第1クラッチ26を
介してギヤ32から第1カウンタ軸36を介して第1速
用駆動ギヤ39、従動ギヤ48に伝達され、出力軸45
から後輪へ伝達される。一方この場合には、コントロー
ルユニット5は、第2ソレノイドバルブ19をオフ状態
にしており、したがって第2クラッチ19の油圧室56
に油圧は導入されず、解放状態になっている。しかし、
第2速への変速指令がなされる前に、コントロールユニ
ット5はステップモータ59に信号を送って、2−4切
り換え装置51を作動させる。そして、2−4シフトフ
ォーク57を作動させて、第2速用従動ギヤ46と出力
軸45とを結合状態にしておく。そして、第2速へのシ
フトアップ信号がコントロールユニット5に入力される
と、コントロールユニット5は、第1ソレノイドバルブ
18をオフにして第1クラッチ26の油圧室55の油圧
を解放するとともに、第2ソレノイドバルブ19をオン
にして第2クラッチ27の油圧室56に油圧を導入して
第2クラッチ27を結合する。これによって、エンジン
動力は第2クラッチ27を介して、ギヤ35、ギヤ4
3、第2カウンタ軸42、第2速用駆動ギヤ44及び第
2速用従動ギヤ46を介して出力軸45に伝達される。
したがって、本例の構造ではコントロールユニット5に
第2速への変速指令がなされる前に、2ー4シフトフォ
ーク51が動作して第2速用従動ギヤ46と出力軸45
とを接続するので、変速指令が出た場合には、クラッチ
機構2の操作だけで第2速の変速段を確立することがで
きる。この結果、迅速、かつスムーズな変速動作が可能
になる。第2速から第3速、第3速から第4速、第4速
から第5速への変速についても同様に実質的にクラッチ
機構の制御だけで行うことができる。なお、リバースへ
の変速では切り換え装置51、52、53と、クラッチ
機構2の制御の両方が必要となる場合があるが、この変
速動作においては迅速性及びスムーズな変速といった要
請はないので問題ない。
の動作によって第2入力軸34と出力軸45とが結合さ
れると、第2入力軸34と出力軸45とは第2クラッチ
27を介してエンジン1と直結状態となる。すなわち、
第4速状態または第2速状態が得られる。なお、このよ
うに第1クラッチ及び第2クラッチ26、27を別個に
作動可能に構成したので、変速操作が迅速かつスムーズ
に行うことができる。これを、第1速状態から第2速状
態にシフトアップする場合について説明する。第1速状
態が確立されているときには、大径の第1クラッチ26
が接続されており、エンジン動力は第1クラッチ26を
介してギヤ32から第1カウンタ軸36を介して第1速
用駆動ギヤ39、従動ギヤ48に伝達され、出力軸45
から後輪へ伝達される。一方この場合には、コントロー
ルユニット5は、第2ソレノイドバルブ19をオフ状態
にしており、したがって第2クラッチ19の油圧室56
に油圧は導入されず、解放状態になっている。しかし、
第2速への変速指令がなされる前に、コントロールユニ
ット5はステップモータ59に信号を送って、2−4切
り換え装置51を作動させる。そして、2−4シフトフ
ォーク57を作動させて、第2速用従動ギヤ46と出力
軸45とを結合状態にしておく。そして、第2速へのシ
フトアップ信号がコントロールユニット5に入力される
と、コントロールユニット5は、第1ソレノイドバルブ
18をオフにして第1クラッチ26の油圧室55の油圧
を解放するとともに、第2ソレノイドバルブ19をオン
にして第2クラッチ27の油圧室56に油圧を導入して
第2クラッチ27を結合する。これによって、エンジン
動力は第2クラッチ27を介して、ギヤ35、ギヤ4
3、第2カウンタ軸42、第2速用駆動ギヤ44及び第
2速用従動ギヤ46を介して出力軸45に伝達される。
したがって、本例の構造ではコントロールユニット5に
第2速への変速指令がなされる前に、2ー4シフトフォ
ーク51が動作して第2速用従動ギヤ46と出力軸45
とを接続するので、変速指令が出た場合には、クラッチ
機構2の操作だけで第2速の変速段を確立することがで
きる。この結果、迅速、かつスムーズな変速動作が可能
になる。第2速から第3速、第3速から第4速、第4速
から第5速への変速についても同様に実質的にクラッチ
機構の制御だけで行うことができる。なお、リバースへ
の変速では切り換え装置51、52、53と、クラッチ
機構2の制御の両方が必要となる場合があるが、この変
速動作においては迅速性及びスムーズな変速といった要
請はないので問題ない。
【0022】図8を参照すると、本発明に適用すること
ができる他の構造に係る変速機がスケルトンの形式で示
されている。本例の変速機4は、前輪駆動型の車両に使
用されるものである。本例においても、第1及び第2ク
ラッチ26、27のクラッチケース28は共通であっ
て、エンジンの出力軸29に結合されている。第1クラ
ッチ26の出力軸30は、中空で変速機構の第1入力軸
31に連続している。第1入力軸31には、第3速用駆
動ギヤ70、第1速用駆動ギヤ71及び第5速用駆動ギ
ヤ72が設けられる。第3速用駆動ギヤと第1速用駆動
ギヤの間には、リバース駆動ギヤ73が設けられる。本
例の構造では第1速用駆動ギヤ71と第5速用駆動ギヤ
72との間には、1−5切り換え装置74が設けられ
る。また第2クラッチ27の出力軸33は、該第1クラ
ッチの出力軸30内を入れ子状に延びている。第1入力
軸30から突出した第2クラッチ27の出力軸33には
第4速用駆動ギヤ75及び第2速用駆動ギヤ76が設け
られる。第4速及び第2速用駆動ギヤ75、76の間に
は、2−4切り換え装置77が設けられる。これらの第
1及び第2入力軸31、34と平行に、カウンタ軸78
が設けられ、カウンタ軸78には、第3速用の従動ギ
ヤ、リバース用従動ギヤ、第1速用従動ギヤ、第5速用
従動ギヤ及び第2速用従動ギヤ79、80、81、8
2、83がそれぞれ駆動ギヤに対応して配置される。
ができる他の構造に係る変速機がスケルトンの形式で示
されている。本例の変速機4は、前輪駆動型の車両に使
用されるものである。本例においても、第1及び第2ク
ラッチ26、27のクラッチケース28は共通であっ
て、エンジンの出力軸29に結合されている。第1クラ
ッチ26の出力軸30は、中空で変速機構の第1入力軸
31に連続している。第1入力軸31には、第3速用駆
動ギヤ70、第1速用駆動ギヤ71及び第5速用駆動ギ
ヤ72が設けられる。第3速用駆動ギヤと第1速用駆動
ギヤの間には、リバース駆動ギヤ73が設けられる。本
例の構造では第1速用駆動ギヤ71と第5速用駆動ギヤ
72との間には、1−5切り換え装置74が設けられ
る。また第2クラッチ27の出力軸33は、該第1クラ
ッチの出力軸30内を入れ子状に延びている。第1入力
軸30から突出した第2クラッチ27の出力軸33には
第4速用駆動ギヤ75及び第2速用駆動ギヤ76が設け
られる。第4速及び第2速用駆動ギヤ75、76の間に
は、2−4切り換え装置77が設けられる。これらの第
1及び第2入力軸31、34と平行に、カウンタ軸78
が設けられ、カウンタ軸78には、第3速用の従動ギ
ヤ、リバース用従動ギヤ、第1速用従動ギヤ、第5速用
従動ギヤ及び第2速用従動ギヤ79、80、81、8
2、83がそれぞれ駆動ギヤに対応して配置される。
【0023】さらに、カウンタ軸78には出力ギヤ84
が設けられ、この出力ギヤは、前輪用デファレンシャル
装置85の入力ギヤ86と噛合しており、これによって
車軸87、88を介して前輪に動力を伝達する。図9を
参照すると本発明を適用することができる4輪駆動車両
の構造がスケルトンの形式で示されている。本例の構造
では、6気筒エンジン1の出力は、この出力側に隣接し
て配置されるクラッチ機構に伝達される。クラッチ機構
は前例と同様に大径の第1クラッチと小径の第2クラッ
チ26、27とが並設されている。第1クラッチ及び第
2クラッチ26、27からのエンジン動力はオフセット
された第1及び第2駆動軸90、91に動力伝達手段9
2、93たとえばチェーン、ベルト等を介して伝達され
る。本例の構造では、第1クラッチ26からの出力はエ
ンジン1とクラッチ機構との間に配置された第1クラッ
チ26の出力軸上に設けられたギヤ94を介して、中空
の第1駆動軸90のギヤ96に伝達される。また、第2
クラッチ27からの出力は、第1駆動軸90に入れ子状
に収容され、第1クラッチの出力軸30上のギヤ94と
はクラッチ機構をはさんで反対側に設けられた第2クラ
ッチ27の出力軸33上のギヤ97から第2駆動軸91
のギヤ98に伝達されるようになっている。この第1及
び第2駆動軸90、91はクラッチ機構2と並列的に延
びている。本例の構成では、第1駆動軸90、第2駆動
軸91は、クラッチ側からエンジン側の方向にエンジン
のクランク軸99及びクラッチ軸30、33に平行に延
びている。第2駆動軸91の延長線上には、出力軸10
0が設けられる。エンジン1と出力軸100との間に
は、これらと平行に第1及び第2カウンタ軸101、1
02が設けられる。
が設けられ、この出力ギヤは、前輪用デファレンシャル
装置85の入力ギヤ86と噛合しており、これによって
車軸87、88を介して前輪に動力を伝達する。図9を
参照すると本発明を適用することができる4輪駆動車両
の構造がスケルトンの形式で示されている。本例の構造
では、6気筒エンジン1の出力は、この出力側に隣接し
て配置されるクラッチ機構に伝達される。クラッチ機構
は前例と同様に大径の第1クラッチと小径の第2クラッ
チ26、27とが並設されている。第1クラッチ及び第
2クラッチ26、27からのエンジン動力はオフセット
された第1及び第2駆動軸90、91に動力伝達手段9
2、93たとえばチェーン、ベルト等を介して伝達され
る。本例の構造では、第1クラッチ26からの出力はエ
ンジン1とクラッチ機構との間に配置された第1クラッ
チ26の出力軸上に設けられたギヤ94を介して、中空
の第1駆動軸90のギヤ96に伝達される。また、第2
クラッチ27からの出力は、第1駆動軸90に入れ子状
に収容され、第1クラッチの出力軸30上のギヤ94と
はクラッチ機構をはさんで反対側に設けられた第2クラ
ッチ27の出力軸33上のギヤ97から第2駆動軸91
のギヤ98に伝達されるようになっている。この第1及
び第2駆動軸90、91はクラッチ機構2と並列的に延
びている。本例の構成では、第1駆動軸90、第2駆動
軸91は、クラッチ側からエンジン側の方向にエンジン
のクランク軸99及びクラッチ軸30、33に平行に延
びている。第2駆動軸91の延長線上には、出力軸10
0が設けられる。エンジン1と出力軸100との間に
は、これらと平行に第1及び第2カウンタ軸101、1
02が設けられる。
【0024】第1駆動軸90、第2駆動軸91の端部に
は、出力ギヤ103、104が設けられ、第1及び第2
カウンタ軸101、102のギヤ105、106にそれ
ぞれに噛合している。本例の構造では、変速機の後方に
は、ビスカスカップリング107で構成される前後輪切
り換え機構108とこの機構と同軸上に前輪用デファレ
ンシャル装置109が設けられて前輪用車軸110、1
11に動力を分配伝達するようになっている。
は、出力ギヤ103、104が設けられ、第1及び第2
カウンタ軸101、102のギヤ105、106にそれ
ぞれに噛合している。本例の構造では、変速機の後方に
は、ビスカスカップリング107で構成される前後輪切
り換え機構108とこの機構と同軸上に前輪用デファレ
ンシャル装置109が設けられて前輪用車軸110、1
11に動力を分配伝達するようになっている。
【0025】さらに、前後輪切り換え機構の後方には、
トランスファ機構112が設けられ、後輪に動力を伝達
するようになっている。さらに後方には、後輪用デファ
レンシャル装置113が設けられ車軸114、115を
介して後輪に動力を分配伝達するようになっている。以
上の構成の車両の変速制御について説明する。
トランスファ機構112が設けられ、後輪に動力を伝達
するようになっている。さらに後方には、後輪用デファ
レンシャル装置113が設けられ車軸114、115を
介して後輪に動力を分配伝達するようになっている。以
上の構成の車両の変速制御について説明する。
【0026】図10を参照すると、車両を停止状態から
発進させる場合の制御のフローが示されている。コント
ロールユニット5はまず、エンジン1がスタートしたの
ち車速が0Km/hかどうか判定する。車速がゼロでない
場合には、変速装置に異常があると考えられるのでコン
トロールユニット5はフェール制御を行う。車速がゼロ
である場合には、コントロールユニットは、ブレーキが
オンかどうかを判定する。ブレーキがオンになっていな
い場合には、パーキング制御をおこなってパーキング状
態を達成する。
発進させる場合の制御のフローが示されている。コント
ロールユニット5はまず、エンジン1がスタートしたの
ち車速が0Km/hかどうか判定する。車速がゼロでない
場合には、変速装置に異常があると考えられるのでコン
トロールユニット5はフェール制御を行う。車速がゼロ
である場合には、コントロールユニットは、ブレーキが
オンかどうかを判定する。ブレーキがオンになっていな
い場合には、パーキング制御をおこなってパーキング状
態を達成する。
【0027】ブレーキがオンの場合にはシフトアップレ
バー15あるいはシフトダウンレバー16が操作された
かどうかを判定する。この場合、停止状態であるので、
シフトダウンレバー16が1回操作されるとリバース状
態を確立し、シフトアップレバー15が1回操作される
と第1速状態を確立する。つぎに、コントロールユニッ
ト5は現在の変速段がリバース状態か第1速状態かを判
断する。この判断は、上記のようにシフトアップレバー
15が操作されるか、シフトダウンレバー16が操作さ
れるかによって判断が可能となる。
バー15あるいはシフトダウンレバー16が操作された
かどうかを判定する。この場合、停止状態であるので、
シフトダウンレバー16が1回操作されるとリバース状
態を確立し、シフトアップレバー15が1回操作される
と第1速状態を確立する。つぎに、コントロールユニッ
ト5は現在の変速段がリバース状態か第1速状態かを判
断する。この判断は、上記のようにシフトアップレバー
15が操作されるか、シフトダウンレバー16が操作さ
れるかによって判断が可能となる。
【0028】シフトダウンレバー16が操作された場合
には、第1速状態が確立される必要があるのでコントロ
ールユニット5は、リバースの動力伝達経路を解除する
ための制御を行う。また、シフトアップレバー15が操
作された場合にはリバース状態が確立される必要がある
ので、第1速に対する動力伝達経路を解除する。なお、
シフトアップレバーとシフトダウンレバー15、16の
両方が操作された場合には、コントロールユニット15
は、ステップモータ69を動作させてリバース状態を解
除するとともに、第1速状態の動力伝達経路の両方を解
除する。これによってニュートラル状態が確立される。
には、第1速状態が確立される必要があるのでコントロ
ールユニット5は、リバースの動力伝達経路を解除する
ための制御を行う。また、シフトアップレバー15が操
作された場合にはリバース状態が確立される必要がある
ので、第1速に対する動力伝達経路を解除する。なお、
シフトアップレバーとシフトダウンレバー15、16の
両方が操作された場合には、コントロールユニット15
は、ステップモータ69を動作させてリバース状態を解
除するとともに、第1速状態の動力伝達経路の両方を解
除する。これによってニュートラル状態が確立される。
【0029】つぎにコントロールユニットはブレーキペ
ダル9の操作状態を判断してブレーキ油圧が所定異常で
ある場合には、第1及び第2ソレノイドバルブ18、1
9をともにオフとして第1及び第2クラッチ26、27
を解放する。また、ブレーキ油圧が所定圧に達していな
い場合にはブレーキ油圧の大きさに応じてクラッチの結
合状態を変化させる。この場合ブレーキ油圧が小さい
程、クラッチの結合力を増大させる。このクラッチ結合
圧の制御は第1及び第2ソレノイドバルブ18、19を
デューティ制御することによって達成される。
ダル9の操作状態を判断してブレーキ油圧が所定異常で
ある場合には、第1及び第2ソレノイドバルブ18、1
9をともにオフとして第1及び第2クラッチ26、27
を解放する。また、ブレーキ油圧が所定圧に達していな
い場合にはブレーキ油圧の大きさに応じてクラッチの結
合状態を変化させる。この場合ブレーキ油圧が小さい
程、クラッチの結合力を増大させる。このクラッチ結合
圧の制御は第1及び第2ソレノイドバルブ18、19を
デューティ制御することによって達成される。
【0030】次に、コントロールユニット5は、アクセ
ルペダル11が操作されているかどうかを判定する。ア
クセルペダル11が踏み込まれている場合には、コント
ロールユニット5はクラッチの結合力を増大させて車両
を発進させる。図11を参照すると、車両を停止させる
制御のフローが示されている。この制御では、コントロ
ールユニット5は、まず車速が0Km/hになったかどう
かを確認する。この判定がYESの場合には、さらにイ
グニッションスイッチがオフかどうかを判定する。イグ
ニッションスイッチがオフになっている場合には、タイ
マーを作動させてその作動期間内にステップモータを作
動して切り換え装置を操作し歯車変速機構の第1速また
はリバースの歯車の噛み合いを確立すると同時に第1、
第2ソレノイドバルブ18、19の作動して第1及び第
2クラッチ26、27を解放して、通常の自動変速機で
行うパーキング状態を達成する。その後、タイマーが切
れることによって、これらの電気作動装置への通電は停
止される。
ルペダル11が操作されているかどうかを判定する。ア
クセルペダル11が踏み込まれている場合には、コント
ロールユニット5はクラッチの結合力を増大させて車両
を発進させる。図11を参照すると、車両を停止させる
制御のフローが示されている。この制御では、コントロ
ールユニット5は、まず車速が0Km/hになったかどう
かを確認する。この判定がYESの場合には、さらにイ
グニッションスイッチがオフかどうかを判定する。イグ
ニッションスイッチがオフになっている場合には、タイ
マーを作動させてその作動期間内にステップモータを作
動して切り換え装置を操作し歯車変速機構の第1速また
はリバースの歯車の噛み合いを確立すると同時に第1、
第2ソレノイドバルブ18、19の作動して第1及び第
2クラッチ26、27を解放して、通常の自動変速機で
行うパーキング状態を達成する。その後、タイマーが切
れることによって、これらの電気作動装置への通電は停
止される。
【0031】
【効果】本発明によれば、ステアリング機構の近傍に設
けられるシフト操作手段を操作することにより極めて簡
単にかつスムーズに変速制御を行うことができる。とく
に、この発明をマニュアル式変速機に適用し、シフト操
作手段を介して電気的に変速操作を行うようにすること
より、実質的に自動変速機と同様な機能を発揮させるこ
とができる。この場合には、車両の軽量化及び部品点数
の減少を図ることができるので、コスト的にも有利とな
る。本発明のシフト操作手段は、シフトアップとシフト
ダウン操作のそれぞれに対して別個独立に設けられてい
るので、その操作の組み合わせを考慮することによって
多様な制御を行うことができる。
けられるシフト操作手段を操作することにより極めて簡
単にかつスムーズに変速制御を行うことができる。とく
に、この発明をマニュアル式変速機に適用し、シフト操
作手段を介して電気的に変速操作を行うようにすること
より、実質的に自動変速機と同様な機能を発揮させるこ
とができる。この場合には、車両の軽量化及び部品点数
の減少を図ることができるので、コスト的にも有利とな
る。本発明のシフト操作手段は、シフトアップとシフト
ダウン操作のそれぞれに対して別個独立に設けられてい
るので、その操作の組み合わせを考慮することによって
多様な制御を行うことができる。
【図1】本発明の1実施例に係る変速機の制御機構を示
すブロック図、
すブロック図、
【図2】シフトレバーの付近の斜視図、
【図3】ステアリング機構及びシフトレバーを背面から
見た場合の斜視図、
見た場合の斜視図、
【図4】ステアリング機構及びシフトレバーの分解斜視
図、
図、
【図5】本発明を適用できる変速機の構造を示すスケル
トン、
トン、
【図6】クラッチの制御系統図、
【図7】変速切り換え装置の斜視図、
【図8】他の実施例にかかる変速機の構造を示すスケル
トン、
トン、
【図9】クラッチの制御系統図、
【図10】本発明の1実施例に係る変速制御のフローチ
ャート、
ャート、
【図11】本発明の1実施例に係る変速制御のフローチ
ャートである。
ャートである。
1 エンジン、 2 クラッチ機構、3 変速機構、4
変速機、5 コントロールユニット、15、16 シ
フトレバー、18、19 アクチュエータ、26、27
第1、第2クラッチ、51、52、53 切り換え装
置。
変速機、5 コントロールユニット、15、16 シ
フトレバー、18、19 アクチュエータ、26、27
第1、第2クラッチ、51、52、53 切り換え装
置。
Claims (8)
- 【請求項1】運転者が車室内で操作するステアリング機
構の近傍に設けられ変速機に作用してシフトアップを行
わせるシフトアップ操作手段と、該シフトアップ操作手
段とは別個に操作可能に前記ステアリング機構の近傍に
設けられ変速機に作用してシフトダウンを行わせるシフ
トダウン操作手段と、前記シフトアップ操作手段及びシ
フトダウン操作手段からの信号に応じて変速機のクラッ
チを動作させるクラッチ制御用アクチュエータと、シフ
トアップ操作手段及びシフトダウン操作手段からの信号
に応じて変速機の所定の変速段を選択する動作を行わせ
る変速選択用アクチュエータとを備えたことを特徴とす
る車両の変速装置。 - 【請求項2】請求項1において、シフトアップ操作手段
及びシフトダウン操作手段がそれぞれ独立して操作可能
なレバーで構成されたことを特徴とする車両の変速装
置。 - 【請求項3】請求項2において、前記レバーは運転者に
よる前記ステアリング機構の回転操作に所定角度範囲内
で連動する構成になっていることを特徴とする車両の変
速装置。 - 【請求項4】請求項2において、前記レバーは運転者に
よる前記ステアリング機構に回転速度よりも遅い回転速
度比率で連動する構成になっていることを特徴とする車
両の変速装置。 - 【請求項5】請求項2において、シフトアップ操作手段
及びシフトダウン操作手段の両方が同時に操作されたと
きには、変速機がニュートラル状態に設定されることを
特徴とする車両の変速装置。 - 【請求項6】請求項5において、ニュートラル状態から
シフトアップ操作手段またはシフトダウン操作手段が操
作されたとき、車速に応じて異なる変速段が選択される
ことを特徴とする車両の変速装置。 - 【請求項7】請求項6において、車両の停止状態におい
てシフトダウン操作手段が操作されるとリバース状態が
達成されることを特徴とする車両の変速装置。 - 【請求項8】請求項6において、車両の停止状態におい
てシフトアップ操作手段が操作されると第1速状態が達
成されることを特徴とする車両の変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4176420A JPH0617912A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 車両の変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4176420A JPH0617912A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 車両の変速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617912A true JPH0617912A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16013390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4176420A Pending JPH0617912A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 車両の変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617912A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5865705A (en) * | 1996-03-19 | 1999-02-02 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Operating apparatus for automatic transmission |
| EP1770315A1 (en) | 2005-09-30 | 2007-04-04 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Transmission |
| WO2025229893A1 (ja) * | 2024-04-30 | 2025-11-06 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフト装置 |
| WO2025229868A1 (ja) * | 2024-04-30 | 2025-11-06 | 東海理化(江蘇)汽車部件有限公司 | シフト装置 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4176420A patent/JPH0617912A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5865705A (en) * | 1996-03-19 | 1999-02-02 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Operating apparatus for automatic transmission |
| EP1770315A1 (en) | 2005-09-30 | 2007-04-04 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Transmission |
| US7631570B2 (en) | 2005-09-30 | 2009-12-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Transmission |
| WO2025229893A1 (ja) * | 2024-04-30 | 2025-11-06 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフト装置 |
| WO2025229868A1 (ja) * | 2024-04-30 | 2025-11-06 | 東海理化(江蘇)汽車部件有限公司 | シフト装置 |
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