JPH06180439A - 光走査表示装置 - Google Patents
光走査表示装置Info
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- JPH06180439A JPH06180439A JP35311592A JP35311592A JPH06180439A JP H06180439 A JPH06180439 A JP H06180439A JP 35311592 A JP35311592 A JP 35311592A JP 35311592 A JP35311592 A JP 35311592A JP H06180439 A JPH06180439 A JP H06180439A
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- 230000004907 flux Effects 0.000 description 5
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶などの空間光変調器を使用して、簡単な
構成で高精細な画像表示が得られるようにする。 【構成】 表示部1の空間光変調器8はマトリックス電
極などを有しておらず、平面電極を有するものとなって
いる。レーザ光源6からの光はコリメートレンズ5によ
り平行光となり、全反射プリズム18と全反射プリズム
16により反射され、集光器2により集光されて空間光
変調器8に与えられ、空間光変調器8では光スポットS
が照射される部分に表示書込みされる。全反射プリズム
18をX方向へ、全反射プリズム16をY方向へ移動さ
せ、レーザ光源6を変調駆動することにより、表示部1
にX−Y走査に基づく画像が表示される。
構成で高精細な画像表示が得られるようにする。 【構成】 表示部1の空間光変調器8はマトリックス電
極などを有しておらず、平面電極を有するものとなって
いる。レーザ光源6からの光はコリメートレンズ5によ
り平行光となり、全反射プリズム18と全反射プリズム
16により反射され、集光器2により集光されて空間光
変調器8に与えられ、空間光変調器8では光スポットS
が照射される部分に表示書込みされる。全反射プリズム
18をX方向へ、全反射プリズム16をY方向へ移動さ
せ、レーザ光源6を変調駆動することにより、表示部1
にX−Y走査に基づく画像が表示される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶層などを有する表
示部を光走査により表示動作させ、高精細な画像表示を
行えるようにした光走査表示装置に関する。
示部を光走査により表示動作させ、高精細な画像表示を
行えるようにした光走査表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパーソナルコンピュータ等に用い
られるディスプレイは、CRTや液晶表示素子を使用し
たものが普及している。このうち、液晶表示素子を使用
したディスプレイは、厚みを薄く設定できる等のコンパ
クト性から、ノートタイプパソコン等の携帯可能な仕様
のものに採用されて普及しつつある。これらの液晶表示
素子を使用したディスプレイの解像度は、通常50乃至
60dpiであり、一方、レーザプリンタ等の分解能は
300乃至400dpiが通常である。近年、DTP技
術の向上とともにWYSWYG(What You See WhatYou
Get)といった、プリンタ等で印刷されるものとディス
プレイ上に表示されたものの大きさとを一致させたもの
としたいという要望が強まりつつある。
られるディスプレイは、CRTや液晶表示素子を使用し
たものが普及している。このうち、液晶表示素子を使用
したディスプレイは、厚みを薄く設定できる等のコンパ
クト性から、ノートタイプパソコン等の携帯可能な仕様
のものに採用されて普及しつつある。これらの液晶表示
素子を使用したディスプレイの解像度は、通常50乃至
60dpiであり、一方、レーザプリンタ等の分解能は
300乃至400dpiが通常である。近年、DTP技
術の向上とともにWYSWYG(What You See WhatYou
Get)といった、プリンタ等で印刷されるものとディス
プレイ上に表示されたものの大きさとを一致させたもの
としたいという要望が強まりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】たとえばTFT方式等
の液晶表示素子において解像度を向上させていくと、こ
の解像度の向上とともにディスプレイを構成する多数の
画素のそれぞれを小さく形成しなければならないが、各
画素にある程度の開口率(ディスプレイの明るさ)を保
持させようとする場合には、各画素回りの配線を細くす
る必要が生じる。このため、各画素の配線加工に、より
以上の精度を要求されるとともに歩留まりが低下し、製
造コストの上昇原因ともなっているという問題があっ
た。
の液晶表示素子において解像度を向上させていくと、こ
の解像度の向上とともにディスプレイを構成する多数の
画素のそれぞれを小さく形成しなければならないが、各
画素にある程度の開口率(ディスプレイの明るさ)を保
持させようとする場合には、各画素回りの配線を細くす
る必要が生じる。このため、各画素の配線加工に、より
以上の精度を要求されるとともに歩留まりが低下し、製
造コストの上昇原因ともなっているという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、液晶層などを使用して従来よりも高精細な画像表
示ができるようにし、且つ低コストにて製造が可能な光
走査表示装置を提供することを目的としている。
あり、液晶層などを使用して従来よりも高精細な画像表
示ができるようにし、且つ低コストにて製造が可能な光
走査表示装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光走査表示装置
は、光の強度により書込みが可能な表示部と、この表示
部と平行に配置されて前記表示部の各点に対して集光可
能な集光器と、光源と、この光源からの光を前記集光器
に対して走査させる光走査手段とが設けられていること
を特徴とするものである。
は、光の強度により書込みが可能な表示部と、この表示
部と平行に配置されて前記表示部の各点に対して集光可
能な集光器と、光源と、この光源からの光を前記集光器
に対して走査させる光走査手段とが設けられていること
を特徴とするものである。
【0006】上記手段において、表示部は、対向する平
面電極と、この平面電極の間に介在する液晶層と、同じ
く平面電極の間にて集光器側に介在し光強度に応じてイ
ンピーダンスが変化する光検出層とから構成できる。
面電極と、この平面電極の間に介在する液晶層と、同じ
く平面電極の間にて集光器側に介在し光強度に応じてイ
ンピーダンスが変化する光検出層とから構成できる。
【0007】また、集光器は、3次の非線形性を持つ誘
電体により形成することが可能であり、さらに、光走査
手段は、液晶層と、この液晶層の表裏面に設けられそれ
ぞれの電力印加領域を変えることのできる電極層と、両
電極層の異なる領域に電力を与えて前記液晶層に前記光
源からの光を反射する屈折率境界面を形成し且つ電力印
加領域を変化させて前記屈折率境界面を移動させる電力
制御部とから構成することができる。
電体により形成することが可能であり、さらに、光走査
手段は、液晶層と、この液晶層の表裏面に設けられそれ
ぞれの電力印加領域を変えることのできる電極層と、両
電極層の異なる領域に電力を与えて前記液晶層に前記光
源からの光を反射する屈折率境界面を形成し且つ電力印
加領域を変化させて前記屈折率境界面を移動させる電力
制御部とから構成することができる。
【0008】
【作用】上記手段では、例えば液晶層と光検出層などか
ら構成される表示部に、3次の非線形性の誘電体により
構成された集光器あるいはレンズが平面的に配置される
などして構成された集光器が重ねて配置されている。レ
ーザ光などを前記集光器に対して平面走査させ且つこの
レーザ光などを表示情報に応じて変調すると、このレー
ザ光が集光器により集光されて前記表示装置に照射され
且つ表示装置を平面走査する。この走査光により表示部
の例えば液晶層などに情報が書込まれて表示される。
ら構成される表示部に、3次の非線形性の誘電体により
構成された集光器あるいはレンズが平面的に配置される
などして構成された集光器が重ねて配置されている。レ
ーザ光などを前記集光器に対して平面走査させ且つこの
レーザ光などを表示情報に応じて変調すると、このレー
ザ光が集光器により集光されて前記表示装置に照射され
且つ表示装置を平面走査する。この走査光により表示部
の例えば液晶層などに情報が書込まれて表示される。
【0009】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例として液晶を使用した光走
査表示装置を示す斜視図、図2は、図1に示した表示部
に用いられている空間光変調器の構造を模式的に示す説
明図である。図1に示す光走査表示装置は、表示部1
と、この表示部1に平行に配置された集光器2と、レー
ザ光源6と、このレーザ光源6から照射されたレーザ光
Pを平行光にするコリメートレンズ5と、上記集光器2
にレーザ光源6から出射されたレーザ光を走査させるビ
ーム走査手段7とを有している。上記表示部1は、光に
より表示内容の書込みが可能なものであり、例えば図2
に示す空間光変調器8を主体として構成されている。
る。図1は本発明の一実施例として液晶を使用した光走
査表示装置を示す斜視図、図2は、図1に示した表示部
に用いられている空間光変調器の構造を模式的に示す説
明図である。図1に示す光走査表示装置は、表示部1
と、この表示部1に平行に配置された集光器2と、レー
ザ光源6と、このレーザ光源6から照射されたレーザ光
Pを平行光にするコリメートレンズ5と、上記集光器2
にレーザ光源6から出射されたレーザ光を走査させるビ
ーム走査手段7とを有している。上記表示部1は、光に
より表示内容の書込みが可能なものであり、例えば図2
に示す空間光変調器8を主体として構成されている。
【0010】図2に示す空間光変調器8は、中央部に配
置された誘電体ミラー9と、この誘電体ミラー9の図示
左面側に密着して配置された光検出層10と、この光検
出層10の表面に密着して形成された透明電極11と、
上記誘電体ミラー9の図示右面側に密着して配置された
液晶層12と、この液晶層12の表面に形成された透明
電極13と、この透明電極13のさらに表面に形成され
た偏光板14とを備えている。このうち、一対の透明電
極11,13間には、電極間に所定の交流または直流の
電力を与える電源部15が接続されている。
置された誘電体ミラー9と、この誘電体ミラー9の図示
左面側に密着して配置された光検出層10と、この光検
出層10の表面に密着して形成された透明電極11と、
上記誘電体ミラー9の図示右面側に密着して配置された
液晶層12と、この液晶層12の表面に形成された透明
電極13と、この透明電極13のさらに表面に形成され
た偏光板14とを備えている。このうち、一対の透明電
極11,13間には、電極間に所定の交流または直流の
電力を与える電源部15が接続されている。
【0011】図1に示す光走査表示装置において、前記
空間光変調器8はその透明電極11が図示下面側となる
ように配置され、前記集光器2を経たレーザ光Pは透明
電極11を介して光検出層10に入射される。また、図
2においてP1は外部から入射される照明光であり、P
2は照明光P1が誘電体ミラー9で反射された反射光で
ある。上記光検出層10は光導電性のもので、光が照射
された部分のインピーダンスが低下する機能を有する。
表示動作中は、透明電極11と13に電源部から表示電
力が与えられており、表示面全域において両透明電極1
1と13との間に同じ電圧が与えられている。光検出層
10にレーザ光Pが照射されると、この照射部分にて光
検出層10のインピーダンスが低下し、液晶層12に部
分的に電圧が印加され、液晶材料の結晶の配列状態が変
えられ、図2の図示右側にて反射光P2の明暗が変えら
れる。
空間光変調器8はその透明電極11が図示下面側となる
ように配置され、前記集光器2を経たレーザ光Pは透明
電極11を介して光検出層10に入射される。また、図
2においてP1は外部から入射される照明光であり、P
2は照明光P1が誘電体ミラー9で反射された反射光で
ある。上記光検出層10は光導電性のもので、光が照射
された部分のインピーダンスが低下する機能を有する。
表示動作中は、透明電極11と13に電源部から表示電
力が与えられており、表示面全域において両透明電極1
1と13との間に同じ電圧が与えられている。光検出層
10にレーザ光Pが照射されると、この照射部分にて光
検出層10のインピーダンスが低下し、液晶層12に部
分的に電圧が印加され、液晶材料の結晶の配列状態が変
えられ、図2の図示右側にて反射光P2の明暗が変えら
れる。
【0012】前記集光器2は、レーザ光源6から照射さ
れたレーザ光Pのビーム径を絞る自己束縛効果(自己収
束現象)を有するもので、この絞られたレーザ光Pによ
る光スポットSが空間光変調器8内の光検出層10に照
射される。この自己束縛効果を発揮する集光器2は3次
の非線形性を有する誘電体により構成される。
れたレーザ光Pのビーム径を絞る自己束縛効果(自己収
束現象)を有するもので、この絞られたレーザ光Pによ
る光スポットSが空間光変調器8内の光検出層10に照
射される。この自己束縛効果を発揮する集光器2は3次
の非線形性を有する誘電体により構成される。
【0013】3次の非線形を有する誘電体では、その全
体の誘電率εtは、 εt=ε+ε2・E2 で表せられる。従って、屈折率ntは、 nt={(ε)1/2}乃至{n+n2・E2} n2=ε2/n/2 である。上記式nt=…、n2=…は、ε2>0の非線形
媒体中を、強度が中心部ほど強い、たとえばガウシアン
ビームのような光が伝搬していくと、光束の周辺部より
も中心部の屈折率が大きくなる。すなわち、光束の中心
部ほど光学的距離が短くなり、結果としてビームは絞ら
れて集光レンズと同様の機能を発揮するようになるので
ある。
体の誘電率εtは、 εt=ε+ε2・E2 で表せられる。従って、屈折率ntは、 nt={(ε)1/2}乃至{n+n2・E2} n2=ε2/n/2 である。上記式nt=…、n2=…は、ε2>0の非線形
媒体中を、強度が中心部ほど強い、たとえばガウシアン
ビームのような光が伝搬していくと、光束の周辺部より
も中心部の屈折率が大きくなる。すなわち、光束の中心
部ほど光学的距離が短くなり、結果としてビームは絞ら
れて集光レンズと同様の機能を発揮するようになるので
ある。
【0014】前記ビーム走査手段7は、図示Y方向へ走
査自在な偏向器3と、X方向へ走査自在な偏向器4とを
備えている。このうち、偏向器3は、前述したレーザ光
Pを集光器2に向けて全反射する全反射プリズム16を
有しており、この全反射プリズム16は集光器2のX方
向全長に相当する長さを有している。この全反射プリズ
ム16の両端部はそれぞれリニアモータ17,17の可
動部に支持されている。この一対のリニアモータ17,
17により、全反射プリズム16は矢印Y方向へ駆動さ
れる。偏向器4は、コリメートレンズ5から出射された
平行光束のレーザ光Pを上記全反射プリズム16に向け
て全反射させる全反射プリズム18と、この全反射プリ
ズム18を図示X方向へ駆動するリニアモータ19とを
備えたものである。
査自在な偏向器3と、X方向へ走査自在な偏向器4とを
備えている。このうち、偏向器3は、前述したレーザ光
Pを集光器2に向けて全反射する全反射プリズム16を
有しており、この全反射プリズム16は集光器2のX方
向全長に相当する長さを有している。この全反射プリズ
ム16の両端部はそれぞれリニアモータ17,17の可
動部に支持されている。この一対のリニアモータ17,
17により、全反射プリズム16は矢印Y方向へ駆動さ
れる。偏向器4は、コリメートレンズ5から出射された
平行光束のレーザ光Pを上記全反射プリズム16に向け
て全反射させる全反射プリズム18と、この全反射プリ
ズム18を図示X方向へ駆動するリニアモータ19とを
備えたものである。
【0015】上記構造の光走査表示装置の動作について
説明する。レーザ光源6から出射されたレーザ光Pは、
コリメートレンズ5によって平行光束にされた後に、偏
光器4の全反射プリズム18にて反射され、さらに偏光
器3の全反射プリズム16にて反射され集光器2に照射
される。上記集光器2に入射されたレーザ光Pは、この
集光器2によってビーム径が絞られ、空間光変調器8内
の光検出層10部分に小さい光スポットSが形成され
る。この光スポットSが形成された光検出層10部分で
は、その部分だけインピーダンスが低下して、液晶層1
2の光スポットSに対応する面積部分に表示電圧が印加
され、液晶層12の当該部分の配向状態が変化する。こ
の変化は、図1に示す表示部1の上方向から見ると空間
光変調器8の一部の明るさが変化するように見える。
説明する。レーザ光源6から出射されたレーザ光Pは、
コリメートレンズ5によって平行光束にされた後に、偏
光器4の全反射プリズム18にて反射され、さらに偏光
器3の全反射プリズム16にて反射され集光器2に照射
される。上記集光器2に入射されたレーザ光Pは、この
集光器2によってビーム径が絞られ、空間光変調器8内
の光検出層10部分に小さい光スポットSが形成され
る。この光スポットSが形成された光検出層10部分で
は、その部分だけインピーダンスが低下して、液晶層1
2の光スポットSに対応する面積部分に表示電圧が印加
され、液晶層12の当該部分の配向状態が変化する。こ
の変化は、図1に示す表示部1の上方向から見ると空間
光変調器8の一部の明るさが変化するように見える。
【0016】ビーム走査手段7により、レーザ光Pの照
射位置を空間光変調器8に対しX,Y方向へ高速にて順
次移動させ、レーザ光Pを表示させようとする情報デー
タにて変調すれば、任意の文字、図形等を表示部1上に
表示させることができる。表示部1の空間光変調器8は
マトリックス電極などを有しない平面状の透明電極11
と13により構成され、レーザ光Pのスポットが当たっ
た部分だけ液晶層12の配向状態が変わるようにしてい
るため、従来の構成のように各画素毎にマトリックス配
線処理をする必要がなく、構造が非常に簡単になって製
造コストの大幅な低減を図ることができる。さらにレー
ザ光Pの走査を高精度に制御し、またレーザ光の変調を
高密度に行うことにより、高精細な画像を得ることがで
きる。
射位置を空間光変調器8に対しX,Y方向へ高速にて順
次移動させ、レーザ光Pを表示させようとする情報デー
タにて変調すれば、任意の文字、図形等を表示部1上に
表示させることができる。表示部1の空間光変調器8は
マトリックス電極などを有しない平面状の透明電極11
と13により構成され、レーザ光Pのスポットが当たっ
た部分だけ液晶層12の配向状態が変わるようにしてい
るため、従来の構成のように各画素毎にマトリックス配
線処理をする必要がなく、構造が非常に簡単になって製
造コストの大幅な低減を図ることができる。さらにレー
ザ光Pの走査を高精度に制御し、またレーザ光の変調を
高密度に行うことにより、高精細な画像を得ることがで
きる。
【0017】次に、本発明の他の実施例について図3を
参照して説明する。図3はビーム走査手段の構成のみを
示しており、この図3に示すビーム走査手段は、図1に
示すビーム走査手段7に代えて用いることができる。図
3に示すビーム走査手段20は、液晶層21と、この液
晶層21の図示表裏面に形成された透明な配向膜22,
22と、この配向膜22,22のそれぞれ表面に形成さ
れた電極部23,23と、この各電極部23,23の各
表面に形成された透明基板24,24とを有している。
この透明基板24のうち、図示上部の基板24上に、図
1に示した集光器2および空間光変調器8が密着して配
置されている。
参照して説明する。図3はビーム走査手段の構成のみを
示しており、この図3に示すビーム走査手段は、図1に
示すビーム走査手段7に代えて用いることができる。図
3に示すビーム走査手段20は、液晶層21と、この液
晶層21の図示表裏面に形成された透明な配向膜22,
22と、この配向膜22,22のそれぞれ表面に形成さ
れた電極部23,23と、この各電極部23,23の各
表面に形成された透明基板24,24とを有している。
この透明基板24のうち、図示上部の基板24上に、図
1に示した集光器2および空間光変調器8が密着して配
置されている。
【0018】上記電極部23,23には、それぞれが紙
面と直交する方向に延び且つ図示左右方向に格子状に配
置された複数の透明電極23aが設けられ、且つ両電極
部23,23の格子状の透明電極23aの個々に対し、
電力制御部26から電力が与えられるようになってい
る。いま、例えば図示上側の電極部23における透明電
極23a(n)を含みこれよりも図示右側の全ての透明電
極23a(n-1),23a(n-2),23a(n-3),…と、図
示下側の電極部23における透明電極23a(n+1)を含
みこれよりも図示右側の全ての透明電極23a(n),2
3a(n-1),23a(n-2)…との間に、所定の電圧を印加
すると、電圧が印加されている部分の液晶層21の屈折
率はn2となり、電極が印加されていない部分の液晶層
21の屈折率はn1となる。上側の透明電極23a(n)と
下側の透明電極23a(n+1)の位置を互いにずらしてお
くことにより、屈折率n1とn2との間に境界面Nが形成
される。
面と直交する方向に延び且つ図示左右方向に格子状に配
置された複数の透明電極23aが設けられ、且つ両電極
部23,23の格子状の透明電極23aの個々に対し、
電力制御部26から電力が与えられるようになってい
る。いま、例えば図示上側の電極部23における透明電
極23a(n)を含みこれよりも図示右側の全ての透明電
極23a(n-1),23a(n-2),23a(n-3),…と、図
示下側の電極部23における透明電極23a(n+1)を含
みこれよりも図示右側の全ての透明電極23a(n),2
3a(n-1),23a(n-2)…との間に、所定の電圧を印加
すると、電圧が印加されている部分の液晶層21の屈折
率はn2となり、電極が印加されていない部分の液晶層
21の屈折率はn1となる。上側の透明電極23a(n)と
下側の透明電極23a(n+1)の位置を互いにずらしてお
くことにより、屈折率n1とn2との間に境界面Nが形成
される。
【0019】屈折率n1とn2との関係が(n1>n2)と
し、前記境界面Nの角度αをレーザ光Pの入射方向に対
して適切な角度にして全反射条件を成立させれば、境界
面Nにより全反射されたレーザ光Pを集光器2に向ける
ことができる。例えば、n1=1.798、n2=1.5
43と仮定すると、全反射角度は59.1度となる。従
って、透明基板24に対して平行にレーザ光Pが入射す
る場合、この透明基板24に対してα=30.9度以下
の傾きを境界面Nに持たせることにより、前記全反射条
件を成立させることができる。
し、前記境界面Nの角度αをレーザ光Pの入射方向に対
して適切な角度にして全反射条件を成立させれば、境界
面Nにより全反射されたレーザ光Pを集光器2に向ける
ことができる。例えば、n1=1.798、n2=1.5
43と仮定すると、全反射角度は59.1度となる。従
って、透明基板24に対して平行にレーザ光Pが入射す
る場合、この透明基板24に対してα=30.9度以下
の傾きを境界面Nに持たせることにより、前記全反射条
件を成立させることができる。
【0020】そして、電力制御部26により、電圧が印
加されている範囲の透明電極の最左端のものを図示右方
向へ移動させれば、すなわち電圧が与えられている透明
電極の最左端のものを23a(n)と23a(n+1)から23
a(n-1)と23a(n)、…、というふうに図示右方向へ移
動させれば、前記境界面Nが図示右方向へ移動し、境界
面Nから反射されるレーザ光をY方向へ走査させること
ができる。また、紙面と直交するX方向への走査は、上
記ビーム走査手段と同様の構造を有するビーム走査手段
20´を用い、その屈折率の境界面N′が紙面直交方向
へX方向移動するように設ければよい。そして平行光束
のレーザ光をビーム走査手段20′の境界面N′により
図示右方向へ反射させ、さらにビーム走査手段20の境
界面Nによりレーザ光PをY方向へ走査させればよい。
加されている範囲の透明電極の最左端のものを図示右方
向へ移動させれば、すなわち電圧が与えられている透明
電極の最左端のものを23a(n)と23a(n+1)から23
a(n-1)と23a(n)、…、というふうに図示右方向へ移
動させれば、前記境界面Nが図示右方向へ移動し、境界
面Nから反射されるレーザ光をY方向へ走査させること
ができる。また、紙面と直交するX方向への走査は、上
記ビーム走査手段と同様の構造を有するビーム走査手段
20´を用い、その屈折率の境界面N′が紙面直交方向
へX方向移動するように設ければよい。そして平行光束
のレーザ光をビーム走査手段20′の境界面N′により
図示右方向へ反射させ、さらにビーム走査手段20の境
界面Nによりレーザ光PをY方向へ走査させればよい。
【0021】図3に示したビーム走査手段20,20′
を設けたものであれば、図1に示したビーム走査手段7
に比べ、レーザ光Pの走査速度を速くでき、また駆動電
力も節減できる。なお、上記各実施例において、ビーム
走査手段7またはビーム走査手段20,20′により、
レーザ光Pを高速にてX−Y走査させれば、空間光変調
器8の液晶層12の配向を高速に変化させることがで
き、目の残像現象により、表示部1に所定の文字、絵、
記号などを表示させ、また柄などを動かすことができ
る。ただし前記のX−Y走査速度が遅い場合には、空間
光変調器8において1回の光走査による液晶の配向の変
化を自己保持できるようにしておけば、固定画像などの
表示が可能となる。また空間光変調器としては液晶層を
設けたものに限られず、例えばエレクトロルミネッセン
ス素子などを使用したものであってもよい。
を設けたものであれば、図1に示したビーム走査手段7
に比べ、レーザ光Pの走査速度を速くでき、また駆動電
力も節減できる。なお、上記各実施例において、ビーム
走査手段7またはビーム走査手段20,20′により、
レーザ光Pを高速にてX−Y走査させれば、空間光変調
器8の液晶層12の配向を高速に変化させることがで
き、目の残像現象により、表示部1に所定の文字、絵、
記号などを表示させ、また柄などを動かすことができ
る。ただし前記のX−Y走査速度が遅い場合には、空間
光変調器8において1回の光走査による液晶の配向の変
化を自己保持できるようにしておけば、固定画像などの
表示が可能となる。また空間光変調器としては液晶層を
設けたものに限られず、例えばエレクトロルミネッセン
ス素子などを使用したものであってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マトリッ
クス電極などにより細かな画素を形成しているものでな
く、平面的な電極を使用した表示部を使用して、高精細
な画像表示が可能になる。また細かな画素の表示部を使
用しないため、低コストに製造でき、また表示内容もレ
ーザ光などの光変調だけでよいため、従来の液晶駆動に
比べて駆動回路も簡単にできる。
クス電極などにより細かな画素を形成しているものでな
く、平面的な電極を使用した表示部を使用して、高精細
な画像表示が可能になる。また細かな画素の表示部を使
用しないため、低コストに製造でき、また表示内容もレ
ーザ光などの光変調だけでよいため、従来の液晶駆動に
比べて駆動回路も簡単にできる。
【図1】本発明の一実施例として液晶方式の空間光変調
器を使用した光走査表示装置の構造を示す斜視図。
器を使用した光走査表示装置の構造を示す斜視図。
【図2】図1に示す空間光変調器の一例を示す断面図。
【図3】ビーム走査手段の他の実施例を示す断面図。
1 表示部 2 集光器 3,4 偏向器 5 コリメートレンズ 6 レーザ光源 7 ビーム走査手段 8 空間光変調器 9 誘電体ミラー 10 光検出層 11,13 透明電極 12 液晶層 20,20′ ビーム走査手段 21 液晶層 23,23 電極部 23a,23a 格子状の透明電極 P レーザ光 S 光スポット
Claims (4)
- 【請求項1】 光の強度により書込みが可能な表示部
と、この表示部と平行に配置されて前記表示部の各点に
対して集光可能な集光器と、光源と、この光源からの光
を前記集光器に対して走査させる光走査手段とが設けら
れていることを特徴とする光走査表示装置。 - 【請求項2】 表示部は、対向する平面電極と、この平
面電極の間に介在する液晶層と、同じく平面電極の間に
て集光器側に介在し光強度に応じてインピーダンスが変
化する光検出層とから成る請求項1記載の光走査表示装
置。 - 【請求項3】 集光器は、3次の非線形性を持つ誘電体
により形成されている請求項1記載の光走査表示装置。 - 【請求項4】 光走査手段は、液晶層と、この液晶層の
表裏面に設けられそれぞれの電力印加領域を変えること
のできる電極層と、両電極層の異なる領域に電力を与え
て前記液晶層に前記光源からの光を反射する屈折率境界
面を形成し且つ電力印加領域を変化させて前記屈折率境
界面を移動させる電力制御部とから成る請求項1記載の
光走査表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35311592A JPH06180439A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 光走査表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35311592A JPH06180439A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 光走査表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06180439A true JPH06180439A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18428671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35311592A Pending JPH06180439A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 光走査表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06180439A (ja) |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP35311592A patent/JPH06180439A/ja active Pending
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