JPH0618442A - 検査装置 - Google Patents

検査装置

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JPH0618442A
JPH0618442A JP21195892A JP21195892A JPH0618442A JP H0618442 A JPH0618442 A JP H0618442A JP 21195892 A JP21195892 A JP 21195892A JP 21195892 A JP21195892 A JP 21195892A JP H0618442 A JPH0618442 A JP H0618442A
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JP
Japan
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waveform
signal
mode
sensor
level
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JP21195892A
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English (en)
Inventor
Koichi Kajiyama
康一 梶山
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ADOMON SCI KK
Original Assignee
ADOMON SCI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサーからの波形信号と基準レベル波形と
の時間的整合を図り、被検査物の異常を正確に検出する
こと。 【構成】 基準レベル波形とセンサー8からの波形信号
との位相を合わせるべく波形信号を遅延させる遅延回路
11を設ける。ローパスフィルタ13でCCDセンサー
8からの波形信号に含まれるパルスを抑制し、この抑制
した信号をレベル設定部15にこCCDセンサー8から
の波形信号に対する基準レベル波形を形成する。上記ロ
ーパスフィルタ13により基準レベル波形がCCDセン
サー8からの波形信号に対して遅れる。そこで波形信号
を遅延回路11により遅延させて、比較手段41の入力
側でレベル設定部15から入力される基準レベル波形と
CCDセンサー8からの波形信号との時間的な整合をと
る。したがって被検査物Aの異常を正確に検出すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はCCDリニアイメージ
センサーを用いて、光ディスクの傷、汚れ、異物等の欠
陥を光学的、電気的に検出する検査装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、CCDセンサーを用いてガラス
板、コンパクトディスク等の被検査物からの反射光また
は透過光により異物、ピンホール等を検出する装置が提
供されている。この装置にあっては、CCDセンサーか
らの波形信号に対するスレッショルトレベル波形を、該
波形信号から形成している。つまりCCDセンサーから
の波形信号に対するスレッショルドを絶対的な一定値と
した場合には、CCDセンサーの波形信号自体が変動す
るために、該波形信号と同様な変動を伴うスレッショル
ドを用いる必要がある。
【0003】そこで上記波形信号に所定の係数を加えて
基準レベル波形(スレッショルドレベル波形)を、CC
Dセンサーからの波形信号に対するスレッショルドレベ
ルとしている。そしてCCDセンサーからの波形信号
は、被検査物に傷、ピンホール等を検出した場合にはシ
ャープエッジなパルスを含む信号となるために、このパ
ルスを鈍らせる必要から、基準レベル波形を形成する前
にパルスの高周波成分を除去するためにローパスフィル
タを介在させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらかかる従
来例においては、上記ローパスフィルタを設けて基準レ
ベル波形を形成しているために、このローパスフィルタ
の存在により基準レベル波形がCCDセンサーからの波
形信号と位相が合わなくなり、つまり波形信号に対して
基準レベル波形が遅延して、被検査物の傷、ピンホール
等の異常を正確に検出できないという問題があった。
【0005】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、センサーからの
波形信号と基準レベル波形との時間的整合を図り、被検
査物の異常を正確に検出することが可能な検査装置に提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の検査装
置は、被検査物Aからの透過光または反射光を受光する
センサー8と、このセンサー8からの波形信号に含まれ
る被検査物Aの異常検出信号としてのパルス成分を抑制
するローパスフィルタ13と、このローパスフィルタ1
3からの出力信号に、ある係数を掛けて上記波形信号に
対する基準レベル波形を形成するレベル設定部15と、
レベル設定部15からの基準レベル波形とセンサー8か
らの波形信号とを比較する比較手段41と、この比較手
段41とセンサー8との間に設けられ、比較手段41に
おいて上記基準レベル波形とセンサー8からの波形信号
との位相を合わせるべく波形信号を遅延させる遅延手段
11と、比較手段41からの信号により被検査物Aの異
常を判定する判定手段42とを設けたことを特徴として
いる。
【0007】また請求項2の検査装置は、上記波形信号
に対して基準レベル波形をさらに遅延させる遅延回路4
3を備えたことを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1の検査装置においては、図1に示すよ
うに、被検査物Aからの光をセンサー8で受光し、セン
サー8からの波形信号を遅延手段11とローパスフィル
タ13に送る。ローパスフィルタ13てはセンサー8か
らの波形信号に含まれるパルスを抑制し、この抑制した
信号をレベル設定部15にてセンサー8からの波形信号
に対する基準レベル波形を形成する。上記ローパスフィ
ルタ13により基準レベル波形がセンサー8からの波形
信号に対して遅れることになるため、該波形信号を遅延
手段11により遅延させて、比較手段41の入力側でレ
ベル設定部15から入力される基準レベル波形とセンサ
ー8からの波形信号との時間的な整合をとって、比較手
段41により被検査物Aの異常の有無を比較検出する。
この比較手段41からの信号が判定手段42に送られ、
該判定手段42により被検査物Aの傷、ピンホール等の
異常の有無が判定される。このように比較手段41の入
力側でセンサー8からの波形信号と基準レベル波形との
整合がとられることで、被検査物Aの異常を正確に検出
することができる。
【0009】また請求項2の検査装置においては、遅延
回路43により上記波形信号に対して基準レベル波形を
さらに遅延させることで、ローパスフィルタ13を介し
た信号にシャープエッジが大きいパルスを含んでいて
も、その部分は比較する波形信号のパルスの部分より遅
れるために、被検査物Aの異常を正確に検出することが
できる。
【0010】
【実施例】次にこの発明の検査装置の具体的な実施例に
ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。まず本発明
の表面検査装置の全体の概略構成及び信号処理の原理に
ついて図5〜図7より説明する。
【0011】図5において、Aは被検査物であり、この
被検査物Aは、例えばコンパクトディスクである。この
被検査物Aは、例えばステップモータから成るモータ1
により回転駆動され、該モータ1はモータ駆動部2によ
り回転制御されるようになっている。本発明は上記被検
査物Aの表面に光を当てて、その反射光からディスク表
面の傷、汚れ、異物、ピンホール等の欠陥を光学的、電
気的に検出するものである。ランプ3からの光は投光用
光学系4を介して反射ミラー5により全反射して被検査
物Aの表面に投光している。そして被検査物Aの表面で
反射した光は反射ミラー6で全反射し、受光用光学系7
を介してCCDセンサー8にて受光される。ここで上記
ランプ3としては、例えばタングステンハロゲンランプ
が用いられ、光学系4、7には、例えばコンデンサレン
ズ系やコリメータレンズ系が用いられる。そしてCCD
センサー8には、高速駆動タイプのCCDリニアイメー
ジセンサーを用いている。
【0012】上記CCDセンサー8の出力はCCDドラ
イバ9により信号増幅されて、次段のA/Dコンバータ
10及びローパスフィルタ(LPF)13に入力されて
いる。CCDドライバ9の出力信号は、異物やピンホー
ル等を検出した場合には、基準レベルに対して信号が上
下に変動する。この上下に変動する信号を検出するのに
スレッショルドレベルを用いて検出するが、検出信号自
体が変動するため、上記スレッショルドレベルを絶対的
な一定値とした場合、誤検出するおそれがあるため、上
記スレッショルドレベルもCCDセンサー8からの検出
信号の変動に応じて変動させるようにしている。
【0013】上記変動するスレッショルドレベルを生成
するのにローパスフィルタ13を用いている。つまりC
CDセンサー8の出力は、ピンホールや異物を検出した
場合には上下に突出するパルス状の信号を含むので、こ
の急峻な変動を抑えるためにローパスフィルタ13を用
いて滑らかに変化するスレッショルドレベルを生成して
いる。
【0014】そしてスレッショルドレベルを生成すべく
ローパスフィルタ13を用いることにより、スレッショ
ルドレベルが時間的に遅れることになる。したがってC
CDセンサー8からの出力信号と、この出力信号と比較
するスレッショルドレベルとが対応できなくなる。
【0015】そこでA/Dコンバータ10の次段に遅延
回路(デジタル・ディレイ・ライン)11を設けこ、C
CDセンサー8の出力信号とスレッショルドレベルとの
時間遅れをなくして、両者を正確に対応させている。ま
た上記遅延回路11の出力のデシタル信号をD/Aコン
バータ12にてアナログ信号に変換し、D/Aコンバー
タ12の出力信号とローパスフィルタ13からの信号を
信号処理回路14に送っている。なお上記各回路10〜
14で制御部31を構成している。
【0016】マイクロコンピュータ等で構成される信号
処理回路14は図6に示すような構成となっており、上
記スレッショルドレベルを所定の値のレベルに設定する
レベル設定部15と、レベル設定部15により設定され
たスレッショルドレベルとCCDセンサー8からの出力
信号とを比較するコンパレータ16〜19と、これらコ
ンパレータ16〜19の出力を得て被検査物Aの傷、ピ
ンホール、異物等に対応した2値化パルスを発生させる
判定部20と、判定部20の判定結果や被検査物の傷や
ピンホール等の位置を記憶しておくメモリ21と、パソ
コン23との間のデータの入出力を行う入出力インター
フェイス(I/O)22等で構成されている。
【0017】上記判定部20の判定結果の2値化パルス
列データはメモリ21に格納されると共に、逐次パソコ
ン23で読み出しながらデータの演算処理を行い、カラ
ーCRT24により上記判定結果とほぼ同時に欠陥部位
のマッピング表示を行って欠陥のイメージを瞬時に知る
ことができるようにしている。またプリンタ26により
上記判定結果等を出力可能なようにしている。25はキ
ーボードである。なお図5のは、図6のと対応
している。
【0018】次に図5、図6及び図7に基づいて傷、ピ
ンホール、異物等の欠陥を検出する2値化パルスの発生
の信号処理の原理について説明する。まず光学系にてC
CDセンサー8上に像が結ばれると、CCDドライバ9
内の処理によりビデオデータが出力される。このビデオ
データを基に制御部31にてコンピュータ処理できるレ
ベルまでリアルタイムで信号処理を行う。このビデオデ
ータを取り込んでから2値化パルス(傷2値化パルス)
発生までの原理を以下に説明する。
【0019】なお具体的な例として、被検査物Aとして
オーディオコンパクトディスクをモデルとした場合につ
いて説明する。図7(a)のSHパルス(源信号)は、
CCDセンサー8の1ライン分のスキャンタイミングを
示す信号であり、制御部31の入力端での波形である。
【0020】図7(b)に示すSHパルス(補正後)
は、各種の2値化パルス(傷2値化パルス)を取出す過
程でいろいろな波形処理を行う際に、処理するたびにど
うしても波形が遅延するため、最も遅延する遅延時間T
1相当分をシフトレジスタにて遅延させ、2値化パルス
位置との関係を補正したSHパルスである。
【0021】図7(c)はCCDドライバ9より出力さ
れるビデオ生波形を示し、同図(a)と同様に制御部3
1の入力端での波形である。図7(d)はサンプリング
区間パルスを示し、ビデオ波形のバックグラウンドレベ
ルに追従させるために、図7(c)のビデオ生波形をサ
ンプリングする場合に、このサンプリングする区間を決
めるパルスである。
【0022】また図7(e)はサンプリングビデオ波形
であり、各種のスレッショルド波形を生成する上で基本
となる波形である。そして図7(d)に示すサンプリン
グ区間パルスの出ていない区間は、ホールドレベル区間
として前回のスキャンのサンプリングテイル位置でサン
プリングしたレベルが次のスキャンのサンプリングヘッ
ド位置までホールドされるようになっている。
【0023】ここで本検査装置は、被検査物Aの傷やピ
ンホール等の種類に応じて検査方法を3つのモードを有
しており、その検査結果に対応した2値化パルスを発生
する上で3種類のモード(Aモード、Kモード、Dモー
ド)に分けて信号処理を行っている。なおこの3種類の
モードは各モード別に検査できると共に、各モード同時
に検査を行うことができるようにもなっている。
【0024】図7(f)に示す波形は、A・Kモード波
形であり、Aモード2値化パルス及びKモード2値化パ
ルスを生成する際に、コンパレータに入力される検査対
象となる波形である。そして上記(b)の場合と同様
に、最も遅延するスレッショルド波形の遅延時間T1相
当分をデジタルディレイライン(遅延回路11)にて遅
延させ、2値化パルス位置との関係を補正したビデオ波
形である。
【0025】図7(g)はKモードスレッショルド波形
であり、Kモード2値化パルスを生成する際に、コンパ
レータ16に入力されるスレッショルドレベル波形であ
る。ここでこのKモードスレッショルド波形は、A・K
モードビデオ波形のバッグクラウンドレベルに対して1
00%以上200%未満の範囲で使用している。このK
モードスレッショルド波形は、信号処理回路14のレベ
ル設定部15により生成される。そしてコンパレータ1
6で、A・Kモードビデオ波形とKモードスレッショル
ド波形とが比較されて、上述のKモード2値化パルスを
発生するようになっている。
【0026】また図7(h)はAモードスレッショルド
波形を示しており、Aモード2値化パルスを生成する際
に、コンパレータ17に入力されるスレッショルドレベ
ル波形である。またこのAモードスレッショルドレベル
は、A・Kモードビデオ波形のバックグラウンドレベル
に対して100%以下で使用する。このAモードスレッ
ショルド波形はレベル設定部15で生成され、コンパレ
ータ17でA・Kモードビデオ波形とAモードスレッシ
ョルド波形とが比較されて、上述のAモード2値化パル
スを発生するようになっている。
【0027】図7(i)はKモード2値化パルスを示
し、Kモードスレッショルドレベルに対してA・Kビデ
オ波形レベルが高くなったときにHレベルとなるパルス
である。被検査物Aの表面に傷などにより反射率が高い
部分ではこれが検出されて、Kモード2値化パルスが発
生する。なおコンパクトディスクの内外周の鏡面部のよ
うに、反射率の高い部分はKモードでは傷と見なすた
め、これを防ぐためにKモードのみサンプリング区間以
外の区間を強制的にマスク(ハードウエア強制的マス
ク)し、傷検査対象範囲より除外している。
【0028】図7(j)はAモード2値化パルスを示
し、Aモードスレッショルドレベルに対してA・Kビデ
オ波形レベルが低くなったときにHレベルとなるパルス
である。被検査物Aにピンホールが存在する場合には光
が反射しないので、このブロック2でA・Kビデオ波形
レベルが低くなるため、Aモード2値化パルスか発生す
る。
【0029】ここでDモードの2値化パルスを取り出す
際に、スレッショルド波形をホールドさせるが、ホール
ドパルスを発生させるため、Dモードよりも先行させた
D’モードというモードを設けている。したがって図7
(k)に示すD’モードビデオ波形は、ホールドパルス
を発生させるためにのみ使用されるものである。
【0030】また図7(1)に示すD’モードスレッシ
ョルド波形は、上記(k)と同様に、ホールドパルスを
発生させるために使用している。
【0031】図7(m)に示すD’モード2値化パルス
(ホールドパルス)は、D’モードスレッショルドレベ
ルに対して、D’モードビデオ波形レベルが低くなった
ときにHレベルとなるパルスである。この場合Dモード
スレッショルド波形を一時的にホールド状態にする。こ
のD’モードスレッショルドレベルはレベル設定部15
で生成され、コンパレータ18に入力されて比較され、
D’モードビデオ波形よりD’モードスレッショルドレ
ベルの方が高い場合に、D’モード2値化パルスを発生
する。
【0032】図7(n)に示すDモードビデオ波形のD
モードとは、Aモードでは検出が困難なビデオ波形の落
ち込みが浅くて広い傷、例えば通称シルバーなどのよう
な傷を検出するためのモードである。この浅くて広い傷
の成分のみを取出すために、図7(f)のA・Kモード
ビデオ波形に対して、ローパスフィルタ32(図6)を
通した波形をビデオ波形としている。
【0033】このローパスフィルタ32を通したDモー
ドビデオ波形とレベル設定部15で形成したDモードス
レッショルド波形とがコンパレータ19で比較され、D
モードスレッショルド波形の方がDモードビデオ波形よ
り高い場合に、図7(p)に示すDモード2値化パルス
を発生する。
【0034】また図7(o)はDモードスレッショルド
波形を示し、Dモードビデオ波形の浅くて広い落ち込み
にスレッショルドを掛けるために、ビデオ波形よりも位
相を遅延させたスレッショルド波形を使用している。他
のスレッショルド波形と異なる点は、一旦ビデオ波形の
落ち込みがスレッショルドレベルより低くなったとき
に、上記のD’モードのホールドパルスによりスレッシ
ョルド波形レベルのビデオ波形の追従動作を一時的に中
止し(ホールド)、水平なレベルに維持させる(図7
(n)(o)参照)。そしてビデオ波形の落ち込みが終
わり、スレッショルドレベルより高くなると、次に説明
するホールド解除パルスにより再びスレッショルドレベ
ルはビデオ波形に追従する。なおDモードスレッショル
ド波形は、Dモードビデオ波形のバックグラウンドレベ
ルに対して100%以下で使用する。
【0035】図7(p)はDモード2値化パルス(ホー
ルド解除パルス)を示し、Dモードスレッショルドレベ
ルに対して、Dモードビデオ波形レベルが低くなったと
きにHレベルとなるパルスである。またパルスの立ち下
がりが、上記のスレッショルドレベルのホールド解除の
役目をしている。
【0036】ここで図7に示したソフトウエア強制的マ
スクについて説明する。CCDセンサー8のビデオ出力
には、ダミー画素といってSHパルスの前後にビデオ波
形の全く現れない部分及び現れても信頼できない部分が
必ず存在する。このダミー画素の数はCCDの形式によ
り異なるため、ソフトウエアにより自動的にCCD型式
を読み取り、型式に応じたダミー画素の区間を強制的に
マスクを掛けている。なおこのマスクエリアは、Kモー
ド、Aモード、Dモードに共通している。
【0037】またユーザーマスクは、以下のマスクをい
う。すなわちディスクの検査対象範囲とする内径寸法及
び外径寸法を、パソコンのキーボードにより入力するこ
とにより、検査対象外のエリアが自動的にマスクされる
ようになっており、これをユーザーマスクという。また
このマスクエリアは、上記と同様にKモード、Aモー
ド、Dモードに共通している。
【0038】なお図5に示すブロック図において、被検
査物Aの光による検査は、いわゆる反射型の場合を示し
ているが透過型で構成してもよい。また被検査物Aへの
入射角を垂直に対して傾斜させているが(例えば、垂直
に対して10°)、入射角を垂直にして反射型あるいは
透過型で検査をする構成としてもよい。
【0039】次に本発明の要旨についてさらに詳述す
る。図1は図5の概略システム図を示し、図1の遅延手
段11が図5の遅延回路11に対応し、またコンパレー
タ16が比較手段41と対応している。上述のようにA
/Dコンバータ10とD/Aコンバータ12との間にデ
ジタルの遅延回路11を設けることで、CCDセンサー
8の出力波形を鈍らせることなく(シャープエッジを特
徴とする欠陥からの信号を維持しながら)信号を遅延
し、ローパスフィルタ13を通して時間的にシャープエ
ッジの信号を殺したために遅延したスレッショルド波形
(基準レベル波形)との時間的な整合をとることができ
る。
【0040】図2(a)は遅延回路11の出力信号であ
る波形信号(ビデオ波形)を示し、(b)はCCDセン
サー8からのローパスフィルタ13を通してシャープエ
ッジの部分を除去したスレッショルド波形(基準レベル
波形)を示している。上記遅延回路11を設けないと、
図2(a)に示す波形信号は、(b)に示す基準レベル
波形よりも時間的に早い信号となる。しかし本発明では
上記遅延回路11を設けていることで、図2(a)の波
形信号と、(b)の基準レベル波形とは位相を同じにし
ている。
【0041】ここで図2(b)に示す波形に、レベル設
定部15においてある係数を掛けることで、図2(c)
に示す所定の基準レベル波形を形成し、波形信号に対す
るスレッショルド波形を形成している。
【0042】図2(c)に示すように、波形信号と基準
レベル波形とは比較されて、波形信号が基準レベル波形
より低い部分で図2(d)に示すような2値化パルスを
発生し、傷、ピンホール等の被検査物Aの欠陥を検出す
ることになる。
【0043】(実施例2)図3及び図5は実施例2を示
し、CCDセンサー8からの波形信号のシャープエッジ
が大きい部分は、ローパスフィルタ13を通しても図2
(b)に示すようにその影響が残り、元のシャープエッ
ジに対応した凹凸ができてしまう。
【0044】この場合、図3(a)に示すように、CC
Dセンサー8からの波形信号と基準レベル波形とを比較
しても、基準レベル波形もシャープエッジが大きいとこ
ろでは波形信号と同様にレベルが落ち込み、欠陥を正確
に検出することができなくなる。
【0045】そこで図4に示すように、遅延回路43を
設けて基準レベル波形を図3(b)の状態から(c)に
示すように時間的に遅延させるようにしている。したが
って図3(d)(e)に示すように、シャープエッジが
大きい箇所においても正確に2値化パルスを発生させる
ことができて、被検査物Aの欠陥を正確に検出すること
ができるものである。
【0046】なお図4において遅延回路43をレベル設
定部15の後に設けたが、レベル設定部15の前に設け
てもよい。また遅延回路11、43の構成としては、基
準レベル波形と時間的に整合がとれるものであれば、ど
のような回路構成をとってもよい。また本発明では説明
上Aモードについて説明したが、上述のKモード、Dモ
ードについても全く同様に適用できることはもちろんで
ある。
【0047】
【発明の効果】請求項1の検査装置によれば、ローパス
フィルタにより基準レベル波形がセンサーからの波形信
号に対して遅れることになるため、該波形信号を遅延手
段により遅延させて、比較手段の入力側でレベル設定部
から入力される基準レベル波形とセンサーからの波形信
号との時間的な整合をとることで、被検査物の異常を正
確に検出することができる。
【0048】また請求項2の検査装置においては、遅延
回路により上記波形信号に対して基準レベル波形をさら
に遅延させることで、ローパスフィルタを介した信号に
シャープエッジが大きいパルスを含んでいても、その部
分は比較する波形信号のパルスの部分より遅れるため
に、被検査物の異常を一段と正確に検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の慨略ブロック図である。
【図2】実施例の動作波形図である。
【図3】実施例2の動作波形図である。
【図4】実施例2の概略ブロック図である。
【図5】実施例の本検査装置の全体の概略システム構成
図である。
【図6】実施例の信号処理回路のブロック図である。
【図7】実施例の2値化パルス発生の信号処理の原理を
説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
8 CCDセンサー 11 遅延回路(遅延手段) 13 ローパスフィルタ 15 レベル設定部 41 比較手段 42 判定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物(A)からの透過光または反射
    光を受光するセンサー(8)と、このセンサー(8)か
    らの波形信号に含まれる被検査物(A)の異常検出信号
    としてのパルス成分を抑制するローパスフィルタ(1
    3)と、このローパスフィルタ(13)からの出力信号
    に、ある係数を掛けて上記波形信号に対する基準レベル
    波形を形成するレベル設定部(15)と、レベル設定部
    (15)からの基準レベル波形とセンサー(8)からの
    波形信号とを比較する比較手段(41)と、この比較手
    段(41)とセンサー(8)との間に設けられ、比較手
    段(41)において上記基準レベル波形とセンサー
    (8)からの波形信号との位相を合わせるべく波形信号
    を遅延させる遅延手段(11)と、比較手段(41)か
    らの信号により被検査物(A)の異常を判定する判定手
    段(42)とを設けたことを特徴とする検査装置。
  2. 【請求項2】 上記波形信号に対して基準レベル波形を
    さらに遅延させる遅延回路(43)を備えたことを特徴
    とする請求項1の検査装置。
JP21195892A 1992-06-30 1992-06-30 検査装置 Pending JPH0618442A (ja)

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JP21195892A JPH0618442A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 検査装置

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JP21195892A Pending JPH0618442A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 検査装置

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JP (1) JPH0618442A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008145203A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Canon Inc 位置測定方法、位置測定システム及び露光装置

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JP2008145203A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Canon Inc 位置測定方法、位置測定システム及び露光装置

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