JPH06181423A - ディジタルフィルタ - Google Patents

ディジタルフィルタ

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JPH06181423A
JPH06181423A JP33313092A JP33313092A JPH06181423A JP H06181423 A JPH06181423 A JP H06181423A JP 33313092 A JP33313092 A JP 33313092A JP 33313092 A JP33313092 A JP 33313092A JP H06181423 A JPH06181423 A JP H06181423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
recursive
time
digital filter
ghost
Prior art date
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Pending
Application number
JP33313092A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Hayashibara
泉 林原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP33313092A priority Critical patent/JPH06181423A/ja
Publication of JPH06181423A publication Critical patent/JPH06181423A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、再帰経路に所定の演算部を有する再
帰型のディジタルフィルタに関し、入力信号が周期的で
あって各周期どうしの入力信号の相関が高い場合に再帰
経路に配置されたFIRフィルタ等の遅延の影響をキャ
ンセルする。 【構成】再帰経路の途中にデータを所定時間待機させる
データ待機手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再帰経路に所定の演算
部を有する再帰型のディジタルフィルタに関し、入力信
号が周期的であって各周期どうしの入力信号の相関が高
い場合に有効に作用するディジタルフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号処理において、入力信号
が周期的であり、各周期どうしの入力信号の相関が高い
場合がある。その例としては、例えば、テレビ放送にお
いて高層ビルなどの放射電波によって生じるゴースト現
象(同じ画像が互いにずれた位置に二重,三重に重なっ
て映る現象)を除去するゴーストキャンセラや、自動車
のエンジン騒音を低減させるためのノイズキャンセラ等
が挙げられる。
【0003】ゴーストキャンセラの場合、伝送路、例え
ばテレビ局とテレビ受信機との間の電波による伝送路の
伝達関数H(z)は
【0004】
【数1】
【0005】ただし、(z-1)は遅延演算子,ak は係
数である。で与えられる。ここで、この伝達関数H
(z)はH(z)=1であることが望ましいが、ゴース
トなどの影響により非零の係数ak が発生する。図4は
従来の再帰型フィルタの一例を示した図である。このフ
ィルタには再帰経路にFIR(Finite Impa
lse Response)フィルタが配置されてお
り、この図4にはこのFIRフィルタおけるフィルタリ
ング演算に起因する時間遅れの項をz-dとして明示して
ある。
【0006】図5は、FIRフィルタの構成を示した回
路ブロック図である。入力信号uがシフトレジスタを構
成する複数のタップに順次入力され、クロックに同期し
て1つ先のタップに順送りされる。これら複数のタップ
に入力された各入力データuは、各タップに備えられた
各乗算器に入力される。また各タップには各係数レジス
タが備えられ、これら各係数レジスタには各所定のフィ
ルタ係数wが格納されており、これら各係数wも対応す
る各乗算器に入力される。各乗算器では、クロックに同
期して、各入力信号uに各フィルタ係数wが乗算され、
その後加算器により互いに加算され、出力信号y(n)
として、
【0007】
【数2】
【0008】が出力される。図4に戻り、再帰型フィル
タの例としてゴーストキャンセラについて説明を続行す
る。ゴーストキャンセラには、伝送路H(z)の逆変換
-1(z)を、図4に示すような再帰型フィルタを含む
フィルタが用いられる。
【0009】図4に示すFIRフィルタのフィルタ係数
をbk とすると、図4に示す再帰型フィルタ全体の伝達
関数G(z)は、以下のように得ることができる。
【0010】
【数3】
【0011】ここでbk =−ak の条件を満足するよう
にフィルタ係数bk を定めることにより、 G(z)=H-1(z) …(4) となり、このゴーストキャンセラにより、(1)式にお
ける係数ak の影響をキャンセルすることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上は、理想的なFI
Rフィルタを用いた再帰型フィルタの場合であって、実
際のFIRフィルタでは、タップ数が増大すると、乗算
及び加算の部分に遅延z -dが生じてしまう。例えば一例
としてタップ数が約300の場合d=8〜9程度とな
る。
【0013】このとき、再帰型フィルタの伝達関数G
(z)は、上記(3)式に代わり、
【0014】
【数4】
【0015】と表現される。この場合bk =−ak であ
っても、z-1〜z-dに対応する係数b -1〜b-dが存在し
ないことになる。このような場合は、そのほかの係数b
1 ,b 2 ,…,bN を調整してG(z)をH-1(z)に
近づけるよう、それらの係数b 1 ,b2 ,…,bN が推
定されるが、この場合、zに関する次数の異なる関数の
パラメータを推定することになり一般的にその推定に時
間を要することになる。またG(z)を十分な精度でH
-1(z)に近づけることができない場合も生じる。
【0016】本発明は、上記事情に鑑み、再帰経路に配
置されたFIRフィルタ等の演算部における遅延の影響
をキャンセルすることのできるディジタルフィルタを提
供することを目的とする。次にプリゴーストについて説
明する。プリゴーストとは、所望とする信号よりも前に
混入した雑音をいい、例えば直接伝送されてきた電波よ
りも山や構造物等で反射されることにより遅れて伝送さ
れてきた電波の方が強く、直接伝送された電波の方がノ
イズとして作用する場合等に生じる。
【0017】この場合、伝送路の伝達関数H(z)は、
(1)式に代わり、
【0018】
【数5】
【0019】と表現される。この場合、H-1(z)を実
現するためには、遅延ならぬ時間を進めてzm (m>
0)を実現するフィルタが必要となり従来の再帰型フィ
ルタではこの実現は不可能であった。本発明は、プリゴ
ーストのような、本来の信号よりも前に混入するノイズ
をキャンセルすることも可能なディジタルフィルタを提
供することも目的の1つとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のディジタルフィルタは、時系列データが入力され該
時系列データに所定のフィルタリング処理を施して時系
列データを出力する、下流側に進んだ時系列データを所
定の演算部を介して上流側に再帰させる再帰経路を有す
るディジタルフィルタにおいて、上記再帰経路の途中に
データを所定時間待機させるデータ待機手段を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0021】上記本発明のディジタルフィルタは、入力
信号が周期的であって各周期の信号パターンの相関が強
いほど有効であって、したがってこのような用途に用い
られるものである。上記「所定時間」としては、典型的
には上記演算部による遅延と合計して1周期分だけ遅延
される時間が選ばれる。ただし上記演算部として例えば
FIRフィルタを用いた場合のそのFIRフィルタのタ
ップが多少無駄になること等を許容すれば、1周期分の
遅延よりも多少短い時間だけ遅延されるように遅延時間
を設定してもよい。またいわゆるプレゴーストのよう
に、所望とする信号よりも以前にノイズが入力する場合
は、上記「所定時間」は、上記演算部による遅延と合計
したときに、1周期分よりも、ノイズと所望とする信号
との時間差の分だけ短い時間を選択するとよい。
【0022】
【作用】ディジタルフィルタの主要な用途の1つとし
て、周期的な信号のフィルタリングがあげられる。この
ような場合であっても、再帰型フィルタにおける再帰加
算では、厳密にはこの再帰型フィルタに入力した信号
と、その信号そのものが再帰した信号とが加算されなけ
ればならないが、入力が周期的であって1周期ずらして
もほとんど変化がない場合は、再帰した信号を1周期後
の入力信号に加算しても同じことである。本発明はこれ
らの点に着目し完成されてたものである。本発明は各周
期の信号どうしの相関が強いほど有効に作用し、通常の
ゴーストキャンセラ,エコーキャンセラ,ノイズキャン
セラ等の用途には十分である。しかも本発明のディジタ
ルフィルタは遅延の影響がないため、従来と比べパラメ
ータの指定のための時間が短縮され、かつ伝送路の伝達
関数の逆関数が高精度に実現される。
【0023】またプリゴーストのような場合は、従来の
再帰型フィルタだけではこのプリゴースト等をキャンセ
ルすることは不可能であったが、本発明によればプリゴ
ースト等に対応した時間だけ遅延させることにより、そ
のプリゴースト等を高精度にキャンセルすることもでき
る。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示した回路ブロ
ック図である。図4に示す従来例との相違点のみ説明す
る。このフィルタの再帰経路には、FIRフィルタと、
このFIRフィルタにおける遅延z-dと合計して一周期
N だけ遅延させる遅延回路z-N+dが備えられている。
これにより入力信号が周期的であって隣接する周期の入
力信号の相関が強い場合FIRフィルタの遅延z-dの影
響がなくなる。このため係数の演算速度が向上し、また
高精度のフィルタリングが行われる。
【0025】ここで、このフィルタによりプルゴースト
等をキャンセルする場合は、遅延回路における遅延時間
として、そのプリゴーストに対応した分だけ短い時間が
選ばれる。図2は、本発明の他の実施例を示した回路ブ
ロック図である。この実施例には、遅延回路の具体例と
してFIFO(First In First Ou
t)型のメモリとそのコントロール回路が示されてい
る。このように遅延回路としてFIFO型あるいは他の
形式のメモリを用いてもよい。
【0026】尚、本発明は再帰経路に所定の演算部を有
するディジタルフィルタであれば適用することができ
る。例えば図3に示すように再帰経路にFIRフィルタ
が配置されるとともに入力側にもう1つのFIRフィル
タが配置されたフィルタ等にも本発明を適用することが
できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディジタ
ルフィルタは、再帰経路を有するディジタルフィルタに
おいて、この再帰経路の途中にデータを所定時間待機さ
せるデータ待機手段を備えたものであるため、周期的な
入力信号の場合に係数の演算速度が早くかつ高精度のフ
ィルタリングを行うことのできるディジタルフィルタと
なる。また本発明のディジタルフィルタは、プリゴース
ト等にも対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した回路ブロック図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例を示した回路ブロック図で
ある。
【図3】ディジタルフィルタの一例を表わした図であ
る。
【図4】従来の再帰型フィルタの一例を示した図であ
る。
【図5】FIRフィルタの構成を示した回路ブロック図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時系列データが入力され該時系列データ
    に所定のフィルタリング処理を施して時系列データを出
    力する、下流側に進んだ時系列データを所定の演算部を
    介して上流側に再帰させる再帰経路を有するディジタル
    フィルタにおいて、 前記再帰経路の途中にデータを所定時間待機させるデー
    タ待機手段を備えたことを特徴とするディジタルフィル
    タ。
JP33313092A 1992-12-14 1992-12-14 ディジタルフィルタ Pending JPH06181423A (ja)

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JP33313092A JPH06181423A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 ディジタルフィルタ

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140034B2 (ja) * 1981-02-17 1986-09-06 Suwa Seikosha Kk
JPS6219097A (ja) * 1985-07-04 1987-01-27 Takuo Kosuge バイ毒素の製造法
JPH01202009A (ja) * 1988-02-08 1989-08-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 直流補償回路

Patent Citations (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990615