JPH0618064B2 - 磁気記録テ−プ - Google Patents
磁気記録テ−プInfo
- Publication number
- JPH0618064B2 JPH0618064B2 JP61228405A JP22840586A JPH0618064B2 JP H0618064 B2 JPH0618064 B2 JP H0618064B2 JP 61228405 A JP61228405 A JP 61228405A JP 22840586 A JP22840586 A JP 22840586A JP H0618064 B2 JPH0618064 B2 JP H0618064B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- pancake
- temperature
- magnetic recording
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録テープに関し、更に詳しくは環境条件
の急激な変化、特に温度変化に対してもテープが巻き乱
れや、巻き崩れによる走行不良を生じることのない磁気
記録テープに関する。
の急激な変化、特に温度変化に対してもテープが巻き乱
れや、巻き崩れによる走行不良を生じることのない磁気
記録テープに関する。
従来技術 磁気記録テープはオーディオ,コンピューター,ビデオ
等に用いられている。かかる磁気記録テープは、通常、
ポリエステルフイルムに代表される非磁性支持体の片面
に、磁性粉体を含んだ有機系高分子物質からなる磁性層
を形成したものである。この磁性層には、所望により、
磁性粉体の他に、少量のアルミナ等の減磨剤,遮光性を
付与するためのカーボンブラック,潤滑剤,分散剤,帯
電防止剤等が加えられる。更に、上記非磁性支持体のも
う一方の面にはテープを走行しやすくし、又は走行によ
って走行側の非磁性支持体が傷つきを生じ、走行中のテ
ープの張力が上昇して走行を乱したり、非磁性支持体の
傷つきによって生じた粉末が磁性層に転写したり、ある
いは回転ドラムを汚したりして記録再生に欠落を生じる
等のトラブルを回避するために、必要に応じて、バック
コート層を設ける場合もある。
等に用いられている。かかる磁気記録テープは、通常、
ポリエステルフイルムに代表される非磁性支持体の片面
に、磁性粉体を含んだ有機系高分子物質からなる磁性層
を形成したものである。この磁性層には、所望により、
磁性粉体の他に、少量のアルミナ等の減磨剤,遮光性を
付与するためのカーボンブラック,潤滑剤,分散剤,帯
電防止剤等が加えられる。更に、上記非磁性支持体のも
う一方の面にはテープを走行しやすくし、又は走行によ
って走行側の非磁性支持体が傷つきを生じ、走行中のテ
ープの張力が上昇して走行を乱したり、非磁性支持体の
傷つきによって生じた粉末が磁性層に転写したり、ある
いは回転ドラムを汚したりして記録再生に欠落を生じる
等のトラブルを回避するために、必要に応じて、バック
コート層を設ける場合もある。
磁気記録テープは、その製造において、数100〜10
00mm程度の幅の非磁性支持体の片面に磁性層を塗工
し、乾燥した後に各々の仕様に応じた幅にスリットとし
てテープの形態にするが、このテープは例えばオーディ
オやビデオのようにカセットに入れて使用するもので
も、一たんは長尺のテープとして巻きとったパンケーキ
とし、その後別途、カセットに巻き込むのが普通であ
る。
00mm程度の幅の非磁性支持体の片面に磁性層を塗工
し、乾燥した後に各々の仕様に応じた幅にスリットとし
てテープの形態にするが、このテープは例えばオーディ
オやビデオのようにカセットに入れて使用するもので
も、一たんは長尺のテープとして巻きとったパンケーキ
とし、その後別途、カセットに巻き込むのが普通であ
る。
このパンケーキはインカセットする場所が離れているた
め運搬されたり、あるいはパンケーキの状態で販売され
ることもあるため、パンケーキの形態保持性の良否が製
品歩留りのうえから極めて重要な品質ポイントとなる。
すなわち、パンケーキには保管場所や輸送時等の温湿度
の変化、特に温度の変化が微妙に影響し、パンケーキの
一部に隙間を生じたり、更には一部が段ずれを生じたり
してパンケーキの形態が乱れ、インカセットの作業性を
著しく悪化させる等のトラブルの発生することがある。
そこでこれらのトラブルの生じないもの、換言すれば形
態保持性に優れたものが求められている。
め運搬されたり、あるいはパンケーキの状態で販売され
ることもあるため、パンケーキの形態保持性の良否が製
品歩留りのうえから極めて重要な品質ポイントとなる。
すなわち、パンケーキには保管場所や輸送時等の温湿度
の変化、特に温度の変化が微妙に影響し、パンケーキの
一部に隙間を生じたり、更には一部が段ずれを生じたり
してパンケーキの形態が乱れ、インカセットの作業性を
著しく悪化させる等のトラブルの発生することがある。
そこでこれらのトラブルの生じないもの、換言すれば形
態保持性に優れたものが求められている。
発明の目的 本発明の目的は、二軸配向ポリエステルフイルムの非磁
性支持体の片面に磁性粉体を含有した磁性層を塗工した
磁気記録用テープのパンケーキが保管や輸送の間に受け
る環境変化、すなわち温湿度の変化、特に温度の変化に
影響されることなく、良好な形態保持性を保つ磁気記録
テープを提供することにある。
性支持体の片面に磁性粉体を含有した磁性層を塗工した
磁気記録用テープのパンケーキが保管や輸送の間に受け
る環境変化、すなわち温湿度の変化、特に温度の変化に
影響されることなく、良好な形態保持性を保つ磁気記録
テープを提供することにある。
発明の構成・効果 本発明の目的は、本発明によれば、二軸配向ポリエステ
ルフイルムの非磁性支持体の片面に磁性層を形成してい
る磁気記録テープであって、該テープの残留収縮率(3
00g/mm2の荷重下でテープを25℃から40℃に昇
温し、引続き40℃で1時間保持し、その後放冷にて再
度25℃に戻した時のテープの長手方向の残留収縮率)
が0.005%以下であり、更に該テープの長手方向のステ
イフネスが1.5g/mm2以上であり、かつテープの引き抜
き係数(F)が下記式(1) 3F≦15……(1) を満足することを特徴とする磁気記録テープによって達
成される。
ルフイルムの非磁性支持体の片面に磁性層を形成してい
る磁気記録テープであって、該テープの残留収縮率(3
00g/mm2の荷重下でテープを25℃から40℃に昇
温し、引続き40℃で1時間保持し、その後放冷にて再
度25℃に戻した時のテープの長手方向の残留収縮率)
が0.005%以下であり、更に該テープの長手方向のステ
イフネスが1.5g/mm2以上であり、かつテープの引き抜
き係数(F)が下記式(1) 3F≦15……(1) を満足することを特徴とする磁気記録テープによって達
成される。
本発明において磁性層は塗布型のものでも良く、また金
属薄膜型のもので良い。塗布型磁性層に用いられる磁性
粉体としては強磁性特性を有するものであれば特に制限
はないが、例えばγ−Fe2O3,Co−γ−Fe2O3,CrO2,純
鉄,合金鉄,バリウムフェライト等の微粒子(針状,盤
状微粒子等)が好ましく挙げられる。またバインダーと
しては、例えば塩ビ−酢ビ共重合体,ポリウレタン樹
脂,ニトロセルロース,飽和ポリエステル樹脂等の如き
熱可塑性樹脂、あるいはエポキシ樹脂や、熱可塑性樹脂
に例えばポリイソシアネート化合物の如き架橋剤を加え
た熱硬化性樹脂、更には熱,活性光線等により架橋する
多官能アクリレート等が好ましく挙げられる。更にま
た、潤滑剤としては例えばシリコーンオイル,各種脂肪
酸や脂肪酸エステル等が好ましく挙げられ、減磨剤(研
磨剤)としては例えばAl2O3,Cr2O3,SiC,α−酸化鉄
等が好ましく挙げられる。その他に、分散剤として例え
ばレシチンや界面活性剤等が挙げられる。
属薄膜型のもので良い。塗布型磁性層に用いられる磁性
粉体としては強磁性特性を有するものであれば特に制限
はないが、例えばγ−Fe2O3,Co−γ−Fe2O3,CrO2,純
鉄,合金鉄,バリウムフェライト等の微粒子(針状,盤
状微粒子等)が好ましく挙げられる。またバインダーと
しては、例えば塩ビ−酢ビ共重合体,ポリウレタン樹
脂,ニトロセルロース,飽和ポリエステル樹脂等の如き
熱可塑性樹脂、あるいはエポキシ樹脂や、熱可塑性樹脂
に例えばポリイソシアネート化合物の如き架橋剤を加え
た熱硬化性樹脂、更には熱,活性光線等により架橋する
多官能アクリレート等が好ましく挙げられる。更にま
た、潤滑剤としては例えばシリコーンオイル,各種脂肪
酸や脂肪酸エステル等が好ましく挙げられ、減磨剤(研
磨剤)としては例えばAl2O3,Cr2O3,SiC,α−酸化鉄
等が好ましく挙げられる。その他に、分散剤として例え
ばレシチンや界面活性剤等が挙げられる。
また、金属薄膜としてはCO,CO-Cr,その他の金属を真
空蒸着やスパッターリング,イオンプレーティング等の
如き物理蒸着法により設層したものが好ましく挙げられ
る。
空蒸着やスパッターリング,イオンプレーティング等の
如き物理蒸着法により設層したものが好ましく挙げられ
る。
本発明において磁性層を設けるベースの非磁性支持体は
二軸配向ポリエステルフイルムである。このポリエステ
ルは実質的に線状であり、芳香族ジカルボン酸を主たる
酸成分とし、脂肪族グリコールを主たるグリコール成分
とするポリエステルであることが好ましい。芳香族ジカ
ルボン酸としては、例えばテレフタル酸,ナフタレンジ
カルボン酸,イソフタル酸,ジフェノキシエタンジカル
ボン酸,ジフェニルジカルボン酸,ジフェニルエーテル
カルボン酸,ジフェニルスルホンジカルボン酸,ジフェ
ニルケトンジカルボン酸,アンスラセンジカルボン酸等
があげられる。脂肪族グリコールとしては、例えばエチ
レングリコール,トリメチレングリコール,テトラメチ
レングリコール,ペンタメチレングリコール,ヘキサメ
チレングリコール,デカメチレングリコールの如き炭素
数2〜10のポリメチレングリコールあるいはシクロヘ
キサンジメタノールの如き脂環族ジオール等があげられ
る。
二軸配向ポリエステルフイルムである。このポリエステ
ルは実質的に線状であり、芳香族ジカルボン酸を主たる
酸成分とし、脂肪族グリコールを主たるグリコール成分
とするポリエステルであることが好ましい。芳香族ジカ
ルボン酸としては、例えばテレフタル酸,ナフタレンジ
カルボン酸,イソフタル酸,ジフェノキシエタンジカル
ボン酸,ジフェニルジカルボン酸,ジフェニルエーテル
カルボン酸,ジフェニルスルホンジカルボン酸,ジフェ
ニルケトンジカルボン酸,アンスラセンジカルボン酸等
があげられる。脂肪族グリコールとしては、例えばエチ
レングリコール,トリメチレングリコール,テトラメチ
レングリコール,ペンタメチレングリコール,ヘキサメ
チレングリコール,デカメチレングリコールの如き炭素
数2〜10のポリメチレングリコールあるいはシクロヘ
キサンジメタノールの如き脂環族ジオール等があげられ
る。
上記ポリエステルとしては、アルキレンテレフタレート
及び/又はアルキレンナフタレートを主たる構成成分と
するものが好ましい。かかるポリエステルのうちでもポ
リエチレンテレフタレート,ポリエチレン−2,6−ナフ
タレートはもちろんのこと、例えば全ジカルボン酸成分
の80モル%以上がテレフタル酸及び/又は2,6−ナフ
タレンジカルボン酸であり、全グリコール成分の80モ
ル%以上がエチレングリコールである共重合体が特に好
ましい。その際、全酸成分の20モル%以下の他のジカ
ルボン酸は上記芳香族ジカルボン酸であることができ、
また例えばアジピン酸,セバチン酸の如き脂肪族カルボ
ン酸;シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸の如き脂肪
族ジカルボン酸等であることができる。また、全グリコ
ール成分の20モル%以下は、エチレングリコール以外
の上記グリコールであることができ、あるいは例えばハ
イドロキノン,レゾルシン,2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパンの如き芳香族ジオール;1,4−ジ
ヒドロキシメチルベンゼンの如き芳香族を含む脂肪族ジ
オール;ポリエチレングリコール,ポリプロピレングリ
コール,ポリテトラメチレングリコールの如きポリアル
キレングリコール(ポリオキシアルキレングリコール)
等であることもできる。
及び/又はアルキレンナフタレートを主たる構成成分と
するものが好ましい。かかるポリエステルのうちでもポ
リエチレンテレフタレート,ポリエチレン−2,6−ナフ
タレートはもちろんのこと、例えば全ジカルボン酸成分
の80モル%以上がテレフタル酸及び/又は2,6−ナフ
タレンジカルボン酸であり、全グリコール成分の80モ
ル%以上がエチレングリコールである共重合体が特に好
ましい。その際、全酸成分の20モル%以下の他のジカ
ルボン酸は上記芳香族ジカルボン酸であることができ、
また例えばアジピン酸,セバチン酸の如き脂肪族カルボ
ン酸;シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸の如き脂肪
族ジカルボン酸等であることができる。また、全グリコ
ール成分の20モル%以下は、エチレングリコール以外
の上記グリコールであることができ、あるいは例えばハ
イドロキノン,レゾルシン,2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパンの如き芳香族ジオール;1,4−ジ
ヒドロキシメチルベンゼンの如き芳香族を含む脂肪族ジ
オール;ポリエチレングリコール,ポリプロピレングリ
コール,ポリテトラメチレングリコールの如きポリアル
キレングリコール(ポリオキシアルキレングリコール)
等であることもできる。
また、上記ポリエステルには、例えばヒドロキシ安息香
酸の如き芳香族オキシ酸;ω−ヒドロキシカプロン酸の
如き脂肪族オキシ酸等のオキシカルボン酸に由来する成
分を、ジカルボン酸成分およびオキシカルボン酸成分の
総量に対し20モル%以下で含有するものも包含され
る。さらにポリエステルには実質的に線状である範囲の
量、例えば全酸成分に対し2モル%以下の量で、3官能
以上のポリカルボン酸又はポリヒドロキシ化合物、例え
ばトリメリット酸,ペンタエリスリトールを共重合した
ものも包含される。
酸の如き芳香族オキシ酸;ω−ヒドロキシカプロン酸の
如き脂肪族オキシ酸等のオキシカルボン酸に由来する成
分を、ジカルボン酸成分およびオキシカルボン酸成分の
総量に対し20モル%以下で含有するものも包含され
る。さらにポリエステルには実質的に線状である範囲の
量、例えば全酸成分に対し2モル%以下の量で、3官能
以上のポリカルボン酸又はポリヒドロキシ化合物、例え
ばトリメリット酸,ペンタエリスリトールを共重合した
ものも包含される。
上記ポリエステルは、それ自体公知であり、且つそれ自
体公知の方法で製造することができる。
体公知の方法で製造することができる。
上記ポリエステルとしては、o−クロロフェノール中の
溶液として35℃で測定して求めた固有粘度が約0.4〜
約0.9のものが好ましい。
溶液として35℃で測定して求めた固有粘度が約0.4〜
約0.9のものが好ましい。
また、上述のポリエステルは必要に応じて、安定剤,着
色剤,酸化防止剤等の添加剤を含有するものであっても
よい。
色剤,酸化防止剤等の添加剤を含有するものであっても
よい。
二軸配向ポリエステルフイルムは、表面粗さが中心線平
均粗さ(Ra)で0.008〜0.060μmの範囲であり、かつ
多重干渉反射式顕微鏡(Tl単色光)で測定した突起高さ
(h:μm)とその突起数(個/mm2)とが 2.0>h>1.5 5個/mm2以下 1.5h>1.0 10個/mm2以下 1.0h>0.75 1〜25個/mm2 0.75h>0.530〜100個/mm2 0.5h>0.25 80個/mm2以上 を満足するものであることが好ましい。この表面粗さ
は、フイルム中に不活性の無機微粒子や有機微粒子を含
有させることによって形成するのが好ましい。かかる不
活性微粒子は、平均粒径が0.01〜10μm、更には0.03
〜4μmのものが好ましく、この含有量は0.01〜5重量
%、更には0.01〜1.5重量%であることが好ましい。こ
の際、不活性微粒子は単成分でもよく、また二成分ない
しそれ以上でもよい。
均粗さ(Ra)で0.008〜0.060μmの範囲であり、かつ
多重干渉反射式顕微鏡(Tl単色光)で測定した突起高さ
(h:μm)とその突起数(個/mm2)とが 2.0>h>1.5 5個/mm2以下 1.5h>1.0 10個/mm2以下 1.0h>0.75 1〜25個/mm2 0.75h>0.530〜100個/mm2 0.5h>0.25 80個/mm2以上 を満足するものであることが好ましい。この表面粗さ
は、フイルム中に不活性の無機微粒子や有機微粒子を含
有させることによって形成するのが好ましい。かかる不
活性微粒子は、平均粒径が0.01〜10μm、更には0.03
〜4μmのものが好ましく、この含有量は0.01〜5重量
%、更には0.01〜1.5重量%であることが好ましい。こ
の際、不活性微粒子は単成分でもよく、また二成分ない
しそれ以上でもよい。
かかる不活性微粒子としては、好ましくは二酸化ケイ
素(水和物,ケイ藻土,ケイ砂,石英等を含む);ア
ルミナ;SiO2分を30重量%以上含有するケイ酸塩
(例えば非晶質或は結晶質の粘土鉱物,アルミノシリケ
ート(焼成物や水和物を含む)、温石綿,ジルコン,フ
ライアッシュ等)、Mg,Zn,Zr及びTiの酸化物;C
a,及びBaの硫酸塩;Li,Na,及びCaのリン酸塩(1
水素塩や2水素塩を含む);Li,Na,及びKの安息香
酸塩;Ca,Ba,Zn,及びMnのテレフタル酸塩;Mg,
Ca,Ba,Zn,Cd,Pb,Sr,Mn,Fe,Co,及びNiのチタン
酸塩;Ba,及びPbのクロム酸塩;炭素(例えばカー
ボンブラック,グラフイト等);ガラス(例えばガラ
ス粉,ガラスビーズ等);Ca,及びMgの炭酸塩;ホ
タル石;及びZnSが例示される。更に好ましくは、無
水ケイ酸,含水ケイ酸,酸化アルミニウム,ケイ酸アル
ミニウム(焼成物,水和物等を含む),燐酸1リチウ
ム,燐酸3リチウム,燐酸ナトリウム,燐酸バリウム,
酸化チタン,安息香酸リチウム、これらの化合物の複塩
(水和物を含む)ガラス粉,粘土(カオリン,ベントナ
イト,白土等を含む),タルク,ケイ藻土,炭酸カルシ
ウム等が例示される。
素(水和物,ケイ藻土,ケイ砂,石英等を含む);ア
ルミナ;SiO2分を30重量%以上含有するケイ酸塩
(例えば非晶質或は結晶質の粘土鉱物,アルミノシリケ
ート(焼成物や水和物を含む)、温石綿,ジルコン,フ
ライアッシュ等)、Mg,Zn,Zr及びTiの酸化物;C
a,及びBaの硫酸塩;Li,Na,及びCaのリン酸塩(1
水素塩や2水素塩を含む);Li,Na,及びKの安息香
酸塩;Ca,Ba,Zn,及びMnのテレフタル酸塩;Mg,
Ca,Ba,Zn,Cd,Pb,Sr,Mn,Fe,Co,及びNiのチタン
酸塩;Ba,及びPbのクロム酸塩;炭素(例えばカー
ボンブラック,グラフイト等);ガラス(例えばガラ
ス粉,ガラスビーズ等);Ca,及びMgの炭酸塩;ホ
タル石;及びZnSが例示される。更に好ましくは、無
水ケイ酸,含水ケイ酸,酸化アルミニウム,ケイ酸アル
ミニウム(焼成物,水和物等を含む),燐酸1リチウ
ム,燐酸3リチウム,燐酸ナトリウム,燐酸バリウム,
酸化チタン,安息香酸リチウム、これらの化合物の複塩
(水和物を含む)ガラス粉,粘土(カオリン,ベントナ
イト,白土等を含む),タルク,ケイ藻土,炭酸カルシ
ウム等が例示される。
これらの不活性微粒子を含有するポリエステルは、通常
ポリエステルを形成するための反応時、例えばエステル
交換法による場合のエステル交換反応中あるいは重縮合
反応中の任意の時期又は直接重合法による場合の任意の
時期に、不活性微粒子(好ましくはグリコールのスラリ
ーとして)を反応系中に添加することにより製造するこ
とができる。好ましくは、重縮合反応の初期例えば固有
粘度が約0.3に至るまでの間に、不活性微粒子を反応系
中に添加するのが好ましい。
ポリエステルを形成するための反応時、例えばエステル
交換法による場合のエステル交換反応中あるいは重縮合
反応中の任意の時期又は直接重合法による場合の任意の
時期に、不活性微粒子(好ましくはグリコールのスラリ
ーとして)を反応系中に添加することにより製造するこ
とができる。好ましくは、重縮合反応の初期例えば固有
粘度が約0.3に至るまでの間に、不活性微粒子を反応系
中に添加するのが好ましい。
二軸配向ポリエステルフイルムは、その製造法によって
特に制限を受けないが、好ましくは、所定割合の微粒子
を含有するポリエステルを溶融し、スリット状のダイか
らシート状に押出し、キャスティングドラムで冷却固化
して未延伸シートとなし、続いて該未延伸シートを二軸
方向に延伸して製品(フイルム)となし、更に加熱処理
(ヒートセット),横方向の熱収縮率の調節処理、次い
で縦弛緩処理することによって製造される。
特に制限を受けないが、好ましくは、所定割合の微粒子
を含有するポリエステルを溶融し、スリット状のダイか
らシート状に押出し、キャスティングドラムで冷却固化
して未延伸シートとなし、続いて該未延伸シートを二軸
方向に延伸して製品(フイルム)となし、更に加熱処理
(ヒートセット),横方向の熱収縮率の調節処理、次い
で縦弛緩処理することによって製造される。
その際、本発明の要件を好適に満足するには、例えば延
伸温度は一段目延伸温度(例えば縦方向延伸温度:
T1)を(Tg−10)〜(Tg+45)℃の範囲(但し、T
g:ポリエステルのガラス転移温度)とし、二段目延伸
温度(例えば横方向延伸温度:T2)を(T1+15)
〜(T1+40)℃の範囲とし、延伸倍率は一段目延伸
では2.5〜6.0、特に3.5〜5.5倍とし、二段目延伸では2.
5〜4.0倍、特に2.8〜3.7倍とするのが好ましい。得られ
る二軸延伸フイルムは好ましくは150〜245℃、更
に好ましくは170〜240℃の範囲の温度で1〜20
0秒程度熱固定する。更に、通常テンターにおける熱処
理条件を調節して横方向の熱収縮率を調整し、その後縦
弛緩処理を行うことが好ましい。
伸温度は一段目延伸温度(例えば縦方向延伸温度:
T1)を(Tg−10)〜(Tg+45)℃の範囲(但し、T
g:ポリエステルのガラス転移温度)とし、二段目延伸
温度(例えば横方向延伸温度:T2)を(T1+15)
〜(T1+40)℃の範囲とし、延伸倍率は一段目延伸
では2.5〜6.0、特に3.5〜5.5倍とし、二段目延伸では2.
5〜4.0倍、特に2.8〜3.7倍とするのが好ましい。得られ
る二軸延伸フイルムは好ましくは150〜245℃、更
に好ましくは170〜240℃の範囲の温度で1〜20
0秒程度熱固定する。更に、通常テンターにおける熱処
理条件を調節して横方向の熱収縮率を調整し、その後縦
弛緩処理を行うことが好ましい。
横方向の熱収縮率の調節は、通常、縦弛緩処理前に行
う。通常テンターに於ける熱処理時に調節される。例え
ば横方向の熱収縮率が不足している場合には上記熱処理
時にフイルムを幅方向に延き伸ばすと良く、また熱収縮
率が大きすぎる場合には上記熱処理時にフイルムを幅方
向に弛緩させると良い。更に具体的には熱処理温度16
0℃のときには全幅に対し9〜13%弛緩させるとよ
く、170℃のときには5〜11%弛緩させるとよく、
180℃のときには1〜8%弛緩させるとよく、200
℃のときには0〜5%緊張もしくは弛緩させるとよく、
205℃のときには3〜−2%延き伸ばし乃至弛緩させ
るとよく、また220℃のときには1〜−6%延き伸ば
し乃至弛緩させるとよい。
う。通常テンターに於ける熱処理時に調節される。例え
ば横方向の熱収縮率が不足している場合には上記熱処理
時にフイルムを幅方向に延き伸ばすと良く、また熱収縮
率が大きすぎる場合には上記熱処理時にフイルムを幅方
向に弛緩させると良い。更に具体的には熱処理温度16
0℃のときには全幅に対し9〜13%弛緩させるとよ
く、170℃のときには5〜11%弛緩させるとよく、
180℃のときには1〜8%弛緩させるとよく、200
℃のときには0〜5%緊張もしくは弛緩させるとよく、
205℃のときには3〜−2%延き伸ばし乃至弛緩させ
るとよく、また220℃のときには1〜−6%延き伸ば
し乃至弛緩させるとよい。
縦方向に弛緩する方法としては、例えば空気力による浮
遊処理方式で加熱低張力下、非接触状態で弛緩する方
式;夫々ニップロールを有する加熱ロールと冷却ロール
間で速度差を与えることによって弛緩する方式又は、テ
ンター内でフイルムを把持したクリップの進行速度を逐
次狭めることによって縦方向に弛緩する方法等がある
が、縦方向に弛緩できる方式であればいずれの方式も用
いることができる。
遊処理方式で加熱低張力下、非接触状態で弛緩する方
式;夫々ニップロールを有する加熱ロールと冷却ロール
間で速度差を与えることによって弛緩する方式又は、テ
ンター内でフイルムを把持したクリップの進行速度を逐
次狭めることによって縦方向に弛緩する方法等がある
が、縦方向に弛緩できる方式であればいずれの方式も用
いることができる。
縦方向に弛緩する時の温度は(Tg+20)℃以上(熱処
理温度−30)℃以下、更には(Tg+30)℃以上(熱
処理温度−40)℃以下であることが好ましい。(Tg+
20)℃より低い温度では、Tg近傍における熱収縮率を
充分下げることができず、また(熱処理温度−30)℃
より高い温度では縦方向の弛緩量は多くなるも横方向の
収縮も大きくなり、横方向の熱収縮率を満足させること
ができなくなるだけでなく、横方向の機械特性を低下さ
せ、更には厚み斑を悪化させ、また弛緩を2つのロール
間の速度差で行う方式の場合には、加熱ロール上での巾
収縮によりフイルム面上横方向にスクラッチを発生させ
る為好ましくない。縦方向の弛緩量は熱処理温度によっ
ても異なるが、弛緩時のフイルム張力が10Kg/cm2以上
80Kg/cm2以下、好ましくは20Kg/cm2以上60Kg/cm2
以下になるように、例えば弛緩を2つのロール間の速度
差で行う方式の場合には、加熱ロールに対し冷却ロール
の速度を調節するのが好ましい。フイルム張力が10Kg
/cm2未満の場合はフイルムがたるみ、しわが発生する
し、張力が80Kg/cm2より大きくなる場合は熱収縮率を
充分下げることができない。
理温度−30)℃以下、更には(Tg+30)℃以上(熱
処理温度−40)℃以下であることが好ましい。(Tg+
20)℃より低い温度では、Tg近傍における熱収縮率を
充分下げることができず、また(熱処理温度−30)℃
より高い温度では縦方向の弛緩量は多くなるも横方向の
収縮も大きくなり、横方向の熱収縮率を満足させること
ができなくなるだけでなく、横方向の機械特性を低下さ
せ、更には厚み斑を悪化させ、また弛緩を2つのロール
間の速度差で行う方式の場合には、加熱ロール上での巾
収縮によりフイルム面上横方向にスクラッチを発生させ
る為好ましくない。縦方向の弛緩量は熱処理温度によっ
ても異なるが、弛緩時のフイルム張力が10Kg/cm2以上
80Kg/cm2以下、好ましくは20Kg/cm2以上60Kg/cm2
以下になるように、例えば弛緩を2つのロール間の速度
差で行う方式の場合には、加熱ロールに対し冷却ロール
の速度を調節するのが好ましい。フイルム張力が10Kg
/cm2未満の場合はフイルムがたるみ、しわが発生する
し、張力が80Kg/cm2より大きくなる場合は熱収縮率を
充分下げることができない。
上述の弛緩処理によって、当該弛緩処理の温度以上にお
ける縦方向の熱収縮率は塗工物の巻きじまりに影響を及
ぼさなくなる。従来の縦弛緩によると縦方向の弛緩だけ
でなく横方向にも収縮率を起し、従って横方向の熱収縮
率が小さくなりすぎる。横方向の熱収縮率が小さすぎる
とフイルムロール表面にしわが発生したり、例えば磁性
塗料のコーティング時にしわが入り、塗り斑の原因とな
るので、好ましくない。
ける縦方向の熱収縮率は塗工物の巻きじまりに影響を及
ぼさなくなる。従来の縦弛緩によると縦方向の弛緩だけ
でなく横方向にも収縮率を起し、従って横方向の熱収縮
率が小さくなりすぎる。横方向の熱収縮率が小さすぎる
とフイルムロール表面にしわが発生したり、例えば磁性
塗料のコーティング時にしわが入り、塗り斑の原因とな
るので、好ましくない。
かくして得られる二軸配向ポリエステルフイルムは、通
常、表裏面とも同じ表面特性を呈する。この場合、磁性
層を設ける面は表面でも裏面でも良い。
常、表裏面とも同じ表面特性を呈する。この場合、磁性
層を設ける面は表面でも裏面でも良い。
本発明の磁気記録テープは、上述の非磁性支持体の片面
に磁性層を設けたものであるが、該テープはこの長手方
向の熱収縮率(300g/mm2,好ましくは400g/m
m2の荷重下でテープを25℃から毎分2℃の昇温速度で
40℃に昇温し、その状態で1時間保持し、その後放冷
にて再度25℃に戻した時の、長手方向の熱収縮率)が
0.005%以下、好ましくは0.003%以下、更に好ましくは
0.002%以下である必要がある。これによって、テープ
のパンケーキが保管場所,輸送時等の温湿度の変化、特
に温度の変化によって巻き崩れ等の如きトラブルの生じ
ることを防止でき、従ってテープのインカセットを円滑
に行なうことができ、パンケーキの商品価値が保つこと
ができるようになる。
に磁性層を設けたものであるが、該テープはこの長手方
向の熱収縮率(300g/mm2,好ましくは400g/m
m2の荷重下でテープを25℃から毎分2℃の昇温速度で
40℃に昇温し、その状態で1時間保持し、その後放冷
にて再度25℃に戻した時の、長手方向の熱収縮率)が
0.005%以下、好ましくは0.003%以下、更に好ましくは
0.002%以下である必要がある。これによって、テープ
のパンケーキが保管場所,輸送時等の温湿度の変化、特
に温度の変化によって巻き崩れ等の如きトラブルの生じ
ることを防止でき、従ってテープのインカセットを円滑
に行なうことができ、パンケーキの商品価値が保つこと
ができるようになる。
なお、磁気記録テープの長手方向とはベースフイルムの
縦方向、即ち製膜時の押出し方向を言う。
縦方向、即ち製膜時の押出し方向を言う。
上記磁気記録テープの長手方向の残留収縮率を小さく保
つには、ベースフイルム自体の縦方向の残留収縮率が小
さいことがもとより必要であるが、磁性層の性質、即
ち、ベースフイルムとの密着性,温度による膨張,収縮
の度合,加工工程における張力変動等も作用し、これら
が総合的に作用して磁気記録テープの残留収縮率が定ま
ると推測される。
つには、ベースフイルム自体の縦方向の残留収縮率が小
さいことがもとより必要であるが、磁性層の性質、即
ち、ベースフイルムとの密着性,温度による膨張,収縮
の度合,加工工程における張力変動等も作用し、これら
が総合的に作用して磁気記録テープの残留収縮率が定ま
ると推測される。
磁気記録テープは、更に、長手方向のステイフネスが1.
5g/mm2以上、好ましくは2.0g/mm2以上、更に好まし
くは2.5g/mm2以上である必要がある。これによって、
テープの剛性が強まり、例えば磁性層を塗工したウェブ
からテープ幅にスリットし、パンケーキに巻き取る際
に、良好な形態に巻き上げることができる。ステイブネ
スが小さすぎると、テープの腰が弱いために「へたり」
を生じ、テープの走行性が不安定となり、テープ端面の
片伸び,折れ曲り等を生じやすく、形態のよい、かつ巻
き張力が内層、外層とも良好なパンケーキに巻き上げる
ことが難しく、従って温湿度の変化、特に温度の変化に
よってパンケーキの形態保持性が失われることがある。
5g/mm2以上、好ましくは2.0g/mm2以上、更に好まし
くは2.5g/mm2以上である必要がある。これによって、
テープの剛性が強まり、例えば磁性層を塗工したウェブ
からテープ幅にスリットし、パンケーキに巻き取る際
に、良好な形態に巻き上げることができる。ステイブネ
スが小さすぎると、テープの腰が弱いために「へたり」
を生じ、テープの走行性が不安定となり、テープ端面の
片伸び,折れ曲り等を生じやすく、形態のよい、かつ巻
き張力が内層、外層とも良好なパンケーキに巻き上げる
ことが難しく、従って温湿度の変化、特に温度の変化に
よってパンケーキの形態保持性が失われることがある。
磁気記録テープは、更に、テープの引き抜き係数(F)が
下記式(1) 3F15……(1) を満足する必要がある。好ましくは、上記引き抜き係数
(F)が下記式(2) 4F10……(2) を満足する。
下記式(1) 3F15……(1) を満足する必要がある。好ましくは、上記引き抜き係数
(F)が下記式(2) 4F10……(2) を満足する。
上記引き抜き係数(F)は、所定の条件でスリットし、巻
き上げたパンケーキを用い、該パンケーキの巻き芯を固
定して、パンケーキの巻き終り部を鉛直方向に垂らし、
該テープ端をロードセルの検出部に固定し、一定速度で
該ロードを鉛直方向に移動し、パンケーキからテープが
引き出されなくなるまでロードセルを移動させ、引き出
したテープの長さと、この間にロードセルが示した引き
抜き力をチャートに描かせておき平均的な力(平均張
力)として読みとり、上記定義より求める。なお、テー
プがパンケーキから引き出せなくなる時には、ロードセ
ルの示す張力は急激にかつ異常に高くなるが、この張力
は上記平均張力の読みとりから除く。
き上げたパンケーキを用い、該パンケーキの巻き芯を固
定して、パンケーキの巻き終り部を鉛直方向に垂らし、
該テープ端をロードセルの検出部に固定し、一定速度で
該ロードを鉛直方向に移動し、パンケーキからテープが
引き出されなくなるまでロードセルを移動させ、引き出
したテープの長さと、この間にロードセルが示した引き
抜き力をチャートに描かせておき平均的な力(平均張
力)として読みとり、上記定義より求める。なお、テー
プがパンケーキから引き出せなくなる時には、ロードセ
ルの示す張力は急激にかつ異常に高くなるが、この張力
は上記平均張力の読みとりから除く。
テープの引き抜き係数(F)が上記式(1)を満足すると、環
境変化に強い、すなわち形態保持性の良い、パンケーキ
が得られる。この引き抜き係数(F)が小さすぎると、換
言すればテープ引き抜き長さが短いか、或はテープを引
き抜く力(平均張力)が大きすぎると、パンケーキの巻
きが硬く、環境変化(特に温度変化)によるテープの膨
張,収縮に対し、更には残留収縮率の程度によってはパ
ンケーキの形態が直接影響を受け、部分的に巻き張力が
集中してパンケーキの形態保持性が劣るものとなる。一
方、この引き抜き係数(F)が大きすぎると、環境変化
(特に温度変化)によるテープの膨張,収縮、更には残
留収縮率の影響を考慮する以前に、パンケーキの巻きが
軟かく、パンケーキとして望ましい形態をとり得ない状
況にあり、かつテープの走行も不安定で、ガイド類にこ
すれて折れやシワを生じたりする。
境変化に強い、すなわち形態保持性の良い、パンケーキ
が得られる。この引き抜き係数(F)が小さすぎると、換
言すればテープ引き抜き長さが短いか、或はテープを引
き抜く力(平均張力)が大きすぎると、パンケーキの巻
きが硬く、環境変化(特に温度変化)によるテープの膨
張,収縮に対し、更には残留収縮率の程度によってはパ
ンケーキの形態が直接影響を受け、部分的に巻き張力が
集中してパンケーキの形態保持性が劣るものとなる。一
方、この引き抜き係数(F)が大きすぎると、環境変化
(特に温度変化)によるテープの膨張,収縮、更には残
留収縮率の影響を考慮する以前に、パンケーキの巻きが
軟かく、パンケーキとして望ましい形態をとり得ない状
況にあり、かつテープの走行も不安定で、ガイド類にこ
すれて折れやシワを生じたりする。
引き抜き係数(F)はベースフイルムの表面粗さ、特に裏
面の表面粗さに大きく影響され、一般に、平坦なベース
フィルムではこの係数(F)は小さく、一方粗い表面性の
ベースフイルムではこの係数(F)は大きくなる。かかる
点から、ベースフイルムは走行面の表面粗さを中心線平
均粗さ(Ra)で0.008〜0.060μmとするか、該走行面
に易滑性を付与するバックコート層を設けて該表面粗さ
と同等の易滑性を付与すると、巻き崩れによる走行不良
を生じることがなく、例えばインカセット時にトラブル
を生じることがないという特長を有する。そして、オー
ディオ,ビデオ,コンピューター等の磁気記録テープと
して有利に用いることができる。
面の表面粗さに大きく影響され、一般に、平坦なベース
フィルムではこの係数(F)は小さく、一方粗い表面性の
ベースフイルムではこの係数(F)は大きくなる。かかる
点から、ベースフイルムは走行面の表面粗さを中心線平
均粗さ(Ra)で0.008〜0.060μmとするか、該走行面
に易滑性を付与するバックコート層を設けて該表面粗さ
と同等の易滑性を付与すると、巻き崩れによる走行不良
を生じることがなく、例えばインカセット時にトラブル
を生じることがないという特長を有する。そして、オー
ディオ,ビデオ,コンピューター等の磁気記録テープと
して有利に用いることができる。
実施例 以下、実施例を掲げて本発明を更に説明する。なお、本
発明における種々の物性値および特性は以下の如くして
測定されたものであり、かつ定義される。
発明における種々の物性値および特性は以下の如くして
測定されたものであり、かつ定義される。
(1)フィルム表面粗さ(Ra) JIS B 0601に準じて測定した。東京精密社(株)製
の触針式表面粗さ計(SURFCOM 3B)を用いて、針の半径
2μ,荷重0.07gの条件下にチャート(フイルム表面粗
さ曲線)をかかせた。フイルム表面粗さ曲線からその中
心線の方向に測定長さLの部分を抜き取り、この抜き取
り部分の中心線をX軸とし、縦倍率の方向をY軸とし、
粗さ曲線をY=f(x)で表わしたとき、次の式で与えら
れる値(Ra:μm)をフイルム表面粗さとして定義す
る。
の触針式表面粗さ計(SURFCOM 3B)を用いて、針の半径
2μ,荷重0.07gの条件下にチャート(フイルム表面粗
さ曲線)をかかせた。フイルム表面粗さ曲線からその中
心線の方向に測定長さLの部分を抜き取り、この抜き取
り部分の中心線をX軸とし、縦倍率の方向をY軸とし、
粗さ曲線をY=f(x)で表わしたとき、次の式で与えら
れる値(Ra:μm)をフイルム表面粗さとして定義す
る。
本発明では、基準長を0.25mmとして8個測定し、値の大
きい方から3個除いた5個の平均値としてRaを表わし
た。
きい方から3個除いた5個の平均値としてRaを表わし
た。
(2)表面突起数 フイルムの表面に400〜500Å乃至それ以下の厚み
にアルミニウムを均一に真空蒸着し、反対の非蒸着面
(フイルム面)にコロジオンを塗って貼付け、乾燥す
る。Tl単色光多重干渉反射顕微鏡(例えば、Carl Zeiss
JENA社製)を用いて100倍の倍率でアルミニウム蒸
着面の任意の100cm2を観察し、顕微鏡視野中の突起
物の突起高さに対応して生じる干渉縞を持つ突起数を各
々カウントする。
にアルミニウムを均一に真空蒸着し、反対の非蒸着面
(フイルム面)にコロジオンを塗って貼付け、乾燥す
る。Tl単色光多重干渉反射顕微鏡(例えば、Carl Zeiss
JENA社製)を用いて100倍の倍率でアルミニウム蒸
着面の任意の100cm2を観察し、顕微鏡視野中の突起
物の突起高さに対応して生じる干渉縞を持つ突起数を各
々カウントする。
(3)ステイフネス 東洋精機株式会社製のループスティフネステスター「タ
イプD」を用いて、ループ長50mm,つぶし量10mm,
荷重10grで測定し、n=5の平均値でg/mm2単位で
表示する。
イプD」を用いて、ループ長50mm,つぶし量10mm,
荷重10grで測定し、n=5の平均値でg/mm2単位で
表示する。
(4)残留収縮率 真空理工株式会社製の熱機械試験器「タイプTM-3000」
を用いて所定の試験片の両端をチャックで把持して所定
荷重下で、毎分2℃の昇温速度で25℃から40℃まで
昇温し、そのまま1時間保持した後放冷して25℃にも
どす。
を用いて所定の試験片の両端をチャックで把持して所定
荷重下で、毎分2℃の昇温速度で25℃から40℃まで
昇温し、そのまま1時間保持した後放冷して25℃にも
どす。
温度処理前後の寸法変化をチャートから読みとり、下式
にて残留収縮率を求める。なお5試料につき測定し、平
均値で絶対値として表示する。
にて残留収縮率を求める。なお5試料につき測定し、平
均値で絶対値として表示する。
但し、試験片長さ(チャック間):15.0mm 試験片幅:3.8mm 荷重:400g/mm2,900g/mm2 とする。
(5)滑剤粒子の平均粒径 島津製作所CP-50型セントリフユグル・パーティクル・
サイズ・アナライザー(Centrifugal Particle Size An
alyser)を用いて測定した。得られた延伸沈降曲線を基
に算出した各粒径の粒子とその存在量との累積曲線か
ら、50マスパーセント(mass percent)に想到する粒
径を読み取り、この値を平均粒径とする。
サイズ・アナライザー(Centrifugal Particle Size An
alyser)を用いて測定した。得られた延伸沈降曲線を基
に算出した各粒径の粒子とその存在量との累積曲線か
ら、50マスパーセント(mass percent)に想到する粒
径を読み取り、この値を平均粒径とする。
(6)パンケーキ巻き形態 硬く、平坦で熱を伝えにくい平板の上にパンケーキを水
平に置き、温度40℃〜−10℃の範囲で温度を変えう
る恒温槽にパンケーキを収め、温度40℃又は−10℃
にて一定時間(24時間)保持した後室温(25℃)に
放置したとき、パンケーキの温度の変化につれてパンケ
ーキの形態が崩れる(部分的に段ずれを生ずる)状態を
目視判定する。その際、パンケーキの温度がパンケーキ
の表面約1cm離れたところに非接触式温度検出計(松下
電器(株)製焦電形赤外放射温度計「ER 2008」)を用
いて測定する。
平に置き、温度40℃〜−10℃の範囲で温度を変えう
る恒温槽にパンケーキを収め、温度40℃又は−10℃
にて一定時間(24時間)保持した後室温(25℃)に
放置したとき、パンケーキの温度の変化につれてパンケ
ーキの形態が崩れる(部分的に段ずれを生ずる)状態を
目視判定する。その際、パンケーキの温度がパンケーキ
の表面約1cm離れたところに非接触式温度検出計(松下
電器(株)製焦電形赤外放射温度計「ER 2008」)を用
いて測定する。
目視判定規準は次の通り。
○…温度変化に対してパンケーキの形態はまったく変化
が見られず、その後室温でインカセットしても全くテー
プの走行上のトラブルは生じない。
が見られず、その後室温でインカセットしても全くテー
プの走行上のトラブルは生じない。
△…温度変化に対してパンケーキの形態は一部に筋状の
段ずれが見られるが、その後室温でインカセットした場
合、テープの走行上のトラブルは殆ど感じられない。
段ずれが見られるが、その後室温でインカセットした場
合、テープの走行上のトラブルは殆ど感じられない。
×…温度変化に対して、パンケーキの形態は、明瞭な段
ずれが認められ、インカセットが不可能である。
ずれが認められ、インカセットが不可能である。
(7)テープ引き抜き係数(F) シェアー式スリッター〔西村製作所(株)製RT型〕を用
いて3/20インチのマイクロスリットを施したテープを、
図−1に示す装置を用いて巻き取り速度10m/分,巻
き張力30gの条件にてパンケーキ(巻き幅5cm)に巻
きとる。
いて3/20インチのマイクロスリットを施したテープを、
図−1に示す装置を用いて巻き取り速度10m/分,巻
き張力30gの条件にてパンケーキ(巻き幅5cm)に巻
きとる。
このパンケーキを垂直にしてハブ(巻芯)を固定し、パ
ンケーキ最外層からテープを鉛直にたらし、このテープ
端をロードセルに固定し、ロードセルを鉛直方向に2mm
/秒の速度で移動させて、テープを引き抜く。ロードセ
ルの張力が急激に大きくなったらロードセルを停止し、
チャート上から引き抜き張力として、平均張力(g/テ
ープ巾)を読みとり、又テープ引き抜き長はテープを実
測する。
ンケーキ最外層からテープを鉛直にたらし、このテープ
端をロードセルに固定し、ロードセルを鉛直方向に2mm
/秒の速度で移動させて、テープを引き抜く。ロードセ
ルの張力が急激に大きくなったらロードセルを停止し、
チャート上から引き抜き張力として、平均張力(g/テ
ープ巾)を読みとり、又テープ引き抜き長はテープを実
測する。
n=5の測定値の平均値をテープ引き抜き係数(F)とす
る。
る。
実施例−1 エチレングリコール(以下EGと略称する)90重量部
に炭酸カルシウム(平均粒径1.5μm)10重量部を添
加した後、混合攪拌を行ってスラリーを得た。
に炭酸カルシウム(平均粒径1.5μm)10重量部を添
加した後、混合攪拌を行ってスラリーを得た。
次に、ジメチルテレフタレート100重量部とEG70
重量部を酢酸マンガン4水和物0.035重量部を触媒とし
て常法通りエステル交換をせしめた後上記で得られた炭
酸カルシウム(濃度0.4重量%対ポリマー)を攪拌下添
加した。続いてリン酸トリメチル0.03重量部及び三酸化
アンチモン0.03重量部を添加した後高温真空下で常法通
り重縮合反応を行い、固有粘度0.620のポリエチレンテ
レフタレートペレットを得た。
重量部を酢酸マンガン4水和物0.035重量部を触媒とし
て常法通りエステル交換をせしめた後上記で得られた炭
酸カルシウム(濃度0.4重量%対ポリマー)を攪拌下添
加した。続いてリン酸トリメチル0.03重量部及び三酸化
アンチモン0.03重量部を添加した後高温真空下で常法通
り重縮合反応を行い、固有粘度0.620のポリエチレンテ
レフタレートペレットを得た。
更にこのポリエチレンテレフタレートペレットを170
℃,3時間乾燥後押出機ホッパーに供給し、溶融温度2
80〜300℃で溶融し、この溶融ポリマーを1mmのス
リット状ダイを通して表面仕上げ0.3S程度,表面温度
20℃の回転冷却ドラム上に成形押出し、厚み約160
μmの未延伸フィルムを得た。
℃,3時間乾燥後押出機ホッパーに供給し、溶融温度2
80〜300℃で溶融し、この溶融ポリマーを1mmのス
リット状ダイを通して表面仕上げ0.3S程度,表面温度
20℃の回転冷却ドラム上に成形押出し、厚み約160
μmの未延伸フィルムを得た。
このようにして得られた未延伸フィルムを75℃に予熱
してから更に低速,高速ロールの間で15mm上方より9
00℃の表面温度のIRヒーター1本にて加熱し、該
低,高速のロール表面速度により1.6倍延伸し、続いて
一旦急冷してから再度上記温度条件に加熱して1.5倍に
延伸し、更にこの急冷−加熱延伸を繰返し(再延伸の合
計倍率3.6倍)て縦方向に延伸した。この縦方向延伸フ
ィルムを、次に、熱風中105℃の温度で横方向に3.9倍に
延伸し、次いで230℃で7秒間熱処理を施して11μ
mの厚さの二軸配向フィルムを得た。なお、この時の延
伸速度は20m/分であった。
してから更に低速,高速ロールの間で15mm上方より9
00℃の表面温度のIRヒーター1本にて加熱し、該
低,高速のロール表面速度により1.6倍延伸し、続いて
一旦急冷してから再度上記温度条件に加熱して1.5倍に
延伸し、更にこの急冷−加熱延伸を繰返し(再延伸の合
計倍率3.6倍)て縦方向に延伸した。この縦方向延伸フ
ィルムを、次に、熱風中105℃の温度で横方向に3.9倍に
延伸し、次いで230℃で7秒間熱処理を施して11μ
mの厚さの二軸配向フィルムを得た。なお、この時の延
伸速度は20m/分であった。
次いで、この二軸配向フィルムを加熱ロールで120℃
に加熱後、冷却ロールとの間で、熱処理温度に応じた収
縮に相当する張力を掛けながら弛緩処理した。得られた
フィルムの特性を第1表に示す。
に加熱後、冷却ロールとの間で、熱処理温度に応じた収
縮に相当する張力を掛けながら弛緩処理した。得られた
フィルムの特性を第1表に示す。
更に、このようにして得られたフイルムに、70wt%の
γ−Fe2O2と30wt%のバインダーとからなる塗料を塗布
した。このバインダーは5wt%のウレタンゴム,3.5wt%
のニトロセルローズ,1.5wt%の塩化ビニール,90wt%
のメチルエチルケトン、更に硬化剤としてイソシアネー
ト化合物を樹脂に対して15wt%添加したものである。
常法による塗布によって600mm巾の磁性体コーティン
グ原反(磁性層厚み:4μm)を得た。
γ−Fe2O2と30wt%のバインダーとからなる塗料を塗布
した。このバインダーは5wt%のウレタンゴム,3.5wt%
のニトロセルローズ,1.5wt%の塩化ビニール,90wt%
のメチルエチルケトン、更に硬化剤としてイソシアネー
ト化合物を樹脂に対して15wt%添加したものである。
常法による塗布によって600mm巾の磁性体コーティン
グ原反(磁性層厚み:4μm)を得た。
このコーティング原反をシェアー式スリッターを用いて
〔西村製作所(株)製RT橋〕3/20インチのマイクロス
リットを施し、引き続き図−1に示す装置を用いて、巻
き取り速度10m/分、巻き張力30gの条件にてパン
ケーキ(巻き幅5cm)に巻きとった。
〔西村製作所(株)製RT橋〕3/20インチのマイクロス
リットを施し、引き続き図−1に示す装置を用いて、巻
き取り速度10m/分、巻き張力30gの条件にてパン
ケーキ(巻き幅5cm)に巻きとった。
得られた磁気テープの特性を下記の方法で測定し、その
結果を第1表に示す。
結果を第1表に示す。
オーディオ特性の測定法及び評価 テクトロニクス製の全自動ティスト−ションアナライザ
−AA-501型を用いて、周波数315Hz及び10KHzで入出力
感度及びS/N比(シグナル−ノイズ)を測定し、自社
基準テープを比較として、各々次の如く評価した。
−AA-501型を用いて、周波数315Hz及び10KHzで入出力
感度及びS/N比(シグナル−ノイズ)を測定し、自社
基準テープを比較として、各々次の如く評価した。
入出力感度 ○…入力感度に比して、出力感度が低くなっていない。
△…入力感度に比して、出力感度はやや低くなっている
が、実用上問題ない。
が、実用上問題ない。
×…入力感度に比して、出力感度は低く、使用できな
い。
い。
S/N比 ○…比較の基準テープ並みであり問題ない。
△…比較の基準テープに比して劣るが、実用上問題な
い。
い。
×…比較の基準テープに比して劣り使用できない。
第1表から明らかな通り、実施例−1のものはテープ品
質としてのパンケーキ巻き形態及びオーディオ特性が共
に良好であった。
質としてのパンケーキ巻き形態及びオーディオ特性が共
に良好であった。
実施例−2〜−5 実施例−1のうち、添加滑剤の種類,平均粒径及び添加
量を各々第1表に示す内容のものとした他は実施例−1
と同様の方法でフィルムを得、更に磁気コートして3/20
インチにスリットして磁気テープを得た。
量を各々第1表に示す内容のものとした他は実施例−1
と同様の方法でフィルムを得、更に磁気コートして3/20
インチにスリットして磁気テープを得た。
各種評価結果は第1表に示す通りであり、得られたベー
スフィルムはテープ品質としてのパンケーキ巻き形態,
オーディオ特性が共に良好であった。
スフィルムはテープ品質としてのパンケーキ巻き形態,
オーディオ特性が共に良好であった。
比較例−1 実施例−1で得られた厚み約160μmの未延伸フィル
ムを75℃に予熱してから更に低速,高速ロールの間で
15mm上方より900℃の表面温度のIRヒーター1本
にて加熱し、3.6倍に縦方向に延伸し、次いで熱風中1
10℃の温度で横方向に3.9倍に延伸し、次いで230
℃で15秒間熱処理を施して11μmの厚さの二軸配向
フィルムを得た。
ムを75℃に予熱してから更に低速,高速ロールの間で
15mm上方より900℃の表面温度のIRヒーター1本
にて加熱し、3.6倍に縦方向に延伸し、次いで熱風中1
10℃の温度で横方向に3.9倍に延伸し、次いで230
℃で15秒間熱処理を施して11μmの厚さの二軸配向
フィルムを得た。
得られた二軸配向フィルムに実施例−1と同様にして磁
性塗料を塗布し、3/20インチの磁気記録テープを得た。
この結果を第2表に示す。
性塗料を塗布し、3/20インチの磁気記録テープを得た。
この結果を第2表に示す。
この磁気記録テープは残留収縮率が大きく、パンケーキ
の巻き形態が悪く、従ってテープ引き抜きが難しく、テ
ープ引き抜き係数(F)が大きすぎ、インカセット時に走
行トラブルが生じ、使用に耐えないものであった。
の巻き形態が悪く、従ってテープ引き抜きが難しく、テ
ープ引き抜き係数(F)が大きすぎ、インカセット時に走
行トラブルが生じ、使用に耐えないものであった。
比較例−2 比較例−1のうち二軸配向フィルムの厚みを7.5μmと
した外は、比較例−1と同様にして磁気記録テープを作
成した。この結果は第2表に示す。
した外は、比較例−1と同様にして磁気記録テープを作
成した。この結果は第2表に示す。
このテープの品質は比較例−1のものと比し、更にステ
イフネスが低く、パンケーキの巻き形態は更に悪い状態
となり、インカセット時に走行トラブルを生じ、使用に
耐えないものであった。
イフネスが低く、パンケーキの巻き形態は更に悪い状態
となり、インカセット時に走行トラブルを生じ、使用に
耐えないものであった。
比較例−3〜−5 ベースフィルムの添加溶剤の種類,平均粒径,添加量を
第2表に示すように変えた他は比較例−1と同様にして
磁気記録テープを作成した。
第2表に示すように変えた他は比較例−1と同様にして
磁気記録テープを作成した。
その結果は第2表に示すが、いずれも残留収縮率が大き
く、パンケーキの巻き形態が悪く、更にテープ引き抜き
係数が大きすぎ、インカセット時の走行にトラブルを生
じ、使用に耐えないものであった。更に比較例−4で
は、ベースフィルムの表面粗さが粗れすぎてパンケーキ
の巻き形態保持はもとより、オーディオ特性も不良であ
った。
く、パンケーキの巻き形態が悪く、更にテープ引き抜き
係数が大きすぎ、インカセット時の走行にトラブルを生
じ、使用に耐えないものであった。更に比較例−4で
は、ベースフィルムの表面粗さが粗れすぎてパンケーキ
の巻き形態保持はもとより、オーディオ特性も不良であ
った。
図−1は、テープ引き抜き係数(F)の測定に供する磁気
記録テープのパンケーキを作成する装置のテープフロー
を示す。 1:送りだし側テープロール(原パンケーキ) 2:キャプスタンロール 3:ピンチロール 4,6:フリーロール 5:ダンサーロール 7:巻き取り側テープロール(サンプル用パンケーキ)
記録テープのパンケーキを作成する装置のテープフロー
を示す。 1:送りだし側テープロール(原パンケーキ) 2:キャプスタンロール 3:ピンチロール 4,6:フリーロール 5:ダンサーロール 7:巻き取り側テープロール(サンプル用パンケーキ)
Claims (2)
- 【請求項1】二軸配向ポリエステルフイルムの非磁性支
持体の片面に磁性層を形成している磁気記録テープであ
って、該テープの残留収縮率(300g/mm2の荷重下でテ
ープを25℃から40℃に昇温し、引続き40℃で1時間保持
し、その後放冷にて再度25℃に戻した時のテープの長手
方向の残留収縮率)が0.005%以下であり、更にテープ
の長手方向のステイフネスが1.5g/mm2以上であり、か
つテープの引き抜き係数(F)が下記式(1) 3F15…(1) を満足することを特徴とする磁気記録テープ。 - 【請求項2】非磁性支持体が、表面粗さが中心線平均粗
さ(Ra)で0.008μm乃至0.060μmの範囲であり、か
つ多重干渉反射式顕微鏡(Tl単色光)で測定した突起
数(個/mm2)と突起高さ(h:μm)とが 2.0>h>1.5…5個/mm2以下 1.5≧h>1.0…10個/mm2以下 1.0≧h>0.75…1〜25個/mm2 0.75≧h>0.5…30〜100個/mm2 0.5≧h>0.25…80個/mm2以上 を満足する二軸配向ポリエステルフイルムである特許請
求の範囲第1項記載の磁気記録テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61228405A JPH0618064B2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 磁気記録テ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61228405A JPH0618064B2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 磁気記録テ−プ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6383912A JPS6383912A (ja) | 1988-04-14 |
| JPH0618064B2 true JPH0618064B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=16875950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61228405A Expired - Lifetime JPH0618064B2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 磁気記録テ−プ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618064B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220130118A (ko) * | 2020-01-24 | 2022-09-26 | 시코라 아게 | 관형 스트랜드의 온도를 결정하는 장치 및 방법 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58177522A (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-18 | Diafoil Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| JPS6070517A (ja) * | 1983-09-27 | 1985-04-22 | Teijin Ltd | 磁気記録テ−プ |
| JPS60151830A (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1986
- 1986-09-29 JP JP61228405A patent/JPH0618064B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220130118A (ko) * | 2020-01-24 | 2022-09-26 | 시코라 아게 | 관형 스트랜드의 온도를 결정하는 장치 및 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6383912A (ja) | 1988-04-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH04216031A (ja) | 磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフイルム | |
| JP2004030809A (ja) | 磁気記録媒体用支持体及び磁気記録媒体 | |
| US6338890B1 (en) | Biaxially oriented laminated polyester film | |
| JP6072623B2 (ja) | 二軸配向積層ポリエステルフィルムおよびそれを用いた塗布型磁気記録テープ | |
| JPH09277475A (ja) | 積層二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JPH1134262A (ja) | 積層二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JP3923176B2 (ja) | 積層二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JP2001341265A (ja) | 積層二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JPH05331299A (ja) | ポリエステルフイルム | |
| EP1069553B1 (en) | Magnetic recording medium and polyester film therefor | |
| JPH0458818B2 (ja) | ||
| JPH0455583B2 (ja) | ||
| JP4066768B2 (ja) | 二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JP3923187B2 (ja) | 積層二軸配向ポリエステルフイルム | |
| JP4045947B2 (ja) | 二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JPS6383912A (ja) | 磁気記録テ−プ | |
| JP2014019137A (ja) | 二軸配向ポリエステルフィルムおよびそれを用いた塗布型磁気記録テープ | |
| JP2528202B2 (ja) | 磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフイルム | |
| JPH0518327B2 (ja) | ||
| JPH02155934A (ja) | 二軸延伸ポリエステルフィルム | |
| JP2528209B2 (ja) | 磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフイルム | |
| JPH0356538A (ja) | 磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフイルム | |
| JP2002363310A (ja) | 二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JPH073130A (ja) | 二軸配向ポリエステルフイルム | |
| JP4169389B2 (ja) | 積層ポリエステルフィルム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |