JPH06181205A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH06181205A JPH06181205A JP33414292A JP33414292A JPH06181205A JP H06181205 A JPH06181205 A JP H06181205A JP 33414292 A JP33414292 A JP 33414292A JP 33414292 A JP33414292 A JP 33414292A JP H06181205 A JPH06181205 A JP H06181205A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】CVD酸化膜の成長工程を含む半導体装置の製
造方法に関し、膜の成長速度が大きく、低熱処理下で良
質のCVD酸化膜を成長すること。 【構成】ヒドラジン、酸化窒素、シラン類の反応ガスを
使用して酸化膜を堆積する工程を含む。
造方法に関し、膜の成長速度が大きく、低熱処理下で良
質のCVD酸化膜を成長すること。 【構成】ヒドラジン、酸化窒素、シラン類の反応ガスを
使用して酸化膜を堆積する工程を含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、より詳しくは、CVD酸化膜の成長工程を含む
半導体装置の製造方法に関する。
に関し、より詳しくは、CVD酸化膜の成長工程を含む
半導体装置の製造方法に関する。
【0002】近年の超LSIにおいては、トータルでの
熱処理の低減が必要となっている。64MDRAMにお
いては、850℃、30分が限界である。そのため、C
VD工程も熱処理を低減する必要がある。
熱処理の低減が必要となっている。64MDRAMにお
いては、850℃、30分が限界である。そのため、C
VD工程も熱処理を低減する必要がある。
【0003】
【従来の技術】CVD法によりシリコン酸化膜を形成す
る際の反応ガスとして、一般にシラン類と亜酸化窒素の
混合ガスが使用されている。
る際の反応ガスとして、一般にシラン類と亜酸化窒素の
混合ガスが使用されている。
【0004】成膜装置としては減圧縦型炉等のバッチ式
が用いられており、これによれば成長温度800℃で堆
積速度が30Å/min と小さく、成膜に伴う熱処理が長
時間に及んでしまう。例えば1000Åの厚さに成長す
るためには33分かかる。
が用いられており、これによれば成長温度800℃で堆
積速度が30Å/min と小さく、成膜に伴う熱処理が長
時間に及んでしまう。例えば1000Åの厚さに成長す
るためには33分かかる。
【0005】しかも、炉の温度の安定時間等を含める
と、ウェハが加熱されている時間は1工程で3時間以上
に及ぶ。また、枚葉式の減圧CVD装置により酸化膜を
形成する場合には、同じ反応ガスを使用し、その成長速
度は、図3(a) に示すように800℃で90Å/min で
ある。なお、図3において符号rは、シラン系ガスに対
する亜酸化窒素ガスの流量比を示している。
と、ウェハが加熱されている時間は1工程で3時間以上
に及ぶ。また、枚葉式の減圧CVD装置により酸化膜を
形成する場合には、同じ反応ガスを使用し、その成長速
度は、図3(a) に示すように800℃で90Å/min で
ある。なお、図3において符号rは、シラン系ガスに対
する亜酸化窒素ガスの流量比を示している。
【0006】ところが、この程度の高い成長温度では、
ストレスなどの問題が生じるので、熱処理の温度を下げ
ることが好ましい。
ストレスなどの問題が生じるので、熱処理の温度を下げ
ることが好ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えばバッチ
式での酸化膜成長温度を725℃に下げれば、膜厚を均
一にできる堆積速度が6Å/min となり、3時間という
長い堆積時間が必要となるので、スループットが低下す
る。
式での酸化膜成長温度を725℃に下げれば、膜厚を均
一にできる堆積速度が6Å/min となり、3時間という
長い堆積時間が必要となるので、スループットが低下す
る。
【0008】また、CVD酸化膜の膜質は屈折率によっ
て評価でき、一般に、1.45が良いとされているが、枚
葉式の減圧CVD装置によれば、成長温度が750℃以
下では図3(a) のように成長速度が大きくなるのに反し
て、酸化膜の屈折率は図3(b) に示すように1.45より
もかなり大きくなるといった問題がある。
て評価でき、一般に、1.45が良いとされているが、枚
葉式の減圧CVD装置によれば、成長温度が750℃以
下では図3(a) のように成長速度が大きくなるのに反し
て、酸化膜の屈折率は図3(b) に示すように1.45より
もかなり大きくなるといった問題がある。
【0009】さらに、酸化膜の成長温度を例えば400
℃前後にまで低下させると、その程度の温度では、バッ
チ式及び枚葉式のいずれを使用しても膜の成長が難し
い。以上のことから低熱処理化は困難であり、超LSI
の開発に支障をきたすおそれがある。
℃前後にまで低下させると、その程度の温度では、バッ
チ式及び枚葉式のいずれを使用しても膜の成長が難し
い。以上のことから低熱処理化は困難であり、超LSI
の開発に支障をきたすおそれがある。
【0010】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、膜の成長速度が大きく、低熱処理下で良
質のCVD酸化膜を成長することができる半導体装置の
製造方法を提供することを目的とする。
ものであって、膜の成長速度が大きく、低熱処理下で良
質のCVD酸化膜を成長することができる半導体装置の
製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、ヒドラ
ジン、酸化窒素、シラン類の反応ガスを使用して酸化膜
を堆積する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製
造方法によって達成する。
ジン、酸化窒素、シラン類の反応ガスを使用して酸化膜
を堆積する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製
造方法によって達成する。
【0012】または、前記堆積の際の基板温度を370
℃以上とすることを特徴とする半導体装置の製造方法に
より達成する。または、前記酸化膜の堆積を、枚葉式成
膜装置で行う場合には堆積圧力を0.1Torr〜300To
rrの範囲で行い、バッチ式成膜装置で行う場合には堆積
圧力を0.1Torr〜1.0Torrの範囲で行うことを特徴
とする半導体装置の製造方法によって達成する。
℃以上とすることを特徴とする半導体装置の製造方法に
より達成する。または、前記酸化膜の堆積を、枚葉式成
膜装置で行う場合には堆積圧力を0.1Torr〜300To
rrの範囲で行い、バッチ式成膜装置で行う場合には堆積
圧力を0.1Torr〜1.0Torrの範囲で行うことを特徴
とする半導体装置の製造方法によって達成する。
【0013】または、前記酸化膜の表面に酸化窒素を導
入して窒化することを特徴とする半導体装置の製造方法
により達成する。または、前記酸化膜を成長する前にヒ
ドラジンを導入することにより、前記酸化膜の下地層の
表面を窒化する工程を有することを特徴とする半導体装
置の製造方法により達成する。
入して窒化することを特徴とする半導体装置の製造方法
により達成する。または、前記酸化膜を成長する前にヒ
ドラジンを導入することにより、前記酸化膜の下地層の
表面を窒化する工程を有することを特徴とする半導体装
置の製造方法により達成する。
【0014】または、前記下地層の表面を窒化する前処
理として、前記下地層の表面を水素ベーク、無水フッ酸
処理のいずれかを行うことを特徴とする半導体装置の製
造方法により達成する。
理として、前記下地層の表面を水素ベーク、無水フッ酸
処理のいずれかを行うことを特徴とする半導体装置の製
造方法により達成する。
【0015】または、前記下地層を窒化した後であって
前記酸化膜を形成する前に、窒化膜を堆積する工程を含
むことを特徴とする半導体装置の製造方法により達成す
る。または、前記窒化膜の表面に酸化窒素を導入して酸
化を行った後に、前記酸化膜を堆積することを特徴とす
る半導体装置の製造方法により達成する。
前記酸化膜を形成する前に、窒化膜を堆積する工程を含
むことを特徴とする半導体装置の製造方法により達成す
る。または、前記窒化膜の表面に酸化窒素を導入して酸
化を行った後に、前記酸化膜を堆積することを特徴とす
る半導体装置の製造方法により達成する。
【0016】
【作 用】本発明によれば、CVD法によりシリコン酸
化膜を形成する際に、反応ガスとして、シラン類及び酸
化窒素にヒドラジンを加えるようにしている。
化膜を形成する際に、反応ガスとして、シラン類及び酸
化窒素にヒドラジンを加えるようにしている。
【0017】ここで、シラン類の分解温度は200〜3
00℃であるので、酸化窒素を効率良く分解できれば膜
堆積は低温で高速で行うことができる。ここで酸化窒素
の分解温度は600℃であり、それ以上の熱処理を行え
ば膜堆積が起きることになり、従来ではそのような条件
で膜成長を行っていた。
00℃であるので、酸化窒素を効率良く分解できれば膜
堆積は低温で高速で行うことができる。ここで酸化窒素
の分解温度は600℃であり、それ以上の熱処理を行え
ば膜堆積が起きることになり、従来ではそのような条件
で膜成長を行っていた。
【0018】これに対して、ヒドラジンを含有させると
酸化窒素が還元し、これにより発生した酸素或いはその
中間生成物はシラン類及びその中間生成物と反応して、
効率良く反応ガスが消費されることになるので、低温で
高い堆積速度が得られる。
酸化窒素が還元し、これにより発生した酸素或いはその
中間生成物はシラン類及びその中間生成物と反応して、
効率良く反応ガスが消費されることになるので、低温で
高い堆積速度が得られる。
【0019】また、これにより成長したシリコン酸化膜
の屈折率は1.45前後であり、良質の膜が形成され
た。しかも、この方法によれば370℃という低温でも
良質の膜が成長した。
の屈折率は1.45前後であり、良質の膜が形成され
た。しかも、この方法によれば370℃という低温でも
良質の膜が成長した。
【0020】なお、膜の均一性等を考慮すると、枚葉式
成膜装置で行う場合には堆積圧力を0.1Torr〜300
Torrの範囲で行い、バッチ式成膜装置で行う場合には堆
積圧力を0.1Torr〜1.0Torrの範囲で行うのが最適
である。
成膜装置で行う場合には堆積圧力を0.1Torr〜300
Torrの範囲で行い、バッチ式成膜装置で行う場合には堆
積圧力を0.1Torr〜1.0Torrの範囲で行うのが最適
である。
【0021】また、酸化膜を形成する前に、その下地層
を窒化したり、その窒化処理の前に無水フッ酸処理や水
素ベーク処理を行ったり、或いは、窒化の後にその上に
窒化膜を設けたりしてもよい。さらに、その窒化膜の表
面を酸化したり、酸化膜の表面を窒化してもよい。これ
らによれば、絶縁膜の耐圧が向上する。
を窒化したり、その窒化処理の前に無水フッ酸処理や水
素ベーク処理を行ったり、或いは、窒化の後にその上に
窒化膜を設けたりしてもよい。さらに、その窒化膜の表
面を酸化したり、酸化膜の表面を窒化してもよい。これ
らによれば、絶縁膜の耐圧が向上する。
【0022】
【実施例】そこで、以下に本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。 (a)本発明の第1実施例の説明 図1(a) は、本発明の第1実施例に用いる枚葉式CVD
装置の一例を示す概要構成図、図2は、本発明の第1実
施例により形成した酸化膜の温度変化に対する成長速
度、屈折率の変化を示す実測図である。
いて説明する。 (a)本発明の第1実施例の説明 図1(a) は、本発明の第1実施例に用いる枚葉式CVD
装置の一例を示す概要構成図、図2は、本発明の第1実
施例により形成した酸化膜の温度変化に対する成長速
度、屈折率の変化を示す実測図である。
【0023】図1(a) において符号1で示す枚葉式の減
圧CVD装置は、反応室2と、反応室2内に反応ガスを
導入するガス導入管3と、被成膜物のウェハWを載置す
るサセプタ4と、ガス導入管3の下端に取付けられてサ
セプタ4に対向するガス放出盤5と、サセプタ4を加熱
するヒータ6と、反応室2内に取付けられた排気管7と
を有している。
圧CVD装置は、反応室2と、反応室2内に反応ガスを
導入するガス導入管3と、被成膜物のウェハWを載置す
るサセプタ4と、ガス導入管3の下端に取付けられてサ
セプタ4に対向するガス放出盤5と、サセプタ4を加熱
するヒータ6と、反応室2内に取付けられた排気管7と
を有している。
【0024】次に、上記した枚葉式CVD装置1を使用
してシリコン酸化膜を成長する工程を説明する。まず、
ウェハWをサセプタ4に載せた状態で、排気管7を通し
て反応室2内のガスを排気して内部圧力を3Torrに保持
しつつ、ガス導入管3から反応室2内にジシラン(Si2H
6)を3sccm、ヒドラジン(N2H4)を10sccm、亜酸化窒
素(N2O)を150〜600sccmの流量でそれぞれ導入す
る。
してシリコン酸化膜を成長する工程を説明する。まず、
ウェハWをサセプタ4に載せた状態で、排気管7を通し
て反応室2内のガスを排気して内部圧力を3Torrに保持
しつつ、ガス導入管3から反応室2内にジシラン(Si2H
6)を3sccm、ヒドラジン(N2H4)を10sccm、亜酸化窒
素(N2O)を150〜600sccmの流量でそれぞれ導入す
る。
【0025】そして、この条件でウェハWの加熱温度を
変えてシリコン酸化膜を成長したところ、図2(a) に示
すような成長速度となった。ところで、SiH4、Si2H6 、
Si3H8 等のシラン類の分解温度は200〜300℃程度
であるので、N2O を効率良く分解できれば、酸化膜の堆
積は低温かつ高速で行える。
変えてシリコン酸化膜を成長したところ、図2(a) に示
すような成長速度となった。ところで、SiH4、Si2H6 、
Si3H8 等のシラン類の分解温度は200〜300℃程度
であるので、N2O を効率良く分解できれば、酸化膜の堆
積は低温かつ高速で行える。
【0026】本実施例ではN2H4を反応ガス中に混入させ
ているので、これによりN2O が還元されて酸素或いはそ
の中間生成物が生じる。これがSi2H6 及びその中間生成
物と反応し、効率良く反応ガスが消費されるために、従
来に比べて700℃程度の低温でも堆積速度が低下せ
ず、しかも、370℃でも60Å/min の成長がみられ
た。
ているので、これによりN2O が還元されて酸素或いはそ
の中間生成物が生じる。これがSi2H6 及びその中間生成
物と反応し、効率良く反応ガスが消費されるために、従
来に比べて700℃程度の低温でも堆積速度が低下せ
ず、しかも、370℃でも60Å/min の成長がみられ
た。
【0027】一方、膜形成による屈折率を偏光解析法な
どにより調べると、図1(b) のようになり、370℃〜
850℃の広い範囲で屈折率が1.45前後とほぼ均一
になり、低温でも良質な膜が得られた。
どにより調べると、図1(b) のようになり、370℃〜
850℃の広い範囲で屈折率が1.45前後とほぼ均一
になり、低温でも良質な膜が得られた。
【0028】なお、枚葉式の場合には、膜厚、膜質の均
一性を考慮して堆積圧力を0.1〜300Torrの間で行
うのがよい。 (b)本発明の第2実施例の説明 図1(b) は、本発明の第2実施例に用いるバッチ式CV
D装置の一例を示す概要構成図である。
一性を考慮して堆積圧力を0.1〜300Torrの間で行
うのがよい。 (b)本発明の第2実施例の説明 図1(b) は、本発明の第2実施例に用いるバッチ式CV
D装置の一例を示す概要構成図である。
【0029】図1(b) において符号11で示すバッチ式
の縦型減圧CVD装置は、外側チューブ12aと上端開
放形の内側チューブ12bからなる反応室12と、これ
を取り囲むヒータ13と、外側チューブ12aと内側チ
ューブ12bとの間に接続された排気管14と、内側チ
ューブ12bの下部側壁を貫通する複数のガスインジェ
クタ15とを有しており、また、排気管14は排気ポン
プ16に接続されて反応室12内のガスを排気し、減圧
するように構成されている。
の縦型減圧CVD装置は、外側チューブ12aと上端開
放形の内側チューブ12bからなる反応室12と、これ
を取り囲むヒータ13と、外側チューブ12aと内側チ
ューブ12bとの間に接続された排気管14と、内側チ
ューブ12bの下部側壁を貫通する複数のガスインジェ
クタ15とを有しており、また、排気管14は排気ポン
プ16に接続されて反応室12内のガスを排気し、減圧
するように構成されている。
【0030】また、内側チューブ12の中にはウェハバ
スケット17が取付けられ、このウェハバスケット17
内には、複数のウェハWがガスの流れの方向に間隙をお
いて収納される。
スケット17が取付けられ、このウェハバスケット17
内には、複数のウェハWがガスの流れの方向に間隙をお
いて収納される。
【0031】次に、上記した縦型CVD装置11を用い
てシリコン酸化膜をウェハW上に形成する工程を説明す
る。まず、複数のウェハWをウェハバスケット17に取
付け、これを反応室12の内側チューブ12b内に収納
する。
てシリコン酸化膜をウェハW上に形成する工程を説明す
る。まず、複数のウェハWをウェハバスケット17に取
付け、これを反応室12の内側チューブ12b内に収納
する。
【0032】ついで、排気管14を通して反応室12の
中を減圧して内部圧力を0.2Torrに保持しつつ、ガス
インジェクタ15からSi2H6 を30sccm、N2H4を100
sccm、N2O を1.5〜6.0SLM の流量で供給し、ウェ
ハW上にシリコン酸化膜を形成する。
中を減圧して内部圧力を0.2Torrに保持しつつ、ガス
インジェクタ15からSi2H6 を30sccm、N2H4を100
sccm、N2O を1.5〜6.0SLM の流量で供給し、ウェ
ハW上にシリコン酸化膜を形成する。
【0033】この場合も、第1実施例と同様に、370
℃〜800℃の熱処理で、N2H4によりN2O が還元されて
酸素或いはその中間生成物が生じる。これがSi2H6 及び
その中間生成物と反応し、効率良く反応ガスが消費され
るために、低温で高い堆積速度が得られる。例えば、上
記した条件で温度800℃の成長速度は約200Å/mi
n となり、膜厚1000Åの堆積時間は5分である。
℃〜800℃の熱処理で、N2H4によりN2O が還元されて
酸素或いはその中間生成物が生じる。これがSi2H6 及び
その中間生成物と反応し、効率良く反応ガスが消費され
るために、低温で高い堆積速度が得られる。例えば、上
記した条件で温度800℃の成長速度は約200Å/mi
n となり、膜厚1000Åの堆積時間は5分である。
【0034】また、N2H4を加えることにより、第1実施
例と同様に370℃での酸化膜の成長も可能になり、さ
らに、その屈折率も370〜850℃の間で1.45を確
保できた。
例と同様に370℃での酸化膜の成長も可能になり、さ
らに、その屈折率も370〜850℃の間で1.45を確
保できた。
【0035】なお、バッチ式によれば、膜圧、膜質の均
一性の関係上、堆積圧力を0.1〜1.0Torrの範囲内
で行うのがよい。 (c)本発明のその他の実施例の説明 上記した2つの実施例では、単にシリコン酸化膜の成長
について述べたが、その下地がシリコンの場合には、以
下に述べる処理を行ってもよい。
一性の関係上、堆積圧力を0.1〜1.0Torrの範囲内
で行うのがよい。 (c)本発明のその他の実施例の説明 上記した2つの実施例では、単にシリコン酸化膜の成長
について述べたが、その下地がシリコンの場合には、以
下に述べる処理を行ってもよい。
【0036】酸化膜を形成する前に成膜装置内でヒド
ラジンを導入し、シリコン層の表面を窒化し、その後に
上記した酸化シリコン膜を成長してもよい。 その窒化条件は、例えば、温度を800℃、雰囲気の圧
力を50Torrとして、モノメチルヒドラジンを100sc
cmの流量でリアクターに導入する。これを3分間行う。
その後に、Si2H6 を3sccm、モノメチルヒドラジンを1
0sccm、N2O を150〜600sccmの流量で導入し、圧
力を3Torr、温度を800℃にして酸化シリコン膜を堆
積する。
ラジンを導入し、シリコン層の表面を窒化し、その後に
上記した酸化シリコン膜を成長してもよい。 その窒化条件は、例えば、温度を800℃、雰囲気の圧
力を50Torrとして、モノメチルヒドラジンを100sc
cmの流量でリアクターに導入する。これを3分間行う。
その後に、Si2H6 を3sccm、モノメチルヒドラジンを1
0sccm、N2O を150〜600sccmの流量で導入し、圧
力を3Torr、温度を800℃にして酸化シリコン膜を堆
積する。
【0037】なお、窒化する前に下地シリコンの表面を
水素ベーク処理又は無水フッ酸処理を行ってもよい。そ
の水素ベークをする場合には、例えばH2を50SLM の流
量で導入し、その温度を850℃、雰囲気圧力を20To
rrとして行う。また、無水フッ酸処理の場合には、例え
ば無水フッ酸(AHF; Anhydrous Hydrogen Fluoride)
を100sccmの流量で導入し、その雰囲気の圧力を10
0Torr、気温度を室温とする。
水素ベーク処理又は無水フッ酸処理を行ってもよい。そ
の水素ベークをする場合には、例えばH2を50SLM の流
量で導入し、その温度を850℃、雰囲気圧力を20To
rrとして行う。また、無水フッ酸処理の場合には、例え
ば無水フッ酸(AHF; Anhydrous Hydrogen Fluoride)
を100sccmの流量で導入し、その雰囲気の圧力を10
0Torr、気温度を室温とする。
【0038】また、酸化シリコン膜の下地層を窒化膜
(Si3N4) とする場合には次のような工程を経てもよい。 まず、温度を800℃、雰囲気圧力を50Torrとしてモ
ノメチルヒドラジンを100sccmの流量でリアクターに
導入し、3分間処理してシリコン層の表面を窒化した後
に、連続して、加熱温度を800℃、圧力を3Torrとし
てSi2H6 とN2H4をそれぞれ50sccm、10sccmの流量で
流し、これによりSi3N4 膜を堆積する。なお、Si2H6 の
代わりにSiH4を用いる場合には、その流量を100sccm
とし、N2H4の代わりにNH3 を20sccmの量で導入しても
よい。
(Si3N4) とする場合には次のような工程を経てもよい。 まず、温度を800℃、雰囲気圧力を50Torrとしてモ
ノメチルヒドラジンを100sccmの流量でリアクターに
導入し、3分間処理してシリコン層の表面を窒化した後
に、連続して、加熱温度を800℃、圧力を3Torrとし
てSi2H6 とN2H4をそれぞれ50sccm、10sccmの流量で
流し、これによりSi3N4 膜を堆積する。なお、Si2H6 の
代わりにSiH4を用いる場合には、その流量を100sccm
とし、N2H4の代わりにNH3 を20sccmの量で導入しても
よい。
【0039】その後に、既述した条件で質の良い酸化シ
リコン膜を形成する。なお、シリコン表面を窒化する前
に、上記したAHF処理や水素ベース処理を行ってもよ
い。
リコン膜を形成する。なお、シリコン表面を窒化する前
に、上記したAHF処理や水素ベース処理を行ってもよ
い。
【0040】さらに、上記した条件で成長した酸化シ
リコン膜に酸化窒素ガスを供給してその表面を窒化して
もよい。 また、酸化シリコン膜の下地となるSi3N4 膜の表面にN2
O を供給してその表面を酸化してもよい。この場合の酸
化条件は、温度750℃、圧力100Torrとし、酸化時
間を30分とする。
リコン膜に酸化窒素ガスを供給してその表面を窒化して
もよい。 また、酸化シリコン膜の下地となるSi3N4 膜の表面にN2
O を供給してその表面を酸化してもよい。この場合の酸
化条件は、温度750℃、圧力100Torrとし、酸化時
間を30分とする。
【0041】これらのように、シリコン表面を窒化した
後に酸化シリコン膜を成長したり、その窒化の後に窒化
膜と酸化シリコン膜を形成したり、酸化シリコン膜の表
面を窒化する具体例としては、例えば薄膜トランジスタ
のゲート絶縁膜やEEPROMのフローティングゲート
上の絶縁膜があり、これによれば耐圧が向上する。
後に酸化シリコン膜を成長したり、その窒化の後に窒化
膜と酸化シリコン膜を形成したり、酸化シリコン膜の表
面を窒化する具体例としては、例えば薄膜トランジスタ
のゲート絶縁膜やEEPROMのフローティングゲート
上の絶縁膜があり、これによれば耐圧が向上する。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、CV
D法によりシリコン酸化膜を形成する際に、反応ガスと
してシラン類、酸化窒素の他にヒドラジンを添加するよ
うにしている。
D法によりシリコン酸化膜を形成する際に、反応ガスと
してシラン類、酸化窒素の他にヒドラジンを添加するよ
うにしている。
【0043】ここで、シラン類の分解温度は200〜3
00℃である。また、酸化窒素はヒドラジンにより低温
で還元されるので、これにより発生した酸素或いはその
中間生成物は、シラン類及びその中間生成物と反応し、
効率良く反応ガスが消費されるので、低温で高い堆積速
度を得ることができる。
00℃である。また、酸化窒素はヒドラジンにより低温
で還元されるので、これにより発生した酸素或いはその
中間生成物は、シラン類及びその中間生成物と反応し、
効率良く反応ガスが消費されるので、低温で高い堆積速
度を得ることができる。
【0044】また、これにより成長したシリコン酸化膜
の屈折率は1.45前後であり、質の良い膜を形成でき
る。しかも、この方法によれば370℃という低温で
も、良質の膜成長も可能になる。
の屈折率は1.45前後であり、質の良い膜を形成でき
る。しかも、この方法によれば370℃という低温で
も、良質の膜成長も可能になる。
【図1】本発明に用いる減圧CVD装置の一例を示す概
要構成図である。
要構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の温度変化に対するCVD
酸化膜の成長速度、屈折率の変化を示す特性図である。
酸化膜の成長速度、屈折率の変化を示す特性図である。
【図3】従来の方法による酸化膜成長の際の温度変化に
対する成長速度と屈折率の変化を示す特性図である。
対する成長速度と屈折率の変化を示す特性図である。
1 枚葉式減圧CVD装置 11 バッチ式減圧CVD装置
Claims (8)
- 【請求項1】ヒドラジン、酸化窒素、シラン類の反応ガ
スを使用して酸化膜を堆積する工程を含むことを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】前記堆積の際の基板温度を370℃以上と
することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項3】前記酸化膜の堆積を、枚葉式成膜装置で行
う場合には堆積圧力を0.1Torr〜300Torrの範囲で
行い、バッチ式成膜装置で行う場合には堆積圧力を0.
1Torr〜1.0Torrの範囲で行うことを特徴とする請求
項1又は2記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】前記酸化膜の表面に酸化窒素を導入して窒
化することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項5】前記酸化膜を成長する前にヒドラジンを導
入することにより、前記酸化膜の下地層の表面を窒化す
る工程を有することを特徴とする請求項1又は4記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】前記下地層の表面を窒化する前処理とし
て、前記下地層の表面を水素ベーク、無水フッ酸処理の
いずれかを行うことを特徴とする請求項5記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項7】前記下地層を窒化した後であって前記酸化
膜を形成する前に、窒化膜を堆積する工程を含むことを
特徴とする請求項5又は6記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項8】前記窒化膜の表面に酸化窒素を導入して酸
化を行った後に、前記酸化膜を堆積することを特徴とす
る請求項7記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33414292A JPH06181205A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33414292A JPH06181205A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06181205A true JPH06181205A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18274002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33414292A Withdrawn JPH06181205A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06181205A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6255230B1 (en) | 1999-06-04 | 2001-07-03 | Canon Sales Co., Inc. | Method for modifying a film forming surface of a substrate on which a film is to be formed, and method for manufacturing a semiconductor device using the same |
| US6900144B2 (en) | 2000-03-31 | 2005-05-31 | Canon Sales Co., Inc. | Film-forming surface reforming method and semiconductor device manufacturing method |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP33414292A patent/JPH06181205A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6255230B1 (en) | 1999-06-04 | 2001-07-03 | Canon Sales Co., Inc. | Method for modifying a film forming surface of a substrate on which a film is to be formed, and method for manufacturing a semiconductor device using the same |
| US6900144B2 (en) | 2000-03-31 | 2005-05-31 | Canon Sales Co., Inc. | Film-forming surface reforming method and semiconductor device manufacturing method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |