JPH06181432A - 電圧制御発振器制御回路 - Google Patents
電圧制御発振器制御回路Info
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- JPH06181432A JPH06181432A JP4236741A JP23674192A JPH06181432A JP H06181432 A JPH06181432 A JP H06181432A JP 4236741 A JP4236741 A JP 4236741A JP 23674192 A JP23674192 A JP 23674192A JP H06181432 A JPH06181432 A JP H06181432A
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】二重ループPLLにおける信号加算回路に関
し、構成素子が少なく、かつ、次段に接続されるVCO
の温度変動等の特性を補償するための制御回路を提供す
る。 【構成】次段に接続されるVCOを構成するトランジス
タと同じ特性を持つもので制御されるカレントミラー回
路6と、このカレントミラー回路の出力電流で2組の差
動増幅回路7,9の電流を制御し、この2組の差動増幅
回路7,9の出力電流を電流加算回路8により足し合わ
せ、更にカレントミラー回路10によってこの電流を抵
抗R3に供給し、出力電圧を抵抗R3の所から取り出す
ような構成となっている。
し、構成素子が少なく、かつ、次段に接続されるVCO
の温度変動等の特性を補償するための制御回路を提供す
る。 【構成】次段に接続されるVCOを構成するトランジス
タと同じ特性を持つもので制御されるカレントミラー回
路6と、このカレントミラー回路の出力電流で2組の差
動増幅回路7,9の電流を制御し、この2組の差動増幅
回路7,9の出力電流を電流加算回路8により足し合わ
せ、更にカレントミラー回路10によってこの電流を抵
抗R3に供給し、出力電圧を抵抗R3の所から取り出す
ような構成となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電圧制御発振器(VC
O)制御回路に関し、特に二重ループPLL(フェーズ
・ロックド・ループ)に使用されるVCO制御回路に関
する。
O)制御回路に関し、特に二重ループPLL(フェーズ
・ロックド・ループ)に使用されるVCO制御回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、二重ループPLLの一例として特
開昭63−26030号公報に開示されているものがあ
る。図2は同公報に開示されている二重PLL回路のブ
ロック図である。
開昭63−26030号公報に開示されているものがあ
る。図2は同公報に開示されている二重PLL回路のブ
ロック図である。
【0003】図2に示す二重ループPLL回路は、基準
発振器21の出力信号V21と第1の制御発振信号V2
2とを位相比較する第1の位相比較器22と、この位相
比較器22の出力信号の高周波成分を除去する第1の低
域通過フィルタ23と、この低域通過フィルタの出力信
号により制御され第1の制御発振信号V22を出力する
第1の電圧制御発振器24とを含む第1のPLL回路2
6と、入力信号V23と第2の制御発振信号V24とを
位相比較する第2の位相比較器22aと、この位相比較
器22aの出力信号の高周波成分を除去する第2の低域
通過フィルタ23aと、第1及び第2の低域通過フィル
タの各出力信号を加算する加算回路25と、この加算回
路25の出力信号により制御され第2の制御発振信号V
24を出力し、制御電圧対発振周波数の特性が第1の電
圧制御発振器24と等しい第2の電圧制御発振器24a
とを含む第2のPLL回路27とを備え、第2の電圧制
御発振器24aから出力周波数信号V25を取出す構成
を有している。
発振器21の出力信号V21と第1の制御発振信号V2
2とを位相比較する第1の位相比較器22と、この位相
比較器22の出力信号の高周波成分を除去する第1の低
域通過フィルタ23と、この低域通過フィルタの出力信
号により制御され第1の制御発振信号V22を出力する
第1の電圧制御発振器24とを含む第1のPLL回路2
6と、入力信号V23と第2の制御発振信号V24とを
位相比較する第2の位相比較器22aと、この位相比較
器22aの出力信号の高周波成分を除去する第2の低域
通過フィルタ23aと、第1及び第2の低域通過フィル
タの各出力信号を加算する加算回路25と、この加算回
路25の出力信号により制御され第2の制御発振信号V
24を出力し、制御電圧対発振周波数の特性が第1の電
圧制御発振器24と等しい第2の電圧制御発振器24a
とを含む第2のPLL回路27とを備え、第2の電圧制
御発振器24aから出力周波数信号V25を取出す構成
を有している。
【0004】次に図2の二重ループPLL回路の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0005】基準発振器21から信号V21が供給され
ると、第1のPLL回路26によって電圧制御発振器2
4の出力信号V22は先のV21と同位相状態となる。
一方、電圧制御発振器24,24aの制御電圧対発振周
波数特性は等しく、また第2のPLL回路27の入力信
号V23が入力されない状態では、加算回路25の出力
信号は低域通過フィルタ23の出力信号と等しくなるの
で、電圧制御発振器24aの発振周波数は電圧制御発振
器24の発振周波数とほぼ等しい周波数になる。
ると、第1のPLL回路26によって電圧制御発振器2
4の出力信号V22は先のV21と同位相状態となる。
一方、電圧制御発振器24,24aの制御電圧対発振周
波数特性は等しく、また第2のPLL回路27の入力信
号V23が入力されない状態では、加算回路25の出力
信号は低域通過フィルタ23の出力信号と等しくなるの
で、電圧制御発振器24aの発振周波数は電圧制御発振
器24の発振周波数とほぼ等しい周波数になる。
【0006】すなわち、第2のPLL回路27における
自走発振周波数の調整が自動的に行われることになる。
そして、この自動調整された自走発振周波数を基準とし
て、入力信号V23に対するPLL回路の動作が行われ
る。
自走発振周波数の調整が自動的に行われることになる。
そして、この自動調整された自走発振周波数を基準とし
て、入力信号V23に対するPLL回路の動作が行われ
る。
【0007】このように、二系統のPLL回路を設け、
第1のPLL回路26の入力信号をシステム制御用の基
準発振器21の出力信号とし、それぞれのPLL回路の
低域通過フィルタ23,23aの出力信号を加算し第2
のPLL回路27の電圧制御発振器24aの制御信号と
し、第2のPLL回路27を通常のPLL回路として使
用することにより、自走発振周波数を基準発振器21の
周波数に自動的に調整できるので、調整のための部品,
作業を除去することができ、かつ、温度変化,電源電圧
変化,集積回路で実現したときの素子ばらつきによる性
能劣化を防止することができる。
第1のPLL回路26の入力信号をシステム制御用の基
準発振器21の出力信号とし、それぞれのPLL回路の
低域通過フィルタ23,23aの出力信号を加算し第2
のPLL回路27の電圧制御発振器24aの制御信号と
し、第2のPLL回路27を通常のPLL回路として使
用することにより、自走発振周波数を基準発振器21の
周波数に自動的に調整できるので、調整のための部品,
作業を除去することができ、かつ、温度変化,電源電圧
変化,集積回路で実現したときの素子ばらつきによる性
能劣化を防止することができる。
【0008】図2に示すような二重ループPLLにおけ
る加算回路25として、従来図3に示すような加算回路
が用いられていた。
る加算回路25として、従来図3に示すような加算回路
が用いられていた。
【0009】図3に示す回路の構成は、オペアンプ30
と抵抗R31,R32,R33で構成されている。ここ
でオペアンプとしては、入力インピーダンスが無限大で
出力インピーダンスが0であるものを想定している。
と抵抗R31,R32,R33で構成されている。ここ
でオペアンプとしては、入力インピーダンスが無限大で
出力インピーダンスが0であるものを想定している。
【0010】次に動作について説明する。説明を簡単に
するためにオペアンプ30の入力インピーダンスは無限
大で利得も無限大と仮定する。ここで入力抵抗R31,
R32に流れる電流I31,I32は反転入力端子が仮
想接地点と考えられるので、各々 I31=V31/R31,I32=V32/R32 となる。このI31とI32の電流和は、オペアンプの
入力バイアス電流を0と仮定すると、全て帰還抵抗R3
3に流れる。従って出力電圧V33は V33=−(I31+I32)×R33 =−(V31/R31+V32/R32)×R33 ここでR31=R32=R0と設定しておけば V33=−R33/R0(V31+V32) このようにV31とV32が加算された(電圧に比例し
た)電圧がV33として得られることがわかる。
するためにオペアンプ30の入力インピーダンスは無限
大で利得も無限大と仮定する。ここで入力抵抗R31,
R32に流れる電流I31,I32は反転入力端子が仮
想接地点と考えられるので、各々 I31=V31/R31,I32=V32/R32 となる。このI31とI32の電流和は、オペアンプの
入力バイアス電流を0と仮定すると、全て帰還抵抗R3
3に流れる。従って出力電圧V33は V33=−(I31+I32)×R33 =−(V31/R31+V32/R32)×R33 ここでR31=R32=R0と設定しておけば V33=−R33/R0(V31+V32) このようにV31とV32が加算された(電圧に比例し
た)電圧がV33として得られることがわかる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すような従来
の加算回路では、回路中にオペアンプを内蔵しているた
め、このオペアンプを構成するために、多くの素子を必
要としてしまう。さらに、図3に内蔵されるオペアンプ
30について、オペアンプ出力には内部でのオフセット
電圧による誤差電圧を含んでしまい、その結果、制御電
圧に誤差を含むことによって次段に接続するVCOの発
振周波数に誤差を生じてしまう。このように、加算回路
として図3の回路を用いた場合VCOの発振周波数の誤
差を補償する精度が低下してしまうという問題点があっ
た。
の加算回路では、回路中にオペアンプを内蔵しているた
め、このオペアンプを構成するために、多くの素子を必
要としてしまう。さらに、図3に内蔵されるオペアンプ
30について、オペアンプ出力には内部でのオフセット
電圧による誤差電圧を含んでしまい、その結果、制御電
圧に誤差を含むことによって次段に接続するVCOの発
振周波数に誤差を生じてしまう。このように、加算回路
として図3の回路を用いた場合VCOの発振周波数の誤
差を補償する精度が低下してしまうという問題点があっ
た。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電圧制御発振器
制御回路は、第1の位相比較器と第1の低域通過フィル
タと第1の電圧制御発振器とを含む第1の位相同期回路
と、第2の位相比較器と第2の低域通過フィルタと第2
の電圧制御発振器とを含む第2の位相同期回路とから成
る二重ループPLL回路に使用され、第1の低域通過フ
ィルタ出力と第2の低域通過フィルタ出力とを加算した
信号によって前記第2の電圧制御発振器を制御する。
制御回路は、第1の位相比較器と第1の低域通過フィル
タと第1の電圧制御発振器とを含む第1の位相同期回路
と、第2の位相比較器と第2の低域通過フィルタと第2
の電圧制御発振器とを含む第2の位相同期回路とから成
る二重ループPLL回路に使用され、第1の低域通過フ
ィルタ出力と第2の低域通過フィルタ出力とを加算した
信号によって前記第2の電圧制御発振器を制御する。
【0013】その構成は、所定の出力電流を発生する第
1のカレントミラー回路と、この出力電流が供給され第
1の低域通過フィルタの出力信号を入力として差動増幅
する第1の差動増幅回路と、第1のカレントミラー回路
の出力電流が供給され第2の低域通過フィルタの出力信
号を入力として差動増幅する第2の差動増幅回路と、第
1および第2の差動増幅回路の出力電流をカレントミラ
ー接続によって受け、加算する電流加算回路と、電流加
算回路からの加算出力電流を電圧に変換する出力手段と
を含む。
1のカレントミラー回路と、この出力電流が供給され第
1の低域通過フィルタの出力信号を入力として差動増幅
する第1の差動増幅回路と、第1のカレントミラー回路
の出力電流が供給され第2の低域通過フィルタの出力信
号を入力として差動増幅する第2の差動増幅回路と、第
1および第2の差動増幅回路の出力電流をカレントミラ
ー接続によって受け、加算する電流加算回路と、電流加
算回路からの加算出力電流を電圧に変換する出力手段と
を含む。
【0014】本発明の電圧制御発振器制御回路は、基本
的にはカレントミラー回路を使用して各回路を接続して
いるので、ドラフト等は発生しない。また、第1のカレ
ントミラー回路に付加トランジスタを設け、第2の電圧
制御発振器のトランジスタ変動特性、すなわちVbe特
性を相殺することもできる。
的にはカレントミラー回路を使用して各回路を接続して
いるので、ドラフト等は発生しない。また、第1のカレ
ントミラー回路に付加トランジスタを設け、第2の電圧
制御発振器のトランジスタ変動特性、すなわちVbe特
性を相殺することもできる。
【0015】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0016】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。
る。
【0017】図において、このVCO制御回路は、図2
に示す二重ループPLL回路の加算回路25の代わりに
使用される。以下、図2も使用して図1のVCO制御回
路の構成と動作を説明する。
に示す二重ループPLL回路の加算回路25の代わりに
使用される。以下、図2も使用して図1のVCO制御回
路の構成と動作を説明する。
【0018】この回路図において、VCO制御回路は、
NPN型トランジスタQ1,Q2,Q3を含んで構成さ
れる第1のカレントミラー回路6と、カレントミラー回
路6の出力と同じ電流を得るためにPNP型トランジス
タQ4,Q5,Q10を用いて構成した2組の定電流源
(Q4とQ5,Q4とQ10)と、このPNP型トラン
ジスタからなる定電流源を共通エミッタの定電流源とし
て用い、それぞれ低域通過フィルタ23,23aの出力
を入力する2つの差動増幅回路7,9と、これら差動増
幅回路7,9の出力電流と同じ電流を得るために、NP
N型トランジスタQ15,Q16を用いたカレントミラ
ー回路によって差動増幅回路7,9に接続した電流加算
回路8と、この電流加算回路を構成するトランジスタの
コレクタ電流の和と同じ電流を得るために、PNP型ト
ランジスタQ17,Q18を用いてカレントミラー回路
を構成し、この電流を抵抗R3に流すことによって出力
信号を出力端子5から得るカレントミラー回路(出力手
段)10とを含む。
NPN型トランジスタQ1,Q2,Q3を含んで構成さ
れる第1のカレントミラー回路6と、カレントミラー回
路6の出力と同じ電流を得るためにPNP型トランジス
タQ4,Q5,Q10を用いて構成した2組の定電流源
(Q4とQ5,Q4とQ10)と、このPNP型トラン
ジスタからなる定電流源を共通エミッタの定電流源とし
て用い、それぞれ低域通過フィルタ23,23aの出力
を入力する2つの差動増幅回路7,9と、これら差動増
幅回路7,9の出力電流と同じ電流を得るために、NP
N型トランジスタQ15,Q16を用いたカレントミラ
ー回路によって差動増幅回路7,9に接続した電流加算
回路8と、この電流加算回路を構成するトランジスタの
コレクタ電流の和と同じ電流を得るために、PNP型ト
ランジスタQ17,Q18を用いてカレントミラー回路
を構成し、この電流を抵抗R3に流すことによって出力
信号を出力端子5から得るカレントミラー回路(出力手
段)10とを含む。
【0019】次に動作について説明する。カレントミラ
ー回路5では、そのエミッタ抵抗部にNPN型トランジ
スタQ3(付加トランジスタ)をダイオード接続にする
ことによって、出力電流(NPN型トランジスタQ2の
コレクタ電流)はトランジスタQ3のVbe(ベースと
エミッタとの間の電圧)の変動に応じて変化する。この
トランジスタQ3と出力端子5に接続するVCO(図4
の電圧制御発振器)を構成するトランジスタを同一特性
のものにすることによって、温度変動等によるVbeの
変動に対する特性の変動をキャンセルすることができ
る。このことについては図4を用いて後で説明する。カ
レントミラー回路6の出力電流によって差動増幅回路
7,9の電流が制御されるように、PNP型トランジス
タQ4,Q5,Q10を用いカレントミラー回路を構成
し、定電流として各差動増幅回路に供給している。
ー回路5では、そのエミッタ抵抗部にNPN型トランジ
スタQ3(付加トランジスタ)をダイオード接続にする
ことによって、出力電流(NPN型トランジスタQ2の
コレクタ電流)はトランジスタQ3のVbe(ベースと
エミッタとの間の電圧)の変動に応じて変化する。この
トランジスタQ3と出力端子5に接続するVCO(図4
の電圧制御発振器)を構成するトランジスタを同一特性
のものにすることによって、温度変動等によるVbeの
変動に対する特性の変動をキャンセルすることができ
る。このことについては図4を用いて後で説明する。カ
レントミラー回路6の出力電流によって差動増幅回路
7,9の電流が制御されるように、PNP型トランジス
タQ4,Q5,Q10を用いカレントミラー回路を構成
し、定電流として各差動増幅回路に供給している。
【0020】差動増幅回路7の入力端子1,2には低域
通過フィルタ23の出力,差動増幅回路9の入力端子
3,4には低域通過フィルタ23aの出力が供給される
が、それらは逆でもよい。低域通過フィルタ23,23
aはそれぞれ1つの出力を出す場合と、互いに位相が反
転する2つの出力を出す場合があり、どちらの場合であ
るかは位相比較器22から差動的な2つの出力をとり出
すか1つの出力をとり出すかで決まる。フィルタ23,
23aからの出力が1つの場合、入力端子1,2の一方
の入力端子3,4の一方にそれぞれのフィルタ出力を印
加し、他方の入力端子に所定の基準電圧を加える。また
フィルタ23,23aからの出力が2つの場合はそれら
出力を入力端子1,2及び3,4に印加する。
通過フィルタ23の出力,差動増幅回路9の入力端子
3,4には低域通過フィルタ23aの出力が供給される
が、それらは逆でもよい。低域通過フィルタ23,23
aはそれぞれ1つの出力を出す場合と、互いに位相が反
転する2つの出力を出す場合があり、どちらの場合であ
るかは位相比較器22から差動的な2つの出力をとり出
すか1つの出力をとり出すかで決まる。フィルタ23,
23aからの出力が1つの場合、入力端子1,2の一方
の入力端子3,4の一方にそれぞれのフィルタ出力を印
加し、他方の入力端子に所定の基準電圧を加える。また
フィルタ23,23aからの出力が2つの場合はそれら
出力を入力端子1,2及び3,4に印加する。
【0021】電流加算回路8はこれら差動増幅回路7,
9の出力電流をおのおの足し合わせた電流と同じ電流を
得て、かつ、この電流によって出力信号が制御されるよ
うに、再度PNP型トランジスタQ17,Q18を用い
てカレントミラー回路を構成し、その出力電流を抵抗R
3に供給することによって出力信号を出力端子5から得
ることができる。
9の出力電流をおのおの足し合わせた電流と同じ電流を
得て、かつ、この電流によって出力信号が制御されるよ
うに、再度PNP型トランジスタQ17,Q18を用い
てカレントミラー回路を構成し、その出力電流を抵抗R
3に供給することによって出力信号を出力端子5から得
ることができる。
【0022】ここで、オフセット電圧の原因となるトラ
ンジスタのベース・エミッタ間電圧Vbeの温度変動に
対する特性の変動をキャンセルすることを式を追って説
明する。
ンジスタのベース・エミッタ間電圧Vbeの温度変動に
対する特性の変動をキャンセルすることを式を追って説
明する。
【0023】次段に接続するVCOは、図4に示すよう
なエミッタ結合型マルチバイブレータ方式のVCOを想
定している。ここで大切なことは図1におけるNPN型
トランジスタQ3と図4におけるNPN型トランジスタ
Q45及びQ46,Q47,Q48を全く同一の特性を
持つトランジスタにすることである。
なエミッタ結合型マルチバイブレータ方式のVCOを想
定している。ここで大切なことは図1におけるNPN型
トランジスタQ3と図4におけるNPN型トランジスタ
Q45及びQ46,Q47,Q48を全く同一の特性を
持つトランジスタにすることである。
【0024】まず図1に示すVCO制御回路の出力電圧
を求めてみる。NPN型トランジスタQ3のベース・エ
ミッタ間の電圧をVbe3 とするとNPN型トランジスタ
Q2のコレクタ電流(Ic2)は Ic2=Vbe3 /R2 となる。PNP型トランジスタQ4,Q5,Q10で構
成されるカレントミラー回路により差動増幅回路7及び
9に流れる電流はほぼIc2と同じなる。
を求めてみる。NPN型トランジスタQ3のベース・エ
ミッタ間の電圧をVbe3 とするとNPN型トランジスタ
Q2のコレクタ電流(Ic2)は Ic2=Vbe3 /R2 となる。PNP型トランジスタQ4,Q5,Q10で構
成されるカレントミラー回路により差動増幅回路7及び
9に流れる電流はほぼIc2と同じなる。
【0025】差動増幅回路7について、この入力端子1
及び2に印加される電圧の差(電圧)をΔVAとする
と、PNP型トランジスタQ7のコレクタ電流(Ic
7)は Ic7=ΔVA×gm =ΔVA×(q/kT)×Ic =ΔVA/VT×Ic ここで、gmはトランジスタQ6及びQ7の相互コンダ
クタンス q=1.6×10-9(c:クーロン) k=8.65×10-5(eV/OK) Tは絶対温度 Icは差動増幅回路7に流れる電流 すなわちトランジスタQ6,Q7の共通エミッタに流れ
る電流(Ic2に等しい) VT=kT/q である。また、差動増幅回路7を構成するトランジスタ
について、トランジスタQ6とQ7が同一特性であり、
トランジスタQ8とQ9が同一特性のものとする。した
がって、前出のカレントミラー回路6の出力電流Ic2
の式を用いてIc7を表すと Ic7=(ΔVA/VT)×(Vbe3 /R2) となる。
及び2に印加される電圧の差(電圧)をΔVAとする
と、PNP型トランジスタQ7のコレクタ電流(Ic
7)は Ic7=ΔVA×gm =ΔVA×(q/kT)×Ic =ΔVA/VT×Ic ここで、gmはトランジスタQ6及びQ7の相互コンダ
クタンス q=1.6×10-9(c:クーロン) k=8.65×10-5(eV/OK) Tは絶対温度 Icは差動増幅回路7に流れる電流 すなわちトランジスタQ6,Q7の共通エミッタに流れ
る電流(Ic2に等しい) VT=kT/q である。また、差動増幅回路7を構成するトランジスタ
について、トランジスタQ6とQ7が同一特性であり、
トランジスタQ8とQ9が同一特性のものとする。した
がって、前出のカレントミラー回路6の出力電流Ic2
の式を用いてIc7を表すと Ic7=(ΔVA/VT)×(Vbe3 /R2) となる。
【0026】差動増幅回路9についても同様に入力端子
3及び4に印加される電圧の差(電圧)をΔVBとする
と、PNP型トランジスタQ11のコレクタ電流(Ic
11)は、 Ic11=(ΔVB/VT)×(Vbe3 /R2) となる。
3及び4に印加される電圧の差(電圧)をΔVBとする
と、PNP型トランジスタQ11のコレクタ電流(Ic
11)は、 Ic11=(ΔVB/VT)×(Vbe3 /R2) となる。
【0027】このようにして求められた電流が、トラン
ジスタQ9とQ15及びトランジスタQ13とQ16に
よって構成されるカレントミラー回路によって、トラン
ジスタQ15及びトランジスタQ16のコレクタ電流と
して得られ、更にトランジスタQ15とQ16のコレク
タを共通にし、トランジスタQ17とQ18によって構
成されるカレントミラー回路によって、それぞれを足し
合わせた電流が抵抗R3に流れることになる。従って、
出力端子5の電圧(Vo)は Vo=(Ic7+Ic11)×R3 =(R3/(VT・R2))×(ΔVA+ΔVB)×Vbe3 …… として得られる。
ジスタQ9とQ15及びトランジスタQ13とQ16に
よって構成されるカレントミラー回路によって、トラン
ジスタQ15及びトランジスタQ16のコレクタ電流と
して得られ、更にトランジスタQ15とQ16のコレク
タを共通にし、トランジスタQ17とQ18によって構
成されるカレントミラー回路によって、それぞれを足し
合わせた電流が抵抗R3に流れることになる。従って、
出力端子5の電圧(Vo)は Vo=(Ic7+Ic11)×R3 =(R3/(VT・R2))×(ΔVA+ΔVB)×Vbe3 …… として得られる。
【0028】次に図4に示すエミッタ結合型マルチバイ
ブレータ方式のVCOの入力電圧に対する出力周波数の
関係を求めてみる。図4に示すVCOの発振周波数
(f)は f=1/T=I1/4×C41×Vbe46 …… と表わされる。ここでI1は抵抗R43及びR44に流
れる電流である。また、Vbe46はトランジスタQ46の
ベース・エミッタ間の電圧である(参考文献:「Ana
lysis and Design of Analo
g Integrated Circuit」(アナロ
グ集積回路の解析と設計),1977年JOHN WI
LEY & SONG,Inc.発行)。また、電流I
1は I1=(Vin−Vbe47)/R43 …… と表される。式のVoと式のVinが等しく、Vbe
3 とVbe46とVbe47が等しいことに注意すると、VCO
の発振周波数fは f≒R3÷((VT・R2)×(4・C41・R4
3))×(ΔVA+ΔVB) となり、トランジスタの温度ドリフトの影響を受けな
い。
ブレータ方式のVCOの入力電圧に対する出力周波数の
関係を求めてみる。図4に示すVCOの発振周波数
(f)は f=1/T=I1/4×C41×Vbe46 …… と表わされる。ここでI1は抵抗R43及びR44に流
れる電流である。また、Vbe46はトランジスタQ46の
ベース・エミッタ間の電圧である(参考文献:「Ana
lysis and Design of Analo
g Integrated Circuit」(アナロ
グ集積回路の解析と設計),1977年JOHN WI
LEY & SONG,Inc.発行)。また、電流I
1は I1=(Vin−Vbe47)/R43 …… と表される。式のVoと式のVinが等しく、Vbe
3 とVbe46とVbe47が等しいことに注意すると、VCO
の発振周波数fは f≒R3÷((VT・R2)×(4・C41・R4
3))×(ΔVA+ΔVB) となり、トランジスタの温度ドリフトの影響を受けな
い。
【0029】以上説明した実施例では、VCO24aに
図4のエミッタ結合型マルチバイブレータ方式のものを
使用していたが、それ以外の方式の回路でもよい。ま
た、VCO24aは、ドリフトの影響が全くない構成で
あれば、図3のVCO制御回路のカレントミラー回路6
のトランジスタQ3はドリフトを相殺するための特性を
持たなくてもよい。この場合、トランジスタQ3はツェ
ナーダイオードや他の定電圧回路に替えてもよい。
図4のエミッタ結合型マルチバイブレータ方式のものを
使用していたが、それ以外の方式の回路でもよい。ま
た、VCO24aは、ドリフトの影響が全くない構成で
あれば、図3のVCO制御回路のカレントミラー回路6
のトランジスタQ3はドリフトを相殺するための特性を
持たなくてもよい。この場合、トランジスタQ3はツェ
ナーダイオードや他の定電圧回路に替えてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、二重ルー
プPLLのVCO制御回路としてオペアンプを用いない
構成による簡素な回路を実現し、オペアンプを使用した
ときのようなドリフトの問題はない。更に第1のカレン
トミラー回路に付加トランジスタを設けることにより、
温度変動等によるトランジスタのVbe変動に対しても
VCOの発振周波数の誤差を高精度に補償することがで
きるという効果を有する。
プPLLのVCO制御回路としてオペアンプを用いない
構成による簡素な回路を実現し、オペアンプを使用した
ときのようなドリフトの問題はない。更に第1のカレン
トミラー回路に付加トランジスタを設けることにより、
温度変動等によるトランジスタのVbe変動に対しても
VCOの発振周波数の誤差を高精度に補償することがで
きるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の回路図
【図2】二重ループPLL回路の一例のブロック図
【図3】従来の加算回路の一例の回路図
【図4】VCO(電圧制御発振器)の一例の回路図
1,2,3,4 入力端子 5 出力端子 6,10 カレントミラー回路 7,9 差動増幅回路 8 電流加算回路 11 電源 R1,R2,R3 抵抗 Q1,Q2,Q3,Q8,Q9,Q13,Q14,Q1
5,Q16 NPN型トランジスタ Q4,Q5,Q6,Q7,Q10,Q11,Q12,Q
17,Q18 PNP型トランジスタ 21 基準発振器 22,22a 位相比較器 23,23a 低域通過フィルタ 24,24a 電圧制御発振器 25 加算回路 26 第1のPLL回路 27 第2のPLL回路 R31,R32,R33 抵抗 30 オペアンプ 41 入力端子 42 出力端子 43 電源 R41,R42,R43,R44 抵抗 C41 コンデンサ Q41〜Q48 NPN型トランジスタ
5,Q16 NPN型トランジスタ Q4,Q5,Q6,Q7,Q10,Q11,Q12,Q
17,Q18 PNP型トランジスタ 21 基準発振器 22,22a 位相比較器 23,23a 低域通過フィルタ 24,24a 電圧制御発振器 25 加算回路 26 第1のPLL回路 27 第2のPLL回路 R31,R32,R33 抵抗 30 オペアンプ 41 入力端子 42 出力端子 43 電源 R41,R42,R43,R44 抵抗 C41 コンデンサ Q41〜Q48 NPN型トランジスタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9182−5J H03L 7/08 E
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の位相比較器と第1の低域通過フィ
ルタと第1の電圧制御発振器とを含む第1の位相同期回
路と、第2の位相比較器と第2の低域通過フィルタと第
2の電圧制御発振器とを含む第2の位相同期回路とから
成る二重ループPLL回路に使用され、前記第1の低域
通過フィルタの出力と前記第2の低域通過フィルタの出
力とを加算した信号によって前記第2の電圧制御発振器
の出力信号周波数を制御する電圧制御発振器制御回路に
おいて、 所定の出力電流を発生する第1のカレントミラー回路
と、 前記出力電流が供給され前記第1の低域通過フィルタの
出力信号を入力として差動増幅する第1の差動増幅回路
と、 前記出力電流が供給され前記第2の低域通過フィルタの
出力信号を入力として差動増幅する第2の差動増幅回路
と、 前記第1および第2の差動増幅回路の出力電流を第2の
カレントミラー回路によって受け、加算する電流加算回
路と、 前記電流加算回路からの加算出力電流を電圧に変換する
出力手段とを含む電圧制御発振器制御回路。 - 【請求項2】 前記第1のカレントミラー回路は、前記
第2の電圧制御発振器を構成するトランジスタのドリフ
トを相殺するための付加トランジスタを含んで構成さ
れ、前記ドリフト相殺電流成分を含む一定の出力電流を
発生することを特徴とする請求項1に記載された電圧制
御発振器制御回路。 - 【請求項3】 前記第1のカレントミラー回路は、カレ
ントミラー接続された第1,第2のトランジスタと、前
記第1のトランジスタの出力に接続されベースとコレク
タが直結した前記付加トランジスタと、前記第2のトラ
ンジスタの出力に接続された抵抗とを含むことを特徴と
する請求項2に記載された電圧制御発振器制御回路。 - 【請求項4】 前記第1のカレントミラー回路と前記第
1,第2の差動増幅回路とはそれぞれカレントミラー接
続トランジスタによって接続され、該トランジスタを経
由して前記第1のカレントミラー回路の出力電流と同じ
電流が前記第1,第2の差動増幅回路に流れることを特
徴とする請求項1に記載された電圧制御発振器制御回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4236741A JPH0813002B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 電圧制御発振器制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4236741A JPH0813002B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 電圧制御発振器制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06181432A true JPH06181432A (ja) | 1994-06-28 |
| JPH0813002B2 JPH0813002B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=17005104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4236741A Expired - Fee Related JPH0813002B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 電圧制御発振器制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813002B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58166814A (ja) * | 1982-03-27 | 1983-10-03 | Nippon Columbia Co Ltd | 加算増幅回路 |
| JPS61153778A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-12 | Toshiba Corp | アナログ演算回路 |
| JPS6326030A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-03 | Nec Corp | Pll回路 |
| JPH02244820A (ja) * | 1989-03-16 | 1990-09-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | Pll回路 |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP4236741A patent/JPH0813002B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58166814A (ja) * | 1982-03-27 | 1983-10-03 | Nippon Columbia Co Ltd | 加算増幅回路 |
| JPS61153778A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-12 | Toshiba Corp | アナログ演算回路 |
| JPS6326030A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-03 | Nec Corp | Pll回路 |
| JPH02244820A (ja) * | 1989-03-16 | 1990-09-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | Pll回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0813002B2 (ja) | 1996-02-07 |
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|---|---|---|---|
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