JPS6219097A - バイ毒素の製造法 - Google Patents
バイ毒素の製造法Info
- Publication number
- JPS6219097A JPS6219097A JP14582085A JP14582085A JPS6219097A JP S6219097 A JPS6219097 A JP S6219097A JP 14582085 A JP14582085 A JP 14582085A JP 14582085 A JP14582085 A JP 14582085A JP S6219097 A JPS6219097 A JP S6219097A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toxin
- neosurgatoxin
- bacteria
- bitoxins
- babylonia
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業子、の一刊J■沙−野
本発明は、バイ毒素すなわ札ネオスルガトキシンおよび
(まtこは)プロスルがトキシンの製造法に関するもの
である。
(まtこは)プロスルがトキシンの製造法に関するもの
である。
a膨十引のt市ジ■啄
ネオスルブトキシンおよびプロスルガトキシンは、食中
毒原因となった食用巻貝・バイ(Babylonia
1aponica+別名「海つぼ1)の中腸腺から原因
毒素として単離され、次のような構造を有することが確
認されている生理活性物質である(海洋科学、、IB、
576.1984;動物と自然。
毒原因となった食用巻貝・バイ(Babylonia
1aponica+別名「海つぼ1)の中腸腺から原因
毒素として単離され、次のような構造を有することが確
認されている生理活性物質である(海洋科学、、IB、
576.1984;動物と自然。
I4.No、5.25,198=4)。
R
但し、
ネオスルガトキシン:
プロスルガトキシン:
これらのバイ毒素は、体内に摂取されると視力減退、瞳
孔散大、口渇、腹部膨満、便秘などの中毒症状を起こす
。
孔散大、口渇、腹部膨満、便秘などの中毒症状を起こす
。
しかしながら、生理現象を特異的に阻害する物質は、そ
の生理現象の解明に有力な手段を提供するものでもある
。
の生理現象の解明に有力な手段を提供するものでもある
。
たとえばフグ毒・テトロドトキシンは、ナトリウムイオ
ンの透過性を特異的に阻害する結果、神経や骨格筋など
の興奮伝達を著しく阻害するが、この性質を利用して、
神経生理学や筋生理学の分野で、テトロドトキシンがN
a−チャンネル研究用の薬理試薬として使われている。
ンの透過性を特異的に阻害する結果、神経や骨格筋など
の興奮伝達を著しく阻害するが、この性質を利用して、
神経生理学や筋生理学の分野で、テトロドトキシンがN
a−チャンネル研究用の薬理試薬として使われている。
バイ毒素の薬理作用についでもすでに多くの事実が確認
されていて、研究用試薬としての利用の可能性が示唆さ
れている。たとえばネオスルガトキシンは、0.2〜0
.3 ++gでマウスの瞳孔を完全に散大させるが、こ
れはアトロピンの約10倍の強さである。また、モルモ
ットの回腸を用いた抗ニコチン試験では、10nMのネ
オスルガトキシンはin−5Mのニコチンによる腸管収
縮を完全に抑制する。この活性の強さは、現在使用され
ている神経節遮断薬であるヘキサメトニウムの1000
倍以」二である。さらに、(3H)ラベルしたニコチン
を用いたラット前脳膜へのニコチン結合性の検討におい
て、ネオスルガトキシンは低濃度で阻害作用を示し、そ
のIC5oは0.069uMである。この阻害作用は、
ヘキサメトニウムの2,200倍という、きわめて強力
なものである。プロスルガトキシンも、ネオスルガトキ
シンと比べるとやや弱いが、はぼ同様の薬理作用を示す
。したがって、これらのバイ毒素はニコチン性神経受容
体を介した伝達1幾構の解明に外わめて有用な試薬とな
り、更には医薬ともなることが期待される。
されていて、研究用試薬としての利用の可能性が示唆さ
れている。たとえばネオスルガトキシンは、0.2〜0
.3 ++gでマウスの瞳孔を完全に散大させるが、こ
れはアトロピンの約10倍の強さである。また、モルモ
ットの回腸を用いた抗ニコチン試験では、10nMのネ
オスルガトキシンはin−5Mのニコチンによる腸管収
縮を完全に抑制する。この活性の強さは、現在使用され
ている神経節遮断薬であるヘキサメトニウムの1000
倍以」二である。さらに、(3H)ラベルしたニコチン
を用いたラット前脳膜へのニコチン結合性の検討におい
て、ネオスルガトキシンは低濃度で阻害作用を示し、そ
のIC5oは0.069uMである。この阻害作用は、
ヘキサメトニウムの2,200倍という、きわめて強力
なものである。プロスルガトキシンも、ネオスルガトキ
シンと比べるとやや弱いが、はぼ同様の薬理作用を示す
。したがって、これらのバイ毒素はニコチン性神経受容
体を介した伝達1幾構の解明に外わめて有用な試薬とな
り、更には医薬ともなることが期待される。
しかしながら、バイ毒素はすべてのバイの体内に常時蓄
積されているわけではなく、ぎわめて限られた特定の海
域に棲息するバイの体内に、1シーズンないし数年とい
う限られた期間だけ見いだされ、その後長期間、まった
く検出されなくなるという特異な毒素であり、しかも、
毒化バイの発生原因はいまだに解明されていない。した
がって、毒化バイの中腸腺から抽出する方法に依存する
限りこの毒素の安定供給は不可能であり、したがって、
−に述のような試薬としてこの毒素を利用することも至
難である。
積されているわけではなく、ぎわめて限られた特定の海
域に棲息するバイの体内に、1シーズンないし数年とい
う限られた期間だけ見いだされ、その後長期間、まった
く検出されなくなるという特異な毒素であり、しかも、
毒化バイの発生原因はいまだに解明されていない。した
がって、毒化バイの中腸腺から抽出する方法に依存する
限りこの毒素の安定供給は不可能であり、したがって、
−に述のような試薬としてこの毒素を利用することも至
難である。
又朋ゲ解決しようとt本間順車
本発明の目的は、」二連のように安定供給が期待できな
い毒化バイに依存することなしにバイ毒素を製造する方
法を提供することにある。
い毒化バイに依存することなしにバイ毒素を製造する方
法を提供することにある。
即勾戸摩M決t、S力ぬ作毛代
」1記目的を達成することに成功した本発明のバイ毒素
製造法は、バイ毒素が毒化バイ自身により生産されるも
のではなくてバイの中腸腺に棲息する細菌により生産さ
れるものであるという本発明者らによる新規な知見に基
づくものであって、コリネフォーム細菌・YIT−60
13(@工研菌寄第8325号)もしくはこれと同一の
属に属しバイ毒素産生能を有する微生物を臭素化合物含
有培地で培養し、培養液よりバイ毒素を採取することを
特徴とするものである。
製造法は、バイ毒素が毒化バイ自身により生産されるも
のではなくてバイの中腸腺に棲息する細菌により生産さ
れるものであるという本発明者らによる新規な知見に基
づくものであって、コリネフォーム細菌・YIT−60
13(@工研菌寄第8325号)もしくはこれと同一の
属に属しバイ毒素産生能を有する微生物を臭素化合物含
有培地で培養し、培養液よりバイ毒素を採取することを
特徴とするものである。
細菌・YIT−6013は、毒化バイ発生海域の泥およ
び毒化バイから採取された多数の細菌の中から見いださ
れたバイ毒素産生能を有する菌株の一つである。この菌
株は下記のような特性を有し、コリネフォーム細菌であ
ることは確認されているが、いや・する属1貴属す−る
ものかはいまだ−確認されていない。
び毒化バイから採取された多数の細菌の中から見いださ
れたバイ毒素産生能を有する菌株の一つである。この菌
株は下記のような特性を有し、コリネフォーム細菌であ
ることは確認されているが、いや・する属1貴属す−る
ものかはいまだ−確認されていない。
ダラム陽性
無芽胞
形態;培養の対数増殖期前期〜中期は桿状を呈し、その
他の時期には球状を呈する。
他の時期には球状を呈する。
(第1図ないし第4図参照)。
カタラーゼ +
運動性 −
好気性
ブドウ糖から酸を生成しない
好塩性
耐熱性(63°C930分)−
抗酸性 −
硝酸塩の還元性 −
カゼイン分解能 十
ゼラチン分解能 十
溶面性(馬血液)−
vPテスト −
エスクリン加水分解能 −
クエン酸利用能 −
この細菌・Y I T−6013は、臭素化合物、好ま
しくは臭化ナトリウム、臭化カリウムなどアルカリ金属
の臭化物を含有する培地で、3〜7日間好気的条件下で
培養すると、菌体外にバイ毒素を産生する。なおこの菌
株はネオスルガトキシンとプロスルガトキシンとの両方
を産生するものと思われるが、細菌・YIT−6(11
31ンJ外に、ネオスルカ゛トキシンのみを産生し、生
成したネオスル〃トキシンの一部か培養液中でプロスル
ガトキシンに変化することによりネオスルカ゛l−キシ
ンおよびプロスルカ゛トキシンをうえる菌株も介在する
ものと思われ、かかる菌株もまた本発明の製造法におい
て使用することかできる(細菌・YT ’「−6(’1
13の場合も、生成したネオスルガトキシンの一部が培
養液中でプロスルガトキシンに変化する可能性かある。
しくは臭化ナトリウム、臭化カリウムなどアルカリ金属
の臭化物を含有する培地で、3〜7日間好気的条件下で
培養すると、菌体外にバイ毒素を産生する。なおこの菌
株はネオスルガトキシンとプロスルガトキシンとの両方
を産生するものと思われるが、細菌・YIT−6(11
31ンJ外に、ネオスルカ゛トキシンのみを産生し、生
成したネオスル〃トキシンの一部か培養液中でプロスル
ガトキシンに変化することによりネオスルカ゛l−キシ
ンおよびプロスルカ゛トキシンをうえる菌株も介在する
ものと思われ、かかる菌株もまた本発明の製造法におい
て使用することかできる(細菌・YT ’「−6(’1
13の場合も、生成したネオスルガトキシンの一部が培
養液中でプロスルガトキシンに変化する可能性かある。
)。
培養用の培地糺成は、臭素化合物を必須成分とすること
を除けば特に限定されるもので゛はないが、好ましいの
は、ペプトン類を主栄養成分として含有する培地である
。好ましい臭素化合物濃度はN a B rとして約(
’l、(11−0,5%であるか、この臭素化合物の全
部または一部は海水(Br−約7 (l p1o++を
含む)の形で培地に導入してもよい。培養液の1泪は6
.5〜7.5、培養温度は25〜33°Cが、それぞれ
適当である。
を除けば特に限定されるもので゛はないが、好ましいの
は、ペプトン類を主栄養成分として含有する培地である
。好ましい臭素化合物濃度はN a B rとして約(
’l、(11−0,5%であるか、この臭素化合物の全
部または一部は海水(Br−約7 (l p1o++を
含む)の形で培地に導入してもよい。培養液の1泪は6
.5〜7.5、培養温度は25〜33°Cが、それぞれ
適当である。
培養終了後、培養液からバイ毒素を採取するには、11
4体を遠心分離により除いた後、たとえばセファデック
ス(−一25のカラムを通して、バイ毒素の存在を示す
フラクションを採取する。なお分離の指標としては、マ
ウスの瞳孔散大活性(日本水産誌、 33,66 L
1967)か適当である。得られた活性7ラクシヨン
を高速液体クロマトグラフィーにより更に私製すると、
ネオスルガトキシンとプロスルガ1キシンとか、分離し
た状態で得られる。
4体を遠心分離により除いた後、たとえばセファデック
ス(−一25のカラムを通して、バイ毒素の存在を示す
フラクションを採取する。なお分離の指標としては、マ
ウスの瞳孔散大活性(日本水産誌、 33,66 L
1967)か適当である。得られた活性7ラクシヨン
を高速液体クロマトグラフィーにより更に私製すると、
ネオスルガトキシンとプロスルガ1キシンとか、分離し
た状態で得られる。
上述のような本発明の製法により得られるネオスルガト
キシンおよびプロスルカ゛トキシンは、毒化バイから得
られたネオスル〃トキシンおよびプロスルガトキシンと
薬理作用において完全に−・致する。
キシンおよびプロスルカ゛トキシンは、毒化バイから得
られたネオスル〃トキシンおよびプロスルガトキシンと
薬理作用において完全に−・致する。
実施例
以−1で実施例を示して本発明を説明する。
実施例 1
トリプトン1°7g、ソイペプトン3g、ブドウ糖2.
52、 K21−IPO42,5g、 NaCl
5 g、 NaRr 1 g、 酵母
エキス3g、蒸留水360 flmlおよび海水24
(l r) 1111からなるp ]−17、3の坏1
地3Cに細菌・YIT−6(’11:’lを接種し、2
8°Cで50間振どう培養した。
52、 K21−IPO42,5g、 NaCl
5 g、 NaRr 1 g、 酵母
エキス3g、蒸留水360 flmlおよび海水24
(l r) 1111からなるp ]−17、3の坏1
地3Cに細菌・YIT−6(’11:’lを接種し、2
8°Cで50間振どう培養した。
培養終了後、培養液を遠心分離して菌体を除いた後、セ
ファデックスG−25のカラムを通してバイ毒素活性を
有するフラクションを採取し、イ1られた活性7ラクシ
ヨンを更に高速液体クロマ1グラフイーにより分離した
。
ファデックスG−25のカラムを通してバイ毒素活性を
有するフラクションを採取し、イ1られた活性7ラクシ
ヨンを更に高速液体クロマ1グラフイーにより分離した
。
=7−
1?J、上の処理により、ネオスルガトキシン約60口
gおよびプロスルガトキシン約6 (l n8が得られ
た。これらは、高速液体クロマトグラフィーおよびモル
モット摘出回腸に月する抗ニコチン活性において、毒化
バイより祷られたネオスルガトキシンおよびプロスルカ
゛トキシンの標品と一致するものであった。
gおよびプロスルガトキシン約6 (l n8が得られ
た。これらは、高速液体クロマトグラフィーおよびモル
モット摘出回腸に月する抗ニコチン活性において、毒化
バイより祷られたネオスルガトキシンおよびプロスルカ
゛トキシンの標品と一致するものであった。
一発1(]] (7’)’jjジノI(←本発明によれ
ば、供給か不安定な毒化バイに依存することなしに、何
時でも必要な量だけバイ毒素を製造することか可能にな
る。したがって本発明により、バイ毒素を研究用試薬あ
るいは医薬として実用化することが初めて可能になり、
さらには毒化バイによる中毒の発生を防止するための研
究が進展するものと期待される。
ば、供給か不安定な毒化バイに依存することなしに、何
時でも必要な量だけバイ毒素を製造することか可能にな
る。したがって本発明により、バイ毒素を研究用試薬あ
るいは医薬として実用化することが初めて可能になり、
さらには毒化バイによる中毒の発生を防止するための研
究が進展するものと期待される。
図面は細菌・YIT−6013の増殖過程における形態
変化を示す顕微鏡写真(倍率25011倍)であって、
第1図は接種菌、第2図は対数増殖期前期、第3図は対
数増殖期中期、第4図は灯数増殖期後期以降を、それぞ
れ示す。 代理!(弁理士 板耳−猜
変化を示す顕微鏡写真(倍率25011倍)であって、
第1図は接種菌、第2図は対数増殖期前期、第3図は対
数増殖期中期、第4図は灯数増殖期後期以降を、それぞ
れ示す。 代理!(弁理士 板耳−猜
Claims (2)
- (1)コリネフォーム細菌・YIT−6013(微工研
菌寄第8325号)もしくはこれと同一の属に属しバイ
毒素産生能を有する微生物を臭素化合物含有培地で培養
し、培養液よりバイ毒素を採取することを特徴とするバ
イ毒素の製造法。 - (2)バイ毒素がネオスルガトキシンもしくはプロスル
ガトキシンまたはこれらの両方である特許請求の範囲第
1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14582085A JPS6219097A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | バイ毒素の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14582085A JPS6219097A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | バイ毒素の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6219097A true JPS6219097A (ja) | 1987-01-27 |
| JPH0569516B2 JPH0569516B2 (ja) | 1993-10-01 |
Family
ID=15393888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14582085A Granted JPS6219097A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | バイ毒素の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6219097A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06181423A (ja) * | 1992-12-14 | 1994-06-28 | Kawasaki Steel Corp | ディジタルフィルタ |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP14582085A patent/JPS6219097A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06181423A (ja) * | 1992-12-14 | 1994-06-28 | Kawasaki Steel Corp | ディジタルフィルタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0569516B2 (ja) | 1993-10-01 |
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