JPH06183132A - インクジェット記録シート及びその製造方法 - Google Patents
インクジェット記録シート及びその製造方法Info
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- JPH06183132A JPH06183132A JP43A JP33613592A JPH06183132A JP H06183132 A JPH06183132 A JP H06183132A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 33613592 A JP33613592 A JP 33613592A JP H06183132 A JPH06183132 A JP H06183132A
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- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
- B29C41/02—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C41/12—Spreading-out the material on a substrate, e.g. on the surface of a liquid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/005—Curtain coaters
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
ることである。 【構成】 インク受理層塗液の粘度が40〜2000c
ps、該塗液の表面張力が23〜55dyne/cmで
あり、これを支持体上にカーテン塗布装置を用いて塗布
してなるインクジェット記録シート及びその製造方法。 【効果】 塗布欠点が発生せず、印字濃度が高く、画像
濃度むら及び裏写りが発生しないインクジェット記録シ
ートが得られる。
Description
るインクジェット記録シート及びその製造方法に関する
ものであり、特に、インクジェット記録シート上に記録
された画像や文字の濃度が高く、画線部の濃度むらを改
良したインクジェット記録シート及びその製造方法に関
するものである。
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙などの記録
シートに付着させ、画像・文字などの記録を行なうもの
であるが、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターン
の融通性が大きい、現像−定着が不要等の特徴があり、
漢字等の複雑な文字を含め各種図形及びカラー画像等の
記録装置として種々の用途に於いて急速に普及してい
る。更に、多色インクジェット方式により形成される画
像は、製版方式による多色印刷やカラー写真方式による
印画に匹敵する諧調性を有する画質を得ることが可能で
ある。又、作成部数が少なくて済む用途に於いては、写
真技術によるよりも安価であることからフルカラー画像
記録分野にまで広く応用されつつある。
インクジェット記録シートとしては、以下の特性を満た
すことが必要である。 画線部での印字濃度むらがないこと。 印字ドットの濃度が高く、色調が明るく鮮やかである
こと。
ット記録シートとして、上質紙等の紙、合成紙、合成樹
脂フィルム等の支持体面上にインク受理層を設けたコー
トタイプのインクジェット記録シートが開発されてき
た。
ンダーを加えたインク受理層塗液を、支持体上に、塗
布、乾燥を行った塗布層であり、インクを吸収して画像
として定着させることを目的に設けるものである。ここ
で、前記した特性を満たすためのインク受理層の構造上
の条件は以下の通りである。 塗布層の厚みが均一であり、塗布むらや塗布欠点の発
生がないこと。 インク受理層液中のバインダーが選択的に支持体中に
浸透しないこと。
ことは、インクの吸収性をインク受理層において、受理
すべきインク量が平面方向で等量の場合、インクが均一
に吸収されることを意味し、さらに、かかる塗布層の厚
みが、均一でない場合には、画像濃度にむらを生じるこ
とを意味する。また、部分的な塗布むらとして観察され
る塗布欠点も、同様に画像濃度むらの発生の原因とな
る。
ダーが選択的に支持体中に浸透を起こすと、インク受理
層中のバインダーの存在比率が低くなり、インク吸収が
過剰に進行して、画像の濃度が低くなり、色調の鮮鋭度
も落ちるばかりでなく、支持体に浸透したバインダー
は、支持体中へのインクの吸収を阻害するため、インク
受理層中で面方向にインクが浸透しやすくなり、画線の
鮮鋭度が落ちる。さらに、浸透したインクは、裏面か裏
面近傍に到達し、表面の画像が裏面に写る「裏写り」と
称される障害が起こる。
布に、従来、用いられてきた給液部と計量部が分離した
後計量型の塗布装置やロール塗布装置を用いた場合、か
かるインク受理層の構造上の条件を満たすインク受理層
を有するインクジェット記録シートを得ることはできな
かった。
式を用いた場合、比較的、平滑な表面形状を有するイン
ク受理層を得ることができるが、パルプや合成繊維を抄
造して作製する紙を支持体とすると、支持体の表面形状
に対応した塗布量むらを生じる。また、かかる塗布方式
では、塗布層操作において、ストリークやスクラッチ等
の塗布欠点が生じ易く、塗布量が均一なインク受理層を
得ることができない。
から計量までの間に、ウェブに塗布液中のバインダー成
分が必要以上に浸入し、さらに、ブレード先端部或はロ
ッド接触部で塗布液に対して、高い圧力が負荷されるた
め、バインダーの侵入は、さらに進行する。このこと
は、画像濃度や鮮鋭度を低下させるばかりでなく、余剰
分として掻き落とされた液は、供給前の液の組成と異な
るため、時間の経過と共に塗布液の組成が変化し、安定
した品質の製品を得ることができない。
パターンを塗布層に発生することが不可避で、均一な塗
布量のインク受理層を得ることができない。同様に、各
種ロール塗布装置でもロールから支持体に塗布液が転写
される際に、スプリットパターンと称される塗布量むら
の発生が不可避である。
の塗布方式では得ることができなかったインク受理層の
塗布量が均一で、インク受理層液に含まれるバインダー
の支持体への選択的な吸収の起こらないことにより、画
線部での印字濃度むらの発生がなく、また、印字濃度が
高く鮮鋭な画質を有するインクジェット記録シートを得
ることである。
の塗液粘度を40〜2000cpsとし、該塗液の表面
張力を、23〜55dyne/cmとして、該塗液を支
持体上にカーテン塗布装置を用いて塗布することによ
り、画線部での印字濃度むらの発生がなく、また、印字
濃度が高く、鮮鋭な画質を有するインクジェット記録シ
ートを得ることができる。
であり、支持体への塗布が行われる前に液の計量が終了
しており、また、カーテン膜は両面に自由表面であり、
塗布時に片面が支持体と接触することにより伸張され、
塗布層膜を形成するため、塗布時に流路の規制を受けな
いことが特徴として挙げられる。つまり、均一な液膜が
伸張され塗布層膜となることから、支持体の形状によら
ず、塗布層膜は、極めて均一な厚みを有する。
示すような塗布故障現象の発生を見る場合がある。 塗布層膜と支持体表面の層間に、空気が侵入する空気
同伴現象。 塗布液が支持体に濡れずにはじく現象。
気泡となり、乾燥時に膨張して塗布層を貫通し、塗布層
のない気泡痕を形成する。また、特に、同伴空気量が多
い場合には、塗布層が支持体表面に海島状に分布するよ
うになる。このように発生するインク受理層の塗布量分
布にむらは、画像濃度むらや欠落の原因となり、満足し
得る品質のインクジェット記録シートを得ることができ
ない。
にはじく現象が起こると、塗布層を全く形成することが
できず、インクジェット記録シートを得ることができな
い。
ることを目的に鋭意検討を重ねた結果、インク受理層塗
液の粘度及び表面張力が、かかる塗布欠陥の発生と密接
な関係があることが判明した。
psに満たない場合には、塗布時に、カーテン膜の延伸
が起こる際に粘性力が不足し、カーテン膜が原紙に転移
して塗布層を形成する領域で、流れに乱れが生じて、塗
布膜を形成することができなくなる。また、インク受理
層塗液の粘度が、2000cpsを超えると、粘性力が
過剰になり、カーテン膜の落下地点が、支持体の進行方
向に対して下流側に移動し、空気同伴が起こり塗布量分
布にむらが生じることが判明した。
3dyne/cmに満たない場合には、塗布むらなどの
塗布故障が発生しないが、塗布後にインク受理層塗液中
の連続相を構成する水やバインダーが支持体中に必要以
上に侵入し、インク受理層中のバインダーの存在比率が
低くなり、インク吸収が過剰に進行して、画像の濃度が
低くなり、色調の鮮鋭度も落ちるばかりでなく、支持体
に浸透したバインダーは、支持体中へのインクの吸収を
阻害するため、インク受理層中で面方向にインクが浸透
しやすくなり、画線の鮮鋭度が落ちることが判明した。
さらに、インク塗液の表面張力が55dyne/cmを
超えると、塗布時に支持体に対してインク受理層塗液の
濡れが起こらず、塗布層を形成することができないこと
が判明した。
0〜2000cpsの範囲とし、かつ、該塗液の表面張
力を23〜55dyne/cmの範囲に調整することに
より、空気同伴現象及び塗布液が支持体に濡れずにはじ
く現象のいずれの現象も回避でき、塗布量分布が均一な
塗布層を有するインクジェット記録シートが得られる。
し、また、塗布装置において、通年で同一の温度を保持
することが困難であることから、カーテンを形成し塗布
直前にある該塗液を採取し、採取直後に、B型粘度計に
より測定した値を、本発明における粘度値とした。
整するために、ポリビニルアルコール、澱粉、カルボキ
シメチルセルロース等の水溶性高分子やアクリル系エマ
ルジョン等の増粘剤を塗布液に混合し粘度を上昇させる
手段や塗布液の固形分濃度を高くして、分散物質間の距
離を小さくし相互間力を高くしたり、衝突確率を上げ、
粘度を上昇させたり、逆に塗布液を希釈して粘度を下げ
る手段を講じることができる。
に、該塗液の温度に依存することから、カーテンを形成
し塗布直前にある該塗液を採取し、採取直後に、白金リ
ング釣り上げ法により測定した値を、本発明における表
面張力値とした。
に調整するために、カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸
エステル塩、リン酸エステル塩などのアニオン系界面活
性剤、エーテル型、エーテルエステル型、エステル型、
含窒素型などのノニオン系界面活性剤、ベタイン、アミ
ノカルボン酸塩、イミダゾリン誘導体などの両性系界面
活性剤を塗布液に任意の量を混合することができる。
分かるように、該塗液が流路を規制されて流れる場が、
スリット2の部分だけであることが挙げられる。このス
リットの幅の選択範囲は広いが、通常は、0.2mm〜
1mmの間である。カーテン塗布では、リップ3から流
出した塗液は、ウェブ5に接触するまで自由表面を形成
するため、流路を規制されない。これに対して、ロッド
やブレード塗布方式では、液の計量が行われるロッド或
はブレードとウェブの最小の間隙は、通常は、0.05
mm以下である。したがって、ストリークやスクラッチ
の原因が凝集物や異物である場合に、ストリークやスク
ラッチとして現れる確率は、ロッド或はブレード塗布方
式よりカーテン塗布方式のほうが低く、つまり、カーテ
ン塗布装置によれば、塗布欠陥の発生率が極めて低く、
かかる塗布むらに起因するインク受理むらの発生が極め
て少ないインクジェット記録シートを得ることができ
る。
塗布方式であるため、ヘッドから流出した塗液が、回収
されて使用される量が少ない。一方、ブレード塗布方
式、ロッド塗布方式、エアナイフ塗布方式は、一旦、塗
液をウェブに過剰に供給した後に、掻き落として計量を
行う後計量型の塗布方式であるため、回収される液量
は、カーテン塗布と比較して多い。また、かかる塗布方
式では、過剰な塗液がウェブに供給されたときに、液中
の水やバインダーがウェブに選択的に吸収され、回収液
が高濃度化して塗液が高濃度化したり、原紙表面に付着
している異物が回収液に同伴してストリークの原因とな
る。カーテン塗布方式では、長時間の操業でも塗液が濃
度変化することなく、安定した塗布が行うことができ
る。
ンクの溶媒を定着させる機能を有する必要があるため、
水溶性インクの溶媒との親和性の点で水溶性のバインダ
ーを含有することであるが好ましく、本発明において用
いることができる水溶性バインダーとしては、ポリビニ
ルアルコール、酢酸ビニル、酸化澱粉、エステル化澱
粉、エーテル化澱粉、カルボキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、カゼ
イン、ゼラチン、大豆蛋白などを挙げることができる。
いることができるその他のバインダーとして、無水マレ
イン酸樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメ
タクリレート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共
重合体ラテックス;アクリル酸エステル及びメタクリル
酸エステルの重合体又は共重合体等のアクリル系重合体
ラテクッス;エチレン酢酸ビニル共重合体等のビニル系
重合体ラテックス;或いはこれらの各種重合体のカルボ
キシル基等の官能基含有単量体による官能基変性重合体
ラテックス;メラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹
脂系等の水性接着剤;ポリメチルメタクリレート、ポリ
ウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラール、アルキ
ッド樹脂等の合成樹脂系接着剤を挙げることができる。
するインク受理層の水溶性インク受理時の強度、つま
り、耐水性を高める目的、及び、インクの定着性を促進
する目的でカチオン性染料定着剤を用いることが好まし
い。本発明におけるカチオン性染料定着剤は、水に溶解
したとき離解してカチオン性を呈する1級〜3級アミン
又は4級アンモニウム塩のモノマー、オリゴマー、ポリ
マーの少なくとも1種以上を使用するものであり、好ま
しくは、オリゴマー又はポリマーである。
知の白色顔料を1種以上用いることができる。例えば、
軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオリン、
タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタ
ン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、
珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸
マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリカ、
コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水酸化アルミニウ
ム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、加水ハロイサイ
ト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム等の白色無
機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、アクリル
系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイクロカ
プセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有機顔料等が挙げ
られる。上記の中でもインク受理層中に主体成分として
含有する白色顔料としては多孔性無機顔料が好ましく、
多孔性合成非晶質シリカ、多孔性炭酸マグネシウム、多
孔性アルミナ等があげられ、特に細孔容積の大きい多孔
性合成非晶質シリカが好ましい。
は、紙、又は熱可塑性樹脂フィルム、合成紙、写真用支
持体のような合成樹脂ラミネート紙、木材繊維や合成繊
維を主体とした不織布の如きシート状物質が挙げられ
る。紙の場合は、内添サイズ剤の添加又は無添加、中性
サイズ剤、ポリマーサイズ剤、酸性サイズ剤等のサイズ
剤の単独又は併用使用、填料の含有又は非含有で良く、
サイズプレスの有無でも何等制限しない。紙支持体の内
添填料は、白色顔料として、従来公知の顔料が用いら
れ、単独或は併用できるが、例えば、軽質炭酸カルシウ
ム、重質炭酸カルシウム、カオリン、クレー、タルク、
硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜
鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミ
ニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウ
ム、合成シリカ、水酸化アルミニウム、アルミナ、リト
ポン、ゼオライト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシ
ウムのような白色無機顔料、スチレン系プラスチックピ
グメント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエ
チレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂の
ような有機顔料等が挙げられる。さらに、該支持体が紙
の場合、中性サイズ剤及び填料を含有し、かつ木材パル
プ/填料の比が、90〜70重量%/10〜30重量%
であり、坪量が60〜120g/m2であることが好まし
いが、何等制限を受けるものではない。
顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、
離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増
白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、
耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤等を適宜配
合することもできる。
液媒体、その他の添加剤からなる記録液体である。着色
剤としては、直接染料、酸性染料、塩基性染料、反応性
染料或は食品用色素等の水溶性染料が挙げられる。
の各種有機溶剤、例えば、メチルアルコール、エチルア
ルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−ブチルアルコール、 sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコール等
の炭素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトンアルコ
ール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1,2,6 −ヘキサントリオール、チ
オジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレング
リコール等のアルキレン基が2〜6個のアルキレングリ
コール類;グリセリン、エチレングリコールメチルエー
テル、ジエチレングリコールメチル(又はエチル)エー
テル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル等の
多価アルコールの低級アルキルエーテル類等が挙げられ
る。これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレ
ングリコール等の多価アルコール、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
エチルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエー
テルが好ましい。その他の添加剤としては、例えば、P
H調節剤、金属封鎖剤、防カビ剤、粘度調整剤、湿潤
剤、界面活性剤、及び防錆剤等が挙げられる。
は、インクジェット記録シートとしての使用に留まら
ず、記録時に液状であるインクを使用するどのような記
録シートとして用いてもかまわない。例えば、熱溶融性
物質、染顔料などを主成分とする熱溶融性インクを樹脂
フィルム、高密度紙、合成紙などの薄い支持体上に塗布
したインクシートを、その裏面より加熱し、インクを溶
融させて転写する熱転写記録用記録シート、熱溶融性イ
ンクを加熱溶融して微小液滴化、飛翔記録するインクジ
ェット記録シート、油溶性染料を溶媒に溶解したインク
を用いたインクジェット記録シート、光重合型モノマー
及び無色または有色の染顔料を内包したマイクロカプセ
ルを用いた感光感圧型ドナーシートに対応する記録シー
トなどが挙げられる。
インクが液体状態である点である。液状インクは、硬
化、固化又は定着までに、記録シートのインク受理層の
深さ方向又は水平方向に対して浸透・拡散を起こす。上
述した各種記録シートは、それぞれの方式に応じた吸収
性を必要とするもので、本発明のインクジェット記録シ
ートを上述した各種の記録シートとして利用することが
できる。さらに、複写機・プリンター等に広く使用され
ている電子写真記録方式のトナーを加熱定着する記録シ
ートとして、本発明におけるインクジェット記録シート
を使用ことができる。
様について詳細に説明する。図1は、本発明の実施態様
を示し、インク受理層塗布用の塗布装置の概略図であ
る。予め調製されたインク受理層塗液は、塗液貯蔵タン
ク11より、給液ポンプ12によって、コーターヘッド
1へ送られる。
6、スリット2からなり、それぞれ高精度の仕上げが施
されている。供給された塗液は、マニホールド6に満た
され、更にスリット2に送られるときに通過する狭い間
隙において、ポンプ12の送液による動圧の影響が軽減
され、幅方向における圧力分布が均一化され、リップ3
より流出し、垂直なカーテン膜4を形成する。
カーテン膜4は、連続走行しているウェブ5と接触し、
ウェブ5に塗布される。ここでエッジガイド10a、1
0bはコーターヘッド1の幅を超えず、更にウェブ5の
幅を超えて設けられ、垂直カーテン膜はウェブ5の幅を
超えて形成される。垂直カーテン膜4がウェブ5の幅を
超えて形成されているのは、垂直カーテン膜4の両端部
における塗層の厚塗りを防止するためである。ウェブ5
の幅を超えて流下する塗液は、受液槽9に回収され、塗
液貯蔵タンク11に戻された後再び塗布される。また、
ウェブ5が切断した時など塗布が中断された場合も、塗
液は受液槽9に回収される。
膜4との接触部(以後、「塗布部」という。)にはウェ
ブ5に同伴する空気流を遮蔽し、カーテン周辺の空気の
回流などで垂直カーテン膜4が乱れることなくウェブ5
に達するようにするため遮風板8が設けられている。ま
た、ウェブ5の搬送方向は、塗布部の直前でロール7に
より方向転換することにより、ウェブ5に同伴する空気
の塗布部への影響を最小限にとどめるように構成されて
いる。
態で塗布するためには、ウェブ5からコーターヘッド1
下部の流出部までの高さがある程度必要とされるが、本
実施態様においてはその高さを制御することも可能であ
り、垂直カーテン膜4の安定に適した高さは60〜30
0mm、好ましくは100〜250mm、更に好ましく
は120〜180mmである。
となく、様々な変形が可能であることは言うまでもな
い。前述した実施態様において、形成したカーテン膜の
幅は、ウェブ5の幅より大としたが、これは塗布層両端
部における塗布量の増加を防止するためであって、この
ような塗布量増加が小であるか、もしくはあまり問題と
されない場合、または特公昭49−14130号公報等
に開示される方法、その他塗布量増加防止方法を採用す
ることにより解消しうる場合には、垂直カーテン膜をウ
ェブ5の幅に一致させるか、或はこれより多少小として
も差し支えない。
s、該塗液の表面張力を23〜55dyne/cmの範
囲に調整し、カーテン塗布装置を用いて、支持体に塗布
を行うことにより、塗布欠点の発生がなく、インク受理
層の塗布量分布が均一となる。塗布時に塗布液に負荷さ
れる圧力が少ないこと、及び過剰な該塗液を支持体に供
給することがないことから、インク受理層塗液に含まれ
るバインダーの支持体への選択的な吸収が起こらない。
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
又、実施例に於いて示す「部」及び「%」は、特に明示
しない限り重量部及び重量%を示す。
方法によって行った。 1)印字濃度 印字濃度は、シャープ製(IO−720)インクジェッ
トプリンターによりブラック、イエロー、マゼンタ、シ
アンの各色単色ベタ印字した記録画像の光学濃度を測定
した。数値は、高い方が濃度が高く良好なことを示す。
例えば、ブラックであれば、1.30以上であれば十分
に良好なことを示す。
プリンターを用いて、青印字(シアン+マゼンタ)の重
色ベタ印字を行い、記録画像の裏面側からマゼンタの光
学濃度を測定した。光学濃度が0.25以下であれば実
使用上特に問題ではないが、0.25を超えると裏側に
抜けていることが明確となり実使用上問題となる。
ェットプリンターを用いて、印字ドットの面積率が、5
0%となるように、ブラック、イエロー、マゼンタ、シ
アンの各色の単色印字した印字部分(50mm x 5
0mm)を、画像解析装置により濃淡画像の2値化を行
い、印字ドットの面積分布を計測した。評価値は、各色
の変動係数値の平均値を採用した。
出装置により行い、塗布長さに対する欠点の長さをもっ
て欠点率とした。欠点検出装置で、検出できる塗布欠点
は、ストリーク、スクラッチ等の未塗布部分のある欠点
と汚れ等の塗布過剰部であり、検出は、幅が、0.3m
m以上で、長さが2.0mm以上のものであれば検出可
能である。欠点の長さは、欠点部を削除するときの余白
を考慮して、欠点の前後に1mを加えた長さとして、例
えば、欠点の実際の長さが、0.1mの場合でも、欠点
の長さは、2.1mとなる。
晶質シリカ(ファインシールX-37B;徳山曹達社製)100部、
ポリビニルアルコール固形分濃度10%(PVA117、クラ
レ社製)600部、カチオン性染料定着剤固形分濃度3
0%(スミレース゛レシ゛ン1001;住友化学工業社製)67部、ア
セチレングリコールを0.7部添加したインク受理層塗
液(粘度43cps、表面張力52dyne/cm、固
形分濃度10%)を、塗布量6g/m2となるように、
カーテン塗布装置を用いて、インク受理層を塗布し、ス
ーパーカレンダー仕上をして、インクジェット記録シー
トを作製した。
ールの添加量を1.5部に代えて、粘度43cps、表
面張力30dyne/cmとした以外は、実施例1と同
一条件でインクジェット記録シートを作製した。
量を2.2部に代えて、粘度42cps、表面張力25
dyne/cmとした以外は、実施例1と同一条件でイ
ンクジェット記録シートを作製した。
%とし、粘度540cps、表面張力51dyne/c
mとした以外は、実施例1と同一条件でインクジェット
記録シートを作製した。
ールの添加量を1.5部に代えて、粘度420cps、
表面張力35dyne/cmとした以外は、実施例4と
同一条件でインクジェット記録シートを作製した。
ールの添加量を2.2部に代えて、粘度400cps、
表面張力27dyne/cmとした以外は、実施例4と
同一条件でインクジェット記録シートを作製した。
%とし、粘度1940cps、表面張力50dyne/
cmとした以外は、実施例1と同一条件でインクジェッ
ト記録シートを作製した。
ールの添加量を1.5部に代えて、粘度1900cp
s、表面張力33dyne/cmとした以外は、実施例
7と同一条件でインクジェット記録シートを作製した。
ールの添加量を2.2部に代えて、粘度1830cp
s、表面張力26dyne/cmとした以外は、実施例
7と同一条件でインクジェット記録シートを作製した。
%とし、アセチレングリコールの添加量を1.5部に代
えて、粘度2140cps、表面張力35dyne/c
mとした以外は、実施例1と同一条件でインクジェット
記録シートを作製した。
とし、アセチレングリコールの添加量を1.5部に代え
て、粘度36cps、表面張力30dyne/cmとし
た以外は、実施例1と同一条件でインクジェット記録シ
ートを作製することを試みたが、粘度が低すぎ、塗布層
が形成されず、インクジェット記録シートを得ることが
できなかった。
%とし、アセチレングリコールの添加量を2.9部に代
えて、粘度370cps、表面張力21dyne/cm
とした以外は、実施例1と同一条件でインクジェット記
録シートを作製した。
%とし、アセチレングリコールの添加量を0.4部に代
えて、粘度710cps、表面張力58dyne/cm
とした以外は、実施例1と同一条件でインクジェット記
録シートを作製することを試みたが、表面張力が高す
ぎ、塗布層が形成されず、インクジェット記録シートを
得ることができなかった。
施例5と同一条件でインクジェット記録シートを作製し
た。
例5と同一条件でインクジェット記録シートを作製し
た。
実施例5と同一条件でインクジェット記録シートを作製
した。
は、実施例5と同一条件でインクジェット記録シートを
作製した。
すように、インク受理層塗液の粘度を40〜2000c
ps、該塗液の表面張力を23〜55dyne/cmの
範囲に調整し、カーテン塗布装置を用いて、支持体に塗
布を行うことにより、印字濃度が高く、裏写り及び画像
濃度むらが見られず、塗布欠点の発生がないインクジェ
ット記録シートが得られる。
ぎ、塗布層が不均一になり、比較例2においては、該塗
液の粘度が低過ぎ、塗布線部が安定せず塗布を行うこと
ができなかった。比較例3においては、該塗液の表面張
力が低過ぎて、インク受理層の吸収性が高くなり過ぎた
ことにより、印字濃度がやや低く、裏写りの発生も見ら
れた。比較例4においては、該塗液の表面張力が高過ぎ
て、該塗液の濡れが起こらず、塗布を行うことができな
かった。比較例5〜8において、カーテン塗布装置以外
の塗布装置を用いた場合、画像濃度むらの発生及び塗布
欠点の発生が目立った。
く、印字濃度が高く、画像濃度が均一で、裏写りが発生
しないインクジェット記録シートが得られる。
略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体の両面或は片面に少なくとも1層
以上のインク受理層を設けてなるインクジェット記録シ
ートにおいて、該インク受理層塗液の粘度が40〜20
00cps、該塗液の表面張力が23〜55dyne/
cmであり、該塗液を該支持体上にカーテン塗布装置を
用いて塗布してなることを特徴とするインクジェット記
録シート。 - 【請求項2】 支持体の両面或は片面に少なくとも1層
以上のインク受理層を設けてなるインクジェット記録シ
ートの製造方法において、該インク受理層塗液の粘度を
40〜2000cps、該塗液の表面張力を23〜55
dyne/cmに調整し、該塗液を該支持体上にカーテ
ン塗布装置を用いて塗布することを特徴とするインクジ
ェット記録シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33613592A JP3353925B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | インクジェット記録シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33613592A JP3353925B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | インクジェット記録シート及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06183132A true JPH06183132A (ja) | 1994-07-05 |
| JP3353925B2 JP3353925B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=18296060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33613592A Expired - Lifetime JP3353925B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | インクジェット記録シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3353925B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997029901A1 (en) * | 1996-02-15 | 1997-08-21 | Materialise, Naamloze Vennootschap | Method and device for making a three-dimensional object from a hardenable liquid medium |
| JP2005154912A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Oji Paper Co Ltd | 印刷用塗工紙 |
| CN106000764A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-10-12 | 东莞市金隆机械设备有限公司 | 一种淋幕式涂装设备 |
| US9567713B2 (en) | 2004-05-13 | 2017-02-14 | Munksjo Arches | Method of producing decorative paper and decorative laminate comprising such decorative paper |
-
1992
- 1992-12-16 JP JP33613592A patent/JP3353925B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997029901A1 (en) * | 1996-02-15 | 1997-08-21 | Materialise, Naamloze Vennootschap | Method and device for making a three-dimensional object from a hardenable liquid medium |
| JP2005154912A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Oji Paper Co Ltd | 印刷用塗工紙 |
| US9567713B2 (en) | 2004-05-13 | 2017-02-14 | Munksjo Arches | Method of producing decorative paper and decorative laminate comprising such decorative paper |
| CN106000764A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-10-12 | 东莞市金隆机械设备有限公司 | 一种淋幕式涂装设备 |
| CN106000764B (zh) * | 2016-06-30 | 2018-09-21 | 东莞市金隆机械设备有限公司 | 一种淋幕式涂装设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3353925B2 (ja) | 2002-12-09 |
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