JPH06182449A - 曲げロール機 - Google Patents

曲げロール機

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JPH06182449A
JPH06182449A JP33896392A JP33896392A JPH06182449A JP H06182449 A JPH06182449 A JP H06182449A JP 33896392 A JP33896392 A JP 33896392A JP 33896392 A JP33896392 A JP 33896392A JP H06182449 A JPH06182449 A JP H06182449A
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support
lower rolls
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Sadao Hayashibe
貞夫 林部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、上ロールと対の下ロールの間で板
材を曲げる曲げロール機において、下ロールやそのサポ
ートロールの上ロールに対する水平移動を機械的に行な
えるようにする。 【構成】 下ロール5、6の軸受部材7、8を、上ロー
ル4に対してスライド可能に設け、各軸受部材7、8に
取付けたナット22、23に、ねじを介して送り軸2
4、25を係合させる。上記下ロール5、6の送り軸2
4、25と、サポートロールの軸受部材に取付けた送り
軸とを連動伝達軸29、30に連結し、それぞれの送り
軸を連動して回動させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上ロールと対の下ロ
ールの間で板材を曲げ加工する曲げロール機に関し、特
に、下ロールやそのサポートロールの上ロールに対する
移動量を調節する構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の曲げロール機として、図10乃
至図12に示すように、上ロール61と、その下方に対
向配置される対の下ロール62、63とを備え、その各
下ロール62、63に回動用の駆動装置64を連結し、
上ロール61と、回転させた下ロール62、63との間
で板材を曲げ加工するようにしたものがある。
【0003】上記下ロール62、63は、両端部が軸受
部材65、66によって支持され、下ロールの長さ寸法
が大きい場合、その両軸受部材65、66の間に複数の
サポートロール67、68を配置し、下ロール62、6
3の荷重を受けるようにしている。このサポートロール
67、68は、図12に示すように各下ロール62、6
3の下面に当接する2つのローラ69、69を備え、そ
のローラ69、69を軸受部材70、71により回転自
在に支持している。
【0004】上記の曲げロール機においては、曲げる板
材の板厚の変化や、板材の端部の曲げ加工に対応するた
めに、板材が挿通する上ロール61と各下ロール62、
63の間の間隔を適宜変化させる構造が必要になる。こ
のため、従来は、図11に示すように各下ロール62、
63の軸受部材65、66をそれぞれ水平方向に移動可
能に設け、その各軸受部材65、66を油圧シリンダ7
2、73によりスライドさせて、下ロール62、63の
上ロール61間の間隔を調節できるようにしている。
【0005】また、上記下ロール62、63の移動に対
応するため、図12に示すように、各サポートロール6
7、68の軸受部材70、71をそれぞれ油圧シリンダ
74、75によって移動できるようにし、下ロール6
2、63のスライド量に応じて各サポートロール67、
68をスライドできるようにしている。
【0006】さらに、上記の油圧シリンダを用いた構造
では、各油圧シリンダの伸縮量を同調させて正確な量に
調節することが難しいために、各軸受部材65、66及
び各軸受部材70、71の端面と、曲げロール機の基台
76との間に挿入される多数のスペーサ77を用意し、
所要のスライド量に応じて複数のスペーサ77を挿入し
た後、各油圧シリンダ72〜75によって上記スペーサ
77に突き当たるまで軸受部材65、66又は70、7
1をスライドさせる方法がとられており、これにより、
正確なスライド量の設定と、下ロール62、63に加わ
る曲げ荷重に対する支持を行なうようにしている。
【0007】なお、上記の図11及び図12には、下ロ
ール62、63やサポートロール67、68をそれぞれ
独立してスライドできる構造を示したが、各軸受部材6
5、66又は各軸受部材70、71を一体に形成し、下
ロール62、63やサポートロール67、68を、上ロ
ール61に対して一体でスライドさせるようにする場合
もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にスペーサ77を利用してスライド量を決定する方法で
は、その都度重量のあるスペーサ77を作業者が持ち歩
き、床面より下方にあるサポートロール等にかがみ込ん
で各軸受部材の位置に挿入する必要があるため、作業に
多くの手間がかかり、大きな労力を必要とする問題があ
る。
【0009】特に、下ロール62、63の長さが大き
く、サポートロール67、68が数が多くなった場合に
は、作業者の移動量や、スペーサ77の挿入回数が著し
く多くなるため、作業者に相当の重労働を強いることに
なる。
【0010】そこで、この発明は、上記の問題を解決
し、下ロール又はサポートロールの位置調整を作業者の
手作業ではなく機械的に効率よく行なうことができる曲
げロール機を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の第1の手段は、対の下ロールの軸受にね
じ、歯車等の機械的な移動案内機構を介して連結する送
り軸を設け、その各送り軸の作動により上記対の下ロー
ルの各軸受が上ロールに対して同時に又は独立して水平
移動するように形成し、上記各送り軸を、それぞれ駆動
装置によって連動して作動するように接続したのであ
る。
【0012】また、この発明の第2の手段は、上記の構
造に加えて、対の下ロールにそれらを支持するサポート
ロールを設け、その各サポートロールの軸受にねじ、歯
車等の機械的な移動案内機構を介して連結する送り軸を
設け、この各送り軸の作動により上記サポートロールの
各軸受が上ロールに対して同時に又は独立して水平移動
するように形成し、上記サポートロールの各送り軸を、
下ロールの各送り軸と連動して作動するように駆動装置
に接続したのである。
【0013】
【作用】上記の第1の手段においては、駆動装置によっ
て下ロールの各送り軸を連動して作動すると、各送り軸
と連結した各軸受がねじ、歯車等の案内によって同調し
て水平移動し、対の下ロールが上ロールに対して同時に
又は独立してスライドする。
【0014】また、第2の手段においては、駆動装置に
より各サポートローラの送り軸と下ローラの送り軸が連
動して作動するため、各送り軸と各軸受におけるねじ、
歯車等の案内により、各下ロールと各サポートロールが
上ロールに対して同期して水平移動する。
【0015】
【実施例】図1乃至図5は、実施例の曲げロール機を示
している。図に示すように、基台1の両側には、門形フ
レーム2、2が設置され、その各門形フレーム2、2の
内側に、上下方向のガーダー3の昇降装置46と47が
設けられ、そのガーダー3を介して上ロール4の両端が
吊下げ支持されている。
【0016】上ロール4の下方には、水平に対向して一
対の下ロール5、6が配置され、その各下ロール5、6
の両端部が、それぞれ各門形フレーム2、2の位置に設
けた軸受部材7、8により回転自在に支持されている。
また、各下ロール5、6の一方の端部は、ジョイント軸
9を介して駆動装置10に連結され、その駆動装置10
の駆動により各下ロール5、6が連動して同一方向に回
動するようになっている。
【0017】また、各下ロール5、6の両側の基台1上
面には、それぞれ複列で多数の送り用ローラ11、12
が配置され、曲げ加工する板材を上ロール4と下ロール
5、6間に向かって供給又は引き出すようになってい
る。
【0018】上記下ロール5、6の軸受部材7、8の間
には、軸方向に所定間隔をおいて各下ロール5、6を支
持する複数のサポートロール13、14が設けられ、そ
のサポートロール13、14に対応して上ロール4の上
方には、それぞれ上ロールを受ける上側サポートロール
15が設けられている。
【0019】上記サポートロール13、14は、図4に
示すように各下ロール5、6の下面に当接する2個のロ
ーラ16、16から成り、その各ローラ16、16をそ
れぞれ軸受部材17、18が回転自在に支持している。
【0020】上記下ロール5、6の軸受部材7、8は、
図4及び図5に示すように、下面に設けた案内部20
を、上ロール4と直交するように基台1に設けたガイド
溝19に嵌合させ、その案内部20とガイド溝19の案
内により上ロール4に対して直交する方向にスライド可
能になっている。また、上記案内部20に設けた貫通孔
21の内部にナット22、23が固定され、その各ナッ
ト22、23にそれぞれ送り軸24、25が係合してい
る。
【0021】この各送り軸24、25は、周面にナット
22、23と螺合するねじ山26が形成され、各門形フ
レーム2、2に回転自在に取付けられており、その各送
り軸24、25の外側の端部が、それぞれベベルギヤ2
7、28を介して、各下ロール5、6の両側に沿って配
置された連動伝達軸29、30に連結されている。
【0022】一方、サポートロール13、14の各軸受
部材17、18は、図6及び図7に示すように、下面に
設けた案内部31と基台1のガイド溝32との案内によ
り上ロール4と直交する方向にスライド可能に取付けら
れ、案内部31の貫通孔33に取付けたナット34、3
5に、それぞれ周面にねじ山38を設けた送り軸36、
37が螺合している。この各送り軸36、37は、基台
1の両側に設けた支持台39、40に回転自在に取付け
られており、その外側端部が、ベベルギヤ41、42を
介して上記連動伝達軸29、30に連結されている。
【0023】上記各連動伝達軸29、30の中央部に
は、歯車やチェーン等から成る減速機構43を介してそ
れぞれ駆動モータ44、45が連結され、この各駆動モ
ータ44、45が作動すると、各連動伝達軸29、30
が回動し、各ベベルギヤ27、28、41、42を介し
て送り軸24、25や送り軸36、37に回転力が伝達
されるようになっている。
【0024】この実施例は上記のような構造であり、各
駆動モータ44、45を作動すると、連動伝達軸29、
30と各ベベルギヤを介して送り軸24、25及び送り
軸36、37が同期して回動する。このように各送り軸
が回動すると、その周面のねじ山26、38と各ナット
22、23、34、35との案内により、軸受部材7、
8及び軸受部材17、18がスライドし、下ロール5、
6と各サポートロール13、14が上ロール4に対して
同期して水平移動する。
【0025】例えば、一方の駆動モータ44を停止し、
他方の駆動モータ45だけを作動させると、連動伝達軸
30に連結する軸受部材8と軸受部材18だけがスライ
ドし、図6に示すように上ロール4に対して一方の下ロ
ール6とサポートロール14だけが接近し、各下ロール
5、6を非対称な位置に配置することができる。この状
態は、接近した上ロール4と下ロール6の間で板材の端
部まで曲げ加工する場合に使用される。
【0026】また、板厚の変化に対応する場合には、両
方の駆動モータ44、45を同時に作動し、両側の下ロ
ール5、6とサポートロール13、14を同時に上ロー
ル4に対して接近離反させ、上ロール4と各下ロール
5、6間の間隔を板材の厚みに合せて設定する。
【0027】上記の構造では、下ロール5、6やサポー
トロール13、14のスライド量は、各送り軸と各ナッ
トの間のねじ山26、38のピッチで規制されるため、
各軸受部材7、8、17、18の移動量を検出器等で検
出し、その検出信号に基づいて駆動モータ44、45の
作動を制御することにより、正確に下ロールやサポート
ロールをスライドして位置決めする。
【0028】また、軸受部材7、8、17、18と各送
り軸24、25、36、37はねじ山によって結合され
ているため、曲げ加工によって下ロール5、6やサポー
トロール13、14に加わる水平分力は確実に受け止め
られることになり、十分な曲げ力を発揮することができ
る。
【0029】図8及び図9は他の実施例を示している。
この例では、一体で形成した軸受部材51に、対の下ロ
ール5、6を回動自在に支持し、その軸受部材51の貫
通孔52に取付けたナット53に、送り軸54を螺合さ
せている。
【0030】また、各下ロール5、6を受けるサポート
ロール13、14の軸受部材55を一体で形成し、その
軸受部材55に取付けたナット56に、送り軸57を螺
合させている。
【0031】さらに、上記各送り軸54、57の外側端
部を、それぞれベベルギヤ58、59を介して共通の連
動伝達軸29に連結している。
【0032】上記の構造では、連動伝達軸29により送
り軸54、57を回転させると、送り軸54、57とナ
ット53、56のねじ山の案内により軸受部材51、5
5が同期してスライドし、対の下ロール5、6が中心距
離が一定のまま一体となって移動する。
【0033】なお、上記の各実施例では、各軸受部材と
送り軸の連結を、送り軸周面のねじ山とナットの螺合に
より行なうようにしたが、この連結は、ボールねじとボ
ールねじナットの組合せや、ピニオンとラックを組合せ
た歯車の案内機構などを用いることもできる。
【0034】また、下ロール5、6の長さが短く剛性が
高い場合には、下ロールを受けるサポートロール13、
14を設けない場合があるが、その場合は、下ロール
5、6を支持する軸受部材に対してねじや歯車等を介し
て送り軸を連結し、下ロールだけを同時に又は独立して
移動させるようにする。
【0035】
【効果】以上のように、この発明は、下ロールやサポー
トロールの各軸受にねじ、歯車等の移動案内機構を介し
て送り軸を連結し、その各送り軸を連動して作動させる
ようにしたので、下ロールやサポートロールを同期して
精度よくスライドさせることができる。したがって、作
業者の手作業によらずに機械的に下ロールと上ロールを
正確に移動調節することができ、作業能率を大きく向上
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の曲げロール機を示す正面図
【図2】図1のII−II線に沿った横断平面図
【図3】同上の縦断側面図
【図4】同上の下ロールと送り軸の連結構造を示す断面
【図5】図4のV−V線に沿った断面図
【図6】同上のサポートロールと送り軸の連結構造を示
す断面図
【図7】図6のVII-VII 線に沿った断面図
【図8】他の実施例における下ロールと送り軸の連結構
造を示す断面図
【図9】同上のサポートロールと送り軸の連結構造を示
す断面図
【図10】従来の曲げロール機を示す正面図
【図11】従来の下ロールのスライド構造を示す断面図
【図12】従来のサポートロールのスライド構造を示す
断面図
【符号の説明】
1 基台 4 上ロール 5、6 下ロール 7、8 軸受部材 13、14 下側サポートロール 17、18 軸受部材 22、23、34、35 ナット 24、25、36、37 送り軸 26、38 ねじ山 29、30 連動伝達軸 44、45 駆動モータ 51、55 軸受部材 53、56 ナット 54、57 送り軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】
【効果】以上のように、この発明は、下ロールやサポー
トロールの各軸受にねじ、歯車等の移動案内機構を介し
て送り軸を連結し、その各送り軸を連動して作動させる
ようにしたので、下ロールやサポートロールを同期して
精度よくスライドさせることができる。したがって、作
業者の手作業によらずに機械的に下ロールとサポート
ールを正確に移動調節することができ、作業能率を大き
く向上できる効果がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ロールと、その下方に対向配置される
    一対の下ロールを備え、相対回転させた上ロールと下ロ
    ールの間で板材を曲げ加工する曲げロール機において、
    上記対の下ロールの軸受にねじ、歯車等の機械的な移動
    案内機構を介して連結する送り軸を設け、その各送り軸
    の作動により上記対の下ロールの各軸受が上ロールに対
    して同時に又は独立して水平移動するように形成し、上
    記各送り軸を、それぞれ駆動装置によって連動して作動
    するように接続したことを特徴とする曲げロール機。
  2. 【請求項2】 上記対の下ロールの下方に、それらを支
    持するサポートロールを設け、その各サポートロールの
    軸受にねじ、歯車等の機械的な移動案内機構を介して連
    結する送り軸を設け、この各送り軸の作動により上記サ
    ポートロールの各軸受が上ロールに対して同時に又は独
    立して水平移動するように形成し、上記サポートロール
    の各送り軸を、それぞれ上記各下ロールの各送り軸と連
    動して作動するように駆動装置に接続したことを特徴と
    する請求項1に記載の曲げロール機。
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